レザインⅠ級航宙輸送艦

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レザインⅠ級航宙輸送艦 - (2013/11/23 (土) 11:14:43) のソース

&image(003-356-04-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=567&file=003-356-04.jpg)

レザインⅠ級航宙輸送艦 

era2後期、[[ソレグレイユ]]軍が[[旧世界遺物]]のデータを元に開発した宇宙艦。 
輸送艦と銘打ってはいるが、[[魔法素>マナ]]砲や対空砲を始めとする十分な武装も搭載している。 

建国以来、旧世界遺物の解析を進めてきたソレグレイユは、
領内に残った遺跡の一つ『ランガト遺跡』の発掘調査の際、
偶然にも稼動状態にある旧世界の小型宇宙艇を発見した。 

この発見の報せに軍をはじめ多くの国民が沸き立ち、さらなる発展への期待が否応なしに高まった。 

そうして兵器産業省兵器開発局によって試作された小型宇宙艇の稼動データを元に開発されたのが本級である。 
単艦で大気圏を脱出できる推力と、完全武装の兵員一個師団、[[殲滅特化型重機装化騎士]]20名に、
次元戦闘機6機を搭載できる輸送能力を兼ね備えている。 

era2期の艦艇としては比較的大型の部類に入る。 
随伴する小型艇はウェランⅡ級連絡艇で、小規模人員輸送など多用途に用いられる。 

画像は完成したレザインⅠ級3隻すなわち『レザイン』『ワイアス』『アレンヌイ』の試験航行の様子で、
奥の惑星は旧世界において[[ルベディ・ウヌス]]と呼ばれた赤鉄の惑星である。 
しかしこの艦隊はルベディ・ウヌスに着陸することは出来なかった。
"次元の壁"の存在が邪魔をしたのだ。 


旧世界の人類によって次元航行が確立された頃、丁度地球周辺宙域に"次元の乱れ"が生じ始めていた。 
逆に言えば旧世界の人類が次元航行という技術を確立させた一つの要因が、この次元の乱れ、
すなわち地球上の各所で巨大な惑星が上空に出現するという現象の解析なのである。 

[[ジャッジメントデイ]]以降もそれは続き、主に『[[オールグリーン]]』の多くの地域で
所謂“惑星信仰”が生まれることとなった。 

この結果は、これ以降のソレグレイユの宇宙開発技術にさらなる発展をもたらした。
しかし、それにもかかわらずソレグレイユの科学者たちは、唇を噛んで悔しがったという。 
長い間追い求めてきたものに、すんでのところで届かなかったからだ。 

そしてまた、この結果がソレグレイユの[[久平]]に対する疑念を、さらに強めてしまったのである。 

[[外宇宙>Creqrat Viorl]]から忍び寄る[[巨大な影>傲慢なる神]]は、まだその姿を見せてはいなかった。 


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***―性能諸元―  

アサント社製42口径中型連装高角砲 42基 

レウト社製八連装対空噴進弾発射管 6基 

ワルナー社製78口径三連装魔法素砲 8基 

動力 スクラウディック社製 エイヴァル・ランガトGE-355A推力三連変動式 2基 
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『何故だ!?何故辿り着けない!! 
 私はこの研究に命を賭けた! 
 なのにまだ、何が足りないというのだ!!!』 
―――ある老科学者の手記より 

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