カイゼル・レギオン

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カイゼル・レギオン - (2014/04/18 (金) 00:27:31) のソース

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「カイゼル・レギオン」 

[[ユグドラシル]]を中心とした、魔法文明圏で広く遊ばれているボードゲーム。 
様々な個性を持った駒で軍団(レギオン)を編成し、互いに相手の皇帝(カイゼル)の駒を取りあう。 

基本的には単純な陣取りゲームなのだが、個性的なルールとして"コスト制"がある。 
これは全ての駒にコストが振り分けられ、
そのうえで互いのプレイヤーは規定されたコストの数値内に収まるように
好きな駒を配置するというものである。 

剣士(セイバー)や槍兵(ランサー)、弓兵(アーチャー)のようなコストの低い駒を大量に配置して物量で圧倒したり、 
魔術師(キャスター)や竜騎士(ライダー)のような高コストの駒で少数精鋭の軍団を作るなど、
その自由度は高い。 
駒の中には戦術的には弱くとも特殊な行動が可能な暗殺者(アサシン)のような個性的な駒もあり、
まさにプレイヤー次第で戦術は幾千通りにも広がっていく。 

また、編成の肝となる編成コストの数値はプレイヤー同士で気軽に決めることも可能で、
10体程の駒で軽いゲームを楽しんだり、大規模な対局を楽しむこともできる。 

記録の中で最長のゲームは様々な遊戯の愛好者として知られる
第9代皇帝・娯楽王[[アルベルト・ザオ・ユグドラシル>アルベルト]]が同好の士4人とで行ったもので、
総数5000を超える駒によって中断を挟みつつ[[エルセネウム]]の一室を占拠して行われたゲームは、 
プレイヤー間での同盟や裏切り、謀略や会戦、掴み合いのリアルファイトなど紆余曲折を経て半年後に集結した。 
(勝者は当時のユグドラシル軍参謀。なお勝ち逃げに不服を申し立てた3人により
その場で第2戦が開かれかけたが、各方面の政務の遅れに業を煮やした秘書官によって阻止された) 

その他にもコストに差異を作り、実力者が数の劣勢を覆すハンディキャップマッチやボードに工夫を凝らし、森や川、砦や町といったより戦略的なシステムを追加したもの 
(こちらはカイゼル・ライヒ(皇帝の国)という名で呼ばれ、プレイヤー人口は少ないがコアなファンは多い)
など様々な遊びの要素があり、多くの人々に愛されている。 

その記録は古く、「騎士王本紀」の一節にもこのゲームの雛形と思わしきゲームの記述があり、
伝統的なゲームと言えよう。 


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