ルニアス主席語録(革命三銃士語録・管理主義者語録)とは、永帝革命時に大量に発行された、ルニアス・ジヴェジルスによる実践的管理主義思想(ルニアス思想)を基盤となる語録集である。
 その後、ルニアス政治からアオン政治への転換期にアオン・シオン・ヴェードウーナ・ヴェーデイン・フォスドーレウによる発言集も追加され「革命三銃士語録」として再編され、更にジエール帝国連邦成立後は以降の帝連主席の名言も加えられた。これにより、手のひらサイズであった語録集は一般の文庫本のサイズへと拡張され、内容も様々な管理主義思想を包括する管理主義のガイドブックになった。
 現代ジエールにおいては社会科目で読解が必修になっている。また、1700年代からは、天嶺皇国の類似のアマト陛下語録、ギャッコー語録が加えられ、管理主義者語録となった。


拝金主義

拝金主義は自由主義を自称できない

 拝金主義は自由主義を自称できない。彼らは金にすべてを支配され、常に金に追われ、しまいには金に食われるのだ。
―――ルニアス・ジヴェジルス

拝金主義三段活用

 拝金主義三段活用だこうだ、独占、支配、搾取。
―――ウーナ・ヴェーデイン

拝金主義者によって不当な取引が行われている

 拝金貴族によって不当な取引が行われている。
 拝金貴族によって不当な価格で、不当な条件で労働力が“購入”されている。
 拝金貴族によって労働力を不当な価格で、不当な条件で“売ら”ざるを得ない環境が築かれている。
―――ルニアス・ジヴェジルス

人はいつ彼他人の道具になったのだろうか

 拝金貴族は他人に“使えない”という。
 人はいつから他人の道具になったのだろうか。
―――ウーナ・ヴェーデイン

ピンハネこそ拝金主義社会の不当な不平等の根源である

 生産行動は自身のためであった。古の時代、人々は自分の持つものを平等に交換していた。
 しかし、貨幣経済の発展と共にいわゆる「ピンハネ」が発生し、次第に拡大してきた。この「ピンハネ」こそ拝金主義社会の不当な不平等の根源である。
―――ルニアス・ジヴェジルス

拝金主義社会の原因は

 拝金貴族、拝金主義者はカネで買えないものはないという妄想に陥っている。
 君たちの労働力を買ってやっているというが、そもそも君たちが労働力を、時間を、命を売らなければならなくなった原因はどこにあるだろうか。
―――ルニアス・ジヴェジルス

管理主義

管理主義は三権分立である

管理主義は学者・エンジニア・創作家の三権分立である。
―――アオン・シオン

管理主義のゴールは一つである

 ルニアス主義、アオン主義、ウーナ主義。
 異なった思想のように見えるが、管理主義の段階を順に追っただけで、行き着く先は同じだ。
 しかし、絶対的な管理主義の基盤を盤石なものとするために、世界の情勢に合わせて、思想をシフトチェンジしながら政治を行わなければならない。
 まるでカードゲームのように、技を使い分ける。
―――アオン・シオン

管理主義は適材適所である

 拝金主義では適材適所ができない。拝金主義の“強制”のしがらみに囚われているからだ。
 一方管理主義は完全な適材適所だ。
 人民には好きなところで得意なことだけをやって、是非極めていただきたい。
 それこそが管理主義シンテーアに最高の利益をもたらす。
―――アオン・シオン

管理主義は権威主義に陥ってはならない

 管理主義は問題を問題と認められる社会でなければならない。管理主義は権威主義に陥ってはならない。
―――ウーナ・ヴェーデイン

管理主義は最適化された政治体制

 管理主義は最適化された政治体制である。拝金貴族階級の支配が終わり、管理主義階級の支配がはじまる。管理主義階級は上からアドミニストレータ、高級研究者・高級エンジニア、研究者・エンジニア、管理主義民衆である。
 管理主義民衆は将来的にはすべてが無償の教育を享受し、研究者・エンジニア階級に移転する。
―――ギャッコー・セーヴェル

永帝革命

一人残らず息の根を止めろ

 見ろ、我々が一斉に声を上げれば拝金貴族どもは外国へ逃げようとする!
 こいつらに国のため人民のためという考えなどない、自分のため金のため逃げ惑っているのだ!
 逃すな!一人残らず息の根を止めろ、全て奪い返せ!
―――ルニアス・ジヴェジルス

貴様らは人民の機会を奪っている

 違うだろ、この拝金主義者!貴様らは、拝金主義こそが、競争こそが人々を進化させ発展させると、競争の機会は皆平等にあり、落ちぶれたものは努力しなかった怠けものだとほざいている。
 違うだろ!貴様らはどれだけ人民の機会を奪っている!貴様らは、どれだけ人民の機会を奪っている!
―――ルニアス・ジヴェジルス

今の生活が変わらないかなと

 どれだけの人民が思っているだろう。いまの生活が変わらないかなと。この生き地獄を抜け出したいと。
 最悪の気分で目覚め、いつ帰れるかと働き、帰れば疲れで横になる。いつも地球に隕石でも落ちればいいや。革命でも起こらないものか。そう思っていて誰も行動に出ない。
 そう、行動に出る勇気がない。今まで君たちの勇気すら拝金貴族に縛られていたのだ。
―――ルニアス・ジヴェジルス

実践的管理主義

人を人として見なす社会

 人を人として見なす社会がやってきた。人はそれ以上でもなく、それ以下でもない。
―――ルニアス・ジヴェジルス

批判ばかりでは進まない

 お前らがそれを嫌いなのは分かったけども、何でもかんでも反対してると、無になるぞ。(全国乳袋反対連合に対して)
―――ルニアス・ジヴェジルス

戦略的管理主義

戦略的管理主義で拝金主義を加速する

 以前レーウス星において、社会主義は失敗した。何事にも段階があり、現段階で全拝金主義国家を解放できるか問うならば、それは不可能だ。
 今はまず、拝金主義者から力を奪うしかない。敵国拝金主義者から逆に搾取し、自国人民に分配する。これが戦略的管理主義だ。
 管理主義には段階がある。戦略的管理主義で管理主義を加速させよう。
―――アオン・シオン

戦略的管理主義は"足るを知り、足るを知らない"

 戦略的管理主義では人民は国家のために”足るを知り”、国家は人民のために”足るを知らない”
―――アオン・シオン

金のある所に金が集まる

 金のある所に金が集まる。金のないところには金は集まらない。管理主義政府が資本を管理すればより効果的に資本を拡大でき、またその恩恵を人民が平等に享受することができる。
―――アオン・シオン

国家拝金主義的管理主義と国家拝金主義

 戦略的管理主義は国家拝金主義的ではあるが、ただの国家拝金主義とはまた違う。国家拝金主義とは企業国家のようなものを指すが、その差は民衆に正しく分配できるか否か、民衆から搾取しているか否かである。
―――アオン・シオン

世界管理主義革命

世界を一つに

 すべての国が管理主義となれば、世界から争いが消える。競争がなくなり、ただ補い合うだけの平和が訪れる。
 この理想の世界は、世界の拝金主義階級打倒後にしか訪れない。管理主義階級者の手により、世界を一つに。
―――ウーナ・ヴェーデイン

管理主義的進化論

人はどうして争いを好むのか

 人はどうしてこんなに争いを好むのか。散々な思いをして、また忘れて争いだす。争うのは動物の本能だというのか。
 人間はいつになったら獣の知性を超えられるのだ。
―――ウーナ・ヴェーデイン

生活

ないものを自分で作ろうとする精神

 管理主義社会の目標は完全なるユートピアであり、将来的にないものはないという国を作りたい。
 この点において、ないものは自分で作ろうという創作的精神は実にワンダフル。
―――ウーナ・ヴェーデイン

貯金を制限する

 貯金を制限する。あらゆる資本の終結を制限する。通貨を期限制にし、資本の流動化を図る。
―――ギャッコー・セーヴェル

教育

民衆は愚かだ

 民衆は愚かだ。ああいえばこういう。だからと言ってその通りにしていると、破綻し、そうして後悔もせず自分で選んだ指導者を非難する。
 民衆は愚かだ。こうした者たちを教育しなければ、必ず50年後には拝金主義の方がよかったなどとぬかしだす。どれだけの地獄であったかなど時間が経てば忘れてしまう。
―――ルニアス・ジヴェジルス

民衆は揺り返す

 愚かな民衆は揺り返す。隣の芝が常に青いと思い込み、肉を食えば魚が食べたかったと、魚を食べれば肉を食べたかったと言い出す。
 我々は拝金主義の過酷な競争地獄から抜け出し、なんとかこの安定した管理主義を手に入れた。しかし、時間が経てば拝金主義の方が刺激的だと揺り返すかもしれない。そうしてまた拝金主義になれば管理主義の方がよかったなどとぬかすだろう。
 それでは文明発達に致命的な遅れが生じ、損をするだけで得をしない。拝金主義の過酷さを思い出し、管理主義の快適さを常に感じていられるよう、行政は教育に力を入れねばならない。
―――ルニアス・ジヴェジルス

関連項目