lukulsiylua kulsole lidosunifa
 (連盟旗、連合会議では「国旗」と登録されている) |
(カールフラエ) |
標語:komez, lukul lidosya, lasze zud kate! さあ、全てのリドーシャよ、団結し勝利せよ! |
連盟唄:この偉大なる戦列に加わろう |
主要言語 |
近代ユナイスハ語 |
首都 |
アラター・ナシュトゥ |
最大の都市 |
ユナイスハ |
政府 |
リドスウニファ連合体 |
指導者の称号 |
中央リドスウニファ長 |
政治体制 |
リドスウニファ |
人口 |
約200億人 |
主な宗教 |
カルツァーハ崇拝 |
通貨 |
カリャ |
建年 |
シンテーア暦1650年頃 リドスウニファ暦紀元前48ハルハ |
加盟年 |
シンテーア暦1723年 |
領 有 |
母星 |
アトゥルズ星系惑星シルア |
首都星 |
惑星シルア |
その他惑星 |
惑星クラニアスリア、惑星クリャハ、シルア領ラーゼネグザ |
領有星系 |
アトゥルズ,ハルハ,ラーゼネグザ |
全シルア労働者連盟(近代ユナイスハ語:
lukulsiylua kulsole lidosunifa/lukulsiylua kulsole lidosunifa)とは、スラーン宙圏に位置し、アトゥルズ星系、ハルハ星系、およびラーゼネグザ星系のおおよそ半分を中心に保持する主権実体である。
大宇宙連合会議諸国、並びに連合会議には「国家」として登録されているが、シルア主権実体自体は自身を「国家でない主権実体」と定義しており、ならびに他の星間国家に対してもこれを当てはめている。
惑星シルアを母星とする昆虫的種族、
シルアーシャが主権人民の大多数を占める。
国名
正式な国名は近代ユナイスハ語でlukulsiylua kulsole lidosunifa(ルクルシルア・クルソーレ・リードスウニファ)。大宇宙においては専ら「シルア」や「ルクルシルア」と呼称される。シルア主権領域内では「ia-tle unifa(わが連盟、イアトゥレ・ウニファ)」や「全シルア(ルクゥ・スィールア)」、「リドスウニファ(リードスウニファ)」と言った呼称の仕方が行われる。
徽章
主権旗は、「"カラ色"の下地に、真鍮糸で文字を刺繍した縦:横が1:4の旗」が相当するとされる。
カラ色は犠牲への追悼を、真鍮色は戦の意思を表し、リドスウニファ革命を血を流してでも続け、流れていった血に追討を示すことを表している。
カラ色と真鍮色の組み合わせで1:4ならば、たとえ書かれた文字が何であろうと主権旗としてシルアは認識するため、度々外交的に問題が発生している。
紋章はシルアにおける伝統的な国際紋章学である
カールフラエに基づいて制作されており、"公正な判断"さを表す棹秤が用いられている。
歴史
政治
典型的かつ唯一のリドスウニファ政体であり、立法・行政を担当するリドスウニファ、司法を管轄するカールエートラによって構成される。
リドスウニファはカールエートラを任命可能であるが、カールエートラはリドスウニファに対し弾劾や強制捜査が可能であり、さらに独自の「カールエートラ司法軍」を保持している。
リドスウニファ
中央リドスウニファ
全シルア労働者連盟のリドスウニファの最高意思であると明記されており、実質的な内閣を兼ねる国会である。
全シルア労働者連盟全体に対して効力を持つ法を立法かつ行政が可能であり、立法権のみを持つ中央組合官が104名、行政権も持つ行政官が13名の合計117名及び傘下の多数の事務・行政組織によって構成される。各行政官は傘下に8人の組合員を保持しており、いわゆるグループリーダーの役目を果たす。
地方リドスウニファ
全シルア労働者連盟を構成するいち主権実体のリドスウニファの最高意思である。参加する主権実体、及びその支配地域とその市民に対して効力を持つ法を立法・行政可能であり、なおかつ中央リドスウニファの法に矛盾しないように調整することが義務付けられている。
中央リドスウニファと地方リドスウニファで矛盾(法のねじれ)が発生した場合、カルエートラの仲介のもと調整される。
地方リドスウニファは中央リドスウニファに対し立法依頼を行える。
シルアにおける伝統的に残存している「国」は、実体としてはすべてこの地方リドスウニファである。
民間リドスウニファ
全シルア労働者連盟内部における住人が自由に建設・参加・脱退・解散ができるリドスウニファ。
構成員内部にリドスウニファ建設資格のある者、ならびに地方・中央リドスウニファでの勤務経験があるものが一名でも参加していれば建設・維持が可能で、複数の民間リドスウニファへの参加も可能。
いわば市民同士の「横のつながり」であり、シルアにおけるサークル・企業・労働組合を同時に兼ねる存在である。
リドスウニファは地方リドスウニファに対し立法依頼を行える。
一般民間リドスウニファ、工房リドスウニファ、基盤維持業務遂行リドスウニファなど多種多様である。
カールエートラ
カールエートラはシルアにおける司法を一手に担う存在で、中央カールエートラ、地方カールエートラの2つに分類される。
中央カールエートラ
中央カールエートラは中央リドスウニファに対する監視及び警備を行う。人員は中央リドスウニファ及び実力執行委員会(後述)より選抜される。
中央カールエートラは特殊警察に相当するカルエートラ司法軍を保持しており、リドスウニファ中枢部の警備は執行委員会ではなく彼らが行うこととなっている。
地方カールエートラ
地方カールエートラは地方リドスウニファ及び民間リドスウニファに対する監視を行う。地方のカールエートラ司法軍はは現地執行委員会内務科より派遣された人員によって運営され、有事の際には地方リドスウニファ及び民間リドスウニファ本部への強制捜査を行う。
軍事
全シルア労働者連盟に所属する主権勢力は軍事力の保有を禁止されており、全シルア労働者連盟が一括で管轄する軍事力である「
リドスウニファ実力執行委員会」が国軍に相当する。
リドスウニファ実力執行委員会は
陸上科、星域科、内務科、外務科、カルツァーハーシャ科、ウェフブーシャーラエによって編成される。
初期にグロスクロイツ、中期にファルトクノア・ニーネン=シャプチの軍事技術・戦闘教義の影響を受けており、陸上科はニーネン色が、星域科はファルトクノア色が強いとされることが多い。
陸上科
matlalan(
マトラ―ラン、陸軍組織)とも。他国における地上軍・陸軍・惑星軍に相当する。
UDNで換算した場合、正面戦闘兵力は82万、総兵力は300万と多く、大量の装甲化歩兵と装甲飛行機兵(
ヤフーアシジ)、装甲機動砲兵(
クナクヌイ)を保有している。
火力重視ドクトリンを採用しており、飽和攻撃・全戦線一斉攻勢を得意とする。
星域科
kulsolelan(クルソーレ―ラン、星域軍組織)とも。他国における宙軍に相当する。UDNでの正面戦闘兵力は11万、総兵力は30万。
シンテーア歴2000年現在では小型艦59、中型艦16、大型艦5を維持している。
基本的に敵艦隊の決戦による撃滅を主体としており、個艦あたりの戦闘力を重視する傾向が強い。
内務科
zarhaltalan(ツァーハルターラン、治安維持軍組織)とも。他国における警察軍・憲兵軍に相当する。国内犯罪への対処、治安維持、市民トラブル調停のほか、内部諜報や有事の際の非正規防衛戦を担当する。
基本的に陸上軍のおさがりであったが、近年はこちらに対しても新式装備が配給されている。
カルツァーハーシャ科
kalzarharshalan(
カルツァーハーシャーラン、カルツァーハーシャ軍組織)とも。公的な地位を持つ
カルツァーハーシャが多数所属しており、自然保護区の整備と
ルイルーシェからのシルアーシャ領域の保護を行うほか、環境保護や惑星気候の点検・維持、テラフォーミング業務などを担当する。
外務科
etlashalan(エートラーシャーラン、視認軍組織)とも。
他国における諜報組織・特殊軍に相当する。国外での諜報任務、破壊工作任務、さらには政治戦略に影響を及ぼす兵器の運用が主である。
その特性上、政治的思考を嫌う伝統がある他の執行委員会からは嫌われやすい。
ウェフブーシャーラエ
wehbshalae(
ウェフブーシャーラエ、武器持ちたち)。シルアにおける即応軍に相当する。
ウェフブーシャーラエとはシルア史における
神聖ユナイスハ共和国が雇った
ナースハ人常備傭兵軍のことで、後にナースハ人傭兵の自称となった。
常に即応体制が維持されている常備軍であり、対外遠征の他緊急展開部隊としての運用が主である。その特性上、リドスウニファ長の直轄指揮下に置かれており、リドスウニファ長の私兵であると批判されることもある。
他主権との関係
シルアはスラーン宙圏に位置し、同じスラ―ンに位置する
ファルトクノア共和国、
ニーネン=シャプチ、
アクース連合、
リカルネ王国などと密接な関係を持つ。
シルアはその体制の都合上、他星間国家を「国ではないが、伝統的名称として「国」を用いている主権」と定義しており、声明などにおいては「国」を「主権勢力」に置き換えるといった特徴がある。
シルア史において「国」とは専ら権威独裁主義的な支配体制のことを指し、それ故に王権や貴族権威が残っている国家とは疎遠である。
唯一の例外は
エルトリア王国で、ファーストコンタクト時に比較的良好な結果を残せたとことから国内のエルトリアへの印象は良い。
シルアからの印象が悪いのは
サーヴァリア企業連合、
ハルゼイ帝国、
シャシュ盟約連合などで、サーヴァリアは特に企業支配という体制がシルア史における
パルキ民衆国の企業支配ナンレ体制を連想させてしまうことから一方的に距離を置いてしまっている。
また、主権人民の大多数が昆虫的種族たる
シルアーシャであるシルアにとって、
狂識の時代におけるヒューマノイド至上主義は嫌悪感を抱く以外の感想はなく、度々ヒューマノイド至上主義者と敵対する勢力を支援している。
一方で、主義思想が近しいと思われがちな
グロスクロイツ社会主義共和国とは地理的問題や
マーカス内戦の軋轢、イェッジカワードの独裁体制に対する批判からか、全盛期ほどの主権間交流はなされていない。
貿易関係(仮)
シルアはアクースより鉱物資源を、グロスクロイツやチャンタより食料資源を主に輸入している。2000年現在では原材料資源(三種金属やその他鉱物、食料)の4割を輸入に頼っている。
ニーネン=シャプチやファルトクノアへは
S合金をはじめとする各種消費財製品、アクース・リスヒューメへは軽工業製品、グロスクロイツへは重工業製品といった具合に、多数の工業製品を輸出している。
シルアの物品で有名なものとしては高級ブランドの義肢やサイボーグ・ドロイド用義体、
トハの葉巻やナリア茶といった嗜好品、
シールドグレネードや
34型ウェフブなどの兵器類であるとされることが多い。
領域
全シルア労働者連盟/構成主体を詳しくは参照。
シルアはアトゥルズ星系、ハルハ星系、ラーゼネグザ星系を基幹として構成され、惑星シルア、惑星クラニアスリア、惑星クリャハ、惑星ラーゼネグザを居住惑星とし、惑星マルハ、惑星エルヒシュ、惑星スラースハ、惑星サレイサの衛星カールスフ、惑星ウズールにパラテラフォーミングを基幹とするドーム状居住地を多数保有する。また、アトゥルズ星系の小惑星帯に人造コロニー居住区域を持つ。
アラ地方
アラターナシュトゥ
シルア主権における政治的中心であり、中央リドスウニファ本部が在する。元はリドスウニファ革命初期の退役革命戦士への雇用提供として開発された計画都市であり、天然の要害であるアラニシュ北部の山岳地帯に建設されている。アラニシュにおける主要都市でもあるが、地理的都合から人口増加率が低いことが問題視されている。
初期には多数の工房が立ち並んでいたが、リスク分散計画や地価高騰からアラターナシュトゥ外に第二次産業はほぼ移転してしまっている。現在では工房の跡地を生かし、対外貿易事務局の集中や大企業ならぬ大規模民間リドスウニファの本部を招致するなど、商業での巻き返しを図っている。
ラパハスナ
かつてのアラニシュ諸爵連邦王国の首都。アラニシュ随一の古都であり、絢爛華麗なラパハスナの街並みは、光から落ちる影のごとくかつてのアラ地方の凄惨な奴隷制の過去を伝えている。
近年のシルアにおける伝統文化見直しの風潮に便乗して、伝統スポーツであるアラ剣道(マシュラ)の全シルア大会を誘致するなど観光面での売り込みを図っている。
ルーア地方
ユナイスハ
シルアにおけるルーアの中心都市であり、同時にシルア随一の古都である。その起源は2,500ハルハ(5000シンテーア年)前にもさかのぼり、当時のシルアーシャが
ペレスの猛攻から唯一逃れきることができる立地的都合から建設された。
ナースハやその他ルーア地域文化圏の生みの親であり、ユナイスハ人は「ユナイスハこそシルアの中心であり根源」と主張してはばからない。
故に、他地域出身者に対し少々排他的な傾向が強く、他ルーア人からはあまり良い印象がないことは有識者にとっては有名である。
ナースハ
シルアにおけるルーアの中心都市その2。元の起源はユナイスハが棄民兼新天地開拓として現在のナースハに人口を移住させたことが期限である。
その立地は歴史的に見てユナイスハよりもペレスに対する安全性に劣っており、なおかつユナイスハによる政治的支配が長かったこともあり、
ユナイスハとナースハの連絡路の遮断事故を気に、歴史上はじめて反旗を翻し、シルアーシャ同士での戦争を始めた都市である。
故にナースハ人はユナイスハ人と比べストイックかつ率直であると言われやすく、シルア史においてもナースハは「安全な高台から支配するユナイスハ」に対する抵抗の旗印となり続けてきた。
著名な出身者に
"誠実な"マーヴァがいる。
イアルィダ地方
ハルジャーハ
南パラエーマ海沿岸に面したイアルィダ地方の古都。かつて海洋貿易で大いに栄えたトラハスナ朝ハルジャーハの主要都市であり、荘厳で大規模な石垣と、今でも時折パフォーマンスとして炊かれるたいまつの夜景が特徴的。たいまつはかつてペレス避けの為に炊かれ続けており、ハルジャーハの名前の由来となった。
ルーアのラムーへと面しており、市街地には物量で圧倒的であったラムーへの軍勢を募兵で退けたかつてのハルジャーハ王の銅像が、ラムーへの方向を向いて立ち続けている。
パルケシャーヤ
ハルハ星系
ラーゼナースハ
アーパーナシュトゥ
ラーゼヤンノ
経済
産業構造
シルア経済の主要産業は重工業、次いで牧畜業である。
シルアにおける重工業は中小企業(いわゆる民間産業リドスウニファ)の割合が圧倒的に多く、一部の指定リドスウニファを除いてほぼ全てが中小企業によって編成される。シルアは宇宙進出以前より生体工学・生体模倣技術に秀でており、有機生命体向けの人工器官や産業用感覚センサー類、特に義手義足のシェア率はは総じて高い。
牧畜業はシルアのバイオニクスを支えるために発展した部分が大きく、切っても切り離せない関係である。
一次産業
シルアの一次産業で最も多いのは
牧畜・養殖業である。牧畜養殖はシルアにおけるバイオニクスの下支えを担う存在で、肉類のみならず工業用筋繊維の培養、各種産業向け骨材・鱗材・毛皮・革・角などの生産、衣類に使われる
カイコグモやライトに使う蛍の養殖など多岐にわたっている。3割を工業用筋繊維の養殖が占める。
養殖業ほどではないが野菜工場にはかなり力が入っている分野であり、特に
ファレスの侵入が著しいイアルィダなどでは現地の主食たる浜蓮(
トレンスネピ)の栽培に用いられてる他、ルーアでもナリア類やハピの栽培に使用されている。
二次産業
シルアの二次産業のみならず、シルアそのものを代表する産業が
重工業である。シルア内での重工業はすなわち
生体工業を兼ねており、シルア内で生産される工業用筋繊維などの生体部品の殆どの需要を占めている。最も多いのは生体機関類製造業で、電気機械器具製造業、家庭的工業品業と続く。
近年は停滞しつつあるものの、かつては武器類の生産が盛んであり、
34型ウェフブや
ヤフーアシジなどの兵器を大量に生産していた。
基盤維持業はシルアの雇用の下支えであり、失業者の吸収先でもある。主に二次産業に相当する基盤維持業はインフラ整備、建築、運送・輸送・郵便・倉庫、医薬品製造などである。
三次産業
サービス業、および基盤維持業の一部が相当する。基盤維持業のうち、運送・輸送・郵便・倉庫業、卸売・小売業・不動産・金融業、公務業全般がこれに当てはまっている。これらは全て完全な国営(シルアは国ではないが)であり、100%リドスウニファ資本によって運営される。
サービス業は宿泊業、物品賃貸業、整備清掃業などが首位を占める。近年は娯楽業、特にゲーム産業の発展が著しい。
著名なリドスウニファ
ラーゼヤンノ精密機器
シルアンリフレクター発生装置などの精密機器を製作するリドスウニファ。
34型ウェフブにおけるバリスティックリフレクターの製造を担うことでマーカス内戦期に大規模な商業リドスウニファに発展した。所在地はハルハ星系、惑星クラニアスリアのラーゼヤンノ市。
テルハーナンレ記念工房
ライフルの銃身や均質圧延S合金版などの各種金属製品を取り扱うリドスウニファ。名前は嘗てルーアにてシルア史上初の金属精錬を行ったテルハーナンレ市に由来する。所在地はトルハーナクのシへラゼーナク。
中央兵廠
アラター・ナシュトゥ市に所在。シルアが宇宙進出する前から存在する歴史ある兵器工房リドスウニファで、小銃やラトゥスヘーレ自走砲などの兵器を生産していた。
ペレスウニファ
シルアを代表するB級映画メーカー。ペレスを題材に、今日もチャンタで謎の人気を誇っている。
カルエヴェン精肉リドスウニファ
全シルア労働者連盟におけるシェア上位を占める民間リドスウニファ。シルア原産のカレハリクエビやシルア象、ペレスやトラーハレス(兵隊ダチョウ)などの各種動物性たんぱくが主力。主力商品は陸海老煎餅とペレスのケジャン。名前のカルエヴェンは創業者のエヴェンに由来する。1700年代のシルアの工業化時期に乗じて生体部品(人工筋肉など)の製造に乗り出しており、シルア執行委員会陸上科への納入実績も存在する。
ペレスのケジャンはトルハーナク地域における高級食品であり、大宇宙でも珍味として有名である。
機械アーシャ生活基盤維持リドスウニファ(アーパ・ラーパ)
シルアにおけるアンドロイドソフトウェアを開発している基盤維持リドスウニファ。
ニマエラ・ストラメウトが一時期在籍していたことで有名。
基盤維持リドスウニファである故に100%中央リドスウニファ資本によって運営されており、マーカス第二連邦公社の公開する
アイデンティティ思考AIの開発にもかかわった。
国民
種族
シルアーシャを詳しくは参照。
名に「シルア」とある通り、惑星シルアを母星とする
シルアーシャ系の種族が主権内種族の大半を占める。近年は往来が活発になり外国種族が増えている。
シルアーシャはシルアーシャ、アシュテーシャ、ジェルヴァーシャに大別される。
権利
シルアにおける種民族の権利は、「アーシャ権」と「種民族権」に分けられる。
アーシャ権は
知的生命権とも訳され、「あらゆるアーシャ(知的生命)へ平等かつ公正に供給・保障され続ける権利」であるとされ、あらゆる種族が平等に保持し行使できる。
種民族権は種族や民族ごとに分けられて付与される権利である。これらはアーシャ権を一切侵害しないように設定されなければならないとされる。
種族間ハーフやクォーターについての権利は
中央リドスウニファ権利監督行政府によって随一設定される。近年はハーフやクォーターの増加により、種民族権の撤廃と「個人権」の設定を定める動きが強まっている。
民族
惑星シルアでの民族は基本的に旧シルアの地域ごとに細かく分かれているが、惑星シルア統一後の移民が主体の惑星クラニアスリアやクリャハ、ラーゼネグザではあまり区別されることがない。
シルアにおけるシルアーシャの民族区分は大きくルーア人、イアルィダ人、アラ人、パルキ人、ネージャ人(ジェルヴァーシャ)、シャハル人などが存在し、さらに細かく分けることが可能である。
言語
リドスウニファ革命初期の段階で占領されたアラニシュ北部を除き、惑星シルアにおける各自然言語は基本的に残存している。
シルアーシャはその文明の初期的発展段階がルーアでのみ発生し、その上で各所に伝播したことや、旧惑星シルア地上国家群における国際共通語であったことから、
現代ユナイスハ語が中央リドスウニファでは使用される。
地域リドスウニファ以下その他ではユナイスハ語以外の使用が行われることは普遍的である。
宗教
地域により大きく異なるが、シルア政府は「哲学的側面以外の宗教的価値観は権威的であり
リドスウニファより分離されければならない」としている。
シルアーシャの"宗教"として著名なものに、ルーア地方とその影響を受けた地域で発達した
カルツァーハ信仰が提唱される。これらは
人格主義や
公正主義の思想的背景となった。
教育
文化
生活
巨大生物の脅威を避けるため、シルアーシャの居住区の外周には必ず城壁やバリケードなどの設備が敷設されている。
ペレスなどの生物による災害を防ぐため、
リドスウニファ主権実力執行委員会カルツァーハーシャ科が自然環境の管理維持や市街地の建設を担当する。
シルアーシャはその歴史的背景から過密に対し敏感であり、個人当たりの生活必要面積が多いことで有名である。
食文化
メディア
観光
特産品
最終更新:2023年03月02日 00:19