げんしけんSSスレまとめサイト内検索 / 「オタクはつらいよ/青春六畳一間」で検索した結果

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  • オタクはつらいよ/青春六畳一間
    オタクはつらいよ/青春六畳一間 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 鈴木六文を偶然助ける格好になり、礼として鈴木家に留め置いてもらえることになったテキ屋斑目。 魔法少女(悪魔)のるくに萌えながら家事手伝いの日々が始まったが、 斑目が増えたことで食生活は細っていた。 鈴木家に外の揉め事をもちこまないよう、テキ屋を据え置いてバイトを始める斑目だったが 収入をペロに持って行かれ、妹キャラの諸刃を思い知らされる格好となる。 更にはルミエルに怒ったるくが悪魔の力を発動し、冗談抜きで失神に及ぶ小市民斑目であった。
  • オタクはつらいよシリーズ
    ...なに可愛いのかよ オタクはつらいよ/青春六畳一間 オタクはつらいよ/幻視繭 オタクはつらいよ/東北勿怪編 オタクはつらいよ/パリは萌えているか オタクはつらいよ/パリも萌えているか オタクはつらいよ/駒の音は恋の音 オタクはつらいよ/生理的に無理
  • オタクはつらいよ/幻視繭
    オタクはつらいよ/幻視繭 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 次の交通代を省こうと、近道をした農村地帯で迷い込んだ斑目。 細身の斑目もさすがに空腹になっていた所、蟲師と名乗る男に手伝い条件付きで拾われる。 農村の少女達に萌える斑目を引っ張りながら、クライアントとの仕事を済ませていく蟲師ギンコ。 村に、やがて夜が訪れる・・・・ そしてギンコの目の前に現れたのは、斑目の周辺を我が物顔に飛び回る、幻都・秋葉原で寄生した六匹の毒虫だった。 翌日、護符を斑目に渡し、街行きの駅で別れる二人。 都会にはまだまだ俺の見ない蟲共が…
  • オタクはつらいよ/ハト豆賛歌
    オタクはつらいよ/ハト豆賛歌 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 エロゲを愛するその心 深夜売りにも並びます メーカー通販もGetして 心萌え萌え生活費破綻 でも本当に欲しいのは 咲タンの拳固なんだよマゾラメ君 アキバ系テキヤとしての今回のゴトは、「バカ繋がり」で紹介された動物ワールド。 よくわからない商品で暴利を貪る社長についていって、金玉を半分失うとこでした。 夕食にお呼ばれしてみれば、そこにあるのは豆ばっか。 逃げようとした途端に社長夫人の「はとビーム」で撃墜され、次に向かうはどの作品か。 嗚呼、流浪のオタクよ何処へ行く。
  • オタクはつらいよ/埼玉慕情
    オタクはつらいよ/埼玉慕情 【投稿日 2006/03/03】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 海に行っても日焼けはしない オタクにゃオタクの道がある ヤンキーの揉め事他人の素振り そんな目するな後輩よ ツルペタ属性といいながら 咲の水着は~ 咲の水着は見たいんだ 見たいんだ アキバ系テキヤの今回の旅先は埼玉県浦和市。高校球児の練習をボーッと眺めていたところ、打球が当たり気を失う斑目。これをきっかけに西浦高校の野球部と知り合う。 斑目はモモカンのナイスバディよりも、かいがいしく介抱をするマネージャー篠岡千代に「血の繋がらない妹」を連想して一目惚れ。 しかしロリコンと誤解され、モモカンの必殺甘夏潰しを股間に喰らい、恋はかなく散るのであった。 ...
  • オタクはつらいよ/生理的に無理
    オタクはつらいよ/生理的に無理 【投稿日 2006/03/08】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、 姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 オタクの街アキバを歩いていたが 最近きれいだどうなっとる? 大きな電気屋パンピー集い 俺の肩身はどんどん狭くなる どうかいつものアキバへと どうか~戻ってくれないか だけど何かするでもなく帰途に着くだけ~ 同業者に誘われてフィリピンパブというものに始めていってみたマムシ。 パブなんて俺の趣味じゃ・・・。 と思いつつもそれなりに皆かわいくて舌足らずな感じが萌える。 しかし、その中で目を光らす一人の女。 ありゃ、何だ・・?と思っていたら家へと連行される。 しかし、二人きりになって色々アプローチかけられるが反応しない。 これが生理...
  • オタクはつらいよ/東北勿怪編
    オタクはつらいよ/東北勿怪編 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、 姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 オタクはもてない独身童貞 それがデフォだと思っていたが 気付いてみたらば回りはみんな カップル成立ばかりなり 俺には2次元萌えのほが 高次元なんだと~ 強がってみても胸痛い 胸痛い まだ東北までやってきた斑目。仙台のその手の店でも仕入れ品を漁ると 掘り出し物の蓮子たん魔改造フィギアを発見する。 その夜から夜な夜な夢に出てくるようになり、幸せな夢の中での 夫婦生活に「俺にはこれが良いのかもな」と思い始める。 縁日で萌えグッズを売っていたある日、小学生の妹を連れた 中学生の女の子に呼び止められる。 ドギマギしながらその子について...
  • オタクはつらいよ/友情愛情関西編
    オタクはつらいよ/友情愛情関西編 【投稿日 2006/03/03】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 二次元愛する精神は 三次元より高次元 現実がゲームに敵うものかと 強弁するのがオタクのプライド でも二重三重に隠された 最後の砦は~ 最後の砦は棚の裏 棚の裏 アキバ系テキヤ繋がりで紹介された関西は平方市のメガネ喫茶「委員長」で期間限定 店内販売に挑戦。そこで出会ったロリ、オタ、プー三拍子揃った青年大森カズフサに 妙な親近感とライバル心を抱くと共に、その傍らの天使のような女性に一目ぼれ。 カズフサに思い切って仲介を頼むも、何と彼女は本物の天使、恋ははかなく散ると共に カズフサにもまんざらでない幼馴染がいると知り、「幼馴染」の響きにさらに...
  • オタクはつらいよ/正月叩き売り編
    オタクはつらいよ/正月叩き売り編 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 就職活動疲れていたが 眼鏡をチェンジで気分変え~ それでも咲には笑われまくり 服屋に特攻 空気に負ける それでも何とか買っては来たが 後~輩に~ 後~輩に食われまくり~ 正月のにぎやかな初詣客を相手に神社でオタクグッズを販売していたが場違いの商品に総スカン。 そこに現れた若い巫女さんにその格好もあってか一目惚れ。 しかし15歳のその巫女さん、神社の息子さんと付き合っているという。 ばれたら色々大事らしく、自分の想い云々で大事になるのを恐れ、 その子の事を思って身を引き、その場を去る。心にやるせない想いを抱えながら。 完
  • オタクはつらいよ
    オタクはつらいよ 【投稿日 2006/03/03】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、 姓は班目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 どうせおいらはヘタレなオタク わかっちゃいるんだ春日部さん いつかアンタを見返すような マシな男になりたくて 奮闘努力の甲斐もなく 今日も稼ぎを 同人漁りで散財だ 散財だ~ 秋葉でオタグッズを大量に仕入れた班目は、アキバ専用服を颯爽と羽織って旅に出た。 電車賃をケチって大船から歩きはじめ、やがて三浦海岸の西の岬までやってきた。 「だいぶ過疎化が進んでるんだなぁ」 コーヒーショップでひと休みのつもりが、カフェを営むアルファさんなる癒し系美人に一目惚れ。 優しく応対してくれることで班目の期待は高まるが、アルファさんがA7M2人間型ロボットだと知って...
  • オタクはつらいよ/太平洋のマムシ
    オタクはつらいよ/太平洋のマムシ 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 会釈を無視して喧嘩にゃあなるが ほんとは嬉しいんだ春日部さん 高嶺の花だし彼氏は美形 イバラ道だと分かってる 二人でお寿司を食べつつも 金が惜しくて~ 金が惜しくてベーコンだ ベーコンだ アキバ系テキヤの今回の旅先は第二次大戦時の南太平洋(オイ!)。 「慰問萌玩具」の旗指物をしてイカダで漂流する斑目は、帝国海軍のイ-507に救助される。 秘密兵器「ローレライ」システムの中枢である日系の少女パウラに萌えるが、心を読まれてロリコン趣味が発覚。パウラの兄・フリッツエブナーによってナチSS流の折檻を受け、魚雷射出管から追放。恋ははかなく散るのであった...
  • オタクはつらいよ/駒の音は恋の音
    オタクはつらいよ/駒の音は恋の音 【投稿日 2006/03/08】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、 姓は班目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 昼に弁当買っては来るが 最近誰にも会えないよ 笹原荻上さんどうしているか そろそろくっついたのかなどうしよう それでも結果を知りたいよ 俺を仲間はずれにはしないでよ あーあー結局俺だけ、俺だけ知らなかったのね 将棋のゲームの販促で、将棋会今売り出し中の三人娘に会うことに。 三人、という数字に少しびびりつつも向かった先にいたのはこれはこれはと美人ぞろい。 その中の眼鏡をかけた女性に一目ぼれ。リアルロリには懲りたのか話せない子にはいかなかった。 少し積極的にアピールしてみるが、人のいないところで男だと告白される。 その恋はまたもはかな...
  • オタクはつらいよ/パリも萌えているか
    オタクはつらいよ/パリは萌えているか 【投稿日 2006/03/05】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、 姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 「俺がいたんじゃ イチャイチャできぬ。 わかっちゃいるんだ 妹よ(合の手:いないけどな!) いつかみんなの目が冷たくて 「げんしけん」に居辛くて 黙って食べる弁当の味もなく 今日も自問の 今日も自問の 昼休み 昼休み」 惑星ルナのカーニバルに行商に出たアキバ系テキヤの斑目は、花売りの "美少女"ペッポと隣合う。たちまち斑目の巨大なメガネが"彼女"の 「つるぺた」にロックオン。 「ねぇ、ちょっと一緒に来てちょうだい」 ウィンクする"彼女"にふらふらとついていけば、 ...
  • オタクはつらいよ/パリは萌えているか
    オタクはつらいよ/パリは萌えているか 【投稿日 2006/03/05】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 「右手をケガすりゃオ○ニーができぬ」 ツッコミ入れてよ春日部さん 大ケガしてても気分はハイよ 何故といわれりゃ「冬だからな!」 タンカに乗せられ運ばれて 意識が飛んでも いい物(←同人誌)だけは二冊買え 二冊買え アキバ系テキヤはついにジャパ二メーションブームに乗って海外営業を実現。パリ(ただし未来)を訪れる。貴族のボンボン・アルベールと知り合い社交界でのオタグッズ販売に漕ぎ着けたが(いい加減キツイなぁ)、モンテ・クリスト伯爵の連れていた美少女エドに一目惚れ。 復讐の邪魔だと伯爵の逆鱗に触れ、エドモンダンテス同様に、死ぬことも許されない宇宙流...
  • 続・オタクはつらいよ
    続・オタクはつらいよ 【投稿日 2006/03/03】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、 姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 言葉掛けようと心の中じゃ コマンド選んでいるんだよ 無視をされても小芝居打って 上手くその場を切り抜ける 演技で男がモテるなら 代々木に通って 声優コースを目指すのに 目指すのに アキバ系テキヤとして、猫実工科大学の学祭で出店を開いた斑目。外国人留学生と思わしき女性・ベルダンディが斑目のオタグッズに「かわいいですね」とイノセントスマイル。「まるで女神だ」斑目一目惚れ。 しかし、「女神のような彼女」は本当に女神という高嶺の花であり、しかもプラトニックに愛する男・螢一がいると知って身を引き、恋はかなく散るのであった。 完
  • オタクはつらいよ/どうしてこんなに可愛いのかよ
    オタクはつらいよ/どうしてこんなに可愛いのかよ 【投稿日 2006/03/04】 オタクはつらいよシリーズ 「ワタクシ、ツルペタ属性、前世はヘビの生まれ、姓は斑目、名は晴信、人呼んでマムシ72歳と発します」 新しいターゲットを探しながら辿り着いたのは、老人世帯の多い某住宅街 そこで出会ったのは妹属性の可愛い女子高生。・・・彼女は、同高校の生徒・甘栗甘味に二度目の襲撃を企てていた 体良く彼女の道具になっていた斑目だったが、何かに押されるように土壇場で彼女を裏切り、少女は再び破滅へ・・・ やがて気付いた斑目が鏡で目にしたのは、蝗のように沸いた老人の大群に混じって甘栗を撫でていた、自分の皺くちゃの笑い顔だった 得体の知れない魔力に恐怖を覚え、足早に魔界を後にする斑目
  • カテゴリー:斑目せつねえ
    カテゴリー 斑目せつねえ 完全に妄想SS 斑×咲 斑咲 告白その後 斑目と高坂 長い夜 天使達の午後SS版 遠い海からきたスー オタクの国のアリス 斑目告白その前 秘密の夜~失墜の魔法使い 斑目と恵子 斑目と恵子・続き 斑目と恵子? もう一つの未来 卒業式シリーズ 斑目の昼休み 斑恵物語 オタクはつらいよシリーズ こんな夢を見た 脈はあるのか 白い日 MとSの距離 タマネギ 恵子と斑目 妄想少年マダラメF91 壁 壁の向こう側 さくら 空の下、大切な場所 痛い話 夢のかがり火 言葉に出来ない まだらめの紐 ラブストーリーは突然に アンジェラ 斑目放浪記 ダラさん 一つの嘘 斑目ハーレム ベルバラ 恋と妄想の初詣 こんなEND まだらめメモリアル攻略日記 斑目、歩く 斑目、思う 真っ赤な誓い koy...
  • ラジヲのお時間【水無月】
    ラジヲのお時間【水無月】【投稿日 2006/03/27】 ラジヲのお時間 ~BGM・『神無月曜湖のげんしけんラジヲ!』テーマソング~ ~FO~ 「どうも~、いつ誰が聞いてるか分からないげんしけんのネットラジオをお聞きの方、  こんばんは~、こんにちは~、おはようございます~。  今日も私、神無月曜湖が皆様に楽しい時間をお届けいたします!」 ~BGM・完全にFO~ 「しとしとじめじめして嫌な日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしですか?  私なんかはコスプレの衣装がかびたりしないか心配で、  梟さん所に乾燥剤置いてきちゃいまいした。なんといっても、湿気が一番の大敵ですしね!  お百姓さんたちは雨がないと困るから、あまり天気が悪いとか言ってはいけないようですけど、  私としてはやっぱり晴れの方がいいと思うんですよ~。  コ...
  • オタクの国のアリス
    オタクの国のアリス 【投稿日 2005/12/27】 カテゴリー-斑目せつねえ 管理人注 これは「遠い海からきたスー」の続編です。 そちらから読まれることをお勧めします 明日は冬コミ。 斑目はいつも通り、げんしけんに向かっていた。 「あ、斑目さん。」 校門近くで、大野さんに遭遇する。 そこには大野さんの他に二人。アンジェラとスーが当然のように挨拶を返す。 「え…また来たの?」 「そーなんですよもー、ホント、スーのご両親が甘々で…」 「…それに…それ…ローゼンの真紅?」 「ええ、何でか知らないけどどうしても着て行くんだって…」 「すげ…似合ってんね。」 「ええ、まあギリギリ大丈夫かなって。」 「ま…これだけ自然に似合ってれば、うるさいことも言われないか…」 スーはしばらくおとなしく会話を聞いていたが、退屈したのか ...
  • 世界は正常だ
    世界は正常だ 【投稿日 2007/02/14】 カテゴリー-斑目せつねえ ダラさん   春日部サン・・・コーサカ 田中と大野さん        そして笹原おまえまで・入部初日に同人誌読んでいたお前まで        もしかしてもしかしてもしかすると        俺だけだったのか?「付き合う」という行為を深刻に考えすぎなのか        荻上さんなんて最初オタクが嫌いって        いや俺がもてないのは確かだ それを忘れるな 俺たちオタクは匂いで        つるんできたんじゃないのか!同じ香りのするものどうし     ダラ「ぅ・・・ぁ・・ぁの・・マダラメっていいます」     田中「ぁ・・・ぁぁ・・ょ・・ょろしく田中です」     久我「どどどどどど・・どもくくくく久我久我山です」      俺のハナがおかしくなったのか?世界がお...
  • げんしけんオープンキャンパス
    げんしけんオープンキャンパス 【投稿日 2006/08/14】 カテゴリー-現視研の日常 就職活動といえど、毎日あるわけではない。 つまりは毎日スーツを着なくても良いわけであって、 今日は笹ヤンにとってはそんな日であった。 「あー、暑いっすねえ…」 「朝のニュースでは最高気温35度だとさ」 相手はスーツを着ているが、これは社会人なのでむしろ当然。 正直、社会人がなぜ大学に居るのかの方が問題なのだが、 まあそこは流せ。 …流してあげよう。 「前期は結構深夜アニメ、豊作だったな」 「ええ、まさかあの漫画があそこまで映像として再現できるとは思っていませんでしたよ」 「『兜蟲氏』…か。悪い目の付け所ではないが、まだオタクとしては覚悟が足りんな」 「ええー、そうですか~?結構俺、ああ言うのが好きなんですよ」 「おまえはどうせ『...
  • 斑目と恵子
    斑目と恵子 【投稿日 2006/01/26】 カテゴリー-斑目せつねえ 管理人注 タイトルはつけさせていただきました。管理に必要なもので・・・。 1 斑目、会社にて仕事中。わりとまじめにやっている。カレンダーは土曜日を示している。 時刻はそろそろ5時になろうかというところ。社長らしき人が斑目の肩を軽く叩く。 「じゃあ斑目くん、今日はお疲れ様でした」 「あ、はい」 2 (扉絵) 3 土曜日の定時上がり。会社の都合で残業は無しだという事は事前にわかっている。 帰りつつ、今日のこれからの予定を考えている。 「あー」 (つったって特に予定は無いしなー) (昨日発売の新作エロゲ「つよすぎ」は既に新宿で購入済みだし) (帰って早速やるのもいいけど) (腹も減ったから一度部室に行って、誰かいたらメシでも誘うか) という事を横顔で語りつつ、斑目の足は自然に現視研部...
  • 妄想会長Vオギウエ
    妄想会長Vオギウエ 【投稿日 2006/06/17】 カテゴリー-現視研の日常 【2006年3月/現視研部室】 「さあ ほら」 「みなさん一度帰って着替えるんでしょう」 「ボーッとしてないで動く!」 現代視覚文化研究会5代目会長・荻上千佳の指示が飛ぶ。 賑やかに談笑しながら行動に移る仲間達。 この日、笹原完士、高坂真琴、春日部咲の3名が卒業式を迎えていた。 追い出しコンパに備えて、笹原の部屋で着替える予定だった荻上だが、皆と一緒にサークル棟を出たところで、ハッと自分の手元を見回した。 ハンドバックを部室に忘れていたのだ。 普通、そんなものを忘れるなんてありえないのだが、新会長就任で気持ちが舞い上がっていたのかと、荻上は自分を恥じた。 オロオロする彼女に、傍らの笹原が、「どうしたの?」と声を掛ける。 「ちょっと待っていて下さい。すぐ...
  • アンの青春
    アンの青春 【投稿日 2006/11/18】 カテゴリー-その他 ■セカンドジェネレーション設定■ これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 □舞台設定  げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定  旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない方針。 □物語設定 物語はオムニバス形式で独立しており各自主人公が異なりますが、 前作の設定を一部引き継ぐ場合があります。一応、時...
  • 白い日
    白い日 【投稿日 2006/03/14】 カテゴリー 斑目せつねえ 三月十四日。ホワイトデー。誰が考えたか知らないが、世の男にとってバレンタインにもらったもの 以上をふんだくられる悪夢の日だ。 しかし、現視研では相変わらずのまったりした空気が…いや、ごめん。独り者にはつらい甘い空気が 漂っている。 笹原のお返しは洋菓子のようだ。送る方も照れているがもらう方はもっと照れている。勝手にしろ。 田中のお返しはアクセサリーのようだ。まあそのうちコスプレの小道具になるのだろう。一石二鳥と いうか、せこいというか。まあ、嬉しそうなので不問にしよう。 高坂のお返しは…映画のチケット?これは意外な…ああそうか、自分の「一日占有券」というわけだ。 ここは「さすが高坂だ」といっておくべきだろう。 さて、一人身にはつらい空気の中、一人元気なバカがいる。そう、我らがクッチー...
  • 家出少女・荻上 続編
    家出少女・荻上 続編 【投稿日 2005/10/14】 カテゴリー-笹荻 帰路のゆりかもめ 斑目「おう笹原、夏コミも終わったわけですが今日の戦果どーよ?」 笹原「はは、尼爪の会長本とか、まあ色々ですよー」 斑目「へー意外だなー。尼爪は絵は巧いけど、ヒンヌーにこだわりすぎだから会長本はださねーと思ってたよ」 笹原「斑目さん、今日は女性陣が多いんだから声大きすぎですって(笑汗)」 斑目「おおー!やっぱグラマーキャラ大好きな笹原クン的には尼爪の会長本は掘り出しもんだよねー」 笹原「嫌がらせデスカ?」 荻上(……まあたカイチョーかぁ。やっぱ笹原さんは、セクシーで大人っぽい女の人が好みなんかなぁ。    それなのにどうしてこんなにわたしに優しくしてくれるんだろ。なんだかんだ言って妹さんにも優しいし、妹が増えたみたいに思ってんのかなぁ。    そりゃ変な下心むき...
  • 1月号予想・その一
    その一 惠子と荻上 【投稿日 2005/10/27】 カテゴリー-1月号 荻上が浴室の扉を緊張しながら開けると、中は薄暗く少し怖い感じがした。 暗がりから声がする。 大野「触ってみますかっ」 咲「だからいいっての(怒)」 荻上「何をしてるんですか?もういいんですか?」 咲「ああ、いいよ。男どもは大人しくしてるだろうね。あたしらが着替えたら惠子も呼びなよ」 大野「とっても良い温泉ですよ」 荻上「何か怪しいですね。何してたんですか!」 咲 「別に何でもないよ、大野がやらしいだけだって」 大野「なっ何を言うんですか!誤解を招くような事を!」 そう言いながら二人は浴槽から上がった。薄暗がりに二人の裸体が浮かび上がる。荻上は顔を赤らめながら横を向いて見ないようにした。 咲 「男どもはあたしたちがしっかり見てるからゆっくり入ってきなよ。おーい惠子―。」 ...
  • 東北の反逆児
    東北の反逆児 【投稿日 2005/10/27】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ 荻上は夏コミ以来、積極的にイベント参加をするようになった。最近は売り手としての参加にも慣れ、 その名も少しは知られるようになり、ある種の覚悟が固まりつつあった。 だが…知られるとともに同人の「別の要素」がみられるようになる。 そう、彼に象徴される「自称知り合い」のたぐいのような… 「大野さん声優してみな~い?知り合いが探してるんだよ~エロゲだけどねww」 「いえ…やめておきます」 大野加奈子は顔を引きつらせつつ、無難に原口の誘いを受け流した。 (何でこの人ここにいるんだろう…) 何か手伝いをするでもなく、当日ふらりとあらわれて当然のようにスペースに居座る。 することといえば自己満足の「批評」か誰それに会ったとかいう「自慢」だけ。 「あ、荻上さんだっけ?見たよ同人~」 ...
  • 2月号予想・その三
    その三 欲望ロック【投稿日 2005/11/30】 カテゴリー-2月号予想 =====回想=====  笹原 「どうですか先生! 売れましたけど!」  荻上 「い いやあ~~何といいますか…」 初めて自分の同人誌が売れた瞬間。 感想を求められて、ろくに纏まりもしない感情を伝える。  荻上 「これは…予想以上に…」  笹原 「うん!」  荻上 「………」 …どうしてこの人は、こんなにも嬉しそうな顔をしてくれるのだろう。  笹原 「ん?」 ふと、笑顔の先にある視線に気付き、荻上は振り返った。  中島 「荻上!?」  荻上 「…………!」  中島 「アーやっぱ荻上だー! こげんトコで会うなんてねー」 五年振りに再会した旧友は、笑顔で荻上の同人誌に手を伸ばした。  中島 「スゴー!...
  • 夜明けの一秒前
    夜明けの一秒前 【投稿日 2006/02/18】 カテゴリー-荻ちゅ関連 とある東北の女子高では、今日が卒業式のようだ。 和装や礼服の父兄、父母の姿も見えるが、やはり主役は卒業生。 別れを惜しみ涙をハンカチで押さえる女子高生たち。 あるいは最後の楽しみとばかりに談笑しながら 連れ立って打ち上げに向かう集団。 皆、高校生活を謳歌し、新生活に向けて晴れやかな顔をしている。 その中でも浪人した者や受験が終わっていない者はスッキリしていない。 その構内に、誰とも連れ添わず挨拶もせずに一人で歩く、背の低い 厚い眼鏡の卒業生が居る。荻上千佳その人だ。 この子も卒業式だというのにその顔は暗く疲れが浮かんでいる。 談笑している友人達の方に目をやると、一瞬寂しそうな色が浮かんだ かに見えたが、黒目がちな鋭い目のまなじりは吊り上がり、 怒っているような様子に...
  • 笹原 13:00
    笹原 13 00  【投稿日 2006/01/04】 げんしけん24 「なんでいるんだよ・・・。」 「オッス、兄貴~。」 結局大学にいてもすることがなかったので、家に帰ったところ、 恵子が堂々と入り込み、ゲームをしていた。 「また勝手にゲームしやがって・・・。」 「いいじゃん、メモリーカードは自前だしぃ。」 そういって恵子は画面から目を離さずに話す。 やれやれといった顔で自分もテーブルの横に座る。 「お前、学校いってるのかよ。」 「ええ~。いってるよ~。」 「じゃあ何でいるんだよ。」 「今日はたまたま~?」 やっぱりやめるな。 そう思ったものの、かける言葉も見当たらない。 「あ、そうだ、高坂さん部室いた~?」 やはり画面から顔を離さずに。 「俺がいたときはいなかったけど、今頃はいるかもな。  春日部さんも来てたし。」 ...
  • となりのクガピ
    となりのクガピ 【投稿日 2006/02/24】 カテゴリー-その他 【少女の独白】 ワタシが病気で小学校を休み、病院に入院して1ヶ月になる。 8月。11歳の誕生日も病院で迎えた。 本来の治療薬が体に合わず、入院期間は延びている。 友達が見舞いに来てくれることも少なくなってきた。 だって夏休みに入院したもんね。みんなもお見舞いに行くより、プールに行ったり、一日中ゲームして遊ぶ方がそりゃ楽しいよ。 もうすぐ誰も来なくなる。 毎日、入院病棟をとぼとぼと歩いて、ナースステーションの向かいにあるソファーに座ってマンガを読む。 3人がけのソファーはお気に入りの場所だ。 マンガはお母さんに頼んで家から持って来てもらった。 「面白いの、コレ?」と、お母さんは変な顔をするし、友達は「男向けの漫画だから」って敬遠する。 けど、ワタシは黒木優は...
  • もう一つの未来
    もう一つの未来 【投稿日 2006/02/04】 カテゴリー-斑目せつねえ 「ムシャムシャ、ムグムグ・・・。」 合宿の次の日、斑目は一人現視研部室にいた。 社会人とはつらいもので、長期休暇をとった後は確実に仕事だ。 いっそのこと四連休にすればよかったのかもしれないが、 新人の斑目にそんな勇気はなかった。 別に誰も咎めはしなかっただろうが。 いつものペースで食事をしている。 「んぐ・・・、んぐ・・・。」 最後にお茶の一気飲み。 「ぷは~~~。」 誰もいない部室で、一人たたずむ斑目。 合鍵は相変わらず持っている。 誰もそのことを注意しては来ない。 (俺が悪いやつだったらどうするんだろうね・・・。) 信頼されているということなのだろうか。 はたまたそんな度胸はないと思われているのだろうか。 残っているお茶をすすりながら、ぼんやり...
  • キモハラグロの城・2
    キモハラグロの城・2 【投稿日 2006/04/28】 マダラメ三世 ▼ 「何で帰還しなけりゃいけないんですか!」 キモハラグロ城内の質素な控室で、北川警部の怒号が響き渡る。 彼女はインターポール本部に電話を掛けて怒り狂っていた。本部通達の帰還命令が腑に落ちないのだ。 「ナニ?……伯爵が気に入らないから“チェンジ”だぁ?……私はホステスじゃないんですよ!」 後ろで機動隊員の朽木と木村が顔を見合わせる。 (こんなホステス、俺らもチェンジしたいよな……) ガッ!と、電話を叩き付けるように切った北川に、思わず直立状態になる朽木と木村。北川は、「伯爵に話をつけてやる!」と、一人で駆け出して行った。 ……だがその後、北川警部は行方が分からなくなり、機動隊員は城を出て撤退することとなる……。 ▼ オギウエの召使いとして潜入しているサキは、城...
  • 王様ゲーム~キス編~おまけ
    王様ゲーム~キス編~おまけ 【投稿日 2007/01/30】 カテゴリー-現視研の日常 注意:王様ゲーム~キス編~の設定リクをした方の感想です。 遅れながらもご馳走様でした! 羨ましすぎる! どうせこの後 「ふん!」 恵子が何だか不機嫌な様子で、斑目をにらみつける それからへらへらしている斑目の腕をつかみ、引き寄せた 「ぅおっ!?」 「ん」 引き寄せられた斑目、その先に待っていたのは本日何度も味わうこととなった感触 いきなりの出来事に周りが固まり、目をそらしたり赤面している 強引な恵子とのキスから解放されたのはたっぷり1分は経過した後のことだった 「ぷはっ」とけだるげに離れる恵子に斑目が真っ赤になりながら何か言おうとするが、声にならないようだ 「コーサカさんと間接キスも~らいっ」 「なっ」 恵子は上機嫌で咲の顔を...
  • 咲&高坂 小学校篇
    咲&高坂 小学校篇 【投稿日 2005/10/17】 カテゴリー-その他 小学校高学年女子。 この狭い社会でリーダーシップを発揮して女の子の集団を支配するのは、いつだって人一倍美しく、気が強く、成績が良く、人付き合いや家庭環境に問題が無く、同性への面倒見が良い、そんなタイプの子だ。 五年一組学級委員の春日部咲もそんな女の子だった。 「こらーっ!男子ーっ!」 この年頃特有の高く澄んだ声を張りあげて、ほうきを振りかざす。 「やべ、春日部だ!」 「こええ!ぶんなぐられっぞ!」 放課後の掃除をさぼって遊びほうけていた男の子の集団が、蜘蛛の子を散らすように逃げ散った。 教室に残されたのは仁王立ちになってほうきを握りしめた春日部咲と、一人黙々と雑巾がけをする坊主頭の男の子だ。 春日部咲は意味も無く、その坊主頭をほうきの柄で小突いた。 「痛いよ。咲ちゃん」 ...
  • 4月号予想・その二
    その二 【投稿日 2006/01/29】 カテゴリー-4月号予想 笹「おじゃまします・・・。」 荻「どうぞ・・・。」 笹「暑いね、なんか汗かいちゃってさ」 荻「温度下げましょうか・・・。」 笹「いや、ごめん。そういうつもりじゃなくって   ・・・気使わせちゃって・・ごめん。」 荻「・・・」 笹「・・・じゃあ、見るとしますか。」 荻「ホントにいいんですか?」 笹「え?」 荻「私の最低な妄想を見て、冷静でいれますか?ホントに気持ち悪いかも。   覚悟は決めたつもりですけど、見せないでいられるなら   見せずに、このまま現視研辞めてもいいって思ってます。」 笹「う~ん、改めて言われてもねぇ。でも、見るって決めたんだし、   なに、ほら出演者としての特権ていうの?あはは・・・。」 荻「・・・わかりました。コレです。」 笹「(うわぁ...
  • 脈はあるのか
    脈はあるのか 【投稿日 2006/03/07】 カテゴリー-斑目せつねえ 「ふぃー、疲れた…」  歩きながらそう呟くと、斑目はネクタイを緩めた。首を締め付けるようなこの感覚は、未だに慣れない。 (どうすっかな…同人ショップでも寄って帰るか…)  そして斑目は、行きつけの店へと向かった。 「いやー…今日は掘り出し物が見つかったなー」  右手に紙袋を持ちながら、満足そうな笑みを浮かべる斑目。 「…お、あれは…」  斑目は、10mほど先に咲が歩いているのを見付けた。そっと近付き、声をかける。 「やーぁ、春日部さん」 「ん? あぁ、斑目か。どしたのこんな所で……って、聞くまでもないか」 「はは…ま、そゆコト」  そのまま、並んで歩き出す2人。 「春日部さんは? 買い物?」 「ん…デートの帰り」 「…高坂?」 「当たり前だろ」...
  • げんしけんの一年前
    げんしけんの一年前 【投稿日 2006/06/09】 カテゴリー-現視研の日常 2001年、春。 彼、斑目晴信は意気込んでいた。 今までどおり、ある種のサークルに入ると決意していたからである。 (漫研、漫研♪ アニ研、アニ研♪ オタサークルが俺を呼んでいるっ!!) 浮かれ気分で新歓の雰囲気全開の廊下を歩き回る。 高校の頃は伸び放題になっていた髪を切りそろえ、藪にらみの三白眼でニヤニヤしながら歩いている。 ひょろりと長い体、面長の輪郭にこけた頬。三日月の形に開いた口から八重歯が出ている。 猫背でいつも顔が突き出気味に前に出ている。 彼は中学の頃から同人誌を買いあさり、ゲームは格闘モノからRPG、果てはエロゲーまで幅広くカバー、アニメは毎シーズン最低でも10本は欠かさないという、典型的なオタクであった。 (ん?ありゃーE・E・さくらのポ...
  • アルエ・第六話
    アルエ・第六話 【投稿日 2006/07/16】 アルエ 「うはー……。もろ大手っすね……」 屋外に続く行列にすっかり気後れしたように笹原は言った。 「誰が伊鳩さんだろ……? あの挨拶されてる人かな……?」 ハルコも緊張気味にキョロキョロとブースを見回している。 うず高く積まれた段ボールの山を前にすると、流石に溜息が漏れた。 ハルコは笹原の肩をポンと叩いた。 「……笹原行け」 「俺すか……。まあ、行きますけどね……」 笹原は頭の中で述べるべき口上をシミュレートしてから、恐る恐る眼鏡坊主の御方の元へ歩み寄った。 同じくハルコも恐る恐る笹原の後ろから付いて行く。 「あ……すません。あのー、伊鳩コージさん……、いらっしゃいますか?」 「はい、僕ですけど」 「あ! あ、すいません」 笹原は揉み上げから滴り落ちる汗とシンクロしたように頭を垂れる...
  • 雪の女王
    雪の女王 【投稿日 2005/12/19】 カテゴリー-童話パロ これは小さな男の子と女の子のお話です。二人は春の国に住んでいました。男の子は コーサカ、女の子は咲と言いました。二人はとても仲良しでいつも一緒に遊んでいま した。 ところがある時、コーサカの目に悪魔(斑目)が作った魔法の鏡の破片が入り、コー サカはすっかり人が変わってしまいました。エロゲーや格ゲーに夢中になり、「神」と 呼ばれるようになりました。 そんなコーサカを雪の女王(大野)は大変気に入り、オタクの国へ連れ去ってしまい ました。咲はコーサカを取り戻す旅に出ました。そんな咲を悪魔は数々の試練を与え て、妨害しました。 夏の国では、惠子という歩く不良債権を社会復帰させました。 秋の国では、笹原と荻上という煮え切らないオタップルを無理矢理成立させてあげま した。(どん...
  • 6年1組カスカベ先生・その2
    6年1組カスカベ先生・その2 【投稿日 2006/08/26】 6年1組カスカベ先生 「なんであたしはこんなとこに居る・・・」 某県某市某田舎小学校6年1組の入口で、春日部咲はぼそりと呟いた。 話は2ヶ月前に遡る。 この春で4回生となった咲は、1年後に迫った卒業を前に忙しい日々を送っていた。 必要単位は既に修得済み。ゼミ、卒論の準備は勿論のこと、 ”オリジナルブランドのショップを開く”という長年の夢を叶えるべく、 大学で培った知人友人コネツテカネをフルに活用。 原材料と販路確保にやっと漕ぎ着けるところまできていたのだ。 交渉事は元々得意な咲ではあったが、ここ暫くの断続的なフル稼働に 流石に疲労を隠せなかった。 勿論、目標に向かってひた走る彼女にとっては、その疲労すら心地よいものではあったのだが。 そんなこんなで。 咲...
  • となりのクガピ2 その3
    となりのクガピ2 その3 【投稿日 2007/02/05】 カテゴリー-その他 【21】 「あ~、人が多くなって暑いな。ちょっと換気するから」 斑目さんは、スー奥様におとなしくするように声を掛けると、照れ隠しなのか、部室の窓を開けて外気を入れた。 ほどよく火照った頬に、さらさらっと入ってきた夜風が心地よく当たる。 ワタシは窓の方を見た。斑目さんが窓際で外を眺めているのが見えた。 その表情は落ち着いているというか、なんだか憂い顔にも見える。そんなに奥様の妊娠を気づかれたことがショックだったのかしら。 楽しく盛り上げてくれる斑目さんなのに、一人の時って、ちょっと寂しげなんだね。 そこに笹原さんがやってきた。 「……斑目さん」 「ああ、笹原かスマン、ボーッとしてた」 「お疲れですね。どぞどぞ」 「いやいやアンガト。笹原も飲んでる?」 ...
  • シンデレラ その2
    シンデレラ その2 【投稿日 2005/11/04】 カテゴリー-童話パロ むかしむかし、あるところにシンデレラ(荻上)という女の子がいました。女の子は三人の姉と一緒に 暮らしていました。ところが、この姉達というのがとても意地悪で、シンデレラをいじめていました。 1番下の姉(漫研女子代表)はシンデレラを追い込んで2階から飛び降りさせました。 2番目の姉(恵子)はシンデレラを中学生扱いしました。 3番目の姉(中学生の友達:茶髪)はシンデレラがトラウマになって話をするだけで気分が悪くなることをしました。 こうして姉たちにいじめられていたシンデレラですが、彼女には秘密にしていることがありました。 こっそりと801マンガを描いていたのです。シンデレラには夢がありました。 年に2回、開催されるコミフェスで自分の描いた同人誌を売ることです。 でも、貧乏なのと覚悟がな...
  • 斑恵物語-1-
    斑恵物語-1- 【投稿日 2006/02/19】 斑恵物語 斑目は疲労の染み込んだ体で帰路についていた。 合宿から帰って早半月。 笹原と荻上は案の定くっつき、今は宜しくやっている。 一方、社会人で彼女もいない斑目は、合宿以来、仕事仕事の単調な毎日の繰り返しであった。 斑目の職種は事務職。現場で汗を流している社員からは楽そうだと羨ましがられるのだが、 一日中椅子に座ってディスプレイを眺めているのも、結構疲れるものだ。 (ふぅ~、あー、学生にもどりてー…。てもしゃーないか…。) 今日は土曜日。ようやく一週間の仕事を終えて、明日のアキバ巡回に思いを馳せた。 しかし…、少し空しい。 (あんあ~、笹原はアキバも荻上さんと一緒にいくんだろうな~。  俺も春日部さんと同人ショップ巡りしたいよ…、ってそりゃぜってームリだな…) もう9月も終わりが近づき...
  • 秘密の夜~失墜の魔法使い
    秘密の夜~失墜の魔法使い 【投稿日 2006/01/05】 カテゴリー-斑目せつねえ 荻上が上がってからまもなく、風呂から最後に上がってきたのは笹原の妹、恵子だった。 さすがに風呂上りではいつものあのケバイ化粧は無い。 笹原似ですっきりとした柔和な顔立ちの、案外馴染み易い顔が部屋を横切る。 斑目「へぇ…化粧を取れば案外普通…」 いつもの、外見からして自分たちを拒絶してるかのような恵子の 意外な側面を見たような気分になった。 化粧の濃い女の場合、すっぴんになると見られたものじゃない女の方が 多いのではないかと思うが(それは偏見か?)、恵子はむしろこっちの方が ずっとかわいく見える。つーか、やっぱ普段のギャル化粧がありえねーよな。 こうして見れば結構かわいい方なんじゃないのか…? 女だらけの飲み会に向かう元気な笑顔も、この顔でなら実に素直...
  • ベルバラ
    ベルバラ 【投稿日 2006/11/10】 カテゴリー-斑目せつねえ 田中「おーぅ」 笹原「ドモっす。久我山さんつかまりませんでした」 ダラ「まっしょーがねーやな」 田中「女性陣は?」 笹原「春日部さんのショップの手伝いに借り出されてるみたいです。遅れてくるそうです」 ダラ「ほんじゃ、ま男性陣で先にカンパーイッ」 笹原「ほんと久しぶりですね」 ダラ「で?どーなのよ。笹原最近ずっと顔だしてなかったみたいだけど、研修のほうは」 笹原「ええ。まだ実感わいてないんですけど ああ編集者になるんだなってことくらいで」 田中「なんだ お前けっこう部室に顔出してるのか?イヤだねぇ大学近くに就職したやつぁ」 ダラ「違ええよ!・・それに」 朽木「最近ちょくちょくマダラメさんは春日部女史の卒論の手伝いさせられてますにょ~」 ダラ「こっコラ!・・・・・あーーーま...
  • キモハラグロの城・3
    キモハラグロの城・3 【投稿日 2006/05/02】 マダラメ三世 ▼ キモハラグロ伯爵と大公家の娘オギウエの結婚式の日がやってきた。 しかし、久我山大僧正を乗せた車は、結婚式を一目見ようと押し掛けた車列に巻き込まれ身動きが取れないでいた。 「ほ ほかの道は、な ないのかな。遅れてしまうぞ」 焦る久我山。運転手の沢崎は車体を半分芝生に入れながら、大渋滞の脇を通り抜ける。 「公国政府の方に連絡を入れましたが、ヘリが迎えにくるには時間が掛かるとかで……あぁっ!」 前方に、ビーチパラソルをさしてくつろいでいる女性の姿が見えて思わず急停車する。 「どいてくれ、通れないじゃないか!」 思わず怒鳴る沢崎は、立ち上がったブロンド女性の姿に息を飲む。上は腰履きのジーンズをルーズにはいて、上はビキニブラ一枚。 『この先は崖崩れよ。復旧にはどうしたって時間...
  • 30人いる!その10
    30人いる!その10 【投稿日 2007/09/17】 ・・・いる!シリーズ サークル棟に向かう途中、久我山は柔道場の前を通り掛かった。 この大学の柔道場は、通路側に大きな窓(人が出入り出来る大きさで、下辺は床に付いてるから、ガラス戸と言うべきか)がある。 稽古中にぶつかって破損するのを防ぐ為か、内側には雨戸のような鉄格子の扉があり、外から見ると金網デスマッチのような格好になる。 そういう立地のせいか、特にスター選手が居る訳でも強豪校でも無いのに、稽古中の柔道場の前には見物人がよく居た。 初心者の柔道部員の中には、かつてその見物人だった者もけっこう居て、この立地は地道に柔道部存続に貢献していた。 久我山は道場の中で動く人影をチラリと見て、ふと足を止めた。 「あれっ?みょっ妙な時間に稽古やってるな」 久我山の記憶では、椎応の柔道部は朝と夕方に全体での練習...
  • スザンナの消失
    スザンナの消失【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 また実在の団体、人物をモデルにした架空の設定がありますが、これも政治的思想的 個人的価値観とは一切関係ない物語の上だけのものです。 科学的表現もありますが完璧なる似非科学です。 □舞台設定  げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定  旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない...
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