げんしけんSSスレまとめサイト内検索 / 「五月雨」で検索した結果

検索 :
  • 五月雨
    五月雨(さみだれ) 【投稿日 2006/01/13】 カテゴリー-笹荻 梅雨入りの長雨に笹原と荻上の二人はどこにも出かけられず、せっかくの休 日なのに荻上のアパートで、何をする事無く過していた。 シトシトと霧雨のような雨が降っていた。雨だれがアパートの雨どいをつた って、ピチャリ、ピチャリと音を立てている。荻上はぼんやりと机に座って、 窓から見える滴り落ちる雨だれを眺めていた。 荻「さっぱりやんでくれませんねー。笹原さん・・・」 荻上は描きかけの漫画の原稿の下書きの上に、エンピツを遊ばせながらつぶ やいた。 笹「んー、そうね」 笹原はテーブルで漫画を読みながら答えた。 荻「これじゃあ、洗濯もできないし・・・どこにも行けないし・・・、滅入 ってきます・・・」 笹「・・・原稿・・・進まないの?」 荻「はあ、まあ・・・」 ...
  • カテゴリー:笹荻
    ...の風景-おまけ- 五月雨 If I ever hear you knocking on my door 8823 パンを焼く 影踏み ランプ ランプ-続き- テーブルの距離 テーブルの距離─おまけ─ とりかえばや物語 嬉し涙 いつか見た夢の続きを 事後 事後・side荻上 甘い話 指 不機嫌 なごり雪 手をつなごう お家にかえろう バレンタインデー あなたに会いたくて アルバムを覗けば 普通の日 笹荻BADEND ヨモギ らびゅーらびゅー 短編集 夕立 不快指数 スケッチブック ザクロ promise かなしいライオン 罪と罰 あつい話 『マル。』 『はじめてのおつかい』 スレスレ? 二つの幸せ やわらかい月 月を見上げて 逃げ道 『カエデ』 気付いた時が恋のはじまり きゃんでぃ☆デート 底...
  • 斑恵物語-終-
    ...今にも止みそうな弱い五月雨は、晴天が透けて見えそうな雲模様とは裏腹に降り続けた。 もう、濡れたばかりのアスファルトが放つむっとするような埃っぽい悪臭も流されて、学内は夜のように寒かった。 部室の窓ガラスを雨水が落ちる。濡れたガラスの外側と曇り空が、窓に貼られたくじアンのアニメ絵ポスターをよりくっきりと浮き立たせる。 外は雨でびしょ濡れなのに、ちっとも意に介さず微笑んでいるケッテンクラート会長が、少し奇妙な感じを醸し出していた。 笹原も大野も部室を後にし、いつの間にかそこには咲と恵子が残されていた。 二人は机の両端に向かい合わせで座っている。 「・・・あんさ。」 咲が言う。 「あんた何かあった?」 咲は手にしていた単行本を自身のヘソの上に乗せて尋ねた。恵子はまだファッション誌を開いていた。 「・・・何ソレ?」 恵子はパイプ椅子に座り直す。ずっ...
  • 必殺御宅人1
    必殺御宅人1 【投稿日 2006/05/25】 必殺御宅人 カネに生きるは下品にすぎる 恋に生きるは切なすぎ 出世に生きるはくたびれる すべて浮世は視覚之文化 萌えにギリギリ生活かける 仕事はよろず引き受けましょう 人呼んで御宅人 ただしこの稼業 江戸職業づくしには載っていない   ※       ※ 錦絵(浮世絵)や華々しい見世物など、庶民を中心に視覚文化が大きく花開いた江戸時代。見る文化が発展すれば、おのずとさまざまな嗜好も生まれてくるもの……。 ところは江戸浅草の外れにある椎応長屋。 夕刻、この長屋に住む浪人・斑目晴信は、傘貼りの内職を終えると、同じ長屋の奥まった一角へと足を運び、ある部屋の前に立った。 そこの扉には、美人錦絵が貼られて飾られている。 しかしその絵は、菱川師宣に始まり喜多川歌麿、東洲斎写楽が人気を博す...
  • トンネル
    トンネル 【投稿日 2006/06/28】 未来予想図 五月  *** その日、いつものように定時に会社を出ようとした斑目は、同僚に呼び止められた。 「いま帰り?」 斑「あ、花本さん。そうです…珍しいすね、この時間に会社戻ってきてるの」 声をかけてきた同僚は花本という作業員だった。 いつもは外で水道管の点検作業をしているので、昼間以降はほとんど顔を合わすことがない。朝会社に出勤したときに挨拶くらいはする、という程度の間柄である。 花「うん、今日は珍しく早く終わってさ。そうだ、これから飲みいかないか?」 斑「え?」 花「何か用事でもある?」 斑「いや、特にないです。」 花「じゃあ行こう。うまい焼き鳥屋知ってるんだ。」 そう言ってさっさとドアを開けて行ってしまう。斑目は慌てて後を追った。 こうして飲みに誘われたのは久し...
  • 空の下、大切な場所
    空の下、大切な場所 【投稿日 2006/05/10~11】 カテゴリー-斑目せつねえ (斑目のSS「さくら」の続編。斑目の話。)  5月の初め。空は青く青く透き通り、辺りは爽やかな春の日差しに包まれている。 …痛いほどに、明るい日光が自分の心にまで差し込んでくる。 そのためだろうか。見ないようにしていた生傷まで鮮明に見えてくるのは。 もう幾度めかのため息をつく。 どうしたら、この痛みから抜け出せるのか。 何故これほどまでに痛みから解放されないのか。 あれからもう1ヶ月はたっているのに。 …いや、4年という月日を忘れるのには、1ヶ月では全然足りないということか。 卒業式の日から、あの思い出から抜け出せない。 あの花のような笑顔を忘れられない。 思い出すたびに、息苦しくなる。 なぜだろう?昔は、あの人の...
  • @wiki全体から「五月雨」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索