Δ(デルタ)

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『試作型D3兵器Δ(デルタ)フルバーストモード』 

生産性を度外視し、フラッグシップモデルとして開発された4人の試作[[D3兵器]]の最初の一人で、 
7体もの[[悪魔]]の力を搭載した、火力のみで語るのならばなら間違いなくD3兵器最強の少女。 

対機動目標を念頭に高機動一撃離脱に特化した『ハイ・マニューバモード』と
[[魔導陣]]展開による術式発動により多数の砲門を召喚、7体分の悪魔の力を前方に放出する
『フルバーストモード』の二つの形態を持ち、さらに理性と引き換えに悪魔の力を解放することにより、 
『ハイ・マニューバモード』の機動力を保ったまま、全方位に『フルバーストモード』の火力を放つことが可能な
『ハイ・フルバーストモード』になることもできる。 

実戦テストにより脅威的な戦果を出したものの、
量産機であるデルタ・プラスではコストダウンのために様々な性能がオミットされており、 
試作機である彼女が事実上D3兵器の最大火力であるということになるだろう。 

孤独により心を弱らせていたため、[[モンモラス]]主導のもと、
架空の"父親"を与える予定だったが、摂政[[マイスナー]]の要望により彼を"父親"として慕うようになった。 

これはマイスナーが手ごろな手駒を欲しがったからであり、
唯一の心の拠り所に自分がなってやることで高い忠誠心を期待したためだという。 
この試みは成功し、マイスナーの指示のもと後の量産機にはすべてこの処置が施されることになった。 

[[第二次文明戦争]]末期まで各戦線で鬼神のごとき働きを見せ、
[[メルシュテル]]攻防戦ではマイスナー親衛隊として彼の身辺警護に当たる。 

しかし皇帝[[アーサー]]によるマイスナー暗殺とユグドラシル軍の指揮権奪還を目指した作戦を防ぐことはできず、
"父"の死を目の前で目撃し錯乱。所属軍を問わず多数の兵を滅殺した後、悪魔の力の暴走により自滅した。 

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