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」を以下のとおり復元します。
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虚(ウロ) 

戦力が大幅に減ったことを確認し、ついに自らの手で
この世界全てを手中にする為に[[Creqrat Viorl]]が送り込んできた無人兵器。 
(この呼称は地球側のもので、Creqrat Viorl側の呼び名は地球人類には発音不可能) 

彼らの機体の特性として、機体が特定の物理的干渉を吸収し、
動力として取り込んでしまう特殊合金『ホロウニウム(仮称)』で出来ており、
[[次元兵器]]が非常に効きづらく、物理作用に訴える実弾系兵器も普通にやっては全く通用しない。
 
しかし、高熱が加わるとたちどころに融解し、その部位に触れたホロウニウムも連鎖的に融けていく為、 
熱線・光学兵器には滅法弱く、また物質としての構造自体を破壊する様な攻撃も防げない。
 
加えて、[[超能力]]では無理だがCreqrat Viorlに存在しない"属性のある[[マナ]]"を付加された攻撃もよく通じる。 
尚、内部には完全にスタンドアロンのAIを保持しており、一度放たれれば動力切れまで自動的に任務をこなすことができる。


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Creqrat Viorlにも"マナ"は存在する。
しかし、それは地球のそれとは異なり「自然物から発生するもの」ではなく、
「既に存在する物体から生成される物質」であり、属性を持たない"無色のマナ"なのである。

かつて、科学が未だ発展していなかった頃には、
Creqrat Viorlにも自然物から発生する"色(属性)を持つマナ"が存在していた。
しかし、過剰な科学の発展によって、あらゆるモノを人工的に創り出すことができるようになった結果、
Creqrat Viorlのマナの性質は次第に均質化していき、
現在では個々の属性を持たない"無色"の状態となっているのである。

また、Creqrat Viorlにも"魔術(に類似した技術)"は存在しているが、
それは上記の"無色のマナ"を動力源として、人工的に開発された超能力を引き金に、 
そして技術で作られた道具によって特定の現象を引き起こす技術であり、
この技術によって火や水などを発生させたとしても、
これもまた"人工的に創られたもの"であるためそこには"無色のマナ"しか宿らないのである。


これらの事情から、現在Creqrat Viorlでは"無色のマナ"しか存在せず、
"属性を持つマナ"を利用した攻撃への対策は遥か以前に消失していたため、
地球側の術者が放つ魔術や魔導兵器による攻撃は《虚》に対して絶大な威力を発揮するのである。 

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