Dies irae 夏といえば海、ならば縁日もでしょ!

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Dies irae 夏といえば海、ならば縁日もでしょ! - (2012/08/17 (金) 01:27:10) の1つ前との変更点

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初めましてこんばんわ!「Dies irae 夏といえば、海でしょ」を投稿した者です。 今が夏ということで、さらに思いついて投稿しました。 思いついたら、是非是非書いてください。 司狼「祭りだ!」マレウス「宴よ!」キルヒアイゼン「お祭りです!」 - エレオノーレ「……なんだろうか、この既知感」 -- 名無しさん (2012-08-13 09:24:54) - 着物を着てはしゃいでいる三人を見て、エレオノーレは以前にも似たようなことがあったかのような錯覚に陥っていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 11:00:12) - そんな彼女に、 ハイドリヒ「どうした?ザミエル。今宵は宴なのだろう?ならば、共に楽しもうではないか」優雅に着物を着こなしているハイドリヒがイザークたちを引き連れていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 11:03:07) - エレオノーレ「は、ハイドリヒ卿!?;」Σ(////;) -- 名無しさん (2012-08-13 11:05:36) - ハイドリヒ「どうしたのかね?」エレオノーレ「い、いいえ!何でもありません!」イザーク「父様、私は『かき氷』なるものを所望してみたいです」 -- 案山子さん (2012-08-13 11:07:38) - ハイドリヒ「そうか、私も一度食べて見たかったのでな。味はどうする?」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:15:15) - イザーク「この、ブルーハワイというものにします」 -- 正田卿のレギオン (2012-08-13 11:31:28) - ハイドリヒ「では私はイチゴにするか」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:34:05) - ハイドリヒ「ザミエル、卿はどうする?」 -- 案山子さん (2012-08-13 11:48:20) - エレオノーレ「わ、私ですか!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:53:44) - ハイドリヒ「無論だ。まさか、私の誘いを断るのかね?」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:01:23) - エレオノーレ「そそそそんな!! とんでもありません!!;」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:03:58) - ハイドリヒ「では、選びたまえ。店主、さらに一人追加だ」???「はいよ」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:06:30) - エレオノーレ「で、ではその…………レモンで」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:15:48) - 店主「はいよ!ブルーハワイが一つ、イチゴが一つ、レモンが一つだな!代金は誰が支払うんだい?」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:20:04) - ハイドリヒ「私が払おう」 エレオノーレ「そ、そんな!! ハイドリヒ卿にそのようなことを…」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:21:10) - ハイドリヒ「何、純粋に私が食べたいので支払いたいのと、仮にも卿は女だ。女に金を払わせるのは、気が引けるではないか」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:22:41) - エレオノーレ「……………(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:23:58) - ハイドリヒ「うむ、冷たくて美味。どうかねイザーク?」イザーク「はい、冷たくて美味しいです。父さま」エレオノーレ「・・・・・・(/////)」そうして食べていると・・・ハイドリヒ「イザーク、卿の味も美味しそうだな」イザーク「それでは、父さま。はい」エレオノーレ「!!」アーンをするイザークとそれを食べるハイドリヒ -- AST (2012-08-13 12:55:20) - エレオノーレに衝撃が走る。エレオノーレ(も、もしやこのパターンは……ッ!!) -- 案山子さん (2012-08-13 12:57:26) - ハイドリヒ「ザミエル」 エレオノーレ「は、はい!!;」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:01:33) - エレオノーレ(もしやもしやもしやもしやもしやもしやもしやもしやッ!) -- 案山子さん (2012-08-13 13:05:32) - ベアトリス「あ、皆さんずるーい! 私もかき氷食べたいです!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:06:35) - と、赤き乙女が夢見た瞬間、横からトンデモナイ邪魔が入った。 -- 案山子さん (2012-08-13 13:10:07) - エレオノーレ「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:11:09) - ベア「ギャース!!!!!!??? 鼻カキ氷はご勘弁ををを!!!⁇」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:20:57) - エレオノーレ「そうかそうかそんなに食いたいのかいいだろう私が食べさせてやろうではないかああああああああああ!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:35:31) - 黄金「あははははは!相も変わらず元気がいいな、ヴァルキュリアは」イザーク「父様、次はあの『射的』なるものもやってみたいです」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:54:05) - シュライバー「こっちの輪投げの方が面白いよ〜」 ボロ雑巾と化したヴィルヘルムが形成状態で転がっていた…… -- 名無しさん (2012-08-13 14:01:07) - ベア「げほげほっ!っていうか、げほ!なんで、げほ!ベイ中尉がボロ雑巾になってるん、げほ!ですか?」 -- 案山子さん (2012-08-13 14:03:23) - シュライバー「ヒ・ミ・ツv」 ベイ「………ぶっ殺す」 -- 名無しさん (2012-08-13 14:05:53) - シュライバー「あれ?まだ生きてたの、ベイ。しぶといねぇ~」ベイ「……この糞餓鬼」 -- 案山子さん (2012-08-13 14:11:45) - イザーク「………………;」 -- 名無しさん (2012-08-13 16:11:59) - 玲愛「……おじいちゃん、楽しんでるみたいね」香純「本当だね♪」 -- 案山子さん (2012-08-13 17:12:47) - 蓮「そうか………?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 17:34:44) - 明らかに困惑しているのだが、彼女たちには楽しんでいるように見えるようだ。 -- 案山子さん (2012-08-13 17:41:36) - と、そこに…… マレウス「レ~ン~君~♪」背後から蓮に抱きつこうと飛びつく痴女。 -- 案山子さん (2012-08-13 17:58:35) - 蓮「おわ!?;」いきなり飛び付かれたためによろける。 -- 名無しさん (2012-08-13 17:59:32) - マリィ「きゃん♪」よろけた先には、マリィの巨乳で出来た谷間というクッションが待っていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 18:01:10) - ロリ「…………」 次元の違いの前に絶句 -- 名無しさん (2012-08-13 18:05:30) - 玲愛&螢「Σ(゜Д゜)!?」同様に目撃し、絶句するコンビ。 -- 案山子さん (2012-08-13 18:08:32) - 蓮「ぶはっ……!わ、悪いマリィ(////;)!」マリィ「う、ううん……(////;)!」 -- 案山子さん (2012-08-13 18:19:59) - 玲愛&螢「…………」 -- 名無しさん (2012-08-13 18:57:20) - マリィの谷間から脱出し互いに赤面になっている最中、二人のコンビは彼女の胸と己の胸を省みた。ロリ「………………」同時に、ロリも己の胸を見下ろした。 -- 案山子さん (2012-08-13 19:29:29) - 玲愛&螢&ロリ「……………orz」 -- 名無しさん (2012-08-13 19:47:35) - 二の句も告げられない真実。それを彼女たちに叩きつけられたのだ。 -- 案山子さん (2012-08-13 19:55:11) - 香純「あ、あの……大丈夫?先輩、それに櫻井さんも(ゆっさゆっさ)」リザ「あら?マレウス、あなたどうしたの?(ぼいんぼいん)」 -- 案山子さん (2012-08-13 19:56:06) - 玲愛&螢&ロリ「キッ!!」香純&リザ「ヒィ!?」 -- 案山子さん (2012-08-13 20:01:32) - 玲愛&螢&ロリ「滅・尽・滅・相!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:07:53) - リザ&香純「きゃあああああああああああああ!!!!!?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:11:41) - 鈴「やれやれ、毎回毎回飽きないな」 蓮(女)「………」 鈴「いつまでどんよりとしたオーラで壁に手をついている」 蓮(女)「………なんで俺、いつもこんな格好?」 鈴「案ずるな、似合ってるぞ?」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:14:18) - マキナ「……?兄弟…………ッ!?」シュライバー「ん?どうしたんだい?マッキー」ベイを蹴りながら尋ねるシュライバー。 -- 案山子さん (2012-08-13 20:34:48) - 神父「そこの輪投げ、やらしてもらえませんが〜」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:37:21) - シュライバー「いいよ〜v」 ベイ「……………」ギロリ -- 名無しさん (2012-08-13 20:39:39) - シュライバー「ん?あれ?そういえばクリストフ」神父「はい、何でしょうか?」シュライバー「バビロンは一緒じゃないのかい?」 -- 案山子さん (2012-08-13 20:41:41) - 神父「ああ、彼女なら藤井さんの女バージョンに浴衣を着せて共に来てますよ。ほらあそこ」 -- 案山子さん (2012-08-13 21:06:38) - そう言って指を指した先には、確かに蓮(女)はいるものの、リザの姿はなかった。 神父「……はて?確かに彼女も共にいたはずですが」ベイ「っんあ?バビロンならあそこにいんぞ?」神父「はい?」倒れるベイが指差す方向を見ると、 -- 案山子さん (2012-08-13 21:08:27) - ロリにボストンクラブ。蛍にキャメルクラッチを掛けられていた -- 名無しさん (2012-08-13 21:17:28) - 神父「リザ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 21:23:25) - シュライバー「あ~あ……」ベイ「俺知~らねっと」二人は見て見ぬフリをした。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:28:26) - さらに玲愛にヒールホールドを掛けられていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:30:45) - 神父「何をやっているのです、こんなががっが!!?」 諌めようとした神父は即座に間接を決められていた。器用な事にリザへの関節技も続行中である。 -- 名無しさん (2012-08-13 21:31:47) - ロリ「あら?こんな所に飛んで火にいる夏の虫ってやつね♪」螢「猊下、お覚悟を」玲愛「邪魔」 -- 名無しさん (2012-08-13 21:39:11) - 神父「え?いや、ちょっと!?わ、私は関係n」ロリ&螢&玲愛『問答無用!』神父「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!????」 -- 案山子さん (2012-08-13 21:54:12) - 何とか標的が神父に変わったその瞬間を狙い、何とかリザはあの危険な集団から抜け出していた。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:59:46) - リザ「はあ………はあ……はあ……;」 -- 名無しさん (2012-08-13 22:05:56) - 流石の彼女も、己の娘の攻撃に身の危険を感じたのだろう。その表情には未だ警戒の色が残っていた。 リザ(あ、あの子……どこで教育の仕方間違ったのかしら?) -- 案山子さん (2012-08-13 22:07:12) - が、ぬるりと現れた玲愛に捕まる。 リザ「まっ、まって玲愛……」 玲愛「命乞い?情への訴えかけ?知らぬ知らぬ聞こえぬ見えん!ここを何処だと心得る、女の戦場よ。死に場所でしょう。心を燃やし、好いた男と墓場に向かう、誉れの舞台でしょう。そんな言葉は笑止千万」 言うまでも無いが、完全にやつあたりである。 -- 名無しさん (2012-08-13 22:09:24) - リザ「わ、私があなたに何かしたのかしら?」リザには彼女が攻撃してきた理由がサッパリだった。 -- 案山子さん (2012-08-13 22:10:48) - 玲愛「『何か』…………? ふふふふ、あはははは…」 -- 名無しさん (2012-08-13 22:17:50) - 不気味に笑う玲愛。その玲愛に言い知れない何かを感じ、リザが少し後退る。 -- 案山子さん (2012-08-13 22:20:01) - リザ「あ、あの……玲愛?もしもし~……」玲愛「『何か』『何か』『何か』……ふふふふふふ、あははははは」 -- 案山子さん (2012-08-13 22:40:26) - リザ(こ、怖い!!;) -- 名無しさん (2012-08-13 22:41:14) - 明らかに『何か』触れてはいけないワードに触れてしまったことに戦慄が走るリザ。もはや母の体面とかそんな悠長なことを考えてもいられず、そのまま後退しようとするが、 -- 案山子さん (2012-08-13 22:43:24) - 玲愛「り〜〜〜ざ〜〜〜」玲愛の目からハイライトがなくなった。 -- 名無しさん (2012-08-13 22:47:44) - リザ「ヒィ!?お、落ち着きなさい玲愛!あなたがなn……じゃなかった。それについて憤っている理由は不明だけど、八つ当たりは止めなさい!(主に私のためにも!)」 -- 案山子さん (2012-08-13 23:12:54) - 迫る鬼女……じゃなかった。玲愛に乱れて妖艶な感じを出しているリザは、ジリジリ……と何とか手で制していたが、 -- 案山子さん (2012-08-13 23:29:06) - ガシッ!! リザ「!?」螢「ふふふ……逃がしませんよ」リザ「あなたは……ッまさか!?」背後から羽交い絞めしてくる螢の存在に驚き、同時に視線を先程まで彼女がいたであろう場所を見ると、 -- 案山子さん (2012-08-13 23:50:07) - 神父?「ぁ……て、テレジア……」リザ「ヴァレリア!?」まるでゾ○ビのように這う神父の姿があった。 -- 案山子さん (2012-08-14 00:00:10) - 螢「猊下には申し訳ありませんが、実験体になってもらいました。おかげで、技に磨きが掛かりました」 -- 案山子さん (2012-08-14 08:19:49) - 神父「ぁ……よ、よくぞここまで成長しました。我がm」螢「次は海老反りなんかいかがです?猊下<ニコッ>(^ー^)」 -- 案山子さん (2012-08-14 08:33:25) - 微笑む彼女の背後に、二本の稲妻と炎を灯した剣を構える女武者が現出していた。 -- 案山子さん (2012-08-14 08:58:58) - 神父「い、いいえなんでもありませんすいませんごめんなさい」平に謝り謝り土下座する神父。もはや彼に威厳なんていうものは欠片も残っていなかった。玲愛「……じゃあ、終わらせようか。リザ」ハイライトのない目で玲愛は接近する。 リザ「あ……あ……あ……きゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 09:31:07) - …… エレオノーレ「ん?」ベア「どうしたんですか?少佐」アイスキャンディーを二人して舐めていたエレオノーレとベアトリスは、怪訝そうにするエレオノーレにベアトリスは、妙にエロい仕草で舐めながら問いかけていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:04:40) - エレオノーレ「………今、ブレンナーの声が聞こえたような」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:07:52) - ベア「ぴちゃっ……レロッ……そうですか?ちゅぱっ……私の耳には、何も聞こえてきませんでしたが?」そう言いつつも舐める彼女の仕草に、歩く男たちは自然と前屈みになりつつあり、または見ずとも聴覚から得る情報で、耳を真っ赤にさせていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:10:06) - エレオノーレ「…………」彼女に他意はないのは分かっているが、それを差し引いてもこれは周囲の目を引く。かく思うエレオノーレであるが、気を利かせたシュライバーから手渡された際、 -- 案山子さん (2012-08-14 10:16:17) - 回想~ シュライバー『はい、ザミエル』エレ『む……気が利くな。シュライバー』シュライバー『別にいいんだよ。僕は満足しているしね……それよりも』エレ『?なんだ』手で招くシュライバーに怪訝そうにしながらも耳を寄せると、シュライバーは両手で口元を隠し、 シュライバー『美味しそうにそれを舐めるといいよ♪』エレ『?』 -- 案山子さん (2012-08-14 10:19:27) - 回想終了~ あの時は何を言っているのか意味が不明であったが、『これ』を見て理解した。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:20:05) - ベアトリス「んぐっ………はむ……くちゅ…」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:22:51) - エレオノーレ「……………………はぁ」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:24:28) - 重い溜め息を零していると、 エレ「!しまった」舐めていなかったせいか、アイスが溶けて彼女の手を伝っていく。すると、 黄金「ん?ザミエル、アイスが溶けてしまっているぞ」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:34:39) - 黄金がその手を取り…… -- 名無しさん (2012-08-14 10:39:07) - 黄金「…………ん」ザミ「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」伝ったアイスの汁と、黄金が瞼を閉じ、その美しい舌で舐め取ったのだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:40:36) - エレオノーレ「ほ、ほあああああああああああああああああああああ!!!!!?(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:42:21) - ベア「ん……ふぅ。って、え!?あれ!?少佐!?どこ行くんです!?」あまりの羞恥心に、エレオノーレはついに爆発した。ハイドリヒにアイスの汁が飛び散らないようにしたのは流石だが、 -- 案山子さん (2012-08-14 10:44:44) - エレオノーレ「私を探すな触れるな呼ぶなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:58:47) - 人目も省みず、永遠の処女は残像すら残さぬ速度で駆けて行った。ベアトリスはそれを追おうとするが、 黄金「……ふむ。ヴァルキュリアよ、私は何か過ちを犯したのかね?」 -- 案山子さん (2012-08-14 11:08:17) - ベアトリス「え、えっとその……;」 -- 名無しさん (2012-08-14 11:11:48) - 真剣に悩むハイドリヒに、ベアトリスはどう言ったものかと考えていた。 ベア(少佐はあれはあれで乙女ですからね~、下手にハイドリヒ卿に刺激させるようなことも言えないし、はぁもう!何で私っていっつもこんな損な役回りばかり来るのかしら!?) -- 案山子さん (2012-08-14 11:13:46) - … 蓮(女)「…………」 マキナ「…………いつまで隠れている」 -- 名無しさん (2012-08-14 12:03:03) - リザと分かれた蓮(女)は、木の後ろに隠れてしまっていた。マキナはそんな彼女が出てくるのを待っていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 14:15:25) - 蓮(女)「……………もうほっといてくれ」 -- 名無しさん (2012-08-14 14:25:19) - マキナ「そういう訳にもいかん。今日は縁日なのだろう?なら、そんな薄暗い所にいないで、こちらに来い」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:03:06) - 蓮(女)「っ……………」ヒョコっと木の後ろから顔を出す。 -- 名無しさん (2012-08-14 15:10:54) - マキナ「さあ」漆黒の着物を着たマキナが手を差し伸べる。 -- 案山子さん (2012-08-14 15:12:59) - 蓮(女)「…………」おそるおそる手を伸ばすが…… -- 名無しさん (2012-08-14 15:24:01) - 司狼「ちぇすとおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 2人「!?」 2人の間に司狼が割って入った。 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:25:20) - 司狼「おっと!これ以上好きにさせるかあああああああああ!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:44:05) - マキナ「………なんのマネだ」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:45:20) - 流石の寡黙で売りであるマキナも、司狼の乱入に黙ってはいない。 司狼「あん!?なんか文句あんのかよ!ムッツリスケベが!?」完全にどこぞのチンピラと化している司狼は、マキナと火花を散らしていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 15:47:01) - 司狼「だいたいお前、毎回毎回蓮(女)とイチャイチャすんじゃねえよ!!」 マキナ「別にイチャイチャしているつもりはない」 司狼「だからしてんだよ!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:52:02) - マキナ「していないと言っている。聞き分けろ」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:59:58) - 司狼「うるせえ!! いつもはエリーがいたから横槍を入れられなかったが………、今日はアイツはずせない用事で来てねえんだ! 徹底的に邪魔してやるぜ!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 16:10:32) - もはや悪ガキそのものと化している司狼。仕方が無い、と割り切ったマキナは上半身の着物を脱ぎ、右拳を作り、右腕の筋肉が盛り上がっていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:12:29) - 司狼「なんだ、やろうってのか!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:16:12) - マキナ「……昔から相場が決まっている」司狼「あん!?」マキナ「……言うことを聞かない悪ガキには、『お仕置き』が必要だとな」 -- 案山子さん (2012-08-14 16:17:23) - マキナの周りに膨大な量の神気が迸る。しかもその目は『殺る気満々』だった。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:23:28) - 司狼「はっ! そっちがその気ならよオ」 司狼も銃(ジューダスとナラカからこっそりパクッといた超性能の未来銃)を引き抜いて臨戦態勢に入る。  -- 名無しさん (2012-08-14 16:26:07) - 司狼&マキナ『……………………』一触即発。まさに二人がぶつかり合おうとしたその時だった。蓮(女)「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」蓮(女)の悲鳴が迸った。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:28:23) - 2人「!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:29:33) - 蓮(女)の悲鳴を聞き、二人の纏う神気を霧散させ、木の後ろにいる蓮(女)を見ると、 チンピラ「へへへ!いいじゃねえかよ姉ちゃん少しぐらい!!俺たちと楽しもうぜ!!」チンピラ2「へへ!そうそう!!それに、呼んだ所で誰も来やしねえよ!!」蓮(女)が数名のガラの悪いチンピラに囲まれていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:38:22) - 普段の蓮なら有無を言わさず瞬殺している所だが、今の格好でのアクションは憚られる。いつもは気にもしない女性としての羞恥心が、浮かれた空気に当てられたのか浮かび上がったせいでもあった。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:44:36) - 蓮(女)「やめろ放せ!! 触んなこのハゲ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:45:52) - チンピラ1「へへへっ!気の強い姉ちゃんだな!ちょうど俺の好みだぜっ!!」ガシッと蓮(女)の腕を押さえつけ、木に押し付けていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:47:25) - 下種な魂胆を隠そうともしない目つきに蓮(女)の背筋に怖気が走る。余りの嫌悪感に思わず目を瞑る。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:49:29) - そして、彼女に魔の手が襲い掛かろうとしたその時、 -- 案山子さん (2012-08-14 16:50:27) - 司狼「………おい」 チンピラ2「あん?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:51:55) - 彼女に触れようとしていた男の手を横から防ぐ手があった。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:54:04) - 司狼「…………なにしようとしてんだ」あくまで抑揚なく、ただ静かに告げる司狼。チンピラ2「あん!?なにって……ナニに決まってんだろうが!!なんだてめぇ、お前も混じりたいのか!?」 -- 案山子さん (2012-08-14 16:55:13) - 下種な発言に対して、司狼はいつものニヒルな笑みを浮かべておらず、ただただ静かだった。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:02:18) - 蓮(女)(し、司狼………?) -- 名無しさん (2012-08-14 17:03:07) - チンピラの意識が司狼へ移り囲まれていく中、蓮(女)はいつもとは様子が違う司狼に疑問を抱いていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:05:26) - 司狼「………てめえら、なに俺の女に触ってんだ、殺すぞ!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:12:19) - チンピラ一同『!?』蓮(女)(し、司狼……)彼の本気で怒った形相で怒声を発していた。その瞳はギラギラしており、いつものヘラヘラした感じが消えていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:14:19) - チンピラ「な、なんだてめえやんのか!?」若干怯みながらも、チンピラは声を荒げる。そこへ、 -- 名無しさん (2012-08-14 17:16:42) - マキナ「邪魔だ」 チンピラ2「うお!?」 チンピラを押し退け、マキナが入ってきた。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:17:43) - マキナ「……まったく。いつから兄弟はお前の女になったんだ」チンピラ一同『!?』ズシッ、ズシッ、と一歩一歩踏み込みながら双腕を構えるマキナ。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:19:42) - 蓮(女)「マキナ………」 司狼「けっ、後から来たヤツに言われたくねえな」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:21:52) - マキナ「後先考えずに突っ込む男に言われたくはないな……だが」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:24:42) - 2人は周りのチンピラ達を睨む。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:25:51) - マキナ「まずは」司狼「ああ、邪魔な糞野郎どもの『掃除』が先決だな」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:26:53) - チンピラ達『!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 17:29:23) - 睨む二人の男たちから、尋常じゃないほどの神気と殺気が迸っていた。そして、背後にそれぞれ随神相を現出させていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:30:29) - 香純「蓮! 早くこっち!!」 蓮(女)「香純?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:34:10) - 騒ぎに気づいた香純がいち早く駆けつけ、蓮(女)の手を掴んで、そのまま引っ張っていった。チンピラ3「って、あ!女が逃げやすぜ!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:36:30) - チンピラ4「なにい!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:38:01) - 香純「あ、マズい!」気づかれたことにバレ、香純は何とか引っ張って逃げようとするが、香純「キャッ!」枝に躓いて転ぶ香純。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:40:09) - 蓮(女)「香純!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:43:12) - チンピラ1「へへ!この怖ぇ奴らは放置だ!まずはその女から先に頂け!!」チンピラ5「ぎひひっ!なら、俺が頂き!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:44:48) - しかし、チンピラの襟首が凄い力で引っ張られる。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:46:15) - 司狼「てめえらの相手は……オレらがしてやんぜえええええええええええ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:49:55) - チンピラ4「な!?;」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:51:45) - マキナ「早く行け!!」 香純「司狼、マキナさん、ありがとう!!」 蓮(女)「2人とも……」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:53:58) - それぞれチンピラ一人ずつをボコッてから目配せをして、チンピラたちを行かせないように阻む。蓮(女)「怪我すんなよ!!」司狼&マキナ「当たり前だ!!」さらに相手に蹴りを入れた所で蓮(女)は頷き、香純と共に走っていく。チンピラ1「ちっ!おい増援だ!あの女共逃すんじゃねえぞ!折角の極上だ!!この夏を飾るに相応しい宴にしてやれ!!」チンピラ6「へい!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 18:54:39) - チンピラのうち2人が、マキナと司狼の隙を見て逃げ出す。 -- 名無しさん (2012-08-14 18:56:39) - 司狼「なっ!!ちぃっ!!」マキナ「マズイな……と、言いたいが」思わず舌打ちをする司狼と、マキナも同様に表情を曇らせる……と思われたが、忘れてはいないだろうか。この宴に、一体どのような集団が集結しているのかを。 -- 案山子さん (2012-08-14 19:01:37) - チンピラ「ヒャッハー。こっちにも上等なオンナがー」 ??「キャー。戒君怖ーい。助けてー(棒)」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:07:46) - 玲愛「…どうしたの?」 香純「先輩逃げて!!」 ちんぴら「一人増えた!!」 ??「私は、神罰の地上代行者。私の使命は、我が愛娘に汚れた手で触れようとする塵共を、その肉の一片にいたるまで滅尽滅相すること。エェイメン」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:12:09) - チンピラ「おっ、こっちにもいいオン…グハッ」 裏拳で吹っ飛ばされる。 螢「私は今は虫の居所が悪いの汚い手で触らないでくれる…そういえば藤井君は?」気が付けば蓮の姿がどこにもなかった。しかも女神と共に 螢「まさか…してやられたようね」どうやらリザとトリファに折檻をしている隙に抜け駆けされたらしいことを悟った。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:20:52) - 「ベイだ!ベイが一杯いる!!」 死神が獲物目掛けて疾駆する -- 名無しさん (2012-08-14 19:25:19) - 一方…蓮「…なんだか向こうが騒がしくないか?」マリィ「みんな楽しんでるみたい。ねーv」女神が微笑みかける先には…蓮(ショタ)「ねーv」 そこにはなんと幼い蓮の姿が…これはいったい。 蓮「…ホント胃が痛くなりそうだ」水銀「息子よ、家族が増えたことを卑下するのか?君はそんなに器の小さい男かね?」蓮「誰のせいだよ!!」話は少し前まで遡る。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:27:43) - 少し前。 マリィ「家族っていいよね、憧れちゃうなあ」 水銀「女神の願いならば、~~~(超高速で魔術の詠唱中)」 ポン 蓮(ショタ)「あれ、ここどこ」 というわけである。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:31:28) - 蓮「なんでてめえはいつもいつも事を荒立てるんだ!!」水銀「あはは!女神の頼みを無碍にするなど、森羅万象三千大千世界あらゆる万象を壊してでも有り得んよ」 -- 案山子さん (2012-08-14 19:35:05) - 蓮「てめえマジぶっ殺す!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:36:51) - 水銀「ははは照れることはない!!家族が増えたのだ!!大いに喜びたまえよ、我が息子よ!!!!」蓮「時よ止まれ!!おまえは美しい!!!!」ブチ切れて形成を発動させる息子。 -- 案山子さん (2012-08-14 19:42:07) - マリィ「カリオストロ、この子はどうしたの?」水銀「マルグリット、君と出会う前にホムンクルスをいくつか作ったことがあってね。息子よ、それらのノウハウを生かした集大成でもある。この子は息子を作る際に余っていた材料を用いて作ったものだよ…ただし、この子は息子自身の血を使っている。つまり…」マルグリット「…つまり?」水銀「その子は我が孫にしてツァラトゥストラの息子というわけだ。君とツァラトゥストラが結ばれれば君はめでたくこの子の母親となるわけだ」マリィ「!!!(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:45:58) - 蓮(ショタ)「?」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:53:28) - 蓮「勝手に俺を父親にするんじゃねぇ!!俺は…」蓮(ショタ)「お父さん、どうしておじいちゃんを虐めるの?僕のせいなの?」蓮(ピタッ) -- 名無しさん (2012-08-14 19:56:37) - マリィ「蓮、怒らないであげて」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:00:47) - チンピラ「ヒャッハー!!金髪美少女発見!!」 八つ当たりに最適の砂袋登場 -- 名無しさん (2012-08-14 20:02:59) - 蓮「あ゛?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:07:24) - 水銀「ああ、最早救い難い愚劣なる無知蒙昧」 淡々とだがブチ切れている水銀。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:08:54) - チンピラ「え?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:11:41) - マリィは無言で蓮(ショタ)を優しく抱き上げる。蓮(ショタ)「どうしたの?」マリィ「大丈夫、なんでもないから」幼児に凄惨な光景を見せないよう自身の豊かな胸に顔を埋めさせた。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:18:58) - 蓮「親父、今だけは協定にしておいてやる」水銀「ああ我が息子よ。今我らの目の前に現れた無知蒙昧にして愚劣極まるこの者を共に『断罪』しようではないか」蓮「へへっ……気が利くじゃねえか」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:20:05) - 水銀「WWWWWWWWWWWWWWWWWRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:22:42) - 蓮「死に晒せえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:25:14) - ???「な、何が起こってるの?」 そこらじゅうで起こる騒動にびくびくとしている青紙の少年がいた。名をヨハン、イザークの双子の弟にして香純の曽祖父、つまり黄金の息子である。常人たる彼は家族との関わりが殆ど無かったが、この祭りを通して少しでも交流をしたいと考えていた。…のだが、結局声をかけられない内にはぐれてこの状況である。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:29:25) - そんなヨハンを凝視するチンピラども。 チンピラA「おい、あの餓鬼良いんじゃねえか?」 チンピラB「いや、あれ男じゃねえか」 チンピラA「だからいいんだろうが、俺はああいう方が興奮すんだよ……」 チンピラB「わ~お、ひっでえなお前は」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:33:18) - ヨハン「え?な、何なんですか!?近寄らないでください!!」チンピラA「んな堅いことを言わないでさ、俺たちとイイコトしないかい?」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:37:32) - 「ぐええええ!!」 突如蛙が潰れるような声を出すチンピラ リザ「あら、ヨハン」 片手でチンピラの頭を鷲掴みにして持ち上げながら、朗らかに話し掛けるリザ -- 名無しさん (2012-08-14 20:41:56) - ヨハン「え?あれ?あの……」チンピラB「お、おい兄弟!!てめえ、おいこの糞バ――」ヨハンが涙目で何かを言おうとするが、チンピラがリザに殴りかかろうとした刹那―― -- 案山子さん (2012-08-14 20:44:32) - リザ「ふっ!」チンピラB「ぐべら!?」鷲掴みにした男を宙に放り、すかさず目にも止まらぬ回し蹴りがチンピラを薙いだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 20:49:14) - リザ「だ・れ・が・バ・バ・ア・で・す・っ・て?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:55:43) - メシメシメシメシメシメシメシメシメシメシ!!!!!!!!!!!!!!!! チンピラB「痛てええええええええええええええ!!!!!!!!!!頭、頭が割れるうううううううううううううう!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:00:26) - チンピラ「チッ…この女強えぞ!囲い込めぇ!」幹部格らしい男が指示を出すと体制を整えて囲みだす。どうやらこの男の取り巻きは他とは一味違うようだ。チンピラ「さあて…どう料理するか」ラインハルト「ほお…卿は料理に興味があるのか?」後ろを振り返ると巨大な黄金の闘気を纏わせた獣の姿が… -- 名無しさん (2012-08-14 21:01:47) - 一同『!?Σ(゜□゜;)』黄金「どうしたね?卿も料理に興味があるのなら、是非とも試してみたいのだが」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:05:11) - 黄金「戦斧を持った上級大将風に言うなら」 獰猛に笑って 「フリカッセの具にしてやる。といったところか」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:09:08) - 一同『ヤベエ!?なんかこいつ一番ヤベエよ!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-08-14 21:11:34) - エレオノーレ「ハイドリヒ卿、この程度の輩、あなたの手を煩わせるまでもありません」 チンピラ一同『超おっかねえ姉ちゃんきた!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 21:25:01) - 今の今まで爆走し、軽く富士山の頂上まで行っていたエレオノーレは、これまた直ぐに戻り事の状況を理解していた。 -- 案山子さん (2012-08-14 21:27:01) - エレオノーレ「折角の祭りを汚す愚物どもが…」縁日を台無しにしないように最小限に抑えた活動を発動させた。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:29:40) - リザ「聞いてエレオノーレ! この人達、ヨハンを襲おうとしたのよ」ヨハンを抱き締めながら火に油を注ぐ。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:34:49) - ピクンッ!! エレオノーレ「……なんだと?」チンピラ一同『!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-08-14 21:36:41) - リザの言葉に、エレオノーレの石油タンクにニトロが突っ込んだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 21:40:35) - その頃 螢「「ここまでくれば大丈夫のはずよ」蓮(女)「こんなかっこじゃなきゃ叩きのめしてやったんだけど」香純「でも、今日はどうしてあんなにチンピラが…」玲愛「前の戦いで遊佐くんたちのねぐらが一度ぶっ飛んじゃったから、それで統制が弱まって蜘蛛の子のようにチンタラしてるみたい」蓮(女)「それはまた迷惑な…ん?」向こうでちょうどチンピラの別働隊を片づけた蓮たちを見つける。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:43:53) - 蓮「あ、お前ら…」香純「蓮、こんなとこにいたの?」玲愛「やっと見つけたよ、藤井君」螢「ずいぶんと暴れてたみたいね…」周りに倒れているチンピラの屍の山を見て -- 名無しさん (2012-08-14 21:47:01) - 蓮「大したことはないさ。あ、お前……」 蓮(女)「またお前か」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:50:09) - その時・・・&br()水銀&黄金「流出!!!!」灼熱&漆黒&暴風&鍍金&自滅&塵屑&閃光「創造!!!」尼僧「形成!!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 21:51:31) - 蓮「!?皆、伏せろォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:53:30) - ヒロイン達『!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 21:55:24) - ズドォーン 蓮(ショタ)「お父さん…今の花火?」蓮「いや、花火じゃないから…」蓮(ショタ)「じゃあ何?」蓮「知らない方がいいこともある」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:57:22) - 蓮(女)「所でさ、一つ聞いていい?」蓮「…なんだ?」蓮(女)「マリィの抱いているその子は誰?それにお父さんって…」蓮「…この子は」水銀「私の孫にしてツァラトゥストラの息子だよ」賊を片づけて即座にこの場に戻ってきた水銀の蛇が言った。気まずい沈黙の末 一同「はぁ!?」蓮「てめぇは黙ってろ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:59:44) - マリィ「ちなみにお母さんは私だよv」満面の笑みで 蓮「空気を読んでくれ!マリィ!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:00:57) - 玲愛&香純&螢&蓮(女)「………………………………」無言のプレッシャー×四。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:03:04) - マリィ「おいでーv」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:03:47) - ↑ミスりました; 無視していいです。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:05:43) - ↑いいえ、採用します。蓮(ショタ)「わ~い!お母さ~ん!」テチテチ寄って行き、マリイの胸元へ抱きつく孫。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:06:33) - ヒロイン達「…………」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:09:34) - ジリジリと迫るヒロインたちに蓮は後退る。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:11:37) - 蓮「ま、待て待て!! 話せばわかる!!;」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:14:01) - 蓮(女)「お前、ある意味俺だけどいつの間に……」 口火を切ったのは蓮(女)。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:14:34) - 香純「ヒドいよ、蓮!!あたしというものがありながら!!」次に攻撃をしかけたのは、幼馴染。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:16:03) - 螢「藤井君……」蔑むように目を細めて見るツンデレ。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:20:16) - 玲愛「認めない……絶対認めない…」ブツブツと独り言のように呟く電波。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:27:43) - 玲愛「ある日気が付いた時から不快だった何かが藤井君の周りにヘバリ付いている何だこれは鬱陶しいぞ消えてなくなれ私は彼で満ちているからそれ以外の者は消えろ滅!尽!滅!相!」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:28:15) - 水銀「…私の世界では男(神)一人に女(神)一人、等という法は無かったのだがな…大変だな、息子よ………あ、娘を半陰陽にすれば一人当たりの担当する量も減るな。どうする?やるかね?未知だぞ?」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 22:33:19) - 蓮「これ以上爆弾をバラ撒くな!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:34:30) - 蓮(女)「これ以上、俺の性別いじくんな!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:35:39) - 水銀「ははは冗談だ。第一愛娘には思い人がいるしな」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:40:01) - 言った瞬間、蓮(女)「……………………!!!!Σ(///□///;)」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:41:58) - 蓮(女)「てんめぇ…」そこに…マリィ「喧嘩はダメぇ!」一触即発の状態の中、急激にさっきを霧散させる女神の声が響く。蓮(女)「マ、マリィ…」マリィ「この子が怖がってるでしょ」女性陣「うっ…」マリィの抱く幼い蓮(ショタ)が震えてるのを見た彼女たちは一気に怒気を沈める。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:45:51) - 水銀「あははははははは!!!!!!!どうやら私の勝利のようだな」マキナ「お前は邪魔だ」水銀「ぐべれは!?」と、そこに背後から双腕から繰り出される百烈拳によって、水銀は反応することなく沈んだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:49:21) - 蓮(女)&香純「マキナ(さん)!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:51:02) - マキナ「安心しろ……これは諠譁ではない。『粛清』だ」邪魔したな、と言って彼は水銀の頭を鷲掴みにして、そのままズリズリ……と地面を引きずって行かれた。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:52:45) - 後に残るは…… 蓮「……………………」ヒロイン達「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-14 23:05:13) - 怖がる蓮(ショタ)と、我が子を守ろうとするマリィという構図が出来ていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 23:16:50) - 玲愛「…藤井さん、これ」と玲愛は事もあろう二子供の前で、大○の玩具を取り出した。玲愛「これがあれば、半陰陽にならなくても平気だよ。私は藤井さん(運命の人)の性別とか気にしないから。」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:20:51) - 蓮(女)「結構です!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 23:24:04) - 香純「///そうですよ先輩。別にそんなの使わなくても繋がれます!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:25:27) - 蓮(女)「繋がりたくなんてない!俺はノーマルだぁ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 23:27:52) - 螢「そうよ、綾瀬さん。///恥ずかしいけど、私が着けるわ、貸して!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:35:24) - 蓮(女)「やめろ!いや、やめてください!お願いします!」 -- 案山子さん (2012-08-14 23:36:46) - 蓮「流出<アティルト>…新世界へ語れ超越の物語<レースノウァエ・アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ>」その言葉と共に玲愛たちが気が付くころには3人の蓮とマリィの姿は消えていた。  -- 名無しさん (2012-08-14 23:50:17) - 蓮(女)「すまない、助かった…」蓮「他人事じゃないからな…」マリィ「レン、大丈夫」蓮(ショタ)「お父さんが二人?しかも女の人?」 -- 名無しさん (2012-08-15 00:19:43) - 何とか玲愛たちから逃れられた一同の内、知らず蓮は息を荒げていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:27:16) - そんな彼に二人の女性と幼い蓮が気に掛けようとした瞬間、 ガシッ!! 三人「!?」背後から口元をハンカチで押さえられ、抵抗できぬように両腕を塞がられていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:29:51) - チンピラ001号「ほう?呼ばれて来てみれば、いるもんだな。上玉がゴロゴロと」チンピラ002号「へへっ……大人しくしたほうがいいですぜ!」蓮「な……んだと……」新たに現れた伏兵に、蓮は驚愕を禁じえなかった。しかも、先程の連中よりもヤバそうな雰囲気であり、銃器なども有しているように蓮は感じた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:45:18) - 蓮「ちっ!!時よ――」チンピラ001号「おっと、動くなよ」蓮「!!」再び時を止めようとした刹那、チンピラの内のリーダー的存在が徐にマリィの頭に銃口を押し当てていた。 マリィ「んー!!むぐぐー!!むー!!(卑怯だよ、離してよ!!)」 -- 案山子さん (2012-08-15 03:53:45) - 藻掻き抵抗するマリィ。 蓮「マリィ!!」ピツゥン!! 蓮「ぐっ……!?」チンピラ001号「……だから、動くなって言ってんだろうが。言うこと聞かないからこうなるんだぜ?お兄さん」下種の笑みを浮かばせながら言うチンピラの前に、蓮は右肩を押さえていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:59:03) - そう、蓮を撃ったのはサイレンサー付き拳銃であった。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:00:41) - 三人「!?」撃たれた蓮の右肩からは、血が出血し折角の着物を朱色で染め上げていた。だがさらに、 チンピラ002号「まあ、追跡されても面倒だ。『足』を封じるか」言った瞬間、ププツゥン!! 蓮「んぐっ……!!」さらに左足太腿にサイレンサー付き拳銃が牙を剥いた。膝を着く蓮にマリィは目から涙を流しており、蓮(ショタ)も藻掻きながら塞がれた手の中で泣きじゃくっていた。あの蓮(女)はチンピラたちを鋭い目つきで睨んでいた。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:06:05) - 誰もいなく薄暗いこの場所では流石の彼らでも感づくのは厳しい。だが、シュライバーたちは聖槍十三騎士団の者たち。並みの聴覚をしているわけではないのだ。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:08:13) - 既に人外の領域にいる連中だと連絡を受けていたので、それ相応の『準備』をしてきた、ということなのだ。チンピラ001号「おい、さっさと車に乗せろ。奴らがすぐにでも来るぞ」002号「ヘイ……!それはそうと」001号「なんだ?」002号「そこの小僧はどうするんです?」001号「あん?決まってんだろ、んなもん。逃走の邪魔になる奴ってのは相場でボコられるのが常套句なんだよ」 -- 案山子さん (2012-08-15 04:10:33) - 悪党の笑みを浮かべ、手下に命令を下したのだった。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:11:26) - …… 境内のチンピラ一同一掃後、 -- 案山子さん (2012-08-15 04:12:34) - 黄金「よ!(^ー^)」…よくよく考えてみればこの世界は黄金が地上に作り上げたグラズヘイム。ならず者がいくらいてもおかしくはないのだが、と言っても所詮騎士たちに殺される程度。蓮を傷つけることが出来たのもハイドリヒの軍勢として認識していたから。そしてさらに言えば、水銀「や!(^ー^)」…その世界すら多元宇宙の一部であるということ。この世界には絶対的神と絶対的(親馬鹿)変質者がいる。しかも変態は長年にわたり女神を観察(という名のストーキング)を行っているわけで、たとえハイドリヒの目を逃れたとしてもマルグリットが関わる時点で変態は来る。 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 04:17:31) - つまり、詰みゲー -- 愛の伝道師? (2012-08-15 04:19:21) - シュピーネさんと同様、彼らは永劫の敗者。水銀の呪いがどれほどのものか、氷室玲愛の復讐がどれほどのものか、いや、そもそもハイドリヒ卿が秘密警察の長をやっている時点で、彼にヴァルハラの光は訪れない。 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 04:21:54) - チンピラ達『な!?て、てめえら!!一体どこから!?』 -- 案山子さん (2012-08-15 04:23:17) - 蓮をボコッた後、蓮(女)たちを車に入れている最中に、音もなく彼らはニコやかにしていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 05:58:30) - 黄金「あははははは!!!!」水銀「あははははは!!!!!」二人の双首領は高笑いをしていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:14:17) - 玲愛「選ぶが良い。拷問と処刑のどちらかを」 左右に魔女の鉄槌と串刺し公を従えた、太陽の子が問う -- 名無しさん (2012-08-15 07:16:39) - 司狼「まあ、といっても」マキナ「生きて帰れる……などと、思うな」二人の最凶コンビが骨を鳴らしていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:21:53) - エレ「焼死体が好みか?」背後に魔法陣を浮かばせながら、鋭い眼光で睨みながら赤き女が問う。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:31:01) - 螢「それとも嬲られたい?」ヒヒイロカネを構えたツンデレヒロインが問う。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:51:57) - シュライバー「泣き叫べ劣等。今夜、ここに救いの手はいない」二挺拳銃の銃口を光らせる隻眼がいた。 -- 案山子さん (2012-08-15 08:21:39) - ベアトリス「感電死っていう選択肢もありますよ」 -- 名無しさん (2012-08-15 08:28:34) - 雷を纏った戦乙女が笑う -- 名無しさん (2012-08-15 08:39:30) - 水銀「どの神がいい。選ばせてやろう。二元論、堕天奈落、悲想天。どいつもこいつも並行世界(可能性の宇宙)に気付けなかった無知蒙昧だがなぁ~。」黄金「…卿の態度の変わりようも相当怖いぞ?」 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 11:19:19) - マリィ「カリオストロ!お願い助けて!!」ショタ蓮「おじいち&quot;ゃ~ん!」二人とも泣きながら願う。 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 11:20:54) - チンピラ003「ち、近よるな!! 近づけばこいつの命はないぞ!?」蓮(女)の首筋にナイフを突き立てる。 -- 名無しさん (2012-08-15 11:23:51) - 蓮(女)「!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:24:17) - チンピラの度重なる暴挙に、変人と戦友と騎士団はたちまち邪神に変わる。 -- 名無しさん (2012-08-15 11:25:41) - そこに…蓮「時よ止まれ」 チンピラ「!?」 気が付いてみれば女たちが彼らの手の中から消えていた。 水銀「流石だ。我が息子よ」消耗から回復した蓮はすかさず時を止めることによって3人を救いだしたのだ。 -- 名無しさん (2012-08-15 11:29:11) - マリィ「蓮!」 蓮(ショタ)「お父さん!!」 蓮(女)「お前……」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:33:08) - 蓮「ちっとは、かっこいい所見せねえとな……後はだ、俺の女泣かせた奴は殺す!」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:37:13) - マリィ「! レン、傷が!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:40:14) - 水銀「Disce libens.」”座(変態)”から蓮に力が流れ込む。ついでに、体力を回復してやろう。水銀「後は、気の赴くままにすればよい。」 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 12:05:48) - 蓮「・・・・・今回だけは礼を言う」 -- 名無しさん (2012-08-15 13:00:01) - 水銀「はははは礼など言う必要などあるまい。後でお前の幼少期の恥ずかしい写真や映像などを他の皆に公開してもよいのなら、それだけでいいぞ」蓮「……この野郎」 -- 案山子さん (2012-08-15 13:08:09) - 黄金「では卿ら、始めるとしようか・・・・・」 -- 名無しさん (2012-08-15 13:15:28) - 騎士団『了解しました、我が主《ヤヴォール・マインヘル》』 -- 案山子さん (2012-08-15 13:22:59) - チンピラ『ひいいいいいいいい!!?;』 -- 名無しさん (2012-08-15 13:31:12) - その後、チンピラたちを見たものはこの世にいなかったとさ。 -- 案山子さん (2012-08-15 13:45:24) - いや、多分観測者にももう見つけられないだろうね★ -- 愛の伝道師? (2012-08-15 13:50:02) - 虐殺というのも生ぬるい惨劇の後、惨劇を引き起こした者達は実に爽やかにそろそろ始まる花火の場所取りをしていた。 -- 名無しさん (2012-08-15 13:50:22) - 蓮(女)「なあ2人とも……大丈夫か?」 司狼「おいおい、誰に対して言ってんだよ?」 マキナ「………問題ない」 -- 名無しさん (2012-08-15 13:53:22) - 蓮(女)「俺のためにお前は無茶しやがって……怪我でもしたらどうすんだよ」二人に挟まれる形で歩きながら俯く。 -- 案山子さん (2012-08-15 13:55:17) - 司狼「バーカ、男の俺はいいけどな…お前の顔にキズでもついたらどうすんだよ」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:05:55) - マキナ「……こいつに賛同はしたくはないが、俺も同じ意見だ」 -- 案山子さん (2012-08-15 14:07:46) - 蓮(女)「え………?」 シュライバー(ほうほう( ̄ー ̄)ニヤリ) -- 名無しさん (2012-08-15 14:13:09) - 蓮(女)は二人を交互に見る中、背後でシュライバーがニヤニヤしながらカメラのシャッターを切っていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 14:15:13) - シュライバー(ゲオルギウスったら、てっきり当て馬で終わるのかと思ったけど……いい感じじゃん?) -- 名無しさん (2012-08-15 14:18:27) - ベア(そうですね~。てっきりマキナ卿とそのままゴーかな~って思ってたんですけど)リザ(今あの二人の株は急上昇しているわね)マレウス(あぁ……いいわね。若いって) -- 案山子さん (2012-08-15 14:21:02) - 完全に三人を楽しそうに背後から見ている連中は、ある意味でタチが悪いといえば悪い。 -- 案山子さん (2012-08-15 14:35:09) - 戒(ち、ちょっとみんな……ダメだよ盗み見なんて) ベアトリス(戒だって見てるじゃない) 戒(そ、それはその……やっぱり気になって) -- 名無しさん (2012-08-15 14:37:23) - 玲愛(これはこれでありね)香純(あ、ありなのかな……;)黄金(ふふふ……マキナとゲオルギウス。どちらを取るのかな?)イザーク(楽しそうですね、父様) -- 案山子さん (2012-08-15 14:47:27) - 司狼「てゆうか怪我してないだろうな? ないならないでいいけどさ」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:53:01) - 蓮(女)「あ~ないといえばないけど」マキナ「……どうした」蓮(女)「あのチンピラの一人に、ナイフで少し腕浅く切られたんだ」司狼&マキナ「……なんだと」 -- 案山子さん (2012-08-15 14:55:43) - 蓮(女)「あ、でも大したことは」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:56:51) - 司狼「滅尽滅相!!!」 マキナ「一撃必殺!!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:58:58) - チンピラ「えっ?ちょっと!もう散々やられtぐっはああぁあぁあああああっ!!!???」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:59:35) - 蓮(女)「ちょっと!?」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:00:18) - 水銀「娘よどこを怪我したのだ外傷はどの程度なのだ相手の特徴はナイフの種類はああ我が娘を手に掛けた以上生かしておく価値などない!!Ira furor brevis est Sequere naturam!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:05:57) - 蓮(女)「おい!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:15:37) - 玲愛「滅尽滅相!!」螢「滅尽滅相!!!!」香純「滅尽滅相!!!!!!!!」マレウス「滅尽滅相!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:17:48) - 蓮(女)「みんな!?」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:19:19) - ザミ「分かっているな!?キルヒアイゼン!!」ベア「ええ、女の敵は皆の敵です!!」ザミ&ベア「創造《Briah》!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:20:39) - 蓮(女)「みなさーん!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:25:48) - 黄金「我が愛は破壊の慕情。総てを愛そう、例外はない。故に」イザーク「はい、父様」黄金&イザーク「創造《Briah》――」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:30:14) - 蓮(女)「ちょっとー!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:31:03) - シュライバー「傷物にした?ふふふ、ふはははははは……いいよ。僕の轍にしてやる!!死世界・凶獣変生!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:38:52) - 蓮(女)「待ってー!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:40:25) - ベイ「くくくくく……ちょうどいい憂さ晴らしだ!!!!たっぷり吸い殺してやるよ!!!!創造《Briah》!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:42:39) - 蓮(女)「おーい!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:44:19) - 蓮「すぐ済ませて来るから、待っててくれよな」マリィ「ジャンル違いが、のさばるんじゃないわよォォォォォォォォ!!!!!!!!!!」蓮&マリィ「流出!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:46:02) - 蓮(女)「お前らもかよ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:51:17) - 漣「みんな~!がんばれ~!」全員『まかせろ!!!!』 -- 案山子さん (2012-08-15 16:00:22) - 蓮(女)「やめてー!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:04:53) - しばらくした後… 蓮(女)「どうすんだよ、これ…」 一同「……(ばつの悪そうな顔)」 漣「お店までつぶれちゃった…」 全力で力を行使した結果…多くの屋台をチンピラ諸共叩き潰してしまった。 -- 名無しさん (2012-08-15 16:11:28) - 戒「さ、さて……もうそろそろ花火を見る場所か、確保しないといけないね」爽やかそうに最初に切り出したのは戒。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:13:01) - 蓮(女)「戒さん、なんかすみません;」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:15:33) - 戒「い、いいんだよ僕は。この中で唯一攻撃をしていないしね;」そう、他の皆は確かに攻撃はしたが、彼だけは彼の特性故に『攻撃』はしていなかったのだ。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:17:33) - 黄金「ふう、それでは花火の場所取りに移ろうか」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:28:15) - 蓮(女)「何事もなかったようにした!?」 -- 案山子さん (2012-08-15 16:31:55) - … 戒「鈴叔母さんの話だと、この辺が花火を見るには絶好の場所だそうです」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:41:31) - あの後、一同は何事も『なかった』かのような自然な動作で移動していた。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:43:07) - 蓮(女)「……………;」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:43:49) - もはやどうにでもなれと言わんばかりに、溜め息を零しながら歩いていた。流石の他の連中も負い目を感じているのか、何も言わずに皆が視線を合わせぬよう、器用に歩いていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:47:28) - 戒「あ、あそこです」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:48:48) - 戒が指差した先には―― -- 案山子さん (2012-08-15 16:50:59) - 月下美人の蕾の、花畑があった。 -- 名無しさん (2012-08-15 16:54:38) - 黄金「ほう……」水銀「これはこれは」香純「キレ~イ♪」螢「兄さん、流石です♪」 -- 案山子さん (2012-08-15 16:57:34) - エレオノーレ「これはなんだ?」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:59:45) - ベア「流石は戒だわ♪私と結n」戒「それはまだ早いんじゃないかな?」ベア「…………orz」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:01:04) - マキナ「なんだ、この花は?」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:07:04) - 司狼「なんだ?んなことも知らねえのかよ」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:13:10) - エリー「これはね、『月下美人』っていうのよv」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:16:06) - シュライバー「『月下美人』?なにそれ?」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:20:58) - 司狼「へへへっ、それはだな………って、え?」 エリー「(^-^)ニコニコ」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:22:34) - 司狼「え、エリー!?; 今日は用事があったんじゃ!!?;」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:24:51) - 香純「あれ?エリーちゃんだ」螢「確か遊佐君が、あなたは外せない用事があるとか言ってたわよ?」司狼「そ、そんなこと口に出した覚えはないな;」マキナ「……いや。確かにこいつは口に出して言っていたぞ」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:26:25) - エリー「ああ、アレ? せめて花火だけでも見たいと思って、早め済ませてきたんだv 司狼と一緒に……ね」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:30:31) - 司狼「!?」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:43:58) - 司狼「だが、アレはこんな早く済むようなもんじゃ・・・」エリー「そりゃ私たちだけじゃ無理だったよ。だから、親切なおじさんに手伝ってもらって・・・」司狼「・・・親切なおじさん?」シュピーネ「・・・はぁ、今日一日の影の苦労がやっと報われます。こっちは散々でしたよ」そこにはげっそりとした表情の紅蜘蛛が・・・ -- 名無しさん (2012-08-15 17:50:12) - 全員『あんたいたの!?』 -- 案山子さん (2012-08-15 17:51:03) - シュピーネ「失敬な!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 18:07:35) - 反論するシュピーネであったが、不意に肩に手が置かれた。司狼「…<ニコッ>(^ー^)太・極」 -- 案山子さん (2012-08-15 18:10:54) - シュピーネ「ちょっと待ってください!私がいなければあの賊との戦いで起きた被害請求書の類が今頃あなたたちの元に届てますよ。そうなればここでこうして花火になぞ見られなかったというのに…」 -- 名無しさん (2012-08-15 18:12:29) - シュライバー「ん~だけどね?シュピーネ。その愉悦に染まった顔は」ベイ「どうしようもなく」エレ「我々を」マキナ「苛立たせる」マレウス「だから」螢「あなたは」神父「さっさと」リザ「退場して」イザーク「もらえる」黄金「かな?」 -- 案山子さん (2012-08-15 18:15:17) - シュピーネさん「ええっ!? そんな理不尽な、ああもう解りましたよ。帰ればいいんでしょ帰れば!!」 軽く泣きながら逃げかえっていった。 -- 名無しさん (2012-08-15 18:16:29) - 蓮「シュピーネ……哀れな奴(涙」 -- 案山子さん (2012-08-15 18:29:22) - エリー「さ〜て、司狼v」 司狼「!?Σ(゜□゜;)」 エリー「どうせ私がいないあいだに蓮ちゃんと仲良くしてたんでしょ? ここからは私と一緒にいましょv」 司狼「ちょ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-15 18:52:33) - シュピーネ「今回ばかりは許せません…大人として仕返しを…」携帯を取り出してある者へ連絡を取る。 シュピーネ「ええ、花火の最後に・・・ええ、よろしくお願いします。謝礼はそのあとで・・・では」電話を切った。 シュピーネ「では、今のうちに避難しておきますか」 -- 名無しさん (2012-08-15 19:41:40) - エリー「さあ、あっちへ行きましょうね〜v」 司狼「れええええええええええええん!!!!!!(;□;)」 -- 名無しさん (2012-08-15 19:43:50) - 戒「………行っちゃったね」 ベアトリス「やっぱこうなっちゃいますか」 シュライバー「あ〜あ、惜しかったねゲオルギウス」 ベイ「所詮、当て馬は当て馬か」 -- 名無しさん (2012-08-15 19:46:36) - 皆が地面を引っ掻くようにしながら足を持たれてながら引っ張られていく司狼を見て、感慨深く頷いていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 19:57:32) - 蓮「司狼…………;」 -- 名無しさん (2012-08-15 20:07:44) - もはや同情の念を隠しきれず、涙がホロリ。 -- 案山子さん (2012-08-15 20:57:59) - 黄金「お、始まったようだ」 -- 名無しさん (2012-08-15 20:59:21) - ドンッ!!ドドンッ!! 色鮮やかな花火が宙へ打ち上げられ、爆音と共に散っていく。香純「た~まや~!!」戒「か~ぎや~!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:07:07) - ベアトリス「わ〜、綺麗v」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:14:03) - エレオノーレ「ふんっ……まあ、こういうのも悪くはないだろう」リザ「ふふふ……それもそうね」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:17:08) - イザーク「父様見てください!」 黄金「ああ……、美しいな」 水銀「ふむ、ここは素直に見とれることとしようか」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:19:48) - マリィ「きれいだね♪」蓮「ああ、そうだな」漣「た~まや~!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:20:43) - シュライバー「へ〜、日本の花火もいいね」 マキナ「……そうだな」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:24:27) - ベイ「ま、たまにはだがな」シュライバー「はいはい、相変わらず君はツンツンしてるね。ベイ」ベイ「うっせぇ!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:35:57) - ヨハン「…………!」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:39:55) - リザ「あら?どうしたの?ヨハン」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:45:03) - ヨハン「か、母様。その………」 リザ「?」 ヨハン「ぼ、僕……こんな綺麗なもの初めて見ました!」年相応の嬉しそうな笑顔になる。 -- 名無しさん (2012-08-15 21:57:07) - リザ&香純&螢&マレウス&玲愛&ベアトリス&エレオノーレ『!?』全員に差はあれど、皆が不意打ちとはいえその笑顔にドキッ!!としたのは、言うまでもない。 -- 案山子さん (2012-08-15 21:58:48) - リザ「っ………ヨハン!」ギュッとヨハンを抱きしめる。 -- 名無しさん (2012-08-15 22:02:30) - ヨハン「え?え?ど、どうしたんですか?母様?」 -- 案山子さん (2012-08-15 22:13:35) - ルサルカ「……美しい親子愛ってとこかしら」 -- 名無しさん (2012-08-15 22:15:44) - ベアトリス「そうですね……それに引き換え」チラッ エレオノーレ「……なんだその目は。何が言いたい、この馬鹿娘」 -- 案山子さん (2012-08-15 22:23:42) - ベアトリス「いえいえw」 -- 名無しさん (2012-08-15 22:29:51) - エレオノーレ「……………………」ベアトリスの不穏な思考を読んで、エレオノーレは問答無用のアイアンクローを発動させた。 -- 案山子さん (2012-08-15 22:31:45) - ベアトリス「ぐげえええええええええええええええええええ!!!!!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:11:19) - 戒「南無阿弥陀仏」螢「兄さん、花火を見ないともったいないわよ?」 -- 案山子さん (2012-08-15 23:12:56) - 戒「そ、そうだね………ん?」 螢「どうしたの?」 戒「螢、見てごらん」 螢「あ……」 見れば月下美人の花が咲いていた。 -- 名無しさん (2012-08-15 23:17:07) - 全員『ほう……』ベア「ぐげええええええええええええええええ!!!!!!!」皆が感嘆とする中、ベアトリスの悲鳴だけが木霊する。黄金「黙らせろ、ザミエル」赤「ヤヴォール!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 23:19:21) - ベアトリス「ぎゃふん!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:20:09) - アイアンクローから手を離し、プッツンオラ状態でベアトリスの腹部へ拳の乱れ打ちが炸裂した。 -- 案山子さん (2012-08-15 23:22:58) - エレ「逝けえええええええええええ!!!!!キルヒアイゼンよ!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 23:28:53) - ベアトリス「のおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:36:22) - ……最後の絶叫を最後に、ベアトリスの息の根が止まった(一時的に)。 -- 案山子さん (2012-08-15 23:49:42) - シュライバー「………綺麗だねーv」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:51:07) - 蓮(女)「・・・こうして一緒に祭りを楽しむのは初めてだな」マキナ「・・・そうだな」 -- 名無しさん (2012-08-16 00:21:47) - 良いムードで寄り添う二人。自然と蓮(女)は頭をマキナの肩に乗せるが、彼は逃げようとせず、ただじっとしていた。 -- 案山子さん (2012-08-16 00:24:24) - ???「さてと、楽しい祭りも次の花火でおしまいか…」色白の美しい女が不気味な笑みを浮かべる。 ???「あんな小物の依頼を聞くのはシャクだけど…僕はこういう楽しい催しは嫌いじゃないしね…さあ、クライマックスを始めようか」 -- 名無しさん (2012-08-16 03:06:07) - ???「イザヘル・アヴォン・アヴォタブ・エルアドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ ヴァイルバシュ・ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシュメン・ベアツモタヴ・・・呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ纏いし呪いは、汝を縊る帯となれゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー 暴食のクウィンテセンス。肉を食み骨を溶かし、霊の一片までも爛れ落として陵辱せしめよ 死に濡れろ――――暴食の雨 <グローインベル>!!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 03:08:39) - 女がその細い腕を覆う巨大な銃を天へと向けると、銃口からおぞましい何かが打ち上げられる。それは天に溶けたかと思うと、次の瞬間凄まじい豪雨がこの一帯に降り注ぐ。それはかつて旧世界・・・堕天奈落の世で猛威を振るった腐敗させる血色の酸の雨だ。 -- 名無しさん (2012-08-16 03:12:40) - 今最後の花火が打ちあがる。ラストを飾るにふさわしい盛大かつ豪奢な彩に夜空を染めるほどの美しさだ。漣「わぁ~」マリィ「綺麗…」蓮「こりゃ・・・すげえや」蓮(女)「ああ・・・」マキナ「・・・かつての先勝パレードでもこれほどのものはなかった」皆が感動に浸るその時・・・ -- 名無しさん (2012-08-16 03:20:23) - 黄金「むっ…」黄金が眼光が夜空を射抜かんとばかりそこへ向く。 イザーク「父様?」 黄金「この場から引け…今すぐにだ!」あの黄金が珍しく声を荒げた叫んだ次の瞬間、全てを溶かし貪りつくす暴食の雨が降り注いできた。 -- 名無しさん (2012-08-16 03:26:25) - 香純「え?なに?なんなの!?」螢「!?綾瀬さん、逃げて!!」リザ「玲愛!!あなたも一緒に行くわよ!!」玲愛「う、うん!!」エレ「ブレンナー!!ヨハンも連れて行け!!」非戦闘員をまずは先に退避させていく中、暴食の雨が先に牙を向いたのは――漣だった。 -- 案山子さん (2012-08-16 06:38:22) - 漣「え………?」 マリィ「漣!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 09:06:16) - 蓮(女)『時よ止まれ!!』 -- 名無しさん (2012-08-16 09:57:05) - 蓮『おまえは美しい!!』同時に重なった詠唱。そして、倍速で遅くなる世界の中、二人の内蓮(女)が先に漣を抱きかかえて脱出し、次に蓮が形成したギロチンで降りかかる暴食の雨を両断しようとするが、 -- 案山子さん (2012-08-16 13:00:39) - 水銀「下がれ、息子よ」蓮「親父!?」手で制する水銀に蓮が驚く中、暴食の雨が降り注ぐ。 -- 案山子さん (2012-08-16 13:17:28) - 水銀「どういうつもりかは知らんが、今度は残滓すら残さず消されたいらしいな」ブチッ -- 案山子さん (2012-08-16 13:18:14) - 流石の変態も、孫に手を出されて本気でブチ切れたようだ。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:34:53) - 水銀「Et arma et verba vulnerant Et arma!!Fortuna amicos conciliat inopia amicos probat Exempla!!Levis est fortuna id cito reposcit quod dedit!!Non solum fortuna ipsa est caeca sed etiam eos caecos facit quos semper adjuvat!!Misce stultitiam consiliis brevem dulce est desipere in loco!!Ede bibe lude post mortem nulla voluptas!!」紡がれる連続詠唱。彼の内側にある真なる渇望によって具現化された回帰の法則。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:38:14) - ???「! これは……」 -- 名無しさん (2012-08-16 14:45:18) - 黄金「ふむ……カールよ。今回は私も少々日本で言う『堪忍袋の緒が切れた』という状態になったらしい。私の沸点が切れている。故に――」 -- 案山子さん (2012-08-16 14:51:28) - 黄金の双眸が爛々と、黄金の色と輝きが一層ました。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:52:19) - 黄金「加減なく往かせてもらおう!!怒りの日 終末の時 天地万物は灰燼と化し ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る!!たとえどれほどの戦慄が待ち受けようとも 審判者が来たり、厳しく糾され 一つ余さず燃え去り消える!!我が総軍に響き渡れ 妙なる調べ 開戦の号砲よ、皆すべからく 玉座の下に集うべし!!彼の日 涙と罪の裁きを 卿ら 灰より蘇らん、されば天主よ その時彼等を許したまえ!!慈悲深き者よ 今永遠の死を与える エイメン!!」 -- 案山子さん (2012-08-16 14:53:47) - 黄金の獣の内側から溢れ出ようとするのは、破壊の慕情を具現化させた修羅道の法則。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:55:01) - 今まさに、二つの覇道神である流出が薙ぎ払おうとしたその時、 -- 案山子さん (2012-08-16 15:12:53) - 黄金&水銀「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 15:52:54) - ???「いかに神格とはいえ、大元はあくまで人にすぎない・・・魔王を甘く見ないでほしいな」 -- 名無しさん (2012-08-16 16:27:59) - ???「アクセス―――我がシン  イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ・・・・・・ イフユー・ネゲット・アドナイ・タミード・ヴェヤフレット・メエレツ・ズィフラム おお、グロオリア。我らいざ征き征きて王冠の座へ駆け上がり、愚昧な神を引きずり下ろさん  主が彼の祖父の悪をお忘れにならぬように。母の罪も消されることのないように  その悪と罪は常に主の御前に留められ、その名は地上から断たれるように 彼は慈しみの業を行うことを心に留めず、貧しく乏しい人々、心の挫けた人々を死に追いやった  彼は呪うことを好んだのだから、呪いは彼自身に返るように  祝福することを望まなかったのだから、祝福は彼を遠ざかるように   呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ、纏いし呪いは、汝を縊る帯となれ  ゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー ・・・・・・安らかに眠れ<レスト・イン・ピース>!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 16:32:03) - 水銀&黄金『!?』 -- 名無しさん (2012-08-16 16:37:18) - 二柱の神格を纏う二人が驚愕を露にさせていた。最強の武威を誇る黄金と無限の回帰を纏う水銀。その彼らが今ここに―― -- 案山子さん (2012-08-16 16:39:09) - 漣「みんなをイジめるな~!!」 -- 案山子さん (2012-08-16 16:40:07) - 一方、詠唱を終えた女の持つ銃口に黒円卓の戦乙女のそれをも遥かに凌駕する電光が迸る。発生した膨大な熱量<エネルギー>によって銃口周囲の物質が個体から液体へ、液体から気体へ そして気体がさらに熱されることによりそれは光電<プラズマ>と化す。大陸をも破壊する威力を持つ光電砲が彼らめがけて放たれた。 -- 名無しさん (2012-08-16 16:42:19) - 全員『!!』 -- 名無しさん (2012-08-16 16:48:57) - 降り注ぐ暴食の雨によっていたるところが溶解し、先ほどのチンピラたちも・・・・「ぎゃあああああああ!!!」瞬く間に骨までと化され体は土に返されていく。聖遺物の使徒たちも創造を展開するが…戒「ぐうう」ベイ「こんの糞がぁぁああ」霊的装甲すら溶解してくらう酸性の豪雨により力は削がれ、彼らの創造ではこれに抗うことはできても避けたり防いだりすることは不可能であった。 -- 名無しさん (2012-08-16 19:28:44) - 蓮(女)「わああああ!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 20:37:19) - 司狼&マキナ「させるかああああああああああ!!!!」その凶悪な酸性の豪雨が蓮(女)にも襲い掛かるのだが、危機を嗅ぎ付け司狼はエリーから高速で離れ一気に走り、マキナは彼女を庇うように前に立った。司狼&マキナ「創造・対極!!」二人の凶悪な創造が発動し、蓮(女)への攻撃を総て退けていた。彼らの特性や能力故に出来る芸当である。 -- 案山子さん (2012-08-16 20:44:31) - マキナ&司狼「蓮(兄弟)! 大丈夫か!?」 -- 名無しさん (2012-08-16 21:20:42) - 蓮(女)「あ、ああ……二人のおかげで助かったよ」 -- 案山子さん (2012-08-16 21:33:43) - しかし、その時・・・蓮(女)「っ!? あぶないっ!!!」 司狼「何!?」マキナ「・・・いかん!」彼らのそんな隙を見逃すまいとするように先程の光電の奔流が襲い掛かってくる。これはプラズマそのものは純粋な自然現象そのものなので司狼の創造で消し去ることはできず、マキナも幕引きを行う両腕を豪雨に対する防御に使っているため迎撃できない。 -- 名無しさん (2012-08-16 21:41:03) - 水銀「…………いい加減にしたまえよ」 -- 名無しさん (2012-08-16 21:43:17) - パチィィィィィィィィン!! かつてないほどの大きな指鳴りと、超低い水銀の声だけが皆の脳内に響く。 -- 案山子さん (2012-08-16 21:48:17) - 水銀が意識を向けるとプラズマが四散する。森羅万象、あらゆる事象に干渉する神からすれば、科学技術で発生させた現象の操作など瞬き程度の労力すら必要無い。 -- 名無しさん (2012-08-16 21:49:15) - 蓮(女)「あ………」 -- 名無しさん (2012-08-16 21:49:58) - 水銀「安心したまえ、我が娘。ゲオルギウス並びにマキナよ。君たちの勲功を称え、後でどちらが私の娘と交際するのか、私が判断してやろう。異論は認めん。私が法だ。黙して従え」 -- 案山子さん (2012-08-16 21:51:53) - そう言うと、水銀の目がある一点を見る。その表情は普段の怪しさを感じるものではなく、ひどく無表情で冷めたものだった。 -- 名無しさん (2012-08-16 21:55:30) - 水銀「さて……折角の余興を台無しにした罪は重いぞ?」黄金「万死に値する」二柱が互いに見据える先には―― -- 案山子さん (2012-08-16 21:57:17) - ???「やってくれるねぇ・・・女に現を抜かす蛇に戦いに飢えた獣<ケダモノ>が・・・」女は銃口を向ける。詠唱を唱える・・・ -- 名無しさん (2012-08-16 22:00:08) - ???「―――ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシェメン・ベアツモタヴ  されば6足6節6羽の眷属、海の砂より多く天の星すら暴食する悪なる虫ども。 汝が王たる我が呼びかけに応じ此処に集え そして全ての血と虐の許に、神の名までも我が思いのままとならん。喰らい、貪り、埋め尽くせ<SAMECH・VAU・RESCH・TAU> 来たれゴグマゴォオグッ!」 -- 名無し (2012-08-16 22:02:22) - 全員『!?』 -- 案山子さん (2012-08-16 22:03:17) - 蓮「な、なんだこれは!?」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:05:40) - 視界を覆い尽くす夥しい蝿の群れが凄まじい勢いで飛来する。 水銀「あれは前神の世界を覗き見たときに見た事がある……あの女は……まあいい、ハイドリヒ、あの蠅は一匹残らずたたき落とせ。ああ、出来んというなら私がやるが」 黄金「舐めてくれるなカール」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:07:40) - そう言うと黄金の聖槍が光り輝く。 -- 名無しさん (2012-08-16 22:11:25) - それらは辺りの毒気、妖気、瘴気を巻き込み、大気中に存在する総ての有害物質が砲身と化している右腕に集束し、呪詛を混ぜで凝縮された無数の虫たちは幾千幾万の羽音響かせつつ狂笑と共に襲い掛かる。人外の霊魂まで食らいつくす“罪”の塊は全てを喰らわんと群がる。 -- 名無しさん (2012-08-16 22:14:48) - そこに二柱と鋼鉄、自滅が前に躍り出る。 -- 案山子さん (2012-08-16 22:17:26) - 司狼「おいムッツリ!!一匹たりとも逃すんじゃねえぞ!!」マキナ「……誰にモノを言っている。兄弟が後ろにいるんだ。加減など不要なり」そこに蓮が加わり、蓮「なんかヤバそうなんだが、お前らだけにいい格好はさせらんねえな」マキナ「……兄弟。あれは俺たちだから相対できるのだ。下がっていろ」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:19:20) - 蓮「バカ言え、俺だって守んなきゃならないものがあるんだ」 マリィ「レン……」 漣「お父さん……」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:24:11) - 玲愛「藤井君……そんなに私のこと(////)藤井君だったら、この身s」螢「なにドサクサに紛れて言おうとしているんですか。勘違いしないでください。藤井君は私のことを言ったんですよ」香純「違うよ、櫻井さん!わたしだよ!」マリィ「違うもん!わたしだもん!」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:27:22) - リザ「あなた達は危ないんだから避難しなさい!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:28:12) - ヒロインズ『は、はい!!Σ(゜□゜;)』 -- 名無しさん (2012-08-16 22:30:31) - 避難したと思われていた女性陣を引き戻しに戻ったリザは、面倒くさいのか、一人一人を投げて最後は電柱を引っこ抜いて桃○白のように乗っていった。男性陣「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:31:42) - マキナ「………兄弟、お前も逃げろ」 蓮(女)「で、でも!」 司狼「俺達なら平気さ。それよりも……」 蓮(女)「え……?」 司狼「これが終わったら、お前の答えを聞かせてくれ……」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:36:31) - マキナ「ふん…………」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:37:57) - 蓮(女)「…………」 ベアトリス「蓮ちゃん早く!!」 蓮(女)「は、はい!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:41:10) - ベアトリスに施されて蓮(女)は小走りをするが、最後に振り返り、蓮(女)「聞かせてやるから、生きて帰ってこいよ!!二人とも!!」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:42:43) - マキナ&司狼『ああ!!』 -- 名無しさん (2012-08-16 22:44:30) - それで満足したのか、蓮(女)は今度こそ走っていった。 -- 案山子さん (2012-08-16 22:45:25) - 黄金「さて……では、参ろうか」水銀「ええ、ではここに最後の恐怖劇《グランギニョル》を始めようか」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:46:20) - 蓮「フォローなんざ期待するなよ?」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:49:21) - 黄金「卿こそ、あまり甘く見るなよ?」黄金「ここに、幕を下ろそう」司狼「んじゃ、盛り上がっていこうぜ」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:51:38) - ↑すんません、ミスりました。マキナ「ここに、幕を下ろそう」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:52:19) - ???「………面白い」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:54:15) - 神気をかつてないほどに漲らせる彼らに、女は不敵に笑う。 -- 案山子さん (2012-08-16 22:56:42) - ???「ならこっちも………、全力でいかせてもらう!」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:00:01) - ベルゼバブ「自己紹介がまだだったね・・・僕はバアル。僕はゼブル。僕はハデス。僕はハールート。マールート。ミキストリ。ルビカンテ。アエーシャマ。反キリスト。偽キリスト。メシア。バルザイ。バルザック。オートス。他にも名前が、腐るほどあるけど最後にはこう呼ばれたかな?我が真名<な>は暴食の魔群<ベルゼバブ>」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:05:17) - 黄金「ベルゼバブか………覚えておこう」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:09:45) - ベルゼバブ「無理して覚えてなくて別にいいよ。どうせ僕がみんな食べるんだしさ」女は神気とは正反対の気・・・瘴気を漲らせる。物質化した地獄の力の奔流・・・罪<シン>が魔に属する蟲の群勢を活性化させる。 -- 名無しさん (2012-08-16 23:12:08) - ベルゼバブ「さあいくよ………!」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:16:29) - その頃… リザ「ここまで来れば、大丈夫だと思うわ」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:17:41) - 香純「蓮、大丈夫かな~?」 -- 案山子さん (2012-08-16 23:38:20) - 玲愛「大丈夫、私のダーリンは無敵よ」螢「誰があなたのダーリンですか!?」 -- 案山子さん (2012-08-16 23:42:03) - その時、マリィが顔色を真っ青に染めて辺りを見回している。香純「どうしたの?マリィちゃん」マリィ「漣はどこ?」一同「!?」気づいて辺りを見渡せば、漣の姿がどこにもない。 -- 名無しさん (2012-08-16 23:50:11) - マレウス「う、嘘!?」リザ「なんで?確かにさっきまで……!!」そこでリザはヨハンも同様にいないことに気づいた。リザ「ヨハン!!どこなの、ヨハン!?」玲愛「これって、マズいよね?」螢「ええ、確実に。ともかく、探さないと危険過ぎます!!」リザ「ヴァレリアン!!あなたも協力して頂戴!!」神父「無論です!!」玲愛「さっさと動け塵虫」 -- 案山子さん (2012-08-16 23:53:06) - グサッ!! 神父「ぐふっ!?」玲愛「あ、間違えた」玲愛の言葉と共に聖槍が神父を穿つ。 -- 案山子さん (2012-08-17 00:08:34) - その頃、ヨハンは漣と一緒にいた。リザ達とはぐれてしまったが、距離を取らねば命に関わると幼いなりに感じ取ったのか必死に逃げていた。 漣「お、お兄ちゃん、どこか痛いの?」 ヨハン「だ、大丈夫だよ。それより早くあそこから離れないと……」 漣を怖がらせないよう、必死にやせ我慢をするヨハンだったが、迸る神気と瘴気に身体は蝕まれる。黄金との関わりからか、即座に命を落とす事は無かったが、長時間この場にいればどうなるかは明白だった。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:13:12) - だが、離れれば離れるほど彼女たちから距離が遠ざかる一方。矛盾を抱えながらも、ヨハンは逃げていた。 -- 案山子さん (2012-08-17 00:15:24) - その時、月光に照らされて夜にもかかわらず割と白くて明るかった辺りが毒々しい紫に変色していく・・・二人が見上げるとそこには星の瞬く夜空ではなく紫色の空があった -- 名無しさん (2012-08-17 00:20:16) - 次の瞬間・・・激震と共に大地から黒い炎が吹き上がる。そして二人の前に黒炎に包まれた暗黒の球体が姿を現した。その瘴気は現在黄金と水銀の軍勢と刹那の同胞たちが対峙している魔群をも凌駕していた。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:24:36) - 漣「ふえ、ふえ……」ヨハン「!?叫んではd」漣「ふぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」あまりの怖さに、漣は泣き叫んでしまった。 -- 案山子さん (2012-08-17 00:25:53) - ヨハン「…だめだよ、お願い…だから、しず、かに…」 必死に漣を宥めようとするが、眼前に現れた球体が発する桁違いの濃度の瘴気に当てられ意識が遠のく。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:31:47) - ???「活動<アッシャー>、形成<イェツラー>、創造<ブリアー>、流出<アティルト>―――堕ちろ、堕ちろ―――開けジュテッカ」暗黒の球体から響いた正に地獄からの呼び声が迸ったかと思うと黒い炎が触手のように漣に群がったかと思うと彼を包んで飲み込んでしまった。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:33:46) - ???「ディエスミエス・イェスケット・ボエネドエセフ・ドゥヴェマー・エニテマウス―――ここに来たり無価値なる者・・・罪悪の王」次の瞬間、暗黒の球体が黒い爆炎をあげて弾け飛んだ。底知れぬ悪意と共に哄笑を放ちながらそれは再誕する。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:50:17) - ヨハン「漣く・・・ん」視界がはっきりしてくるとそこには漣の姿が・・・だがそこにはかつての無垢な笑顔はない・・・あるのは邪悪を絵にかいたような悪魔の冷笑・・・既に人の子のそれではなかった。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:52:59) - 漣?「久しぶりの宿主はガキの体か?しかもこんなつくりもんの・・・まぁだからこそ器が壊れずに入り込めたわけだが」漣?は周囲を確認するとそこには気を失ったヨハンの姿が 漣?「妙な感じがするガキだな・・・俺や前の宿主と似て非なる“音”が混ざってるが」首を傾げながら訝しむ -- 名無しさん (2012-08-17 01:08:43) - 漣?「…他にもいるな、妙な感じの連中が……それにこの感じはあいつか? どうもやりあっているようだが」 (……れ…) 漣?「ん? 今何か聞こえた様な…」 (誰…?) 漣?「こいつは……」 (ねえ、君は誰なの? 僕どうなってるの?) 漣?「このガキの意識か? 前の宿主ならともかくこんなガキを喰えない訳がねえんだが」 -- 名無しさん (2012-08-17 01:21:30) #comment() - どれもこれもヒロイン達による練炭取り合いの流れがデフォに… -- 名無しさん (2012-08-13 20:10:17) - 仕方ないさ・・・、公式で既に同じことしてるドラマCDあるぐらいだし -- 名無しさん (2012-08-13 20:21:08) - そして蓮ちゃんが登場するのもデフォに……… -- 名無しさん (2012-08-13 20:22:17) - ボストンクラブとヒールホールドは同時に掛けられんだろ -- 名無しさん (2012-08-13 21:33:15) - すんません、つい -- 案山子さん (2012-08-13 21:35:14) - チンピラ…終わったな -- DIOさん (2012-08-14 17:28:27) - こっちの息子ショタ蓮は何と言う名前になるのだろう? -- AST (2012-08-15 00:30:33) - 『漣』とかどうだ? -- 名無しさん (2012-08-15 11:38:49) - いいですね。他に候補がなければ、それで -- 案山子さん (2012-08-15 14:01:16) - みんな蓮ちゃん好きすぎるだろ; -- 名無しさん (2012-08-15 15:55:06) - シリアスきたーー!!!! -- DIOさん (2012-08-16 09:37:44) - 黄金と女神ですら(影が薄くて)愛さない男シュピーネ…終わったな…… -- 名無しさん (2012-08-16 09:55:32) - 水銀は大本から神格だろう? -- 愛の伝道師? (2012-08-16 20:32:19) #comment()
初めましてこんばんわ!「Dies irae 夏といえば、海でしょ」を投稿した者です。 今が夏ということで、さらに思いついて投稿しました。 思いついたら、是非是非書いてください。 司狼「祭りだ!」マレウス「宴よ!」キルヒアイゼン「お祭りです!」 - エレオノーレ「……なんだろうか、この既知感」 -- 名無しさん (2012-08-13 09:24:54) - 着物を着てはしゃいでいる三人を見て、エレオノーレは以前にも似たようなことがあったかのような錯覚に陥っていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 11:00:12) - そんな彼女に、 ハイドリヒ「どうした?ザミエル。今宵は宴なのだろう?ならば、共に楽しもうではないか」優雅に着物を着こなしているハイドリヒがイザークたちを引き連れていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 11:03:07) - エレオノーレ「は、ハイドリヒ卿!?;」Σ(////;) -- 名無しさん (2012-08-13 11:05:36) - ハイドリヒ「どうしたのかね?」エレオノーレ「い、いいえ!何でもありません!」イザーク「父様、私は『かき氷』なるものを所望してみたいです」 -- 案山子さん (2012-08-13 11:07:38) - ハイドリヒ「そうか、私も一度食べて見たかったのでな。味はどうする?」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:15:15) - イザーク「この、ブルーハワイというものにします」 -- 正田卿のレギオン (2012-08-13 11:31:28) - ハイドリヒ「では私はイチゴにするか」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:34:05) - ハイドリヒ「ザミエル、卿はどうする?」 -- 案山子さん (2012-08-13 11:48:20) - エレオノーレ「わ、私ですか!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-08-13 11:53:44) - ハイドリヒ「無論だ。まさか、私の誘いを断るのかね?」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:01:23) - エレオノーレ「そそそそんな!! とんでもありません!!;」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:03:58) - ハイドリヒ「では、選びたまえ。店主、さらに一人追加だ」???「はいよ」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:06:30) - エレオノーレ「で、ではその…………レモンで」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:15:48) - 店主「はいよ!ブルーハワイが一つ、イチゴが一つ、レモンが一つだな!代金は誰が支払うんだい?」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:20:04) - ハイドリヒ「私が払おう」 エレオノーレ「そ、そんな!! ハイドリヒ卿にそのようなことを…」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:21:10) - ハイドリヒ「何、純粋に私が食べたいので支払いたいのと、仮にも卿は女だ。女に金を払わせるのは、気が引けるではないか」 -- 案山子さん (2012-08-13 12:22:41) - エレオノーレ「……………(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-13 12:23:58) - ハイドリヒ「うむ、冷たくて美味。どうかねイザーク?」イザーク「はい、冷たくて美味しいです。父さま」エレオノーレ「・・・・・・(/////)」そうして食べていると・・・ハイドリヒ「イザーク、卿の味も美味しそうだな」イザーク「それでは、父さま。はい」エレオノーレ「!!」アーンをするイザークとそれを食べるハイドリヒ -- AST (2012-08-13 12:55:20) - エレオノーレに衝撃が走る。エレオノーレ(も、もしやこのパターンは……ッ!!) -- 案山子さん (2012-08-13 12:57:26) - ハイドリヒ「ザミエル」 エレオノーレ「は、はい!!;」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:01:33) - エレオノーレ(もしやもしやもしやもしやもしやもしやもしやもしやッ!) -- 案山子さん (2012-08-13 13:05:32) - ベアトリス「あ、皆さんずるーい! 私もかき氷食べたいです!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:06:35) - と、赤き乙女が夢見た瞬間、横からトンデモナイ邪魔が入った。 -- 案山子さん (2012-08-13 13:10:07) - エレオノーレ「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:11:09) - ベア「ギャース!!!!!!??? 鼻カキ氷はご勘弁ををを!!!⁇」 -- 名無しさん (2012-08-13 13:20:57) - エレオノーレ「そうかそうかそんなに食いたいのかいいだろう私が食べさせてやろうではないかああああああああああ!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:35:31) - 黄金「あははははは!相も変わらず元気がいいな、ヴァルキュリアは」イザーク「父様、次はあの『射的』なるものもやってみたいです」 -- 案山子さん (2012-08-13 13:54:05) - シュライバー「こっちの輪投げの方が面白いよ〜」 ボロ雑巾と化したヴィルヘルムが形成状態で転がっていた…… -- 名無しさん (2012-08-13 14:01:07) - ベア「げほげほっ!っていうか、げほ!なんで、げほ!ベイ中尉がボロ雑巾になってるん、げほ!ですか?」 -- 案山子さん (2012-08-13 14:03:23) - シュライバー「ヒ・ミ・ツv」 ベイ「………ぶっ殺す」 -- 名無しさん (2012-08-13 14:05:53) - シュライバー「あれ?まだ生きてたの、ベイ。しぶといねぇ~」ベイ「……この糞餓鬼」 -- 案山子さん (2012-08-13 14:11:45) - イザーク「………………;」 -- 名無しさん (2012-08-13 16:11:59) - 玲愛「……おじいちゃん、楽しんでるみたいね」香純「本当だね♪」 -- 案山子さん (2012-08-13 17:12:47) - 蓮「そうか………?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 17:34:44) - 明らかに困惑しているのだが、彼女たちには楽しんでいるように見えるようだ。 -- 案山子さん (2012-08-13 17:41:36) - と、そこに…… マレウス「レ~ン~君~♪」背後から蓮に抱きつこうと飛びつく痴女。 -- 案山子さん (2012-08-13 17:58:35) - 蓮「おわ!?;」いきなり飛び付かれたためによろける。 -- 名無しさん (2012-08-13 17:59:32) - マリィ「きゃん♪」よろけた先には、マリィの巨乳で出来た谷間というクッションが待っていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 18:01:10) - ロリ「…………」 次元の違いの前に絶句 -- 名無しさん (2012-08-13 18:05:30) - 玲愛&螢「Σ(゜Д゜)!?」同様に目撃し、絶句するコンビ。 -- 案山子さん (2012-08-13 18:08:32) - 蓮「ぶはっ……!わ、悪いマリィ(////;)!」マリィ「う、ううん……(////;)!」 -- 案山子さん (2012-08-13 18:19:59) - 玲愛&螢「…………」 -- 名無しさん (2012-08-13 18:57:20) - マリィの谷間から脱出し互いに赤面になっている最中、二人のコンビは彼女の胸と己の胸を省みた。ロリ「………………」同時に、ロリも己の胸を見下ろした。 -- 案山子さん (2012-08-13 19:29:29) - 玲愛&螢&ロリ「……………orz」 -- 名無しさん (2012-08-13 19:47:35) - 二の句も告げられない真実。それを彼女たちに叩きつけられたのだ。 -- 案山子さん (2012-08-13 19:55:11) - 香純「あ、あの……大丈夫?先輩、それに櫻井さんも(ゆっさゆっさ)」リザ「あら?マレウス、あなたどうしたの?(ぼいんぼいん)」 -- 案山子さん (2012-08-13 19:56:06) - 玲愛&螢&ロリ「キッ!!」香純&リザ「ヒィ!?」 -- 案山子さん (2012-08-13 20:01:32) - 玲愛&螢&ロリ「滅・尽・滅・相!!」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:07:53) - リザ&香純「きゃあああああああああああああ!!!!!?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:11:41) - 鈴「やれやれ、毎回毎回飽きないな」 蓮(女)「………」 鈴「いつまでどんよりとしたオーラで壁に手をついている」 蓮(女)「………なんで俺、いつもこんな格好?」 鈴「案ずるな、似合ってるぞ?」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:14:18) - マキナ「……?兄弟…………ッ!?」シュライバー「ん?どうしたんだい?マッキー」ベイを蹴りながら尋ねるシュライバー。 -- 案山子さん (2012-08-13 20:34:48) - 神父「そこの輪投げ、やらしてもらえませんが〜」 -- 名無しさん (2012-08-13 20:37:21) - シュライバー「いいよ〜v」 ベイ「……………」ギロリ -- 名無しさん (2012-08-13 20:39:39) - シュライバー「ん?あれ?そういえばクリストフ」神父「はい、何でしょうか?」シュライバー「バビロンは一緒じゃないのかい?」 -- 案山子さん (2012-08-13 20:41:41) - 神父「ああ、彼女なら藤井さんの女バージョンに浴衣を着せて共に来てますよ。ほらあそこ」 -- 案山子さん (2012-08-13 21:06:38) - そう言って指を指した先には、確かに蓮(女)はいるものの、リザの姿はなかった。 神父「……はて?確かに彼女も共にいたはずですが」ベイ「っんあ?バビロンならあそこにいんぞ?」神父「はい?」倒れるベイが指差す方向を見ると、 -- 案山子さん (2012-08-13 21:08:27) - ロリにボストンクラブ。蛍にキャメルクラッチを掛けられていた -- 名無しさん (2012-08-13 21:17:28) - 神父「リザ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-13 21:23:25) - シュライバー「あ~あ……」ベイ「俺知~らねっと」二人は見て見ぬフリをした。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:28:26) - さらに玲愛にヒールホールドを掛けられていた。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:30:45) - 神父「何をやっているのです、こんなががっが!!?」 諌めようとした神父は即座に間接を決められていた。器用な事にリザへの関節技も続行中である。 -- 名無しさん (2012-08-13 21:31:47) - ロリ「あら?こんな所に飛んで火にいる夏の虫ってやつね♪」螢「猊下、お覚悟を」玲愛「邪魔」 -- 名無しさん (2012-08-13 21:39:11) - 神父「え?いや、ちょっと!?わ、私は関係n」ロリ&螢&玲愛『問答無用!』神父「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!????」 -- 案山子さん (2012-08-13 21:54:12) - 何とか標的が神父に変わったその瞬間を狙い、何とかリザはあの危険な集団から抜け出していた。 -- 案山子さん (2012-08-13 21:59:46) - リザ「はあ………はあ……はあ……;」 -- 名無しさん (2012-08-13 22:05:56) - 流石の彼女も、己の娘の攻撃に身の危険を感じたのだろう。その表情には未だ警戒の色が残っていた。 リザ(あ、あの子……どこで教育の仕方間違ったのかしら?) -- 案山子さん (2012-08-13 22:07:12) - が、ぬるりと現れた玲愛に捕まる。 リザ「まっ、まって玲愛……」 玲愛「命乞い?情への訴えかけ?知らぬ知らぬ聞こえぬ見えん!ここを何処だと心得る、女の戦場よ。死に場所でしょう。心を燃やし、好いた男と墓場に向かう、誉れの舞台でしょう。そんな言葉は笑止千万」 言うまでも無いが、完全にやつあたりである。 -- 名無しさん (2012-08-13 22:09:24) - リザ「わ、私があなたに何かしたのかしら?」リザには彼女が攻撃してきた理由がサッパリだった。 -- 案山子さん (2012-08-13 22:10:48) - 玲愛「『何か』…………? ふふふふ、あはははは…」 -- 名無しさん (2012-08-13 22:17:50) - 不気味に笑う玲愛。その玲愛に言い知れない何かを感じ、リザが少し後退る。 -- 案山子さん (2012-08-13 22:20:01) - リザ「あ、あの……玲愛?もしもし~……」玲愛「『何か』『何か』『何か』……ふふふふふふ、あははははは」 -- 案山子さん (2012-08-13 22:40:26) - リザ(こ、怖い!!;) -- 名無しさん (2012-08-13 22:41:14) - 明らかに『何か』触れてはいけないワードに触れてしまったことに戦慄が走るリザ。もはや母の体面とかそんな悠長なことを考えてもいられず、そのまま後退しようとするが、 -- 案山子さん (2012-08-13 22:43:24) - 玲愛「り〜〜〜ざ〜〜〜」玲愛の目からハイライトがなくなった。 -- 名無しさん (2012-08-13 22:47:44) - リザ「ヒィ!?お、落ち着きなさい玲愛!あなたがなn……じゃなかった。それについて憤っている理由は不明だけど、八つ当たりは止めなさい!(主に私のためにも!)」 -- 案山子さん (2012-08-13 23:12:54) - 迫る鬼女……じゃなかった。玲愛に乱れて妖艶な感じを出しているリザは、ジリジリ……と何とか手で制していたが、 -- 案山子さん (2012-08-13 23:29:06) - ガシッ!! リザ「!?」螢「ふふふ……逃がしませんよ」リザ「あなたは……ッまさか!?」背後から羽交い絞めしてくる螢の存在に驚き、同時に視線を先程まで彼女がいたであろう場所を見ると、 -- 案山子さん (2012-08-13 23:50:07) - 神父?「ぁ……て、テレジア……」リザ「ヴァレリア!?」まるでゾ○ビのように這う神父の姿があった。 -- 案山子さん (2012-08-14 00:00:10) - 螢「猊下には申し訳ありませんが、実験体になってもらいました。おかげで、技に磨きが掛かりました」 -- 案山子さん (2012-08-14 08:19:49) - 神父「ぁ……よ、よくぞここまで成長しました。我がm」螢「次は海老反りなんかいかがです?猊下<ニコッ>(^ー^)」 -- 案山子さん (2012-08-14 08:33:25) - 微笑む彼女の背後に、二本の稲妻と炎を灯した剣を構える女武者が現出していた。 -- 案山子さん (2012-08-14 08:58:58) - 神父「い、いいえなんでもありませんすいませんごめんなさい」平に謝り謝り土下座する神父。もはや彼に威厳なんていうものは欠片も残っていなかった。玲愛「……じゃあ、終わらせようか。リザ」ハイライトのない目で玲愛は接近する。 リザ「あ……あ……あ……きゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 09:31:07) - …… エレオノーレ「ん?」ベア「どうしたんですか?少佐」アイスキャンディーを二人して舐めていたエレオノーレとベアトリスは、怪訝そうにするエレオノーレにベアトリスは、妙にエロい仕草で舐めながら問いかけていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:04:40) - エレオノーレ「………今、ブレンナーの声が聞こえたような」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:07:52) - ベア「ぴちゃっ……レロッ……そうですか?ちゅぱっ……私の耳には、何も聞こえてきませんでしたが?」そう言いつつも舐める彼女の仕草に、歩く男たちは自然と前屈みになりつつあり、または見ずとも聴覚から得る情報で、耳を真っ赤にさせていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:10:06) - エレオノーレ「…………」彼女に他意はないのは分かっているが、それを差し引いてもこれは周囲の目を引く。かく思うエレオノーレであるが、気を利かせたシュライバーから手渡された際、 -- 案山子さん (2012-08-14 10:16:17) - 回想~ シュライバー『はい、ザミエル』エレ『む……気が利くな。シュライバー』シュライバー『別にいいんだよ。僕は満足しているしね……それよりも』エレ『?なんだ』手で招くシュライバーに怪訝そうにしながらも耳を寄せると、シュライバーは両手で口元を隠し、 シュライバー『美味しそうにそれを舐めるといいよ♪』エレ『?』 -- 案山子さん (2012-08-14 10:19:27) - 回想終了~ あの時は何を言っているのか意味が不明であったが、『これ』を見て理解した。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:20:05) - ベアトリス「んぐっ………はむ……くちゅ…」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:22:51) - エレオノーレ「……………………はぁ」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:24:28) - 重い溜め息を零していると、 エレ「!しまった」舐めていなかったせいか、アイスが溶けて彼女の手を伝っていく。すると、 黄金「ん?ザミエル、アイスが溶けてしまっているぞ」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:34:39) - 黄金がその手を取り…… -- 名無しさん (2012-08-14 10:39:07) - 黄金「…………ん」ザミ「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」伝ったアイスの汁と、黄金が瞼を閉じ、その美しい舌で舐め取ったのだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 10:40:36) - エレオノーレ「ほ、ほあああああああああああああああああああああ!!!!!?(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-14 10:42:21) - ベア「ん……ふぅ。って、え!?あれ!?少佐!?どこ行くんです!?」あまりの羞恥心に、エレオノーレはついに爆発した。ハイドリヒにアイスの汁が飛び散らないようにしたのは流石だが、 -- 案山子さん (2012-08-14 10:44:44) - エレオノーレ「私を探すな触れるな呼ぶなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 10:58:47) - 人目も省みず、永遠の処女は残像すら残さぬ速度で駆けて行った。ベアトリスはそれを追おうとするが、 黄金「……ふむ。ヴァルキュリアよ、私は何か過ちを犯したのかね?」 -- 案山子さん (2012-08-14 11:08:17) - ベアトリス「え、えっとその……;」 -- 名無しさん (2012-08-14 11:11:48) - 真剣に悩むハイドリヒに、ベアトリスはどう言ったものかと考えていた。 ベア(少佐はあれはあれで乙女ですからね~、下手にハイドリヒ卿に刺激させるようなことも言えないし、はぁもう!何で私っていっつもこんな損な役回りばかり来るのかしら!?) -- 案山子さん (2012-08-14 11:13:46) - … 蓮(女)「…………」 マキナ「…………いつまで隠れている」 -- 名無しさん (2012-08-14 12:03:03) - リザと分かれた蓮(女)は、木の後ろに隠れてしまっていた。マキナはそんな彼女が出てくるのを待っていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 14:15:25) - 蓮(女)「……………もうほっといてくれ」 -- 名無しさん (2012-08-14 14:25:19) - マキナ「そういう訳にもいかん。今日は縁日なのだろう?なら、そんな薄暗い所にいないで、こちらに来い」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:03:06) - 蓮(女)「っ……………」ヒョコっと木の後ろから顔を出す。 -- 名無しさん (2012-08-14 15:10:54) - マキナ「さあ」漆黒の着物を着たマキナが手を差し伸べる。 -- 案山子さん (2012-08-14 15:12:59) - 蓮(女)「…………」おそるおそる手を伸ばすが…… -- 名無しさん (2012-08-14 15:24:01) - 司狼「ちぇすとおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 2人「!?」 2人の間に司狼が割って入った。 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:25:20) - 司狼「おっと!これ以上好きにさせるかあああああああああ!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:44:05) - マキナ「………なんのマネだ」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:45:20) - 流石の寡黙で売りであるマキナも、司狼の乱入に黙ってはいない。 司狼「あん!?なんか文句あんのかよ!ムッツリスケベが!?」完全にどこぞのチンピラと化している司狼は、マキナと火花を散らしていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 15:47:01) - 司狼「だいたいお前、毎回毎回蓮(女)とイチャイチャすんじゃねえよ!!」 マキナ「別にイチャイチャしているつもりはない」 司狼「だからしてんだよ!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 15:52:02) - マキナ「していないと言っている。聞き分けろ」 -- 案山子さん (2012-08-14 15:59:58) - 司狼「うるせえ!! いつもはエリーがいたから横槍を入れられなかったが………、今日はアイツはずせない用事で来てねえんだ! 徹底的に邪魔してやるぜ!!」 -- 14番目の黒円卓 (2012-08-14 16:10:32) - もはや悪ガキそのものと化している司狼。仕方が無い、と割り切ったマキナは上半身の着物を脱ぎ、右拳を作り、右腕の筋肉が盛り上がっていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:12:29) - 司狼「なんだ、やろうってのか!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:16:12) - マキナ「……昔から相場が決まっている」司狼「あん!?」マキナ「……言うことを聞かない悪ガキには、『お仕置き』が必要だとな」 -- 案山子さん (2012-08-14 16:17:23) - マキナの周りに膨大な量の神気が迸る。しかもその目は『殺る気満々』だった。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:23:28) - 司狼「はっ! そっちがその気ならよオ」 司狼も銃(ジューダスとナラカからこっそりパクッといた超性能の未来銃)を引き抜いて臨戦態勢に入る。  -- 名無しさん (2012-08-14 16:26:07) - 司狼&マキナ『……………………』一触即発。まさに二人がぶつかり合おうとしたその時だった。蓮(女)「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」蓮(女)の悲鳴が迸った。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:28:23) - 2人「!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:29:33) - 蓮(女)の悲鳴を聞き、二人の纏う神気を霧散させ、木の後ろにいる蓮(女)を見ると、 チンピラ「へへへ!いいじゃねえかよ姉ちゃん少しぐらい!!俺たちと楽しもうぜ!!」チンピラ2「へへ!そうそう!!それに、呼んだ所で誰も来やしねえよ!!」蓮(女)が数名のガラの悪いチンピラに囲まれていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:38:22) - 普段の蓮なら有無を言わさず瞬殺している所だが、今の格好でのアクションは憚られる。いつもは気にもしない女性としての羞恥心が、浮かれた空気に当てられたのか浮かび上がったせいでもあった。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:44:36) - 蓮(女)「やめろ放せ!! 触んなこのハゲ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:45:52) - チンピラ1「へへへっ!気の強い姉ちゃんだな!ちょうど俺の好みだぜっ!!」ガシッと蓮(女)の腕を押さえつけ、木に押し付けていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:47:25) - 下種な魂胆を隠そうともしない目つきに蓮(女)の背筋に怖気が走る。余りの嫌悪感に思わず目を瞑る。 -- 名無しさん (2012-08-14 16:49:29) - そして、彼女に魔の手が襲い掛かろうとしたその時、 -- 案山子さん (2012-08-14 16:50:27) - 司狼「………おい」 チンピラ2「あん?」 -- 名無しさん (2012-08-14 16:51:55) - 彼女に触れようとしていた男の手を横から防ぐ手があった。 -- 案山子さん (2012-08-14 16:54:04) - 司狼「…………なにしようとしてんだ」あくまで抑揚なく、ただ静かに告げる司狼。チンピラ2「あん!?なにって……ナニに決まってんだろうが!!なんだてめぇ、お前も混じりたいのか!?」 -- 案山子さん (2012-08-14 16:55:13) - 下種な発言に対して、司狼はいつものニヒルな笑みを浮かべておらず、ただただ静かだった。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:02:18) - 蓮(女)(し、司狼………?) -- 名無しさん (2012-08-14 17:03:07) - チンピラの意識が司狼へ移り囲まれていく中、蓮(女)はいつもとは様子が違う司狼に疑問を抱いていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:05:26) - 司狼「………てめえら、なに俺の女に触ってんだ、殺すぞ!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:12:19) - チンピラ一同『!?』蓮(女)(し、司狼……)彼の本気で怒った形相で怒声を発していた。その瞳はギラギラしており、いつものヘラヘラした感じが消えていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:14:19) - チンピラ「な、なんだてめえやんのか!?」若干怯みながらも、チンピラは声を荒げる。そこへ、 -- 名無しさん (2012-08-14 17:16:42) - マキナ「邪魔だ」 チンピラ2「うお!?」 チンピラを押し退け、マキナが入ってきた。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:17:43) - マキナ「……まったく。いつから兄弟はお前の女になったんだ」チンピラ一同『!?』ズシッ、ズシッ、と一歩一歩踏み込みながら双腕を構えるマキナ。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:19:42) - 蓮(女)「マキナ………」 司狼「けっ、後から来たヤツに言われたくねえな」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:21:52) - マキナ「後先考えずに突っ込む男に言われたくはないな……だが」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:24:42) - 2人は周りのチンピラ達を睨む。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:25:51) - マキナ「まずは」司狼「ああ、邪魔な糞野郎どもの『掃除』が先決だな」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:26:53) - チンピラ達『!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 17:29:23) - 睨む二人の男たちから、尋常じゃないほどの神気と殺気が迸っていた。そして、背後にそれぞれ随神相を現出させていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:30:29) - 香純「蓮! 早くこっち!!」 蓮(女)「香純?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:34:10) - 騒ぎに気づいた香純がいち早く駆けつけ、蓮(女)の手を掴んで、そのまま引っ張っていった。チンピラ3「って、あ!女が逃げやすぜ!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:36:30) - チンピラ4「なにい!?」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:38:01) - 香純「あ、マズい!」気づかれたことにバレ、香純は何とか引っ張って逃げようとするが、香純「キャッ!」枝に躓いて転ぶ香純。 -- 案山子さん (2012-08-14 17:40:09) - 蓮(女)「香純!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:43:12) - チンピラ1「へへ!この怖ぇ奴らは放置だ!まずはその女から先に頂け!!」チンピラ5「ぎひひっ!なら、俺が頂き!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:44:48) - しかし、チンピラの襟首が凄い力で引っ張られる。 -- 名無しさん (2012-08-14 17:46:15) - 司狼「てめえらの相手は……オレらがしてやんぜえええええええええええ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 17:49:55) - チンピラ4「な!?;」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:51:45) - マキナ「早く行け!!」 香純「司狼、マキナさん、ありがとう!!」 蓮(女)「2人とも……」 -- 名無しさん (2012-08-14 17:53:58) - それぞれチンピラ一人ずつをボコッてから目配せをして、チンピラたちを行かせないように阻む。蓮(女)「怪我すんなよ!!」司狼&マキナ「当たり前だ!!」さらに相手に蹴りを入れた所で蓮(女)は頷き、香純と共に走っていく。チンピラ1「ちっ!おい増援だ!あの女共逃すんじゃねえぞ!折角の極上だ!!この夏を飾るに相応しい宴にしてやれ!!」チンピラ6「へい!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 18:54:39) - チンピラのうち2人が、マキナと司狼の隙を見て逃げ出す。 -- 名無しさん (2012-08-14 18:56:39) - 司狼「なっ!!ちぃっ!!」マキナ「マズイな……と、言いたいが」思わず舌打ちをする司狼と、マキナも同様に表情を曇らせる……と思われたが、忘れてはいないだろうか。この宴に、一体どのような集団が集結しているのかを。 -- 案山子さん (2012-08-14 19:01:37) - チンピラ「ヒャッハー。こっちにも上等なオンナがー」 ??「キャー。戒君怖ーい。助けてー(棒)」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:07:46) - 玲愛「…どうしたの?」 香純「先輩逃げて!!」 ちんぴら「一人増えた!!」 ??「私は、神罰の地上代行者。私の使命は、我が愛娘に汚れた手で触れようとする塵共を、その肉の一片にいたるまで滅尽滅相すること。エェイメン」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:12:09) - チンピラ「おっ、こっちにもいいオン…グハッ」 裏拳で吹っ飛ばされる。 螢「私は今は虫の居所が悪いの汚い手で触らないでくれる…そういえば藤井君は?」気が付けば蓮の姿がどこにもなかった。しかも女神と共に 螢「まさか…してやられたようね」どうやらリザとトリファに折檻をしている隙に抜け駆けされたらしいことを悟った。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:20:52) - 「ベイだ!ベイが一杯いる!!」 死神が獲物目掛けて疾駆する -- 名無しさん (2012-08-14 19:25:19) - 一方…蓮「…なんだか向こうが騒がしくないか?」マリィ「みんな楽しんでるみたい。ねーv」女神が微笑みかける先には…蓮(ショタ)「ねーv」 そこにはなんと幼い蓮の姿が…これはいったい。 蓮「…ホント胃が痛くなりそうだ」水銀「息子よ、家族が増えたことを卑下するのか?君はそんなに器の小さい男かね?」蓮「誰のせいだよ!!」話は少し前まで遡る。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:27:43) - 少し前。 マリィ「家族っていいよね、憧れちゃうなあ」 水銀「女神の願いならば、~~~(超高速で魔術の詠唱中)」 ポン 蓮(ショタ)「あれ、ここどこ」 というわけである。 -- 名無しさん (2012-08-14 19:31:28) - 蓮「なんでてめえはいつもいつも事を荒立てるんだ!!」水銀「あはは!女神の頼みを無碍にするなど、森羅万象三千大千世界あらゆる万象を壊してでも有り得んよ」 -- 案山子さん (2012-08-14 19:35:05) - 蓮「てめえマジぶっ殺す!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:36:51) - 水銀「ははは照れることはない!!家族が増えたのだ!!大いに喜びたまえよ、我が息子よ!!!!」蓮「時よ止まれ!!おまえは美しい!!!!」ブチ切れて形成を発動させる息子。 -- 案山子さん (2012-08-14 19:42:07) - マリィ「カリオストロ、この子はどうしたの?」水銀「マルグリット、君と出会う前にホムンクルスをいくつか作ったことがあってね。息子よ、それらのノウハウを生かした集大成でもある。この子は息子を作る際に余っていた材料を用いて作ったものだよ…ただし、この子は息子自身の血を使っている。つまり…」マルグリット「…つまり?」水銀「その子は我が孫にしてツァラトゥストラの息子というわけだ。君とツァラトゥストラが結ばれれば君はめでたくこの子の母親となるわけだ」マリィ「!!!(///□///;)」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:45:58) - 蓮(ショタ)「?」 -- 名無しさん (2012-08-14 19:53:28) - 蓮「勝手に俺を父親にするんじゃねぇ!!俺は…」蓮(ショタ)「お父さん、どうしておじいちゃんを虐めるの?僕のせいなの?」蓮(ピタッ) -- 名無しさん (2012-08-14 19:56:37) - マリィ「蓮、怒らないであげて」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:00:47) - チンピラ「ヒャッハー!!金髪美少女発見!!」 八つ当たりに最適の砂袋登場 -- 名無しさん (2012-08-14 20:02:59) - 蓮「あ゛?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:07:24) - 水銀「ああ、最早救い難い愚劣なる無知蒙昧」 淡々とだがブチ切れている水銀。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:08:54) - チンピラ「え?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:11:41) - マリィは無言で蓮(ショタ)を優しく抱き上げる。蓮(ショタ)「どうしたの?」マリィ「大丈夫、なんでもないから」幼児に凄惨な光景を見せないよう自身の豊かな胸に顔を埋めさせた。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:18:58) - 蓮「親父、今だけは協定にしておいてやる」水銀「ああ我が息子よ。今我らの目の前に現れた無知蒙昧にして愚劣極まるこの者を共に『断罪』しようではないか」蓮「へへっ……気が利くじゃねえか」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:20:05) - 水銀「WWWWWWWWWWWWWWWWWRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:22:42) - 蓮「死に晒せえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:25:14) - ???「な、何が起こってるの?」 そこらじゅうで起こる騒動にびくびくとしている青紙の少年がいた。名をヨハン、イザークの双子の弟にして香純の曽祖父、つまり黄金の息子である。常人たる彼は家族との関わりが殆ど無かったが、この祭りを通して少しでも交流をしたいと考えていた。…のだが、結局声をかけられない内にはぐれてこの状況である。 -- 名無しさん (2012-08-14 20:29:25) - そんなヨハンを凝視するチンピラども。 チンピラA「おい、あの餓鬼良いんじゃねえか?」 チンピラB「いや、あれ男じゃねえか」 チンピラA「だからいいんだろうが、俺はああいう方が興奮すんだよ……」 チンピラB「わ~お、ひっでえなお前は」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:33:18) - ヨハン「え?な、何なんですか!?近寄らないでください!!」チンピラA「んな堅いことを言わないでさ、俺たちとイイコトしないかい?」 -- 案山子さん (2012-08-14 20:37:32) - 「ぐええええ!!」 突如蛙が潰れるような声を出すチンピラ リザ「あら、ヨハン」 片手でチンピラの頭を鷲掴みにして持ち上げながら、朗らかに話し掛けるリザ -- 名無しさん (2012-08-14 20:41:56) - ヨハン「え?あれ?あの……」チンピラB「お、おい兄弟!!てめえ、おいこの糞バ――」ヨハンが涙目で何かを言おうとするが、チンピラがリザに殴りかかろうとした刹那―― -- 案山子さん (2012-08-14 20:44:32) - リザ「ふっ!」チンピラB「ぐべら!?」鷲掴みにした男を宙に放り、すかさず目にも止まらぬ回し蹴りがチンピラを薙いだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 20:49:14) - リザ「だ・れ・が・バ・バ・ア・で・す・っ・て?」 -- 名無しさん (2012-08-14 20:55:43) - メシメシメシメシメシメシメシメシメシメシ!!!!!!!!!!!!!!!! チンピラB「痛てええええええええええええええ!!!!!!!!!!頭、頭が割れるうううううううううううううう!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:00:26) - チンピラ「チッ…この女強えぞ!囲い込めぇ!」幹部格らしい男が指示を出すと体制を整えて囲みだす。どうやらこの男の取り巻きは他とは一味違うようだ。チンピラ「さあて…どう料理するか」ラインハルト「ほお…卿は料理に興味があるのか?」後ろを振り返ると巨大な黄金の闘気を纏わせた獣の姿が… -- 名無しさん (2012-08-14 21:01:47) - 一同『!?Σ(゜□゜;)』黄金「どうしたね?卿も料理に興味があるのなら、是非とも試してみたいのだが」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:05:11) - 黄金「戦斧を持った上級大将風に言うなら」 獰猛に笑って 「フリカッセの具にしてやる。といったところか」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:09:08) - 一同『ヤベエ!?なんかこいつ一番ヤベエよ!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-08-14 21:11:34) - エレオノーレ「ハイドリヒ卿、この程度の輩、あなたの手を煩わせるまでもありません」 チンピラ一同『超おっかねえ姉ちゃんきた!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 21:25:01) - 今の今まで爆走し、軽く富士山の頂上まで行っていたエレオノーレは、これまた直ぐに戻り事の状況を理解していた。 -- 案山子さん (2012-08-14 21:27:01) - エレオノーレ「折角の祭りを汚す愚物どもが…」縁日を台無しにしないように最小限に抑えた活動を発動させた。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:29:40) - リザ「聞いてエレオノーレ! この人達、ヨハンを襲おうとしたのよ」ヨハンを抱き締めながら火に油を注ぐ。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:34:49) - ピクンッ!! エレオノーレ「……なんだと?」チンピラ一同『!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-08-14 21:36:41) - リザの言葉に、エレオノーレの石油タンクにニトロが突っ込んだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 21:40:35) - その頃 螢「「ここまでくれば大丈夫のはずよ」蓮(女)「こんなかっこじゃなきゃ叩きのめしてやったんだけど」香純「でも、今日はどうしてあんなにチンピラが…」玲愛「前の戦いで遊佐くんたちのねぐらが一度ぶっ飛んじゃったから、それで統制が弱まって蜘蛛の子のようにチンタラしてるみたい」蓮(女)「それはまた迷惑な…ん?」向こうでちょうどチンピラの別働隊を片づけた蓮たちを見つける。 -- 名無しさん (2012-08-14 21:43:53) - 蓮「あ、お前ら…」香純「蓮、こんなとこにいたの?」玲愛「やっと見つけたよ、藤井君」螢「ずいぶんと暴れてたみたいね…」周りに倒れているチンピラの屍の山を見て -- 名無しさん (2012-08-14 21:47:01) - 蓮「大したことはないさ。あ、お前……」 蓮(女)「またお前か」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:50:09) - その時・・・&br()水銀&黄金「流出!!!!」灼熱&漆黒&暴風&鍍金&自滅&塵屑&閃光「創造!!!」尼僧「形成!!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 21:51:31) - 蓮「!?皆、伏せろォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 21:53:30) - ヒロイン達『!?』 -- 名無しさん (2012-08-14 21:55:24) - ズドォーン 蓮(ショタ)「お父さん…今の花火?」蓮「いや、花火じゃないから…」蓮(ショタ)「じゃあ何?」蓮「知らない方がいいこともある」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:57:22) - 蓮(女)「所でさ、一つ聞いていい?」蓮「…なんだ?」蓮(女)「マリィの抱いているその子は誰?それにお父さんって…」蓮「…この子は」水銀「私の孫にしてツァラトゥストラの息子だよ」賊を片づけて即座にこの場に戻ってきた水銀の蛇が言った。気まずい沈黙の末 一同「はぁ!?」蓮「てめぇは黙ってろ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 21:59:44) - マリィ「ちなみにお母さんは私だよv」満面の笑みで 蓮「空気を読んでくれ!マリィ!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:00:57) - 玲愛&香純&螢&蓮(女)「………………………………」無言のプレッシャー×四。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:03:04) - マリィ「おいでーv」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:03:47) - ↑ミスりました; 無視していいです。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:05:43) - ↑いいえ、採用します。蓮(ショタ)「わ~い!お母さ~ん!」テチテチ寄って行き、マリイの胸元へ抱きつく孫。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:06:33) - ヒロイン達「…………」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:09:34) - ジリジリと迫るヒロインたちに蓮は後退る。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:11:37) - 蓮「ま、待て待て!! 話せばわかる!!;」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:14:01) - 蓮(女)「お前、ある意味俺だけどいつの間に……」 口火を切ったのは蓮(女)。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:14:34) - 香純「ヒドいよ、蓮!!あたしというものがありながら!!」次に攻撃をしかけたのは、幼馴染。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:16:03) - 螢「藤井君……」蔑むように目を細めて見るツンデレ。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:20:16) - 玲愛「認めない……絶対認めない…」ブツブツと独り言のように呟く電波。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:27:43) - 玲愛「ある日気が付いた時から不快だった何かが藤井君の周りにヘバリ付いている何だこれは鬱陶しいぞ消えてなくなれ私は彼で満ちているからそれ以外の者は消えろ滅!尽!滅!相!」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:28:15) - 水銀「…私の世界では男(神)一人に女(神)一人、等という法は無かったのだがな…大変だな、息子よ………あ、娘を半陰陽にすれば一人当たりの担当する量も減るな。どうする?やるかね?未知だぞ?」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 22:33:19) - 蓮「これ以上爆弾をバラ撒くな!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:34:30) - 蓮(女)「これ以上、俺の性別いじくんな!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:35:39) - 水銀「ははは冗談だ。第一愛娘には思い人がいるしな」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:40:01) - 言った瞬間、蓮(女)「……………………!!!!Σ(///□///;)」 -- 案山子さん (2012-08-14 22:41:58) - 蓮(女)「てんめぇ…」そこに…マリィ「喧嘩はダメぇ!」一触即発の状態の中、急激にさっきを霧散させる女神の声が響く。蓮(女)「マ、マリィ…」マリィ「この子が怖がってるでしょ」女性陣「うっ…」マリィの抱く幼い蓮(ショタ)が震えてるのを見た彼女たちは一気に怒気を沈める。 -- 名無しさん (2012-08-14 22:45:51) - 水銀「あははははははは!!!!!!!どうやら私の勝利のようだな」マキナ「お前は邪魔だ」水銀「ぐべれは!?」と、そこに背後から双腕から繰り出される百烈拳によって、水銀は反応することなく沈んだ。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:49:21) - 蓮(女)&香純「マキナ(さん)!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 22:51:02) - マキナ「安心しろ……これは諠譁ではない。『粛清』だ」邪魔したな、と言って彼は水銀の頭を鷲掴みにして、そのままズリズリ……と地面を引きずって行かれた。 -- 案山子さん (2012-08-14 22:52:45) - 後に残るは…… 蓮「……………………」ヒロイン達「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-14 23:05:13) - 怖がる蓮(ショタ)と、我が子を守ろうとするマリィという構図が出来ていた。 -- 案山子さん (2012-08-14 23:16:50) - 玲愛「…藤井さん、これ」と玲愛は事もあろう二子供の前で、大○の玩具を取り出した。玲愛「これがあれば、半陰陽にならなくても平気だよ。私は藤井さん(運命の人)の性別とか気にしないから。」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:20:51) - 蓮(女)「結構です!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 23:24:04) - 香純「///そうですよ先輩。別にそんなの使わなくても繋がれます!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:25:27) - 蓮(女)「繋がりたくなんてない!俺はノーマルだぁ!!」 -- 名無しさん (2012-08-14 23:27:52) - 螢「そうよ、綾瀬さん。///恥ずかしいけど、私が着けるわ、貸して!」 -- 愛の伝道師? (2012-08-14 23:35:24) - 蓮(女)「やめろ!いや、やめてください!お願いします!」 -- 案山子さん (2012-08-14 23:36:46) - 蓮「流出<アティルト>…新世界へ語れ超越の物語<レースノウァエ・アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ>」その言葉と共に玲愛たちが気が付くころには3人の蓮とマリィの姿は消えていた。  -- 名無しさん (2012-08-14 23:50:17) - 蓮(女)「すまない、助かった…」蓮「他人事じゃないからな…」マリィ「レン、大丈夫」蓮(ショタ)「お父さんが二人?しかも女の人?」 -- 名無しさん (2012-08-15 00:19:43) - 何とか玲愛たちから逃れられた一同の内、知らず蓮は息を荒げていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:27:16) - そんな彼に二人の女性と幼い蓮が気に掛けようとした瞬間、 ガシッ!! 三人「!?」背後から口元をハンカチで押さえられ、抵抗できぬように両腕を塞がられていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:29:51) - チンピラ001号「ほう?呼ばれて来てみれば、いるもんだな。上玉がゴロゴロと」チンピラ002号「へへっ……大人しくしたほうがいいですぜ!」蓮「な……んだと……」新たに現れた伏兵に、蓮は驚愕を禁じえなかった。しかも、先程の連中よりもヤバそうな雰囲気であり、銃器なども有しているように蓮は感じた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:45:18) - 蓮「ちっ!!時よ――」チンピラ001号「おっと、動くなよ」蓮「!!」再び時を止めようとした刹那、チンピラの内のリーダー的存在が徐にマリィの頭に銃口を押し当てていた。 マリィ「んー!!むぐぐー!!むー!!(卑怯だよ、離してよ!!)」 -- 案山子さん (2012-08-15 03:53:45) - 藻掻き抵抗するマリィ。 蓮「マリィ!!」ピツゥン!! 蓮「ぐっ……!?」チンピラ001号「……だから、動くなって言ってんだろうが。言うこと聞かないからこうなるんだぜ?お兄さん」下種の笑みを浮かばせながら言うチンピラの前に、蓮は右肩を押さえていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 03:59:03) - そう、蓮を撃ったのはサイレンサー付き拳銃であった。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:00:41) - 三人「!?」撃たれた蓮の右肩からは、血が出血し折角の着物を朱色で染め上げていた。だがさらに、 チンピラ002号「まあ、追跡されても面倒だ。『足』を封じるか」言った瞬間、ププツゥン!! 蓮「んぐっ……!!」さらに左足太腿にサイレンサー付き拳銃が牙を剥いた。膝を着く蓮にマリィは目から涙を流しており、蓮(ショタ)も藻掻きながら塞がれた手の中で泣きじゃくっていた。あの蓮(女)はチンピラたちを鋭い目つきで睨んでいた。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:06:05) - 誰もいなく薄暗いこの場所では流石の彼らでも感づくのは厳しい。だが、シュライバーたちは聖槍十三騎士団の者たち。並みの聴覚をしているわけではないのだ。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:08:13) - 既に人外の領域にいる連中だと連絡を受けていたので、それ相応の『準備』をしてきた、ということなのだ。チンピラ001号「おい、さっさと車に乗せろ。奴らがすぐにでも来るぞ」002号「ヘイ……!それはそうと」001号「なんだ?」002号「そこの小僧はどうするんです?」001号「あん?決まってんだろ、んなもん。逃走の邪魔になる奴ってのは相場でボコられるのが常套句なんだよ」 -- 案山子さん (2012-08-15 04:10:33) - 悪党の笑みを浮かべ、手下に命令を下したのだった。 -- 案山子さん (2012-08-15 04:11:26) - …… 境内のチンピラ一同一掃後、 -- 案山子さん (2012-08-15 04:12:34) - 黄金「よ!(^ー^)」…よくよく考えてみればこの世界は黄金が地上に作り上げたグラズヘイム。ならず者がいくらいてもおかしくはないのだが、と言っても所詮騎士たちに殺される程度。蓮を傷つけることが出来たのもハイドリヒの軍勢として認識していたから。そしてさらに言えば、水銀「や!(^ー^)」…その世界すら多元宇宙の一部であるということ。この世界には絶対的神と絶対的(親馬鹿)変質者がいる。しかも変態は長年にわたり女神を観察(という名のストーキング)を行っているわけで、たとえハイドリヒの目を逃れたとしてもマルグリットが関わる時点で変態は来る。 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 04:17:31) - つまり、詰みゲー -- 愛の伝道師? (2012-08-15 04:19:21) - シュピーネさんと同様、彼らは永劫の敗者。水銀の呪いがどれほどのものか、氷室玲愛の復讐がどれほどのものか、いや、そもそもハイドリヒ卿が秘密警察の長をやっている時点で、彼にヴァルハラの光は訪れない。 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 04:21:54) - チンピラ達『な!?て、てめえら!!一体どこから!?』 -- 案山子さん (2012-08-15 04:23:17) - 蓮をボコッた後、蓮(女)たちを車に入れている最中に、音もなく彼らはニコやかにしていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 05:58:30) - 黄金「あははははは!!!!」水銀「あははははは!!!!!」二人の双首領は高笑いをしていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:14:17) - 玲愛「選ぶが良い。拷問と処刑のどちらかを」 左右に魔女の鉄槌と串刺し公を従えた、太陽の子が問う -- 名無しさん (2012-08-15 07:16:39) - 司狼「まあ、といっても」マキナ「生きて帰れる……などと、思うな」二人の最凶コンビが骨を鳴らしていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:21:53) - エレ「焼死体が好みか?」背後に魔法陣を浮かばせながら、鋭い眼光で睨みながら赤き女が問う。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:31:01) - 螢「それとも嬲られたい?」ヒヒイロカネを構えたツンデレヒロインが問う。 -- 案山子さん (2012-08-15 07:51:57) - シュライバー「泣き叫べ劣等。今夜、ここに救いの手はいない」二挺拳銃の銃口を光らせる隻眼がいた。 -- 案山子さん (2012-08-15 08:21:39) - ベアトリス「感電死っていう選択肢もありますよ」 -- 名無しさん (2012-08-15 08:28:34) - 雷を纏った戦乙女が笑う -- 名無しさん (2012-08-15 08:39:30) - 水銀「どの神がいい。選ばせてやろう。二元論、堕天奈落、悲想天。どいつもこいつも並行世界(可能性の宇宙)に気付けなかった無知蒙昧だがなぁ~。」黄金「…卿の態度の変わりようも相当怖いぞ?」 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 11:19:19) - マリィ「カリオストロ!お願い助けて!!」ショタ蓮「おじいち&quot;ゃ~ん!」二人とも泣きながら願う。 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 11:20:54) - チンピラ003「ち、近よるな!! 近づけばこいつの命はないぞ!?」蓮(女)の首筋にナイフを突き立てる。 -- 名無しさん (2012-08-15 11:23:51) - 蓮(女)「!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:24:17) - チンピラの度重なる暴挙に、変人と戦友と騎士団はたちまち邪神に変わる。 -- 名無しさん (2012-08-15 11:25:41) - そこに…蓮「時よ止まれ」 チンピラ「!?」 気が付いてみれば女たちが彼らの手の中から消えていた。 水銀「流石だ。我が息子よ」消耗から回復した蓮はすかさず時を止めることによって3人を救いだしたのだ。 -- 名無しさん (2012-08-15 11:29:11) - マリィ「蓮!」 蓮(ショタ)「お父さん!!」 蓮(女)「お前……」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:33:08) - 蓮「ちっとは、かっこいい所見せねえとな……後はだ、俺の女泣かせた奴は殺す!」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:37:13) - マリィ「! レン、傷が!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 11:40:14) - 水銀「Disce libens.」”座(変態)”から蓮に力が流れ込む。ついでに、体力を回復してやろう。水銀「後は、気の赴くままにすればよい。」 -- 愛の伝道師? (2012-08-15 12:05:48) - 蓮「・・・・・今回だけは礼を言う」 -- 名無しさん (2012-08-15 13:00:01) - 水銀「はははは礼など言う必要などあるまい。後でお前の幼少期の恥ずかしい写真や映像などを他の皆に公開してもよいのなら、それだけでいいぞ」蓮「……この野郎」 -- 案山子さん (2012-08-15 13:08:09) - 黄金「では卿ら、始めるとしようか・・・・・」 -- 名無しさん (2012-08-15 13:15:28) - 騎士団『了解しました、我が主《ヤヴォール・マインヘル》』 -- 案山子さん (2012-08-15 13:22:59) - チンピラ『ひいいいいいいいい!!?;』 -- 名無しさん (2012-08-15 13:31:12) - その後、チンピラたちを見たものはこの世にいなかったとさ。 -- 案山子さん (2012-08-15 13:45:24) - いや、多分観測者にももう見つけられないだろうね★ -- 愛の伝道師? (2012-08-15 13:50:02) - 虐殺というのも生ぬるい惨劇の後、惨劇を引き起こした者達は実に爽やかにそろそろ始まる花火の場所取りをしていた。 -- 名無しさん (2012-08-15 13:50:22) - 蓮(女)「なあ2人とも……大丈夫か?」 司狼「おいおい、誰に対して言ってんだよ?」 マキナ「………問題ない」 -- 名無しさん (2012-08-15 13:53:22) - 蓮(女)「俺のためにお前は無茶しやがって……怪我でもしたらどうすんだよ」二人に挟まれる形で歩きながら俯く。 -- 案山子さん (2012-08-15 13:55:17) - 司狼「バーカ、男の俺はいいけどな…お前の顔にキズでもついたらどうすんだよ」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:05:55) - マキナ「……こいつに賛同はしたくはないが、俺も同じ意見だ」 -- 案山子さん (2012-08-15 14:07:46) - 蓮(女)「え………?」 シュライバー(ほうほう( ̄ー ̄)ニヤリ) -- 名無しさん (2012-08-15 14:13:09) - 蓮(女)は二人を交互に見る中、背後でシュライバーがニヤニヤしながらカメラのシャッターを切っていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 14:15:13) - シュライバー(ゲオルギウスったら、てっきり当て馬で終わるのかと思ったけど……いい感じじゃん?) -- 名無しさん (2012-08-15 14:18:27) - ベア(そうですね~。てっきりマキナ卿とそのままゴーかな~って思ってたんですけど)リザ(今あの二人の株は急上昇しているわね)マレウス(あぁ……いいわね。若いって) -- 案山子さん (2012-08-15 14:21:02) - 完全に三人を楽しそうに背後から見ている連中は、ある意味でタチが悪いといえば悪い。 -- 案山子さん (2012-08-15 14:35:09) - 戒(ち、ちょっとみんな……ダメだよ盗み見なんて) ベアトリス(戒だって見てるじゃない) 戒(そ、それはその……やっぱり気になって) -- 名無しさん (2012-08-15 14:37:23) - 玲愛(これはこれでありね)香純(あ、ありなのかな……;)黄金(ふふふ……マキナとゲオルギウス。どちらを取るのかな?)イザーク(楽しそうですね、父様) -- 案山子さん (2012-08-15 14:47:27) - 司狼「てゆうか怪我してないだろうな? ないならないでいいけどさ」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:53:01) - 蓮(女)「あ~ないといえばないけど」マキナ「……どうした」蓮(女)「あのチンピラの一人に、ナイフで少し腕浅く切られたんだ」司狼&マキナ「……なんだと」 -- 案山子さん (2012-08-15 14:55:43) - 蓮(女)「あ、でも大したことは」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:56:51) - 司狼「滅尽滅相!!!」 マキナ「一撃必殺!!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:58:58) - チンピラ「えっ?ちょっと!もう散々やられtぐっはああぁあぁあああああっ!!!???」 -- 名無しさん (2012-08-15 14:59:35) - 蓮(女)「ちょっと!?」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:00:18) - 水銀「娘よどこを怪我したのだ外傷はどの程度なのだ相手の特徴はナイフの種類はああ我が娘を手に掛けた以上生かしておく価値などない!!Ira furor brevis est Sequere naturam!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:05:57) - 蓮(女)「おい!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:15:37) - 玲愛「滅尽滅相!!」螢「滅尽滅相!!!!」香純「滅尽滅相!!!!!!!!」マレウス「滅尽滅相!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:17:48) - 蓮(女)「みんな!?」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:19:19) - ザミ「分かっているな!?キルヒアイゼン!!」ベア「ええ、女の敵は皆の敵です!!」ザミ&ベア「創造《Briah》!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:20:39) - 蓮(女)「みなさーん!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:25:48) - 黄金「我が愛は破壊の慕情。総てを愛そう、例外はない。故に」イザーク「はい、父様」黄金&イザーク「創造《Briah》――」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:30:14) - 蓮(女)「ちょっとー!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:31:03) - シュライバー「傷物にした?ふふふ、ふはははははは……いいよ。僕の轍にしてやる!!死世界・凶獣変生!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:38:52) - 蓮(女)「待ってー!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:40:25) - ベイ「くくくくく……ちょうどいい憂さ晴らしだ!!!!たっぷり吸い殺してやるよ!!!!創造《Briah》!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:42:39) - 蓮(女)「おーい!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:44:19) - 蓮「すぐ済ませて来るから、待っててくれよな」マリィ「ジャンル違いが、のさばるんじゃないわよォォォォォォォォ!!!!!!!!!!」蓮&マリィ「流出!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 15:46:02) - 蓮(女)「お前らもかよ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-15 15:51:17) - 漣「みんな~!がんばれ~!」全員『まかせろ!!!!』 -- 案山子さん (2012-08-15 16:00:22) - 蓮(女)「やめてー!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:04:53) - しばらくした後… 蓮(女)「どうすんだよ、これ…」 一同「……(ばつの悪そうな顔)」 漣「お店までつぶれちゃった…」 全力で力を行使した結果…多くの屋台をチンピラ諸共叩き潰してしまった。 -- 名無しさん (2012-08-15 16:11:28) - 戒「さ、さて……もうそろそろ花火を見る場所か、確保しないといけないね」爽やかそうに最初に切り出したのは戒。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:13:01) - 蓮(女)「戒さん、なんかすみません;」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:15:33) - 戒「い、いいんだよ僕は。この中で唯一攻撃をしていないしね;」そう、他の皆は確かに攻撃はしたが、彼だけは彼の特性故に『攻撃』はしていなかったのだ。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:17:33) - 黄金「ふう、それでは花火の場所取りに移ろうか」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:28:15) - 蓮(女)「何事もなかったようにした!?」 -- 案山子さん (2012-08-15 16:31:55) - … 戒「鈴叔母さんの話だと、この辺が花火を見るには絶好の場所だそうです」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:41:31) - あの後、一同は何事も『なかった』かのような自然な動作で移動していた。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:43:07) - 蓮(女)「……………;」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:43:49) - もはやどうにでもなれと言わんばかりに、溜め息を零しながら歩いていた。流石の他の連中も負い目を感じているのか、何も言わずに皆が視線を合わせぬよう、器用に歩いていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 16:47:28) - 戒「あ、あそこです」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:48:48) - 戒が指差した先には―― -- 案山子さん (2012-08-15 16:50:59) - 月下美人の蕾の、花畑があった。 -- 名無しさん (2012-08-15 16:54:38) - 黄金「ほう……」水銀「これはこれは」香純「キレ~イ♪」螢「兄さん、流石です♪」 -- 案山子さん (2012-08-15 16:57:34) - エレオノーレ「これはなんだ?」 -- 名無しさん (2012-08-15 16:59:45) - ベア「流石は戒だわ♪私と結n」戒「それはまだ早いんじゃないかな?」ベア「…………orz」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:01:04) - マキナ「なんだ、この花は?」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:07:04) - 司狼「なんだ?んなことも知らねえのかよ」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:13:10) - エリー「これはね、『月下美人』っていうのよv」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:16:06) - シュライバー「『月下美人』?なにそれ?」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:20:58) - 司狼「へへへっ、それはだな………って、え?」 エリー「(^-^)ニコニコ」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:22:34) - 司狼「え、エリー!?; 今日は用事があったんじゃ!!?;」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:24:51) - 香純「あれ?エリーちゃんだ」螢「確か遊佐君が、あなたは外せない用事があるとか言ってたわよ?」司狼「そ、そんなこと口に出した覚えはないな;」マキナ「……いや。確かにこいつは口に出して言っていたぞ」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:26:25) - エリー「ああ、アレ? せめて花火だけでも見たいと思って、早め済ませてきたんだv 司狼と一緒に……ね」 -- 名無しさん (2012-08-15 17:30:31) - 司狼「!?」 -- 案山子さん (2012-08-15 17:43:58) - 司狼「だが、アレはこんな早く済むようなもんじゃ・・・」エリー「そりゃ私たちだけじゃ無理だったよ。だから、親切なおじさんに手伝ってもらって・・・」司狼「・・・親切なおじさん?」シュピーネ「・・・はぁ、今日一日の影の苦労がやっと報われます。こっちは散々でしたよ」そこにはげっそりとした表情の紅蜘蛛が・・・ -- 名無しさん (2012-08-15 17:50:12) - 全員『あんたいたの!?』 -- 案山子さん (2012-08-15 17:51:03) - シュピーネ「失敬な!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 18:07:35) - 反論するシュピーネであったが、不意に肩に手が置かれた。司狼「…<ニコッ>(^ー^)太・極」 -- 案山子さん (2012-08-15 18:10:54) - シュピーネ「ちょっと待ってください!私がいなければあの賊との戦いで起きた被害請求書の類が今頃あなたたちの元に届てますよ。そうなればここでこうして花火になぞ見られなかったというのに…」 -- 名無しさん (2012-08-15 18:12:29) - シュライバー「ん~だけどね?シュピーネ。その愉悦に染まった顔は」ベイ「どうしようもなく」エレ「我々を」マキナ「苛立たせる」マレウス「だから」螢「あなたは」神父「さっさと」リザ「退場して」イザーク「もらえる」黄金「かな?」 -- 案山子さん (2012-08-15 18:15:17) - シュピーネさん「ええっ!? そんな理不尽な、ああもう解りましたよ。帰ればいいんでしょ帰れば!!」 軽く泣きながら逃げかえっていった。 -- 名無しさん (2012-08-15 18:16:29) - 蓮「シュピーネ……哀れな奴(涙」 -- 案山子さん (2012-08-15 18:29:22) - エリー「さ〜て、司狼v」 司狼「!?Σ(゜□゜;)」 エリー「どうせ私がいないあいだに蓮ちゃんと仲良くしてたんでしょ? ここからは私と一緒にいましょv」 司狼「ちょ!?;」 -- 名無しさん (2012-08-15 18:52:33) - シュピーネ「今回ばかりは許せません…大人として仕返しを…」携帯を取り出してある者へ連絡を取る。 シュピーネ「ええ、花火の最後に・・・ええ、よろしくお願いします。謝礼はそのあとで・・・では」電話を切った。 シュピーネ「では、今のうちに避難しておきますか」 -- 名無しさん (2012-08-15 19:41:40) - エリー「さあ、あっちへ行きましょうね〜v」 司狼「れええええええええええええん!!!!!!(;□;)」 -- 名無しさん (2012-08-15 19:43:50) - 戒「………行っちゃったね」 ベアトリス「やっぱこうなっちゃいますか」 シュライバー「あ〜あ、惜しかったねゲオルギウス」 ベイ「所詮、当て馬は当て馬か」 -- 名無しさん (2012-08-15 19:46:36) - 皆が地面を引っ掻くようにしながら足を持たれてながら引っ張られていく司狼を見て、感慨深く頷いていた。 -- 案山子さん (2012-08-15 19:57:32) - 蓮「司狼…………;」 -- 名無しさん (2012-08-15 20:07:44) - もはや同情の念を隠しきれず、涙がホロリ。 -- 案山子さん (2012-08-15 20:57:59) - 黄金「お、始まったようだ」 -- 名無しさん (2012-08-15 20:59:21) - ドンッ!!ドドンッ!! 色鮮やかな花火が宙へ打ち上げられ、爆音と共に散っていく。香純「た~まや~!!」戒「か~ぎや~!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:07:07) - ベアトリス「わ〜、綺麗v」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:14:03) - エレオノーレ「ふんっ……まあ、こういうのも悪くはないだろう」リザ「ふふふ……それもそうね」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:17:08) - イザーク「父様見てください!」 黄金「ああ……、美しいな」 水銀「ふむ、ここは素直に見とれることとしようか」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:19:48) - マリィ「きれいだね♪」蓮「ああ、そうだな」漣「た~まや~!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:20:43) - シュライバー「へ〜、日本の花火もいいね」 マキナ「……そうだな」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:24:27) - ベイ「ま、たまにはだがな」シュライバー「はいはい、相変わらず君はツンツンしてるね。ベイ」ベイ「うっせぇ!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:35:57) - ヨハン「…………!」 -- 名無しさん (2012-08-15 21:39:55) - リザ「あら?どうしたの?ヨハン」 -- 案山子さん (2012-08-15 21:45:03) - ヨハン「か、母様。その………」 リザ「?」 ヨハン「ぼ、僕……こんな綺麗なもの初めて見ました!」年相応の嬉しそうな笑顔になる。 -- 名無しさん (2012-08-15 21:57:07) - リザ&香純&螢&マレウス&玲愛&ベアトリス&エレオノーレ『!?』全員に差はあれど、皆が不意打ちとはいえその笑顔にドキッ!!としたのは、言うまでもない。 -- 案山子さん (2012-08-15 21:58:48) - リザ「っ………ヨハン!」ギュッとヨハンを抱きしめる。 -- 名無しさん (2012-08-15 22:02:30) - ヨハン「え?え?ど、どうしたんですか?母様?」 -- 案山子さん (2012-08-15 22:13:35) - ルサルカ「……美しい親子愛ってとこかしら」 -- 名無しさん (2012-08-15 22:15:44) - ベアトリス「そうですね……それに引き換え」チラッ エレオノーレ「……なんだその目は。何が言いたい、この馬鹿娘」 -- 案山子さん (2012-08-15 22:23:42) - ベアトリス「いえいえw」 -- 名無しさん (2012-08-15 22:29:51) - エレオノーレ「……………………」ベアトリスの不穏な思考を読んで、エレオノーレは問答無用のアイアンクローを発動させた。 -- 案山子さん (2012-08-15 22:31:45) - ベアトリス「ぐげえええええええええええええええええええ!!!!!!;」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:11:19) - 戒「南無阿弥陀仏」螢「兄さん、花火を見ないともったいないわよ?」 -- 案山子さん (2012-08-15 23:12:56) - 戒「そ、そうだね………ん?」 螢「どうしたの?」 戒「螢、見てごらん」 螢「あ……」 見れば月下美人の花が咲いていた。 -- 名無しさん (2012-08-15 23:17:07) - 全員『ほう……』ベア「ぐげええええええええええええええええ!!!!!!!」皆が感嘆とする中、ベアトリスの悲鳴だけが木霊する。黄金「黙らせろ、ザミエル」赤「ヤヴォール!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 23:19:21) - ベアトリス「ぎゃふん!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:20:09) - アイアンクローから手を離し、プッツンオラ状態でベアトリスの腹部へ拳の乱れ打ちが炸裂した。 -- 案山子さん (2012-08-15 23:22:58) - エレ「逝けえええええええええええ!!!!!キルヒアイゼンよ!!!!!」 -- 案山子さん (2012-08-15 23:28:53) - ベアトリス「のおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:36:22) - ……最後の絶叫を最後に、ベアトリスの息の根が止まった(一時的に)。 -- 案山子さん (2012-08-15 23:49:42) - シュライバー「………綺麗だねーv」 -- 名無しさん (2012-08-15 23:51:07) - 蓮(女)「・・・こうして一緒に祭りを楽しむのは初めてだな」マキナ「・・・そうだな」 -- 名無しさん (2012-08-16 00:21:47) - 良いムードで寄り添う二人。自然と蓮(女)は頭をマキナの肩に乗せるが、彼は逃げようとせず、ただじっとしていた。 -- 案山子さん (2012-08-16 00:24:24) - ???「さてと、楽しい祭りも次の花火でおしまいか…」色白の美しい女が不気味な笑みを浮かべる。 ???「あんな小物の依頼を聞くのはシャクだけど…僕はこういう楽しい催しは嫌いじゃないしね…さあ、クライマックスを始めようか」 -- 名無しさん (2012-08-16 03:06:07) - ???「イザヘル・アヴォン・アヴォタブ・エルアドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ ヴァイルバシュ・ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシュメン・ベアツモタヴ・・・呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ纏いし呪いは、汝を縊る帯となれゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー 暴食のクウィンテセンス。肉を食み骨を溶かし、霊の一片までも爛れ落として陵辱せしめよ 死に濡れろ――――暴食の雨 <グローインベル>!!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 03:08:39) - 女がその細い腕を覆う巨大な銃を天へと向けると、銃口からおぞましい何かが打ち上げられる。それは天に溶けたかと思うと、次の瞬間凄まじい豪雨がこの一帯に降り注ぐ。それはかつて旧世界・・・堕天奈落の世で猛威を振るった腐敗させる血色の酸の雨だ。 -- 名無しさん (2012-08-16 03:12:40) - 今最後の花火が打ちあがる。ラストを飾るにふさわしい盛大かつ豪奢な彩に夜空を染めるほどの美しさだ。漣「わぁ~」マリィ「綺麗…」蓮「こりゃ・・・すげえや」蓮(女)「ああ・・・」マキナ「・・・かつての先勝パレードでもこれほどのものはなかった」皆が感動に浸るその時・・・ -- 名無しさん (2012-08-16 03:20:23) - 黄金「むっ…」黄金が眼光が夜空を射抜かんとばかりそこへ向く。 イザーク「父様?」 黄金「この場から引け…今すぐにだ!」あの黄金が珍しく声を荒げた叫んだ次の瞬間、全てを溶かし貪りつくす暴食の雨が降り注いできた。 -- 名無しさん (2012-08-16 03:26:25) - 香純「え?なに?なんなの!?」螢「!?綾瀬さん、逃げて!!」リザ「玲愛!!あなたも一緒に行くわよ!!」玲愛「う、うん!!」エレ「ブレンナー!!ヨハンも連れて行け!!」非戦闘員をまずは先に退避させていく中、暴食の雨が先に牙を向いたのは――漣だった。 -- 案山子さん (2012-08-16 06:38:22) - 漣「え………?」 マリィ「漣!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 09:06:16) - 蓮(女)『時よ止まれ!!』 -- 名無しさん (2012-08-16 09:57:05) - 蓮『おまえは美しい!!』同時に重なった詠唱。そして、倍速で遅くなる世界の中、二人の内蓮(女)が先に漣を抱きかかえて脱出し、次に蓮が形成したギロチンで降りかかる暴食の雨を両断しようとするが、 -- 案山子さん (2012-08-16 13:00:39) - 水銀「下がれ、息子よ」蓮「親父!?」手で制する水銀に蓮が驚く中、暴食の雨が降り注ぐ。 -- 案山子さん (2012-08-16 13:17:28) - 水銀「どういうつもりかは知らんが、今度は残滓すら残さず消されたいらしいな」ブチッ -- 案山子さん (2012-08-16 13:18:14) - 流石の変態も、孫に手を出されて本気でブチ切れたようだ。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:34:53) - 水銀「Et arma et verba vulnerant Et arma!!Fortuna amicos conciliat inopia amicos probat Exempla!!Levis est fortuna id cito reposcit quod dedit!!Non solum fortuna ipsa est caeca sed etiam eos caecos facit quos semper adjuvat!!Misce stultitiam consiliis brevem dulce est desipere in loco!!Ede bibe lude post mortem nulla voluptas!!」紡がれる連続詠唱。彼の内側にある真なる渇望によって具現化された回帰の法則。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:38:14) - ???「! これは……」 -- 名無しさん (2012-08-16 14:45:18) - 黄金「ふむ……カールよ。今回は私も少々日本で言う『堪忍袋の緒が切れた』という状態になったらしい。私の沸点が切れている。故に――」 -- 案山子さん (2012-08-16 14:51:28) - 黄金の双眸が爛々と、黄金の色と輝きが一層ました。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:52:19) - 黄金「加減なく往かせてもらおう!!怒りの日 終末の時 天地万物は灰燼と化し ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る!!たとえどれほどの戦慄が待ち受けようとも 審判者が来たり、厳しく糾され 一つ余さず燃え去り消える!!我が総軍に響き渡れ 妙なる調べ 開戦の号砲よ、皆すべからく 玉座の下に集うべし!!彼の日 涙と罪の裁きを 卿ら 灰より蘇らん、されば天主よ その時彼等を許したまえ!!慈悲深き者よ 今永遠の死を与える エイメン!!」 -- 案山子さん (2012-08-16 14:53:47) - 黄金の獣の内側から溢れ出ようとするのは、破壊の慕情を具現化させた修羅道の法則。 -- 案山子さん (2012-08-16 14:55:01) - 今まさに、二つの覇道神である流出が薙ぎ払おうとしたその時、 -- 案山子さん (2012-08-16 15:12:53) - 黄金&水銀「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 15:52:54) - ???「いかに神格とはいえ、大元はあくまで人にすぎない・・・魔王を甘く見ないでほしいな」 -- 名無しさん (2012-08-16 16:27:59) - ???「アクセス―――我がシン  イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ・・・・・・ イフユー・ネゲット・アドナイ・タミード・ヴェヤフレット・メエレツ・ズィフラム おお、グロオリア。我らいざ征き征きて王冠の座へ駆け上がり、愚昧な神を引きずり下ろさん  主が彼の祖父の悪をお忘れにならぬように。母の罪も消されることのないように  その悪と罪は常に主の御前に留められ、その名は地上から断たれるように 彼は慈しみの業を行うことを心に留めず、貧しく乏しい人々、心の挫けた人々を死に追いやった  彼は呪うことを好んだのだから、呪いは彼自身に返るように  祝福することを望まなかったのだから、祝福は彼を遠ざかるように   呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ、纏いし呪いは、汝を縊る帯となれ  ゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー ・・・・・・安らかに眠れ<レスト・イン・ピース>!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 16:32:03) - 水銀&黄金『!?』 -- 名無しさん (2012-08-16 16:37:18) - 二柱の神格を纏う二人が驚愕を露にさせていた。最強の武威を誇る黄金と無限の回帰を纏う水銀。その彼らが今ここに―― -- 案山子さん (2012-08-16 16:39:09) - 漣「みんなをイジめるな~!!」 -- 案山子さん (2012-08-16 16:40:07) - 一方、詠唱を終えた女の持つ銃口に黒円卓の戦乙女のそれをも遥かに凌駕する電光が迸る。発生した膨大な熱量<エネルギー>によって銃口周囲の物質が個体から液体へ、液体から気体へ そして気体がさらに熱されることによりそれは光電<プラズマ>と化す。大陸をも破壊する威力を持つ光電砲が彼らめがけて放たれた。 -- 名無しさん (2012-08-16 16:42:19) - 全員『!!』 -- 名無しさん (2012-08-16 16:48:57) - 降り注ぐ暴食の雨によっていたるところが溶解し、先ほどのチンピラたちも・・・・「ぎゃあああああああ!!!」瞬く間に骨までと化され体は土に返されていく。聖遺物の使徒たちも創造を展開するが…戒「ぐうう」ベイ「こんの糞がぁぁああ」霊的装甲すら溶解してくらう酸性の豪雨により力は削がれ、彼らの創造ではこれに抗うことはできても避けたり防いだりすることは不可能であった。 -- 名無しさん (2012-08-16 19:28:44) - 蓮(女)「わああああ!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 20:37:19) - 司狼&マキナ「させるかああああああああああ!!!!」その凶悪な酸性の豪雨が蓮(女)にも襲い掛かるのだが、危機を嗅ぎ付け司狼はエリーから高速で離れ一気に走り、マキナは彼女を庇うように前に立った。司狼&マキナ「創造・対極!!」二人の凶悪な創造が発動し、蓮(女)への攻撃を総て退けていた。彼らの特性や能力故に出来る芸当である。 -- 案山子さん (2012-08-16 20:44:31) - マキナ&司狼「蓮(兄弟)! 大丈夫か!?」 -- 名無しさん (2012-08-16 21:20:42) - 蓮(女)「あ、ああ……二人のおかげで助かったよ」 -- 案山子さん (2012-08-16 21:33:43) - しかし、その時・・・蓮(女)「っ!? あぶないっ!!!」 司狼「何!?」マキナ「・・・いかん!」彼らのそんな隙を見逃すまいとするように先程の光電の奔流が襲い掛かってくる。これはプラズマそのものは純粋な自然現象そのものなので司狼の創造で消し去ることはできず、マキナも幕引きを行う両腕を豪雨に対する防御に使っているため迎撃できない。 -- 名無しさん (2012-08-16 21:41:03) - 水銀「…………いい加減にしたまえよ」 -- 名無しさん (2012-08-16 21:43:17) - パチィィィィィィィィン!! かつてないほどの大きな指鳴りと、超低い水銀の声だけが皆の脳内に響く。 -- 案山子さん (2012-08-16 21:48:17) - 水銀が意識を向けるとプラズマが四散する。森羅万象、あらゆる事象に干渉する神からすれば、科学技術で発生させた現象の操作など瞬き程度の労力すら必要無い。 -- 名無しさん (2012-08-16 21:49:15) - 蓮(女)「あ………」 -- 名無しさん (2012-08-16 21:49:58) - 水銀「安心したまえ、我が娘。ゲオルギウス並びにマキナよ。君たちの勲功を称え、後でどちらが私の娘と交際するのか、私が判断してやろう。異論は認めん。私が法だ。黙して従え」 -- 案山子さん (2012-08-16 21:51:53) - そう言うと、水銀の目がある一点を見る。その表情は普段の怪しさを感じるものではなく、ひどく無表情で冷めたものだった。 -- 名無しさん (2012-08-16 21:55:30) - 水銀「さて……折角の余興を台無しにした罪は重いぞ?」黄金「万死に値する」二柱が互いに見据える先には―― -- 案山子さん (2012-08-16 21:57:17) - ???「やってくれるねぇ・・・女に現を抜かす蛇に戦いに飢えた獣<ケダモノ>が・・・」女は銃口を向ける。詠唱を唱える・・・ -- 名無しさん (2012-08-16 22:00:08) - ???「―――ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシェメン・ベアツモタヴ  されば6足6節6羽の眷属、海の砂より多く天の星すら暴食する悪なる虫ども。 汝が王たる我が呼びかけに応じ此処に集え そして全ての血と虐の許に、神の名までも我が思いのままとならん。喰らい、貪り、埋め尽くせ<SAMECH・VAU・RESCH・TAU> 来たれゴグマゴォオグッ!」 -- 名無し (2012-08-16 22:02:22) - 全員『!?』 -- 案山子さん (2012-08-16 22:03:17) - 蓮「な、なんだこれは!?」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:05:40) - 視界を覆い尽くす夥しい蝿の群れが凄まじい勢いで飛来する。 水銀「あれは前神の世界を覗き見たときに見た事がある……あの女は……まあいい、ハイドリヒ、あの蠅は一匹残らずたたき落とせ。ああ、出来んというなら私がやるが」 黄金「舐めてくれるなカール」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:07:40) - そう言うと黄金の聖槍が光り輝く。 -- 名無しさん (2012-08-16 22:11:25) - それらは辺りの毒気、妖気、瘴気を巻き込み、大気中に存在する総ての有害物質が砲身と化している右腕に集束し、呪詛を混ぜで凝縮された無数の虫たちは幾千幾万の羽音響かせつつ狂笑と共に襲い掛かる。人外の霊魂まで食らいつくす“罪”の塊は全てを喰らわんと群がる。 -- 名無しさん (2012-08-16 22:14:48) - そこに二柱と鋼鉄、自滅が前に躍り出る。 -- 案山子さん (2012-08-16 22:17:26) - 司狼「おいムッツリ!!一匹たりとも逃すんじゃねえぞ!!」マキナ「……誰にモノを言っている。兄弟が後ろにいるんだ。加減など不要なり」そこに蓮が加わり、蓮「なんかヤバそうなんだが、お前らだけにいい格好はさせらんねえな」マキナ「……兄弟。あれは俺たちだから相対できるのだ。下がっていろ」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:19:20) - 蓮「バカ言え、俺だって守んなきゃならないものがあるんだ」 マリィ「レン……」 漣「お父さん……」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:24:11) - 玲愛「藤井君……そんなに私のこと(////)藤井君だったら、この身s」螢「なにドサクサに紛れて言おうとしているんですか。勘違いしないでください。藤井君は私のことを言ったんですよ」香純「違うよ、櫻井さん!わたしだよ!」マリィ「違うもん!わたしだもん!」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:27:22) - リザ「あなた達は危ないんだから避難しなさい!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:28:12) - ヒロインズ『は、はい!!Σ(゜□゜;)』 -- 名無しさん (2012-08-16 22:30:31) - 避難したと思われていた女性陣を引き戻しに戻ったリザは、面倒くさいのか、一人一人を投げて最後は電柱を引っこ抜いて桃○白のように乗っていった。男性陣「……………………」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:31:42) - マキナ「………兄弟、お前も逃げろ」 蓮(女)「で、でも!」 司狼「俺達なら平気さ。それよりも……」 蓮(女)「え……?」 司狼「これが終わったら、お前の答えを聞かせてくれ……」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:36:31) - マキナ「ふん…………」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:37:57) - 蓮(女)「…………」 ベアトリス「蓮ちゃん早く!!」 蓮(女)「は、はい!!」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:41:10) - ベアトリスに施されて蓮(女)は小走りをするが、最後に振り返り、蓮(女)「聞かせてやるから、生きて帰ってこいよ!!二人とも!!」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:42:43) - マキナ&司狼『ああ!!』 -- 名無しさん (2012-08-16 22:44:30) - それで満足したのか、蓮(女)は今度こそ走っていった。 -- 案山子さん (2012-08-16 22:45:25) - 黄金「さて……では、参ろうか」水銀「ええ、ではここに最後の恐怖劇《グランギニョル》を始めようか」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:46:20) - 蓮「フォローなんざ期待するなよ?」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:49:21) - 黄金「卿こそ、あまり甘く見るなよ?」黄金「ここに、幕を下ろそう」司狼「んじゃ、盛り上がっていこうぜ」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:51:38) - ↑すんません、ミスりました。マキナ「ここに、幕を下ろそう」 -- 案山子さん (2012-08-16 22:52:19) - ???「………面白い」 -- 名無しさん (2012-08-16 22:54:15) - 神気をかつてないほどに漲らせる彼らに、女は不敵に笑う。 -- 案山子さん (2012-08-16 22:56:42) - ???「ならこっちも………、全力でいかせてもらう!」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:00:01) - ベルゼバブ「自己紹介がまだだったね・・・僕はバアル。僕はゼブル。僕はハデス。僕はハールート。マールート。ミキストリ。ルビカンテ。アエーシャマ。反キリスト。偽キリスト。メシア。バルザイ。バルザック。オートス。他にも名前が、腐るほどあるけど最後にはこう呼ばれたかな?我が真名<な>は暴食の魔群<ベルゼバブ>」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:05:17) - 黄金「ベルゼバブか………覚えておこう」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:09:45) - ベルゼバブ「無理して覚えてなくて別にいいよ。どうせ僕がみんな食べるんだしさ」女は神気とは正反対の気・・・瘴気を漲らせる。物質化した地獄の力の奔流・・・罪<シン>が魔に属する蟲の群勢を活性化させる。 -- 名無しさん (2012-08-16 23:12:08) - ベルゼバブ「さあいくよ………!」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:16:29) - その頃… リザ「ここまで来れば、大丈夫だと思うわ」 -- 名無しさん (2012-08-16 23:17:41) - 香純「蓮、大丈夫かな~?」 -- 案山子さん (2012-08-16 23:38:20) - 玲愛「大丈夫、私のダーリンは無敵よ」螢「誰があなたのダーリンですか!?」 -- 案山子さん (2012-08-16 23:42:03) - その時、マリィが顔色を真っ青に染めて辺りを見回している。香純「どうしたの?マリィちゃん」マリィ「漣はどこ?」一同「!?」気づいて辺りを見渡せば、漣の姿がどこにもない。 -- 名無しさん (2012-08-16 23:50:11) - マレウス「う、嘘!?」リザ「なんで?確かにさっきまで……!!」そこでリザはヨハンも同様にいないことに気づいた。リザ「ヨハン!!どこなの、ヨハン!?」玲愛「これって、マズいよね?」螢「ええ、確実に。ともかく、探さないと危険過ぎます!!」リザ「ヴァレリアン!!あなたも協力して頂戴!!」神父「無論です!!」玲愛「さっさと動け塵虫」 -- 案山子さん (2012-08-16 23:53:06) - グサッ!! 神父「ぐふっ!?」玲愛「あ、間違えた」玲愛の言葉と共に聖槍が神父を穿つ。 -- 案山子さん (2012-08-17 00:08:34) - その頃、ヨハンは漣と一緒にいた。リザ達とはぐれてしまったが、距離を取らねば命に関わると幼いなりに感じ取ったのか必死に逃げていた。 漣「お、お兄ちゃん、どこか痛いの?」 ヨハン「だ、大丈夫だよ。それより早くあそこから離れないと……」 漣を怖がらせないよう、必死にやせ我慢をするヨハンだったが、迸る神気と瘴気に身体は蝕まれる。黄金との関わりからか、即座に命を落とす事は無かったが、長時間この場にいればどうなるかは明白だった。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:13:12) - だが、離れれば離れるほど彼女たちから距離が遠ざかる一方。矛盾を抱えながらも、ヨハンは逃げていた。 -- 案山子さん (2012-08-17 00:15:24) - その時、月光に照らされて夜にもかかわらず割と白くて明るかった辺りが毒々しい紫に変色していく・・・二人が見上げるとそこには星の瞬く夜空ではなく紫色の空があった -- 名無しさん (2012-08-17 00:20:16) - 次の瞬間・・・激震と共に大地から黒い炎が吹き上がる。そして二人の前に黒炎に包まれた暗黒の球体が姿を現した。その瘴気は現在黄金と水銀の軍勢と刹那の同胞たちが対峙している魔群をも凌駕していた。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:24:36) - 漣「ふえ、ふえ……」ヨハン「!?叫んではd」漣「ふぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」あまりの怖さに、漣は泣き叫んでしまった。 -- 案山子さん (2012-08-17 00:25:53) - ヨハン「…だめだよ、お願い…だから、しず、かに…」 必死に漣を宥めようとするが、眼前に現れた球体が発する桁違いの濃度の瘴気に当てられ意識が遠のく。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:31:47) - ???「活動<アッシャー>、形成<イェツラー>、創造<ブリアー>、流出<アティルト>―――堕ちろ、堕ちろ―――開けジュテッカ」暗黒の球体から響いた正に地獄からの呼び声が迸ったかと思うと黒い炎が触手のように漣に群がったかと思うと彼を包んで飲み込んでしまった。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:33:46) - ???「ディエスミエス・イェスケット・ボエネドエセフ・ドゥヴェマー・エニテマウス―――ここに来たり無価値なる者・・・罪悪の王」次の瞬間、暗黒の球体が黒い爆炎をあげて弾け飛んだ。底知れぬ悪意と共に哄笑を放ちながらそれは再誕する。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:50:17) - ヨハン「漣く・・・ん」視界がはっきりしてくるとそこには漣の姿が・・・だがそこにはかつての無垢な笑顔はない・・・あるのは邪悪を絵にかいたような悪魔の冷笑・・・既に人の子のそれではなかった。 -- 名無しさん (2012-08-17 00:52:59) - 漣?「久しぶりの宿主はガキの体か?しかもこんなつくりもんの・・・まぁだからこそ器が壊れずに入り込めたわけだが」漣?は周囲を確認するとそこには気を失ったヨハンの姿が 漣?「妙な感じがするガキだな・・・俺や前の宿主と似て非なる“音”が混ざってるが」首を傾げながら訝しむ -- 名無しさん (2012-08-17 01:08:43) - 漣?「…他にもいるな、妙な感じの連中が……それにこの感じはあいつか? どうもやりあっているようだが」 (……れ…) 漣?「ん? 今何か聞こえた様な…」 (誰…?) 漣?「こいつは……」 (ねえ、君は誰なの? 僕どうなってるの?) 漣?「このガキの意識か? 前の宿主ならともかくこんなガキを喰えない訳がねえんだが」 -- 名無しさん (2012-08-17 01:21:30) - 漣(ねえってば!) 漣?「うるせえガキだな。俺が誰かなんてどうでもいい話だ、お前はもう消えちまうんだからな」 漣(消えるってどういう事?) 漣?「どうもこうもねえ、そのまんまの意味だよ」 漣(え、や、やだよ!? 消えるなんてやだ! もうママにもパパにもお爺ちゃんにも会えなくなっちゃうじゃないか!!?) 漣?「俺が知ったこっちゃねえんだよ」 -- 名無しさん (2012-08-17 01:27:10) #comment() - どれもこれもヒロイン達による練炭取り合いの流れがデフォに… -- 名無しさん (2012-08-13 20:10:17) - 仕方ないさ・・・、公式で既に同じことしてるドラマCDあるぐらいだし -- 名無しさん (2012-08-13 20:21:08) - そして蓮ちゃんが登場するのもデフォに……… -- 名無しさん (2012-08-13 20:22:17) - ボストンクラブとヒールホールドは同時に掛けられんだろ -- 名無しさん (2012-08-13 21:33:15) - すんません、つい -- 案山子さん (2012-08-13 21:35:14) - チンピラ…終わったな -- DIOさん (2012-08-14 17:28:27) - こっちの息子ショタ蓮は何と言う名前になるのだろう? -- AST (2012-08-15 00:30:33) - 『漣』とかどうだ? -- 名無しさん (2012-08-15 11:38:49) - いいですね。他に候補がなければ、それで -- 案山子さん (2012-08-15 14:01:16) - みんな蓮ちゃん好きすぎるだろ; -- 名無しさん (2012-08-15 15:55:06) - シリアスきたーー!!!! -- DIOさん (2012-08-16 09:37:44) - 黄金と女神ですら(影が薄くて)愛さない男シュピーネ…終わったな…… -- 名無しさん (2012-08-16 09:55:32) - 水銀は大本から神格だろう? -- 愛の伝道師? (2012-08-16 20:32:19) #comment()

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