げんしけんSSスレまとめサイト内検索 / 「スザンナの消失その3」で検索した結果

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  • スザンナの消失その3
    スザンナの消失その3【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 第五幕 探索 斑目とアレックそして千佳子 週末の「お買い物」は急遽取りやめになった。事情を知らない二組の双子たちにはアンジェラとぬぬ子は用事が出来て先に帰った事にした。さらわれる現場に居合わせた千佳子は少し動揺していたが、うまく状況を取り繕ってくれた。 二組の双子以外の者たちはアンジェラの家に集まって対策を検討した。もちろん「お買い物」に同行しなかった春奈もその場にはいない。斑目とアレックと千佳子の三人だけだ。 「スージー先生に用があるからって・・・。一体何なの? どうなってるの? あいつら何?」 千佳子は激しく動揺している。斑目はその問いには答えずに携帯でスージーに電話を入れた。 プープー・・・・ 電話は予想通りつながらなかった。 「千佳子ちゃんの...
  • スザンナの消失
    スザンナの消失【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 また実在の団体、人物をモデルにした架空の設定がありますが、これも政治的思想的 個人的価値観とは一切関係ない物語の上だけのものです。 科学的表現もありますが完璧なる似非科学です。 □舞台設定  げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定  旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない...
  • スザンナの消失その4
    スザンナの消失その4【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 第七幕 救出 スージーと斑目そしてアレック、千佳子 スージー一行は斑目の運転するバンで「潜伏地」に向っていた。 「そんな分かってるんだったら早く助けるなり、さらわれないようにすればよかったのに!」 斑目はスージーに対してぼやいた。 「二人に危害は及びません。準備が整わない内は動くに動けなかったのです。」 「もう準備は万端という事?」 「ええ、携帯でテレビ中継を見て御覧なさい。」 斑目は千佳子に携帯を開いてもらって、車のフォルダーに固定してテレビを観てみた。 テレビは異様な光景を実況中継していた。GX-ガノタックスで使用された国産初号機・・・機動○士ガ○ダムそっくりな機械が街中で暴れまわっていた。もちろん器物を破損するだけの示威行動であったが、マスコミ、ネットで騒然...
  • スザンナの消失その2
    ...・。」 スザンナの消失その3に続く
  • カテゴリー:その他
    カテゴリー その他 咲&高坂 小学校篇 編集者の一日 あやしい2人 イッツタフ! うわっ面の思い となりのクガピ となりのクガピ2 奏(かなで) 朽木君の優雅な日常 サマー・エンド 笹原きょうだい 恵子のお話 現聴研 斑×笹 『Million Films』 ぬぬ子の秘密 斑目晴信の憂鬱 アンの青春 千佳子の覚醒 春奈の蒼穹 スザンナの消失 空と雲 空気嫁クッチー ヤブーの話 碧目のすう 知ったな! TOP
  • オタクの国のアリス
    オタクの国のアリス 【投稿日 2005/12/27】 カテゴリー-斑目せつねえ 管理人注 これは「遠い海からきたスー」の続編です。 そちらから読まれることをお勧めします 明日は冬コミ。 斑目はいつも通り、げんしけんに向かっていた。 「あ、斑目さん。」 校門近くで、大野さんに遭遇する。 そこには大野さんの他に二人。アンジェラとスーが当然のように挨拶を返す。 「え…また来たの?」 「そーなんですよもー、ホント、スーのご両親が甘々で…」 「…それに…それ…ローゼンの真紅?」 「ええ、何でか知らないけどどうしても着て行くんだって…」 「すげ…似合ってんね。」 「ええ、まあギリギリ大丈夫かなって。」 「ま…これだけ自然に似合ってれば、うるさいことも言われないか…」 スーはしばらくおとなしく会話を聞いていたが、退屈したのか ...
  • koyukiⅢ~フェチ、襲来
    koyukiⅢ~フェチ、襲来 【投稿日 2007/03/05】 カテゴリー-斑目せつねえ 【2011年4月6日/合衆国 ボストン】 留学を終え、スージーは久しぶりにボストンの自宅に帰っていた。 帰国して1週間ばかり経ったある夜、彼女はいつも通り両親と食卓をともにしていた。 比較的裕福な家庭であり、彼女のきょうだいも独立した今は、両親とスーの三人暮らしになっている。それだけに、両親にとって長期留学していた愛娘との生活は嬉しくてたまらないことだろう。 母親の手料理に舌鼓を打ち、これまでのように日本での生活について尋ねられながら、食事を終える。 食後のコーヒーを飲み終えたころ、スージーは意を決し、軽く深呼吸してから、自分の思いを吐露した。 (以下英語) 『私ね、日本で結婚して、日本に暮らそうと思うの』 普段の日常会話も乏しく、自分の心を...
  • 「どうしようもない」
    「どうしようもない」 【投稿日 2007/05/17】 カテゴリー-斑目せつねえ ザワザワと賑わう居酒屋に、現視研のメンバーが集まっていた。 OBの笹原、斑目、田中、久我山、高坂、春日部と、現会員の大野、荻上、朽木、スザンナ達だ。 笹原達の追い出しコンパ以来、このメンバーが全員集まるのは久しぶりだった。 収集をかけたのは高坂と春日部。 「皆飲み物何にする?」 田中の言葉に皆が酒を注文する中、春日部が一人オレンジジュースを注文した。 「どうかしたんですか咲さん?」 いつもは飲まない物を注文した春日部に大野が聞く。 「私、今酒飲めないんだ」 困った様な春日部の言葉に、高坂を除く全員が目を丸くする。 しかし、大野と荻上は、すぐにその意味を理解した。 「まさか!」 「咲さん?」 全員の目が春日部に集中する。 「あー、うん。今妊娠して...
  • koyukiⅡその3
    koyukiⅡその3 【投稿日 2007/02/18】 カテゴリー-斑目せつねえ 卒業式の日の夜。新宿駅東口。 田中総市郎、加奈子夫妻は、この日無事卒業式を終えたスージーを連れて、新宿まで繰り出していた。 スージーの追い出しコンパを開催するためである。 残りの参加者は、スーの知っている現視研の現役会員やOB・OGであり、現在会長を務める朽木が駅前で掌握し、随時合流する予定であった。 「あとはお任せくださいッ!」 全力で敬礼する朽木にちょっと不安を感じつつ、総一郎と加奈子の夫婦は、真ん中にスージーを置いて目的地へと歩き始めた。 「それにしても賑わってるな」 「スー、離れちゃいけませんよ!」 3人は、駅前の雑踏をかき分けるようにして目的の居酒屋に辿り着いた。 店内もまた、歓声や拍手、叫び声のような店員の挨拶など、戦場のような賑わいを見せている...
  • 30人いる!その3
    30人いる!その3 【投稿日 2007/07/29】 ・・・いる!シリーズ 第2章 笹原恵子の宣言 「無理無理無理!そんなのぜってえ無理だって!あっそうだ、くじ引きもう1回やり直そう!なっ!」 案の定、恵子は駄々をこねた。 どこからともなく取り出した算盤を机に叩きつけつつ、台場は言い放った。 「くじ引きに2度目はありません!」 『うわあ、晴海のやつ目がマジだ…』 たじろぎつつも、恵子はさらに反論を重ねる。 「なあ、お前ら冷静に考えてみろよ。あたしゃお前らと違ってオタクじゃないし、映画なんて作ったこと無いし、それ以前に昔から映画なんてあんまし見てないし」 国松「大丈夫ですよ、恵子先輩。全員映画作りは初めてですし」 藪崎「千里、それフォローなってへんで」 国松「それに映画作りの基礎なら、私がお教えしますよ。どのみち今日はその積もりで、映画の作り...
  • 実況!斑目家ホプキンス家結婚披露宴(序)
    実況!斑目家ホプキンス家結構披露宴会場(序) 【投稿日 2007/02/27】 カテゴリー-斑目せつねえ 【オープニング】 映像:ヘリが仙石原から芦ノ湖を超えて会場のホテルを空撮。 朽)「……卒業から7年の歳月が流れました。胸に宿るものが、今また、この瞬間に燃え上がろうとしているのでアリマス。 ……将来『第三新東京市』になるであろう、ここ箱根芦ノ湖畔に吹いているのは、湖からの湿り気を含んだ風。青空の向こうに遥かボストンを想いながら、めでたい角出のはじまりです」 映像:ホテル内披露宴会場をパン。参列者数100人弱の規模。その隅にある放送席がズームされると、礼服を着た朽木と久我山が座っている。 <朽>「みなさんコンニチワ! 本日は『椎応の総受け』こと斑目晴信先輩と、『ボストンの暴れロリ』ことスザンナ・ホプキンス嬢の結婚披露宴の模様を、会場の箱根フ...
  • 26人いる! その3
    26人いる!その3 【投稿日 2006/12/03】 ・・・いる!シリーズ 2006年の夏コミ初日。 現視研と「やぶへび」の面々は上野から始発に乗り、ビッグサイトに着いた。 とりあえず1度、全員で一般参加の行列に並ぶ。 一行は、いろんな意味で周囲の目を引いていた。 主な理由は三つあった。 一つ目は人数だ。 コミフェス参加サークルで、大手を除けば総勢22人という人数は、かなりの大人数の部類に入る。 二つ目はメンバーの外見だ。 先ず目を引くのが、巨乳とロリロリの金髪外人女性コンビだ。 あとのメンバーも、巨乳の女性が2人、身長180台のノッポが2人、肥満体の女性が2人、そしてロリ顔ロリ体型の女子たち(しかも1人は筆頭)等、多士済々な面々だ。 そして三つ目は、彼らの尋常ではない荷物の量だった。 多くの者のリュックは通常の物より大型で、しかも今から買い...
  • となりのクガピ2 その3
    となりのクガピ2 その3 【投稿日 2007/02/05】 カテゴリー-その他 【21】 「あ~、人が多くなって暑いな。ちょっと換気するから」 斑目さんは、スー奥様におとなしくするように声を掛けると、照れ隠しなのか、部室の窓を開けて外気を入れた。 ほどよく火照った頬に、さらさらっと入ってきた夜風が心地よく当たる。 ワタシは窓の方を見た。斑目さんが窓際で外を眺めているのが見えた。 その表情は落ち着いているというか、なんだか憂い顔にも見える。そんなに奥様の妊娠を気づかれたことがショックだったのかしら。 楽しく盛り上げてくれる斑目さんなのに、一人の時って、ちょっと寂しげなんだね。 そこに笹原さんがやってきた。 「……斑目さん」 「ああ、笹原かスマン、ボーッとしてた」 「お疲れですね。どぞどぞ」 「いやいやアンガト。笹原も飲んでる?」 ...
  • お家にかえろう
    お家へかえろう 【投稿日 2006/03/28】 カテゴリー-笹荻 時は2006年の冬。陽も傾き赤く色付く頃。 げんしけんの部室では、1年生らしき細身の男子会員と 金髪長髪の少女が言い争っていた。 そう、留学してきたスザンナ・ホプキンスだ。 その表情からは、いまいち感情がつかめない。 言い争うというよりは、男子会員はスーが何か言うたびに 一方的にダメージを負いよろめき青ざめるリアクション。 スーはといえば、きょとんとした様子で、別に怒っている というわけではなさそうだ。 部室には他に、雑誌を読みふけるポーズで固まっている朽木。 そしてもう、一人、筆頭の下に苦笑いを貼り付けて、二人の間に 手刀で割ってはいる荻上さんの姿が有った。 荻上はスーの無邪気なネタ振りを止めようと話しかけるが、今度は スーの方がシュンとうなだれてしまった。 う...
  • 第十三話・廻る宇宙(ソラ)
    第十三話・廻る宇宙(ソラ) 【投稿日 2006/04/20】 第801小隊シリーズ 「オーライ、オーライ。」 第801小隊の面々を乗せたシャトルが、ドッグ艦「ビッグサイト」に到着した。 ドッグ艦、というには何かというと、MSなどの軍事兵器を開発、 運用実験、改修するための工場のような研究設備付きの宇宙艦である。 フェスト社は連盟お抱えの軍事設備会社であり、この「ビッグサイト」も連盟軍と共用で使われている。 「うはあ、無重力ってこんなんなんだー。」 入口から出て来る一同。間の抜けた声を出すケーコに一同苦笑い。 「そうか、ケーコは宇宙初めてだっけか。」 「そうなんだよね・・・、わわっ。」 ふわっとした独特の移動法に変なほうに移動してしまうケーコ。 それをうまく誘導するササハラ。 「おいおい・・・。とりあえずこれもっとけ。」 宇宙空間にある居住...
  • アンの青春
    アンの青春 【投稿日 2006/11/18】 カテゴリー-その他 ■セカンドジェネレーション設定■ これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 □舞台設定  げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定  旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない方針。 □物語設定 物語はオムニバス形式で独立しており各自主人公が異なりますが、 前作の設定を一部引き継ぐ場合があります。一応、時...
  • koyukiⅡその4
    koyukiⅡその4 【投稿日 2007/02/19】 カテゴリー-斑目せつねえ 3月25日。金曜日の夕方。(有)桜管工事工業の事務所。 斑目は、単純な仕事をこなしながら、頭の中で前夜のスージーとの電話を何度も何度も再生していた。 そして、(あれで良かったんだよ、きっと)と、自分に言い聞かせる。 そんなことを朝からずっと繰り返していた。 また、仕事の合間に、『ウルトラセブン』『史上最大の侵略(後編)』の検索結果を読んだ。 ………長い戦いの末に心身ともにボロボロになったウルトラセブンことモロボシダン。彼はM78星雲の上司から、次に変身すれば命を落とすと警告される。 それでも、ウルトラ警備隊の同僚アマギ隊員が侵略者に捕われており、彼の命を助けるためにも最期の変身を決意する。 その直前、お互いに淡い恋心を抱き、自分の体を心配してくれたアンヌ隊員に、自ら...
  • koyukiⅢ~フェチ、襲来その3
    koyukiⅢ~フェチ、襲来その3 【投稿日 2007/03/13】 カテゴリー-斑目せつねえ 【2011年4月16日/東京駅】 土曜日の朝。 東京駅八重洲口の一角にあるコーヒーテラスで、高坂真琴とアンジェラ・バートンがタンブラーを片手に談笑していた。 咲は2、3歩離れた場所に立ち、携帯電話で自分の店に連絡を入れている。 「……うん、うん。じゃあ悪いけど店の方、よろしくね」 咲は電話を切って、二人のもとに戻った。 彼らの足下には荷物のカートが置かれている。軽い朝食を終えて、これから仲間達と合流。アンジェラ主催による『高坂夫妻結婚記念温泉旅行』として、伊豆へと向かうのだ。 英語と日本語が行き交う会話。3人とも『絵になる』容姿だけに、周りを行き来する人々の中でもひときわ目立っている。 この後、別の意味で、さらに目立つことになるのだが……。 ...
  • 春奈の蒼穹
    春奈の蒼穹【投稿日 2007/02/20】 カテゴリー-その他 これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 □舞台設定  げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定  旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない方針。 □物語設定 物語はオムニバス形式で独立しており各自主人公が異なりますが、 前作の設定を一部引き継ぐ場合があります。一応、時間系列順に列挙して おきます。 げん...
  • koyukiⅡ
    koyukiⅡ 【投稿日 2007/02/13】 カテゴリー-斑目せつねえ 高坂家と春日部の結婚披露宴が行われた2011年2月4日は金曜日だった。 土日に式を挙げなかったのは、咲が2月4日の「立春」を強く意識したからだという。 立春は旧暦の正月。春の始まり。この日は物事の『はじまり』を示唆する。事業を始めるようになって、咲も縁起かつぐようになったのであろうか。 斑目晴信にとっても、忘れることのできない、新しい始まりの日となった。 スージーことスザンナ・ホプキンスとの一夜を経て、自分の気持ちに一つの区切りをつけた今、斑目は心身に充実感を得ていた。 その日からというもの、彼は仕事に臨む姿勢にもメリハリがついてきた。 単純に週末が楽しみなので、『休めるように働こう』というモチベーションができた訳だが、職場の上司も彼の頑張りに気づき始めていた。 「斑目君は最近、ちょっ...
  • 千佳子の覚醒
    千佳子の覚醒 【投稿日 2007/02/02】 カテゴリー-その他 これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 □舞台設定  げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定  旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない方針。 □物語設定 物語はオムニバス形式で独立しており各自主人公が異なりますが、 前作の設定を一部引き継ぐ場合があります。一応、時間系列順に列挙して おきます。 ...
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    このサイトの概要 2ちゃんねるにおける漫画「げんしけん」のSSスレッドの 投稿作品をまとめたものです。 長編、連作、何でもこいのSSスレッド。 もちろん、小ネタ、セリフ改変ネタ、何でもこいです! 投下を戸惑ってる貴方、とりあえず、やっちゃいましょうw 新スレですねー。 これからはスレ消化するたびにまとめていこうかと思います。 【オンリーイベント】げんアン会議 こちらの管理もやっています 【同人誌】SSアンソロ 第一弾・第二弾共に通販中です! 現行スレッド げんしけんSSスレ16 もう16か・・・ 2の4乗・・・ 過去ログ げんしけんSSスレ げんしけんSSスレその2 げんしけんSSスレその3 げんしけんSSスレ4 げんしけんSSスレ5 げんしけんSSスレ6 げんしけんSSスレ7 げんしけんSSスレ8 げんしけんSSスレ9...
  • 26人いる!その2
    26人いる!その2 【投稿日 2006/11/12】 ・・・いる!シリーズ 有吉「僕が編集でいいかな?」 豪田「自分がメインで描きたくないの?」 有吉「何と言っても時間が無いから効率最優先にすべきだと思うし、サークル参加なんだからみんなの総力で本作りたいんだ」 豪田「まあ確かに、同人誌って本来そういうもんだし」 有吉「それに女性向けで18禁なら、やっぱり妄想力こそが作品を作る原動力だよ。僕が理屈で話書いてもいいんだけど、それじゃ妄想力半減でしょ?」 豪田「そうねえ…みんなもそれでいい?」 一同「さんせーい」 有吉「まずプロットは台場さん。みんなの中で、1番ヤオイ関係の知識と経験と情報量は豊富みたいだからね」 台場「問題は組み合わせだけね。キョンが攻めか古泉が攻めかの二者択一かあ…」 「リバ可や!」 突如大声の関西弁が轟く。 漫研会員であり、サ...
  • となりのクガピ2 その2
    となりのクガピ2 その2 【投稿日 2007/01/26】 カテゴリー-その他 【14】 同人誌「いろはごっこ」読了……。 18禁同人誌なんて慣れっこのはずなのに、読んでいてドキドキしてしまった。 (ワタシ、小学生の時にこの漫画をおねだりしたのか)と思うと、恥ずかしくて顔中が火に包まれたみたいに熱くなった。 おそらく真っ赤になっているであろうワタシは、周りで黙って見守っている先輩方を見回す。 あぁ、気まずそう……orz ワタシは、カチカチカチカチカチカチ……と歯車の音がするようなぎこちなさで頬の筋肉をつり上げた。 笑え、笑うんだワタシ。いま精一杯の感謝を込めて! 「あ、あははははは、いやぁ私も小説書きですけど同人活動してるんで、このくらい日常茶飯事ですよ!」 「そそっ、ソーダよねハハハハハハハハッ」 皆が声を揃える。 その場...
  • 真っ赤な誓い
    真っ赤な誓い 【投稿日 2007/01/18~03/08】 カテゴリー-斑目せつねえ その日の斑目はいつもと様子が違っていた。 いつも通り仕事をそつなくこなしていたが どこかソワソワした感じを漂わせており、落ち着かない様子であった。 「斑目くん」そんな彼の様子を見た上司が声をかけたのが 昼食も終わり、午後の業務に入る前であった・・・。 「今日ぐらいは、休みをとっても構わなかったのに・・・」 「大丈夫ですよ、明日は休日だし、  仕事していないと落ち着かなくて・・・  ここに連絡入れてもらえるように頼んでますから・・・ 今日はまだ大丈夫なんじゃないですか・・・・」 斑目は引きつった笑顔で答えた。 「気持ちはわかるがなあ・・・ いざというときそばらにいなかったらあとあと恨み言をネチネチ言われるぞ・・・・ 俺がそうだったから・・・。」 上...
  • koyukiⅢ~フェチ、襲来その2
    koyukiⅢ~フェチ、襲来その2 【投稿日 2007/03/08】 カテゴリー-斑目せつねえ 「ホントごめん!……ひょっとして、ずっとここで待ってたの?」 アパートの外灯に照らされて、コクンとうなずくスージー。大きなスーツケースを引きずり、おそらく道に迷いながらここまで辿り着いたのだろう。 斑目は、その健気さに胸がきゅっと締められるような気がした。 スージーのケースを持ってあげて、ドアを開けた斑目。部屋へ招き入れたが、彼女はキッチンのあたりで棒立ちのまま斑目を見つめている。 「……何か、ついてる?」 部屋の中央に立った斑目が尋ねるや否や、スージーは斑目の懐まで距離を詰める。 斑目はドギマギし、緊張して彼女に触れることは出来ない。 スーは、そんな緊張もお構いなしに、斑目の両肩に手を載せてぶら下がるような姿勢で背を伸ばす。 顔と顔が近づいて、目...
  • 30人いる!その2
    30人いる!その2 【投稿日 2007/07/22】 ・・・いる!シリーズ 第1章 笹原恵子の回想 夏コミが終わって数日後のある日の昼下がり、現視研の部室では学祭で上映する映画の製作会議が開かれた。 参加者は、遅れて来ると連絡のあった浅田を除く1年生10人と荻上会長、「やぶへび」の3人娘、そして夏コミ翌日に一旦アメリカに帰ったはずのスーとアンジェラだった。 ちなみに恵子は例によって遅刻、クッチーは就職活動、大野さんは諸事情により後述する。 実はスーとアンジェラ、夏コミの前日に来日した際に、大野さんがアパートを紹介してもらった不動産屋を訪ね、秋から暮らすアパートの物件を探してもらっていた。 だが彼女たちの提示する条件を満たす物件は、その日は見つからなかった。 彼女たちの条件とは、2DK以上の間取りで、その2つの部屋が鍵のかけられる完全な個室であり、なおかつ1...
  • koyukiⅡその2
    koyukiⅡその2 【投稿日 2007/02/14】 カテゴリー-斑目せつねえ 2月14日。月曜日。 笹原家の夕べは喧噪に包まれた。 笹原千佳は前日までに大きな仕事を終えて、この日はオフにしていた。 昨夜からチョコレートの素材を溶かして形どりし、夫のためのバレンタインチョコを作っていたのだ。 (夕食を終えてお茶を入れた時に、心を込めた一品をプレゼントしよう) しかし、そんな甘い願いは、珍客によってブチ壊されてしまうことになる。 田中加奈子とスージーがやってきたのだ。 「チカ!アイタカッタ!」 「スー!?」 ドアを開けるなり、いきなり抱きついてきたスージーに慌てる千佳。 そこまではいい。 そこまでは。 続く田中夫妻が、段ボール2ケースほどのチョコレートを持ち込んできたのだ。 しかも、そのチョコレートは自分のマンガのキ...
  • アンの青春(後編)
    アンの青春(後編) 【投稿日 2006/11/18】 カテゴリー-その他 ○聖槍 二人は意を決して廃屋に侵入した。スージーが感じた気配は「それ」一匹だけのものだった。 他に仲間はいないはずである。ただ他の罠の可能性も否定できないので、 二人は緊張して周囲の様子を窺った。アタッシュケースを開いて、 アンジェラは赤外線暗視スコープを取り出して装着した。また小機銃を手早く組み立てた。 『スー!! あなたも暗視スコープを!!』 『いらない・・・。夜目は利くから・・・。』と言いながらスージーは周囲に注意を払っている。 廃棄された工場跡は広いが、どす黒い闇に覆われていてとても肉眼で見えるものではなかった。 天井の穴から僅かに差し込む月明かりだけが、漆黒の闇を切り裂くように差し込んでいる。 不意に天井から声が聞こえた。 「よう・・・。と...
  • 6年1組カスカベ先生・その1
    6年1組カスカベ先生・その1 【投稿日 2006/08/26】 6年1組カスカベ先生 「なあ、知ってるか?今日新しいセンセイが来るんだって」 口から泡を飛ばしながらヤナが聞いてくる。 いつも戦車のマンガとか描いてるばっかりのくせに、 どうしてこういう情報は早いんだろうか。 ハルノブは心中溜息をつきつつ、後ろの席の友人に振り向いた。 「知ってるよ、きょーいくじっしゅーせー、だろ?」 「なんだ知ってたのか。つまんねー」 「知ってちゃ悪いか。」 軽くにらみを効かせつつ、こっそり持参したコミックブンブンに再び集中しようとしたが、 「だーから聞けって!」 ペンシルロケットで首筋をつつかれ、再びヤナに向き直った。 ヤナの話では、じっしゅーせいの先生はしーおう大とかいう都会の大学から2週間だけ 実習にやってきたらしく、職員室でちらっと見た限...
  • 完士とおたく工場
    完士とおたく工場 【投稿日 2007/07/21~08/07】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ ある見知らぬ国の見知らぬ町に完士という少年がいました。 完士の母親は加奈子 父親は総一郎 妹は恵子 その他 家族には母方のおじいさんの晴信じいさん。自称マムシ72歳と 父方の爺さんの光紀じいさんがいます。 いわゆるおたくファミリーですが、妹の恵子だけはなぜか一般人だ。 仕事は総一郎父さんが服の縫製をやっていたが、腱鞘炎で仕事ができなくなり 収入が激減、家計は大変な状態だ。 加奈子母さんがコスプレ(写真撮影料)をやって何とか食いつないでいる。 完士の住む町の大半は全世界におたグッズを供給しているおたく工場が占めている。 いわゆる企業城下町だ。 工場を経営しているのはウィリー・ウォンカという謎の人物。 ウィリー・ウォンカ製のおたグッズは世界中で大...
  • 30人いる!その6
    30人いる!その6 【投稿日 2007/08/19】 ・・・いる!シリーズ 第5章 笹原恵子の覚醒 ゴジラが今日(厳密には2日に渡っているが)7回目の白骨化をして海に沈む頃、50レス近くにも及んだ恵子の長い長い回想は終わった。 とは言っても、7回目のゴジラを見ていなかった訳では無い。 さすがにうんざりして多少よそ見をしつつも、何故か画面から完全に目を外すことは出来なかった。 それは必ずしも義務感だけでは無かった。 かと言って、この歳になっていきなり特撮に目覚めてハマったという訳でも無い。 自分自身でも分からない「何か」に引き寄せられるように、恵子は見続けていた。 一方外人コンビは時差ボケのせいもあってか、さすがにウトウトとし始めた。 2人ほどでは無いが、国松も眠そうだ。 眠そうながらも押入れから予備の布団を出して敷く。 「はいはい、スーちゃ...
  • 現聴研・第二話
    現聴研・第二話 【投稿日 2006/04/07】 現聴研 いつものように部室では、笹原がギター専門誌をパラパラと眺めている。 別に買いたいわけではない。彼は演奏ができない。 興味がないわけではない。はじめてこの部室に来た時には、退室したフリをした斑目たちにドッキリを仕掛けられ、誰も居ない部室で「エアギター」を弾いているところを目撃されている……。 傍らで自分のギターをいじっていた荻上は笹原に、「現聴研にはほかにも楽器のできる人はいないんですか?」と尋ねた。 「ああ、いるよ。久我山さんと高坂くんができるでしょ……」 「高坂さんは何でもできそうですものね」 「うーん、でも彼はね……天然だから」 「はあ……」    ※    ※ 荻上が入部するずっと前の2002年。現聴研部室に、斑目、田中、久我山、笹原がいつものようにタムロしていた。 ...
  • Zせんこくげんしけん3
    Zせんこくげんしけん3 【投稿日 2006/03/16】 せんこくげんしけん 斑目とスージーが囮になっている間に、笹原は荻上を連れて廊下をひた走り、息を切らせて漫研部室前にたどり着いていた。 荻上は、スーが着ていたひざ丈の短いワンピースを身にまとっている。(恥ずかしい…)スーと服を取り替えてトイレから出て来た時も、笹原の視線を受けるのがつらくて仕方がなかった。 一方の笹原も、普段は見ることのないその姿に思わず見とれてしまう。淡い青のワンピース。スカートから伸びた足は、夏の陽差しをほとんど受けることなく過ごしてきただけに、白く透き通って見えた。 ドアを叩きつつ、「結構似合うんじゃないかな……それ」と思わず口にする笹原に、荻上は「そんな事絶対ありません!」と、裾を両手で抑えながら真っ赤になって否定した。 漫研には既に、咲と恵子が逃げ込んできていた。笑顔で迎えられ...
  • 春奈の蒼穹その2
    春奈の蒼穹その2【投稿日 2007/02/20】 カテゴリー-その他 第五章 黒い三連弾 [ブルーディスティニー]=【アレック】『こちらホワイトスネイク!! 救援に来た!!』 ブルーディスティニーの蒼い機体の後ろには後援の部隊が後続としてきていた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『たっ助かる~。例の「レッドフォックス」らしいのよ!!』 黒ずんだ赤色の機体のキングクリムゾンは機銃を乱射しながら敵の進撃を防いでいる。 [ブラック・ラグーン]=【千里】『こちらサウザンド!! 春・・・アップルシード!! 残弾が残り少ないよ~』 黒色の機体の千里から泣きが入ってきた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『すぐに後続隊と交代して!! 破損兵も一緒に連れていって!!』 「何か劣勢だな・・・。救援隊も圧倒しているぞ。噂以上じゃね?レッドフォックス?」 ...
  • 30人いる!その14
    30人いる!その14 【投稿日 2007/10/14】 ・・・いる!シリーズ 長き眠りの間に脳内の情報が整理されたせいか、久々の制作会議で恵子は次々と活発にアイディアを提案して行った。 「それとさあこの話、仮にもケロロが主人公なんだろ?にしちゃあケロロの出番少なくねえか?」 ハッとなる一同。 伊藤「言われてみれば、そうですニャー…」 恵子「そこでだ、ケロロにも派手な見せ場作ってやろうと思うんだ」 一同「見せ場?」 ちょっと嫌な予感がする一同。 恵子「ケロロと言えば、やっぱバナナだろ?ベムって錬金術で何でも作れるんだから、ケロロ倒す時にバナナの皮出して、ケロロがコケに走る、それでいいんじゃない?」 一瞬凍結する一同。 恵子「どうよ?」 一同『バナナキター!』 国松「(小声で)良かったですね会長、特訓がムダにならなくて」 荻上「(小声でケロロ...
  • 30人いる!その4
    30人いる!その4 【投稿日 2007/08/05】 ・・・いる!シリーズ 第3章 笹原恵子の特訓 テレビの画面には、モノクロで東宝のマークが映っていた。 恵子「おい、テレビ故障か?白黒じゃねえか」 国松「白黒ですよ。何しろ半世紀以上前の作品ですから」 恵子「…何を見せる気だよ?」 国松「ほら、タイトル出ますよ」 先ず「賛助 海上保安庁」と字幕スーパーが出た。 続いて何かがきしむような生き物の咆哮と共に音楽が始まる。 伊福部昭作曲の有名な旋律に乗って、タイトルの文字が出た。 一同「ゴジラ?!」 国松「そう、昭和29年封切りの第1作目!」 「やれやれ、すっかり昼飯が遅くなっちまったな」 例によって斑目は、弁当を持って部室にやって来た。 「今日は誰か居るかな?まあ夏コミ済んだとこだから、誰も居ないかもな」 部室の中から物音...
  • 26人いる! その10
    26人いる!その10 【投稿日 2007/01/14】 ・・・いる!シリーズ みんなが驚くのも無理は無かった。 豪田は可愛くなっていた。 普段の5割増しぐらいで可愛くなっていた。 気のせいか体も若干細くなっていた。 台場「どっ、どうしたの蛇衣子?」 豪田「まあ、一応ネットアイドルって役どころだから、ちょっとメイクに力入れたのよ」 沢田「どういうメイクしたら、そこまで変わるのよ…(冷や汗)」 神田「蛇衣子かーわいー」 豪田「それより千里、この暑いのにコンクリートの上で裸足はやり過ぎじゃない?」 国松「ヨク見ルネ(片足を挙げる)」 豪田「地下足袋?」 国松「田中サンガ作ッテクレタ、地下足袋べーすノ裸足風靴ネ」 豪田「さすがだ、田中さん…」 巴「て言うか千里、片仮名で喋ってるし…」 神田「役作りですね。マリアは役作りは何かしてないの?」...
  • koyukiⅢ~フェチ、襲来その4
    koyukiⅢ~フェチ、襲来その4 【投稿日 2007/04/01】 カテゴリー-斑目せつねえ 【2011年4月16日/旅館「天城楼」前】 「みなさんヒドイでありますよ。ワタクシが旅館に先行して手続きをしてあげていたというのに!」 皆が昼食を取っていた間、一人存在を忘れられていた朽木が嘆く。 「……ゴメン。素で忘れてた……」 田中が頭をかいた。 一行は温泉旅館「天城楼」へ。 露天風呂が自慢の宿だとアンジェラは言う。 広いロビーに入ると、天城山の天然木を用いた額や、ソファーが並んでいる。 「おー!いかにもなロビー。温泉宿って感じがするねえ」 真琴と一緒に玄関を入ってきた咲が驚きの声をあげる。その後ろに立つ斑目が、ちょっと背を伸ばして中をうかがうと、女将とおぼしき和装の女性が仲居さんを連れ立って出迎えているのが見えた。 古くからの温...

  • 指 【投稿日 2006/03/11】 カテゴリー-笹荻 管理人注 前にあったSSとタイトルがかぶってしまったため、管理のため      違うのをつけさせていただきました。何かあればメールください。 笹原と荻上の交際は順調に進んでいる。 今日は荻上の部屋で「笹斑」の鑑賞会だ。 「う~ん、相変わらずすごいねえ」 「そ、そうですか?」 「だって、このシーンなんか…あれ、これ何?」 原稿に挟まった一枚のメモ用紙。 片方は見慣れた強気笹原だが、もう片方は…女性? 大きくてきつい目。小さい体。凹凸少なめ。収まりの悪い髪の毛。 これって… 「あ!!」 荻上が慌てる。 「見ないで下さい見ないで下さい見ないでー!!」 「いてっ」 大慌てで奪い取る。握りつぶしてくずかごへ捨てる。 振り返ると笹原が自身の指先を見ている。血がにじんでいる。奪っ...
  • シンデレラ その2
    シンデレラ その2 【投稿日 2005/11/04】 カテゴリー-童話パロ むかしむかし、あるところにシンデレラ(荻上)という女の子がいました。女の子は三人の姉と一緒に 暮らしていました。ところが、この姉達というのがとても意地悪で、シンデレラをいじめていました。 1番下の姉(漫研女子代表)はシンデレラを追い込んで2階から飛び降りさせました。 2番目の姉(恵子)はシンデレラを中学生扱いしました。 3番目の姉(中学生の友達:茶髪)はシンデレラがトラウマになって話をするだけで気分が悪くなることをしました。 こうして姉たちにいじめられていたシンデレラですが、彼女には秘密にしていることがありました。 こっそりと801マンガを描いていたのです。シンデレラには夢がありました。 年に2回、開催されるコミフェスで自分の描いた同人誌を売ることです。 でも、貧乏なのと覚悟がな...
  • 26人いる! その7
    26人いる!その7 【投稿日 2006/12/17】 ・・・いる!シリーズ 2006年夏コミ2日目。 現視研一行は椎応大学の最寄の駅から始発でやって来た。 今日は「やぶへび」の面々は漫研の会員たちと行動するので居ない。 女子会員たちは初日でお目当ての大半をゲットしたので、2日目は軽く巡回する程度で、さほど熱心に買い物する積りは無い。 男子会員たちも、本番の男性向け中心は3日目なので、2日目は軽く流す積りだ。 ただ1人目を爛々と光らせているのは国松だ。 特撮命の国松にとっては、特撮ネタの出てくる2日目こそがメインだからだ。 昨日急遽、会員たちの昼食と飲料水を管理するマネージャー役を買って出たので、国松もある程度大荷物になるはずだったが、そういう理由で国松の分は日垣と巴と台場が持った。 巴と台場はカートに括り付けたクーラーボックスを持ち、日垣は昨日より...
  • 26人いる! その4
    26人いる!その4 【投稿日 2006/12/03】 ・・・いる!シリーズ 現視研の売り場を出る直前、神田が思い出したように言った。 神田「あっ、それからこれ、会長からのアドバイスなんだけど、売り子2人の内の1人はなるべく浅田君か有吉君にしてって」 浅田「そりゃまた何で?」 神田「何でもサブリミナル効果があるんだって。売り上げを伸ばす」 男子一同「???」 有吉「でも、どのみち僕は今から着替えに行くし、浅田君は神田さんの同人誌運ぶし…」 伊藤「なるべく早く帰って来てニャー」 有吉「それしかなさそうだな。じゃあ後頼むね」 神田「じゃあ私たちも行こうか」 岸野「そんじゃあ行って来るから、店番頼むね」 こうして売り場には、猫耳伊藤と長身の日垣という珍コンビが残った。 日垣「ところで伊藤君、何で会長は有吉君か浅田君が売り場に残るように言ったんだろ?」...
  • 26人いる! その5
    26人いる!その5 【投稿日 2006/12/03】 ・・・いる!シリーズ 春日部「『何ちゅう日本語だ???』あんたたち、日本語喋れるようになったんだな…」 笹原「久しぶり、来てたんだ。今日はどうしたの?」 さすがに春日部さんが本格的にオタク道に目覚めて、自主的に来たとは思えなかった。 春日部「高坂がさあ、企業ブースとかいうのに出品するんで、初日と2日目の2日間ここに泊り込むから、着替えと食事の差し入れよ」 笹原「大変だね」 朽木「まるで刑事の妻ですな」 春日部「よしてよ縁起でもない」 荻上「あの、お店の方は?」 春日部「お盆は世間並みに休むわよ。都心部の服屋でお盆に店開けてても、人件費食うだけだしね…」 笹原は春日部さんの表情に微かな翳りを感じ、思わず尋ねる。 笹原「何かあったの?」 しばしの沈黙の後、春日部さんは事情を語り始めた。 ...
  • 2月号予想・その七
    その七 夢と想いと【投稿日 2005/12/10】 カテゴリー-2月号予想  軽井沢二泊三日の旅。その一日目も終わり、はしゃぎ疲れたためか、それとも ただ単に酔いつぶれたのか、げんしけんメンバーは眠りについていた。  ゆっくりと意識がまどろむ中、笹原完士は夢を見ていた。  ――部室、夕方だろうか? オレンジの光が部屋の中に差し込んでいた。外で は、つくつくぼうしが鳴いており、夏の終わりを告げていた。  笹原は手にした『くじアン』単行本のページを一枚めくった。ちょうど会長が 卒業した巻である。  その向かいには頭髪を筆型に纏め上げた少女、荻上がイラストを描いている。  部室には二人以外来ておらず、会話も無い。ただ、セミの鳴き声だけが響いて いた。  笹原は、ちらりと荻上のノートに目をやった。しかし荻上は、かなり顔をノー トに近づけて描いて...
  • 26人いる! その8
    26人いる!その8 【投稿日 2006/12/18】 ・・・いる!シリーズ 藪崎「あかん、悪い子やないのは分かんねんけど、この子の話には付き合い切れんわ」 日垣が国松を呼びに来た時、正直言って藪崎さんはホッとしていた。 そしてコスプレ中の他の現視研メンバーを見渡し、突如動きを止める。 藪崎「なあオギー、あの人誰や?」 あの人とは、ヒューズコスの斑目だった。 荻上「ああ、OBの斑目さん…ヤブ、どしたの?」 藪崎さんの目がハート型になっていた。 荻上「あの、ヤブ?」 藪崎「直球ど真ん中や!」 荻上「えっ?」 藪崎「いやーこんな近くに理想のメガネ君が居るとは気付かなんだ、盲点やったわ」 フラフラと斑目の方に近付く藪崎さん。 だがそこへ猛スピードで接近する影があった。 アンジェラだ。 アンジェラが一直線に斑目に突進する。 藪崎「何や?...
  • 斑目告白その前
    斑目告白その前 【投稿日 2006/01/02】 カテゴリー-斑目せつねえ 笹「ど どうぞ 散らかってるけど」 荻「おじゃまします ……ほんとに散らかってますね」 笹「だって急にウチ来たいっていうから…… あ コタツ入っててよ 今飲み物出すから」 荻「……………… (そういや男の人の部屋入るの初めてだあ……あ そういや去年久我山さんち行ったっけか 全然意識してなかったな 忙しかったし)」 笹「カルピスでいい? (……これからは普段から掃除グセつけとかなきゃなぁ)」 荻「あ はい (うわ エロゲーの山だ まあ私も人のこと言えねえか ……つかホントにお姉さんキャラ好きなんだな じゃあなんで私のことを)」 笹「(あちゃー! せめてエロゲーは常に隠しとくべきかー) あ な、何かゲームでもやる?」 荻「私あんまり複雑なの分からないんでぷよぷよくらいしか…… (たしかに...
  • 斑咲 告白その後
    斑咲 告白その後 【投稿日 2005/12/05】 カテゴリー-斑目せつねえ 公園にて・・・ 咲「よっよう、斑目!元気かー、こんなとこで一人でモソモソ弁当食ってんじ ゃねーよ!」 斑「・・・やあ、春日部さん・・・モグモグ、どこで食おうといいだろ、別に。」 咲「かー、しけてるね!部室に顔出せよ!お前がいないと何か落ちつかねーん だよ!」 斑「・・・この前は悪かったね。いや、すまなかった。」 咲「あっ謝るんじゃないよ・・・」 斑「いやいや、しょせん『美女と野獣』・・・いや蛇だな・・・。」 咲「!お前のそういうところが嫌いなんだよ!わざと自分を作りやがって!」 斑「春日部さんこそ・・・作って、隠してるじゃないか・・・」 咲「あたしのどこが!」 斑「高坂に強気な態度取ってるようで・・・本当は不安や甘えたい気持ちを持 つ『女の子』なところ...
  • 26人いる! その6
    26人いる!その6 【投稿日 2006/12/03】 ・・・いる!シリーズ 恵子の言う通り、コスプレ広場はややこしいことになっていた。 いや正確には、ややこしいと言うより何ともシュールな光景になっていた。 肩の露出した紫のロングドレスにマントという格好のベラ役の大野さん、赤いシャツに赤いズボンという格好のベロ役の荻上会長、そして普段通りの格好のカメラを抱えた田中。 その3人が、セーラー服姿の国松に怒鳴られて平身低頭しているのだ。 国松は髪に、ややオレンジがかった黄色のリボンを鉢巻きのように巻いていた。 しかもご丁寧に、セーラー服には「団長」の腕章が付いていた。 つまり思い切りハルヒコスなのだ。 コスプレ広場で騒ぎが起こっていた頃、現視研の売り場では相変わらず同人誌鑑賞会が続 いていた。 途中からアンジェラとスーも加わっていた。 豪田「男性向...
  • 26人いる! その9
    26人いる!その9 【投稿日 2007/01/14】 ・・・いる!シリーズ 2006年夏コミ3日目、最終日。 今日も現視研の面々は、椎応大学の最寄の駅から始発に乗った。 ちなみに「やぶへび」の面々は、今日は漫研男子の出品があるので、そちらの方に行っている。 あと恵子は昨日友人の家に泊まって寝過ごしたので、後で顔を出すとのことだった。 今日は男性向け中心の出品だ。 だから1年男子は、かなり意気込んでいる。 一方1年女子は、午前中は男子たちの分担購入を手伝い、午後からは全員コスプレに参加する。 分担購入の手伝いは、1日目に売り子で頑張ってもらったお礼の意味もあってのことだ。 もっとも元来現視研の女子会員には、最終日に男子の分担購入を手伝う習わしがあった。 (まあ習わしと言っても、ここ4年ほどの話ではあるが) それを上の誰かが言うまでも無く、1年女子の...
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