レゲイピス会戦

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レゲイピス会戦 [[第二次文明戦争]]における最大規模の戦闘。 [[ソレグレイユ]]の兵器群はどれも強力な破壊力を有しているが、その破壊力と引き替えに燃料の消費が激しい。 そのため、ソレグレイユ軍は伝統的に資源の確保を重視する傾向が強かった。 特に、[[レゲイピス]]に程近い[[ニイドウ>氷の街ニイドウ]]に建設された[[過熱炉>過熱却]]群はソレグレイユの生命線とも言える重要な燃料の搬出地であった。 これに目を付けた[[ユグドラシル]]は、過熱炉の破壊による敵の継戦能力の低下を狙い、急襲作戦、オペレーションウンディーネを発動させた。 作戦の根幹となったのは希少な[[Specter Demon]]から精製される[[D2兵器>デビルデバイス]]、Vision Unit。 これを搭載した輸送艦は敵に探知されることなく、兵員を輸送できる。 この機能を利用し、[[Evil Demon]]をD2兵器化した殲滅兵器‘Baster Unit’をニイドウにぶつけることが本作戦の目的であった。 作戦開始に伴いソレグレイユの領内深くに侵攻した襲撃部隊だったが、最新型のレーダーを装備した偵察部隊に発見されてしまう。 これにより奇襲から強襲に作戦を切り替えたユグドラシル軍はジャミングを解いてニイドウへと急ぐ。 一方偵察部隊から連絡を受けたニイドウ守備隊は、敵の攻撃を防ぐため全隊に出撃命令を出す。 互いに全速で移動する両軍は、ニイドウの南、[[レゲイピスの静かの湖畔]]にて激突した。 ユグドラシルはBaster Unitを投下。戒めを解かれた大量破壊兵器は地形をも変える攻撃を繰り出し、 [[ティーゲル>陸上決戦兵器ティーゲル]]と[[殲滅特化型重機装化騎士]]から編成されたニイドウ守備隊は連携攻撃による巨大兵器の撃退を狙う。 数時間の激闘の末、Baster Unitは活動を停止し、ニイドウ守備隊は任務を全うした。 しかし、疲れきった彼らがユグドラシルの残兵を追撃しようとしたとき、ニイドウから緊急連絡が入った。 ニイドウ守備隊が激闘を繰り広げていた頃、ニイドウの街に潜入する幾つかの影。 その正体は[[反逆者エラミー]]率いる‘[[リユニオン]]’。 彼女達は普段は厳重に警戒されているこの街が手薄になるこのタイミングを狙い潜入したのだった。 敵との戦闘に必死になっている司令部を欺き、過熱炉に進入、時限爆弾をセットした彼女達は、ニイドウ基地に忍び込み、その時を待つ。 そして、運命の時。 奇しくも敵巨大兵器撃沈の知らせに司令部が沸き立った瞬間、ソレグレイユの生命線は爆音とともに断ち切られた。 パニックになった司令部の隙を付き、基地のドックにまで入り込んだエラミー達は、 ニイドウ基地に配備されていた、万が一守備隊が敗北したときのために温存されていた ‘[[とある最新兵器>Valkyrie]]’を強奪。それに乗ってニイドウを脱出する。 この‘レゲイピス会戦’は、ユグドラシルは虎の子の兵器を、ソレグレイユはニイドウを失うという、両陣営に多大な被害をもたらすものであった。 後世の歴史家は、この戦いが第二次文明戦争の重大なターニングポイントとして位置づけている。 『爆音。銃声。そして、悲鳴。何もかも淵奈が焼かれたあの日と同じだ。違うのは、その火を放ったのは私たちということだけ。  ……私は、本当に人々のために戦っているのだろうか? ただの私怨から戦っているのだとしたら?  そんなことを考えていると、みんなが私を心配そうに見ていることに気づいた。そうだ、例え理由が私怨だろうと、  私に追いてきてくれる者たちがいるのなら、私が立ち止まるるわけにはいかない。  雑念を振り払い、リユニオンのリーダーとして指示を出す。  安堵して指示に従う彼らに感謝しつつ、私は前を見つめる。……振り返るのは、全てが終わってからでいい。』 ―――[[反逆者エラミー]]の回顧録より &tags()
レゲイピス会戦 [[第二次文明戦争]]における最大規模の戦闘。 [[ソレグレイユ]]の兵器群はどれも強力な破壊力を有しているが、その破壊力と引き替えに燃料の消費が激しい。 そのため、ソレグレイユ軍は伝統的に資源の確保を重視する傾向が強かった。 特に、[[レゲイピス]]に程近い[[ニイドウ>氷の街ニイドウ]]に建設された[[過熱炉>過熱却]]群はソレグレイユの生命線とも言える重要な燃料の搬出地であった。 これに目を付けた[[ユグドラシル]]は、過熱炉の破壊による敵の継戦能力の低下を狙い、急襲作戦、オペレーションウンディーネを発動させた。 作戦の根幹となったのは希少な[[Specter Demon]]から精製される[[D2兵器>デビルデバイス]]、Vision Unit。 これを搭載した輸送艦は敵に探知されることなく、兵員を輸送できる。 この機能を利用し、[[Evil Demon]]をD2兵器化した殲滅兵器‘Buster Unit’をニイドウにぶつけることが本作戦の目的であった。 作戦開始に伴いソレグレイユの領内深くに侵攻した襲撃部隊だったが、最新型のレーダーを装備した偵察部隊に発見されてしまう。 これにより奇襲から強襲に作戦を切り替えたユグドラシル軍はジャミングを解いてニイドウへと急ぐ。 一方偵察部隊から連絡を受けたニイドウ守備隊は、敵の攻撃を防ぐため全隊に出撃命令を出す。 互いに全速で移動する両軍は、ニイドウの南、[[レゲイピスの静かの湖畔]]にて激突した。 ユグドラシルはBuster Unitを投下。戒めを解かれた大量破壊兵器は地形をも変える攻撃を繰り出し、 [[ティーゲル>陸上決戦兵器ティーゲル]]と[[殲滅特化型重機装化騎士]]から編成されたニイドウ守備隊は連携攻撃による巨大兵器の撃退を狙う。 数時間の激闘の末、Buster Unitは活動を停止し、ニイドウ守備隊は任務を全うした。 しかし、疲れきった彼らがユグドラシルの残兵を追撃しようとしたとき、ニイドウから緊急連絡が入った。 ニイドウ守備隊が激闘を繰り広げていた頃、ニイドウの街に潜入する幾つかの影。 その正体は[[反逆者エラミー]]率いる‘[[リユニオン]]’。 彼女達は普段は厳重に警戒されているこの街が手薄になるこのタイミングを狙い潜入したのだった。 敵との戦闘に必死になっている司令部を欺き、過熱炉に進入、時限爆弾をセットした彼女達は、ニイドウ基地に忍び込み、その時を待つ。 そして、運命の時。 奇しくも敵巨大兵器撃沈の知らせに司令部が沸き立った瞬間、ソレグレイユの生命線は爆音とともに断ち切られた。 パニックになった司令部の隙を付き、基地のドックにまで入り込んだエラミー達は、 ニイドウ基地に配備されていた、万が一守備隊が敗北したときのために温存されていた ‘[[とある最新兵器>Valkyrie]]’を強奪。それに乗ってニイドウを脱出する。 この‘レゲイピス会戦’は、ユグドラシルは虎の子の兵器を、ソレグレイユはニイドウを失うという、両陣営に多大な被害をもたらすものであった。 後世の歴史家は、この戦いを第二次文明戦争の重大なターニングポイントとして位置づけている。 『爆音。銃声。そして、悲鳴。何もかも淵奈が焼かれたあの日と同じだ。違うのは、その火を放ったのは私たちということだけ。  ……私は、本当に人々のために戦っているのだろうか? ただの私怨から戦っているのだとしたら?  そんなことを考えていると、みんなが私を心配そうに見ていることに気づいた。そうだ、例え理由が私怨だろうと、  私に付いてきてくれる者たちがいるのなら、私が立ち止まるるわけにはいかない。  雑念を振り払い、リユニオンのリーダーとして指示を出す。  安堵して指示に従う彼らに感謝しつつ、私は前を見つめる。……振り返るのは、全てが終わってからでいい。』 ―――[[反逆者エラミー]]の回顧録より &tags()

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