神への反逆の報い

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  • 神への反逆の報い
    神への反逆の報い 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 殺された。 私の所為だ。私が、あの装置を造ってしまったから。奴らを見てしまったから。皆に相談したから。 殺されてしまった。 私が、二人を……■■■■。 「__」 声がした。無機質な床に倒れ伏し、己が血で赤い服を更に紅く染め上げた、私たちの恩師。 声がした。私の腕に抱かれて、か細く消え行く火を必死に燃やして、それでも何かを伝えようとする、私の親友。 『奴らに、渡してはならない』 『奴らを葬れる神殺しの力を』 『奴らを、私たちを、全てを育んできた、真の神の火を』 ...
  • 境井夢子
    ...見た〈向こう側〉 神への反逆の報い era1 人名
  • 時を超えて
    時を超えて 真の姿を現したDS-V2が、世界各地で襲い来る虚の群れを薙ぎ払っていたころ。 自らを覆う嘗ての殻を脱ぎ捨て、それのある悠久郷の結界を乗り越えてある艦(フネ)が飛び立った。 明らかに天人のそれでもなく、ましてやそれに劣る技術しか持たない筈の人類のものでもない奇妙な艦。 それに乗り込むのは、元から悠久郷に住まうリンティスタだけではなかった。 ディクティナ・ファリスの一族を始めとする、長い時の内に排斥され追いやられ続けたものたち。 ソレグレイユの前身であり、紅白合戦の後西方へと追放されたソルグレイユの強硬派の子孫。 賢精イズやアンリの森の魔女など、いつの間にか歴史から姿を消していた魔術師。 嘗て彼らは、悠久郷へ忘れられたものとして辿り着き、そして今この時、彼女に従ってこの艦を浮かべている。 『全てを思い出し』、『因果を捻じ曲...
  • 反逆の狼煙
    反逆の狼煙 反逆者エラミー率いるレジスタンス組織リユニオンのソレグレイユ方面支部による反抗が激化した。 第二次文明戦争の初期、久平の奪還によりソレグレイユ本土へと戦火が拡大した頃、 エラミーはソレグレイユ各地に潜ませておいた同胞らへ一斉打電。 「時ハキタレリ 反撃ノ狼煙ヲ上ゲヨ」 画像はとある都市部の一角。 事前に奪取していたソレグレイユの人型機動兵器を用いて、リユニオンは反攻を開始。 この時点でソレグレイユ各地では同様の作戦が激発し、後方から進軍してくるユグドラシル軍の足掛かりとなった。 本土奥地では敵戦力の足止めのために組織的な襲撃作戦を展開、各都市にいくつもの部隊を縛りつけた。 結果、沿岸都市の制圧に成功し、これ以後のソレグレイユ本土戦における大部隊の駐屯拠点となる。 第一次文明戦争より20年余り。 久平侵略中に結成され...
  • インデックス
    ...〈向こう側〉   神への反逆の報い   記憶   試験型霊力発動機中核部   ルシファー  星野月美 次元デバイス研究所  石神学   世界線   リーディング・ヴァーハイター   最期の世界線  次元デバイス   無線レンジ(仮) 目占女(マラノメ)  忘れられた鉱山 蛇昏地(ヘビクラツチ) 地名 火口都市ナガフ スチームヴィル クロニクル大図書館 技術 次元科学 異世界図鑑 飛行戦艦 δ(デルタ) クロネコ船団 現象 干渉地オーロラ 生物 オキシニドラゴン エデル・クライノト ガイアとポセイドンの化身 人工神「カオス」  光の精霊  憤怒の化身 執行官 大和の神々 その他 夕焼け小焼け ジャッジメントデイ以降 ジャッジメントデイ 大国によ...
  • 神の尖兵と過去からの反逆者
    神の尖兵と過去からの反逆者 ウラノス群の突然の攻撃から、全世界で勃発した地上旧人類対天人の全面戦争。 長期化して消耗した双方の残存戦力を結集し行われようとした最終決戦に、突然の闖入者が現れた。 漆黒に染まり、無機質ですらなく存在するのかどうかもあやふやな、謎の飛行物体。 空に浮かぶその円盤達は、唐突に戦闘領域にあるものを殲滅し始めた。 いきなり始まった無差別攻撃に惑い、放たれる熱線に焼かれてなす術なく消えて行く兵士達。 このまま両軍とも壊滅するかと思われたその時、大量の円盤が爆砕した。 そこに降り立ったのは、天使。 光り輝く枯れ枝のような翼を広げ、紫の鎧を纏って手に持つ赤槍を薙ぐ、巨大な禍々しい天使だった。 次々に円盤を葬り、猛々しく凶悪な咆哮を上げる天使を前に、 人類も天人も、ただ呆然と空を見上げる他はなかった。 ...
  • 反逆者エラミー
    era3の頃、ソレグレイユに生まれた少女。 ソレグレイユ脱走の後、ユグドラシルに逃げ込み、現地に潜伏。ソレグレイユの滅亡を狙う。 ソレグレイユ脱走から第二次文明戦争まで 父の死後、約1年の無為な生活を続けたエラミーは、苦渋で狂ってしまう前に、 父が死んだ試作円筒居住地区跡に赴いた。 そこでの葛藤から、父が死ぬ原因を作ったソレグレイユ政府を憎み、ソレグレイユからの脱出を試みた。 その際、ソレグレイユの実験動物に遭遇。 身分証明の必要がない浸水した貧民街に到着し、身を潜める。 その後、淵奈の一角に辿り着くも生き倒れ、とある一家に助けられる。 淵奈で数日を過ごしたある日、第一次文明戦争が勃発。 アルカディオによる淵奈爆撃の惨状を目の当たりにし、エラミーは気を失う。 2日後、淵奈跡地にて目を覚ました彼女は、自分を助けた少女に事のあらましを聞く。 戦争が...
  • リユニオン
    反逆者エラミーが率いるレジスタンス組織。 久平解放を目的としている。 関連項目 クワトロ・シグマ 愛と情熱の ジャン・R・ベアード 次元戦闘機SG-14ダイダロス 第4世代型対D2駆逐用決戦兵器Valkyrie『Type-Princess』 反逆の狼煙 レゲイピス会戦 era3 リユニオン 久平 組織
  • 敗北への『収束』
    敗北への『収束』 絶対的絶望。 地球人類が団結し、抗い続けたその結果は、完膚なきまでの敗北であった。 恒河の砂を全て浚って数えても足りぬ、満天の漆黒を埋め尽くす虚ろな光。 那由多の時を全て歩みに尽くしても届かぬ、細く永く続く希望への途。 無量大数の力を全て振り絞っても覆せぬ、世界を統べる則に背く理。 人類は、ついに屈した。 神の力に抗うという大いなる業の報いであると、諦めてしまった。 神達は大挙して地球へと渡り、次々と全てを飲み込んでいった。 しかし、未だに抗いを捨てない者達は、半ば死に体である『悪魔』を移動拠点として、次元の狭間と地球を彷徨っていた。 幾度も迎撃を受け、傷ついていく艦。そして同志達。 身も心も擦り減らし切った賢者は、それでも意思を揺らがせることは無かった。 そんな中、彼女は発見した。 艦の中枢、ブラック...
  • 悪魔開発
    悪魔開発 『死者の蘇生』という神への冒涜は、長い研究生活の中で次第にモンモラスの精神を擦り減らしていった。 そんな異常な精神状態の中で編み出された彼の独自の理論は、奇抜でありながらも不可能ではなく、 設備さえ揃っていれば十分に実現可能な現実的な発想だった。 但しそれは常人はおろか、同業の偏屈な研究者たちから見ても 到底手を出そうとは思わないような紙の上の狂気であった。 マイスナーに魔術研究院の院長の座に据えられてからの彼は、その潤沢な予算の下、 限られた家産を食い潰しながらでは不可能と投げ捨て、研究室で埃を被っていた狂気の多くを掘り起こした。 第二次文明戦争前後に開発された多くの兵器関連の新魔術・礼装は彼の発想の一部であり、 後世において大罪と評される”Dの兵器”は彼自身が原案をアレンジして産み落とした狂気と執念の産物である。 関...
  • ドラコニウス
    《狂王》ドラコニウス 《虐殺王》《黒衣の暴君》あるいは単純に《人喰い》と呼ばれ、恐れられている怪物。 月のない夜に犠牲者を求めて彷徨う悪鬼であり、戦争の狂気に冒された、 もしくは悪魔の呪いに蝕まれた古の王の成れの果てだと言い伝えられている。 言い伝えによれば―― 彼は、かつてオールグリーンの西部に存在したランツヴァルトという国の最後の王であり、 度重なる他国からの侵略や悪魔の襲撃をことごとく退けた勇猛なる英雄であったという。 しかし、絶え間なく続く戦乱は少しずつ、そして着実に彼の肉体と精神を蝕んでいた。 やがて彼は「より強大な、何者も寄せ付けぬほどに圧倒的な力を」と求めるようになり、 ついには『禁断の力』――とある悪魔との契約だったとも、太古に禁じられた邪法だとも伝えられている――を手にするため、 戦争で捕らえた捕虜や自国の兵士、さらには領内の...
  • イルミナート
    イルミナート・アリオスト 悪魔祓い教会・ロクタス大聖堂第31代大司教。 通常種の父と、ハーフエルフの母との間に生まれたクォーターエルフである。 柔軟な思考の持ち主で、教会であっても民間人の安全を脅かすものであれば 魔物対策も行うべきだという意見を持っている。 昔は少し狡賢いところもあったが、現在は基本的に温厚な性格で、誰に対しても丁寧な敬語で話す。 しかし、同時にまたその性格のために周囲に振り回されることも多い苦労人で、皮肉屋でもある。 僅かとはいえエルフの血を引き継いでいるため魔術の素養が高く、 杖型の魔術礼装『ケリュケイオン』を得物としている。 騎士の『ジークフリート』に並ぶ魔術師として最高の名誉である『アークメイジ』の称号を授与されている。 かつて第一次文明戦争に参加し、Stingray Demonの襲撃を目の当たりにしたため、 ...
  • 記憶
    記憶 嘗て。 地球人が文明の発展の極みを迎え、限りない栄華を享受していたその片隅で、 誰にも知られぬままその事件は起こった。 『神』を偶然観測し、その侵攻を予期して反抗の術を造り上げた者達。 神は、その反逆に対し裁きを下した。 開発を実際に行っていた星野月美と時崎空。そして、その発端となった観測者・境井夢子の殺害。 彼らが送り込んだ刺客は、狙い通りに星野と時崎を刺した。 そして、それを餌として境井を呼び寄せることまではうまくやった。 しかし、最後の最後で予定が狂った。 境井が、自らの命を贄とし、人ならざる者の操る術……魔術を行使したのだ。 その術は、襲いかかった刺客を、そしてその場にあった反抗の証を消し去ってしまった。 彼らはこれを、境井が自分諸共"力"を相手に渡さない為に何らかの手段で自爆したとして、その時点で介...
  • 悠久の社
    悠久の社 外側からの悠久郷の結界の管理をレドールから任されている一族が崇める神の社。 図の少女は、今代当主の巫女だ。 彼らはリンティスタという種族が成立する以前から連綿と旧態の神への信仰を伝える一族で、 魔法素の扱いにも長けるものが多いために、レドールが特に命じてこの役職を任されたという。 彼らの役割は、内側に住む同胞の安寧を護る為に、唯己の平穏を望む心を捨てて 表から結界を管理し、郷の話が伝わり、悠久郷が再び現実となることの無いよう 関連の伝承を漏らさずに保持し続けることだ。 『気がつくと、見覚えのない部屋で床に就いていた。起きだして辺りを探ると、一人の少女が現れて、 私が彼女の家の近くで行き倒れていたから助けたという旨の説明を受けた。 どうにも記憶が曖昧だが、他に信ずべき言葉を語る者もいない。 とりあえず、彼女の言うこ...
  • 悪魔術師の反乱
    「悪魔術師の反乱」 ユグドラシル第12代皇帝オットー・エル・ユグドラシルの戴冠式の日に発生した事件。 当時大陸の北部を中心に勢力を伸ばしていた教団《深緑の使者》と ユグドラシル軍の人間が結託して引き起こした内乱である。 武闘派であった新皇帝オットーの希望により行われることとなったカーメイオンでの観艦式を、 教団の最高戦力である上級悪魔を投入し襲撃。 皇帝と軍上層部の人間をまとめて暗殺し、さらに首都ファンタズムにて軍の内通者がクーデターを起こし、 二重の衝撃でユグドラシル軍の指揮能力を麻痺させる。 そうして烏合の衆となったユグドラシル軍を悪魔術により補強したアースガルズ軍で徹底的に叩き、 最高権力者と戦力を一度に失い怖気づいた帝国議会に降伏を迫る。 それが、この反乱の完璧な計画であった。 しかし、観艦式を襲撃した悪魔は艦隊に多大な損...
  • 悪魔祓いの反乱
    《悪魔祓いの反乱》 ユグドラシルの軍拡路線、特にD2兵器の研究に教会は何度も反対したが、受け入れられることは無かった。 それどころか、ユグドラシル側は『これまで調べてきた悪魔の情報を引き渡せ』という傲慢な要求を突きつけてきた。 これに反発した教会は、ロクタス大聖堂における会議の結果、ユグドラシルからの離脱を決定した。 この決定に先立ち、事前に皇帝の護衛を務めていたAランクの悪魔祓い(戴冠式においてアーサーの左に立っている人物)が、殆ど軟禁状態にあったアーサー帝を救出。 ベルカン水路を使ってライクネルに集結する他の悪魔祓いと共にロクタス大聖堂まで避難した。 この行動を受け、ユグドラシル軍はライクネルを包囲。皇帝アーサーの引き渡しを求めた。 それに対し教会は、誰も想像すらしなかった方法で難を逃れる。 まさに突入しようとした大軍勢の目の前で、...
  • ルシファー
    ルシファー ルシフェルがその総力を挙げて建造した、超弩級次元航行戦艦。 当時の次元科学の技術の結集、圧縮した十一次元の空間が元に戻ろうとする際に発生するエネルギーと、 元々十一次元に含まれるエネルギーを同時に利用する次元圧縮炉を主機に据え、 圧縮した次元空間をそのままエネルギーバレットとして発射する『次元砲』を始め、数多くの次元兵器を装備する。 当然の様に次元空間の航行能力を備え、更に次元空間を取り込む際に空間を歪めることで、 物理的な攻撃を遮り光学兵器等の射線を僅かにずらすこともできる障壁を展開できる。 Creqrat Viorlとの主戦場になると思われる十一次元で戦闘を行う限り悪魔的なまでの威力を誇る、 正に神へ背く者《ルシファー》の様な兵器であった。 しかし、この艦が威を振るう事は無かった。 『神』の襲撃と、誰にも知られない犠牲に...
  • シュニッツラー
    冒険作家 シュニッツラー era2中期に生きた通常種の女性。 ミスティ・コーストに住むある大資産家の家の長女として生まれるが、 男子の無い家の跡を継ぐ為に厳格な生活を送ることを余儀なくされたことから、 親への反発と自由への渇望を胸に夜影に紛れて屋敷を抜け出し、 以来当てもない一人旅で世界中を転々とすることになる。 この生活は出奔から十代の後半まで続き、その間に久平の片田舎に小屋を建て、 そこを拠点に旅をしながら自身の体験談を元にした冒険小説『好奇を欲する少女の冒険譚』 を書き始めた。 これを知ったソレグレイユの知人が、本人に許諾を得て出版社へ持ち込み自費で出版したところ、 世界で、特に印刷の技術が発達しているソレグレイユを中心に大きな反響を呼び忽ち有名人となった。 話題にされることを避ける意味合いでも暫くはライフワークとなった旅を続けるが、 ...
  • デモニックドレス
    《デモニックドレス/Demonic Dress》 悪魔の皮膚や骨格を素材として製造される戦闘用魔術礼装。 悪魔から摘出した魔力コアを組み込むことにより、装着者は通常の数倍の威力での魔術行使が可能となる。 第一次文明戦争後、魔術兵の火力増大を目的として研究・開発が行われ、 当時は、悪魔自体を兵器化したデビルデバイス(D2兵器)に対し、D2武装と呼ばれていた。 しかし、実用化のための実験中に昏睡、錯乱、あるいは発狂する被験者が続出したことから開発は中断され、 ユグドラシル政府はこの技術及び、研究が行われた事実そのものを『秘匿事項』として封印・抹消した。 なお、これらの「事故」の原因は、死骸に残留した魔力の影響だとも、人類に対する憎悪による呪いだとも噂されたが、 それを究明するための『再実験』をする訳にもいかないため、真相は不明のままである。 ――追記...
  • ジャン
    『愛と情熱のジャン・R・ベアード』 久平解放組織"リユニオン"の戦闘班のリーダーにして反逆者エラミーの未来の夫(自称)。 元々ソレグレイユのマフィア組織"マッシーニファミリー"が久平次元科学開発地区における支部としていた組織 『好母公社』の責任者だった過去があり、大量のソレグレイユ製の兵器と資金、 そして幾人かの歴戦の戦友を手土産にリユニオンに参画した。 かつて、失敗への懲罰として顔面に硫酸をかけられたことがあり、それ以来仮面を着用している。 失敗への恐怖から、苛烈なまでの戦い振りを見せていたため「死神のベアード」と呼ばれていたが、 当時対抗組織だったリユニオンのリーダーであるエラミーが戦いの最中に偶然自分の素顔を見てしまっても怯まず、 それどころか捕虜となった彼を丁重に扱い真摯に説得を試みる彼女の姿に心を動...
  • 淵奈爆撃
    淵奈爆撃 アルカディオによる淵奈への爆撃は、一般市民に莫大な被害を与えた。 一見何もない空から降ってくる大量の焼夷弾は彼等の生活の足である船を焼き払い、 水路を分断された住人達の避難が遅れたことも重なり、約15万の人命が失われた。 『なんということだ。私が遺跡の調査に行っている間に、何が起こったのだ?  淵奈の街は燃えていた。夕焼けの赤と炎の赤が重なり、真っ赤に染まっている。  見ず知らずの私を助けてくれたあの一家は無事なのだろうか? そもそもなぜこの国が攻撃されている?  成す術もなく見つめる私の横で、あの家の少年から借りた自転車が倒れる音がした。』 ―――反逆者エラミーの回顧録より era3 ソレグレイユ 久平 事件
  • 帰還への旅路
    帰還への旅路 ソレグレイユ次元開発地区の辺境に降り立ったアーサーら悪魔祓い一行は、 帝都帰還のその時を待ち、現地の教会に身を潜める。 帝都脱出から数週間後、ユグドラシル軍が久平奪還戦を開始。 機は熟したと、一路首都ファンタズムを目指して進むアーサーの前に、 幾度となく不穏な影が忍び寄る。 帝位を取り戻す為、彼は連れの悪魔祓いと共に戦場を駆けて行く。 era3 ユグドラシル 事件
  • アルバート
    龍騎士アルバート・ダービー 悪魔術師の反乱から第一次文明戦争までを戦い抜いた、ベテランの竜騎士。 カーメイオン士官学校を第32期生として卒業後、ユグドラシル海軍第2艦隊の空母防空飛行隊に配属される。 その後、悪魔術師の反乱とそれに端を発するアースガルズ戦役を経験し、そこでの戦績を評価され 20代の若さでユグドラシル空軍第3航空師団の第1飛行隊を預かるという出世を遂げた。 各師団に60、空軍全体で見れば400以上ある飛行隊のたかが一つとはいえ、 航空師団の最初の飛行隊の長ともなれば実質各師団長に次ぐ地位であり、 士官学校出身の龍騎士とは言え貴族でもない一般人の出自、 まして元海軍の出の人間がそのような地位になることに対しての風当たりは強かったが、 直属の上官であり彼にこの地位を与えた黒騎士の存在とその背後にある第7代突撃龍騎士団総団長の影、 ...
  • 幻灯機への試み
    《幻灯機への試み/Attenmps for lantern》 技術大国、兵器大国としてera2の終わりには圧倒的な武力を誇るソルグレイユも、 発展中期には国力の少しを兵器とは関係のない部署に回していたこともあった。 その一つが、この《幻灯機/lantern》である。 事の発端は、ある科学者がホログラム装置を海底からサルベージしたことだった。 彼は国に何回も研究費を回すように要請し、ついに少ないとはいえ、ある程度の費用を手に入れた。 彼の夢は、赤茶けた、荒廃した地球に見せかけでも緑を取り戻すことであったし、 同時に、愛娘の笑う姿を見ることでもあった。 研究成果は徐々に現れ始め、ついには、辺りを緑で覆われたように見せたり、 人に白い羽が生えたように見せることすら可能になっていた。 なお、この成果を報告した直後に、国家間の緊張が高まり彼の研究費は...
  • 試作円筒居住地区跡
    旧ソルグレイユ中核都市《試作円筒居住地区跡/ruin of pre-tube》 era3の幕開け。それはある意味、ソルグレイユにとっては開発と廃棄の新たな土地を提供しただけであった。 ソルグレイユをくみ上げた者達に残っていたのは、復興への凶悪なまでの渇望と、自分は死ななかったと言う驕りであった。 滅ぼされた大地を覆っていた大量の資源は彼らが独占した。彼らは新たな居住を試行錯誤した。 その過程で作られ、そして廃棄されたものがこれだ。 開発当初は生命維持用の大量の機械を天井に設置することが出来、次なる時代の住処として期待されていた。 しかし、次第に居住可能スペースの狭さ、採光量の無駄な低減などの欠点が指摘されるようになり、 ついには半円の直径が物理上の限界を迎えると、破棄された。 ただ、それまで試作品として様々な試験が行われていたこの構造体は打ち壊されず...
  • ウラノスへの来訪者
    ウラノスへの来訪者 ウラノスの一斉蜂起は、彼らの存在を認知していなかった人類を震撼させるのに、十分であった。 アルカディオを超える超高高度兵器によるロングレンジ砲撃は、先の大戦を乗り越えた人類に容赦無く降り注いだ。 雲の裂け目から、蒼穹の空から、次々と姿を現すウラノス。そこへ到来する人影二つ。 『これがウラノス。こんな馬鹿でかいものが、era2の始まりから空を飛んでたなんてな。』 「おい、どうするのだ若造。このまま潜入するのか?」 『ああ、今回の任務は偵察だ。こいつが地上に降りてくる確証もねえし、 今の内にルートを確保した方が良いからな。よし、もっと近くへ寄ってくれ。』 ―――反抗人類と鳥人の掛け合い(抜粋) era4 ウラノス群 事件
  • エクスカリバー級魔導特殊潜航艇
    HIYMS SSM-311 エクスカリバー級魔導特殊潜航艇 バーティミア級魔導潜水戦艦『グルヴェイグ』を奪取するべく、グランセリア要塞で急造された小型潜航艇。 アーサー一行が騎士団のバーティミア級『フォルセティ』でグランセリア要塞に入った際、 マイスナーは遂にアーサーを公の『反逆者』とし、 これを討伐する名目で指揮艦としてアンタレス級魔導特務艦三隻の建造を開始。 驚くべき速さでまず『アンタレス』を竣工させた。 2番艦『ベテルギウス』、3番艦『カノープス』も完成間近であったが、 一刻も早くアーサーの討伐を行いたいマイスナーが急かしたため、 『アンタレス』は『ベテルギウス』『カノープス』の竣工を待たずしてガルム級魔導駆逐艦37隻、 デュスノミア級魔導巡洋戦艦3隻、リユニオン艦隊の霊山(りょうざん)級航宙重巡洋艦7隻を率いて出撃した。 この数...
  • θ(シータ)
    《試作D3兵器θ(シータ)》 あらゆる局面に単機で対応可能というコンセプトで開発された、悪魔の力を与えられた少女たちの一人。 特徴がないのが特徴という意味ではΣ(シグマ)と似ているが、全ての点において遥かに上位の性能を実現しており、 火力ではΔ(デルタ)、機動性ではΗ(イータ)に一歩及ばないものの、 総合的な戦闘能力では頭一つ抜けた、非常にバランスの取れた万能機である。 魔術研究院で開発された接近戦用の凶装具「Messer(メッサー)」の出力を強化し、 同じく魔術研究院製の鎖型凶装具と合成することで、扱いにくさと引き換えに 射程の延長と多角的な運用を可能にした中近距離用の専用凶装具「Messerschmitt(メッサーシュミット)」を装備し 本人の元になった悪魔から受け継いだ幻覚魔術と合わせることで1VS1における圧倒的な戦闘能力を有している。 ...
  • ルーシャン窟への強制捜査
    『ルーシャン窟への強制捜査』 ヤードインに無数に存在するルーシャン窟への警備隊の立ち入り調査は、この街ではよく見る光景である。 この街から押収されるルーシャン(麻薬の一種)の量は年間で1000万トンに及ぶが、 廃棄されている量は一年で500万トンにも満たない。 つまり、押収されてから破棄されるまでの間に、実に半数のルーシャンが横流しにされているというわけである。 『緑色のアメーバが部屋の中を飛んでる。あっ今増えた、いや、減った。ちがう、僕がアメーバなんだ。  ふわふわと飛んでこの狭い部屋から出ることができるんだ。?違う、僕は出ようと思えば出られるんだ。  今日も通りをぶらついてきたところだ。だから、この扉をおして遊びにいこう。あれ、開かない。あけよ。  なんで出してくれないんだよ。出せ出せ出せ出せダセ出せだせダセダセダセダセダセ………』 ―――収監中のルーシ...
  • SG-14ダイダロス
    次元戦闘機SG-14ダイダロス ソレグレイユ軍の新型次元兵器。 その繊細なフォルムと裏腹に高い戦闘力を持つ戦闘機であり、 11次元跳躍機能や、強力な次元弾を搭載することにより 奇襲や離脱に特化した要撃機でもある。 元々第二次文明戦争に向けて開発されていたが、設計図を持って元研究員が久平へ亡命。 その結果、産業の自由化による企業競争で技術力が高かった久平が国防軍に配備してしまう 後の久平支配時に接収したものの、何機かは占領時のごたごたに紛れて行方知れずになった。 実際には、それらの機体は、後に反逆者エラミーの率いる久平解放を目的とした レジスタンス組織‘リユニオン’に渡り、貴重な戦力となった。 『どうやら追手はいないようだ。兵士から逃げた先が格納庫で、私に飛行機操縦の知識があったのは、幸運だった。  しかし、今後はどうしたものか。逃げる最中に下に見えた...
  • ネヴァージュ
    鏡面幻影都市 ネヴァージュ 鏡面夢幻回廊という出入り口を除いて、一切が外部から切り離された洞窟に造られている旧世界遺物の『都市』。 図は、反逆者エラミーがソレグレイユ政府に追われていた際に、ここへ偶然迷い込んだ時のものだ。 星のように見えるのは天井に埋め込まれている人工の発光体と思われるが、現在のところ正体は分かっていない。 都市の構造物は光をよく反射する鏡に極めて似た建材で造られており、 煌々と光る紛い物の空を綺麗に映し出している。 都市の内部には、数多くの娯楽施設と思われる建物があり、見る者の心を奪う美しい景観と合わせて、 この都市は極限られた――例えば、王族のような――者達だけが入ることを許された 遊興の場だったのではないかと推測されている。 しかし、現在ソレグレイユの目が捉えているのはその美しさではなく、 恐らくはera1から現在...
  • 深窓への招かれざる道化
    深窓への招かれざる道化 ソレグレイユのとある住宅街を少し外れた丘の上にその屋敷はある。 このあたり一帯の土地の大地主である資産家の屋敷で、 政界にも顔の利く主が何人もの奉公人を召抱えて住んでいる。 屋敷の主には年頃の娘が一人いる。 身体が弱く幼少の頃より屋敷の敷地から出たことはほとんどない。 ――世間知らずのお嬢様は、さぞ容易く手篭めにできよう―― 有名議員の御曹司、名の通った病院の院長の倅、大企業の跡取り息子、 果ては彼女の行動を監視し屋敷のどの通路を通るか割り出し、 伸びだした木の枝や梯子を使って手近な窓から彼女を口説きに来た街の二枚目。 これまで何人もの男が邪な心で彼女の下を訪れ、そのまま敢え無く撃沈していった。 父からの教えでどんな相手が危険かだいたい聞かされていたのもあるが、 目を見れば相手がどんな人間か察しが付いて...
  • グランセリア
    【海中要塞 グランセリア】 国でさえも知らない特殊な要塞。 岩の入り組んだところにあり、国の海中定期巡回を見事に逃れている。 この海中要塞は反国家の人が集まり、独自に兵器や武器を作り密かに国家を潰す計画を立てている。 反逆者エラミーも一時期ここの要塞に身を潜めていた。 関連項目 グランセリア内部 era2 era3 地名
  • ジャッジメントデイ
    人類の人類による人類の為の破滅。 歴史上最大の悲劇。 大絶滅。 旧世界から新世界への飛躍を目的とした制裁のようなもので、 地球人口の爆発と最悪な地球環境の為、一旦地球をリセットしてしまおうという考えから。 大国による世界各地に対する核兵器の投下および、地球表面を大量に周回していた人工衛星の落下をきっかけに、 密かに核を保持していた国も、報復のためにそれを大量に使用。 人口は急激な減少を見せ、人類の活動は完全に麻痺を引き起こした。 核の炎は別の報復の形をとって広がり、世界中に撒き散らされた熱量は地球極付近の氷を融解させ、水位を上昇させた。 そのまま、人類はあるものは辺境地域に、あるものは旧都市部にとどまり、生存を続けた。 関連項目 セレクトオーダー era1 事件
  • クロニクル大図書館
    【クロニクル大図書館】 西暦2070年代 これまでの人類の歴史を書き記した重要文献を世界中から集め、保管している大図書館。 今日に至るまでに残っている文献は、そのほとんどが紙媒体であるが、 図書館の建つ場所は書庫の保管に適しているため痛みも少ない。 しかし、何万という文献を保管している為に管理も難航し、劣化が進んでしまう文献も多々ある。 ここに勤める役員の仕事はそんな書籍の修復、或いはそのデータ化である。 ジャッジメントデイの数百年後、長らく人の手が入らなかったこの場所に、一人の少女が現れる。 『……はぁ、計画を。了解です。』  ガチャン 『チッ、上層部の豚共め。  計画はもう止められんが、奴らに一矢報いるくらいのことやらんと気が済まん。  幸いここは図書館。JDの射程範囲に入っていないここなら、2、300年くらいもつか』 ―――クロニク...
  • リーア
    ロクタス大聖堂付資料管理室長 リーア・マルスマン ロクタス大聖堂に所属する、Bランクの悪魔祓い。 ユグドラシル王立魔術学院を首席で卒業、 以降は流麗な水の魔術を用いる実力派の魔術師として出世を重ね、ある程度の地位を得る。 その腕前を買われて、大人数では被害の大きくなりそうな悪魔を単身で狩る独立部署に所属していたが、 グラナダ・マナシティ近郊に現れたBlaze Demonの討伐任務に失敗し重傷を負う。 その時の怪我が原因で顔に大火傷を負い、復帰後は常に仮面を着用している。 また、精神的ショックにより魔術を使えなくなっており、悪魔祓いとしての現場復帰は絶望的となる。 魔術が使えなくなったことから、本来なら除名となるところだったが、 本人の強い希望によりお情けで組織に残ることになり、ロクタス大聖堂の資料管理の仕事に就かされた。 ちなみに...
  • リバース・レイク
    通称"リバース・レイク" 空に輝く星と水面に写る星は同一であるが、現在立っている面と逆の面は1日進んでいることが観測されている。 向こうへ渡ることが出来るのは【遥か時を跨ぐもの】と呼ばれる能力者のみであると伝えられる。 era1 地名 異世界
  • 淵奈エルフ地区跡地
    《淵奈エルフ地区跡地、写真》 淵奈爆撃の後、旧淵奈近辺は戦争で家を失った住民達によって 一種の難民キャンプのような状況になっていた。 特に、この写真のように原型をとどめている市街地(記録によればエルフ達の暮らしていた地区であり、 石造りであったため焼失を免れたようである)は、病人や子供などが夜露をしのぐために住んでいたという。 しかし、両大国の分割統治のもと、難民達は親類縁者の元などに帰り、 行く宛もない孤児や異邦人などは貧民街へと流れ込んだ。 尚、後に有名になる反逆者エラミーもまた、この難民の中の一人だったという。 この写真は、こうして無人となった淵奈を写したもの。 撮影者によれば、左下の人間のようなものは、撮影時いなかったらしい。 これが、レンズについた埃なのか、はたまた別の何かなのか。 知ることはできないが、この写真を見たとき人々が感じる想いは...
  • 淵奈跡地
    淵奈跡地 淵奈爆撃はその日、半日を掛けて敢行され続け火災が収まったのは、その更に2日後のことだった。 多くの人命と住む家を失った淵奈の住民達は焦土と化した自分たちの街に戻り始めた。 焼け跡や分断された水路には炭と化した『人だったモノ』が横たわっている。 何処の誰とも分からぬそれらに、ある者は泣き崩れ、ある者は何の感情も抱かず、荒廃した街を目的も無く歩き回る。 街の外部には辛うじて残った家々が乱立し、そこを当面の寝床とする者も少なくない。 『顔に冷たい何かが際限なく当たり、私は目を覚ました。  最初に目に入ったのは、天井のない寂れた集合住宅の一室。隣には傘を差した少女。  事情を聞くと、あの場所で気を失っていた私を見つけてここまで連れてきたのだそうだ。  ここは淵奈の最北端に位置する、今は誰も使っていない廃墟。天井は元々無かったらしい。  そうだ、あの一...
  • 淵奈の一角
    《淵奈の一角/A corner of Huchina》 淵奈に多く見られる平屋の建物。 久平周辺の湿度の高く、蒸し暑い気候に合わせて、開口部の広い窓と影が最大になるように設計された家が立ち並ぶ。 ここは久平でも初期の頃にできた淵奈ゆえに、建物の内部構造も古く、所どころに寂れた空気がたたずんでいる。 奥側に見えるのは開発地区であり、島国ゆえに自給自足できない久平の(中立国ではあるが)大きな産業の一端を担っている。 『――しばらく、倒れていたらしい。ここ何日か水以外口にしていない。  躊躇いながらそういうと、彼らは私に食事をくれた。温い酒のようなものを飲み干すと、幾分体が温まった。  ここは久平。ここに潜伏していればソルグレイユも私を探し出すことが出来ない。もう少し、ここに滞在していよう。  部屋を風が通り抜けている。遠くから歓声が響いてくる。  こんな場所...
  • 狂王への怨嗟
    yujyruy
  • コスチューム
    コスチューム ユグドラシル廃図書館の蔵書に記されていた、変装術に用いる服飾の総称。 その種類は多岐に渡り、図に示したのは用いられることの多い三種類である。 順番に、従僕として潜入するためのメイド服、魔人(ケモミミ)に扮して情報を収集する為の付け耳、 志願者が多く明確な身元を問われないソレグレイユの兵器搭乗員に成りすますための女性用特殊防護服である。 元々は、廃図書館の管理を任されていた者が気まぐれで書庫に入り、偶然手にした本にこのような 変装術があることが記されており、これを隠密の手段として使えないかと上層部に報告した結果、見事に採用。 以降、ユグドラシル七師将が一人ザッバーハ率いる暗部ハサンで、殊に女性の構成員が重用している。 尚、この変装術は一部の高官の間で、「手軽に子飼いの諜報員を作れる」と大流行し、 合同で女性の私設諜報部隊を設立して構成員を密かに募集...
  • クワトロ・シグマ
    『クワトロ・シグマ』 反逆者エラミー率いる久平解放組織、「リユニオン」に所属する戦闘員にして諜報員。 詳しい経歴や出自は一切が謎だが、その戦果には目を見張るものがある。 リユニオン設立の頃からのメンバーではなく、エラミーの思想に賛同し中途参加した人物のようである。 正確な参加時期は不明だが、資料での初出がユグドラシルによるエラミー暗殺作戦において、 窮地に陥ったエラミーを救ったという記録であることから、その頃には組織に参加していたようだ。 第二次文明戦争の中期から後期にかけて、ユグドラシルとソレグレイユの双方を相手取った諜報戦の要として活躍し、 脆弱なリユニオンの戦力が敵に捕捉されることを防止し、中核の戦士として活躍した。 強力な魔術師だったようだが、他人に力を見せることを嫌悪していたらしく、 その力の詳細は明らかになっていな...
  • レゲイピス会戦
    レゲイピス会戦 第二次文明戦争における最大規模の戦闘。 ソレグレイユの兵器群はどれも強力な破壊力を有しているが、その破壊力と引き替えに燃料の消費が激しい。 そのため、ソレグレイユ軍は伝統的に資源の確保を重視する傾向が強かった。 特に、レゲイピスに程近いニイドウに建設された過熱炉群はソレグレイユの生命線とも言える重要な燃料の搬出地であった。 これに目を付けたユグドラシルは、過熱炉の破壊による敵の継戦能力の低下を狙い、急襲作戦、オペレーションウンディーネを発動させた。 作戦の根幹となったのは希少なSpecter Demonから精製されるD2兵器、Vision Unit。 これを搭載した輸送艦は敵に探知されることなく、兵員を輸送できる。 この機能を利用し、Evil DemonをD2兵器化した殲滅兵器‘Buster Unit’をニイドウにぶつけることが本作戦の目的...
  • 浸水した貧民街
    《浸水した貧民街/Flooded slum》 永世中立、平和主義を唱え、弱小国家が結束し誕生した久平と言う国家。 しかし、それは産業の自立と言う大きな枷を嵌めることとなった。 開発地区のもたらす恩恵はその島内で完結し、他の島に流出することはない。 つまり、実質的に久平内部の島同士は経済的な分断を行っていた。 ここは、開発地区を設置されなかった久平の一角。 水位の上昇を止めるのに必要な資金もその島内にはなく、そして、中立国の安全を求めた大量の異邦人が流入した地区。 衛生状態も決して良いものとは言えず、年に数回、『木』と呼ばれる居住区が縦方向に積集したものが倒れる事故も起きる。 身分を明かさなくても、どのような犯罪に手を染めていても、金が無くても、生きていける。 中立国家に世界の皺が少しづつ寄り集まり、倒れようとしている。 『異臭が鼻を突いた。...
  • Σ(シグマ)
    『試作型D3兵器Σ(シグマ) 能力発動形態』 D3兵器の量産に先立つ試作型として、幾多の犠牲の末に生み出された Δ(デルタ)、Θ(シータ)、Η(イータ)に続く4人目の試作D3兵器。 狂気の魔術師の好奇心により、ひたすら性能を高められたものの情緒が不安定な他の3人とは違い 戦闘力は控えめに、確固たる自我の確立というコンセプトの完成型として生み出された。 その確立された自我は、本来なら量産された少女達にも受け継がれるはずだったが 自我を持たない方がむしろ扱いやすく、戦闘力も落ちないということで、 結局そのデータが役立てられることはなかった。 そういった経緯により、おそらく唯一の「人としての自我を持ったD3兵器」として生きることになった彼女は、 本人の強い希望もあり情報部にて運用されることとなった。 一見すれば人間にしか見えない彼...
  • ソレグレイユの実験動物
    《ソレグレイユの実験動物/Solgreiyuu s creature》 era3の初期、ソレグレイユによって創りだされた生体兵器。 ソレグレイユも、ユグドラシル程ではないが、確かに生命を利用するという事を行なっていた。 ――ただし、ユグドラシルのそれよりずっと『工学的な』やり方で、である。 彼らの研究方針は『繁殖できる』『強力な』『生命ベースの』『兵器』である。 結果、機械類と融和性の高い軟体動物の一種が発見されたため、彼らはそれをいじって研究を行うことにした。 空気中に分散しているマナ(魔法素)を吸収、栄養変換サイクルに組み込み、 空中に浮遊できるだけの出力を生み出せる生体兵器が出来上がった。 体内には多くの金属イオンが取り込まれており、極彩色の体色をしている。 体長は横幅2.5メートルほどの巨大な生物である。 彼らはこれに繁殖能力を持た...
  • デニーピード
    《重なり合わせのデニーピード/dnimpeed,doubled palace》 ジャッジメントデイに伴い壊滅した無数の都市、その中の一つにある小さな教会だった場所。 今では無人の廃墟となっている。 現存時は小さいながらも凝った作りの教会として有名なところであった。 二つの礼拝堂とそれを分ける巨大な隔壁。一つの聖堂しかないように思わせる丸い屋根。 総ガラス張りにし、光の屈折を調節することにより室内を広く見せる天蓋。 それは長い時を経る間に二つの礼拝堂があるにもかかわらず外からは一つの建物のように見えるため、 『重なり合わせ』と呼ばれるようになった。 荒廃した現在では隔壁も半壊し、その驚くべき構造もほとんどが失われてしまった。 しかし、一年のある時期になると光が差し込む度に天蓋のガラスがまるで在りし日の教会の隔壁、 内部構造の輪郭をなぞるように屈折する。 ...
  • 霊土
    久平首都 龍陽京(たつひのみや) 霊土区 景水(けいすい)、蓮火(れんか)、紀雷(きらい)、皆光(かいこう)、崇風(すうふう)、 霊土(りょうど)、承闇(しょうあん)のマナに因んだ名を持つ7地区からなる久平の首都の1区画。 もともとの出典となったera2中期の宗教家行善の資料では、 景水(かげのみず)、蓮火(はすのひ)、紀雷(きのいかずち)、皆光(みなびかり)、崇風(たかかぜ)、 霊土(たまつち)、承闇(つぎやみ)と呼ばれていた。 航空機やエヴィングなどのモービル、地下鉄に船など交通手段が充実しており、 ソレグレイユとユグドラシルを行き来する商人の経由地でもある。 この霊土区は右の画像のように一部が海に面する地域であり、 各地から商人や貿易商が集まり、時にはルーシャンの密貿易も摘発される。 ソレグレイユ式建築とユグドラシル式建築が混在して...
  • ブルーノ・シュニッツラー
    ブルーノ・シュニッツラー 久平領淵奈出身の通常種男性。 かの有名な冒険作家シュニッツラーの血を引いている。 元々はera3の久平にて製造業に従事する傍ら、執筆活動を行っていた。 しかしソレグレイユ軍による淵奈爆撃で自宅を失い、 やむをえずソレグレイユ首都メルシュテル在住の旧友を頼ってセルタリスに移住した。 奇しくも先代シュニッツラーと似た境遇となった彼は、この時のことを後に自伝『鉄の焔』にて語っている。 移住後、幼少期に知った『放浪騎士アルカの戦い』を元に大幅なアレンジを加えて書き上げた 『英雄の詩』がベストセラーとなり、その後はメルシュテルで作家として活動する。 処女作が有名だが、戦記やホラー、推理などさまざまなジャンルの作品を手がける。 著作『御稜威の王』の中で淵奈爆撃を批判し、軍の体制の向上を訴えた。 知り合いがほぼおらず、...
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