超人機関・脳量子派関連
人革連・技術主任「ソレスタルビーイングなどという組織が現れなければ、
われわれの研究も公にはならなかったでしょう」(6話)
→超兵研究は、隠密裏に進められた研究であり、公開を前提とはしてこなかった
セルゲイ「そういえば、少尉が
超人機関に志願した理由を聞いていなかったな」
ソーマ「志願はしていません。私は、超兵計画のために生み出されたデザインベイビーです」(5話)
→セルゲイは、超人機関へは志願して所属するものと思っていたが、
少なくともソーマはデザインベイビーとして(生まれたときから)所属
超兵1号は、体内に埋め込んだナノマシンで身体機能を保全し、
宇宙環境下での長時間活動を可能にしている
また、各神経系統の感覚増幅処置
劣悪な宇宙環境に適応するため、少尉の存在は必要不可欠
(5話:人革連・技術主任)
アレルヤ「何だ、この頭の痛みは・・・!」(5話)
→この発言から、それまでアレルヤに脳量子波による頭痛が起こったことはないようだ
ハレルヤ「間違いねぇ、さんざんっぱら俺の脳量子波に干渉してきやがって!
てめぇは同類なんだろ?そうさ、俺と同じ!・・・体をあちこち強化され、
脳をいじくり回されてできた化け物なんだよ!」(10話)
→ハレルヤは、同類=超兵による脳量子波の干渉という現象を知っている
(頭痛が干渉によるのだということも知っている?)
アレルヤ「あの機体、ティエレンの高機動超兵仕様・・・
間違いない、あれに乗っていたパイロットは、僕と同じ存在
・・・まさか、続いて?あの、忌まわしい研究が」(11話)
→アレルヤは、人革連の超兵研究が途絶えていたと認識していたらしい
ソーマ「超人機関技術研究所より派遣されました超兵1号、ソーマ・ピーリス少尉です」
セルゲイ「超人機関?・・・司令、まさか、あの計画が?」
司 令「水面下で続けられていたそうだ」(4話)
→超兵研究は、人革連軍内部でも中止されたと認識されていたらしい
※ちなみに、ここで伝聞的に超兵機関について語っている『司令』の地位は
人革連軍のトップ(DVD6巻特典)、ほぼ何も知らなかったであろうセルゲイは中佐であり、
超兵機関の実態について知る者は、研究にじかにかかわっている者以外では
本当にごく限られた人間しかいなかったと推測できる
施設襲撃時、施設内の子供達と脳量子波干渉が起こった描写あり
その際、子供たちの思考が流れてきた。中には頭痛を訴える子供も(11話)
セルゲイ「ソレスタルビーイングが、全球(チェンチュウ)を襲撃した。
目標は貴官が所属する超兵機関だ。私も知らされていない研究施設への」(11話)
→超人機関の研究施設が全球に存在することは、中佐クラスでも知らされない
ハレルヤ「(脳量子波による)頭痛は、俺が遮断してやったぜ」(23話)
施設時代のアレルヤに、頭痛・干渉が起こっていた描写は出てきていない
(超人機関で開発されていた
脳量子派と同質のものか否かは今のところ不明)
・アレルヤ
4話にて脳量子派を使えなくなったと独白
・ネーナ・トリニティ
6話の留美と紅龍の会話より判明
・イノベーター
・ティエリア・アーデ
8話にてリジェネが自ら解説
「GN粒子を触媒とした脳量子派の感応能力、それを使ってのヴェーダとの直接リンク」が可能
・(外伝の子供)
「さっきまでの脳を撫でられているような不快な痛みは消えていた。
自らが放った脳量子波の影響を受け、相手は意識を失ったのだろう。」
→干渉を起こす超兵どうしのうち、どちらかの意識がないときには、脳量子波の干渉による頭痛は起きない
『強化手術』の説明文
「幼いころに人格連による強化手術を受けたアレルヤ。主に強化されたのは
脳神経系で、グリア細胞が常人よりも肥大化している。このことにより、
細胞間のシグナル伝達に優れ、一般人をはるかに凌ぐ身体能力、反応速度を
得ることに成功している。(略)だが、同様の個体を接近することで脳波の
シグナルが量子干渉を起こしてしまい、生命活動に異常をきたすという深刻な
問題も浮き彫りになっている。」(P.8)
ソーマ・ピーリスの説明文
強化兵士の超兵
(略)脳手術や肉体に埋め込んだナノマシンにより身体能力を
強化されており、通常のパイロットを大幅に上回る戦闘能力を有している。」(P.22)
超人機関の目的
(略)さまざまな処置を被検体に施し、強化兵士を作りだすことだった。
数多くの失敗を繰り返し、ソーマが超兵一号として誕生した。
少年少女が集められ処置を受けたが、強化に失敗すると処分されてしまう。」(P.27)
- ティエレンタオツー ソーマ・ピーリス専用機 解説より(改変あり)
ティエレンタオツー
人類革新連盟が極秘に研究開発していた「超兵」。
彼らを効率的に運用するため、専用に開発されたティエレンの
特殊バリエーション機がティエレンタオツーである。
他のティエレンと違い、地上と宇宙の両エリアで運用することを
想定している。
現在確認されている機体は「超兵一号」ソーマ・ピーリス専用機のみ。
超兵の研究開発と同時に設計された機体であり、アレルヤ・ハプティズムも
その存在を認識していた。
コックピットは超兵の能力に合わせるため、高速情報処理システムを搭載。
増強された頭部カメラアイをはじめ、機体各部のセンサー情報を統合した
全周ホログラム表示を実現し、より高速で正確なMS操縦が可能となっている。
なお、人革連MS設計者は、全周モニターは情報処理量が多すぎて、
一般パイロットによる操作には向かないとしている。
ソーマ・ピーリス
完全なる兵士を作りだすことを目的とした『超人機関技術研究所』の出身で、
宇宙空間に適応した肉体改造と、神経系統の強化が施されている。
脳量子波の使用が可能であり、空間内の物体認識力が高く、機体操作や
敵からの攻撃回避能力がズバ抜けている。
一方で、自身に近い脳量子波を持つものがそばにいると干渉を起こし、
酷い頭痛に襲われる。
これは超兵すべての間に起こる現象ではない。
アレルヤ・ハプティズムの間に干渉を起こしたことで、
ヘルメットに改良が加えられ、自身の脳量子派は放出できるが、
外部からの脳量子波は遮断できるようになった。
最終更新:2008年11月26日 00:40