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エリカ・アライ
一般常識に欠け、会社の為にというよりは自分の好奇心を満たす為に研究を進める部下の研究員を、
それらより勝る技術力に対する畏怖で纏め上げている、ラムオン社の特殊技術開発部長。
[[久平]]の出身で、両親共が科学者という家に生まれ、
『パパ・ママの次に覚えた言葉は元素記号、遊ぶ玩具は実験道具、寝物語は科学書の朗読だった』という
凄まじい噂の持ち主であり、それ程に卓越した頭脳の持ち主でもある。
その様な環境で育ったからか、義務教育を終えると同時に非常に完成度の高い科学論文を書き上げ、
何とそれを直接ラムオン社に送りつけ、技術者としての採用を求めるという常識破りをやってのけた。
更に社の関係者は論文の内容を見て、これをあっさり認可。
前代未聞の義務教育終了後直通就職者が誕生してしまった。
折りしも、彼女が入社したのとほぼ同時に[[ノルド級>ノルド級突撃特化艦 ]]の各種装備の開発依頼が
[[ソレグレイユ]]のとある企業から舞い込んで来たのが上層部の不運であった。
彼女は、製造に掛かる費用や加工機械の規格などの問題を一切合切無視し、
この装備生産の為だけに他のパーツのそれと全く互換性のない専用生産ラインを新たに建造させたのだ。
都合の悪いことに、性能そのものが期待した値を大きく上回るものであった為、
予定の数倍に膨れ上がった値段にも企業側の担当者はあっさりとGOサインを出し、 軍部もそれを承認。
企画の担当者であるエリカを解任する訳にはいかなくなり、
以来、他の研究者以上の問題児である彼女を抱え込むことになった。
皮肉にも、エリカの技術を尊敬する開発部の部下達は尽く大人しくなり、
若く世間知らずな彼女一人を説得すれば彼らを特定の研究に専念させることは容易くなったが、
それが出来なかった場合の暴走度合は遥かに増してしまった。
その結果が、ラムオン社を変態企業と言わしめる原因である謎の品々
――彼女ら曰く、『私達の浪漫』――の開発である。
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