Dies irae -楽しい大歌劇- 13話

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Dies irae -楽しい大歌劇- 13話 - (2012/12/19 (水) 12:35:06) の最新版との変更点

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- そして、彼らは見た――遥か下にある「闇」を。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:24:58) - ドス黒く、吐き気を催すような瘴気、狂気を誘発させるかのような死の気配、そして魂が引き裂かれたかのような怨嗟の叫び。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:25:43) - 下に落ちていけば行くほど、それの濃度が濃くなっていく。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:26:03) - 司狼「ここまで腐ると・・・モノの分別がつかないらしいな・・・」 吐き捨てる司狼 -- 名無しさん (2012-12-09 20:30:01) - 吐き捨ててはいるが落ち着いてはいるようだ -- 名無しさん (2012-12-09 20:30:26) - 水銀「そうだ……正気を保っていろ。でなくば――死ぬぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:31:01) - テルミ「おい変態、そろそろか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:34:22) - 水銀「ああ、見えて来るぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:36:46) - 彼の言葉に呼応して下をよく見ていると――ついに、姿を現した。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:37:11) - 元は水銀の生み出した世界が変わり果てた――魔の世界。魔世界、超巨大な要塞と形容すべき魔城があった。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:37:51) - それは地球を覆い尽くさんとするほど――バカデカい。平行線の先の先まで続く、魔城。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:38:46) - さらに怨嗟が音叉となって彼らに直接魂と精神に突き刺さってくる。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:39:18) - アーチャー「随分と悪趣味なものを作ったものだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:40:08) - 司狼「あの金ピカ以上だぜ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:40:36) - やがて、巨大な大橋へ降り立った彼らの内、リザが片膝をついた。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:41:23) - 蓮「リザさん、大丈夫か?」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:42:25) - リザ「ふ、藤井君……だ、大丈夫……よ;」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:43:06) - もろに音叉が彼女を攻撃していた。しかも攻撃してくる魂に問題があった――すべてが、子供の魂なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:43:38) - 司狼「こりゃあ、マジで癪だが金ピカ並の精神がいるな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:44:37) - 一同「あそこまで曲がりたくないわ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:45:07) - あれはあれだが、あれほどの魂と強さ、強靭さがなければ一瞬で死に絶える。つまりは、そういうことだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 20:45:48) - 水銀「バビロン、精神を高めろ……如何に我が秘術を用いていても、魂が枯渇するぞ」 -- 案山子さん (2012-12-09 20:46:25) - テルミ「あの変態の言うとおりだ・・・下手すりゃ死ぬぞ?せめてここの魂の攻撃はしっかり受け流せ」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:47:40) - リザ「そうね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 20:50:13) - そしてどうにか立ち上がった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 20:52:20) - 司狼「おい変態、お前陰陽師の真似事とかできるか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:07:59) - 水銀「試したことはないが……可能やもしれん。それがどうかしたかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:15:41) - 司狼「適当に魂浄化とかできないかなと思ってよ?俺らに攻撃意思があるやつだけとか」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:21:55) - 水銀「それが出来れば苦労はせんよ……それに、干渉が出来れば(・・・・)いいがね」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:23:17) - 黄金「どういうことかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:27:30) - 水銀「単純な話だ……こうなっては、干渉がドウタラコウタラという次元を超えているのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:28:15) - 司狼「力贈るのでせいぜいってことか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:32:53) - 軍服を翻し、水銀が一歩前に踏み込む。水銀「そういうことだ」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:34:12) - その時、目の前の空間が波紋が広がっていく。ゆっくり、じわり……と。そこから超高密度の存在がいるのが分かった。見えない何かが。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:35:06) - 水銀「総員、警戒態勢!」黄金「構えィッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:38:16) - 一同「応!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:39:37) - 一気に後方に下がり、身構えた。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:41:29) - その波紋が広がる空間から、足がスッ……と出てきた。その足に着いた銀の甲を見て、アーチャー「!?まさか」ランサー「おいおい……悪い冗談だろ?;」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:42:35) - 二人の英雄は思い至っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:45:19) - ランサー「マジでふざけたことしやがって・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:46:18) - ランサーは低くうなった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 21:46:39) - ???「――久しいですね。アーチャー、それにランサーも」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:48:07) - 白銀の装甲に白銀の胸当て。白銀の手甲を付けた、金髪の少女。その少女が悠然と、彼らの前に現れたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:49:17) - アーチャー「いきなり君か、セイバー・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:51:06) - ランサー「アーサー王と呼んだほうがいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:51:32) - そう、その銘は―― セイバー「ええ、そうです……このような形で、再会などしたくはありませんでしたが」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:52:01) - 彼の円卓の騎士を束ねた王、アーサー・ペンドラゴンその人だった。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:56:04) - ランサー「なんでこうなった?」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:56:50) - セイバー「…………多くは語れません。すみません」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:57:21) - ランサー「そうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 21:58:04) - 残念がりながらも槍を構えるランサー。 -- 案山子さん (2012-12-09 21:58:51) - ランサー「なんでこう……女運がねえんだろうな」アーチャー「……さあな」そう言いながら、アーチャーも双剣を出していた。アーチャー「行け、マキナたち。私たちが食い止めよう」 -- 案山子さん (2012-12-09 21:59:38) - 司狼「俺らが変わってもいいんだぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:00:37) - ランサー「……セイバーとやり合えるのは、俺らか三騎士の連中だけだろうよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:01:05) - マキナ「やれるのか?」 アーチャー「ああ・・・どうにかなる」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:03:17) - セイバー「……シ○ウ。私は、あなたとは闘いたくない。しかし、これも命令です」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:04:16) - そう言って身構えるセイバー。蓮「……なあ、あいつ武器持ってなくね?」香純「う、うん……持ってない……よね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:05:03) - ジューダス「いや、持ってる・・・うっすらとだが見える・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:05:39) - 黄金「本当か?」 蓮「どんな武器だ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:06:07) - アーチャー「……君たちも聞いたことはないかね?アーサー王にまつわる話を」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:06:40) - 蓮「まさか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:07:11) - セイバー「……どうやら、こちらのことは筒抜けのようですね」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:08:01) - 司狼「あんたが大飯食らいだってこともな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:08:37) - セイバー「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:09:24) - エリー「確か太巻き一本のためにランサーに必殺技叩き込もうとしたんだって聞いたね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:10:11) - ベイ「その事実は本当に知りたくなかった・・・・」 嘆くベイ -- 名無しさん (2012-12-09 22:10:45) - セイバー「シ○ウ!あなた、話ましたね!?それに、私は大飯ぐらいではありません!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:11:01) - アーチャー「それでは君が来てからの食費分のレシート具合を見せようか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:11:47) - そう言って懐から家計簿を取り出すアーチャー -- 名無しさん (2012-12-09 22:12:12) - セイバー「それはフェイクです!嘘です!偽りです!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:12:32) - ランサー「どれどれ・・・うなぎのぼりじゃねえか?これ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:13:10) - 蓮「……うわぁ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:13:25) - セイバー「信じてはなりません!それは敵の罠です!計略です!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:13:49) - アーチャー「私が誰だか忘れたか?」 セイバー「!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:15:06) - アーチャー「私は主婦だったのだぞ?故に家計簿は日課だった」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:15:46) - セイバー「シ○ウのバカぁ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:16:28) - 涙を浮かべながら訴えるセイバー……かわいい。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:16:46) - ヘラクレス「セイバー、ほらぬいぐるみやるから元気出せ」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:17:47) - ライオンのぬいぐるみをセイバーの方に乗せてやるヘラクレス -- 名無しさん (2012-12-09 22:18:24) - ↑訂正 ライオンのぬいぐるみをセイバーの肩に乗せてやるヘラクレス -- 名無しさん (2012-12-09 22:18:52) - セイバー「わ~い♪って、はっ!?」我に返るセイバー。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:19:19) - 司狼「……やべえ。敵なのに、萌える」蓮「すまん……俺もだ」鼻血を出すアホ二人。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:19:50) - ランサー「これ読み上げていいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:22:25) - アーチャー「それはやめておいてあげたまえ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:25:07) - セイバー「それはまさか!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:25:45) - ベイ「んだ?」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:29:25) - 水銀「これはケーキというのだ、食べてみたくはないかね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:31:53) - セイバーはヨダレを垂らし始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 22:32:30) - アーチャー「よし……あともうひと押し」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:32:59) - さらにアーチャーが追い打ちを掛けようとした時――目の前に、セイバーが踏込、懐に入られていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:33:40) - アーチャー「!?」セイバー「――敵の策には、乗りません」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:34:27) - ベル「じゃあ俺が食べていい?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:36:05) - 水銀「せっかくアーチャーが作ったのにもったいないみんなで食べよう、ちょうどおやつどきだし」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:36:51) - 一同「賛成!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:37:09) - なぜかセイバーも声を上げていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 22:37:28) - 蓮「分かりやすいな;」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:37:50) - セイバーが一歩ケーキを食べるために踏み込んだ次の瞬間、???「何をしているのかね?セイバー。それに……ふむ、ランサーもいるか」もっとも聞きたくない、男の声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:38:39) - その声の主は――ランサーたちとは因縁深い『神父』の声だった。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:39:08) - ???「誰かと思えばこの因縁……めぐり合わせとは恐ろしいなぁ。なあ、ランサーよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:41:03) - ランサー「ようクソ神父」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:42:22) - ランサー「心理とやらは見えたのかい?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:42:46) - 神父「ふ……いいや。まだだ、まだ見えぬからこそ、私はここにいる」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:43:14) - 神父「真理は見えぬ……故に、模索するためにここまで来たのだ。理解が足りんな、ランサーよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:45:05) - 黄金「……ほう?歪んだ心の持ち主のようだな」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:46:58) - ベア「心理は意外と近くにあるものですよ?神父さん」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:47:39) - 神父「ほう、では聞かせていただこう?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:49:12) - ベアトリスが瞬きをした時には、ベアトリスの頭部を鷲掴みにしていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:53:50) - ザミ「調子に」戒「乗るなッ!!」二人の戦鬼が攻撃を仕掛けたが、俊敏な動きで手を放して、後方へ下がっていた。戦闘経験から来る動きだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 22:54:45) - ベイ「どこの神父も、腐ってるのは同じか」 -- 案山子さん (2012-12-09 22:55:34) - 司狼「なあ、神父さんよ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:57:54) - 神父「なんだね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:58:14) - 司狼「うまいものをうまいと言えるのは心理じゃねえのか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 22:59:46) - 神父「……ふむ。それは心理ではないな。誤っている」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:03:17) - 司狼「あんたが求める心理の形とは何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:03:50) - 司狼「俺が思う心理ってのは一念だ、あんたは見たところ多念のように映るぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:05:01) - 神父「うむ……中々に察しがいいな」ランサー「おっと……聞くだけ野暮だ」アーチャー「破綻者の戯言だ……聞くものではない」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:06:11) - そう言って二人は皆の前に出た。それと同時に、真剣な表情のセイバーが相対した。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:06:40) - セイバー「退きなさい……ランサー。アーチャー」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:07:02) - ランサー「なんだよ、俺はそいつに特に因縁があるんだが?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:08:07) - 止まりながらもそう返すランサー -- 名無しさん (2012-12-09 23:08:42) - セイバー「……これより先、進むのならば」そこで、雰囲気が変わった。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:09:33) - セイバー「――――我が剣技、その身で味わうことになりますよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:10:00) - 一同「!!?」 その剣気に瞠目する一同 -- 名無しさん (2012-12-09 23:10:58) - アーチャー「相も変わらずだな」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:11:17) - ランサー「全くだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:12:08) - ランサー「嬢ちゃんたち、先に行け!はあああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:12:18) - ついに――ランサーが突貫した。狙うは、セイバーだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:12:37) - 大気さえも穿つ魔槍による刺突は寸分違わずセイバーの心臓を目掛けて伸びた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:13:17) - だが、セイバー「甘いィッ!!」――この程度のことで、破れる騎士王ではない。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:13:50) - 見えざる剣で払い、続いてアーチャーの高速に放たれた弓矢を首を傾けるだけで回避し、上へ飛翔した。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:14:28) - アーチャー「逃がさん!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:15:20) - 叫んで弓を連発する -- 名無しさん (2012-12-09 23:15:50) - 叫んで矢を連発した -- 名無しさん (2012-12-09 23:16:15) - だが、セイバー「読んでいます!」アーチャー「!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:16:38) - なんと、放たれた矢を空中で足場として踏みつけ――そのまま、一直線にアーチャーの元へ急降下していた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:17:11) - アーチャー「甘いよ」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:17:51) - ランサー「そういうことだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:18:12) - ランサーによる光速刺突が、真横から伸びていた。司狼「決まったか!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:18:48) - セイバー「この程度!私には効きません!」そう、この程度のことで騎士王がくたばるはずがない。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:19:21) - 彼女の見えざる剣から不意に風が唸り始めた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:19:51) - アーチャー「いかん!ランサー、離れろッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:20:09) - ランサー「くっ!?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:20:55) - セイバー「遅い!風よ――」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:22:03) - アーチャーはなんとかギリギリ離脱したが、ランサーは射程範囲だ。セイバー「――――吼えろッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:22:36) - 刹那――世界が暴風に呑み込まれた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:22:57) - 凄まじい魔力の奔流と共に風が暴風となり、爆風となりこの場の総ての者を橋の上に叩き付け、吹き飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:23:36) - 全員『ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!?』神父「ふむ……流石は騎士王。やるではないか」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:24:05) - 蓮「ふっざけんじゃねえぞ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:25:48) - 蓮は何とか加速して踏みとどまっていたが、風の刃が襲い掛かっていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:26:23) - アーチャー「右に避けろ!小僧!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:26:44) - 蓮「おう!!」  -- 名無しさん (2012-12-09 23:27:14) - 呼応して何とか回避はしたが、暴風のせいで視界が最悪だった。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:27:46) - だが、その中で聞こえる剣戟音。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:28:05) - 蓮「アーチャーか?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:29:28) - ランサー「おい小僧・・・」 割と近くでランサーの声がした -- 名無しさん (2012-12-09 23:29:56) - 蓮「ランサーか……」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:33:11) - ランサー「今どうなってる?」 蓮「視界が悪くてよく見えねえがみんな割と近くにいる、お前直撃してたが無事か?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:34:32) - ランサー「あの程度でくたばるかよ、あの赤髪の姉ちゃんの攻撃の方が威力は上だからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:35:30) - そんな中、アーチャー「ふっ!流石はセイバー!はぁッ!!」セイバー「そちらこそ!腕は鈍っていませんね!アーチャー!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:35:52) - さらに激しく剣と剣が火花を散らしていく。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:36:20) - 司狼「おい、蓮」 司狼が隣に来たやってきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 23:37:21) - 蓮「司狼、みんなは?」 司狼「無事だ」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:38:25) - 司狼「バカスミエリーには黄金とお姉様が付いてる」 蓮「そうか」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:39:35) - そんな視界が最悪の中、視界で見えないことを利用して、神父「掌底」ベア「え……ぐぁっ!?」戒「ベアトリス!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:39:57) - 神父「震脚」戒「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」見えない中、攻撃を喰らう声があった。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:40:31) - 神父「まずは二人」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:42:01) - シュピーネ「それは困りますね?」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:42:28) - シュピーネガ二人を横からかっさらった -- 名無しさん (2012-12-09 23:42:53) - 神父「私が気配に気づかんとはやるではないか」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:43:23) - さらに背後からワイヤーが神父に絡みつくが、神父「八卦」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:43:43) - 神父「六十四掌」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:44:18) - なんと、見えないはずのシュピーネの経絡64か所総てを穿っていた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:44:58) - 蓮「おい、まさか!?」司狼「あの神父も中国拳法使えるのかよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:45:26) - ランサー「あのクソ神父はなんだかなんだかんだで強いからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:46:35) - 神父「ふっ……師の真似事だがな」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:47:30) - ランサー「その真似事で人を蹴り一発で殺せるんだから、十分ヤバイだろうが」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:48:02) - シュピーネ「私は・・・・まだ・・・死んでませんよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:48:59) - シュピーネがよろめきながら立ち上がった・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 23:49:25) - 神父「ほう?耐久力……いや、内在する魂のお陰か」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:50:27) - シュピーネ「違いますね・・・私はお茶の間の代表格だからですよ」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:51:06) - 神父「セイバー……戯言を消したまえ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:52:44) - ???「――諒解」すると、質の異なった低いセイバーの声が逆方向(・・・)から聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:53:13) - 確かに今、アーチャーと戦っている最中なのに。まるで、もう一人(・・・・)のセイバーがいるかのようだ。 -- 案山子さん (2012-12-09 23:53:43) - ランサー「まさか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:54:32) - ???「私に命令するな」 声が聞こえた -- 名無しさん (2012-12-09 23:55:01) - 姿形はセイバーだが黒い・・・何もかもが・・・・ -- 名無しさん (2012-12-09 23:55:33) - ランサー「!?最悪だ……最悪だ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:56:13) - 黄金「この暴風……払おう。形成(イェツラー)!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:56:38) - ハイドリヒが聖槍を形成したことで、暴風が晴れた。すると――いた。神父「それは失礼したな――セイバーオルタ(・・・・・・・)よ」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:57:13) - ???「貴様がそういう男なのは嫌というほど知っている」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:58:26) - 神父「私なりの愛情表現なのだがな」 -- 案山子さん (2012-12-09 23:59:15) - ???「貴様の愛情なんぞいらん」 -- 名無しさん (2012-12-09 23:59:57) - 神父「ふむ……年頃の娘の気持ちはわからん」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:00:35) - ???「貴様から殺すぞ?」 神父にさっきを向ける -- 名無しさん (2012-12-10 00:01:36) - 神父「冗談だ、気にするな」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:01:56) - ザミ「なんだ……あれは。あの女と同じ……いや、違う!?」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:02:23) - ???「下郎……控えろ」ベイ「てめえがな」背後から杭が放たれたが、一瞥し、???「邪魔だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:02:55) - ――一閃。たった一振り。なんの気兼ねもなく振るったふと一振りが、ベイの杭を砕き、ベイを裂いていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:03:36) - エイヴィヒカイトの装甲があるというのに、それを無視した一閃。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:03:59) - ランサー「そいつは本物より強いぞ!!!気をつけろ!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:04:36) - アーチャー&セイバー「!!?」 戦っていた二人もソレの姿に瞠目した -- 名無しさん (2012-12-10 00:50:25) - ???「戯言を吠えるな……狗」地面に剣を突き刺した瞬間、黒き波動が刃となって襲い掛かった。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:51:16) - ランサー「なんじゃねえぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:52:06) - ランサーの気合い一閃。なんとか衝撃を真横へ反らしたが――その威力は、核兵器並だった。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:52:41) - 真横へ薙ぎ払った衝撃は、存在していた横の空間丸ごと――呑み込み、消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:53:09) - ???「ふん……威力を落とし過ぎたか」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:53:30) - 蓮「威力落としてあれかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:54:32) - ???「安心しろ……次は容赦せん」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:55:40) - アーチャー「君はあんなものまで作り出されてそれでもあれらに従うのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 00:56:42) - アーチャーの声は怒りに震えている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 00:56:58) - セイバー「……それでも、私は従わなければならない!」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:59:05) - その声に、震えなどを感じ取った。これはまるで――誰かが共にいるかのような。アーチャー「……もしや」 -- 案山子さん (2012-12-10 00:59:40) - セイバー「――――ええ、あそこにいます。内部に……彼(・)が」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:00:16) - ドクンッ!! 激しくアーチャーの脈動が鳴った。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:00:37) - ジューダス「飲まれるな?相棒・・・・今は目先だ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:01:38) - ジューダスの激が飛ぶ -- 名無しさん (2012-12-10 01:02:00) - アーチャー「解っている」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:02:31) - だが、ザー!!流れるノイズ。『―――おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。けど、自分には負けられない―――!』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:02:52) - さらに流れる。『―――決して、間違いなんかじゃないんだから……!』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:04:09) - アーチャー「どこまで汚してくれるつもりだ・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:05:00) - 歯ぎしりをしながら、キッ!!と睨む。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:05:28) - 神父「怒ることか?あそこにいる少年は、自ら進んでこちらに着いたのだぞ?」その事実に、アーチャーに空白の時間を生じさせた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:06:07) - セイバー「隙ありッ!!」その隙を、セイバーは逃さなかった。セイバーの蹴りがアーチャーの腹部を蹴り飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:06:50) - アーチャー「!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:07:15) - セイバー「敵に対して目の前で止まるなどあってはならない愚行です!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:08:03) - そのまま吹き飛ばされるアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:08:55) - 神父「油断大敵……戦場の基本的ルールさえ忘れたのか?英霊エミヤ(・・・・・)よ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:09:33) - アーチャー「誰が忘れるかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:09:56) - アーチャー「我が骨子は、捻じれ狂う・・・・」飛ばされながらも反撃に転じる -- 名無しさん (2012-12-10 01:10:43) - セイバー「!!?」 アーチャー「カラド・ボルグ!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:11:24) - お返しだと言わんばかりにぶっ放した -- 名無しさん (2012-12-10 01:12:19) - だが、神父「甘いな」その言葉が、引き金となった。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:12:55) - ???「不倶、金剛、蛇蝎、」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:13:36) - アーチャー「貴様!!?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:14:43) - カラドボルグが、停滞し、???「粛」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:16:00) - 握りつぶされ、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:16:10) - 空間から徐々に輪郭が浮かび上がっていく。そう、この男は――アラヤ「久しいな……守護者よ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:16:51) - アーチャー「本当に嫌なときに出てくるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:18:30) - アラヤ「全くだな・・・本当に嫌な奴の下に付かされるものだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:20:49) - 神父「気にするな……よかったではないか?また『根源』に至れるのかもしれんぞ?」アラヤ「……確かにな」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:23:46) - アーチャー「やれやれ・・・つくづく性格が悪いな、あんたは・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:24:19) - 神父「褒めても何も出んよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:24:38) - 神父「さて、どうするのかね……切嗣の忘れ形見よ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:25:28) - 徐にアラヤが「右腕」を前に突き出した。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:25:45) - アーチャー「貴様らを潰すという選択肢はどうだ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:27:07) - 蓮「そうだな・・・こっちも取り返さなくちゃいけないんでね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:27:48) - ベイ「そういうこった・・・・・・・」 ベイが立ち上がる・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:28:20) - アラヤ「……ふ」神父「くふふ」???「ははは」三人『あははははははははははははは』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:28:39) - 突然笑い出した三人。面白くて仕方ないと。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:28:54) - アラヤ「不可能だ」神父「手遅れだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:29:09) - 蓮「どう言う意味だ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:30:07) - ただ静かにつぶやく蓮・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:30:50) - ???「そういう意味だ……バカが」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:31:14) - ゆっくりと接近する???。一番厄介なのは、事実上こいつだ。円卓の者たちが身構えた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:31:44) - ???「有象無象が……失せろ。邪魔だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:32:10) - 蓮「黙れよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:32:40) - 言うが早いか???を蓮が蹴り飛ばした -- 名無しさん (2012-12-10 01:33:19) - だが、ランサー「不用意に近づくな!そこのヘラクレスもかつて殺されたんだぞ!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:01) - 途端、蓮の右足が――切断されていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:19) - ???「ああ、すまない……加減してしまったようだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:33) - 言葉と共に、蓮の肉体に無数の斬撃が奔り、血達磨になった。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:34:55) - 圧倒的な武力に速度。目に見えぬ剣技に重すぎる力。最悪にして最凶の存在。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:35:22) - それが――セイバーオルタだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:35:40) - 司狼「あのバカが!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:36:24) - 蓮「――――――――」気絶している。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:37:14) - セイバーオルタ「死ね」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:37:36) - 剣を振りかぶって告げる・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:38:01) - マキナ「させるかァッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:38:31) - 真横からの拳撃に、オルタは退いた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:38:48) - 黒セイバー「愚かな……そこの黄金。あと黒、お前たちなら楽しめそうだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:39:04) - 剣の切っ先をハイドリヒとマキナに向けるオルタ。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:39:28) - 黄金「カール、刹那を頼む」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:40:19) - 水銀「言われるまでもない」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:40:37) - そして、ハイドリヒとマキナが並んだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:41:06) - 黒セイバー「ふむ……やはり、面白そうだが、つまらなそうでもあるな」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:41:28) - 黄金「我らは出せて本気の一割程度らしいからな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:42:45) - 黒セイバー「ハッタリのつもりか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:43:05) - マキナ「いいや」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:44:06) - 黄金「本気だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:44:17) - 黒セイバー「ならば出せ」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:44:40) - 互いに力を高まらせる中、レリウス『――――お前たち、ご苦労。時間稼ぎ、よくやった』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:45:00) - あの男の声が響いた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:45:13) - 蓮「もその声には目を覚ました -- 名無しさん (2012-12-10 01:46:07) - 水銀「これで大丈夫だ・・・たっても良いぞ息子よ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:47:30) - 蓮の足は完全に復活していた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:47:45) - テルミ(時間稼ぎだと?) -- 案山子さん (2012-12-10 01:48:47) - レリウス『綺礼……アラヤ……セイバー……オルタ……帰還しろ』 -- 案山子さん (2012-12-10 01:49:17) - 全員『ヤヴォール』すると、黒い瘴気が彼らを包みこみ、一名ずつ消えていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:49:42) - 最後に、セイバー「…………アーチャー」涙を流し、セイバー「……助けて」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:50:10) - そう言い残して、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-10 01:50:20) - アーチャー「・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:50:43) - ただ歯噛みするだけだった・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:50:59) - 司狼「蓮、シロ助大丈夫か」 ベイ「なんとかな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:51:33) - 黄金「カール、ベイを治せるか?」 水銀「無論だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:52:04) - ザミ「こちらも――ん?おい、綾瀬香純はどうした?」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:52:20) - エリー「ちょっと気を失ってるね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:53:09) - エリーが香純を背負って歩いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 01:53:58) - 司狼「無事だったか・・・」 エリー「なんとか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:54:26) - 神父「やれやれ……骨が折れますね」リザ「ヴァレリア……よく無事ね?;」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:54:47) - シュライバー「あ~疲れた。って、ん?ありゃ?ありゃりゃりゃ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:55:12) - 黄金「全員揃ったか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:55:50) - 司狼「ランサー、あんたも見てもらっとけ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:56:49) - ランサー「俺は大丈夫だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:57:14) - シュライバー「…………;」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:57:35) - 黄金「どうした、シュライバー?」 -- 名無しさん (2012-12-10 01:58:26) - シュライバー「い、いえ~その……これって、マズイかな~っと;」 -- 案山子さん (2012-12-10 01:59:06) - ベイ「どういうこったよ?」  -- 名無しさん (2012-12-10 01:59:40) - シュライバー「」無言で後ろを指した。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:00:01) - 一同は後ろを振り返った・・・すると -- 名無しさん (2012-12-10 02:00:59) - ――ブラックホールが出来ていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:01:20) - シュライバー「流石の僕らも……まずいと思う人、手を上げて!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:01:41) - 全員は手を挙げたそして叫んだ 全員「ざけんじゃねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!! -- 名無しさん (2012-12-10 02:02:45) - 黄金「総員!駆け足!全速力で走れえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:03:12) - 全員「ぜってー潰してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 叫んで走り出した -- 名無しさん (2012-12-10 02:04:08) - 徐々にブラックホームが迫っていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:05:05) - 司狼「おい、蓮の足は大丈夫ななんだろうな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:05:38) - 必死で走りながら水銀に問う司狼 -- 名無しさん (2012-12-10 02:05:57) - 水銀「問題ない!後ろに問題ありだ!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:06:31) - 流石のメルクリウスも、急なブラックホームに焦っているようだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:06:47) - ランサー「嬢ちゃん、その子俺に預けろ!!」 エリー「あんた、怪我!!?」 ランサー「これぐらい問題ない!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:08:38) - ランサーたちは最後尾だ・・・下手すればまとめて持っていかれる・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 02:10:04) - ランサー「しゃあねえ・・・」 言うとランサーは二人抱えて速度を上げた -- 名無しさん (2012-12-10 02:10:46) - アーチャー「食い止めるか」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:11:33) - そして、徐に立ち止まり振り返った。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:11:45) - 司狼「バカよせ、飲まれるぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:12:18) - 司狼が走りながら声を上げる -- 名無しさん (2012-12-10 02:12:55) - アーチャー「……I am the born of my sword」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:13:19) - ランサー「んなとこで切り札使う気かよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:14:42) - アーチャー「足止めはいるだろ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:15:11) - 虚空へ手を伸ばし、紡ぐ。アーチャー「我が骨子は……捻じれ狂う!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:15:38) - 弓矢をだし、矢とする武具。生半可なものでは足止めにすらならない。ならば!! -- 案山子さん (2012-12-10 02:16:07) - アーチャー「我は黄金なり……総てを破壊し、総てを制覇する覇者なり」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:16:40) - 黄金「我が聖槍を真似るつもりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:17:26) - だが、当然リスクは――デカイ。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:17:40) - アーチャー「ぐっ!!……わ、我は黄金!総てを破壊し、愛する王なり!ならば我が手にするは黄金なる聖槍なり!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:18:19) - アーチャーの全身から血が噴きだしていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:18:46) - 意識が朦朧とする中、確かに聞こえた。 『――――シャキッとしなさい!アーチャー!私のパートナーでしょ!!』そう、確かに聞こえた! -- 案山子さん (2012-12-10 02:19:27) - アーチャー「ねぼすけに言われるとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:20:32) - つぶやくと笑った -- 名無しさん (2012-12-10 02:20:53) - そして、 -- 案山子さん (2012-12-10 02:22:22) - アーチャー「さあ!我が波動よ!今ここで――総てを愛そうではないか!」力強く、告げた。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:22:53) - アーチャー「ロンギヌスランザ・テスタメントおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 02:23:21) - 水銀「私も力を貸そう」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:23:59) - 水銀がアーチャーの隣に立った -- 名無しさん (2012-12-10 02:24:16) - 黄金の聖槍を完全に模索し、顕現させ――ついに、二人『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』放った。 -- 案山子さん (2012-12-10 02:26:55) - そして聖槍はブラックホールに吸い込まれると同時にブラックホールをぶち壊した・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 02:29:39) - 水銀「アーチャーよ無茶をしすぎだ・・・」 アーチャー「昔ほどではないよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:32:03) - 水銀「やはりこちらでは一割にも満たないか…」 アーチャー「あれで一割以下だと言うのか…」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:53:41) - 水銀「本気のハイドリヒと息子を見れば嫌でも納得する」 -- 名無しさん (2012-12-10 02:59:16) - アーチャー「なるほどな」そう言って歩こうとした時、 『やるじゃない、アーチャー!……私を助けてって言いたいけど……お願い、士郎を救って頂戴』 また、そんな声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-10 06:39:53) - アーチャー「……ああ、了解したよ。マスター」そう言って立ち上がり、前を見据えた。水銀「……治癒は私がしてやろう」アンナ「私も協力するわ」そう言って二人による治癒がアーチャーを癒していく。 -- 案山子さん (2012-12-10 07:32:27) - 蓮「……親父からの脱却。今の俺に可能なのか」アーチャーたちの邂逅によってずっと彼の中に止まっていた思い。それは、この水銀からの脱却をすれば、皆を救えるのではないか?という彼の想いがそこにあった。だが、マリィ『レン……』霊体化しているマリィが心配そうに声をかける。彼の予想はある意味で正しいが、現状それは愚作にして愚行だ。 -- 案山子さん (2012-12-10 07:43:54) - 夜刀化すれば敵を殲滅できるのやもしれない。だが、同時に危惧するは彼の覇道流出だ。黄金が流出を起こし、水銀との三つ巴状態に陥る可能性だって十全にある。敵味方関係なく、覇道とは食い合う宿命にあるのだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 07:45:18) - マキナ「往くぞ、兄弟」蓮「ん?あ、ああ……」頷き、各々が各々を確認にする。超人の集まりといえど、相手も超人。しかもエイヴィヒカイトを超える威力も兼ね揃えているのだ。油断などできるはずがない。 -- 案山子さん (2012-12-10 09:00:02) - ベイ「あの黒女、誰が殺る?」 -- 名無しさん (2012-12-10 10:39:39) - ベイが言ったのは現状一番の問題だ…アラヤやクソ神父位ならまぁどうにかなるだろうがあれは別問題が過ぎる…… -- 名無しさん (2012-12-10 11:15:22) - シュライバー「あれは今の僕らより少し上だね・・・むかつく話」 -- 名無しさん (2012-12-10 13:51:08) - アーチャー「……考えたくはないが、アレがいるということは」ランサー「……おいおい。キャスターたちやバーサーカーまでいるってか?どうやってか知らねえが、聖杯から魂を奪うなんざ、不可能に近いだろ」 -- 案山子さん (2012-12-10 15:39:10) - 黄金「今一度、前の話をできないかね?敵陣に攻撃を仕掛ける前に」 -- 案山子さん (2012-12-10 15:42:22) - アーチャー「……分かった」ランサー「俺らはクラスが七つに分かれているって話はしたよね?」 -- 案山子さん (2012-12-10 15:42:52) - 蓮「それは聴いた…他にはどんなやつが呼ばれてたんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:48:58) - 蓮「それは聴いた…他にはどんなやつが呼ばれてたんだ?」」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:52:12) - ↑訂正 アーチャー「そうだな…今面が割れているのが四体…他にはアサシン、は「佐々木小次郎」 キャスターは「神代の魔女」 ライダーならば「メデューサと呼ばれた女」と言ったところだな…」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:58:21) - ランサー「アサシンに関しては二体いた「顔のない英雄」だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 15:59:32) - エリー「顔のない……英雄?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:00:17) - ジューダス「あん?知ってるのか?嬢ちゃん」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:04:28) - エリー「顔のない英雄……顔のない……!!わかったわ、それってハサンのこと?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:06:01) - ランサー「ご明察だ…特徴は片腕がやけに長い」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:07:15) - 蓮「ハサン?なんだそれ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:08:52) - エリー「ありゃりゃ……蓮君知らなさすぎよ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:12:54) - 司狼「お前が博識すぎるんだろうが;」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:16:13) - アーチャー「確かに奴はこの場所にはうってつけだな…」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:18:03) - ランサー「正面から戦おうとしないからめんどくさいけどな……」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:19:01) - エリー「ハサンってのはまあ一言で言うと盗賊の頭領ってやつ」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:19:42) - ↑訂正 エリー「ハサンってのはまあ一言で言うと暗殺団の頭領ってやつ」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:26:02) - アンナ「ああ、シュピーネみたいな奴ってこと?」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:31:22) - ランサー「気色悪さはそいつ以上だけどな…」 -- 名無しさん (2012-12-10 16:38:21) - ヘラクレス「話が脱線するといかん……戻せ」アーチャー「ああ」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:44:02) - アーチャー「さて……私の予想が正しければ、この瘴気や死の臭い……そして泥臭さには、覚えがある(・・・・・)」ランサー「ああ、俺もだ……まさかこれが悪化するとこうなるとはなァ」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:45:00) - ベイ「どういうこったよ?」ランサー「気づかねえのか?単純に魂の怨嗟にしちゃあ濃度が濃すぎる(・・・・)んだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 16:46:26) - 司狼「聖杯の中身とにてるってことか?」 司狼が問う -- 名無しさん (2012-12-10 16:47:19) - テルミ「いんや――その聖杯と同化しちまってんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 17:12:28) - 全員『!?』 -- 案山子さん (2012-12-10 17:16:40) - アーチャー「!!だからか……あのアラヤの気配に気づかなかったわけだ」ランサー「……あの汚泥の中にいるってことは、魂だけをサイクルさせて無限に蘇る。ある意味、あんたの世界と同じだな?中将さんよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 17:17:54) - 黄金「さてな……だが、状況はよく分かった。今より往くぞ!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 17:29:46) - 蓮たち「おう!」そして、皆が橋の上を走っていく。徐々に瘴気の濃度が濃くなり、精神をむしばんでいく。 -- 案山子さん (2012-12-10 17:33:32) - …漣「…くる」 レリウス「落ち着け、坊や。焦らずとも望みの相手はくるさ」 ???「親が来たことを感じ取ったにしては随分と剣呑だな」 レリウス「この坊やの目的は創造主からの解放だからな、それを成すには創造主の力を超えるか…」 ???「創造主である水銀の蛇の撃滅しかないか…惨いことをするなレリウス」 レリウス「遅かれ早かれいずれはこうなったさ、坊やの魂が神格に組み込まれた因子に悲鳴を上げる限りな」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:01:16) - ゴゴゴゴゴゴゴゴ、と響く地鳴りと共に紫電が撒き散る中、レリウスは悠々とソファーに座っていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:06:31) - 神父「しかし、あの者たちと戦う場合、一対多は不利だな」黒セイバー「問題ない……叩き伏せるだけのこと」アラヤ「それはお前の力があってこそ……根源に至れるあの弓兵は生かせ」黒セイバー「知らん」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:07:39) - セイバー「……………」神父「どうした、セイバー?顔色が優れんようだが?」セイバー「…………別に」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:12:29) - レリウス「魂があればどうとでもなる。肉体は滅ぼしても構わん」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:13:28) - 黒セイバー「とのことだ……私が殲滅す――」アラヤ「粛」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:14:15) - 右手を思いっきり握った。すると、黒セイバーの辺りに重圧が加わった。だが、黒セイバー「くだらん」一振りで払いのけた。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:15:02) - 黒セイバー「……お前から消すぞ」アラヤ「…………」神父「仲間割れはよせ……またそこの男に消されるぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:17:44) - そう言って視線の先には――本を片手に読書をするフードを被った男がいた。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:18:16) - ???「レリウス様……そろそろ、来ますよ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:22:31) - レリウス「では――出迎えてやれ。盛大にな」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:26:49) - 全員『承諾』 -- 案山子さん (2012-12-10 18:39:43) - ・・・・・・・・ ベイ「外も悪趣味だったが中も大概だな・・・・」 中に入ってそうそう感想を漏らしたベイ -- 名無しさん (2012-12-10 18:48:47) - 香純「……鼻、ながり”ぞう”;」口元を抑える香純。ベイが背中を摩る。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:49:56) - テルミ「これ、更に拍車がかかってやがる」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:50:40) - ザミ「……滅却したくなるな」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:52:10) - ランサー「……どうやら、目の前の階段しかねえようだな」アーチャー「一方通行か」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:52:52) - 蓮「さてと・・・」 司狼「哀れな人形ちゃんたちを壊しに行きますか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:55:47) - そう言って階段を上っていく皆。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:56:15) - シュライバー「ベイ~、君感情抑えなよ~?そこの変態が忠告したんだからさ~」 -- 案山子さん (2012-12-10 18:56:43) - ベイ「わ~ってるよ・・・その言葉お前にも当てはまるんだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:57:42) - シュライバー「余計なお世話、心配性に拍車がかかってるよ?ベイ」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:58:39) - メンチを切る二人。 -- 案山子さん (2012-12-10 18:59:03) - 司狼「んなとこで喧嘩してんじゃねえよ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:59:45) - 二人「うるせえ!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 18:59:59) - テルミ「気が滅入りそうだな?博打でもするか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:00:25) - 二人「賛成!」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:00:42) - 黄金「内容は?」 テルミ「誰が最初に壊されに出てくるか予想をしてもらう」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:01:45) - 司狼「え~麻雀やろうぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:02:22) - テルミ「お前最初にハコ天させるぞ?o(^▽^)o」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:02:54) - 無駄にいい笑顔だ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 19:06:41) - 黄金「私が親でいいかね?」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:08:39) - 神父&戒&エリー「……なんか、デジャヴが;」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:09:11) - そして三十分後・・・テルミ&司狼、ハコ天・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 19:10:04) - 司狼「――――――――燃えた、燃え尽きたよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:10:37) - エリー「あんた一回もツモってないじゃん?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:11:29) - 司狼「いきなり天鳳二連発ってなんだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:12:41) - テルミ「ツモる間がねえよ・・・電動雀卓だぞ・・・イカサマで着ねえようにしてんだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:14:00) - ↑訂正 テルミ「ツモる間がねえよ・・・電動雀卓だぞ・・・イカサマできねえようにしてんだぞ?(ToT)」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:14:41) - 黄金「さて次は誰が座るかね?」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:18:05) - 黄金様はいつでもウェルカムなようだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:19:20) - ランサー「俺が行くぜ・・・・・・」  司狼「やめとけ・・・精神的に死ぬぞ・・・・(T ^ T)」 -- 名無しさん (2012-12-10 19:27:45) - …………五十分後。壁に体育座りをしたランサーが頭をぶつけていた。何度も。 -- 案山子さん (2012-12-10 19:50:43) - 司狼「言わんこっちゃねえ;」 -- 案山子さん (2012-12-10 19:58:09) - ……???「……何を遊んでいるのだろうな奴らは?」 レリウス「あれも魂の劣化に伴う自滅の徴候という奴かもな。少なくとも水銀の蛇は既に発現しているだろう、この坊やのように創造主の消滅を願う衝動を持つような設計ミスは本来の奴なら決してしないだろう」 漣「……」 身動きせず力を蓄える漣に視線を向ける、そしてその手に持つ槍にもだ。 レリウス「あの槍はあらゆる魂を砕き消滅させる破滅の象徴。黄金の対極の特性を持つ写し身が極限域に達した時に生まれた産物だ。当然、黄金と同じ水銀に対する自滅因子の特性も持っている……あのような自分を滅ぼすモノを作ったことからも自滅の衝動が窺える」 ???「本人はゲームの駒として作ったのだろうになあ」 レリウス「歌劇の中で死ねるならば役者冥利に尽きるのだろうさ」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:02:33) - ???「へ~……面白い話をしてんなァ、レリウスよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:06:08) - そこに――彼らと共にいるはずの、テルミがいた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:06:36) - 帽子を被った状態で、壁に寄りかかっていた。テルミ「……影分身ってな。探したぜェ?あいつらに気づかれないようにして動くのは、骨が折れるぜ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:07:32) - 黒セイバー「ほう?私の剣の錆びになりに来るとは……殊勝な心がけだな」神父「袋の鼠だぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:09:37) - テルミ「そんななまくらのサビにされるのはゴメンだな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:11:04) - テルミは薄く笑う -- 名無しさん (2012-12-10 20:11:29) - テルミ「第一……俺はやられねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:12:59) - セイバー「…………」神父「セイバー……働きたまえ」セイバー「…………私が闘うまでもない」アラヤ「……なら、私がやろう」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:13:54) - テルミ「おいおい、俺は話をしに来ただけだぜ?見てて気づかねえ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:15:49) - 薄笑いを浮かべたまま告げるテルミ -- 名無しさん (2012-12-10 20:16:24) - レリウス「……態勢を崩せ。本当のようだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:17:06) - 片手を上げて鎮める。レリウス「……よもやと思っていたが、まさか『今頃になって思い出した(・・・・・・・・・・・)』とはな」テルミ「……へ、思い出すのに手間がかかったがな」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:18:00) - レリウス「一言いいか?」 テルミ「なんだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:18:55) - レリウス「なんだ?先の勝負のていたらくは?貴様麻雀弱すぎるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:19:45) - テルミ「お前ちゃめっ気ってやつが増えたな?実際やってみろよ?笑えるほど勝てねえから」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:20:48) - ハザマ(偽)「というより、これは一体どういうことなんです?」レリウス「つまり……ハザマは最初から」そこで区切り、レリウス「――私の協力者、ということだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:21:22) - 神父「……ほう?演技がそれにしては上手だったが?」黒セイバー「役者に向いているぞ……道化」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:22:08) - テルミ「黙れよ?お人形ちゃん、潰すぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:23:27) - 黒セイバー「できるのか?お前如きが」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:24:29) - テルミ「じゃあ、試すか、出来損ない」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:26:06) - 笑っているが殺気が跳ね上がる -- 名無しさん (2012-12-10 20:26:40) - 互いの殺気が充満していく。レリウス「――それより、ハザマよ。私から提案がある、乗るか反るか……お前が決めろ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:27:12) - ……マキナ「着いたな」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:27:34) - 黄金たち一行は、最初のデカイ門にたどり着いていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:27:52) - 結局、あの後ハイドリヒの無限コンボが発生して、全勝していたのだ……メルクリウスは何とか食らいついていたが、負けていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:28:30) - ランサー「・・・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:29:40) - アーチャー「いつまで落ち込んでいるつもりだ?ランサーよ、いつものことではないか」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:30:21) - ランサー「あそこまで潰されるとは思わね~よ、俺も、誰も・・・・(゜´Д`゜)」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:31:16) - 彼は無限コンボ中に何度も挑みすべて負けたのだ・・・無理もない -- 名無しさん (2012-12-10 20:31:51) - 全員『いいや、予想できてた』 -- 案山子さん (2012-12-10 20:32:25) - ランサー「ちくしょ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!(゜´Д`゜)」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:33:18) - 泣き崩れた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 20:33:48) - ハザマ「まあまあ、いいじゃないですか。そうヘコむこともありませんよ?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:34:39) - テルミからハザマ状態になっているハザマが優しくそう言った。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:35:07) - ランサー「そうだな・・・紳士たるもの常に冷静にだもんな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:35:59) - 蓮「アーチャーよ」 アーチャー「なんだね?」 蓮「ランサーって紳士なのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:36:46) - アーチャー「まあ……紳士ではあるな。変態ではないしストーカーでもない。一部の者から『アニキ』とも呼ばれているな」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:37:34) - 蓮「司狼、お前の完敗だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:38:12) - 蓮は司狼の肩を叩いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 20:38:39) - 司狼「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:39:20) - 泣き崩れた二号…… -- 案山子さん (2012-12-10 20:39:34) - エリー「あんたが適う道理がないって・・・」 更に追い討ちをかけるエリー様 -- 名無しさん (2012-12-10 20:40:35) - 司狼「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:41:26) - 神父「やれやれ……遊佐君は進歩が足りませんねぇ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:41:56) - 司狼「うるせええええええええええええ!!!!!あんたもその変態ぶりを直しやがれ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:43:15) - 泣きながら叫ぶ司狼 -- 名無しさん (2012-12-10 20:43:27) - シュライバー「そうだよ、強姦神父」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:43:52) - 神父「変態?はて……誰のことを言っているのです?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:44:23) - 全員『お前だよ!お前!!』 -- 案山子さん (2012-12-10 20:44:40) - 司狼「『テレジア、私の子を産みなさい』」  -- 名無しさん (2012-12-10 20:45:28) - 司狼が声真似をして呟く -- 名無しさん (2012-12-10 20:45:54) - 神父「――――――――NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:46:22) - アーチャー「……どこの神父も」ランサー「腐ってるのは同じとは……情けねぇ;」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:46:52) - ???「は~~~くしゅん!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:48:40) - 神父は盛大にくしゃみをした -- 名無しさん (2012-12-10 20:49:32) - アラヤ「どうした?」???「いやなに……この私のことを噂でもしているのかにゃ?」そう言ってウインクする???。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:49:50) - アーチャー&ランサー&セイバー「!!!!!!!!???」ゾワゾワ -- 案山子さん (2012-12-10 20:50:12) - 互いに離れた場所でも、感じ取った気持ちの悪さに、頭を壁に叩きつけていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:50:41) - ???「なぜだろう、急にあの店の麻婆豆腐が食いたくなった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:51:36) - アラヤ「麻婆豆腐?」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:52:50) - ……アーチャー「いかん!早く進むぞ!」ランサー「手遅れになるまえに!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:53:17) - 蓮たち「お、おう」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:54:02) - アーチャーとランサーの腱膜に気圧されて早急に扉をぶち壊し中に入る一同 -- 名無しさん (2012-12-10 20:54:59) - 門を開けると――薄暗い空間があった。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:55:34) - 周りには石柱と階段と山門があった。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:56:13) - ランサー「いきなり嫌がらせかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:56:50) - アーチャー「そう言うな、この場所ならば・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:57:10) - ???「――ふむ。嫌がらせとは……無粋な言いようだな、槍兵よ。今宵の邂逅に、そのような言葉づかいは似合わぬぞ」 -- 案山子さん (2012-12-10 20:57:47) - ……そこに、流麗で、なんと美しい男の美声が上段の方から聞こえてきた。 -- 案山子さん (2012-12-10 20:58:17) - ランサー「一番手がお前かよ・・・アサシン殿?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:58:54) - アーチャー「今度はあの女狐の邪魔は入らないという解釈で良いのかな?」 -- 名無しさん (2012-12-10 20:59:36) - アサシン「ああ、そういうことらしいな……今宵の邂逅、待ちわびたぞ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:00:43) - 暗闇の中で、不意に五尺を超える長刀が月光を弾く。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:01:10) - そう、不自然に真上に月だけが出現した。なのに、暗いのだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:01:36) - アサシン「できればもっと違う場所でまみえたかったが仕方ない・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:03:17) - 不満を漏らしこちらを見るアサシン -- 名無しさん (2012-12-10 21:03:33) - アサシン「ん?どうした?そのような怖い形相をして……お前たちらしくないではないか?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:03:53) - アサシン「いらだちを隠せという方が無理な話だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:06:11) - 彼もなんだかんだで不満があるらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 21:06:34) - ランサー「……てめえ、だったらなんで大人しく――!!」アサシン「無粋だな……そして、言わせるなランサー。口にすれば、詰まらぬ言葉に成り下がるぞ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:07:11) - アーチャー「そうだぞ、落ち着け・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:07:59) - アーチャーがランサーを制す・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 21:08:37) - アサシン「そして」そう言って五尺を超える長刀を掲げ、アサシン「不満はあれど、この身はそれだけのこと。ならば、強者との戦いこそ、私の宿願だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:08:53) - ジューダス「……ベル」ベル『止めとけ……あれは危険だな。あの黒いのとは別次元で、返り討ちにされるぞ』 -- 案山子さん (2012-12-10 21:09:40) - 司狼「エリー」エリー「本当だよ……さっきのアサシンが佐々木小次郎っていうんだったら、間違いなくヤバいよ。遠距離だとか近距離だとか、そういった次元の話じゃないよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:10:36) - アサシン「我が名は『佐々木小次郎』だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:11:30) - 唄うように名を告げるアサシン -- 名無しさん (2012-12-10 21:11:48) - アサシン「今宵、私は君らに出会えたこと嬉しく思うぞ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:12:26) - ベイ「……はッ」吐き捨てるようにしてベイが前に出る。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:13:12) - ベイ「おい小僧……黄色い劣等。俺らは急いでるんだ、邪魔すっと死ぬぞ?」そう言いながら杭を全身から囃していた。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:13:47) - アーチャー「まて、あれは剣技だけならセイバークラスだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:14:55) - ベイ「!?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:15:04) - 司狼「おい、ちょいと待てや!確かクラスごとに振り分けされてんだよな?なんでだよ?暗殺者じゃねえのかよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:15:41) - ランサー「あれは、呼び出され方が違うんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:17:13) - シュピーネ「違う?どういうことです?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:17:43) - アーチャー「あれを呼び出したの、我らと同じ『神代の魔女』だ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:18:56) - アンナ「キャスター……ね」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:19:35) - 香純「け、けどそれって……サーヴァントがサーヴァントを呼び出すって、アリなの?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:20:02) - ランサー「あいつは『ルールを敗れる』その強みを利用したんだ」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:21:29) - 蓮「――ルール、だって?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:22:15) - アサシン「…………くふふ」くつくつと笑うアサシン。その姿さえも、美しい。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:22:42) - アサシン「今は私にその枷はない、話しておこう」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:24:05) - ベイ「んだと?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:24:24) - アサシン「そう睨むな」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:24:37) - 流麗に謳うアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:25:01) - アサシン「私の成り立ち……それはな、麗しいお嬢さん方。私は『佐々木小次郎』という殻に嵌められた亡霊なのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:25:49) - エリー「虚像ってこと?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:26:48) - アサシン「聡明だな……その通り」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:27:15) - ランサー「……ま、それでも実力はあのセイバーとタメ張れるほどだ。油断すんなよ」アーチャー「……あれの剣技は、伊達に佐々木小次郎という殻に当て嵌められただけのことはある」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:28:18) - 靡く紫の長髪。そして細まる綺麗な目。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:29:05) - アサシン「……二つ、忠告がある」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:29:32) - 蓮「忠告・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:30:08) - 司狼「二つね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:30:55) - アサシン「聞いておけ……タメになる」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:31:18) - 黄金「ではたのもうか・・・佐々木殿」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:31:56) - アサシン「敵の身であるのが悔しいが……言おう」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:32:36) - アサシン「まず第一――ここから先、一対一が原則となる」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:33:00) - 司狼「一体一ね・・・なるほど今の俺らなら、それで倒せると?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:34:23) - ↑訂正 司狼「一対一ね・・・なるほど今の俺らなら、それで倒せると?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:35:09) - アサシン「私はそこまで安くは見ていない・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:35:35) - アサシン「そして、第二――その戦いに、横槍を入れた場合、罰が下る。そして、一人戦うごとに、他の者は上の階へ上がっていくことだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:36:05) - ザミエル「そちらが横槍を入れるということは?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:38:07) - アサシン「ありえん」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:38:27) - キッパリと強く断言したアサシン。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:38:42) - アサシン「保証しよう……上の階に大人しく行くならば、邪魔立てはせん」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:39:20) - 水銀「……一つ確認したいのだが、残った一人がその階の番人を倒せば当然上に行ってよいのだろう」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:39:43) - アサシン「ああ、そうだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:40:14) - 黄金「……一対一、正々堂々とかね?」アサシン「ああ、それがあの錬金術師の言伝でもある」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:40:32) - 司狼「一番信用できない名前をここで出すなよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:42:00) - アサシン「安心しろ……あの男も、どうやら忙しいらしくてな。本気で取れ」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:42:45) - 司狼「妥協できて話半分だ」 アサシン「それが妥当であろうな・・・」 苦笑いを浮かべた -- 名無しさん (2012-12-10 21:43:30) - アサシン「さて」そこで――一気に場の雰囲気が一変した。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:44:05) - 長刀に剣気と鋭い、刀のような殺気が長刀に宿っていく。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:44:35) - アサシン「――一番手、誰が来る?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:44:52) - 一同「・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:46:32) - その殺気には一同瞠目するしかなかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 21:46:52) - 荒れ狂う殺気ではなく、一点に収束収斂された剣気は戦慄さえ覚えさせるほどだ。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:47:25) - 静かに構えを取るアサシン。どうやら本当に相手が決まるまで待つらしい。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:48:14) - 黄金「あまり待たせるのも悪いな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:49:36) - なんと、黄金が前に出た。 -- 案山子さん (2012-12-10 21:50:20) - アサシン「――――ほう?決まったのか?」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:50:39) - 蓮「いいのかよ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:51:33) - 黄金「問題ない――シュライバー!ベイ!ザミエル!」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:52:13) - 三人「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:52:49) - 声をかけられ驚く三人 -- 名無しさん (2012-12-10 21:53:24) - 黄金「これより私はこの者と修羅に入る!己を見失うな!我が爪牙として――己を超えよ(・・・・・)!!バビロン並びに聖餐杯!!」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:53:56) - 二人「はい」 -- 名無しさん (2012-12-10 21:54:56) - 背中を見せながら、黄金「――――テレジアと、イザークを頼む」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:55:44) - 二人「ヤヴォール -- 名無しさん (2012-12-10 21:56:47) - 黄金「マキナ!ゲオルギウス!」 -- 案山子さん (2012-12-10 21:57:50) - マキナ「…………」司狼「んだよ、大将」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:00:53) - 黄金「刹那と……ツァラトゥストラを、頼んだ。お前たちが、鍵だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:01:30) - マキナ「…………諒解している」司狼「言われるまでもねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:04:16) - 黄金「ランサー、アーチャー皆のことを頼んだぞ」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:05:37) - ランサー「ようやくまともな主に出会えた気分だな」 アーチャー「笑えんぞランサー」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:06:13) - 二人は笑いながら言い合った、それは了解の印だ -- 名無しさん (2012-12-10 22:06:43) - アサシン「――――さて、では会い見(まみ)えようか」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:08:37) - 蓮「――ラインハルト」水銀「ハイドリヒ」二人『勝てよ』黄金「無論だ」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:09:08) - アサシン「――――では、後ろを通過していくがいい。上に続く階段がある。そこしかないため、征くがいい」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:09:44) - 一同「言われるまでもない!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:10:37) - アーチャー「ひとつ聞く」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:11:01) - アサシン「ん?」 -- 案山子さん (2012-12-10 22:11:31) - アーチャー「あの女狐も居るのだな?」 アサシン「ああ、本来ならば私が首を撥ねたかったのだがな」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:12:32) - アサシン「……なら、それでいい」そう言って登っていくアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-10 22:12:59) - ゾロゾロとアサシンの横を通過していき、階段を上っていく。すると、入り口付近が閉ざされた。 -- 案山子さん (2012-12-10 22:13:11) - アサシン「では始めようか」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:13:36) - 黄金「よかろう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:13:47) - 一人の剣士と、一人の覇王。今――ここに衝突する。 -- 案山子さん (2012-12-10 22:14:16) - 黄金は笑う目の前の強敵に向けて、それはアサシンも同じことだった -- 名無しさん (2012-12-10 22:17:06) - ↑訂正 黄金は笑う、目の前の強敵に向けて、それはアサシンも同じことだった・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 22:17:46) - ・・・・・・ ジューダス「一番手があの人でこの先大丈夫なのかよ?」 ザミエル「心配いらん」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:28:44) - 階段を上りながらジューダスの言葉にザミエルが答える -- 名無しさん (2012-12-10 22:29:32) - ザミエル「あの方が負けることなど有りえん」 全幅の信頼と確信を持って言い切る。 ジューダス「いや、姐さんに惚気られんでも負けるとは思ってねえけどよ。相手の戦力がわからん上にこっちは非戦闘員も抱えてんのにいきなり最強格出しちまっていいのかよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:42:17) - 司狼「確かにそうだな・・だが自力でなんとかするしかねえだろ?状況が状況だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 22:45:00) - 司狼の言葉は辛辣ではあるが事実だ・・・それだけにこの状況はある意味まずい・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 22:52:48) - ベイ「……おい、少し待てや」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:12:39) - 蓮「どうした?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:16:47) - ベイ「……テルミの野郎、どこにいった?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:18:12) - 水銀「おおかた、元から裏切る気だったのだろう・・・あれはそんな男だ・・・」 水銀が予定調和であるかのように言う -- 名無しさん (2012-12-10 23:19:21) - ベイ「……じゃあよぉ、蓮華に対しての思いとか、優しさとか……全部が嘘だってのか?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:20:10) - 水銀「おそらく・・・嘘はないと信じたいが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:20:57) - 蓮「……あいつを捕まえて、吐かせるしかないな」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:21:47) - 司狼「あそこまで本心が見えねえやつも珍しかったんだが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:22:49) - 司狼がぼやく -- 名無しさん (2012-12-10 23:23:49) - シュライバー「あ!見えたよ!門だ!誰が開ける?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:25:12) - 蓮「誰が待ってるかによるんだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:27:41) - マキナ「俺が行こう……ぶがああああああああああ!!!!」走っていたマキナがそのまま門を殴り飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:29:28) - ランサー「どこまでも頼もしい連中だな・・・これで本調子出ない何座信じたくねえぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:31:01) - ↑訂正 ランサー「どこまでも頼もしい連中だな・・・これで本調子出ないなんざ信じたくねえぞ・・・」  ランサーが呆れたようにぼやく -- 名無しさん (2012-12-10 23:31:39) - そして、そのまま門の扉が飛来していくと、ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! 戦慄が走った。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:32:36) - 『だから―――絶対に、おまえの事も認めない。おまえが俺の理想だっていうんなら、そんな間違った理想は、俺自身の手でたたき出す!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-10 23:35:21) - アーチャー「全く・・・あいも変わらず頑固者のようだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:36:10) - そして―― 「――――投影(トレース)、開始(オン)」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:36:45) - 無限の魔弾が出てきたアーチャーのみに集中砲火した。それはまさに絨毯爆撃だった。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:37:38) - アーチャー「その程度か!!!!!!!」  -- 名無しさん (2012-12-10 23:38:44) - ???「――――黙れ、壊れた代物」低い、奈落のような声が響いた。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:39:09) - アーチャー「貴様が言えた言葉でないわ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:39:47) - アーチャーはそれに怒声で返す -- 名無しさん (2012-12-10 23:40:11) - そして、アーチャーはたどり着いた。その辿り着いた場所を見て――絶句した。そこは本来、ここにはない、あってはならない場所だったのだから。 ――アインツベルン城。そう、あの白き少女が、衛宮切嗣がかつて根城ともしていた関係深き城だったのだ。恐らく魂を使用してでの幻術か幻視か、どちらにせよアーチャーにとってここは思い返したくもない場所だった。ふと、何者かが瓦礫を踏み砕いて前に進んで来ていた。それに警戒するように鷹の目で見据える。向かうのは階段の下、この広間の中心。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:40:35) - アーチャー「本当に皮肉だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:41:55) - 呟くアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:42:07) - ???「ああ、そうだな。そして、一対一……手出しはない。横槍もない。ああ……実に有り難い。ここなら、俺はお前と殺し合いができる」アーチャー「――――――――」遠く階段に佇む黒フードの男の声が反響した。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:43:03) - アーチャー「そこまで落ちても、」その頑固さが消えないとは・・・ある意味褒めれば良いのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:44:09) - 苦笑い混じりに告げるアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:44:38) - ???「抜かせ、フェイカー。オレはお前を認められない。だからここにいるんだ」アーチャー「貴様……!」???「なんで憤っている?オレと、英雄であるお前は別の存在同士。互いに殺し合うのが宿命じゃないのか?なあ」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:45:47) - アーチャー「我が、マスターが『君を救ってくれ』と残した理由がよくわかったよ」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:47:45) - すぐに持ち直しそう返すアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:49:14) - ???「『マスター』?誰だ、そいつは?」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:50:08) - アーチャー「そこまで忘れたか?哀れだな・・・本当に救いがあるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:50:45) - 神父「あるとも」そこに、あの神父が後ろから出てきていた。 -- 案山子さん (2012-12-10 23:51:30) - ランサー「横槍はないんじゃなかったのか?クソ神父」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:52:26) - 神父「邪魔立てはせんよ……戦う前までは、オーケーラインだ」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:52:49) - ランサー「口出しはOKか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:53:25) - アーチャー「君は存在自体が有害だろう?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:54:12) - 神父に皮肉を言うアーチャー -- 名無しさん (2012-12-10 23:54:30) - 神父「ん?私が有害?ははは、冗談が厳しいな、アーチャーよ。そしてそういうことだ……物わかりがいいな、ランサー」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:55:13) - ランサー「俺もこいつと同意見なんだが?」 神父「馬鹿な(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:56:23) - 神父「私は有害などではないぞ?;」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:56:53) - ???「どう考えても有害だと思うぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:57:15) - 敵にまで言われる始末だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 23:57:33) - 神父「――この魂に憐れみを(シクシク」 -- 案山子さん (2012-12-10 23:58:32) - ランサー「無視して続き行くか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:59:42) - 一同「そうだな」 -- 名無しさん (2012-12-10 23:59:55) - ???「ああ、そうだな……さっさと後ろに行け――邪魔だ、槍兵。狗は狗らしく吼えていろ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:00:50) - ランサー「ガキが吠えるようになったじゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:01:59) - ???「――ぐっ!?」途端、急に頭を押さえはじめた???。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:02:30) - ランサー「おいアーチャー」 アーチャー「なんだ、ランサー」 ひそひそ話を始めた二人 -- 名無しさん (2012-12-11 00:03:31) - ランサー(あいつ、なんか性格があの金ピカ馬鹿に近くなってね?)  アーチャー(そうだな・・・さすがに哀れすぎるが事実だな・・・) -- 名無しさん (2012-12-11 00:05:04) - ???「ぐ……ぐァあ!?お、オレは……だ、誰だ!?おおおおおおおおれおれおれおれおれおれろえろえろえれおれおれおれ!?!?!?!?!?!?!?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:05:42) - 神父「……ふむ。やはりまだ『未完成』であったか」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:06:22) - アーチャー「全く、やはりお前は有害だな・・・」 ランサー「全くだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:07:51) - 頭を抱えながら悶える???に、神父は何の感慨もなく一瞥していた。神父「ふむ……どうだ?いっそ、この者を殺すというのであれば、上に行ってもよいぞ?なに、ある意味救済であろう?なあ――衛宮士郎よ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:09:06) - アーチャー「最終手段だな・・・それは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:10:15) - 神父「そうか――ならば、私が始末してやろう。なに、また作ればいい――これと同じ人形をな」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:11:14) - ランサー「それやっても同じことの繰り返しじゃねえのか?クソ神父」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:12:31) - ランサー「いや、『言峰綺礼』さんよぉ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:13:46) - 神父「貴様にさん付けで呼ばれる日が来るとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:14:25) - ザミ「――――おい、堕落司祭」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:15:11) - 神父「私は堕落などしていない、何だ赤き髪の女よ」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:16:15) - ザミ「――――貴様は、何階にいるのだ?」静かに――切れていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:16:44) - 綺礼「そうだな――あともう一階上だ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:17:39) - ザミエル「貴様は私が殺してやるよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:18:26) - ただ静かに告げるザミエル・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:18:48) - 綺礼「ほう?それはそれは……楽しみだ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:19:35) - ランサー「悪い・・・譲ってくれねえか、その役・・・」 ランサー割って入る・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:20:35) - ザミエル「なんだと?」  -- 名無しさん (2012-12-11 00:20:59) - 綺礼「ランサー……悪いが、君には『先約』がいるぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:21:33) - ランサー「そうかよ・・・・・・『アイツ』も利用しやがったのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:22:17) - 綺礼「気づいたとは……愉快だな。さて……沈黙を貫いている諸君……言いたいことはあるかね?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:22:48) - 水銀「漣は私との戦いを望んでいるのかね?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:24:03) - 水銀が口を開く・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:24:15) - 綺礼「――――流石だ」一言だけだった。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:24:45) - 水銀「そうかね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:25:15) - 水銀は腐っても神だ・・・己の孫の渇望ぐらいは即座に読めるだろう・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 00:25:49) - 蓮「そこに漬け込んだわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:27:03) - 神父「ふっ……さてね。では、先に行っている……衛宮士郎。喜べ、君の願い……ようやく叶うぞ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:27:54) - アーチャー「どこまでも腐った男だな、あんたは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:30:01) - 神父「――よもやと思うのだが、私が何なのか、忘れたとは言うまい?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:30:29) - 一同「ただの腐れ外道でいいじゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:31:00) - 一斉にそう返された -- 名無しさん (2012-12-11 00:31:17) - 綺礼「まあ、否定はせんよ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:31:39) - そう言うと、綺礼は黒い炎に包まれ、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:31:58) - 士郎「――――後ろの扉に行け」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:32:21) - ランサー「やれやれせっかちだな・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:34:03) - そう言いながら蓮たちが通過する中、蓮「――――失望したな」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:34:34) - ???「なんだと?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:35:30) - 蓮の言葉に反応した??? -- 名無しさん (2012-12-11 00:35:53) - 蓮「――――あんたが望んだユメは、それっぽっちとは、ガッカリもいいところだ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:36:27) - ???「お前に何がわかる?」 蓮「わかるさ・・・同じであって違うからな」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:37:35) - 士郎「――青臭い」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:38:18) - 蓮「……アーチャー」アーチャー「言われるまでもない……先に行っていてくれ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:38:49) - 蓮「やれやれ、『馬の耳に念仏』とはよく言ったものだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:40:05) - アーチャー「全くだな・・・」二人は苦笑いし合った・・・ そして蓮は階段を上っていった -- 名無しさん (2012-12-11 00:41:05) - アーチャー「分かっているな」士郎「ああ」二人「互いに戦うということは」キッ!! 二人『剣製を競い合うということを!!』 -- 案山子さん (2012-12-11 00:42:23) - アーチャー「まだ、余地はあるか・・・」 つぶやくと剣を構えた -- 名無しさん (2012-12-11 00:43:32) - 士郎「ああ」フードを脱ぎ捨て、白髪の士郎が構える。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:44:15) - アーチャー「その前に一つ言っておくことがある」 士郎「何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:45:54) - アーチャー「本当に忘れたのか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:46:14) - 士郎「――――――――――――――――けないだろ」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:46:53) - アーチャー「それを聞けて安心したよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:47:20) - 小さく呟いた言葉に、アーチャーは安堵していた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:47:53) - アーチャー「マスターよ・・・見ていろ、君の信じた男は本当の強さを持っていると、焼き付けろ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:49:02) - その声に合わせるように二人は同時に飛び出した -- 名無しさん (2012-12-11 00:49:39) - ……ザミ「始まったようだな」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:50:37) - 司狼「ああ・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:51:22) - ベア「大丈夫でしょうか?」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:52:40) - ランサー「問題ねえよ・・・あいつは強い、認めるのは癪だがな・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:53:19) - 司狼「次はあのクソ神父か・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:54:45) - 階段を走っていく一行。やがて、門が見えてくると、ザミ「我は荘厳なるヴァルハラを燃やし尽くす者となる!!」走りながらタバコを指に挟んで捨てながら唱えていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 00:56:00) - 司狼「部屋ごと焼き払うつもりかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 00:57:05) - ザミ「創造(ブリアー)!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:57:30) - 戒「皆、一旦さが――」ザミ「焦熱地獄・激痛の剣(ムスペルヘイム・レーヴァテイン)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 00:58:10) - ザミエルの怒号とともに激痛の剣が放たれた -- 名無しさん (2012-12-11 00:59:14) - 全員『えええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!??????』 -- 案山子さん (2012-12-11 00:59:33) - ランサー「奇襲にしては派手すぎじゃねえ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:00:23) - ザミエル「ちっ、やはりこの程度の力しか出んか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:01:16) - 吐き捨てると爆炎が晴れていき、神父がいた・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:01:50) - 神父「……ふむ。コーヒーがちょうどいい加減に温まった。ありがたいな」ソファーにくつろいでいた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:02:44) - しかしコーヒーはマグマじみている・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:03:36) - 蓮「コーヒーに麻婆豆腐ってどうなんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:04:20) - しかも麻婆豆腐はものすごく赤い・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:04:45) - 綺礼「食してみるかね?中々の美味だぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:05:14) - そう言いながらグビグビ飲む綺礼。そのわきには――二十人前あった。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:05:40) - 神父「やはり麻婆豆腐は辛口に限るな・・・甘口など邪道だ」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:06:45) - 雄弁に語る神父・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:07:18) - 綺礼「麻婆豆腐の甘口など出している会社は恥を知るべきだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:08:52) - クワっと目を見開き叫ぶ綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:09:36) - ランサー「なにやってんだてめえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:10:04) - 綺礼「食うのか?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:10:35) - 麻婆豆腐をランサーにすすめる綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:11:03) - ランサー「食うか!!そんなゲテモン!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:11:24) - 綺礼「馬鹿なことを言うな!!麻婆豆腐は志向だ!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:12:58) - ランサー「この味覚音痴がああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:13:18) - 綺礼「失敬な!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:14:21) - 綺礼「ならば食ってみろ!!この至高の麻婆豆腐を!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:15:03) - 蓮(女)「じゃ、いただきまーす」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:15:32) - いつの間にか、蓮(女)が二人の間にいた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:15:50) - 一同「なんで!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:16:26) - 蓮(女)は一口食べてむせた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:16:55) - 蓮(女)「これ、辛すぎて逆にまずいよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:17:24) - 綺礼「――――――――――――――――――――――」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:17:39) - 目を見開いて、血涙を流していた――ホラーだ。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:18:06) - 綺礼「頼む・・・誰か・・・美味いと・・・・言ってくれ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:19:14) - 血の涙を流しながら呟く綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:19:42) - 蓮(女)「……ご、ごめん」そっ、と目を背けた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:20:16) - ランサー「わ、悪いな……」あのランサーも目を背けていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:20:33) - しかし二人共食うきはさらさらないようだ・・・と言うかコイツ以外無理だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:21:56) - 水銀「これは・・・蓮華か・・・!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:22:46) - 水銀が呟く・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:22:58) - 綺礼「レンゲならあるぞ。思う存分食らうといい」 特盛のマーボーと一緒に差し出す。 -- 名無しさん (2012-12-11 01:31:24) - 蓮「違うわばかたれ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:31:46) - 水銀「馬鹿者!!これは麻婆という概念を逸脱してる!!私が本物の麻婆豆腐を見せてやろう」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:32:40) - 綺礼「貴様、私が今まで麻婆豆腐でないものを食していたというのか!!?」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:33:50) - 水銀「叱 -- 名無しさん (2012-12-11 01:34:05) - 水銀「然りだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:34:25) - 蓮(女)「今回ばかりは親父に賛同する」 蓮「同じく」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:36:20) - 綺礼「何を言うか!! お前らの孫であり子供である少年は私のマーボーの味を理解してモリモリお代わりしていたぞ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:38:08) - 蓮&水銀「人の子供を味覚障害者にする気か!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:39:15) - 水銀「貴様に真実の麻婆豆腐を見せてやる!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:40:02) - 水銀が本気で凄む・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:40:19) - 綺礼「よかろう・・・私の舌を唸らせてみろ・・・」 綺礼も凄む -- 名無しさん (2012-12-11 01:41:03) - ザミ「デア・フライシュッツェ・ザミエル!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:44:34) - 問答無用でバカ共を吹き飛ばすザミエル。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:44:53) - 二人「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!????????」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:46:22) - ザミエル「貴様ァ!私との殺し合いはどうした!?あん!?」マジギレ。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:47:01) - 綺礼「待ってくれ!!これは私が味覚障害者ではないという証明をせねばならんのだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:48:24) - ザミ「黙れえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!殺し合いを早くせんかあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:48:49) - ランサー「どんなに頑張ってもお前のは覆らねえ領域だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:50:13) - ランサーが哀れみの視線を綺礼に向けた・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:50:37) - ……十分後。ザミ「はァ……はァ……はァ……はァ……」焦土と化していた。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:51:20) - 綺礼はすっかりボロボロでアフロだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 01:52:00) - 戒(相変わらずとんでもない人だな;) ランサー(しかし俺の方が先に借りがあるんだが; 言い出せる雰囲気じゃねえ;) -- 名無しさん (2012-12-11 01:52:27) - ザミ「ど、どうだ……はァ……はァ……す、少しはやる気に、な、なった……か?」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:53:09) - 綺礼「私がこの十分で何度も死にかけるとは・・・」 ふらつきながら立ち上がる綺礼 -- 名無しさん (2012-12-11 01:55:15) - ザミ「く、くそ……さ、三十回……程度……とは、な……情け、ないな」 -- 案山子さん (2012-12-11 01:57:25) - ちなみに、三十回とはKILL数のことである。 -- 案山子さん (2012-12-11 01:57:45) - 綺礼「おかげで私の残機は残り一だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:59:11) - ランサー「コイツは大概しぶといぞ・・・しかも曲者だ・・・気を抜くなよ」 -- 名無しさん (2012-12-11 01:59:46) - ザミエル「解っている・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:00:21) - ザミ「だが……くそ……!!は、ハイドリヒ卿に『ミディアムで頼む』って言われていたのに……加減を間違えた!!」別のことで怒っていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 02:01:03) - ランサー「い、いや……;ありゃ~加減云々の世界じゃねえだろ;」 -- 案山子さん (2012-12-11 02:01:40) - 水銀[ -- 名無しさん (2012-12-11 02:03:08) - 水銀「まだ、ドンパチやってる時はマシな方だ・・・」 ランサー「マジかよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:03:59) - 青ざめた顔で振り返るランサー それに蓮たちは首を縦に降って答えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 02:04:43) - 蓮「てか、蓮華がどうとか言ってただろ、何かあったのかよ」 蓮の目が水銀を捉える。一見冷静に見えるが、滲み出る威圧感はとてつもない。 -- 名無しさん (2012-12-11 02:08:23) - 水銀「我が息子よ・・・私の娘があんな可愛らしい喋り方をするかね?」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:10:39) - もうひとりの蓮(女)の方を見ながら言う水銀・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 02:11:21) - 蓮「確かに……ガサツってほどでもないけどもっと男っぽい話し方だな」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:26:29) - 蓮(女)「なんか、グサッとくるな……」 -- 名無しさん (2012-12-11 02:34:29) - ランサー「俺はそういった男勝りな女は嫌いじゃないぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 09:23:19) - 司狼「よくわかってんじゃねえか!!」 ランサー「おうよ!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 09:26:26) - なんか息ピッタリだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 09:26:54) - エリー「……んでさ、マジでちょうとシリアス入ろうよ」アンナ「そうね……ザミエル、あなたはあのエセ神父と闘うんでしょ?だったら、私たちは先に行くけど……問題ないわよね?」 -- 案山子さん (2012-12-11 09:41:54) - ザミエル「問題ない」 ランサー「行く前にひとつ助言な?」 ザミエル「何だ?聴こう」 -- 名無しさん (2012-12-11 09:53:14) - ランサー「そこの神父は元代行者だ。あれは衰えた云々言ってるがよ、マジで強ぇ……俺が警戒するほどだ」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:12:03) - 綺礼「……ふむ。まあ元ではあるがな……神に仕える者として、丁重に贈ろう――あの世にな」そう言ってカソックを翻し、綺礼「では、聖杯の恩恵を賜っている私の力を魅せよう」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:13:01) - ランサー「あれは極度の呪や悪泥の類だ・・・下手に食らうなよ」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:20:53) - 徐に綺礼が片手を上げると、泥が噴水のように湧き出てきていた。 -- 案山子さん (2012-12-11 10:22:25) - ザミエル「そのようだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:23:58) - 綺礼「……さて、『昔』の私に戻るとするか」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:25:21) - そう言って――あろうことか、泥の己に向けた。 -- 案山子さん (2012-12-11 10:25:43) - 綺礼「――これを使用するのは初めてだが、問題あるまい。ランサーよ、『かつての私』を見るがいい」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:36:17) - ランサー「それを見ると俺は抑えが効かなくなるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:38:50) - ランサーは低くうなる・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 10:39:11) - 綺礼「なに、問題ない……ここでの私の任務は二人同時に相手をすることだ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)。だが同時に、上の階にお前が行かねば――『彼女』に殺されるぞ?なあ、ランサー……元主従関係の間柄として、いいのか?」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:41:13) - ランサー「モテる男は辛いと嘆けばいいのかよ…」 綺礼に殺気を向けるランサー -- 名無しさん (2012-12-11 10:45:25) - 綺礼「ふ……彼女が――いいや、バゼット・フラガ・マクレミッツが待ち焦がれていたぞ?傀儡として操られているわりには、理性がの残っていたなぁ、そういえば」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:47:42) - ランサー「『お前が殺した』と付け加えてくれよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:50:13) - 蓮「……どういうことだよ?また聖杯絡みか?」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:51:07) - ランサー「そういうこった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:51:48) - 付け加えれば間違いなくランサーは綺礼に向かって飛び出すだろう・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 10:52:33) - 綺礼「…………く、くふふ、くふふふふふふ……人の喜び。歓喜。尊み。幸せ――――なんと無価値な」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:54:29) - 司狼「やっと本音が聞けた気がするぜ・・・」 蓮「耳が腐りそうだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:55:38) - 司狼「心理にいきついてんのに見えてないとほざくとは・・・つくづく駄目神父だな・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 10:57:27) - 綺礼「では戦う前に問う――お前たちは善を『幸せ』と感じるのか?そして何故だ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 10:58:15) - 司狼「ぜんぜん違うぜ?善も悪も引っれて『幸せ』と読むんだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:00:16) - 司狼が悪童のような笑みを浮かべて返す -- 名無しさん (2012-12-11 11:01:29) - ↑訂正 司狼「ぜんぜん違うぜ?善も悪も引っつれて『幸せ』と読むんだよ?」 司狼が悪童のような笑みを浮かべて返す -- 名無しさん (2012-12-11 11:02:07) - 綺礼「可笑しなことを……善も悪も?たわけ――そのような妄言は聞き飽きた。ああ……上の階にいる騎士王も、多分お前たちに賛同するのだろうな」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:03:20) - 司狼「じゃあ、お前にとっての『善』って何だよ?」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:04:18) - 綺礼「知れたことよ」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:05:29) - つぶやくと気色悪い笑みを浮かべた -- 名無しさん (2012-12-11 11:06:02) - 綺礼「私にとっての善――それはな」口元を邪悪に歪ませて、告げる。 -- 案山子さん (2012-12-11 11:06:51) - 一同は同じ結論に至った・・・こいつは元から『あくの部分しか持っていない』ということに・・・言葉にされなくても解るほどこいつはゆがんでいる・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 11:08:24) - ランサー「おいエセ神父……あんたいつから歪んだ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:09:00) - 綺礼「いつ?いつか……ふむ。それはな」そう言って右手の泥を躊躇なく己の心臓へ押し当て、綺礼「――――かつての私に聞くといい」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:09:48) - 司狼「なるほど・・・迷っていたころのってことでいいんだよな?」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:11:42) - 綺礼「そういう、ことだ」刹那――神父の肉体が、聖杯の泥に包まれた。 -- 案山子さん (2012-12-11 11:12:07) - 徐々に泥が綺礼の肉体を侵食していき、やがて――弾けると、そこには迷いし頃の綺礼がいた。 -- 案山子さん (2012-12-11 11:14:58) - ランサー「マジで若返るとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:16:25) - 綺礼「私は・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:16:43) - ずいぶん虚ろな印象を受けるが・・・禍々しさはまるで消えていない・・・先より不気味だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 11:18:55) - 綺礼「……そう、か。ここ……は……」ランサー「よう神父……気分は如何だ?」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:19:36) - 綺礼「なんだろうな・・・悪くない気分だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:20:41) - ランサー「――――――――そうか。迷いを断ち切ったか」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:21:57) - 握る魔槍に禍々しい魔力が溢れていく。 -- 案山子さん (2012-12-11 11:22:46) - 綺礼「それは違うぞランサー・・・私は元来迷う必要など無かったのだと知れたのだ」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:23:59) - エリー「……あんたを見てると、どっかの金ピカを想起するわね」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:25:58) - 綺礼「ギルガメシュか・・・あれはずいぶんと歪んだ男だったな・・・だが私はあれに会えたおかげで今の自分に至れたのだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:28:04) - 顔は真剣そのものだが、不気味が過ぎる・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 11:28:30) - シュライバー「ある意味、僕と同じかな?」ベイ「ああ、壊れてやがる」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:29:13) - 司狼「あんた、昔は善も悪もって考え方だっただろ?」 綺礼「そうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-11 11:31:30) - 綺礼「遠いこと(・・・・)を思い出すなぁ……懐かしい(・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:32:36) - そう……この綺礼は既に、もう染まってしまっているのだ。綺礼「ああ、あの男には感謝をしてもしきれんな」 -- 案山子さん (2012-12-11 11:39:44) - 蓮「空っぽの器に泥とのろいだけをぶち込んだような奴だな・・・」 蓮がそうもらす -- 名無しさん (2012-12-11 11:42:45) - 迷うことは自分にとっては空っぽだった・・・・アレの言葉はそう聞こえる・・・しかし奴は迷う必要なんて無かった、ただ留まっていただけに過ぎなかった・・・一本しかない道の上で・・・それに気づかされたというだけだ、アレの眼はそう語っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 11:49:21) - 綺礼「要件は心得ている……始めるか」そう言って構える型は、やはり中国拳法だった。 -- 案山子さん (2012-12-11 15:55:04) - ザミエル「……行け、お前たち」そう言ってザミエルは帯刀していた剣を抜き放った。白銀の刃が光る。 -- 案山子さん (2012-12-11 15:58:44) - ベア「少佐……」ザミ「行け、馬鹿娘……いいや、キルヒアイゼン。そいつらの道を照らしてやれ。私もこいつを片付けたら、すぐに征く。ハイドリヒ卿にあの男も来るはずだ――行け!上官命令だ!」 -- 案山子さん (2012-12-11 16:13:28) - ベア「ヤヴォール!!」 -- 案山子さん (2012-12-11 16:32:31) - マキナ「……ザミエル」 -- 名無しさん (2012-12-11 17:24:19) - ザミエル「貴様もだ……マキナ。上に行け」マキナ「…………承諾した」すると、後ろの方に階段が出現していた。綺礼「行くがいい」 -- 案山子さん (2012-12-11 17:47:06) - 一同「お前が言うな!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-11 18:07:19) - 一言言い返し一同は階段を上る・・・ -- 名無しさん (2012-12-11 18:10:23) - 綺礼「……では、始めるか」そう言って懐から両手に三本ずつ黒鍵を取り出し、構える綺礼。 -- 案山子さん (2012-12-11 18:20:19) - ザミエル「ああ・・・」 短く答える -- 名無しさん (2012-12-11 18:28:29) - そして――互いに衝突した。 -- 案山子さん (2012-12-11 18:31:38) - 復活させました。迷惑をかけました。 -- 案山子さん (2012-12-10 00:48:56) - 11話と12話が携帯からだと途中できれちゃってて見れない・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-10 15:04:26) - このリレーSSはどこへ向かっていくのだろう…… -- 名無しさん (2012-12-10 17:26:13) - 歌劇から恐怖劇に向かって、最後は元の歌劇にするつもりです。……見ていてください。すんません。 -- 案山子さん (2012-12-10 17:27:57) - Fate、ブレイブルー、灼眼のシャナ、あと他に何の作品が出ているんだ? -- 名無しさん (2012-12-10 18:31:14) - 面白いけど、案山子さんの更新スピードが早すぎて書き込めない; -- 名無しさん (2012-12-10 22:14:39) - す、すみません; -- 案山子さん (2012-12-10 22:15:05) - 少し自重します; -- 案山子さん (2012-12-10 22:22:59) - そろそろ分けたいと思うので、一旦投稿を中断してください。 -- 案山子さん (2012-12-12 19:54:57) #comment() -合計:&counter() -今日:&counter(today) -昨日:&counter(yesterday) -トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)
- ……五分後。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:26:58) - 戒「……なんで、僕だけ」何故かすでにボロボロの戒がいた。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:27:21) - テルミ「彼女持ちのサガじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:28:57) - 黄金「さて……では、登録をするとしよう」そう言って接近していくと、マジメにデカイ。あの人魚たちも相当デカかったが、この受付嬢も半端ないほど、デカイ。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:30:47) - 受付嬢「あら?初めての顔ね……まあいいわ。あなた達全員が参加するの?」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:31:27) - 黄金「そうなりますね」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:32:11) - なぜか爽やかスマイル・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 20:32:28) - 受付嬢「そう……団体?個人?」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:33:00) - ベイ「そんな風に分かれてるのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:34:12) - ハザマ「では、個人でお願いしますね~」いつの間にかハザマ状態に戻っていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:34:45) - ハザマ「これは私の盾ですので」そう言って変な顔で固まっているシュピーネを見せた -- 名無しさん (2012-12-06 20:36:31) - シュピーネ「ちょっ(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:40:22) - ハザマ「なんです?私は非戦闘員ですから、闘いは苦手なのですよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:42:40) - ベイ「ずりーぞ!!そこはジャンケンだろ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:43:17) - 司狼「俺、負け確定じゃねええか!!!!!!!!!!!!???????」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:43:45) - ジャンケンと聞いて頭を抱えて叫ぶ司狼 -- 名無しさん (2012-12-06 20:45:53) - 一同(シュピーネの盾・・・勝ち取る(-_☆)) -- 名無しさん (2012-12-06 20:48:39) - 受付嬢「ああ、言っておくけど、一対一だから、ムリよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:49:23) - 一同「なんです(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:50:02) - 受付嬢「そこのキモイ男も一対一で闘うことになるから、手出し無用……それが、例え死ぬと分かっていても、ね」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:50:34) - ハザマ「そうですか……わたくし、苦手なんですけどね~」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:50:51) - シュピーネ「ではその辺で売り子でもやってお金を稼いで起きませんか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:52:34) - 司狼「金は大事だからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:52:59) - 受付嬢「そうだよ~お金は大事!!」 熱弁を始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 20:54:17) - ハザマ「いえいえ、わたくしも闘いましょう~みなさんが闘うんですし」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:55:40) - そう言ってにこやかにほほ笑んでから振り返り、テルミ「……てめえら、後でツラ貸せ」すごんだ声で睨むテルミ。マジ怖い。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:56:15) - シュピーネ「では私は資金調達の準備がありますので!!」  -- 名無しさん (2012-12-06 20:57:00) - テルミ「お前はせっせと稼いでこい!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:57:28) - 思いっきり蹴り飛ばすテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:58:18) - ハザマ「……さて、今は誰が闘っているんです?」受付嬢「ああ、そうね……お、あんた達、運が良いわよ~」 -- 案山子さん (2012-12-06 20:58:56) - 蓮「なんでだ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 20:59:23) - 受付嬢「なんでって……この大会の覇者三名の闘いが見えるのよ?これほどレアなことはないわ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:01:49) - 黄金「それはすごいな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:04:07) - 受付嬢「エントリーするんなら、後ででいいわ。特別に見てきていいわ」そう言って闘技場の方を指さす。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:04:41) - ベイ「その覇者の三人が今日の花形ってわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:05:54) - 受付嬢「あんた顔真っ白いわね~病気?」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:06:38) - ベイ「元からだ、気にするな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:06:53) - ハザマ「それでは、失礼しますね~」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:07:27) - そう言って歩いていくテルミたち。そして――観客たち『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!』先程よりもすごい歓声が迸った。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:08:17) - ハザマ「どんなことになってるのでしょうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:08:58) - やけに楽しげだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 21:09:12) - 黄金「楽しそうだな、テルミ」テルミ「……ああ。楽しいな、あいつの傀儡がどんな奴なのか、見切る必要があるしな」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:10:12) - 戒「……凄いな」ベア「肌がビリビリしますねぇ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:10:44) - 蓮「花形の中にいると思うか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:11:42) - テルミ「ああ、同じ作られた者として分かるぜぇ……確実にいるな」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:12:07) - ベイ「あんたクラスのがホイホイ出てきたら流石に対処できんぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:13:58) - テルミ「安心していいと思うぜ……俺の『イヤ』な勘が当たってなければ、一体なはずだ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:14:31) - 司狼「そのイヤな感、とんでもない置き土産ってことか?] -- 名無しさん (2012-12-06 21:15:32) - テルミ「……想像したくねえな。俺がここまで言うんだ。気張れよ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:16:02) - 黄金「善処しよう」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:17:30) - そして、ついに会場についた刹那――彼らの真横に「何か」がメリ込んだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:18:07) - 全員『なに!?』 -- 案山子さん (2012-12-06 21:23:15) - その壁にめり込んでいたのは―― 司会者「な、なななななんと!?前回の覇者がまさか破れましたあああああああああああ!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:23:55) - 蓮「もしかしてアレか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:25:20) - テルミ「いんや、こんな雑魚じゃねえだろ」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:26:49) - そう言ってテルミは吹き飛ばしたであろう存在の方へ視線を送った。闘技場の中央……そこに、いた。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:27:15) - 約身長三メートルにも届くか否かという褐色肌に筋骨隆々、そして赤眼の巨人が。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:28:04) - ベイ「!!なんて威圧感だ」司狼「ありゃ……」ジューダス「……マジもんの英雄だな」 -- 案山子さん (2012-12-06 21:28:39) - 佇むだけで、いるだけで分かる。あれの存在密度が。そして、あれがまさしく正真正銘本物の大英雄であることだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:29:16) - 戒「随分厄介な置き土産だね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:30:39) - テルミ「嫌な予感当たってやがった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:33:13) - ベイ「…あれも傀儡か、できれば別の出会い方をしたかったな」 一戦士としての敬意と共に、禍々しい傀儡として操られている姿に悲哀を覚える。 -- 名無しさん (2012-12-06 21:39:54) - ザミエル「至極残念な限りだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 21:43:17) - その時、???「そうかね?あれは元々そういった理に嵌められているのだ。というより、あれではないぞ?ハザマ」全員『!?その声は』唐突に聞こえた声に、皆が驚く。そう、この声はあの時別れた弓兵の―― -- 案山子さん (2012-12-06 21:56:26) - ???「思うに、あれは敵であって傀儡ではない。認識が異なる」その言い方は皮肉がこもっており、同時に懐かしかった。 -- 案山子さん (2012-12-06 21:57:24) - ???「ふっ!」徐に真上から赤い外套をはためかせながら降り立った男を見て、マキナは呼んだ。マキナ「アーチャー!」弓兵「久しいな……マキナ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:01:51) - 司狼「お前、なんで・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:03:19) - 弓兵「久しぶりの邂逅だというのに……情緒がないぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:03:52) - 司狼「そいつは失敬」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:04:24) - ジューダス「ひさかた」 アーチャー「おう元気そうだな?」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:04:57) - 黄金「卿……なぜここに」弓兵「お前もか……ハイドリヒ。情緒を持ちたまえ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:06:17) - 弓兵「ま、いいだろう……単純なことだ」そう言って身を翻し、弓兵「――友の危機に駆けつけないほど、私は薄情ではないぞ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:07:01) - ジューダス「さすが元相棒」 アーチャー「かなり短い期間だったがな」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:08:19) - 弓兵「それより……あれはこの世界での英雄だ。……よもや、また(・・)ま見えようとは」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:09:45) - ジューダス「知り合いか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:11:21) - 弓兵「……少しな」そう小さく呟く弓兵の先には、あの巨躯がいた。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:12:05) - 踵を返して歩いていくが、そこで巨躯の男は振り返り、英雄(――――――――)弓兵「……ふ、そうだな」人知れず呟くアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:12:51) - 司狼「ギリシャの英雄で有名どころといえばアレだよな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:13:36) - 司狼はあれが誰か思い当たったようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 22:14:24) - 蓮「おい、司狼……まさか」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:15:18) - 司狼「多分間違いない・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:15:58) - ベイ「あん?知ってんのか?」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:16:37) - 司狼「名前ぐらいは聞いたことあるだろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:18:28) - アンナ「ギリシャ神話……英雄……しかも大英雄……!?う、嘘!?」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:19:02) - 司狼「ここまでくれば嘘もクソもないだろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:20:48) - 戒「もう笑えないよね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:22:11) - アーチャー「察しの通りだ・・・彼の名は『ヘラクレス』私が一度戦い負けた相手だ」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:22:57) - アーチャーがそう言った・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 22:23:14) - 黄金「……本物のようだな」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:33:13) - ジューダス「お前ほどの男が負けるとは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:34:18) - 弓兵「……仕方がなかった。あの時、私がアレに打ち勝てる確率は無に等しかった」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:35:57) - 司狼「……けど、あんたは退かなかったんだろ?」弓兵「……………………ああ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:36:21) - 英雄「・・・・・・・」 ヘラクレスはどうやら弓兵と自分たちに視線を送っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 22:39:06) - 弓兵のその背中は、やはり偉大だった。貫いたその漢は、まさしく信念を貫いた英雄に他ならないのだ。たとえ本人が否定しようとも。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:39:48) - 弓兵「……バーサーカー。いや、ギリシャの英雄よ。この大会で当たることになったのなら、容赦はせんぞ」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:40:31) - 英雄「――――――――」言葉はない。だが、英雄は視線で物語っていた。――無論、と。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:41:13) - 司狼「傀儡とやる前にとんでもないのと一戦交えるのね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:42:36) - 弓兵「私は構わん……共にこれから戦う友として、そしてあの男と決着をつけねばなるまい」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:43:29) - 蓮「……本物の、英雄か」――遠い。そう思ったのは、彼だけだったのか。本物の英雄。信念を貫いた男と、英雄になった大英雄。この二人の背中は重く、果てしなく遠いのだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:44:23) - ジューダス「勝てるのかよ、あれはどう考えても自力完璧に上いかれてるぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:45:48) - マキナ「……問題あるまい」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:46:41) - 一番早く反応したのは、マキナだった。……と、そこで。司会者「さあさあ!続けて第二回戦!大目玉中の大目玉だ!」 -- 案山子さん (2012-12-06 22:47:26) - 片方の門が開くと、ヘラクレス同様に屈強な男が出てきたのに対し、もう片方の門が開いた刹那――弓兵「!!!!!!!!!!!!!!!!」激しく瞠目していた。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:48:36) - ジューダス「なんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:52:30) - ジューダスの言葉を聞かず、弓兵は強く拳を握りしめていた。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:53:53) - 弓兵「どうも狂っているな……この世界は。私に因果関係のある者たちが集うとはな」自然と知らずか、汗を流すアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:54:48) - 司狼「この場所は英雄だらけってことかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 22:55:43) - そう――新たに出てきた男。それはアーチャーが知っている、ある意味因縁深い男だったのだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:57:06) - 司会者「それでは……はじめィ――」司会者が開始のゴングを鳴らした瞬間――勝負が決まっていた。対戦者「……な」なぜなら、既に男の心臓に、朱色の槍が穿っていたからだ。 -- 案山子さん (2012-12-06 22:58:04) - ???「なんか知らんが、やけに久しい感じがするな・・・」 そう言ってこちらを見る??? -- 名無しさん (2012-12-06 22:59:32) - 無造作に槍を引き抜いて、相手を蹴り倒す男は、そのまま見上げ――???「……なるほど。面白ぇ……ああ、面白ぇ……やるじゃねえか。レリウス」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:00:24) - アーチャー「ロクでもないのを混ぜ込んでくれるものだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:01:44) - ???「久しぶりってのに、その言い方かよ……アーチャー」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:03:11) - ???「あの時の決着付けようや、降りてこいよ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:03:55) - アーチャー「できれば君とは二度とやりたくなかった相手の一人なのだがね・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:04:28) - 弓兵「……いいだろ」黄金「待て」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:04:43) - 黄金が手で制す。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:04:56) - 司狼「アレ・・・もしかして・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:05:48) - ???「何やら面白そうな連中とつるんでるな?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:07:22) - 弓兵「……君もそのようだな」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:07:58) - 互いに視線のみで火花を散らしているが、ハザマ「はいはい皆さん。バトルのは後でしょ?今は登録しないといけませんよ?」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:08:37) - ???「早く登録してこいよ?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:11:02) - 弓兵「――――」ハザマ「はいはい、行きましょう?皆さん」皆の背中を押すハザマ。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:11:54) - ジューダス「熱くなるなよ、あんたらしくないぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:12:23) - 弓兵「……あ、ああ。すまない」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:13:02) - そして、皆があの受付嬢の元で正式に登録を完了させていた。シュライバー「いや~……思う存分ヤレるね♪」マキナ「……やれやれ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:13:35) - そこには先の槍男がいた -- 名無しさん (2012-12-06 23:15:16) - ???「えーとな・・・初対面だから名乗っとくわ・・・ここではそんな面倒くさい仕来たりはないし・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:16:12) - 弓兵「……やれやれ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:16:54) - ランサー「俺はランサー。そこのアーチャーとは……あ~……過去色々あってな。因縁深い腐れ縁ってやつだ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:17:28) - アーチャー「弁当の取り合いの前rに殺し合いをした仲だがな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:18:48) - ↑訂正 アーチャー「弁当の取り合いの前に殺し合いをした仲だがな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:19:16) - 苦笑い混じりに告げるアーチャー -- 名無しさん (2012-12-06 23:20:26) - ランサー「んなこともあったな……」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:20:43) - 黄金「ふむ……カールよ。聞こえるか?」水銀『何かね?』 -- 案山子さん (2012-12-06 23:21:01) - 黄金「この者……本当に敵なのかね?」水銀『ああ……ただ、彼の魂そのものはいじられなかったようだな。でなくば、ここまで普通に接してはこないはずだ……今までのこと(・・・・・・)を考えるのならば』 -- 案山子さん (2012-12-06 23:21:57) - ベイ「随分軽いノリなんだな・・・・あんた」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:22:44) - ランサー「まあな・・・戦の華はなんとやらだ」 ベイ「そりゃそうだ」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:23:19) - 蓮「なんで息合ってるんだよ;」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:24:50) - ザミエル「さて……ハイドリヒ卿。私たちが闘うのは、どうやら次のようです」黄金「順番は?」ザミ「最初はカイン。次にシュライバーです」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:25:29) - ザミ「次に、刹那。ベイ。クリストフ。マキナ。馬鹿一号。ゲオルギウス。私。ハイドリヒ卿の順番です」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:26:27) - ベア「バカ一号はひどい!!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:27:29) - ランサー「嬢ちゃんも出るのか?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:27:47) - 心底驚いた様子のランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:29:28) - ベア「ええ出ますよ!それが何か!?」逆ギレ。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:29:58) - ランサー「逆ギレすんなよ・・・頑張れよ」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:30:52) - 弓兵&ランサー(この娘・・・あいつに似てるな・・・) -- 名無しさん (2012-12-06 23:31:40) - ランサー「敵どうしでなきゃ惚れてたかもな・・・」 頭を掻きながらぼやくランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:32:46) - ベア「へ?」弓兵「余計なことを言うな、ランサー」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:33:24) - ランサー「んだよ、アーチャー?いいだろうが、別に。あの嬢ちゃんは中々だったんだぜ?それを裏切るか、普通?」アーチャー「余計なお世話だ」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:34:08) - ベアトリスは顔が真っ赤になていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:35:20) - 戒「え、ええ~と……だ、誰に似ているんです――」アーチャー「ギロッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:36:17) - 戒「ひいい(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:37:07) - ランサー「それはヤブ蛇だ色男」 肩にポンと手を置き頷くランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:38:04) - アーチャー「……彼女について触れるな。誰であろうともな」彼の殺気に、黄金でさえ一歩引いた。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:39:26) - ランサー「で聞くがよ?」 戒「なんです?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:40:49) - ランサー「お前はあの嬢ちゃんの彼氏か?」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:41:08) - ベア「はいそうです!」即答だった。コンマ0.1秒の速度での反応。 -- 案山子さん (2012-12-06 23:42:45) - 今度は戒の顔が赤くなった・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:43:38) - ランサー「そうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:43:54) - アーチャー「残念がるな……ランサー」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:44:26) - ランサー「へ……ま、俺好みの嬢ちゃんだったからな。お前の元主の女と似ているとはいえ……女運がねえな。つくづく」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:44:57) - ベイ「お互い苦労するよな・・・」  -- 名無しさん (2012-12-06 23:45:58) - ランサー「お前も縁がないのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:46:11) - お互いの肩を叩き合う二人・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:46:40) - アンナ「なんで意気投合してんのよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:47:25) - ランサー&ベイ「別にいいじゃねえか!!」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:48:30) - アーチャー「司狼くん、ケータイを貸してくれ」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:49:34) - 司狼「ほらよ」 アーチャーにケータを渡した・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:50:02) - ↑訂正 司狼「ほらよ」 アーチャーにケータイを渡した・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:50:30) - そして無言で二人に向けてシャッターを切った・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:51:06) - 二人に向けて無言でシャッターボタンを押した・・・ -- 名無しさん (2012-12-06 23:51:40) - ↑訂正 アーチャー「これでよしっと」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:52:10) - 二人『なんで撮った!?』 -- 案山子さん (2012-12-06 23:53:01) - アーチャー「記念にだ、よく撮れてるだろう(-_☆)」  -- 名無しさん (2012-12-06 23:54:39) - ランサー「へえ、こんなちっこいもんにカメラが入ってのか・・・最近の技術はすげーな」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:55:21) - 感心するランサー -- 名無しさん (2012-12-06 23:56:14) - アナウンス『それでは、第一試合を開始したいと思います!』アナウンスがそこに入った。受付嬢「あんたら、ここでは己の武器以外の使用は禁じているからね。魔法やら魔術やら、そういったことはご法度だから。いいね?」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:57:46) - 一同「了解」 -- 名無しさん (2012-12-06 23:58:54) - ……戒「さて……僕が一番手だね」 -- 案山子さん (2012-12-06 23:59:55) - 闘技場の中央に立った戒は、偽槍を携えながら周りを見ていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:00:26) - すると、前の門から出てきたのは―― ベイ「狼男かよ……」司狼「本物までいんのかよ;」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:01:15) - ウーウルフ『ワオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!』戒「……へ~。本物か、凄いな。確かに、カール・クラフトは凄いな。けど」構え、戒「感心はするけど……油断はしないよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:02:05) - ランサー「あの兄ちゃんやるみたいだね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:03:11) - 黄金「トバルカインはマキナと伍するほどのご都合の塊だ。そして」ザミ「剣技においては、言うに及ばず」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:04:23) - シュライバー「つまり」ベイ「一瞬だな」 ……バゴーン!! ド派手な爆音と粉塵が舞い、それが止むと、戒「……しまった。つい加減を忘れてた」狼男が遥か彼方へ吹き飛んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:05:28) - ランサー「コイツは当たったら楽しみだ・・・」 嬉しそうに笑った -- 名無しさん (2012-12-07 00:06:10) - 司会者「なんという強さ!思わず惚れそうです!きゃ~♪戒君~♪」一般客「おい司会者!進行しろや!」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:07:02) - ランサー「あんたらも相当なもんなんだろ?特にそこの金髪とそこの小僧に関しちゃ別格だ・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:08:33) - 黄金「ほう?」蓮「分かるのか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:08:51) - ランサー「一応な・・・さらに言えば全員が全員化物じみてやがる・・・外にいた蜘蛛みたいなのも大した力持ってやがるみたいだしな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:10:37) - アンナ「……あれは別よ」ベイ「別だな」ザミ「別だ」シュライバー「別別~」マキナ「別だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:11:15) - 蓮「回避能力にかけては確かに誰も右には出ないな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:12:52) - 司狼「キモイけどな」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:13:19) - 蓮「お前は時と場合によってはそれを上回るキモさを発揮するけどな・・・」 司狼「馬鹿なΣ(゚д゚lll)」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:14:33) - 黄金「それはどうでもいいが、彼は我らの中では最弱だ・・・裏方要因だしな -- 名無しさん (2012-12-07 00:17:28) - ランサー「マジかよ・・・それでも大したもんだと思うが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:17:59) - 司会者「それでは二回戦!キャ~♪戒君~♪」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:19:53) - 戒「あ、あはははは;」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:20:03) - ランサー「コイツが彼女持ちだって聞いたらあの司会者憤死するだろうな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:25:35) - 司会者「ぶふううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!?」一般客A「おい、なんか司会者が倒れたぞ!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:26:24) - ランサー「なんで地獄耳なんだよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:26:46) - 司狼「恋は盲目ってのと同じじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:27:51) - ランサー「ある意味納得・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:28:10) - ランサー「こっからどうなるんだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:31:33) - 司会者「誰だ・・・滅尽滅相おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 なんか狂乱して叫びだした・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:33:46) - 黄金「しょうがない私が止めてこよう」 黄金が司会者に歩み寄った・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:38:59) - 司会者「!?」黄金「何を憤っているのかね?」黄金を前にして、急に司会者である女は惚けて見上げていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:42:09) - 黄金「どうかしたのかね?」司会者「い、いいえ!?そ、そそそそそそそそそその!あなた様のお名前は!?」黄金「ハイドリヒだ……いずれ戦う者だ」司会者「ズキューン!!」 ……アンナ「あ、フラグ立った」ザミ「この世に狩りに勝る楽しみなどない」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:43:25) - アーチャー「ランサー止めるぞ!!」 しかしランサーは一足早くと止めに入りアイアンクローで潰されていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:45:11) - ↑訂正 アーチャー「ランサー止めるぞ!!」 しかしランサーは一足早く止めに入りアイアンクローで潰されていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:45:38) - アーチャー「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:45:56) - ザミ「く……くふふ……くはは……ハイドリヒ卿に惚れるだと?ああ、理解はできよう。だがな……理性は止められん」……お察しの通り、ヤバイ状況です。 -- 案山子さん (2012-12-07 00:47:53) - ランサー「みんな逃げろ・・・死ぬぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:48:46) - ベイ「英雄を素手で倒すってどんだけだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:49:24) - ザミ「英雄?英雄?英雄?英雄だと?ふざけるな。私も英雄だ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:50:43) - ランサー「大魔神の間違いじゃね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:51:44) - アンナ「それには同意・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:52:07) - 潰さえれながらも語るランサー・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 00:52:54) - 瞬時に二人の頭をア☆イ☆ア☆ン☆ク☆ロー♪ -- 案山子さん (2012-12-07 00:53:42) - 二人「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!???????」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:54:54) - アーチャー「強すぎる(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:55:27) - 一同「いつものこと・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:55:53) - ドサドサッ!! 二人『――――――――』 -- 案山子さん (2012-12-07 00:56:45) - ザミエル「さて……肩慣らしは終わりだ。おい、次の奴、行け」 -- 案山子さん (2012-12-07 00:57:03) - シュライバー「オッケー」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:58:26) - 司狼「次の相手地獄絵図の主人公だわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 00:59:00) - 一同「可哀想すぎるわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:02:43) - ……結果。シュライバー「ふ~……楽しかった♪」久方ぶりに殺したので、満足している様子。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:03:31) - 蓮「おいシュライバー。頬に返り血、付いてんぞ」そう言ってシュライバーの頬の返り血を拭う蓮。その距離……超近い。……玲愛「ビキッ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:04:23) - リザ「ど、どうしたの?玲愛;」玲愛「……並列世界ならいざ知らず、この世界で広げようなど笑止千万!」水銀「暴れるでないぞ?……蓮華がいるのだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:05:06) - 座にいる一行は、彼らをモニターしていたが、玲愛は見ずとも感じ取っていた。……なに、この超人スキル。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:05:40) - ……シュライバー「ふえ?ありがと♪」無邪気に微笑むシュライバー。狂乱の白騎士といえども、何故か蓮の前では素直なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:06:20) - 蓮「次は俺か・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:08:32) - シュライバー「手加減しなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:09:51) - 蓮「できたらな」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:10:35) - そう言って蓮が闘技場に出ると、ドクンッ!! 蓮「――――そうか」マキナ「…………そうだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:11:09) - 二人は今共鳴していた。同じ蠱毒で殺し合い、マキナは蠱毒にずっと囚われていた。別の闘技場とはいえ、似ている場が二人の感覚を狂わす。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:11:52) - 司狼「なんの因果だよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:12:20) - ↑訂正 蓮「笑えないな・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:14:36) - かつての魂であるロートスは、ミハエルと殺し合い、殺された。マキナは縛られ続け、永劫の輪からの解放を願った。この闘技場は、否が応にも二人をおかしくするには、最適の場所なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:16:11) - 蓮「でもこれで・・・・」 マキナ「遠慮はせんでよくなった・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:17:41) - そして、向かいの門から出てきたのは―― 蓮「!!!!?なんで……嘘だろ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:18:38) - マキナ「!?バカな……もう一人のロートスだと!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:18:56) - なんと、軍服を着たロートスそのものだった。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:19:16) - 司狼「やっこさん随分と悪趣味が好きなんだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:20:30) - 蓮「…………ぁ……ぁあ……」蓮は知らず後ずさりしていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:21:56) - マキナ「!!兄弟……」黄金「いかん!刹那!気をしっかり持て!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:22:30) - 蓮「俺……なのか?俺は……俺と、殺し合いを……するのか?」ロートス「そのようだな……俺の未来の姿……とは違うようだが」帯刀していた刀を抜き、ロートス「悪く思うなよ?」蓮「!?ぁ……ああ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:23:33) - ロートス「ミハエル」マキナ「!?」ロートス「お前は……『どっちの味方なんだ』?」マキナ「!?そ、それは……」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:24:09) - 司狼「蓮、しっかりしやがれ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:25:12) - 司狼の激が飛ぶ -- 名無しさん (2012-12-07 01:25:24) - 蓮「あ……ぁ……ああ……」完全に後ずさりをしている蓮。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:26:11) - 司狼「たくあのバカ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:26:41) - ランサー「完全に飲まれてやがるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:27:03) - 黄金「……マレウス。共に来い」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:28:34) - アンナ「了解」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:29:52) - ランサー「こういうのは一番イケ好かねえんだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:30:46) - ……蓮「俺は……本物なのか?」ロートス「いんや、悪いが……俺が本物だ」そう言って刀の切っ先を向ける。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:31:47) - 蓮「……ま、紛い物?俺が?」ロートス「そうだ……そして俺が――本物だ」その言葉に、蓮に関係するすべての人間の怒りが、吹っ切れた。それは座にいる彼女たちも例外ではない。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:32:36) - 香純「ねえ、アイツ本物?」 水銀に問う香純 -- 名無しさん (2012-12-07 01:33:54) - 水銀「際どいな……偽物ならば私が分かるのだが……なにをしたのか知らんが、平行世界でロートスの魂の残滓を手に入れ、組み込んだようだな。故に、偽物と断言はできんよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:36:11) - 先輩「あれは殺しても問題はないの?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:37:23) - 水銀「あれは厳密には息子とは無関係の別人だ。殺害による息子への影響は無い……何らかの仕掛けでもせん限りはな」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:38:59) - ザミエル「まさかここまでやるとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:40:14) - ロートス「さあ、始めるか」蓮「!?お、俺は……」アンナ「レン君」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:40:34) - 蓮「ルサルカ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:41:05) - そこに、背後からハイドリヒとアンナが接近していた。黄金「邪魔立てはせんよ……ただ、話ぐらいはいいだろう?」司会者「はい!もちろんです!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:41:22) - 蓮「俺は……」黄金「刹那……いや、蓮よ。卿はなんだ?」蓮「!?」黄金「卿は……何なのだ?紛い物なのかね?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:42:10) - 黄金「私はいったはずだ、卿は卿だと」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:43:17) - 黄金「よもや忘れたわけではあるまいな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:43:40) - 蓮「だけど!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:44:05) - 司狼「蓮!惑わされるな!お前はお前だ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:44:27) - ロートス「……アンナ。お前は俺を否定するのか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:44:42) - アンナ「私はロートスを…自分の思いを否定なんかしない。でもね、貴方は私が知っているロートスとは違うのよ」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:46:58) - ロートス「……違う?ドコガダイ?」急に口調が? -- 案山子さん (2012-12-07 01:47:47) - ロートス「俺ハ俺ダ……なア、ミハえル」ロートスはミハエルを見上げる。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:48:19) - マキナ「俺に言った言葉を覚えているか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:49:02) - マキナはロートスに問う -- 名無しさん (2012-12-07 01:49:32) - ロートス「?」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:50:01) - マキナ「そうか・・・あの言葉は決定的だったのだがな・・・残念だ」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:50:38) - ロートス「俺ハロートス――」ミハエル「いい加減にしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:51:13) - 黒騎士の怒号が世界を揺るがし、座にまで響いていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:51:35) - ミハエル「あの男を……ロートスを穢すなぁ!!!!お前は偽物だ!!戦友を、兄弟を……我らが思いを穢すなぁ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:52:21) - アンナ「あんたは空っぽだ、空っぽの箱に恋なんて私はしない!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:53:16) - すっぱりと切り捨てるルサルカ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 01:53:42) - ロートス?「……く、くふふふ……くふふふふふ……人形(・・)に恋やら兄弟なんていう狂人の言葉らしいな」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:54:26) - すると、容姿はそのままに急に口調が変化した。それはまるで、ロートスと蓮の存在そのものを嘲笑うかのように。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:54:59) - マキナ「茶番はしまいか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:55:50) - 蓮「ふ~やっと生き返ったぜ・・・・」 一息ついて気合を入れる蓮 -- 名無しさん (2012-12-07 01:56:40) - ロートス?「ああ……楽しかったろ?人形劇(・・・)は」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:57:00) - 蓮「とってもな」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:57:21) - ドクンッ!! 蓮「創造――!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:57:51) - ロートス「創造……刹那を愛する……ああ、俺も好きだぜ?刹那は。不変の時はな」 -- 案山子さん (2012-12-07 01:58:22) - 蓮「そうか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 01:58:55) - 如何に偽物といえど、残滓が入っているのだ。嘘ではないだろう。 -- 案山子さん (2012-12-07 01:59:28) - 蓮「手を出すなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:00:36) - 黄金「無論だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:00:44) - アンナ「レン君」そう言って徐に蓮に口づけをしたアンナ。アンナ「……お願い。倒して」蓮「……ああ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:01:33) - 万感な思いが込められた口づけと言葉に、蓮は頷いた。そして、改めて対峙する二人。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:02:06) - ロートス「…俺が望んだ夢を実現する力が目の前にある…でも結局幻想だ…焦れても焦れても届きはしない……何処まで行ってもただの夢さ」 どこか自嘲気味につぶやく。 -- 名無しさん (2012-12-07 02:02:29) - 蓮「確かにな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:03:20) - ロートス「お前までが幻想になったんじゃ……本末転倒だろ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:04:13) - 蓮「俺は死ぬまで生きるさ」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:05:55) - ロートス「できるのか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:06:07) - 蓮「誓ってやるよ」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:07:11) - 蓮「お前が空っぽじゃないならな」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:07:30) - ロートス「……そうか」そう言ってアンナを少しだけ見て、ロートス「なら……いいか」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:07:57) - 司会者「それでは、第三回戦……はじめ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:08:13) - 蓮「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」ロートス「はああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」ギロチンと刀が一閃。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:08:41) - 勝負はそれで決した・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 02:09:21) - 蓮「俺の勝ちだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:09:34) - 西部劇のように互いに通り過ぎてから静止していた。そして、ロートス「…………ごめんな、アンナ」小さく呟いた。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:09:52) - アンナ「!?」彼女が涙を流そうとしたが、ザミエルが頭に手を優しく置いた。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:10:25) - ザミエル「……見ておけ。偽物とはいえ、奴の最後を」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:10:46) - 蓮「少しは思い出せたか?」 ロートス「おかげでな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:11:54) - 苦笑するロートス。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:12:47) - ロートス「……ああ、そうだな。アンナ、ミハエル……そして、ラインハルト中将閣下。……オレ(・・)を頼んだ……ぜ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:13:26) - 黄金「しかとその言葉受け取った・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:14:12) - ミハエル「言われるまでもない……さらばだ」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:14:59) - アンナ「任せてよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:15:40) - そう言って霧散していくロートス。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:16:07) - ロートス「ああ……そうだっ……た……な……」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:16:31) - ……???「くふふふ……面白い素材だ」その様子を、別の時空から覗く存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-07 02:17:07) - ???「魂の輝き……残滓とはいえここまでか……面白い」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:17:35) - ……ロートス「……じゃあ……な。未来……の……お……れ……」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:18:01) - 蓮「ああ、あばよ過去の俺」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:18:38) - マキナ「俺と交わした言葉・・・思い出せたか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:19:36) - ロートス「…………ああ」 -- 案山子さん (2012-12-07 02:19:59) - 黄金「ではゆくが良い、カメラード・・・ベイ!!手向けやるぞ!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:21:36) - ベイ「あいよ、モードチェンジ・ベイオリン」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:22:06) - 黄金の元まで行きベイオリンになったベイ -- 名無しさん (2012-12-07 02:22:49) - 黄金が弾き始めたのは無論レクイエムだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 02:26:25) - ナハト(死者を送るか……俺らにゃ理解できない感覚だな) 理解はできないが、消えていくロートスを見届ける。 ナハト(…あのガキがいれば少しは戦えるんだがな) ふと、ロートスと似た顔の宿主変わりである少年を思い出す。今はこの場にいないのだが― ナハト「あれは!?」 一瞬、客席に今思い描いていた少年の姿が見えた。 ナハト「おいベル! 今、漣の奴が客席に…」 ベルゼバブ「何言ってるんだい、あの子は水銀の所にいるんだろ。いるわけないじゃん」 ナハト「だけどよ……あれ、居ねえ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 02:55:43) - ベルゼバブ「悪魔が白昼夢なんて笑えないよ」 ナハト「…おっかしいな」 首をかしげるナハト。 ベルゼバブ(…ガキといえば、もっとヤバそうなのに危機感持てっての) ベルゼバブも客席にいる少年に注意を向けていた。齢は15ほどの金髪の少年、それだけなら何も問題は無いだろうが。 ベルゼバブ(あの黄金と似ているけどどこかが決定的に異なっている気配……直感的なヤバさは同じくらいに思えたけど) 少年の目は純粋に無邪気にこの大会を楽しんでいるようだったが、どこかに危うさを感じる。 -- 名無しさん (2012-12-07 03:00:15) - ベル「ジューダス」 ジューダス「なんだ?」 ベル「ここにいる奴らにあの少年に気をつけるように言っとけ…」 -- 名無しさん (2012-12-07 03:05:58) - ナハト「あれだ…」 ジューダス「……なるほどな、解った」 -- 名無しさん (2012-12-07 03:07:02) - そうこう話してる内に演奏が終わり観客から拍手が送られ出した… -- 名無しさん (2012-12-07 03:08:52) - その中でヘラクレスが黄金の前に歩み寄ってきた… -- 名無しさん (2012-12-07 03:10:18) - 少年「よろしくお願いしますね」ヘラクレス「――――――――お前は!?」少年の口元が三日月に歪み、少年「うん……そうだよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 07:21:02) - 赤い双眸が爛々と輝く少年。少年「……それじゃ、死んでください」無邪気にそう言った瞬間――空間に波紋が広がった。 -- 案山子さん (2012-12-07 07:25:36) - 一同「!!??」 -- 名無しさん (2012-12-07 09:00:44) - 気がつくとそこには無数の武器の山が空間から突き出していた… -- 名無しさん (2012-12-07 09:01:56) - しかもどれもこれもが一撃必殺級の武器ばかりだ… -- 名無しさん (2012-12-07 09:44:59) - 少年「僕としてはどうでもよかったんだけどね……肉達磨は消えなよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 11:56:30) - ジューダス「ベル・・・あれ全部打ち落とせるか・・・」 ベル「全部は無理底が見えないし・・・いけて4割がせいぜいじゃない?」 -- 名無しさん (2012-12-07 12:00:56) - アーチャー「その話・・私も協力しよう」 -- 名無しさん (2012-12-07 12:03:36) - ランサー「あのいけ好かねェ眼は間違いないな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 12:04:42) - ジューダス「じゃあ今は的だなんだおいといて共同戦線はるか?」 ランサー「まあ、しょうがねえだろ」 -- 名無しさん (2012-12-07 15:30:45) - ↑訂正 ジューダス「じゃあ今は敵だ味方だおいといて共同戦線はるか?」 ランサー「まあ、しょうがねえだろ、あいつは俺が倒したいしそれに奴には借りがある・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 15:32:02) - そうこう言ってる間に、ヘラクレスとの戦闘が始まっていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 15:51:10) - 司会者「おおっと!これは前代未聞!このような幼い少年が、我らが英雄に勝てるというのだろうかぁぁぁぁぁぁ!!?」司会者も、観客も気づいていない――あれの異質さに。 -- 案山子さん (2012-12-07 15:51:57) - ヘラクレス「――――――――!!」声なき咆哮をしながらヘラクレスは突貫した。 -- 案山子さん (2012-12-07 15:56:36) - 少年「……しょうがない」そう言ってゆっくり……まるで見せつけるような動作で片手を上げ、少年「――もう一回(・・・・)、死んでみるかい(・・・・・・・)?」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:21:37) - 黄金「あれはまずいな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:24:31) - 兵士「邪魔立てはいけません。ルール違反とみなし、即刻退場願いますよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:25:47) - ジューダス「じゃあ、あいつを見捨てろってのかよ!?」兵士「ここのルールは、一対一。この闘技場での神聖なる戦いを、邪魔立てすることは……何人たりとも許しません」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:30:47) - アーチャー「ぬう -- 名無しさん (2012-12-07 16:38:22) - アーチャー「英雄である限りあれには勝てない・・・」 ランサー「それは -- 名無しさん (2012-12-07 16:39:01) - ランサー「それは解っちゃいるが・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:39:36) - ベル「なんとか均衡保ってるけどあのデカイのがどう考えても不利だね~これは」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:41:41) - 次々と放たれる武具の数々。あれはどれをとっても決殺を秘めているモノばかり。ヘラクレスは何とか回避したり弾いたりしているが、ジリ貧だ。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:43:14) - ランサー「それにやつはあれを出してない・・・」 黄金「あれとは?」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:45:42) - ランサー「奴にはとっておきが二つあるんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:46:25) - ランサー「それはな……」ランサーが言おうとした時、少年「――――――――ニヤリ」少年が、邪悪に、無邪気に……笑った。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:47:07) - ランサー「野郎・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:48:06) - 少年(?)「……さあ、疾く散るがいい」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:49:59) - 少年は指を鳴らし、告げた。少年(?)「天の鎖よ!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:50:22) - ランサー「きやがった・・・俺は以前あれを出されて負けたんだ・・・」 悔しそうに語るランサー -- 名無しさん (2012-12-07 16:51:44) - そして、虚空から放たれた銀色の鎖がヘラクレスの四肢を捕縛した。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:52:22) - ヘラクレス「貴様ぁ!!」少年(?)「喚かないでよ……安心して」ニヤリッ、と笑い、少年(?)「ラクに殺してあげるから」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:53:15) - アーチャー「まずい!!来る!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:54:14) - ……レリウス「ふむ……やはり、あれはいじらなくて正解だったな」別の時空から眺めるレリウスは言う。レリウス「あれの魂はデカすぎる。あのような場合、あえて肉体を与えて及ぼす結果が重要だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:54:37) - レリウス「さて……では、私が作り上げた肉体を使って暴れるがいい……英雄王よ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:55:15) - ……少年(?)「ええ、そうしますよ……さあ、消えなよッ」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:55:47) - ジューダス「こういう状況で手が出せんのはマジで歯がゆいな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:56:38) - アーチャー「今飛び込めば確実に消される・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:56:59) - 蓮「……やめろ」フラッ、と蓮が動く。 -- 案山子さん (2012-12-07 16:57:26) - アーチャー「よせ!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 16:58:02) - アーチャーが止めに入るが蓮は止まらない・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 16:58:19) - 蓮「やめろ……やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:58:48) - ドクンッ!! 蓮(終曲)「日は古より変わらず星と競い」 -- 案山子さん (2012-12-07 16:59:31) - 蓮(終曲)「定められた道を雷鳴の如く疾走する」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:00:04) - 蓮(終曲)「そして速く 何より速く 永劫の円環を駆け抜けよう」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:00:29) - 蓮(終曲)「光となって破壊しろ その一撃で燃やしつくせ 」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:01:01) - 少年(?)「なんだい……君も死にたいのかい?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:01:44) - 蓮はその問には答えない・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:02:36) - ただ言葉を紡ぐだけだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:02:53) - 蓮(終曲)「そは誰も知らず  届かぬ  至高の創造!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:03:04) - 少年(?)「答えろよ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:03:36) - 蓮(終曲)「我が渇望こそが原初の荘厳!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:04:06) - ヘラクレス「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:04:59) - ただ蓮を見つめていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:05:22) - 蓮(終曲)「殺させない……絶対に!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:06:23) - その瞬間、少年の纏う気が一気に変質し、爆発した。??「調子に乗るな、雑種!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:06:54) - 大爆発。総てを覆う爆音と爆風が観客たちを吹き飛ばす。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:07:20) - 蓮「うるせえな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:08:34) - 静かに告げる蓮・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:08:48) - つぶやくと同時に天の鎖を叩き斬った・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:09:29) - ??「そうか……あの錬金術師に止められていたが、有象無象の輩はやはり排除しておくべきだな。なあ、狗もそうであろう?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:10:01) - 解放されたヘラクレスは黙ってこちらを伺っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:13:08) - ランサー「……ようやく出てきやがったな」アーチャー「相変わらずの傲慢にして怠慢だな……」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:13:59) - ……香純「な、なにあれ……なにあれ?」リザ「落ち着いて、香純ちゃん」震える香純を抱きしめるリザ。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:14:35) - 水銀「……あれは、まさか。出てきてはならない魂の保持者だ……邂逅してはならぬ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:16:56) - ???「フェイカーよくものこのこと我の前に顔を出せたものよな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:19:46) - ???はアーチャーに対してかなりご立腹のようだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:22:45) - アーチャー「久しいな……相も変わらず。傀儡と成り堕ちるとは……滑稽だな」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:25:39) - ランサー「ホントホント、英雄のおうともあろう御方が・・・笑っちまうぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:27:15) - ???「ふん……駄犬と贋作の言うことはたかが知れている。身の程を弁えろ。雑種共」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:27:59) - ランサー「神様ってのから見ればお前も十分雑種じゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:28:46) - アーチャー「それもそうだな」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:29:04) - 苦笑い混じりに同意するアーチャー -- 名無しさん (2012-12-07 17:29:49) - ???「ほう?王たる我《オレ》を前にして、随分と吼えるではないか。駄犬……友を殺した槍を誇りに思うとはな。友思いなことだな」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:30:14) - ランサー「そう思えるだけの友達がいて羨ましいだろ~」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:31:31) - 悪童のようにランサーはそう返す -- 名無しさん (2012-12-07 17:31:47) - ???「……そうか。そんなに『本気』の俺とやりあいたいか」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:32:30) - ランサー&アーチャー「!?」一斉に退避した二人は蓮たちと並んだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:32:56) - ランサー「口で勝てなきゃ実力攻守か、なんか悪化してね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:33:53) - アーチャー「元からこんなだったと思うが?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:34:11) - 黄金「卿ら……あれの実力、どれほどなのだ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:34:59) - 二人「はっきり言って英雄である以上あれには勝てん」  -- 名無しさん (2012-12-07 17:36:21) - アーチャー「私はともかくランサーは相性最悪だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:36:44) - ランサー「正直デタラメだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:37:05) - 黄金「我らはどうだ?英雄ではないぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:37:40) - ランサー「本気が出せればなんとかなるだろうが・・・・正直きついな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:38:33) - ???「雑種共が喋るな……公害ではないか」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:40:56) - 司狼「蓮!いいか……突っ込むなよ。でないと、俺がお前を殺すぞ」マキナ「流石の俺も……その意見には同意する」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:41:32) - 司狼「しかしあの野郎雑種雑種うるせーな」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:42:34) - 刹那、司狼の目と鼻の先に剣軍が迫っていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 17:43:42) - ???「まずは貴様からだ……うるさい蠅よ」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:43:59) - 司狼「!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:44:48) - しかし司狼は笑った・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:45:10) - 司狼「読めてるよ、ターコ」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:45:49) - ???「なに?」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:47:43) - 司狼は???の攻撃を全て躱してみせた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 17:48:58) - 司狼「秘技その一シュピーネの真似ってな」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:50:11) - ???「おのれキモイ動きで躱しよって!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:51:00) - 司狼「うるせえ!!本物はもっとキモいぞ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 17:55:37) - ……シュピーネ「へェェェェェェェェェェェっくし!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 17:57:33) - ???「馬鹿なΣ(゚д゚lll)」  -- 名無しさん (2012-12-07 17:58:33) - その事実に驚愕する??? -- 名無しさん (2012-12-07 17:59:04) - だが、???「だからどうした」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:01:07) - そこでようやく、男の姿が明らかになった。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:01:23) - 黄金の鎧。黄金の籠手。黄金の足枷。黄金の逆立っている髪。黄金のピアス。赤い瞳以外総てを黄金で統一したその存在。名を――英雄王「いいだろう……雑種共。この我(オレ)が相手をしてやろう」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:02:33) - 司狼「おい、金ピカ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:03:42) - 英雄王「なんだ雑種?」 司狼「お前・・・それ悪趣味にも程があるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:04:21) - 英雄王「――――――――(゚д゚lll)」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:04:41) - 絶賛絶句中。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:04:51) - ブルブル、と頭を振って、英雄王「この俺の趣味が分からぬとは……哀れよな」アーチャー「ま、当然の指摘だな」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:05:32) - 英雄王「馬鹿な(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:06:11) - ランサー「小僧ナイスだ・・・・」 必死で笑いをこらえるランサー -- 名無しさん (2012-12-07 18:06:55) - 英雄王「……ゲート・オブ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:07:31) - 司狼「あらら~キレチャッタノネ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:08:26) - マキナ「余計なことを言うな!来るぞ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:10:12) - 黄金「全員、散開ッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:10:28) - 英雄王「バビロン!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:10:40) - 虚空から放たれる無限の宝具の嵐。一発でも掠れば、即死は免れない。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:11:19) - ジューダス&ベイ「なめんじゃねえ!!!!!!」 乱射しながら逃げる -- 名無しさん (2012-12-07 18:12:09) - ジューダス「俺らで相殺できて六割だ!!あとは自力で何とかしろ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:13:14) - その瞬間、グサッ ジューダス「……な、んだと」ジューダスの脇腹から、鎌の切っ先が突き出ていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:14:08) - ジューダス「やべっしくじったか・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:14:43) - 英雄王「やれやれ……いつまでもオレが、わざわざ手を抜く義理はあるまい?まして……以前の俺と一緒にするでないわ。この身は人類最古の英雄王ぞ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:15:15) - 英雄王は慢心する傾向が強かった。では、その慢心がないとどうなるか?……それは、アーチャーたちが一番避けたかったことだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:15:58) - アーチャー「全く、最悪だな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:17:18) - ジューダス「全くだ・・・分が悪すぎる・・・責め負けるぞ」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:17:53) - 英雄王「さて……オレが慢心していたら勝てたろうな……なあ?フェイカーよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:18:31) - アーチャー「確かにそうだな・・・だが諦めてはいないぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:19:17) - 英雄王「そうだろうな……だが、オレは期待していたのだぞ?またいつぞやの『くだらない贋作同士の殺し合い』を見えるかと思っていたのだが……残念だ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:21:20) - アーチャー -- 名無しさん (2012-12-07 18:21:53) - アーチャー「あれにはいろいろ託してきたのでね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:22:24) - 英雄王「あの『出来損ない』にか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:22:52) - アーチャー「その出来損ないに負けた王は果たして誰だったか、忘れたか?」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:23:59) - 黄金「ほう?興味があるな」ベイ「俺もだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:25:07) - シュライバー「んじゃま」ザミ「戦いながら」戒「聞きましょうか」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:25:30) - ランサー「確かにコイツの口から吐かせたいよな~」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:27:07) - アーチャーの言葉にめっちゃやる気になった一同・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 18:27:28) - 蓮(終曲)「なら――俺が征く!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:27:59) - ヘラクレス「待て……手を貸そう」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:28:15) - 英雄王「はっ!肉達磨が自ら首を差し出すとは……殊勝な心がけだな。笑えるぞ!あはははははははははははは!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:28:54) - ヘラクレス「うるせーよポンコツ英雄王」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:30:19) - 初めてまともに言い返したヘラクレス・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 18:30:38) - 英雄王「――――――――エアよ」全員『!?』 -- 案山子さん (2012-12-07 18:31:41) - 瞬間――世界が絶対零度に包まれた。……水銀「!?なんだ……この波動は!?」それは座にいる水銀も感知していた。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:32:17) - ランサー「ついに出しやがったか・・・」 アーチャー「乖離剣・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:33:44) - それを前にして、二人の雰囲気がガラリと変わった。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:34:13) - ランサー「お前ら……今から巫山戯るのは終わりだ」アーチャー「あれにはご都合などない。無だ。全員……身構えろ」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:34:51) - 司狼「あれは確かに躱しようがねえな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:36:18) - 司狼からもいつもの悪童じみた空気が消えている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 18:36:54) - 英雄王「さて……エアよ。開幕だ……今宵は良い『エサ』がいる……さあ、今から吼えるがいい!舞台は整った!」 -- 案山子さん (2012-12-07 18:37:37) - ジューダス「あれを仕舞うつもりはないっぽいな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:38:41) - 黄金「さてどうしたものか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:39:42) - エアが大気を掻き乱し、世界を歪ませる。 -- 案山子さん (2012-12-07 18:42:17) - 蓮「本気の一割程度じゃマジできついな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:43:37) - 黄金「せめて三割は出せるようにして欲しかったものだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:44:04) - 司狼「泣き言言ってる場合じゃねえ!!来るぞ!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 18:48:59) - 黄金「……思えば、あの征服王以来だな。この我(オレ)がエアを抜くのは。さあ……フェイカーに駄犬よ。お前たちは理解しているはずだ。これが……何なのかがな。そして肉達磨……貴様もだ」 -- 案山子さん (2012-12-07 19:45:51) - アーチャー(…奴があの切り札を使ったのは……いや、今の我らは別世界で活動するために人形の体に本体のコピーを詰め込んだ存在だ…システム上の齟齬のようなものか) -- 名無しさん (2012-12-07 19:49:51) - 英雄王「オレはオレだ……レリウス?知らんな……オレを扱うなど、言語道断!」 -- 案山子さん (2012-12-07 19:51:47) - そう、アーチャーの見立ては正しい……そう、正しい『はず』なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 19:52:43) - だが、アーチャー(なんだ、この感じは?奴はまるで……)そう、まるであれはコピーなどではなく…… -- 案山子さん (2012-12-07 19:53:17) - 英雄王「どうした?フェイカー……肉体は偽りだが、よもやオレの魂が偽物だと思っていたのか(・・・・・・・・・・・・・・・・)?」 -- 案山子さん (2012-12-07 19:57:39) - アーチャー「英雄王!まさかお前は――」英雄王「ふん!……あの小賢しい錬金術師に肉体は作られ、魂が宿されたのは同じではあるがな……オレを雑種どもと一緒にするでないわ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:02:14) - 黄金「どういうことかね?」ランサー「……そういうことか。あいつだけ『別』ってわけか。人形の肉体でも、魂がコピーじゃなく、本物なら霊質は変わらねえ。つまり」アーチャー「……語るまでもあるまい」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:06:01) - 英雄王「戯言はそれまでだ……さあ、足掻いて見せろ!!」ザミ「……いいだろう」ドクンッ!! ザミ「彼ほど真実に誓いを守った者はなく 彼ほど誠実に契約を守った者もなく 彼ほど純粋に人を愛した者はいない」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:09:56) - マキナ「死よ 死の幕引きこそ唯一の救い」 -- 案山子さん (2012-12-07 20:10:47) - シュライバー「さらばヴァルハラ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 20:27:07) - 各々が特攻をかける中、ついに――来た。 -- 案山子さん (2012-12-07 20:32:22) - 英雄王「散るがいい――エヌマ」呼応するように剣が回転を始めた。吹き上がる魔力に、大気そのものを吸い上げ、暴風が巻き起こった。空気が打ち震え、大地が鳴動した。 -- 案山子さん (2012-12-07 20:33:27) - 回転する刀身からジェット噴射のように魔力が溢れ出していた。 -- 案山子さん (2012-12-07 20:34:05) - 黄金「皆、こらえろよ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 20:36:35) - 一同「了解!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 20:38:17) - アーチャー「さて…何処まで対抗できるか…」 呟いて一歩前にでたアーチャー… -- 名無しさん (2012-12-07 20:44:33) - そして―― 英雄王「エリッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ――世界が断裂した。赤く巻く破界の渦に、世界が切り裂かれていった。閃光と風によって、闘技場が消えていく。赤い波動が視界の総てを埋め尽くした。 -- 案山子さん (2012-12-07 21:07:59) - 英雄王「ふん、しぶといなこれで終わらせる予定だったのだが?」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:32:56) - 赤き波動が巻き上げた爆炎が晴れるとどうにか全員そこにいた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 21:33:39) - 英雄王「……貴様の仕業か、フェイカー」 -- 案山子さん (2012-12-07 21:43:10) - そこには、七枚の花弁による結界が彼らを守っていたのだ。ただし、残りの花弁は一枚だけになっていたが。 -- 案山子さん (2012-12-07 21:44:54) - アーチャー「どうにか間に合ったな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:47:14) - 黄金「流石は私が認めた友だ……」マキナ「助かった」ザミ「礼を言おう」 -- 案山子さん (2012-12-07 21:49:35) - アーチャー「礼はいい、こいつを片付けたあとだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:51:03) - 黄金「そのほうがよさそうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:51:18) - そう言って立ち上がる。英雄王「……エアを耐え抜くとはな。流石はフェイカー、真似るのは得意のようだな」 -- 案山子さん (2012-12-07 21:57:54) - アーチャー「褒めるなよ」 -- 名無しさん (2012-12-07 21:59:02) - 英雄王「褒めてなぞおらんわ、我を倒すと聞こえたが幻聴か?」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:03:15) - アーチャー「ああ、聞こえていたのか?それは失敬」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:05:44) - アーチャー「すぐに幻聴じゃなくなるさ・・・・」  -- 名無しさん (2012-12-07 22:08:26) - 英雄王「なに?」アーチャー「今だ!」ランサー「――――ゲイ」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:10:21) - 英雄王は油断していなかった。だが、気づくべきだった。――彼らの中に、最速の連中が抜けていることに。ベア「トールトーテンタンツ」蓮「アインファウスト」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:11:14) - 姿がない、英雄王が気配を探っていると、英雄王「!!上か」上を見上げると――最速の連中が迫っていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 22:12:00) - ランサーは紅の波動が周囲に撒き散らせながら、弓を引き絞るように上体を反らしていた。そう、あの構えこそ、アーチャーがある意味で信頼をおく破城の鉄槌。 -- 案山子さん (2012-12-07 22:12:43) - ランサー「ヴォルグ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:14:03) - 叫びとともに英雄王の心臓めがけて槍を放つ・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:14:43) - 英雄王「小賢しい!!!」 避けようとする英雄王しかし・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:15:26) - ベア「ヴァルキュリア!!!!」蓮「オーヴェルデューレェェェェェェェェ!!!!!!」シュライバー「ニブルヘイム・フェンリスボルフ!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:30:35) - シュライバーが回り込み槍に向かって蹴り上げる -- 名無しさん (2012-12-07 22:32:09) - そして蓮が槍をさらに加速させそれに合わせるようにベアトリスが雷撃を纏って加速する -- 名無しさん (2012-12-07 22:33:12) - 英雄王「調子に乗るな!!!!」 エアで -- 名無しさん (2012-12-07 22:33:45) - ↑訂正 英雄王「調子に乗るなよ、雑種!!!!!」 叫んで蓮たちを追撃しようとするが・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:34:57) - ↑訂正 英雄王「調子に乗るなよ、雑種!!!!!」 叫んで蓮たちを振り払おうとするが・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:35:35) - アーチャー「我が骨子は……捻じれ狂う!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:39:17) - 黄金「ザミエル!外すな!」ザミ「ヤヴォール!」聖槍と焔槍の照準を英雄王に向け、アーチャーは弓矢と化した剣を番えていた。 -- 案山子さん (2012-12-07 22:40:24) - ジューダス「ベル、一瞬でいいやるぞ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:41:18) - ベイ「おっしゃ・・・俺も行くか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:41:59) - 二人『アクセス――我がシン!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-07 22:42:59) - ベイ「舐めるなよ、金メッキが!吸い殺してやるよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」香純『頑張って!ベイ!』座にいる香純の声援を聞き、ベイは頷いた。ベイ「おうよ!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:43:42) - 黄金「この勝機を決して逃すな!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 22:44:17) - 一同「おうよ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:45:10) - 黄金「怒りの日、終末の時・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:46:15) - 一同「(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:46:49) - 黄金の詠唱が始まり皆の目が輝る・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:49:35) - 水銀『今だけ私の力を貸そう!いいか、一瞬で決めたまえ!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-07 22:49:50) - 黄金「ドゥーゾルスト・ディエスイレ!!」 水銀「アクタエスト・ファーブラ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 22:52:02) - 黄金の神気が高められていく・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 22:56:48) - 英雄王「ふざけるなあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」蓮「てめえの、負けだあああああああああああああ!!!!!!!!!」マキナ「ミズガルズ・ヴォルスング・サガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:00:17) - ランサー「くたばりやがれえええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:02:17) - ヘラクレス「おおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:02:36) - アーチャー「これで詰だ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:03:10) - 英雄王「負けるかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」???「いいえ、あなたの負けですよ……英雄王殿」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:06:12) - 英雄王「なにい!!?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:06:48) - グサッ 英雄王「―――――――貴様、ぐふっ」――胸元に、聖槍に似た槍が突き刺さっていた。虚空から。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:07:24) - ???「さあ……彼らの攻撃を喰らって死になさい」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:08:30) - 英雄王「ふざけるな!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:09:00) - 見えざる者の声に、英雄王――ウルクの王は吼えた。英雄王「傀儡風情がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:09:26) - そして……皆の攻撃が、ギルガメッシュに直撃した。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:09:48) - 英雄王「この俺が傀儡と雑種ごときにいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:10:58) - それが最古の英雄王の最後だった・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 23:11:32) - ……黄金「終わったな……」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:13:18) - アーチャー「黄金の王よ、やつの魂を取り込めるか?」  -- 名無しさん (2012-12-07 23:15:34) - 黄金「これ以上奴らに魂を渡すのは癪だからな」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:16:03) - そう言って黄金が取り込もうとした時、???「お疲れ様です、そしてそうはさせませんよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:16:39) - 水銀「ふざけるでないわバカものが」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:17:27) - それに合わせるように水銀の声が響く -- 名無しさん (2012-12-07 23:17:43) - ???「いえいえ……ふざけてはいませんよ。相も変わらずの強さ……敬服いたしました。流石は流石」そこに、あの神殿で会った、本を片手に持った黒フードの存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:18:04) - そして、片方の手には――???「英雄王の魂……確かに回収しましたよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:18:33) - 水銀「逃がすと思うかね?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:19:38) - ウザ笑いを浮かべる水銀・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 23:19:52) - ???「ええ」あっさりと答える???。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:20:27) - ???「なにせ……私は『此処にいて、どこにもいない』のですから」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:20:58) - ベイ「なぞかけに付き合う気はないぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:22:09) - ベイが???に向けて低く言う -- 名無しさん (2012-12-07 23:22:34) - ???「答えを教えたのに……分かりませんか?ねえ、ミハエル殿?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:23:05) - ベイ「ふざけろよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:24:25) - マキナ「待て……まさかとは思うのだが」???「ゴギト・エルゴ・スム」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:24:57) - 黄金「・・・・・・・・・・悪ふざけが過ぎるぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:25:51) - ???「これが私の理……故に、ご都合のデウス・エクス・マキナでも無理なのですよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:26:34) - 蓮「……我思う、故に我ありだと?」???「然り」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:27:07) - ベイ「本当に嫌がらせが大好きなんだな・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:28:32) - ベイが静かにキレた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-07 23:28:48) - ???「よいのですか……私を攻撃すれば『彼女』が傷つきますよ?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:30:10) - そう言って懐からある霊魂を取り出した。これが無意味なこととはベイには思えなかった。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:30:37) - ベイ「捕まるとそこまで腐っちまうんだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:31:22) - ???「そのような言い方……あなたに恋していた『姫』に、申し訳なくはありませんか?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:32:25) - ベイ「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:33:21) - それを前に、ベイは絶句した。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:33:38) - 『あなたに恋をした』『姫』『魂』……この関連性。分からないほうがおかしいだろう。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:34:10) - ランサー「・・・・・・・・・・・・・」 ただ無言でこの状況を見据えている・・・かなりご立腹なようだが -- 名無しさん (2012-12-07 23:35:27) - ???「そう……そうですよ。彼女(・・)ですよ」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:37:18) - ベイの脳裏を過る思い出。???『ヴィルヘルム様~♪』……あの姫の綺麗な美声を。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:37:58) - ベイ「お前らは・・・・よほど潰されてえのか・・・・・・・・・」 静かに告げるベイ -- 名無しさん (2012-12-07 23:38:55) - ランサー(なるほどね・・・・・・・・・) -- 名無しさん (2012-12-07 23:39:27) - そう――それは、あのセレーナ姫の魂そのものだったのだ。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:42:35) - ???「あの方……もう存じていますね?レリウス様は、敢えてこの魂だけ私に預けました……意味、分かりますかな?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:43:18) - アーチャー(女の魂を盾にするか・・・・・・・・) -- 名無しさん (2012-12-07 23:45:19) - ???「……いいえ」アーチャー(心を読まれた!?) -- 案山子さん (2012-12-07 23:45:50) - ???「この魂だけ……お返ししますよ」そう言って彼女の魂をベイに渡した。 -- 案山子さん (2012-12-07 23:46:15) - 黄金「卿は誇りまで失ったのか?本当に?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:47:46) - ???「……私を知る者など、もういないのですよ。ハイドリヒ卿(・・・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:48:14) - 黄金「そうか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:48:37) - ???「では……ああ、ランサー。我が主から言伝が」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:50:07) - ランサー「なんだよ?」 不機嫌そうに返すランサー -- 名無しさん (2012-12-07 23:51:19) - ???「曰く――『好きに舞うといい……お前の魂、私に魅せろ』とのことです」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:52:52) - ランサー「そいじゃあそうさせてもらう、今回の一件で裏切ろうと思っていた真っ最中だったしな?」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:54:16) - レリウス『それはそれは……裏切り結構だ、クー・フーリンよ』 -- 案山子さん (2012-12-07 23:55:14) - ランサー「余計なお世話だよ・・・ターコ」 -- 名無しさん (2012-12-07 23:56:11) - ベイ「おいコラ……姿ぐらい見せろや、ボケナス」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:56:37) - レリウス『……無駄な時間を過ごすつもりはない』 -- 案山子さん (2012-12-07 23:56:56) - ベイ「んだと!?」 -- 案山子さん (2012-12-07 23:58:49) - テルミ「毎回思うが体外うぜえな、お前」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:00:10) - ↑訂正 テルミ「毎回思うが大概うぜえな、お前」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:00:46) - そこに、レリウス「それは済まないな……ハザマよ」テルミ「!?」いつの間にか、彼の真後ろにその存在がいた。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:01:18) - 思わず前へ飛んで態勢を整えるテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:02:58) - テルミ「おいコラ……あんたさっき何て言ったか覚えてんのか?」レリウス「なに……別段お前ならば接触しても問題あるまい」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:03:44) - テルミ「わざわざ俺のためにって感激でもすればいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:04:57) - レリウス「お前が?正直……気味が悪いな、それは」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:06:04) - テルミ「俺も想像して吐き気がしたわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:07:11) - ドヨーン!とするテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:07:27) - レリウス「さて……私は失礼しよう。まだまだ『鬼ごっこ』は始まったばかりだからな」そう言って虚空へと徐々に姿を消していくレリウス。 -- 案山子さん (2012-12-08 00:08:08) - テルミ「・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:18:52) - レリウス『さて……では、また別の世界に来たまえ……私を捕まえてみせるといい。この世界でそこの男に渡した魂……それと取引だよ』 -- 案山子さん (2012-12-08 00:20:01) - ベイ「……いつか殺してやるッ」レリウス『……好きにするといい』 -- 案山子さん (2012-12-08 00:22:40) - そして、レリウスは完全に世界から消えた。???「では、わたしも失礼しますよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:23:02) - 黄金「いずれ・・・・」 ???「あいまみえよう・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:25:13) - ???はそれだけ答えると消えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 00:28:04) - 蓮「……なんなんだよ、これ」司狼「……あの変態の場所まで戻れないのか?」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:29:33) - 水銀「どうにか干渉は出来たがそれは無理なようだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:31:16) - 黄金「カールか……触覚かね?」水銀「ああ……本体の私は座にいるよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:33:56) - 司狼「行動は共にできんのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:35:25) - 黄金「どうなのだカールよ?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:37:56) - 水銀「マレウス程度に落とした状態ならば、参戦可能だよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 00:40:30) - 黄金「それほどまでに落とさねばならぬのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:45:21) - ランサー「ところでよ、先から普通に話しているがそいつは誰なんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-08 00:55:00) - 水銀「はじめましてで良いかね?槍使いの英雄殿、私はカールクラフト・メルクリウスという」 ランサー「何はともあれよろしくな」  -- 名無しさん (2012-12-08 02:27:59) - シュピーネ「ハイドリヒ卿!!」 黄金「シュピーネか、資金調達は出来たか?」 シュピーネ「それは問題ないのですが・・・大盛況なのでちょっと人をチョコしていただきたいのです」  -- 名無しさん (2012-12-08 02:29:53) - ↑訂正 シュピーネ「ハイドリヒ卿!!」 黄金「シュピーネか、資金調達は出来たか?」 シュピーネ「それは問題ないのですが・・・大盛況なのでちょっと人を寄越していただきたいのです」  -- 名無しさん (2012-12-08 02:30:33) - 黄金「ならば総出で処理しよう。今の所この世界で他にやる事は無いからな」 シュピーネ「ヤヴォール」 騎士団と蓮達も黄金に続く。 ベルゼバブ「ん? そういやナハトはどこに行ったんだろう」 悪魔の片割れの姿は何処にも見えなかった。 ベルゼバブ「まっ、拾い食いでもしてるんだろうね」 鼻で笑いつつ罪悪の王は頭の片隅に追いやられた。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:19:38) - その頃ナハト… ナハト「ちくしょう派手にぶっ飛ばしてくれやがって…しかし何で人だかりが出来てんだ…」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:26:39) - ナハト「確かこのテントはあの蜘蛛野郎の資金調達してたテントみたいだな…こんなとこまで飛ばされたのか…何か立て札に「しばらくお待ちください」って書いてるな…」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:29:46) - そしてシュピーネたちが戻ってきた… -- 名無しさん (2012-12-08 03:30:53) - 蓮「……疲れたな、正直戦いよりも;」 司狼「ヒーローってのは辛いねえ…」 ぐったりした様子の両人。戻ってくるまでの間に興奮冷めやらぬ観客や血が騒いだ他の出場者達にもみくちゃにされたのがこたえたようだ。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:35:03) - シュピーネ「売り子で出していた飲み物と食べ物が幾らか残っているので、それでもどうです?」 蓮「頼むわ」 司狼「俺も」 シュピーネ「それでは……む? 在庫の数が合いませんね…」 確認してみれば、売り物の飲食物の数が確実に減っている。資金の方は泥棒対策にきちんと所持していたので無事だが。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:44:40) - …ナハト「やっぱ気のせいか…こんなところにあのガキがいるわけねーし」 ナハトは数人分の飲食物を食いながら闘技場の中で漣を探し回っていた。試合中に一瞬それらしき姿をとらえた気がしたのだが。 ナハト「…そろそろあいつらも戻ってるだろうし、俺も戻るか」 熱気をそのままに帰路に就く観客の流れを一瞥して独りごちる。 ナハト「しかし、無駄にデカイなここの連中は…!?」 人ごみに悪態をついた時、確かに漣の姿を一瞬捉え、すぐに消えた。 ナハト「今のは…」 「ナハト」 ナハト「!!??」 呼びかけに振り返れば、真後ろに漣が立っている。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:46:00) - ナハト「なんでお前が…」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:48:13) - ナハト(なんか様子が変だな…) -- 名無しさん (2012-12-08 03:52:53) - 漣「どうしたの?」 漣に向けてナハトの警戒が強まる。なぜここにいるのか、どうやって後ろに回ったのか問いただすべき疑問以上に漣の瞳から垣間見える虚ろな光と気配がナハトの直感を刺激する。 漣「ねえ、ナハト…一緒に遊ぼうよ―アクセス、我がシン」 ナハト「んなっ!?」 己の罪を持って地獄の門を開く宣誓とともにナハトが漣に取り込まれる。 ナハト(何だ…こりゃあ!?) 抵抗する事も出来ず意識が止みへと沈んでいく… ???「坊や、お友達は見つかったかな?」 漣「うん、ありがとうおじさん」 ナハト(…この声は…) 最後に近くした声の主を記憶から引っ張り出す前に悪魔の意識は闇の深層に落ちて行った。同時に漣の体に異変が起こる。 ???「ほう、中々に壮観な姿だな」 -- 名無しさん (2012-12-08 03:53:26) - 蓮「!!??なんだ…この感じ…」 蓮は何かを感じ取った… -- 名無しさん (2012-12-08 03:56:43) - ベル「ジューダス…ナハトの気配が薄くなりやがった…」 神妙な声で告げるベル -- 名無しさん (2012-12-08 03:58:09) - 蓮「!!??なんだ…この感じ…」 蓮は何かを感じ取った…… -- 名無しさん (2012-12-08 03:58:52) - 7つ程だった幼子の姿は15歳ほどへと成長を遂げ、肩にかかる程度だった髪は腰まで伸びた漆黒の長髪となった。そして、病的なほどに白い全身を覆う黒の文様と深紅の瞳。 ???「魔王の器…いや、現世に舞い降りた魔王そのものか。君ならばこれも使いこなせるかな?」 そして、漣に手渡される漆黒の槍。ラインハルトの聖槍に連なる形状と桁外れの想念を兼ね備えた槍だ。 -- 名無しさん (2012-12-08 03:59:31) - 黄金「どうやら、また余計なことをしてくれているようだな…」 黄金も何かを感じ取った… -- 名無しさん (2012-12-08 04:01:42) - ???「さて、感づかれたようだが。あいにくこの舞台はもう閉幕を告げたのでね。次の舞台へと参ろうか」 変貌した漣とともに跡形もなくその場から姿を消した。 -- 名無しさん (2012-12-08 04:02:14) - 蓮「消えた……しかし今のは」 -- 名無しさん (2012-12-08 04:03:34) - 水銀「どうやら、我が孫をけしかけるつもりらしいな…」 静かにだが確かにブチギレている水銀 -- 名無しさん (2012-12-08 04:06:49) - ランサー「女の次はガキかよ……本当にどうしようもないのに着いてたんだな…俺」 -- 名無しさん (2012-12-08 04:12:02) - アーチャー「まあ諦めろ、ランサー。……それで、大英雄よ、君はどうするのだ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 17:51:49) - ヘラクレス「……ついていこう。この世界は崩壊する……水銀の蛇よ、どのぐらいで崩壊する?」 -- 案山子さん (2012-12-08 17:53:05) - 水銀「もって一時間だな。そうだな――」と、そこに――螢『藤井君、無事なの?』玲愛『……藤井君』彼女たちの声が聞こえてきた。 -- 案山子さん (2012-12-08 17:53:48) - 蓮「先輩たちか?」玲愛『……よかった。無事なんだね』マリィ『レン……』蓮「悪いな……そっちに行けないけど、俺は大丈夫だよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 18:28:56) - 香純「それよりあんたの子供が居ないんだけど」 蓮「やっぱりか…」 -- 名無しさん (2012-12-08 18:34:13) - マリィ『どうしよう……レン』ぐすぐす、と泣くマリィ。 -- 案山子さん (2012-12-08 18:37:42) - 水銀「……マルグリット。安心したまえ、必ず私が救い出す。必ずだ」 -- 案山子さん (2012-12-08 18:42:26) - 司狼「っていうかよ……ここから離脱するってのはどうよ?」シュピーネ「ちょっと待ってください!?私の出番は!?活躍は!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 19:37:29) - 蓮「黙れよ」ジューダス「っていうより、俺も早々にこの世界から出たほうがいいと思うぜ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 19:42:25) - 水銀「確かにこのままいけば我ら全員お陀仏になってしまう……」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:14:10) - マキナ「ならば」ハザマ「はいはい、私の出番ですね。それじゃあ、折角小者さんががんばってくれましたが、即刻ここから離脱しますよ~」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:46:04) - 一同「誰が小者だ!!??って言う突っ込みは期待するだけ無駄だけどな(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:49:38) - ハザマ「そうそう」そこで表情を変え、テルミ「……逆らったら首吊りだからな」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:50:20) - 水銀「さっさとヤリタマエヨ、テルミサマ」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:53:47) - ↑訂正 水銀「どうでもよいが、急いでくれたまえよ…」 -- 名無しさん (2012-12-08 20:54:52) - テルミ「おうおう、従順な奴は好きだぜ~……んじゃま、俺の近くに来い。ああ、蜘蛛野郎は真っ白野郎かマキナ、捕獲しておけ」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:55:28) - マキナ「諒解した」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:58:29) - 問答無用でシュピーネを鷲掴みにするマキナ。テルミ「おい大英雄さんよ……この世界は崩壊する。てめえも来いや。んで、嬢ちゃんたちの守護者になっとけや」 -- 案山子さん (2012-12-08 20:59:19) - ヘラクレス「口は悪いがこの際だ了解しよう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:00:37) - 司狼「なんかすごいメンバーになっていくな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:00:59) - 蓮「英雄だらけかよ;」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:06:41) - そして――彼らはこの世界から離脱した。……黄金「…………」一人、時空に揺蕩うハイドリヒは考え事をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:07:16) - ジューダス「どうしたんだよ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:14:11) - 黄金「……あのレリウスのことを、あの英雄王は『錬金術師』と言っていたな」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:14:35) - 黄金「テルミ殿、あれは本当に錬金術師なのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:16:49) - テルミ「…………語りたくもねえな」そう言って趺坐を空中でかくテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:18:09) - テルミ「っていうより、論より証拠だろうがァ。てめえら、今まで何見てきたんだよ?」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:18:42) - 司狼「いわゆる『人体錬成』とかいうやつな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:24:38) - テルミ「……そういうこった。前例言っただろ?はいおさらい!」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:25:28) - 蓮「あいつは確か魂を集めてる・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:30:01) - マキナ「それを利用して、新たな傀儡(くぐつ)を生み出している……」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:32:14) - ザミ「そして奴はそれを実験としている……」戒「さらに、研究が趣味で完璧な人形を作るのが真の目的……」ベア「悪趣味も極まれりですが……」シュライバー「まだ終わってないよね、多分」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:33:14) - テルミ「そ。んでこのハザマの肉体を作ったのも野郎だ……つまり、あれは狂気の錬金術師。正真正銘、本物の……ある意味で俺を超える化け物だよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:34:01) - 司狼「んなもん作ってどうすんだよ?絶望でもしたいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:36:40) - テルミ「……お前はレリウスを理解していねえな」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:37:59) - 司狼「教えてください、テルミ様!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:39:11) - なぜか敬語の司狼・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:39:27) - テルミ「♪もう一回言ってみろ……俺がてめえに対しての言葉、改めてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:40:17) - 司狼「悪かったな、ちょっとしたお茶目だ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:41:55) - テルミ「もう一回言えって言ったんだよおおおおおおおお!!!!ボケがあああああああああああああああああああ!!!!」キレるテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:42:24) - 全員『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!?』アーチャー「……よもや、こういうことですか?テルミ様」テルミ「♪♪そうだよ、アーチャー君♪」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:43:16) - 爽やかに言うテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:43:27) - レリウス「キモイ(;゚Д゚)!!!!?」 突然レリウスノの声が響いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:44:44) - レリウス「よもやこの私に、言葉遣い一つで吐き気を催させるとはやるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:45:49) - テルミ「……おい変態。全力で妨害しろ。今すぐだ。機嫌がいい内にレリウスの声を殺せ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:47:40) - 水銀「了解しました、テルミ様」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:48:30) - そう言って全力で封殺に掛かった。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:48:44) - テルミ「おいてめえら。俺様に言葉を直した野郎は、無条件で俺も優しくしてやる……殺すのも半殺し程度に抑えてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:49:21) - ベア「それは優しくなっているのでございますか?テルミ様?」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:50:33) - テルミ「おうよ……仔犬ちゃんは良い子だな(なでなで)」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:51:04) - ランサー「ま、嬢ちゃんは気質からいいからな」何気に高評価なベアトリス。 -- 案山子さん (2012-12-08 21:51:34) - 水銀「あちらの声は届かないが君の声はあちらに届くと言う感じにしておいた」  -- 名無しさん (2012-12-08 21:52:36) - 水銀「さあ、皆でテルミ様を崇め奉ろうではないか!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:53:19) - レリウス「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-08 21:53:52) - 画面越しに絶叫していた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:54:05) - そして三秒後その画面には水銀がウマウマやってる動画で埋め尽くされた・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:55:07) - キモいことこの上ない・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:55:27) - マリィ「……おェ」香純「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?マリィちゃんが吐いた!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 21:56:37) - そしてレリウスに届くテルミ様の綺麗な言葉遣い・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 21:57:30) - レリウスは発狂した・・・二重にキモイのだ無理もない・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:02:55) - レリウス[ -- 名無しさん (2012-12-08 22:06:37) - ↑訂正 レリウス「gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:07:29) - ……十分後。座に到着したテルミたち。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:21:37) - テルミ「いや~……オレ、こいつら気に入ったわ……どっかのツンデレ赤女は別としてな」ザミ「…………イライライライライライラ」そう……あの後、彼女だけがテルミと対立していたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:22:34) - ザミ「私は……呼ばん!死んでもだ!」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:27:37) - テルミ「そうか……んじゃ、バニーのコスプレかフレンチメイド服か全裸で踊る……どれがいい?選ばせてやる……もしくは、俺に殺されててェのか?あん?」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:28:29) - シュピーネ「テルミ様、ご収めください」  -- 名無しさん (2012-12-08 22:29:29) - そう言ってシュピーネはザミエルのバニーコス写真を渡した・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:30:10) - テルミ「ほう?おぬしも悪よの~」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:30:44) - ザミエル「貴様、シュピーネ!!いつの間に!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:31:26) - シュピーネ「ほほほほほ!舐めないでくださいよ……最初の世界で既に撮っておきましたから~」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:32:38) - 黄金「……ふむ。改めて見ても、中々に面白い」蓮(女)「……これがあの龍明になるのか?不思議だな~」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:33:17) - エリー「テルミ様、『流す』準備は整っております(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:34:06) - テルミ「…………ご苦労。ニヤリ」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:35:19) - エリーの指はエンターキーにかかっている・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:37:24) - ランサー「仕事早い嬢ちゃんだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:37:45) - エリー「まあね♪」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:38:02) - ザミ「……………………なるほど。人は真に怒ると、逆に冷静になるらしいな」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:39:22) - 一同「まずいなこれ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:39:49) - ランサー(俺だって学習するってことを見せてやる・・・・) -- 名無しさん (2012-12-08 22:40:20) - アーチャー「ランサー、また同じ鉄を踏むことになるぞ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:40:55) - ランサー「人の心を読むなよ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:41:12) - 瞬間、ランサーの姿がアーチャーの前から消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:41:37) - ランサー「そのキーは俺に押させろ!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:42:30) - ザミエル「バカタレが、誰がさせるものか!!!!!!!!!!!!」  激痛の剣がランサーに突き刺さった・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 22:43:19) - 刹那、ランサーはアーチャーの真横を通過し、吹き飛ばしていた。アーチャー「(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:43:59) - 司狼「俺が行くぜ!!あとはまか――」ザミ「ふんっ!」延髄蹴りが司狼を直撃していた。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:44:49) - アーチャー「英雄を超える力だと(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:49:03) - ザミエル「この程度朝飯前だ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:50:24) - 香純「……なんか、進化してない?;」 -- 案山子さん (2012-12-08 22:50:53) - 螢「そんなことはないわ!サー!」未だに抜け切れていない螢。そして泣く戒。 -- 案山子さん (2012-12-08 22:51:19) - ランサー「無駄に男前だ……」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:52:13) - 煙を上げながらそう言うランサー -- 名無しさん (2012-12-08 22:52:43) - アーチャー「ランサーよ君のことは忘れない・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 22:55:21) - 一同は十字を切った・・・・ -- 名無しさん (2012-12-08 23:06:07) - ランサー「あん?どういうこっ――ッ!?」ゾワゾワ!と寒気を感じたランサーが振り返ると、ザミエル「ニッコリ(^-^)」――悪鬼がそこにいた。 -- 案山子さん (2012-12-08 23:24:59) - ランサー「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:31:19) - ランサー「テルミ様、助けて?」 テルミ「すまん無理だ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:31:48) - 蓮華「おじちゃ~ん♪こーひー、もってきたよ~♪」ハザマ「ああ、ありがとうございます」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:33:12) - テルミはハザマとなり、のんびりくつろいでいた。 -- 案山子さん (2012-12-08 23:33:32) - ランサー「ノオオオオオオオオ(ノД`)」  -- 名無しさん (2012-12-08 23:36:06) - テルミ(アイツがあの状況だとなぜか俺でも勝てないんだよな…自力は上のはずなのに……) -- 名無しさん (2012-12-08 23:37:51) - ……一分後。ランサー「…………ピク、ピクピク」こんがり焼けました~♪ -- 案山子さん (2012-12-08 23:39:39) - ヘラクレス「墓、創った方がいいか?」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:43:51) - アーチャー「……あ、ああ;」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:44:15) - ハザマ「お~お見事♪見事なミディアム具合!」拍手するハザマ。蓮華「お姉ちゃん、かっこいい♪」その横で真似て拍手する蓮華。 -- 案山子さん (2012-12-08 23:44:37) - ザミエル「女とは強くあるべきなのだ…」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:46:35) - 蓮華「うん♪」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:47:16) - ランサー「……お、俺の在り方って……な、なんだ?ガクッ」アーチャー「ランサーが死んだ!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:48:00) - ランサー「勝手に……殺すな……」 -- 名無しさん (2012-12-08 23:49:27) - 神父「墓はこのくらいでいいでしょうか?」水銀「女神の浜辺に穴を掘るでないわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」神父「ぷげら!?」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:51:37) - 水銀「シェクレナートゥーラーム!!!!!!(゚Д゚)」  -- 名無しさん (2012-12-08 23:57:34) - 神父に向けて流星が降ってきた… -- 名無しさん (2012-12-08 23:58:15) - アーチャー「…………;」 -- 案山子さん (2012-12-08 23:59:51) - 水銀「ああ……折角私が那由他の果てまで保管しておいた女神の足跡とその臭いが消えてしまうではないか!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:00:33) - 神父「そんなストーカーの賜のために私に死ねというのですか(゚Д゚;)!!??」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:02:50) - 水銀「死ね!死ぬがいい!変態堕落神父よ!!!!女神の地平を生む礎となるがいい!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:04:03) - 先輩「殺ってよし(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:05:36) - 神父「テレジア「(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:06:50) - 水銀「ああよし……変態は駆除せねばなるまい!さあ……女神に詫びよ!謝れ!謝罪せよ!那由他の果てまでえ永劫謝り続けるがいい!そして女神の臭いを返せええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:07:42) - 神父&ランサー「ギャアアアァァァァァアアアアア!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:09:08) - なぜかランサーも巻き添えを喰っていた… -- 名無しさん (2012-12-09 00:09:57) - 皆は学んだ……ストーカーとは、変態を凌駕するのだと。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:10:10) - 蓮華「ねえねえみんな。『すとーかー』ってなに?」指を咥えながら蓮華は首を傾げた。可愛らしく。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:12:25) - 蓮「蓮華は知らなくて言い……」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:14:17) - 水銀「いいか、蓮華よ……ストーカーとは」黄金「皆、止めィ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:15:18) - 蓮「やめんかバカたれ!!!!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2012-12-09 00:17:17) - 蓮が真っ先にど突いた… -- 名無しさん (2012-12-09 00:18:08) - 水銀「邪魔をするでない!我が息子よ!これも蓮華のためだ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:18:55) - 蓮「そんなんだからお前にお爺ちゃんは勤まらないんだよ!!!!!!!!!!!!」 水銀「馬鹿な!!??(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:21:05) - 黄金「右に同じ」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:22:14) - 水銀「笑わせるな!私ほど娘のことを思っている親はいない!」イザーク「…………ムカッ」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:22:48) - マリィ「こう言うのを《身内の恥》って言うんだよね」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:24:34) - 水銀「ビキッ」刹那、水銀の世界に皹が生じた。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:25:07) - 水銀「女神よ…私ほどの良いお爺ちゃんは居ないぞ…どこにも(T_T)」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:26:52) - マリィ「いいえ」キッパリ。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:27:22) - 司狼「どう考えても真逆だよな……」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:30:53) - 一同『うんうん』 -- 案山子さん (2012-12-09 00:32:18) - ハザマ「というか、蓮華ちゃんが可哀想だとは思いませんか……ねえ?」語尾だけテルミ状態で言うハザマ。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:32:59) - 一同「同感」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:34:25) - 水銀「テルミよ……私を怒らせたいのか?」テルミ「…………へェ。蓮華を非難させた後、お前の頸を刎ねてもいいんだぜ?」テルミの目が亀裂のように細まった。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:36:53) - 静かに互いの神威と殺意を高まらせる二人。 -- 案山子さん (2012-12-09 00:40:09) - 黄金「待て、双方。今はあのレリウスを追うのが先決ではないのかね?」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:42:24) - 蓮「おいこら、サッサと漣を取り返しに往くぞ…んなとこで争ってる場合かよ…」蓮の神威フルパワーの拳が二人に落ちたしかも夜刀化している -- 名無しさん (2012-12-09 00:44:00) - テルミ「……この野郎。まあ、確かにそうだな……いいぜェ、おとなしく矛を収めてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-09 00:46:30) - 水銀「仕方あるまい・・・」 -- 名無しさん (2012-12-09 00:49:53) - 編集しました。どうぞ皆様書き込んで下さい。 -- 案山子さん (2012-12-06 20:39:03) - メルクリウスの口調を直して下さい。 -- 案山子さん (2012-12-08 20:24:52) - こちらで修正しました。 -- 案山子さん (2012-12-08 20:40:23) - ありがとうございます -- 名無しさん (2012-12-08 20:43:35) #comment() 合計:&counter() 今日:&counter(today) 昨日:&counter(yesterday) トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)

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