げんしけんSSスレまとめサイト内検索 / 「妄想会長Vオギウエ」で検索した結果

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  • 妄想会長Vオギウエ
    妄想会長Vオギウエ 【投稿日 2006/06/17】 カテゴリー-現視研の日常 【2006年3月/現視研部室】 「さあ ほら」 「みなさん一度帰って着替えるんでしょう」 「ボーッとしてないで動く!」 現代視覚文化研究会5代目会長・荻上千佳の指示が飛ぶ。 賑やかに談笑しながら行動に移る仲間達。 この日、笹原完士、高坂真琴、春日部咲の3名が卒業式を迎えていた。 追い出しコンパに備えて、笹原の部屋で着替える予定だった荻上だが、皆と一緒にサークル棟を出たところで、ハッと自分の手元を見回した。 ハンドバックを部室に忘れていたのだ。 普通、そんなものを忘れるなんてありえないのだが、新会長就任で気持ちが舞い上がっていたのかと、荻上は自分を恥じた。 オロオロする彼女に、傍らの笹原が、「どうしたの?」と声を掛ける。 「ちょっと待っていて下さい。すぐ...
  • カテゴリー:現視研の日常
    ...ガンバレあたし! 妄想会長Vオギウエ 愛のエプロン あのひとのとなりに げんしけんオープンキャンパス 終わらない夏 先刻現視研ZZ 『勇者の祭典』 くじびきはぁと以下略会議 がんかけ 王様ゲーム~キス編~ 王様ゲーム~キス編~おまけ パンツplease 名前で呼ぶ日 SSの狭間で 夏風萌の店 即興で短い会話 アニメ第3話後日談 TOP
  • 第十話・オギウエ出撃
    第十話・オギウエ出撃 【投稿日 2006/03/06】 第801小隊シリーズ 「何・・・?」 怪訝そうな顔で、ナカジマは向かい合う初老の男性を睨む。 ここは例の兵器を回収した部隊の基地。 「宇宙へ出ろ・・・、と?」 「はい、お嬢・・・いえ、ナカジマ大佐。  上層部から、兵器を持ち本体に合流せよとの命令が下っております。」 「・・・しかし、まだパイロットがいない。これでは動かせまい。」 ナカジマはくるりと体を反対に向け、ディスプレイを見る。 「・・・私も操作出来ない訳じゃございませんが・・・。」 「オギウエでなくてはいけないのだ!」 思わず激昂し、語彙が荒くなるナカジマ。 「・・・・・・大佐、少しあのパイロットにこだわりすぎでは・・・。」 「・・・なんだ、私が私情を挟んでいるというのか?」 睨みをさらに利かせるナカジマに、男はたじろぎも...
  • 第十七話・シンデレラ・チカ
    第十七話・シンデレラ・チカ 【投稿日 2006/06/09】 第801小隊シリーズ 衝撃が船内を伝わる。 「く、左舷、被爆!」 「しっかり回避しろよ~!」 「む、無茶な~、多勢に無勢でありますよ~。」 多くのドムの襲撃を受け、大慌てになる船内。 「・・・クッチーは頑張ってるよ。ぐっ!」 サキの体が衝撃にゆれる。 「・・・敵が多すぎるんだ。なんて基地だよ。小規模に見えるくせになんて戦力だ。」 「・・・ど、どうするのさ・・・。」 ケーコが青い顔をしてサキを見る。 「・・・・・・どうするもこうするも耐えるしかないよ・・・。  あんたの兄貴を信じるしかないんだよ・・・。」 「あの兄貴だから信用できないんだろ・・・。」 「あら?あんたがなんだかんだで一番信頼してるのはササハラだと思ってたけどね。」 驚いた顔をして少し顔を赤らめ、ケーコはサキ...
  • キモハラグロの城・3
    キモハラグロの城・3 【投稿日 2006/05/02】 マダラメ三世 ▼ キモハラグロ伯爵と大公家の娘オギウエの結婚式の日がやってきた。 しかし、久我山大僧正を乗せた車は、結婚式を一目見ようと押し掛けた車列に巻き込まれ身動きが取れないでいた。 「ほ ほかの道は、な ないのかな。遅れてしまうぞ」 焦る久我山。運転手の沢崎は車体を半分芝生に入れながら、大渋滞の脇を通り抜ける。 「公国政府の方に連絡を入れましたが、ヘリが迎えにくるには時間が掛かるとかで……あぁっ!」 前方に、ビーチパラソルをさしてくつろいでいる女性の姿が見えて思わず急停車する。 「どいてくれ、通れないじゃないか!」 思わず怒鳴る沢崎は、立ち上がったブロンド女性の姿に息を飲む。上は腰履きのジーンズをルーズにはいて、上はビキニブラ一枚。 『この先は崖崩れよ。復旧にはどうしたって時間...
  • 第十八話・地球(ホシ)へ帰る
    第十八話・地球(ホシ)へ帰る 【投稿日 2006/06/23】 第801小隊シリーズ 俺は銃を握り締めながら考える。 ・・・人を殺すというのはどういうことなのだろうか。 今まで散々殺してきた俺がこんな事考えても意味はないのかもしれない。 だが・・・いや、だからこそか。 目の前の人間を殺せば、多くの人が助かることは間違いない。 それは、今までしてきた戦いだってそうだ。 ・・・・・・戦争なんてそんなもの。 しかし・・・そんな言葉だけじゃ納得できなくなってきている。 俺はこの引き金を引く事が出来るんだろうか? ・・・一人を殺して多くを助ける。 それが例え・・・悪人であっても許されることなのだろうか。 ・・・・・・答えは、もうすぐ出さなければならない。 「右舷、敵MSの攻撃が再開されました!」 サキが叫ぶ。振動が艦内を伝う。 「状況...
  • 第四話・二人の少女
    第四話・二人の少女 【投稿日 2006/02/08】 第801小隊シリーズ 「どこだ・・・?」 ササハラはあせるように周囲に気を配らせる。 コクピットのディスプレイを凝視しながら、相手を探る。 周り一帯はジャングル。木は多く、視界が明瞭ではない。 「くそ・・・。」 ガサ・・・。 後ろから響く草を分けるような音。 「そっちか!?」 そちらのほうに機体前方を向ける。しかし、そこには何もいない。 「・・・なんだ・・・?」 そう思った瞬間、後ろから衝撃が加わる。 「ぐは・・・!!」 そのまま前のめりになり、一瞬息が止まるササハラ。 機体自体もバランスを崩して倒れこむ。 「く・・・。」 何とか体勢を整え、その衝撃のあった方向へ向き直る。 「うわ!!」 その瞬間、ササハラの視界は真っ赤に染まった。 「くっそ~~。勝てない...
  • キモハラグロの城・2
    キモハラグロの城・2 【投稿日 2006/04/28】 マダラメ三世 ▼ 「何で帰還しなけりゃいけないんですか!」 キモハラグロ城内の質素な控室で、北川警部の怒号が響き渡る。 彼女はインターポール本部に電話を掛けて怒り狂っていた。本部通達の帰還命令が腑に落ちないのだ。 「ナニ?……伯爵が気に入らないから“チェンジ”だぁ?……私はホステスじゃないんですよ!」 後ろで機動隊員の朽木と木村が顔を見合わせる。 (こんなホステス、俺らもチェンジしたいよな……) ガッ!と、電話を叩き付けるように切った北川に、思わず直立状態になる朽木と木村。北川は、「伯爵に話をつけてやる!」と、一人で駆け出して行った。 ……だがその後、北川警部は行方が分からなくなり、機動隊員は城を出て撤退することとなる……。 ▼ オギウエの召使いとして潜入しているサキは、城...
  • 第零話・Before meeting you
    第零話・Before meeting you 【投稿日 2006/05/01】 第801小隊シリーズ アキバコロニー。 宇宙に出来た三番目のコロニーであり、宇宙交通の要所である。 様々な人、文化が行き交うその巨大なコロニーでは、内部で様々な集落を生んだ。 皇国の独立宣言に伴い、地球圏への足がかりとなるこのコロニーにもその影響は及んだ。 コロニーの自治政府内部でもどちらに与するかで意見が割れ、内部抗争の発端となった。 チカ=オギウエはそんな不穏な空気の中、日々を過ごしていた。 「うあー、寝坊しちったー。」 いいながらオギウエはハイスクールへの道を駆ける。 あせりながらパンをくわえているその姿はお世辞にもおしとやかとはいえない。 時期は卒業。迎える彼女は、今後に対するそこはかとない不安を抱えてはいた。 しかし、学校での日々と仲間たちはその不安を拭って...
  • 第十一話・震える空
    第十一話・震える空 【投稿日 2006/03/12】 第801小隊シリーズ 「結局兄貴はオギウエにお熱なわけね~。」 「はあ?何だよその言い方。」 「だってさ~、形見の渡しちゃったんでしょ~?」 ニヤニヤ笑いながら兄の方を見るケーコ。 「んー、あー、預けただけだって。」 ササハラは少し恥ずかしそうに妹から視線をそらす。 「はあ?なんでよ。」 「ん、大切に預かっといてって頼んであるんだ。  おまじないみたいなもん。もうオギウエさんが戦場に出てこないよう──。」 「ふーん。やっぱお熱なんじゃん。」 「あー、もういい。俺は行くよ。」 「あ、逃げんなよ~。」 笑いながら二人は食堂から出て行く。 ケーコは兄とした会話を思い出していた。 私、何にも出来なかった・・・。 オギウエを止めなけりゃいけなかったのに。 兄貴の気持ちわかっ...
  • 第六話・密林の戦い(前編)
    第六話・密林の戦い(前編) 【投稿日 2006/02/13】 第801小隊シリーズ グオォォォォォォォォォ・・・・。 時は夕方。日もそろそろ落ちかけるころ。 密林の上空を一機の大型輸送船が移動していく。 それには、第801小隊の面々が搭乗していた。 「いや~。よもや大型輸送船が来るとはな~。」 マダラメが艦長席にてふんぞり返っている。 「で、でも、じ、人員これだけで行けっていうのもなかなかね・・・。」 ドライバーを担当しているクガヤマがぼやく。 「作戦を成功させたいのか失敗させたいのかがよく分からんよ。」 丁度そこに来ていたタナカも苦言を呈する。 「軍も今宇宙宇宙で人員も裂けん、って言ってただろ~。  しょうがないだろ~、頑張るしかないだろ~。」 わざとおどける風に話すことで自身の不安も消そうとするマダラメ。 「まあ、大きな戦闘も起こ...
  • 第八話・ペンダント
    第八話・ペンダント 【投稿日 2006/02/20】 第801小隊シリーズ 「・・・君には人殺しはしてほしくないんだ・・・。」 誰だろう?私はこの人を知っているはずなのに、思い出すことが出来ない。 とても、悲しそうな顔をしている。 とても、つらそうな顔をしている。 場面が変わる。何か大きな機体の前に私とその人は立っている。 「・・・君が適格者だったとはね・・・。」 諦めのような、自嘲のような笑みを浮かべるその人。 その人のことを、大切に思っていたはずなのに。 私はどうしてこの人を思い出せないのだろう。 頭が痛い。割れるような痛みが走る。 大切な何かを、忘れている。 また場面が変わる。研究室のようなところ。 「・・・この機体は破棄するよ。これ以上戦争を大きくしたくない・・・。  あいつも、納得してくれたしね。」 にっこり笑うその人。...
  • MOUSOU
    MOUSOU 【投稿日 2006/05/16】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ ファーストシングル 「MOUSOU」 アタイは地獄の筆女 昨日は元カレ犯したぜ(紙面で) 明日は先輩ほってやる(紙面で) ワープワープワープ 彼氏でもワープ 妄想せよ モウソウせよ 脳内を薔薇に染めてやれー 『出たー!オギウエーさんの音速ワープだぁ!!』
  • キモハラグロの城・1
    キモハラグロの城・1 【投稿日 2006/04/22】 マダラメ三世 ▼ 深夜の東京。有明のビッグサイト…。屋根からロープを吊るし、フロシキを背に抱えた男2人がスルスルと降りてくる…。 一人はやせていて、覇気のなさそうな顔に丸メガネが光っている。もう一人は後ろ髪を束ねていて、必死にロープにしがみついている。 けたたましいサイレンが鳴り響き、2人はピッタリの呼吸で足並みを揃えて全力疾走。瞬く間に逃走していった。 早朝の東京。レインボーブリッジ。東京湾港の方から昇る朝日がまぶしい。 骨董品と言っていいスバル360に2人の男が乗り、レインボーブリッジを渡っていた。助手席に座っている髪を束ねた男は、“戦利品”が詰まった風呂敷を広げた。 「……どれも発行部数の少ないレア品だぜ。作者にゃ悪いが大漁だ。そらマダラメ、同人誌のシャワーだ、ほれ!」 「ウワー、熱い熱い!...
  • 第三話・迷子の兵士
    第三話・迷子の兵士 【投稿日 2006/02/06】 第801小隊シリーズ 「早朝から大変ですね・・・。」 「まあ、戦争って言うのは相手の隙をついてこそだからね・・・。」 日課である早朝ミーティングが出撃のため中止になり、 持ち場に戻るため、二人で基地内を歩くタナカとオーノ。 「皆さん無事に帰ってきてくれるといいんですけど・・・。」 「新型がものすごい性能だから、きっと大丈夫だとは思うけどね・・・。  だけど戦いって言うのは水物でね。どういう結果になるかはわからんよ。」 「それはわかってますけど・・・。」 「うん、無事でいてほしいと思うのは俺も一緒だ。」 ちょうどオーノの職場である医務室前に差し掛かる。 「では、またあとで。」 「ああ。」 医務室に入るオーノに軽く手を振り、整備場へと向かおうとするタナカ。 しかし、そこに後ろから声がか...
  • 第801小隊シリーズ
    第801小隊シリーズ 【投稿日 2006/02/04~】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ 第一話・出会い 第二話・最前線 第三話・迷子の兵士 第四話・二人の少女 第五話・女スパイ潜入 第六話・密林の戦い(前編) 第七話・密林の戦い(後編) 第八話・ペンダント 第九話・戦禍の村の伝説 第十話・オギウエ出撃 第十一話・震える空 第十二話・孤軍、奮闘 第十三話・廻る宇宙(ソラ) 第十四話・テンプルナイツ 第十五話・贖罪 第十六話・蘇る悪夢 第十七話・シンデレラ・チカ 第十八話・地球(ホシ)へ帰る 第零話・Before meeting you アフターストーリー『リツコ・レポート』【宇宙編】 アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】
  • 遠い海からきたスー
    遠い海からきたスー 【投稿日 2005/12/27】 カテゴリー-斑目せつねえ こんな事を考えるのは自分だけだと思っていた。 世界中で一人だけ。私だけの、誰にも言えない秘密。 女の子なのに、男同士の恋愛に心躍らせるなんて―― カナコには感謝している。その妄想が、私だけのものではないと教えてくれたから。 私は突然変異の怪物じゃない、仲間は世界中にいる。 トウキョウでは年二回、仲間達が集まってお祭りを楽しんでいる――。 スーは夏コミ以来、荻上の同人誌を何回も何回も読み返していた。 すごい。自分の考えるYaoiなど児戯に等しかった。 オギウエはきっと狂気に近い才能を持った天才に違いない。 近くの図書館で、アンジェラと一緒に日本語を必死に調べた。 原本を手に入れた時の、いつもの作業だ。 わからない単語は、図書館のパソコンで何日...
  • 第七話・密林の戦い(後編)
    第七話・密林の戦い(後編) 【投稿日 2006/02/15】 第801小隊シリーズ 前回のあらすじ。 「敵新型兵器の行方を捜索せよ!」 指令を受けた第801小隊は、 すでに皇国軍が撤退したはずの密林を突き進む。 川のほとりで食事をし、束の間の休息を楽しむ面々。 しかし、そのとき敵の接近を告げる警報が・・・。 ゲリラ戦法を得意とする敵軍は、密林へと小隊を誘う。 先走ったササハラが一人密林へと突撃し、 システムを起動させ二機までは撃破するが、 三機目に攻撃を仕掛けたところで罠にはまる。 動かなくなった機体。迫る敵機。 「う、動け!動けーーーーーーーーーーーーーー!!」 密林に、ササハラの叫びがこだました。 ザクのヒートホークがコクピットに狙いを定める。 「うわーーーーーーーーーーー!!」 動かない機体をそれでも必死に動かそう...
  • 第十六話・蘇る悪夢
    第十六話・蘇る悪夢 【投稿日 2006/05/31】 第801小隊シリーズ 「やめろ!」 俺は叫ぶ。・・・いつもの悪夢だ。 「・・・ククク・・・。止めるなら、その引き金を引けばいいじゃないか。」 「う・・・うう・・・。」 銃口が震える。照準が定まらない。 妙な起動装置の前で、その爺さんは・・・何かをいじくっている。 また止められないのか。俺は何度この悪夢を繰り返せばいい? 「う・・・うわああああああ!!」 俺がようやく打つ決意を固め、銃をしっかりと構えなおした時。 「遅いわ!!」 光が迸る。何かが・・・動いた。 「外を見ろ!!綺麗だろう!!これが私の生み出した光の槍だ!!」 「う・・・うあ・・・。」 まさに、光の槍が連盟、皇国が戦う空間へと突き出していく。 小さな爆発が多数生じ・・・。宇宙には静寂がおとずれた。 「あははははは...
  • 大魔王あらわる
    大魔王あらわる 【投稿日 2006/01/10】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ 管理人注 これは「マダやん」を見られてからのほうが楽しめると思います。 大阪府平方市、大森カズフサさん(28歳・無職)のお部屋。 「ま、お茶でも」 「……す、すいません」 「で、主人公らしいキャラになりたいと、そォ言う事で?」 「ええ、まぁ……」 「カズフサさんより数段ましな人間に見えるのは気のせいスかね?」 「だまれ金雌(ブロンダー)!!」目突き 「笹原くんは死をも辞さず己を磨くためにここを訪れたのだ!」 「そ、そうスか?それはご大層な覚悟っスねー」 「え、別にそんなご大層な覚悟があるわけじゃないんですが…」 …………………………………………………………………………… 「なんかラブやんという人に『あんたここ行ってみろりん』とか言われて…」 …...
  • 第十二話・孤軍、奮闘
    第十二話・孤軍、奮闘 【投稿日 2006/04/11】 第801小隊シリーズ 「うあああああああああああああああ!!」 暗い機械だらけの部屋の中に、ガラス越しに隔離されたオギウエが座っている。 電流が流されているのか、光のほとばしりにあわせて苦悶に顔が歪む。 「・・・これ以上は、命に危険が・・・。」 「そうか。・・・意外に時間が掛かっているな。」 白衣をきた研究者と思わせる男がナカジマに進言する。 それに答えながら少しナカジマは顔をしかめる。 「はぁ・・・、はぁ・・・。」 電流の放電が収まり、オギウエは荒く息をつく。 オギウエはこれを前に体験した事がある。前は自ら望んでだったが。 ナカジマはオギウエのいる部屋に入ってくる。 「・・・どうしたの?オギウエ。前はああもあっさり受け入れたのに。」 「・・・私は・・・もう・・・。」 戦う気はな...
  • 第五話・女スパイ潜入
    第五話・女スパイ潜入 【投稿日 2006/02/10】 第801小隊シリーズ 「はいはい、分かってますって。」 そういって私は通信機の電源を切る。 「ったく、一回聞きゃわかるっつ~の。馬鹿じゃないんだから。」 そうぼやいてみるが、クライアントに直接文句が言えるわけはない。 「しかしまあ・・・。とんでもない秘境だね。」 周りに広がるジャングルを見つめて、またボヤキがもれてしまう。 「もうちょっとでつくはずだね。まあ、楽な仕事だし。  とっとと済ませてこんなとこおさらばしよ。  うーん、早くお金もらって買い物したいなー。」 私はジープの速度を上げ、目的の場所へ急ぐ。 場所は、B-801地区、連盟軍第801小隊の基地だ。 仕事の内容は、中の詳しい情報と、人員について調査し伝えること。 「ああ、君が今度配属されることになった情報処理担当だ...
  • アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編2】
    アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編2】 【投稿日 2007/01/14】 第801小隊シリーズ クチキと田中の結婚式でまた会うことを確認し分かれ、 トラックに戻り仮眠を取るマダラメ。 その間にもトラックは進んでいった。 マダラメが目を覚ますと、懐かしの基地の近くであった。 「おぉ~、演習場じゃないかぁ・・・。」 「ああ、ここ覚えてるなぁ。」 マダラメの声に、ケーコも同じように声を上げる。 「懐かしの実家に戻る感覚ってこういうのなのかね~。」 「あれ?隊長さん実家は?」 「・・・戦争でなくなっちまったよ。親は一応生きてるけどな。」 そういって苦笑い。 「ああ・・・まぁ・・・みんなそんなもんだよね・・・。」 「そういえば妹さんもそうだったな。」 「うん。でも、なんかその気持ちよく分かるよ。実家に戻ってきたようなって。」 ト...
  • 第十五話・贖罪
    第十五話・贖罪 【投稿日 2006/05/24】 第801小隊シリーズ その日、マコト=コーサカは、ふとした違和感に気付いた。 皆の輪から外れ、一人MS格納庫のササハラと話をしに行こうとしていた矢先である。 テンプルナイツとの小規模な激突から約3日が経っていた。 遡ること3日前、丁度その戦闘が終了した矢先、一つの連絡が入った。 それは、マダラメらの過去の戦友、ヤナギサワ大尉からもたらされたものであった。 それらしい基地が発見され、地球圏により近い破棄された人工衛星群に紛れるように存在し、 今まさに活動をしようと活発に物資が運び込まれているという。 そこに目的の兵器、そして目的の人物がいる可能性が100%とはいえないが、 それしか手がかりがない以上、彼らは進路をそこに進めるしかなかった。 その行程は順調であり、特に問題もなかった。 ササハラはよく一...
  • 12月号予想・その一
    その一 【投稿日 2005/10/22】 カテゴリー-12月号 「じゃあ俺、久しぶりに秋葉行くから」 就職活動の成功を報告に来た笹原は、そう言い残して部室を去っていった。 あとには4人の女たちが、残される。 「あーぁぁぁ、もう、相変わらずですねえ」 大野がじりじりとした目で、笹原のいた空間を睨んだ。 「どうして、一緒に誰か行く? とか言わないのかしら、あの人は」 「笹やんだから、ねぇ」 大野の言わんとしたことを理解した咲が苦笑する。 「え? 何? うちのサルの面白い話!?」 恵子が身を乗り出してくる。 荻上は、手にした漫画を話すことなく読み続けている。 いや、読んでなんかいない。ただページをめくっているだけ。 笹原が「いろはごっこ」を取りにこちら側へ来た時、 肌にふれる空気が熱くな...
  • 第九話・戦禍の村の伝説
    第九話・戦禍の村の伝説 【投稿日 2006/03/01】 第801小隊シリーズ 誰にだって触れられたくない物がある。 クチキ一等兵にとっての趣味は美しいものを撮影することだ。 戦場の殺伐とした中でも、自然は美しい。 沈みかける太陽、満天の星空、さざ波が寄せてくる砂浜。 さまざまな美しいものを集め、コレクトする。 その趣味は、時に許されない行動を伴うこともある。 しかし、それでも彼はそれを入手することを躊躇うことは無い。 なぜなら、それが美しい以上、残すことが使命だと感じている。 ・・・あの人にあってから。 「にょ~~・・・。」 勢いで飛び出してきたものの、すでに心細くなっているクチキ。 今彼は密林の中を一人歩いていた。 とりあえずおなかが減っていたので、何かしら食べるものを求めていた。 「勢い込みすぎたにょ~。すぐに謝るでありま...
  • 第二話・最前線
    第二話・最前線 【投稿日 2006/02/05】 第801小隊シリーズ 「なに?墜落だと?」 ここは第801小隊の防衛拠点に一番近い皇国軍の基地である。 「ええ・・・。パイロットの生存も確認できません。」 「くそ!よりにもよって連盟軍のエリアに墜落するとは・・・。」 場所を確認するための大型ディスプレイを見ながら苦い表情をする女指令。 「ナカジマ大佐・・・。どうしましょうか・・・。」 「どうするもこうするもない!回収せねばならないだろう!」 「しかし、それでは連盟との衝突は免れませんが・・・。」 その提言に対してナカジマはにらみながら怒鳴る。 「そんなことはわかっている!しかし、アレを回収されるわけにはいかん!」 「ようやくきやがったか・・・。」 マダラメがそう呟くと、空には一機の輸送船。 「ようやくですな。」 クチキも苦い表...
  • 第十三話・廻る宇宙(ソラ)
    第十三話・廻る宇宙(ソラ) 【投稿日 2006/04/20】 第801小隊シリーズ 「オーライ、オーライ。」 第801小隊の面々を乗せたシャトルが、ドッグ艦「ビッグサイト」に到着した。 ドッグ艦、というには何かというと、MSなどの軍事兵器を開発、 運用実験、改修するための工場のような研究設備付きの宇宙艦である。 フェスト社は連盟お抱えの軍事設備会社であり、この「ビッグサイト」も連盟軍と共用で使われている。 「うはあ、無重力ってこんなんなんだー。」 入口から出て来る一同。間の抜けた声を出すケーコに一同苦笑い。 「そうか、ケーコは宇宙初めてだっけか。」 「そうなんだよね・・・、わわっ。」 ふわっとした独特の移動法に変なほうに移動してしまうケーコ。 それをうまく誘導するササハラ。 「おいおい・・・。とりあえずこれもっとけ。」 宇宙空間にある居住...
  • まだメモ-荻上ノーマルend
    荻上 攻略 ノーマルend 【投稿日 2007/01/20】 まだらめメモリアル攻略日記 私には、妄想癖という、この先生涯ついて回るであろう悪癖がある。 私の世界は常に空想のスイッチで溢れていて、 押したが最後、あふれ出て止まらないイメージの奔流。 マンガが好きで、801が好きで、自分が嫌いで、でもやめられなくて。 中学で周りの人を傷つけて、もう傷つけたくなくて、閉じこもって。 高校まではうまく行った。大学でもうまくやれると思っていた。 でも、げんしけんは違った。みんな、みんな優しくて。それが心に響いて。痛くて。 そして。 そのシーンを見てしまったのは、つい先日。 いつものように講義を終えて、いつもの時間に部室に入ったら、 斑目先輩と笹原先輩がいちゃついてた。ネクタイ持って。 入っちゃった。すいっち。 きゃーーーーーー...
  • ブラックアウト
    ブラックアウト 【投稿日 2006/02/02】 カテゴリー-荻ちゅ関連 ここは東北、2000年の春。 中学校の廊下に貼られた紙に、生徒が群がっている。 中島「荻上ー、3年は一緒のクラスだねぇ」 荻上「えー、ほんとー?」 人だかりに入っていけなくて、少し離れた所に居た荻上は、後ろから突然 肩を抱かれたてたものの、同時に手の感触で同じ文芸部の中島だと気付いて、 特にびっくりしたり叫んだりすることも無かった。 中島「なんか文芸部が集まってるみたい。楽しい1年になりそうだぁ」 荻上「2年は私、一人だったからなァ」 中島「寂しかったよねー。カワイソ」 荻上「ん………」 中島「ま、荻上はうちの部の秘密兵器だからね!私としても、手元に置いておきたいわけよ!フフフフ…」 荻上「また悪の黒幕女ごっこ? でも私なんも出来ないしナァ…分厚い眼鏡だし」 中...
  • 30人いる!その5
    30人いる!その5 【投稿日 2007/08/15】 ・・・いる!シリーズ 第4章 笹原恵子の合宿 国松「岸野君、このビデオカメラってデジタルだよね?」 岸野「そうだよ。買った時で発売から3年ぐらいだから、当時としては新型の部類に入ると思うよ」 日垣「買ったのが3年前だから、6年前発売の品か。それにしちゃでか過ぎるんじゃ…」 岸野「そうか?昔、親戚の叔父さんがVHSのビデオのカメラ持ってたの見たことあるけど、あれに比べりゃかなりコンパクトになってるぞ」 国松「VHSって…」 日垣「そりゃあれは、カメラと別に小さいビデオデッキがある代物だからな…」 一同がカメラの大きさを話題にする中、別な観点から食い付いた者が居た。 「AG-DVX100じゃねえか、それ!」 大声を上げたのは浅田だった。 何時に無く目が輝いている。 国松「浅田君、知ってる...
  • 斑目放浪記軽井沢編
    斑目放浪記軽井沢編 【投稿日 2006/09/16】 斑目放浪記  朝の光がカーテンの隙間から差し込むと、彼はゆっくりと目を開けた。ゆうべの乱痴気騒ぎの余韻が体に残っている。もう無理のきく年齢ではない。枕元から眼鏡を探し出し、上半身裸のままベッドから起き出した。  高原の貸し別荘は静かで、まるでこの世に彼と、隣でまだ寝息を立てているひとの二人だけしかいないような錯覚を呼び起こす。  酔っ払ったまま人の布団にもぐりこみやがって。ばっちり目ェ覚まさせてやる。彼は……高柳は、眼下の人物に呼びかけた。 「おい、起きろ、斑目。いい天気だぞ」 「ん……」  むっくりと身を起こした斑目はしょぼつく裸眼で声のしたほうを向く。 「なあ斑目よ」 「うー、なんだよ、ヤナ」 「なぜ俺はこんなところにいるんだろうな」  ……斑目の血圧が一気に上がった。 「お前が来たいと言...
  • 決戦はコスプレ
    決戦はコスプレ 【投稿日 2006/01/25】 カテゴリー-現視研の日常 管理人注 タイトルは勝手につけさせていただきやした。管理に必要なんで・・・。 1 大野さん登校中、両手にはコスプレ衣装でいっぱいの紙袋。満面の笑みで鼻歌なんか歌ってる。 後ろには田中、田中も両手手提げにリュック。やっぱり荷物はいっぱい。 部室の扉を開ける。「おはよーございまーす♪」中には笹原、斑目、咲、高坂、クッチー。 「おはよー」「おはよーございまーす」という挨拶が。 2(扉) 大野「今日は頑張りましょー♪」 笹原(嬉しそうだー)斑目(うわすげぇ荷物)みんな嬉しそうな大野さんを見て苦笑、 高坂とクッチーは大工道具中、コスプレ撮影用のステージを作っている 3 田中と大野、荷物を机の上に置く。 大野「そりゃそうですよ」「現視研コスプレ撮影会始まって以来のレイヤー複数体制ですからね!」...
  • 妄想少年マダラメF91
    妄想少年マダラメF91 【投稿日 2006/03/25~】 カテゴリー-斑目せつねえ 妄想少年マダラメF91・1 妄想少年マダラメF91・2 妄想少年マダラメF91・3
  • 偽らざる者
    偽らざる者 【投稿日 2006/04/24】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ 「…これから…どうなるんだろう。」 ここは椎応大学の屋上、彼女の――春日部咲の最もお気に入りの場所である。 (変わったよね…いつからだろう。『世界』が、『常識』が…こんなにも頼りなくなったのは。) 少し前から。今までの『世界』や『常識』は崩壊の一途をたどっていた。 続発する事件、暴走するかつての友。そして何より、漫画やゲームの中だけの話だったはずの超常的な力。 現実が夢に、妄想に、浸食されているのではないかという不安。そう、ほかでもない自分自身も―― 春日部咲もまた、以前の日常からは考えられない非現実的な装いを身に纏っていた。 腰に下げた大剣、体を守る白銀の鎧、青いリボンで束ねられた美しい髪。 (私だって…いつのまにやらこんなんなっちゃうし…) 最後に以前の――退屈だが、穏...
  • 奏(かなで)
    奏(かなで) 【投稿日 2006/03/04】 カテゴリー-その他 笹「じゃあ・・・家に着いたら、また電話するよ・・・」 荻「・・・はい・・・待ってます・・・」 荻上の家の玄関前で、笹原と荻上の二人は言葉少なに、うつむいて照れくさ げに会話した。 笹「それじゃあ・・・」と笹原が言うと 荻「あ・・・」と荻上は名残惜しげに言葉を発した。 笹「ん?」 荻「いえ・・・何も。気をつけて・・・」と顔を赤らめて、改めて笹原を送 り出した。 笹原を送り出した後、荻上は部屋に戻り、先ほどまでいた笹原との時間の余 韻にひたっていた。まだ、そのぬくもりと、においを覚えていた。部屋にも さっきまでいた笹原の気配がなんとなく感じられる。さっきまで笹原が座っ ていたソファーに目をやる。 (ついさっきまで・・・) 荻上は先ほどまでの、自...
  • 完士とおたく工場その2
    完士とおたく工場その2 【投稿日 2007/08/10~09/07】 カテゴリー-他漫画・アニメパロ と そこに突然 「かわいー。」 中島の声が聞こえ、皆が中島の方を見た。 中島が指差した方を見ると遠くで小さな少女がせっせとフィギアを回収していた。 少女は髪を筆のようにくくって立てている。 (あ・・・あれは・・・・) 完士くんは思い出した。道で拾った1万円札を渡した少女だ。 (あの少女だ・・・とすると・・・僕にフィギアをくれたあの人は・・・ウォンカさん?) 皆がみていると、また一人、同じ姿形をした少女が現れて作業を手伝い始めた。 どうやら少女は一人だけではないらしい。 と よく見るとあちらにもこちらにも少女の姿が現れる。次から次へと少女の姿が増えていく。 どの少女もせっせとおいてあるフィギアを回収する作業をしている。 みな自然にフィ...
  • 第十四話・テンプルナイツ
    第十四話・テンプルナイツ 【投稿日 2006/05/10】 第801小隊シリーズ ゴウン・・・。ゴウン・・・。 宇宙ドッグ『ビッグサイト』の艦船港にて盛大な起動音が鳴り響く。 今まさに、一機の艦船が星の海への航海に乗り出そうとしていた。 「旧式とはいえ、こんなたいそうな代物よく使わせてもらえるよな。」 艦長席の前、言ってみれば副官席のような場所にマダラメは座っていた。 彼の呟きはもっともであった。 宇宙専用とはいえ、MSを6機まで収容可能という連盟でもかなり貴重な艦船だ。 通常、小隊に支給される艦船で3機なのだから、規模の違いを伺えるだろう。 「でもさー、それだけ期待が掛かってるって事じゃん?」 何も考えていないような声を出し、ケーコがそう返す。 彼女は通信席に座り、操作をおさらいしているようである。 「でもな、妹さんよ、我々の任務は上層部か...
  • 僕ハココニイル
    僕ハココニイル 【投稿日 2006/05/20】 カテゴリー-現視研の日常 「会長、お願いします!!」 大野さんは大きな声でそう言った。 朽木君は自分の耳を疑った。 「………え!?ボクチンですか!!!???」 それは新学期の始まる数日前。 大野さん、荻上さん、朽木君は新入生歓迎会の打ち合わせのため部室に来ていた。 大「…今日は大事な話があります。」 大野さんは妙に真剣な面持ちで言った。 荻上さんは黙っている。朽木君はにょ~としている。 朽(次期会長のことなんダローなーーー。去年は盗塁のフリしてみたけど、今年は何のフリしてミヨーカナーーー?) 誰も朽木君のリアクションなど見ていなかったのだが、朽木君はそんなことおかまいなしだった。 荻上さんに会長をゆずるところを見て、『俺じゃねーのかよ!』とコケる気マンマンでいた。 ...
  • いちばん美しい物語
    いちばん美しい物語 【投稿日 2006/02/20】 カテゴリー-童話パロ その日はオギーちゃんの誕生日の日でした。その女の子はオギーちゃんと呼 ばれていますが、もちろん、ほんとうの名前ではありません。その家の女の 子は、なぜかオギーちゃんと呼ばれるのです。その理由を知る人は家族にも いません。お母さんも、お父さんも知りません。 家族やお友達、親しい人たちが集まって、オギーちゃんのお誕生日をお祝い するために、『名付け親』のうちに集まりました。オギーちゃんはおばあち ゃんからもらった服を着ています。おばあちゃんもそのお母さんからもらっ たということです。『名付け親』はおばあちゃんのお母さんのお友達でした。 その日はオギーちゃんのために、たくさんの贈り物がテーブルに置かれてい ました。そこにはオギーちゃんの大好きなマンガ本やイラスト本、絵本...
  • 26人いる!その2
    26人いる!その2 【投稿日 2006/11/12】 ・・・いる!シリーズ 有吉「僕が編集でいいかな?」 豪田「自分がメインで描きたくないの?」 有吉「何と言っても時間が無いから効率最優先にすべきだと思うし、サークル参加なんだからみんなの総力で本作りたいんだ」 豪田「まあ確かに、同人誌って本来そういうもんだし」 有吉「それに女性向けで18禁なら、やっぱり妄想力こそが作品を作る原動力だよ。僕が理屈で話書いてもいいんだけど、それじゃ妄想力半減でしょ?」 豪田「そうねえ…みんなもそれでいい?」 一同「さんせーい」 有吉「まずプロットは台場さん。みんなの中で、1番ヤオイ関係の知識と経験と情報量は豊富みたいだからね」 台場「問題は組み合わせだけね。キョンが攻めか古泉が攻めかの二者択一かあ…」 「リバ可や!」 突如大声の関西弁が轟く。 漫研会員であり、サ...
  • あやしい2人
    あやしい2人 【投稿日 2006/02/04】 カテゴリー-その他 笹荻無事成就してから2ヶ月ほど後のある日曜日、笹原と荻上さんは神田神保町の古書店街に出かけた。 2人のお目当ては、今度新たにオープンした同人ショップだ。 付き合い始めた頃は、待ち合わせの場所と時間を決め、各々1人で買い物していた2人だったが今ではすっかり打ち解け、それぞれの買い物にもう1人が連れ添う形になっていた。 もっとも目的の同人誌が見つかると、見つけた方も連れ添った方も赤面してるあたりは相変わらずだ。 その店は思ったよりも品揃えが良く、2人ともコミフェス並みの分量を買い込んだ。 2人が戦利品を背負って店の外に出ると、見慣れたひょろ長い男の姿があった。 朽木「おや、これは笹原先輩と荻チンじゃないですか」 2人は一瞬硬直したが、冷静に考えてみれば現視研公認のカップルである2人が慌てる...
  • スレスレ?
    スレスレ? 【投稿日 2006/09/09】 カテゴリー-笹荻 オギー「ちょ・・・ちょ・・・・イタタ・・・少し・・待ってください」    (SEXってどうすることも出来ねンだ。男の○○○○が抜けるまで     ただひたすら待つしがねって春日部先輩も言ってたっけ・・) 笹原 「ん・・・・・(んー?んー//// ①「は・・・はずめてだから優しくしてけろ」    →ピッ ②「も////もっと強くして下さい!先輩は強気責めなんだから         な、なしてこったらこと言わせるの////」  )    じゃ・・じゃwここはあえて強気責めで」     げ     し   !! オギー「本当に動かないでください・・・・動いたら殺しますよ」 笹原 「(ん・・・・・んー!・・・・んんーっ)     ロリッ子・・・ツンデレ?・・・・上...
  • バレンタインデー
    バレンタインデー 【投稿日 2006/03/28】 カテゴリー-笹荻 1 部室の棚の時計はお昼 笹、スーツ姿、手帳を見てニヤけている 今日は2月12日、2月14日に印が付いている オギー例によってノック無しで入室、ちょいビックリ+笑顔「こんに……あっ、笹原さん」 笹、手帳を閉じて「あっ、荻上さん、こんにちは」 2 荻「今日はもう終わったんですか?」 笹「いや」「今日はこれからでね」「もうぼちぼち出かけるとこ」 無言で見つめ合う二人、微笑み会う、オギーちょっと赤面 荻「あの」「笹原さん」 笹「ん?」 荻「前から聞こうと思ってたんですけど…」 笹「なに?」 3扉 荻「私のどこを好きになってくれたんですか?」 笹超ギックリ、顔のっぺら、汗だく 4 笹うつむく、オギー微笑んで笹の横顔を見てる「…………?」 笹人差し指ふ...
  • 家出少女・荻上 続編
    家出少女・荻上 続編 【投稿日 2005/10/14】 カテゴリー-笹荻 帰路のゆりかもめ 斑目「おう笹原、夏コミも終わったわけですが今日の戦果どーよ?」 笹原「はは、尼爪の会長本とか、まあ色々ですよー」 斑目「へー意外だなー。尼爪は絵は巧いけど、ヒンヌーにこだわりすぎだから会長本はださねーと思ってたよ」 笹原「斑目さん、今日は女性陣が多いんだから声大きすぎですって(笑汗)」 斑目「おおー!やっぱグラマーキャラ大好きな笹原クン的には尼爪の会長本は掘り出しもんだよねー」 笹原「嫌がらせデスカ?」 荻上(……まあたカイチョーかぁ。やっぱ笹原さんは、セクシーで大人っぽい女の人が好みなんかなぁ。    それなのにどうしてこんなにわたしに優しくしてくれるんだろ。なんだかんだ言って妹さんにも優しいし、妹が増えたみたいに思ってんのかなぁ。    そりゃ変な下心むき...
  • 人魚姫
    人魚姫 【投稿日 2005/10/27】 カテゴリー-童話パロ 第一幕 むかしむかしあるところに荻上という名のとても可愛らしい人魚のお姫様がおりました。 あるとき嵐が起こり、人間の船が難破して二人の男が海に投げ出されてしまいました。 荻上は可哀想に思って、二人を岸まで運びました。見ると若い男です。荻上はいけない妄想に囚われてちょっとおちゃめないたずらをして去りました。気を失っていた二人は目を覚ましました。 笹「うわっ、侍従長!なんで俺の股間に顔をうずめてるんだ!」 斑「王子こそ私のネクタイで首をしめようとなさってるじゃありませんか!」 二人はギャーギャー騒ぎながらも命が助かったことを喜びました。 荻上は遠目にその様子をうかがい、クスクス笑いながらワープしてました。 しばらくたち、荻上は王子と呼ばれている男の事が忘れられなくなっているのに気づきました。でも...
  • 第四回くじびき以下略
    第四回くじびき以下略 【投稿日 2006/11/01】 くじびきはぁと以下略会議 マ「え~、第四回くじびきはーとアンバランス、略してやっぱりくじアンよかった本会議~。」 ベ「今回はネ申回でしたね!」 マ「うおっ・・・と。なに興奮してんるンだよ。」 ベ「いやぁ、会長やっぱいいですね!今後、少しづつ心の中が見れたらいいなぁ!」 マ「このヤロウ・・・自分の好きキャラがあまり変わってないのをいい事に・・・。」 梟「そうか?会長もけっこう変わってると思うけどね。」 K「き、キリっとしてる感じが強いせいかな。前よりも強い女性な感じがするな・・・。」 ト「あー、そうですね。」 マ「しかしなんだ・・・あの「夢落ち」って・・・。」 ト「いやぁ。」 梟「コレで夢落ちだったら暴動が起こるぞ!?」 ト「でもありえそうじゃないですか?また最初から~みたいな。」 ベ...
  • 現聴研・第六話
    現聴研・第六話 【投稿日 2006/04/20】 現聴研 笹原「何人編成にしましょうねぇ。」 斑目「スコアの無い曲ばっかりだと、バンドの負担でかくないか?」 笹原「しかしメジャーな曲にすると存在意義が無くなりますよ。」 現聴研の部室では、夏のフェスティバルに向けて会議の真っ只中。 田中「そもそもウチの割り当て時間は?」 笹原「まあ…入れ替えも含めて30分ぐらいって事です。」 朽木「準備と片づけで5分ずつだとして、残り20分。     1曲4分でMC無しで5曲が限界ですな!」 笹原「うーん、余裕が無いと本番でパニック起こしそうだなぁ。」 大野「キーボード弾けますけど、ステージ衣装に凝りたいですね!田中さん!」 そう、田中と大野は普段はコスプレでライブに出かけて振り付けも バッチリな傍目にちょっと痛い、いや深いファンだったりする。 そしてコス...
  • 30人いる!その10
    30人いる!その10 【投稿日 2007/09/17】 ・・・いる!シリーズ サークル棟に向かう途中、久我山は柔道場の前を通り掛かった。 この大学の柔道場は、通路側に大きな窓(人が出入り出来る大きさで、下辺は床に付いてるから、ガラス戸と言うべきか)がある。 稽古中にぶつかって破損するのを防ぐ為か、内側には雨戸のような鉄格子の扉があり、外から見ると金網デスマッチのような格好になる。 そういう立地のせいか、特にスター選手が居る訳でも強豪校でも無いのに、稽古中の柔道場の前には見物人がよく居た。 初心者の柔道部員の中には、かつてその見物人だった者もけっこう居て、この立地は地道に柔道部存続に貢献していた。 久我山は道場の中で動く人影をチラリと見て、ふと足を止めた。 「あれっ?みょっ妙な時間に稽古やってるな」 久我山の記憶では、椎応の柔道部は朝と夕方に全体での練習...
  • 君という花
    君という花 【投稿日 2006/02/21】 カテゴリー-現視研の日常 「荻上さんも、珍しくスカートですなぁ……」 今日は斑目たちの卒業式、打ち上げ。 斑目と笹原がテレパシーで会話しつつ、二人して 咲と荻上を見ていたのではない。 斑目は咲を見て悶々とし、笹原は荻上を見てたかぶっていた。 大野の「天罰ですね!」のあとも、今宵の宴は長丁場だ。 ガックリくるものの、大野の喜びに気圧されて落ち込み切れない 田中を巻き込んでクッチーがテンションを上げていく。 「さあ!くじびきアンバランスでも皆すぁんで合唱しましょうッ!」 「ばか、よせ!!」 「現視研、春から大丈夫かな~(汗)」 「焼酎ロック…いえ、ボトルでくださーい」 斑目がトイレに立って、笹原からは座布団の向こうに荻上が見える。 『今日はなんだか、女の子として意識しちゃうな…どう...
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