境井 夢子(さかい ゆめこ) 英国から単身日本に渡って帰化し、貧乏な下宿学生生活を送りながら京都の大学で相対性心理学を学ぶ女学生。 英名はローザ・ヘルン(Rosa・Hearn) 当人はどちらかと言うと理系の頭をしているが、親がオカルトを研究していたのに影響され、 それらが混ざったようなものだろうという名前に対する先入観だけで 相対性心理学を学ぶことを決めたという少々大雑把に過ぎる性格だが、 努力を怠らない真面目さも持ちあわせており、 中でも、所属するオカルトサークル「まほろば」の仲間である星野月美、 顧問の時崎空と共に理論を発表した精神トランス装置は、 精神疾患などの効果的な治療方法となり得るという謳い文句に加えて、 [[次元科学]]の簡単な応用で作れると予想され、各界から大いに期待されていた。 しかし、仲の良かったというその二人が失踪したと知ってだろうか、装置の完成を目前にして自殺。 不思議なことに装置に関する全ての情報は破棄されており、 彼女自身も社会からあっという間に忘れられていった。 &tags()