げんしけんSSスレまとめサイト内検索 / 「アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】」で検索した結果

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  • 第801小隊シリーズ
    ...ート』【宇宙編】 アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】
  • アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】
    アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】 【投稿日 2007/01/14】 第801小隊シリーズ 「おい、隊長さん、起きてよ。」 「ん・・・?」 目が覚めると、空気が違うことが実感できた。 「ついたのか・・・。」 重力の心地よい疲労感も感じる。 「やっぱり、地球はいいな。」 「そうですね。」 すでに立ち上がり、出る準備を終えているリツコやアンたちを見て、 慌ててマダラメは立ち上がる。 「あ、すまん・・・。」 「なーに、さっき大変だったじゃない。」 「いや、それはお前たちもそうでしょ。」 「私達は気を張る必要はないからね。隊長さんはその辺大変だよね。ほら。」 そういって、アンはマダラメの手を引き、廊下に引きずり出す。 「では、いきましょうか。」 五人は順々に、シャトルから降りて行く。 「マダラメ中尉、お疲れ様でした!...
  • アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編2】
    アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編2】 【投稿日 2007/01/14】 第801小隊シリーズ クチキと田中の結婚式でまた会うことを確認し分かれ、 トラックに戻り仮眠を取るマダラメ。 その間にもトラックは進んでいった。 マダラメが目を覚ますと、懐かしの基地の近くであった。 「おぉ~、演習場じゃないかぁ・・・。」 「ああ、ここ覚えてるなぁ。」 マダラメの声に、ケーコも同じように声を上げる。 「懐かしの実家に戻る感覚ってこういうのなのかね~。」 「あれ?隊長さん実家は?」 「・・・戦争でなくなっちまったよ。親は一応生きてるけどな。」 そういって苦笑い。 「ああ・・・まぁ・・・みんなそんなもんだよね・・・。」 「そういえば妹さんもそうだったな。」 「うん。でも、なんかその気持ちよく分かるよ。実家に戻ってきたようなって。」 ト...
  • アフターストーリー『リツコ・レポート』【宇宙編】
    ... 第801小隊アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】 お楽しみに
  • 3月号予想・その一 アナザーストーリー
    その一 アナザーストーリー【投稿日 2005/12/25】 カテゴリー-3月号予想 管理人注 これはその一「点灯夫」を読んでからお読みになったほうが良いです 笹「朽木くん……いつから……?」 朽「笹原さんに並走してきたので最初からであります! いやー二人とも萌え萌えでしたよー………ひっ!? さ、笹原さん?」 笹原が見せたことのない凄い顔を迫ってくる 朽「い、いやこれはジョークでして……ひいっ!」 クッチーの胸ぐらを掴み、顔を近付け睨みつける笹原 朽「ひいいいいいい! ごめんなさい!ごめんなさい! もうしません!もうしませんから!」 いつもの笑顔に戻る笹原 笹「じゃ荻上さん帰ろうか」 荻上をおぶって歩きだす笹原 暗闇の中に完全に笹原が消えるのを見て 朽「あ、ああ、あああ!」 恐怖のあまり山道のど真ん中で失禁してしまうクッチー 朽「最...
  • ラブストーリーは突然に
    ラブストーリーは突然に 【投稿日 2006/07/24】 カテゴリー-斑目せつねえ 「うぃーす…ってアレ?」  昼。斑目がいつものコンビニ弁当を片手に部室のドアを開けると、そこには咲一人だけだった。  咲は斑目に気付くと、煙草を吹かしながら軽く手を上げる。 「斑目か。よ」 「私で悪ぅござんしたね」  斑目は側の椅子に腰かけると、袋から弁当を取り出す。 「あんた、毎日コンビニの弁当だよね」 「はは…自分じゃ作れ…ないこともないけど、朝はそんな余裕ねーし。作ってくれる人もいねぇからなぁ」 「そりゃ一生ねーよ」 「僕は今傷ついた」  弁当の蓋を取り、箸を割る。 「高坂は? 昼に一人なんて珍しくない?」 「あー、高坂も色々とあるみたいよ。私も忙しいけど」 「そっか」  ご飯を一口、お茶を一口。 「斑目さぁ」 「なに?」 「なん...
  • 第十八話・地球(ホシ)へ帰る
    第十八話・地球(ホシ)へ帰る 【投稿日 2006/06/23】 第801小隊シリーズ 俺は銃を握り締めながら考える。 ・・・人を殺すというのはどういうことなのだろうか。 今まで散々殺してきた俺がこんな事考えても意味はないのかもしれない。 だが・・・いや、だからこそか。 目の前の人間を殺せば、多くの人が助かることは間違いない。 それは、今までしてきた戦いだってそうだ。 ・・・・・・戦争なんてそんなもの。 しかし・・・そんな言葉だけじゃ納得できなくなってきている。 俺はこの引き金を引く事が出来るんだろうか? ・・・一人を殺して多くを助ける。 それが例え・・・悪人であっても許されることなのだろうか。 ・・・・・・答えは、もうすぐ出さなければならない。 「右舷、敵MSの攻撃が再開されました!」 サキが叫ぶ。振動が艦内を伝う。 「状況...
  • 3月号予想
    3月号予想 その一 点灯夫 その一 アナザーストーリー そのニ 正夢~恋は夕暮れ その三 2月号扉絵より その四 それなんてエロゲ その五 夢を見る方法 その五 続き その六 ある冬の日 その七 地雷を踏んだらコニョニョチワー その八 うつむく頃を過ぎれば TOP
  • 1月号予想・その七
    その七 飲み会の様子 【投稿日 2005/11/17】 カテゴリー-1月号 荻「大体ですねー、口を開けばコスプレ、コスプレって・・・、聞いてますか!大野先輩! 」 大「はっはいー、聞いてますよー」 荻「さあ、もっと飲んで!私の酒が飲めないんですか!」 大「荻上さん、もうそろそろやめたほうが・・・」 荻「私は大丈夫です!ささ、ぐぐっと!」 咲「あちゃー、大野よりひでえからみ酒だよ・・・。」 荻「春日部先輩!」 咲「はっはい!」 荻「オタクと付き合う先輩の苦労・・・、私だってですね、私だってですね・・・シクシク」 咲「うわっこんど泣き出した・・・(助けてー)」 惠子「だっ大丈夫すかねーこの女・・・」 荻「んー惠子さん・・・」 惠子「なっなに?」 荻「笹原さん、そっくり!きゃはははは」 惠子「あっ当たり前じゃん!兄妹なんだから。次は笑い...
  • 30人いる!
    30人いる! 【投稿日 2007/07/16】 ・・・いる!シリーズ 西暦2006年、一時は存亡の危機に立たされた荻上新会長政権下の椎応大学現代視覚文化研究会は、11人もの新入会員を迎え見事に復活した。 会員激増に伴なう部室の移転、親睦を図る為の海水浴、そして夏コミでの同人誌販売に3日間日替わりのコスプレと、数々のイベントを消化しつつ進み続ける新生現視研。 現在の次なる攻撃目標は学祭だ。 スーがクルルのコスを希望したことから始まって、話はケロロ小隊コス、そして夏コミで使ったベムとアルの着ぐるみコスも交えた「ウルトラファイト」風映画制作へと発展。 果たして現視研の映画制作は成功するのか? どうなる現視研! どうする荻上会長! 現視研の明後日はどっちだ! 主なオリジナル設定 荻上会長政権下での新1年生は11人で、さらに秋からはスーとアンジェラも加わ...
  • カテゴリー:斑目せつねえ
    カテゴリー 斑目せつねえ 完全に妄想SS 斑×咲 斑咲 告白その後 斑目と高坂 長い夜 天使達の午後SS版 遠い海からきたスー オタクの国のアリス 斑目告白その前 秘密の夜~失墜の魔法使い 斑目と恵子 斑目と恵子・続き 斑目と恵子? もう一つの未来 卒業式シリーズ 斑目の昼休み 斑恵物語 オタクはつらいよシリーズ こんな夢を見た 脈はあるのか 白い日 MとSの距離 タマネギ 恵子と斑目 妄想少年マダラメF91 壁 壁の向こう側 さくら 空の下、大切な場所 痛い話 夢のかがり火 言葉に出来ない まだらめの紐 ラブストーリーは突然に アンジェラ 斑目放浪記 ダラさん 一つの嘘 斑目ハーレム ベルバラ 恋と妄想の初詣 こんなEND まだらめメモリアル攻略日記 斑目、歩く 斑目、思う 真っ赤な誓い koy...
  • 『カエデ』
    『カエデ』 【投稿日 2006/12/20】 カテゴリー-笹荻  荻上千佳が笹原完士と水道橋駅の改札を出たのは、11月の終わりの日曜日のことだった。今日も空は高く、よい天気だ。朝の風はもう冬の冷たさだが、日中は小春日和の1日となるだろう、と出掛けに見た天気予報は伝えていた。 「……笹原さん、なんかニヤケてますよ?」  千佳の服装は普段とあまり変わらない。チノパンに重ね着のシャツに、ピーコートスタイルの薄手のコート。地元駅からここまでの1時間、世間話をしている間中も笹原は普段以上の緩んだ笑顔で千佳に接していた。 「いやー、ははは、ごめん。なんかさ、『デート』だなあって。カンゲキしてるとこ」  笹原も綿のパンツにセーター、ハーフコートというスタイルだ。 「まだ何回もしてないじゃない?こんなデートっぽいデート」 「んー、まあそうですね……秋葉原とか即売会とかとは、なん...
  • 完士とおたく工場
    完士とおたく工場 【投稿日 2007/07/21~08/07】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ ある見知らぬ国の見知らぬ町に完士という少年がいました。 完士の母親は加奈子 父親は総一郎 妹は恵子 その他 家族には母方のおじいさんの晴信じいさん。自称マムシ72歳と 父方の爺さんの光紀じいさんがいます。 いわゆるおたくファミリーですが、妹の恵子だけはなぜか一般人だ。 仕事は総一郎父さんが服の縫製をやっていたが、腱鞘炎で仕事ができなくなり 収入が激減、家計は大変な状態だ。 加奈子母さんがコスプレ(写真撮影料)をやって何とか食いつないでいる。 完士の住む町の大半は全世界におたグッズを供給しているおたく工場が占めている。 いわゆる企業城下町だ。 工場を経営しているのはウィリー・ウォンカという謎の人物。 ウィリー・ウォンカ製のおたグッズは世界中で大...
  • 17人いる!
    17人いる! 【投稿日 2006/08/14】 ・・・いる!シリーズ 注:データ量の関係でニ分割しています 前作「11人いる!」のオリジナル設定等のまとめ ①今年の新1年生は、男子5人女子6人の計11人です  (しかも9月にはスー&アンジェラも合流する予定) ②諸々の事情で卒業生たちは以前より顔を出すようになり、それもあって部室が手狭になったので、サークル棟の屋上にプレハブ製の部室を新設しました          ③斑目は相変わらず部室に昼飯食いに来てますが、4月以降は外回りの仕事も手伝っている(その為に普通免許取りました)ので、昼休み以外の時間帯にも時々部室に来ます ④作業着姿でガリガリでメガネで甲高い声でテンションの高い喋り方なので、斑目は1年生女子からシゲさんと呼ばれています ⑤クッチーは去年の秋頃から空手を習っています ⑥諸々の事情で、クッチ...
  • 実況!斑目家ホプキンス家結婚披露宴(序)
    実況!斑目家ホプキンス家結構披露宴会場(序) 【投稿日 2007/02/27】 カテゴリー-斑目せつねえ 【オープニング】 映像:ヘリが仙石原から芦ノ湖を超えて会場のホテルを空撮。 朽)「……卒業から7年の歳月が流れました。胸に宿るものが、今また、この瞬間に燃え上がろうとしているのでアリマス。 ……将来『第三新東京市』になるであろう、ここ箱根芦ノ湖畔に吹いているのは、湖からの湿り気を含んだ風。青空の向こうに遥かボストンを想いながら、めでたい角出のはじまりです」 映像:ホテル内披露宴会場をパン。参列者数100人弱の規模。その隅にある放送席がズームされると、礼服を着た朽木と久我山が座っている。 <朽>「みなさんコンニチワ! 本日は『椎応の総受け』こと斑目晴信先輩と、『ボストンの暴れロリ』ことスザンナ・ホプキンス嬢の結婚披露宴の模様を、会場の箱根フ...
  • 26人いる!
    26人いる! 【投稿日 2006/11/12】 ・・・いる!シリーズ この話を初めて読む方の為に、オリジナル設定等のまとめ ①今年の新1年生は、男子5人女子6人の計11人、さらに秋にはスー&アンジェラも合流します ②部室が手狭になったので、サークル棟の屋上にプレハブ製の部室を新設しました          ③斑目は相変わらず部室に昼飯食いに来てますが、4月以降は外回りの仕事も手伝っているので、昼休み以外の時間帯にも時々部室に来ます ④斑目は1年生女子からシゲさんと呼ばれています ⑤クッチーは去年の秋頃から空手を習っています ⑥諸々の事情で、クッチーは児童文学研究会にも掛け持ちで入会してます 児文研会長の勧めにより、普段は大人しくなりましたが、イベントになると必要以上に大騒ぎします   ⑦荻上会長は巷談社主催の春夏秋冬賞という漫画コンクールに応募して審査員...
  • 夏風萌の店
    夏風萌の店 【投稿日 2007/06/25】 カテゴリー-現視研の日常 咲のマンション 咲と恵子が二人で飲んでいる。 恵子はここ暫く咲の店でバイトしていた。 明日休みということもあり、仕事が終わった後、一緒に咲のマンションで酒を飲むことにしたのである。 「だからさーそろそろこーさかさんあきらめなよー。姉さんー。」 「ばーか。ぜってーあきらめねー。それよりお前、早く金返せ。」 お互いに遠慮なく喋りあえる関係だけに本音ぶちまけトークはストレス発散にもってこいだ。 あーだこーだ言い合っているうちにいつしか夜も更け、二人ともぐっすりと寝てしまった。 「ん・・・。」 軽い二日酔いで咲が目を覚ますと既に昼過ぎである。窓から日光が降り注いでいる。 「ん?」 別の部屋からPCをカチャカチャやっている音が聞える。 咲のマンションに自由に出入りできるよう合...
  • まだメモ-恵子【2】
    恵子 攻略【2】 【投稿日 2007/01/13】 まだらめメモリアル攻略日記 よーし、これが今話題の『まだメモ』か・・・ 何々? よってたかってヒロイン斑目を落としましょう? ムフフ、そうか、複数の主人公を逆に選ぶなんて斬新だな。 どれどれ、邪道だがエロシーンから・・・。あれ? 見れない? なっなにい? 『このゲームはストーリーを重視している作品です。 グットエンドにならないとピーは見れません。』 ちっ、しょうがない・・・。ええと選択できるキャラはと・・・。         『春日部 咲 難易度 S or C』 何だ、この難易度 S or Cってのは? 何々? 『このキャラはヒロインの本命中の本命ですが、         ヒロインのこのキャラの第一印象はとても悪いので         ストーリーの展開で非常に難易度が高低します』...
  • GENSHIKEN vs LABUyan
    GENSHIKEN vs LABUyan 【投稿日 2006/05/02~06】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ 某月某日。 講談社に多数存在する会議室の一つ。 俺はそこで、一人の男と相対していた。 頭は1000円カット屋で刈ったようなザンギリ頭。 刈ったまま整髪料などまるで使った形跡は見られず、ボーボーのボサボサである。 そして特徴的な丸メガネ……良く見ると、レンズに傷が多数つき、曇ったようになっている。 レンズの端のほうは油染みたようになっており、異様な年季を感じさせる。 トドメは全身をうっすらと覆う「異臭」だ。 数日に一度しか風呂に入っていないのだろう、激臭とはでは行かないまでも ザリガニが腐ったような感じの薄汚い匂いが10M近くはなれたココまで届いている。 おまけに、それに加えて加齢臭まで混ざっている。もう、彼も若くは無いのだ。 ...
  • 荻上 10:00
    荻上 10 00  【投稿日 2005/12/15】 げんしけん24  荻上は憤慨していた。 (朝一からの講義だから早めに起きたのに、何で休講になってんだぁ!)  口を尖らせ、心の中で叫ぶ。言葉が口をついて出ていないところが唯一 の救いだろうか。 (前々から思ってたけど、あの教授って急にってのが多いよなぁ。急に休 講とか、急にレポートとか。やってらんねぇっつーの、まったく)  荻上は嘆息した。 (やることねぇし、現視研でもいくかなぁ。でもなぁ、うーん)  その時、荻上の腹が可愛らしい鳴き声を上げた。 (あーそういえば朝ご飯、食べて来なかったなぁ)  荻上は腹を押さえてしばし考え込んだ。 「学食、行ってみっかな……」  そう言うと、荻上は学食に向けて歩き出すのであった。
  • 26人いる! その10
    26人いる!その10 【投稿日 2007/01/14】 ・・・いる!シリーズ みんなが驚くのも無理は無かった。 豪田は可愛くなっていた。 普段の5割増しぐらいで可愛くなっていた。 気のせいか体も若干細くなっていた。 台場「どっ、どうしたの蛇衣子?」 豪田「まあ、一応ネットアイドルって役どころだから、ちょっとメイクに力入れたのよ」 沢田「どういうメイクしたら、そこまで変わるのよ…(冷や汗)」 神田「蛇衣子かーわいー」 豪田「それより千里、この暑いのにコンクリートの上で裸足はやり過ぎじゃない?」 国松「ヨク見ルネ(片足を挙げる)」 豪田「地下足袋?」 国松「田中サンガ作ッテクレタ、地下足袋べーすノ裸足風靴ネ」 豪田「さすがだ、田中さん…」 巴「て言うか千里、片仮名で喋ってるし…」 神田「役作りですね。マリアは役作りは何かしてないの?」...
  • ラジヲのお時間【番外編】
    ラジヲのお時間【番外編】【投稿日 2006/05/01】 ラジヲのお時間 ~BGM・『マムシ72歳のげんしけんラジヲ!』テーマソング~ ~FO~ 「オッス!いつ誰が聞いてるか分からないげんしけんのネットラジオを聞いてくれてる奴等オッス!  今日もワシ、マムシ72歳と!」 「ベンジャミン武世でお送りします。」 「いや~、夏コミもまた楽しかったのう!」 「ですね~、今年も暑かったですが~。」 「そうじゃな。冬コミで折った部分がズキズキ傷んだもんじゃ。」 「・・・まじっすか?」 「・・・・・・ウッソ~。」 「だろうと思いました。」 「やーん、最近ベンちゃんつめたーい。」 「気持ち悪い言葉つかわんで下さい。」 ~BGM・完全にFO~ 「というわけで、今年の夏コミも大盛況じゃったな!」 「そうですね、去年より増え...
  • 26人いる! その4
    26人いる!その4 【投稿日 2006/12/03】 ・・・いる!シリーズ 現視研の売り場を出る直前、神田が思い出したように言った。 神田「あっ、それからこれ、会長からのアドバイスなんだけど、売り子2人の内の1人はなるべく浅田君か有吉君にしてって」 浅田「そりゃまた何で?」 神田「何でもサブリミナル効果があるんだって。売り上げを伸ばす」 男子一同「???」 有吉「でも、どのみち僕は今から着替えに行くし、浅田君は神田さんの同人誌運ぶし…」 伊藤「なるべく早く帰って来てニャー」 有吉「それしかなさそうだな。じゃあ後頼むね」 神田「じゃあ私たちも行こうか」 岸野「そんじゃあ行って来るから、店番頼むね」 こうして売り場には、猫耳伊藤と長身の日垣という珍コンビが残った。 日垣「ところで伊藤君、何で会長は有吉君か浅田君が売り場に残るように言ったんだろ?」...
  • 王様ゲーム~キス編~おまけ
    王様ゲーム~キス編~おまけ 【投稿日 2007/01/30】 カテゴリー-現視研の日常 注意:王様ゲーム~キス編~の設定リクをした方の感想です。 遅れながらもご馳走様でした! 羨ましすぎる! どうせこの後 「ふん!」 恵子が何だか不機嫌な様子で、斑目をにらみつける それからへらへらしている斑目の腕をつかみ、引き寄せた 「ぅおっ!?」 「ん」 引き寄せられた斑目、その先に待っていたのは本日何度も味わうこととなった感触 いきなりの出来事に周りが固まり、目をそらしたり赤面している 強引な恵子とのキスから解放されたのはたっぷり1分は経過した後のことだった 「ぷはっ」とけだるげに離れる恵子に斑目が真っ赤になりながら何か言おうとするが、声にならないようだ 「コーサカさんと間接キスも~らいっ」 「なっ」 恵子は上機嫌で咲の顔を...
  • まだメモ-荻上
    荻上 攻略 【投稿日 2007/12/11~】 まだらめメモリアル攻略日記 これが噂の「まだメモ」っすね。咲シナリオがひどいと知り合いから聞いたけども。 ふふ、攻略が難しいゲームはゲーマーの血が騒ぐってもんだ。 しかも所詮はテキストアドベンチャーだろ、全ルート総当りすりゃいいだけさ。 【今思うと、こう考えていたのが不幸の始まりだったと思う(クリア後に思ったこと)】 さて、マニュアルは読まずにまず起動だな。 テキストアドベンチャーなんて(ry 【別にテキストアドベンチャーに恨みがあるわケじゃないです。】 OP気合はいっとるな。アニメもこのくらい(ry ぶふっ!!マダラメ美形化フイタwwww マダラメカックイイ! このマダラメなら惚れ(ry さて初回攻略キャラは・・・。 うはスクナスwww え~、藪崎期待してたんだけどな...
  • 11人いる!
    11人いる! 【投稿日 2006/02/19】 ・・・いる!シリーズ 西暦2006年4月。 結論から先に言うと、荻上新会長率いる現視研新体制下の新人勧誘は、男子5人女子6人の計11人という例年にない大漁で終わった。 後でサークル自治会の役員の人に聞いた話によれば、これは現視研創立以来最高記録であり、今年の新人勧誘では体育会系も含めて全サークル中トップだそうだ。 今年の新人勧誘が大成功した理由は、大きく分けて三つあった。 一つ目は、例のアキバ系小説原作のドラマと映画の大ヒットでオタクがちょっとしたブームになり、全国レベルでニワカオタや新人オタが増えたことだ。 椎応大学にもそんな新米オタが何人か入学していた。 普通こういった人が目指すのは、漫研かアニ研だ。 だがこの両会は、初心者オタには敷居が高過ぎた。 高校ならともかく、大学にもなって絵心のない人には...
  • ラジヲのお時間【葉月】
    ラジヲのお時間【葉月】【投稿日 2006/04/20】 ラジヲのお時間 ~BGM・『曜湖・鳴雪のげんしけんラジヲ!』テーマソング~ ~FO~ 「どうも~、いつ誰が聞いてるか分からないげんしけんのネットラジオをお聞きの方、  今日も私、神無月曜湖と!」 「於木野鳴雪でお送りします。」 「・・・於木野さん?」 「なにか?」 「なんかいつもと違いません?」 「いえ、別に?いつも通りですよ。」 「え~、なんか違う~。いつもの於木野さんじゃない~。」 「何を言ってるんですか。」 「むう・・・。」 ~BGM・完全にFO~ 「というわけで、コミフェスも終わって早一週間が過ぎようとしている今日ですが。」 「そうですね。暑さがまだ続いて、今年は残暑が長そうですね。」 「・・・なんか面白くない~。確かに暑くて死にそう...
  • 26人いる! その3
    26人いる!その3 【投稿日 2006/12/03】 ・・・いる!シリーズ 2006年の夏コミ初日。 現視研と「やぶへび」の面々は上野から始発に乗り、ビッグサイトに着いた。 とりあえず1度、全員で一般参加の行列に並ぶ。 一行は、いろんな意味で周囲の目を引いていた。 主な理由は三つあった。 一つ目は人数だ。 コミフェス参加サークルで、大手を除けば総勢22人という人数は、かなりの大人数の部類に入る。 二つ目はメンバーの外見だ。 先ず目を引くのが、巨乳とロリロリの金髪外人女性コンビだ。 あとのメンバーも、巨乳の女性が2人、身長180台のノッポが2人、肥満体の女性が2人、そしてロリ顔ロリ体型の女子たち(しかも1人は筆頭)等、多士済々な面々だ。 そして三つ目は、彼らの尋常ではない荷物の量だった。 多くの者のリュックは通常の物より大型で、しかも今から買い...
  • そして、すれ違い・・・
    そして、すれ違い・・・ 【投稿日 2005/12/29】 カテゴリー-笹荻 夢を見つづけられるなら私はずっと眠っている方を選ぶ この言葉に、心底共感した時期があった。 現実で許されないなら、悪夢を見続けたほうがいい。 ・・・きっと、現実で私が許されることはないから。 「ちわー。」 「あ、こんにちは、笹原さん。・・・ごめんなさいね。」 笹原が現視研につくと、大野がコスプレを広げててんやわんやだった。 「や、いいよ。」 そういって苦笑いすると、空いてる席に座る。 「夏コミに着る衣装?」 「そうですねー。どっちにしようか悩んでるのがあるんですけどね・・・。」 「ふーん。」 そういってそのコスチュームの方を見る笹原。 「FFかー。」 「あ、わかります?」 「そりゃね。中学のときやったの思い出すなあ。」 大野が広げ...
  • koyuki
    koyuki 【投稿日 2007/01/26】 カテゴリー-斑目せつねえ 注意:この物語はとなりのクガピ2のサイドストーリー的な物です。 そちらから読まれるといっそう楽しめます。 「ありがとうございましたーっ!」 勢い良く、店中の店員が連鎖的に挨拶する。 ダッフルコートに身を包んだ斑目は、後輩二人に声を掛ける。 「さ、帰ろうか」 地下の居酒屋を出て階段を上り、にぎわいを見せる繁華街に出たとき、斑目はメガネに何か水滴のようなものが当たったのに気付いた。 (雨か?) それは、雪だった。 「……ここ数年、暖冬だったけど、久しぶりに積もるかもな」 斑目は手で軽く雪を受け止めながら、朽木に語りかける。 語りかけつつも、斑目の瞳は人が行き交う路上に向いていた。 スージーが夜空を見上げて、落ちてくる雪を追いかけるようにバタバタと道の端々...
  • AKIHABARA METAL CITY
    AKIHABARA METAL CITY 【投稿日 2006/05/17~】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ (前回のあらすじ)  なんかクッチーとカズフサに友情が芽生えた。  「べ、別にカズフサさんごときに友情フラグなんか立てて無いんだからねっ!(クッチー)」 「―――と、言うわけでだな、朽木クンよ。アキバに連れて行ってはくれんカネ?」  ここは椎応大学サークル棟。現代視覚文化研究会部室に入ってきたカズフサの第一声がコレだった。 「お断りいたしますにょ。ワタクシ只今エントリーシートを書くのに忙殺されておりますゆえ」  朽木はその言葉を無視したい気持ちで一杯だったが、カズフサを無視するとスネるかで暴れるかで 被害が拡大することが用意に予想できたため、簡潔に断りの理由と言葉のみを口にし、手元の書類へと視線を戻した。  朽木も既に大学四年...
  • 第十七話・シンデレラ・チカ
    第十七話・シンデレラ・チカ 【投稿日 2006/06/09】 第801小隊シリーズ 衝撃が船内を伝わる。 「く、左舷、被爆!」 「しっかり回避しろよ~!」 「む、無茶な~、多勢に無勢でありますよ~。」 多くのドムの襲撃を受け、大慌てになる船内。 「・・・クッチーは頑張ってるよ。ぐっ!」 サキの体が衝撃にゆれる。 「・・・敵が多すぎるんだ。なんて基地だよ。小規模に見えるくせになんて戦力だ。」 「・・・ど、どうするのさ・・・。」 ケーコが青い顔をしてサキを見る。 「・・・・・・どうするもこうするも耐えるしかないよ・・・。  あんたの兄貴を信じるしかないんだよ・・・。」 「あの兄貴だから信用できないんだろ・・・。」 「あら?あんたがなんだかんだで一番信頼してるのはササハラだと思ってたけどね。」 驚いた顔をして少し顔を赤らめ、ケーコはサキ...
  • 30人いる!その4
    30人いる!その4 【投稿日 2007/08/05】 ・・・いる!シリーズ 第3章 笹原恵子の特訓 テレビの画面には、モノクロで東宝のマークが映っていた。 恵子「おい、テレビ故障か?白黒じゃねえか」 国松「白黒ですよ。何しろ半世紀以上前の作品ですから」 恵子「…何を見せる気だよ?」 国松「ほら、タイトル出ますよ」 先ず「賛助 海上保安庁」と字幕スーパーが出た。 続いて何かがきしむような生き物の咆哮と共に音楽が始まる。 伊福部昭作曲の有名な旋律に乗って、タイトルの文字が出た。 一同「ゴジラ?!」 国松「そう、昭和29年封切りの第1作目!」 「やれやれ、すっかり昼飯が遅くなっちまったな」 例によって斑目は、弁当を持って部室にやって来た。 「今日は誰か居るかな?まあ夏コミ済んだとこだから、誰も居ないかもな」 部室の中から物音...
  • 巫女神楽
    巫女神楽 【投稿日 2005/12/07】 カテゴリー-笹荻 管理人注:これは「笹荻の帰郷」のサイドストーリーとなります。 そちらを読まれてからのほうが楽しめると思いますよ。 昼近くになった頃、伯父が荻上を呼び止めた。 伯父「お疲れさん、そろそろ交代のバイトが来るはずだからお昼にしなさい」 荻「ええ、わかりました」 伯父「どうだね、千佳、久しぶりにわしに巫女神楽見せてくれんかね?」 荻「えっ、久しぶりだし、自信無いから、嫌です!」 笹「えっ、荻上さん、巫女神楽って舞でしょ!踊れるんだ!すごい!」 荻「むっ昔少し教えてもらっただけです!」 伯父「ケホケホ、めったに帰ってこんのじゃろ?老い先短いわしに酷い仕打 ちじゃの、この先、いつお前の姿を見れるか・・・頼むよ、千佳・・・」 荻「ええ・・・伯父さんがそこまで言うなら・・・」 渋...
  • 第一回くじびき以下略
    第一回 【投稿日 2006/10/09】 くじびきはぁと以下略会議 マ「え~、第一回くじびきはーとアンバランス、略してやっぱりくじアンよかった本会議~。」 ベ「あ、やっぱりちゃんとやるんすね。」 マ「そりゃそうだろ~。アレじゃちょっと使えんよ~。」 於「・・・すいませんね。」 マ「・・・あ~、別に責めてるわけじゃ無いのよ?」 於「・・・・・ベツニイイデス。」 マ「あー・・・っと。」 梟「まあまあ。作画は良かったな。前評判以上に動いてた気がするよ。」 K「だ、だね。前はちょっとあまりにひどかったし・・・。」 ベ「でも、息切れが怖いッすね。」 マ「あ~、それはあるなぁ。」 梟「作画がとりあえずしゃんとしないとどうしようもないからな。」 K「う、うーん、だいじょうぶかな?」 マ「わからんよ~。」 梟「無駄に山田メカが動きまくっていたな。...
  • 現聴研・第九話
    現聴研・第九話 【投稿日 2006/06/01】 現聴研 舞台の脇で司会のお姉さんがマイクを手に、明るく紹介する。 司会「次は、マイナー曲を広める使命を帯びたバンドだそうです。     それでは『げんちょうけん』の皆さん、どうぞー!!」 夏祭りの野外ステージに照明が灯り、現聴研のバンドメンバーが 白い光に照らし出された。 ステージの真ん中にはタンバリン片手の斑目が立っている。 暑いが細身のスーツっぽい、装飾の派手な衣装を着ている。 男性メンバーは全員、似たような感じで統一されている。 斑目の左側では、セミアコースティックギターを抱え、髪を下ろして 赤いノースリーブの、ロングのチャイナドレスに身を包んだ荻上が 緊張してモジモジとしている。 右側には笑顔で汗一つかいていない高坂が見える。その後ろにはキーボードが有り、 真っ青なサリー(インドの...
  • となりのクガピ2
    となりのクガピ2 【投稿日 2007/01/19】 カテゴリー-その他 今は平成26年。西暦にして2015年。 30年近く昔の名作アニメを知る人は、この年の到来を喜んでいる。 「使徒が襲来する年だ」と。 この年の春、ワタシは晴れて椎応大学に入学した。 我ながら、良くやったものだと思う。 初志貫徹。小学生の頃からの夢が叶ったのだから! あぁ、桜の花びらが舞い落ちてワタシを迎えてくれている。 ついにこの日がきた。 椎応一本で今まで生きてきたのだ。 『そう、なぜならば…!』  『 と な り の ク ガ ピ 2 』 「第5回 現視研新人来て良かったね会議~!」 「アハハ、久しぶりに聞いたなソレ」 近日公開  ※  ※  ※ 【1】 時は平成26年。西暦にして201...
  • 第六回くじびき以下略
    第六回くじびき以下略 【投稿日 2006/11/18】 くじびきはぁと以下略会議 マ「え~、第六回くじびきはーとアンバランス、略してやっぱりくじアンよかった本会議~。」 ク「L・O・V・E!ラブ・・・。」 マ「は~い、その辺にしておくんだ~。」 梟「早いもんだな、もう折り返しか。」 K「あ、あっという間だったな。」 ベ「いやぁ、やっぱり1クールは短いですね・・・。」 ト「今回もそうですけど、ちょっと詰めすぎてるのはその辺の関係でしょうか。」 マ「まぁ、製作側としては必要な分を必要な回数で終わらせる必要あるからな、   しょうがないといえばそうなんだが。」 梟「勿体無いとは思うな。まぁ、話自体はそんな深い話ではないから、   問題ないといえばそうなんだが。」 ト「細かいところまで見ても面白いですけど、動きだけ見ても十分楽しめますからね。」 ...
  • スザンナの消失その4
    スザンナの消失その4【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 第七幕 救出 スージーと斑目そしてアレック、千佳子 スージー一行は斑目の運転するバンで「潜伏地」に向っていた。 「そんな分かってるんだったら早く助けるなり、さらわれないようにすればよかったのに!」 斑目はスージーに対してぼやいた。 「二人に危害は及びません。準備が整わない内は動くに動けなかったのです。」 「もう準備は万端という事?」 「ええ、携帯でテレビ中継を見て御覧なさい。」 斑目は千佳子に携帯を開いてもらって、車のフォルダーに固定してテレビを観てみた。 テレビは異様な光景を実況中継していた。GX-ガノタックスで使用された国産初号機・・・機動○士ガ○ダムそっくりな機械が街中で暴れまわっていた。もちろん器物を破損するだけの示威行動であったが、マスコミ、ネットで騒然...
  • 第四回くじびき以下略
    第四回くじびき以下略 【投稿日 2006/11/01】 くじびきはぁと以下略会議 マ「え~、第四回くじびきはーとアンバランス、略してやっぱりくじアンよかった本会議~。」 ベ「今回はネ申回でしたね!」 マ「うおっ・・・と。なに興奮してんるンだよ。」 ベ「いやぁ、会長やっぱいいですね!今後、少しづつ心の中が見れたらいいなぁ!」 マ「このヤロウ・・・自分の好きキャラがあまり変わってないのをいい事に・・・。」 梟「そうか?会長もけっこう変わってると思うけどね。」 K「き、キリっとしてる感じが強いせいかな。前よりも強い女性な感じがするな・・・。」 ト「あー、そうですね。」 マ「しかしなんだ・・・あの「夢落ち」って・・・。」 ト「いやぁ。」 梟「コレで夢落ちだったら暴動が起こるぞ!?」 ト「でもありえそうじゃないですか?また最初から~みたいな。」 ベ...
  • 第五回くじびき以下略
    第五回くじびき以下略 【投稿日 2006/11/11】 くじびきはぁと以下略会議 マ「え~、第五回くじびきはーとアンバラン・・・。」 ク「にょほほっ!!今回は参加していいのですねいえいぇえええい!!?」 マ「・・・うるさいよ。あー、もうこうなりそうだからいないときにやりたかったんだが・・・。   え~、はーとアンバランス、略してやっぱりくじアンよかった本会議~。」 べ「今回は・・・どうでしょう?」 梟「詰め込みすぎだな。正直二回ぐらいに分けて欲しかったかもしれん。」 K「テ、テンポが速すぎてちょっとよそ見すると、   な、なにがなんだかわからなくなるんだよね・・・。」 ト「二、三回見ると、『ああ、こういうことだったんだ。』ともなるんですけどね。」 マ「むぅ、たしかに、感情の変化は表情でしか見て取れなかったしな。」 ベ「時乃派と蓮子派に遺恨を残す結...
  • koyukiⅡ
    koyukiⅡ 【投稿日 2007/02/13】 カテゴリー-斑目せつねえ 高坂家と春日部の結婚披露宴が行われた2011年2月4日は金曜日だった。 土日に式を挙げなかったのは、咲が2月4日の「立春」を強く意識したからだという。 立春は旧暦の正月。春の始まり。この日は物事の『はじまり』を示唆する。事業を始めるようになって、咲も縁起かつぐようになったのであろうか。 斑目晴信にとっても、忘れることのできない、新しい始まりの日となった。 スージーことスザンナ・ホプキンスとの一夜を経て、自分の気持ちに一つの区切りをつけた今、斑目は心身に充実感を得ていた。 その日からというもの、彼は仕事に臨む姿勢にもメリハリがついてきた。 単純に週末が楽しみなので、『休めるように働こう』というモチベーションができた訳だが、職場の上司も彼の頑張りに気づき始めていた。 「斑目君は最近、ちょっ...
  • 斑目&スーのステディライフ【1】
    斑目&スーのステディライフ【1】 【投稿日 2007/01/28】 斑目&スーのステディライフ 「koyuki」おまけ/斑目&スーのステディライフ 土曜日の昼前。 朝食を食べていなかった斑目とスージー。何をするでもなく、コミックや同人誌を読みふけったり、アニメのビデオを見ていた。 スージーが無表情のまますっくと立ち上がる。 朝、コンビニで買ってきた食材でピザトーストとスープを作るという。 「お、俺の人生……、いま、どうなっちゃってんだろ?」 斑目はいまだに夢を見ているような気持ちで、キッチンでブランチを作るスーに見とれている。 斑目の携帯が鳴る。田中夫人・加奈子からであった。斑目は焦った。 「斑目さん、昨夜スージーとどこで別れました?」 「え?、あ~、アパートの前だけど……」 「そうですかぁ。今朝から電話が繋がらないんですよ!」...
  • 斑×咲
    斑×咲 【投稿日 2005/10/16】 カテゴリー-斑目せつねえ  東京郊外―椎応大学、サークル棟。やたらと汚い部室が 建ち並ぶ中の一角、「現代視覚文化研究会」の部室で スーツ姿の斑目は溜息を付いた。卒業まであと少し、 まだ就職は決まらない。 (どうしたもんだか)  普段はどうとでもない風を演出している彼も、それなりの プレッシャーを感じているのだった。  部室には誰も居ない。メンバーは就職活動、講義、はたまた デートか…がらんとしている部室は妙に寂しいものがある。 いつもは誰かが居て、ゲームや雑誌を読み、一人増え、二人増え、 いつもの喧騒が暖かく部屋を、そして部員達を包み込むのだ。 だが今は誰も居ない。斑目一人だけだ。 (いつだったっけなぁ)  いつの間にか居なくなった会長のように、斑目は窓から校舎を眺めた...
  • 現聴研・第一話
    現聴研・第一話「荻上・始動」 【投稿日 2006/04/07】 現聴研 ここは現代聴覚文化研究会の部室。 新会長の笹原がノートPCを部室のコンポのスピーカーに繋いで 音楽を聴いていると、新入会員の荻上さんが入ってきた。 部室にはPSY・Zの「二心」というベストアルバムだ。 「ども……」 「ちわー…あ!ギプス取れたんだね。おめでとう」 「いえ、どうも…ありがとうゴザイマス」 そして椅子に座ると、右手に提げていたアコギのハードケースを 横に立てかける。 笹原はそれを横目で気にしながらも、PCで作業を続けている。 荻上はというと、ノートを取り出してペラペラと捲っている。 会話の無い二人。 部室には音楽だけが流れている。 「これ、PSY・Zの二心ですね」 しばらく聴いていた荻上が口を開いた。 「え?知ってるの?古いのに…」 「まぁ...
  • 26人いる!その2
    26人いる!その2 【投稿日 2006/11/12】 ・・・いる!シリーズ 有吉「僕が編集でいいかな?」 豪田「自分がメインで描きたくないの?」 有吉「何と言っても時間が無いから効率最優先にすべきだと思うし、サークル参加なんだからみんなの総力で本作りたいんだ」 豪田「まあ確かに、同人誌って本来そういうもんだし」 有吉「それに女性向けで18禁なら、やっぱり妄想力こそが作品を作る原動力だよ。僕が理屈で話書いてもいいんだけど、それじゃ妄想力半減でしょ?」 豪田「そうねえ…みんなもそれでいい?」 一同「さんせーい」 有吉「まずプロットは台場さん。みんなの中で、1番ヤオイ関係の知識と経験と情報量は豊富みたいだからね」 台場「問題は組み合わせだけね。キョンが攻めか古泉が攻めかの二者択一かあ…」 「リバ可や!」 突如大声の関西弁が轟く。 漫研会員であり、サ...
  • 鬼上が来る!
    鬼上がくる! 【投稿日 2005/12/21】 カテゴリー-荻ちゅ関連 管理人注 この話を読む上で作者からの注が必須だと思ったので記入しときます テーマは荻上さんのトラウマ克服です。 なお、次のような前提条件で話を進めます。 ①合宿で笹原が告白し、笹荻付き合い始めてます ②時期的には秋の連休(どの連休かはあえて特定しません)直前から連休までの数日間です ③以前にどなたかが書いたSSの、笹原が荻上さんで抜いたことを全員の前でカミングアウトした設定をお借りしました ④あと東北弁には自信ないので、基本言語は標準語でお送りします 大講義室の片隅。 荻上さんの耳には講義の内容は殆ど入っていなかった。 その代わりに、先程から一枚の葉書を見つめていた。 昨日届いた往復葉書。 差出人は中学の同級生で、巻田君との仲を取り持った、あの坊主君(仮名、以...
  • ラジヲのお時間【師走】
    ラジヲのお時間【師走】【投稿日 2007/02/17】 ラジヲのお時間 注意:これは12月31日に成田山にてライブ録音されたものを     無編集でお送りしています。     所々お聞き苦しい点があるとは思いますが、ご了承ください。 ~喧騒がFI かなり騒がしい~ 「え~、どうも、於木野鳴雪デス。今回のラジオは・・・。」 「あははは~、荻上さんももっと飲みましょうよ~!!」 「あ~、もう酔っ払いうるさい!  …失礼いたしました。私達は今、成田山に来ています。  今回は年越しの風景を皆さんと・・・。」 「ぎゃはははは!!死ぬよ!流石に死ぬよ!!」 「あー、もう!…全く…本当なら先輩が仕切るはずだったのに・・・。」 「まぁ、しょうがないよね…。」 「えーと、そういうわけで今回はまともに話せるのが、  前メインパーソナリティのベ...
  • koyukiⅡその4
    koyukiⅡその4 【投稿日 2007/02/19】 カテゴリー-斑目せつねえ 3月25日。金曜日の夕方。(有)桜管工事工業の事務所。 斑目は、単純な仕事をこなしながら、頭の中で前夜のスージーとの電話を何度も何度も再生していた。 そして、(あれで良かったんだよ、きっと)と、自分に言い聞かせる。 そんなことを朝からずっと繰り返していた。 また、仕事の合間に、『ウルトラセブン』『史上最大の侵略(後編)』の検索結果を読んだ。 ………長い戦いの末に心身ともにボロボロになったウルトラセブンことモロボシダン。彼はM78星雲の上司から、次に変身すれば命を落とすと警告される。 それでも、ウルトラ警備隊の同僚アマギ隊員が侵略者に捕われており、彼の命を助けるためにも最期の変身を決意する。 その直前、お互いに淡い恋心を抱き、自分の体を心配してくれたアンヌ隊員に、自ら...
  • スザンナの消失その3
    スザンナの消失その3【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 第五幕 探索 斑目とアレックそして千佳子 週末の「お買い物」は急遽取りやめになった。事情を知らない二組の双子たちにはアンジェラとぬぬ子は用事が出来て先に帰った事にした。さらわれる現場に居合わせた千佳子は少し動揺していたが、うまく状況を取り繕ってくれた。 二組の双子以外の者たちはアンジェラの家に集まって対策を検討した。もちろん「お買い物」に同行しなかった春奈もその場にはいない。斑目とアレックと千佳子の三人だけだ。 「スージー先生に用があるからって・・・。一体何なの? どうなってるの? あいつら何?」 千佳子は激しく動揺している。斑目はその問いには答えずに携帯でスージーに電話を入れた。 プープー・・・・ 電話は予想通りつながらなかった。 「千佳子ちゃんの...
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