Dies irae -楽しい大歌劇- 17話

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- ナハト「三十六計逃げるにしかず!!!」 脱兎のごとく逃げ出した -- 名無しさん (2012-12-16 22:23:50) - ソロモン&パイモン「逃がすな」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:24:09) - すると、フェニックスたちが即座に拘束した。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:24:27) - ナハト「俺に太子クオリティーを!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:24:49) - 一同『無理』 -- 案山子さん (2012-12-16 22:25:01) - ソロモン「え~と、確か印は――」パイモン「こうでは?」ソロモン「おお、そうだ」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:25:22) - ナハト「それ、両方違う!!?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:26:07) - しかし・・・叫ぶ虚しく・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:26:28) - 二人『口寄せ!』 -- 案山子さん (2012-12-16 22:26:46) - そしてウインク♪ -- 案山子さん (2012-12-16 22:26:59) - ナハト「息ぴったりかよ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:27:20) - そして恒例の爆発。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:27:52) - ソロモン「まず最初は――私からだな」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:28:18) - ナハト「冗談きついよ?そんなの呼んだらさ?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:29:09) - そう言いながら一気に虚空から灼熱の炎が顕現した。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:29:44) - ソロモン「何が出るかな~?何が出るかな~?」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:30:13) - ナハト「ぜひ失敗してケーキとか出してほしいな?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:31:25) - パイモン「望みは薄いよ」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:32:00) - そして――炎がやがて眼を宿し、炎の腕に炎の大剣を携えていた。ソロモン「うむ……失敗か」パイモン「あらら……イフリートか。失敗ですね」ソロモン「次は負けんぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:32:37) - イフリート「急に呼ぶなよ・・・麻雀してたんだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:34:09) - ソロモン「すまないな」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:34:33) - ナハト、ガクガク震えていた。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:34:43) - ギロリ!とそんなナハトを睨むイフリート。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:35:02) - イフリート「ガオ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:35:28) - 吠えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:35:46) - ナハト「――――――――」失神。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:36:32) - パイモン「では、次は私ですね」そう言うと、空間から光が溢れてきた。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:36:57) - しかし ナハト「ふっかーつ!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:37:34) - パイモン「では、智天使さん。お願いしますね?」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:38:07) - 瞬間、ナハトは凍り付いた。聞き間違えだったのか? -- 案山子さん (2012-12-16 22:38:25) - イフリート「お前、だらしねえな?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:39:03) - 即座に氷漬けのナハトを溶かした -- 名無しさん (2012-12-16 22:39:23) - そして、光から出てきたのは――四つの顔と四つの翼を持ち、その翼の下には人の手を宿した天使だった。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:39:42) - 香純「カッコイイ~♪どっちもいい♪」トロけていた。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:40:03) - イフリート「俺が怖くないのか?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:41:02) - 不思議そうに香純に寄っていく -- 名無しさん (2012-12-16 22:41:21) - 香純「怖くないよ♪」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:41:38) - ウキウキしながら見つめていた。本当に太陽だ。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:41:57) - イフリート「あなたに跪かせていただきたい・・花よ」  -- 名無しさん (2012-12-16 22:43:29) - なんか水銀みたいなこと言い始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:43:47) - 水銀『それはわたしのセリ――』マリィ『うるさい死ね』 -- 案山子さん (2012-12-16 22:44:01) - 水銀は逆に元気になった・・・もう耐性ができたようだ -- 名無しさん (2012-12-16 22:44:56) - マリィ『カリオストロ、超ウゼェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-16 22:45:30) - ・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:45:50) - イフリートは何故か天使に攻撃されている・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:46:13) - イフリート「なぜだ!?」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:46:55) - 天使「似合わんことするな!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:48:49) - 四本の手で思いっきりしばかれていた。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:49:29) - イフリート「ぶほあ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:49:50) - ナハト「た、助か――」と、不意にソロモンたちを見ると――新しく印を結んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:50:15) - ナハト「まだやるの!!?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:51:25) - 二人『当たり前だ!』二人とも、ノリノリである。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:51:42) - 黄金「飽きないな」ランサー「まったくだ」二人とも、ポップコーンとコーラを飲食しながら楽しんでみていた。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:52:07) - ナハト「俺にも、くれ!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:53:08) - ランサー「ほらよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:53:23) - そして全部食って飲んでいった・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:53:44) - 香純「他にあげないでね?」魔神たち『承知!』 -- 案山子さん (2012-12-16 22:53:58) - 天使「はじめましてね、お嬢さん……ケルビムと言うわ。あなたに加護を」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:54:25) - 香純「ありがとう、ケルビムさん」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:55:11) - ケルビム「いえいえ♪」 -- 案山子さん (2012-12-16 22:55:31) - イフリート「何粉かけてんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-16 22:56:31) - イフリートが凄む・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 22:57:05) - ケルビム「ギロッ」イフリートの真横の空間が――焼失した。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:58:17) - イフリート「・・・・・・・・・・」 ケルビム「格の違いを知りなさい(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:00:17) - ナハト「……仲間がいた。うぅ……」泣くナハト。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:00:51) - イフリート「ギロギロッ!!」ナハトの左右の空間が――消えた。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:01:21) - ナハト「(;゚Д゚)!?」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:03:59) - イフリート的に同類は嫌だったらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 23:04:19) - イフリート「口には気を付けろ……小僧」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:04:31) - ナハト「これが・・・これがクオリティーの差・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:05:25) - もはやシュピーネ状態だ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 23:05:53) - ナハト「……あ~もう泣きて―――――」 つぶやいた瞬間。脳髄をぶち抜くような悪寒が走る。 ナハト(なんだこれ――――こいつらじゃねえ、出所は――上!!) -- 名無しさん (2012-12-16 23:07:05) - 香純「どうしたの、ナハト……」 ナハト「お前の上だ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:08:45) - 香純「へ(;゚Д゚)!」 ランサー「j固まってる場合か!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:09:51) - ランサーが飛び出す -- 名無しさん (2012-12-16 23:10:06) - ソロモン「フォルネウス!」フォルネウス『承知!』 -- 案山子さん (2012-12-16 23:12:30) - ナハト「呼び出したのとは違うのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:13:02) - 香純を乗せたままランサーの方へスライドし、ランサーはギリギリ回避してフォルネウスの上に飛び乗った。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:13:23) - パイモン「……そのようですね。しかもこの感じ。厄介なのがまた」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:13:44) - 黄金「随分と荒々しいな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:14:50) - 黄金の言うとおりどこまでも荒々しい・・・全員殺してやると言わんばかりに・・・ -- 名無しさん (2012-12-16 23:15:27) - パイモン「門を一時閉鎖」そういうと、門が閉ざされていった。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:16:32) - ナハト「この殺気……最優先はあいつか」 香純の居た地点は跡形も無く消え去っていた。助けがなければ確実に消滅していただろう。 -- 名無しさん (2012-12-16 23:17:29) - ソロモン「……アロケルか、もしくは」パイモン「蠅の王か」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:18:03) - ナハト「ベルかよ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:19:09) - ナハト「ま、俺の同類とは名前が同じ違う奴か」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:20:00) - しかも原初のだ。あれとは比べようがない七つの大罪の内の一柱だ。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:20:28) - ソロモン「お嬢さん……タリスマンは身に着けていますね?」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:20:45) - 香純「はっはい」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:21:24) - ナハト「絶対放すんじゃねえぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:21:46) - ソロモン「さっきとは本当に……別の意味で魂が砕かれますよ?」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:22:36) - つまりここは、先ほどより深く進攻している。そのために、瘴気も魔神も悪魔も強い奴らになっているということになる。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:23:13) - イフリート「守る」ケルビム「そのために呼ばれたのですから」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:23:34) - ナハト「気合入れろよ?嬢ちゃんは特にだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:24:07) - ランサー「あとは精神力の勝負になる・・・呑まれたら終わりだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:24:38) - 先程とは違うじゃれ合いなしのこれだ。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:25:52) - ナハト「いつもこんな感じなのか?」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:26:37) - パイモン「…………同じに見えますか?」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:28:23) - その表情は、理知的でありながら――怖いぐらい澄んでいた。ハイドリヒ以上にすごみがあった。それに、彼の周囲の空間が湾曲していた。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:28:59) - ナハト「いいや・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:29:29) - ナハトは目もくれない・・・目の前にあるヤバイのに集中している -- 名無しさん (2012-12-16 23:29:55) - ナハト「全く・・・これも因縁ってやつか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:30:45) - すると――ザワリと、嫌な空気が流れ始めてきた。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:31:36) - ナハト「本気出せればな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:32:14) - 惜しいと言いたげに呟く -- 名無しさん (2012-12-16 23:32:35) - アンサー「因縁・・・ってなんだ?」 ナハト「昔の話だ」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:33:26) - ↑訂正 ランサー「因縁・・・ってなんだ?」 ナハト「昔の話だ」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:34:14) - 黄金「ソロモン王よ……オーディーン殿は呼べぬのか?」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:34:25) - ソロモン「できたら、な……あと数分は掛かる」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:34:47) - ナハト「来るぞ・・・抜かるなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:35:31) - それと同時にものすごい速度で飛来する影 -- 名無しさん (2012-12-16 23:37:30) - ――???「――――――――いい匂いがするな。極上だ」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:39:16) - その影が謳った。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:39:35) - ナハト「やれやれ・・・面倒なのが」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:40:05) - ソロモン「面倒な――――まさか、五体とはな(・・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:42:05) - そう――飛来したのは、五体の魔神だった。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:42:26) - 黄金「だが・・・全て一桁ではないな・・・油断できんが」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:43:28) - ソロモン「全てが公爵クラスだ」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:44:35) - ナハト「とりあえず名前と能力の説明頼むわ」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:45:25) - ソロモン「その説明は不要だろう」???「久しいのぉ、ソロモンよ」まず最初に、それは犬・グリフォン・人間の三つの頭部を持ったドラゴンだった。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:46:06) - パイモン「おや……ブネですか」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:46:26) - ???2「久しいですね、ソロモン。そしてパイモンも」次に出てきたのは、天使の姿をした魔神だった。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:47:46) - ???3「ほう?魂にひかれたが……ソロモンとパイモンか」次のは、立派な馬に跨った、燃えるような目を持つ真っ赤な獅子の頭を持った兵士だった。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:48:57) - ???4「ふむ……他にもいるようだ」次のは、青ざめた馬に乗り蛇の尾を持つ屈強な男をした魔神だった。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:50:00) - ランサー「やけに怖いのばかりだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:50:47) - ソロモン「魔神とはそういうものだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:51:10) - ???5「なるほど……これは面白い」最後に、グリフォンの翼を持った獅子が出てきた。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:51:18) - ソロモン「アロケル……ウァプラー……バティン……クロケル……そしてブネ」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:52:56) - ナハト「面倒なのばかり揃ってるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:53:57) - ナハト(ベルゼバブがいるかと思ったが……気のせいか?) -- 名無しさん (2012-12-16 23:54:40) - ナハト「いるよな?上にもう一体?」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:55:42) - ナハトが直感のままに声を発する -- 名無しさん (2012-12-16 23:56:03) - ???6「呼んだか?」 -- 案山子さん (2012-12-16 23:56:11) - 刹那、ナハトは直感に従い前へ一気に飛んだ。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:56:33) - すると、先ほどまでいた場所が、大量の蠅や蝗などによって喰われていた。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:57:01) - ナハト「解るさ・・・てめえとは『何度も殺しあった』からな」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:57:59) - ナハト「つってもお前は俺の知ってるやつとは違うか」 -- 名無しさん (2012-12-16 23:58:33) - ???6「よく分からんな」目の前に――いた。蠅の王が。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:59:04) - デカさだけならアスモデウスと同等クラスだ。 -- 案山子さん (2012-12-16 23:59:23) - ナハト「こっちの話だからな?知らんで当然だ」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:00:03) - ベル「だったら持ち出すなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:00:21) - ソロモン「よく解ったものだな・・・アレに」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:01:45) - 黄金「あれも本来なら神格に準ずる力の持ち主だ。今は相当に弱体化しているがな」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:03:43) - ソロモン「やはり調べたい(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:04:20) - ナハト「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:04:38) - ベル「どうした?変な顔して?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:05:00) - ナハト「今の発言聞いてただろ!?」 ベル「ああ、そんなことか。随分と茶目っ気を出すようになったねソロモン王。ああ、それにしても食いたいな――」 香純「!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:06:35) - ナハト「ハエ風情が・・・食わせるかよ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:07:18) - ナハト「なんだ?先に食われたいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:07:57) - 香純「……うぅ。怖いよぉ」 ……ベイ「!!?香純か!!」キャスター「え?きゃァ!?」一気に殴り飛ばしたベイ。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:08:33) - ベイ「悪いな、チェックメイトだ」そう、既に勝負はついた。キャスターの胴には杭が刺さりまくっていた。ベイ「終わりだ」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:09:12) - ベイ「ありがとうな・・・楽しかったぜ」  -- 名無しさん (2012-12-17 00:10:12) - そう言うとキャスターの魂の一部がベイに取り込まれた -- 名無しさん (2012-12-17 00:11:28) - ↑訂正 そう言うとキャスターは灰になっていった・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 00:12:08) - キャスター「ぐふっ……ははは……ほ、本気で……好きに……なった……よう、ね……」消える刹那、キャスターはそうつぶやいた。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:12:27) - ベイ「そうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:12:52) - ベイ「アウフ・ヴィーダーゼン・・・・名前教えろよ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:13:41) - メディア「……メディア、よ」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:14:08) - ベイ「楽しかったぜメディア・・・またいずれ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:14:52) - キャスター「ええ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:15:13) - メディア「私・・・笑えているかしら?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:16:20) - ベイ「……ああ。いい笑顔だ」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:16:56) - メディア「ありがとう・・・ヴィルヘルム・・・・エーレンブルグ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:17:34) - ベイ「ああ……じゃあな」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:17:54) - メディア「最後に……お見上げよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:18:17) - そう言うとベイに近づいていく -- 名無しさん (2012-12-17 00:18:47) - ベイ「ん」口づけだった。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:19:11) - メディア「うふふふ……勝ちなさい……ま、ったく……惚れそう、よ」そう言うと、魔法陣が浮かび上がっていた。メディア「そ、それで……地下に、い、行けるわ」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:19:35) - ベイ「いい女の不意打ちは卑怯だぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:20:27) - メディア「いい……男は……愚痴を……言わない……ものよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:20:52) - ベイ「そうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:21:20) - そして――消えていった。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:21:36) - ベイ「無駄にはしねえぞ」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:22:09) - ベイの内側ではヤンデレ姉が狂乱していた・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 00:22:54) - ヘルガ『ベイいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-17 00:23:42) - ベイ「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:24:07) - しかもそれは内側からきっちり聞こえてくる -- 名無しさん (2012-12-17 00:24:34) - セレーナ『少しだけ……妬けます』頬を膨らませていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:24:59) - ヘルガ『私以外の女にキスをするなんて馬鹿息子おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-17 00:28:28) - ベイ「兄弟同士は結婚できねえぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:30:45) - ヘルガ「馬鹿なΣ(゚д゚lll)」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:31:08) - セレーナ『わたしは?してくれないのですか?』潤んだ瞳で内から見上げるセレーナ。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:31:59) - ベイ「悪魔で血縁家計での話だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:33:27) - セレーナはどうやらベイの紳士な一面を見てさらに惚れたようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 00:35:29) - ヘルガ『きいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-17 00:45:23) - 城全部に響き渡るヤンデレ姉の絶叫 -- 名無しさん (2012-12-17 00:46:31) - ザミ「これは……ヘルガか;」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:47:46) - 一人下級悪魔を駆逐していたザミ姐さん。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:48:07) - まあ、ほとんどがアイアンクローで仕留めていたが; -- 案山子さん (2012-12-17 00:51:11) - 悪魔「何この魔王・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:51:50) - ザミエル「そうか?地獄の特訓が好みか(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:52:16) - 下級悪魔「Σ(゚д゚lll)!!!!!???」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:53:30) - ザミエル「光栄に思え?鍛えてやる(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:53:59) - ……ゾワゾワ ベア「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!?」一応、彼女も戦いが終わり、悲鳴を上げていた。どうやら、彼女の気配を感じ取っていたようだ。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:54:56) - 爆音と地震と殺気が彼女を襲っていた……ザミ姐さんの。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:55:27) - セイバー「見事です・・・・キルヒアイゼン・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:56:34) - セイバーが呟く・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 00:56:47) - ベア「え?あ、ああ……いいえ、あなたは強かったです」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:57:20) - セイバー「しかし私は負けた・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:57:46) - 聖剣が地面に突き刺さり、王であるセイバーは壁に寄りかかり、背を壁に向けていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:58:03) - セイバー「私の一閃をコンマ数秒で見切り、聖剣の範囲ギリギリをかいくぐるとは……恐れ入りました」 -- 案山子さん (2012-12-17 00:58:37) - ベア「もっと怖いのを知っていましたから・・・でないと私が負けていた」 -- 名無しさん (2012-12-17 00:59:26) - 返答として、ザミエルの殺気が彼女の背中を突き刺していた。 -- 案山子さん (2012-12-17 00:59:51) - 死んでも口が裂けないが; -- 案山子さん (2012-12-17 01:00:07) - セイバー「そうですか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:00:35) - ベア「私の渇望、わかりますか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:01:16) - それは彼女自身の心に留めて欲しいから -- 名無しさん (2012-12-17 01:02:01) - 認めたからこそ問う言葉・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 01:02:27) - セイバー「はぁ……はぁ……み、皆の道を照らしたい、ですか?」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:06:27) - ベア「そうです・・・照らせましたか?あなたを」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:07:20) - セイバーは苦笑して、 セイバー「・・・ええ、照らしてくれまし、た」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:08:30) - ベア「そうですか・・・本当ならばあなたとは、背中を預けて戦いたかった・・・」 セイバー「それはこちらもです・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:10:07) - 苦笑してセイバーは聖剣を指さし、 セイバー「あの……私の、誇り……あなたに、託します」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:11:30) - ベア「確かに・・・お受けします・・騎士として、友人として・・・その剣・・・お借りします」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:12:32) - ↑訂正 ベア「確かに・・・お受けします・・騎士として、友人として・・・その覚悟・・・受け取らせていただきます」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:13:53) - はにかんだ笑みを浮かべて、セイバーは言った。 セイバー「…………あぁ、見えます。わたしの……守りたかった……ふるさと。そして……わたしの……鞘」やがて光となって消え、ベアトリスの内へと入っていった。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:14:11) - ベア「アウフヴィーダーゼン・・・カメラード」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:15:21) - 涙とともにそう呟いた・・・・その声に答えるセイバーの声 -- 名無しさん (2012-12-17 01:16:06) - セイバー『ありがとう・・・・』 -- 名無しさん (2012-12-17 01:16:35) - ……一方、戒「はあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」黒セイバー「甘いィッ!!」二人の激闘は、まだ続いていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:17:54) - 螢「いやああああああああああああああ!!!!!!!!1」黒セイバー「温いッ!!」螢の剣撃を余裕で止めて、殴り飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:18:37) - 黒セイバー「この程度か……つまらん」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:20:29) - 戒「あの体でなんて力だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:21:01) - 黒セイバー「優男、それはこちらの台詞だ」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:21:25) - 黒セイバー「貴様と打ち合えば私が競り負ける・・・こんな事は初めてだ」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:22:12) - やけに嬉しそうだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 01:22:46) - 螢「ぐぅ……うぅ」黒セイバー「それに引き換え、雑魚だな。貴様は」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:23:23) - 戒「蛍・・・引いてなさい・・・本気でやる・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:24:21) - 戒が静かに告げる -- 名無しさん (2012-12-17 01:24:41) - 黒セイバー「ようやく本番か・・・随分スロースターターなのだな?」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:25:59) - 戒「待たせたならばすまないね?」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:26:22) - 黒セイバー「いいや……だが、もう面倒だ。次の一撃で決める」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:27:12) - 戒「随分せっかちだね?」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:28:32) - 黒セイバー「どらやきの礼だ、見せてやる」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:29:28) - すると、黒き聖剣が鳴動を始めた。黒き波動とともに。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:30:14) - 戒「美味しいと言ってくれただけで満足なんだけど・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:30:41) - 黒セイバー「遠慮するな、冥土の土産だ」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:31:02) - 螢「……いやだ」もう失いたくない。もう亡くしたくない。藤井君も。遊佐君も。綾瀬さんも。兄さんも。ベアトリスも。この心(情熱)も。だから――!! 螢「創造――!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:33:07) - 螢は創造を発動させ、炎の化身となった。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:33:34) - 黒セイバー「感情的になりすぎだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:34:10) - 戒「よせ!螢!」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:34:42) - 螢は涙を浮かべて、微笑んだ。螢「兄さんは……死なないで」そして――疾走した。彼を守るために。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:35:12) - 螢「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」炎の恒星が黒き太陽に向かっていく。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:35:51) - 黒セイバー「読み易すぎるぞ!!その程度で、あなどるなああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:36:31) - 怒号とともに蛍を蹴り飛ばそうとするが・・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 01:37:02) - ドクンッ!! 戒「壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾 布留部 由良由良止 布留部 血の道と血の道と其の血の道返し畏み給おう」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:37:44) - 黒セイバー「面倒だ・・・まとめて消し飛べえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:38:48) - 戒「禍災に悩むこの病毒を この加持に今吹き払う呪いの神風 橘の 小戸の禊を始めにて 今も清むる吾が身なりけり 千早振る 神の御末の吾なれば 祈りしことの叶わぬは無し」ドクンッ!! 戒「太・極――!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:39:11) - 螢の炎の恒星と、今腐滅なる恒星が合わさる。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:39:38) - 戒「随神相――無間叫喚!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:40:07) - 黒セイバー「エクス・カリバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:41:25) - まとめて消し飛ばそうと聖剣を振るう -- 名無しさん (2012-12-17 01:41:46) - 二つの恒星と黒き聖剣から放つ漆黒の太陽が――衝突した。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:42:08) - 螢「はああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」戒「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」黒セイバー「消えろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:42:39) - 二つの波動はせめぎ合う・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 01:43:28) - 拮抗して見えるが少しだけ戒たちのほうが押している・・・しかし・・・ホンの少しでしかないので気を抜けばひっくり返る -- 名無しさん (2012-12-17 01:44:21) - 黒セイバー「はああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!消えろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:48:06) - 消し飛ばそうとさらに力を込めるが・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 01:48:24) - 戒「僕は――彼女たちを守る、屑だあああああああああああああ!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:51:51) - 戒の渇望が、一気に発揮され、聖剣の斬撃が腐食し、腐滅していく。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:52:22) - 黒セイバー「!!!????」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:53:11) - なぜ自らをくずなんぞというのか・・・そしてそれで守る?その矛盾の意味がわからない -- 名無しさん (2012-12-17 01:54:17) - 黒セイバー「巫山戯るなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:54:51) - だが、彼の渇望が揺るぎはしなかった。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:55:18) - 戒「それが僕だああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:56:02) - そして――ついに、j二人の斬撃がセイバーの両肩から真下へ振り下ろされた。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:57:04) - ↑訂正 そして――ついに、二人の斬撃がセイバーの両肩から真下へ振り下ろされた。 -- 案山子さん (2012-12-17 01:57:27) - 黒セイバー「―――――――――――――バカ、な。ありえない」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:57:56) - 戒「僕らの勝ちだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 01:58:31) - 螢「……あなたの敗因はね。あなたの力を過信していたからよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:58:50) - 戒「そんなのでは、誰も救えないよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 01:59:09) - 黒セイバー「なん・・・だと・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:00:10) - 黒セイバー「背負う、からこそ、鈍る・・・・信じられるのは・・・・己のみ・・・そうだろう・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:00:58) - 螢「それじゃあ」戒「君は独りだ」螢「だから」戒「僕らに勝てない」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:01:42) - アーチャー「その通りだ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:02:05) - そこに、赤き弓兵と凛が壁に寄りかかっていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:02:25) - 黒セイバー「アーチャー・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:02:46) - アーチャー「来て正解だったな……セイバー、よく聞け」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:03:22) - アーチャー「君は一人で背負いすぎる・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:03:46) - アーチャー「君の言うことにも一理ある……だがな、人は一人では生きてはいけないのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:04:12) - 黒セイバー「やけに含蓄があるな・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:04:42) - アーチャー「だろう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:05:12) - そう微笑むアーチャーは、肩を竦めていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:05:45) - アーチャー「私が言ってはあれだがね。君は背負いすぎ、結果多くのものを落とした。私もそうだが、君には王になって欲しくはなかったよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:06:27) - アーチャー「ランサーも言っていたことだが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:07:03) - 黒セイバー「なぜそこで・・・ランサーが出る?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:07:36) - アーチャー「わからないかね?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:08:17) - 黒セイバー「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:08:50) - アーチャー「では言うぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:09:14) - 黒セイバー「私が王の器でないと言うのだろう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:11:07) - その言葉に首を振る・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 02:11:23) - アーチャー「『風はどこまでも自由』だそうだ・・・皮肉もついていたがね?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:11:55) - 黒セイバー「…………そう、か。わた、しは……風、なのか?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:13:02) - アーチャー「君が最も願っていたことだろう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:13:47) - それは彼女が願ったこと・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 02:14:42) - その言葉に――黒セイバーは、乙女らしく目を細め微笑んだ。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:15:03) - 黒(?)セイバー「そう、ですね……アー、チャー」徐々に黒いのが消えていく。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:15:30) - 凛「聖杯の泥が消えていくわ……」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:15:50) - アーチャー「闇に囚われていては風にはなれない・・・そうだろう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:16:51) - セイバー「……えェ、そうでした……ね……長らく……わすれて……いました」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:17:17) - 下半身から消えていく中、彼女はアーチャーを手招きした。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:17:44) - セイバー「そこの二人も・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:18:10) - 戒と蛍の向けても手招きする -- 名無しさん (2012-12-17 02:18:30) - そして、接近していき――徐に戒の後ろ首に腕を回した。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:18:52) - セイバー「ありがとう・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:19:24) - そして、口づけをした。戒さん、ビックリ。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:19:41) - 蛍「(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:20:10) - そして蛍にも同じことをした -- 名無しさん (2012-12-17 02:20:25) - セイバー「友人として・・・名を聞きたい・・・構いませんか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:20:51) - 螢「ポッ ハッ!?さ、櫻井螢よ!?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:21:17) - 戒「うおっほん!さ、櫻井戒だよ!?」二人とも、声が裏返っている。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:21:44) - アーチャー「ほう?って、うお!?」アーチャーも今度は首に腕を回され、口づけをした。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:22:32) - セイバー「……ありがとう、シロウ」ボソッ、と耳元で囁くセイバー。涙がこぼれていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:22:57) - アーチャー「急に驚かすな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:23:26) - 赤面してそっぽを向いていう -- 名無しさん (2012-12-17 02:23:39) - セイバー「えへへ……」はにかんだセイバー。そして、透明になっていくセイバー。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:24:10) - セイバー「蛍、戒、私を救ってくれてありがとう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:25:10) - それは友人としの言葉・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 02:25:42) - セイバー「アーチャー・・・ランサーに伝えてください・・・思い出させてくれてありがとうと・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:26:27) - アーチャー「…………ああ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:27:27) - セイバー「さようなら――――リンも。そして……ありが、と、う……――」そして、消えた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:27:43) - 螢は涙がポロポロ零れ、泣きじゃくっていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:28:08) - アーチャー「思い出せたか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:28:36) - アーチャーの目にも涙が伝う・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 02:28:50) - 天井を見上げたアーチャーは、アーチャー「ほう?……雨が、降ってきたな」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:29:32) - 凛「アーチャー……泣きたい時は、泣けばいいのよ」そういう凛も、涙がこぼれていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:30:03) - 戒「すまない・・・傘はないよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:30:41) - 皮肉を言う戒も泣いている・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 02:30:57) - アーチャー「……そう、か」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:31:21) - 後に残ったのは――彼女の聖剣だけだった。だがそこに―― ハザマ「いや~お疲れさまでした皆さん!どうでした?楽しめました?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:32:02) - ――天井に逆さまのハザマがいた。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:32:30) - アーチャー「傘を持ってはいないかね?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:33:21) - 皮肉を込めてそう返す -- 名無しさん (2012-12-17 02:33:37) - ハザマ「生憎と品切れでしてね~ありませんよ~」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:33:58) - 不意に落下し、余裕で着地したハザマ。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:34:20) - 凛「そうなの・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:34:37) - ハザマ「ええ、あってもジャでしょう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:35:17) - ↑訂正 ハザマ「ええ、あっても邪魔でしょう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:35:41) - ハザマ「それに……これが――妖精から賜った聖剣、ねえ」そう言って彼女の聖剣に触れようとするが―― -- 案山子さん (2012-12-17 02:35:58) - アーチャーが即座に横取りした -- 名無しさん (2012-12-17 02:36:49) - ハザマ「あらら?どうしたんです?死んだ人の剣なんか邪魔でしょ?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:37:14) - アーチャー「これが私の傘替わりだ」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:37:50) - アーチャー「いい具合なのでね?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:38:06) - テルミ「――――はっ。死んだ野郎なんか切り捨てろや」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:38:39) - 途端に、空気が変わった。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:38:52) - テルミ「死んだ野郎に価値はねえんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:39:17) - アーチャー「なんだと?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:40:07) - テルミ「あ?怒った?怒っちゃったの?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:40:29) - アーチャー「それができれば邪神もクソもいらないのだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:41:03) - アーチャー「そうだろう?偽物」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:41:19) - テルミ「ぷ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:41:49) - 途端、テルミ「ぎゃははははははははははは!オレ様が偽物?おいおい、バカかてめえら。あれは『偽物』のほうだよターコ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:42:22) - テルミは余裕の態度で弛緩していた。しかも、妙にこの男から感じるモノが、今までとは根本的に異なっていた。まるで――器が変わった。ありていに言えば、肉体が戦闘用に切り替わったとか―― -- 案山子さん (2012-12-17 02:42:35) - テルミ「いや~偽物死なすのは心苦しかったけどよ、お蔭で準備は進んだ。アリガトよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:43:12) - アーチャー「なるほど、そうは見えんが?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:43:46) - テルミ「てめえの目は節穴か?あん?」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:44:53) - テルミ「オレは予め偽物とすり代わっていたんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 02:45:49) - アーチャー「それで、我らを消しに来たか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:46:35) - テルミ「いんや……そこのブツの回収だ」それはつまり――聖剣だ。 -- 案山子さん (2012-12-17 02:47:34) - アーチャー「なるほど・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:48:16) - テルミ「渡せ?偽物」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:48:48) - アーチャー「それで我らを見逃すわけ・・・ないよな?」 -- 名無しさん (2012-12-17 02:49:36) - ↑訂正 アーチャー「つくづく使いっぱしりの好きな男だな君は、そうは思わないか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 03:05:59) - 目もくれずに虚空に問いかける -- 名無しさん (2012-12-17 03:06:36) - ???「やれやれ・・・全くだ、同じ「蛇』として嘆かわしいぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 03:09:01) - 唐突に声が聞こえたと同時にテルミに隕石が降る。だが―― テルミ「だから?」その隕石を持っていたナイフで――切断した。アーチャー「なに!?」総ての隕石をナイフで軽々と細切れにしたテルミは、首の骨を鳴らし、テルミ「悪くねえな、この身体……馴染みが速ェ。なあ、レリウス」虚空に声を投げると、返答があった。レリウス『ハザマ、その新たな体の調子はどうだ?』テルミ「おう、いい具合だぜ……この戦闘用に作られた身体。最高じゃねえか」 -- 案山子さん (2012-12-17 07:22:10) - 凛「なにあいつ……アーチャー、下がって!」戒「……螢、下がっていろ」声色を変えて低く実妹を下がらせる。その瞳は――怒りに満ちていた。アーチャー「引くしかしないな」相対するアーチャーは、ようやくテルミの違和感に気付いた。今までが戦闘用ではないといわれていた。そして死んだのが偽物だとするなら、あれは肉体を入れ替えた正真正銘本物のテルミだ。しかも、本気を出せば神殺しも可能なほど強くなっている。まあ簡単に言えば――本来の力が出せるということだ。 -- 案山子さん (2012-12-17 07:25:13) - テルミ「ふ~ん……そこの嬢ちゃんはまあ賢そうだが、お兄ちゃんにべったりな女はクソだな。弱すぎる脆弱すぎる脆過ぎる。さっきの見てたぜ?なんだあれ?茶番劇もあそこまでいけば好評ウケアリだぜ?」 -- 案山子さん (2012-12-17 07:57:43) - 戒「黙れ」一閃。腐食を齎す腐滅の一撃は、たとえマキナであろうが無傷では済まさない。先の聖剣を無力化したのも頷けるだろう。だが―― テルミ「バ~カ」意味をなさなかった。戒「なに!?」テルミ「ようよう英雄気取りたいのか?お兄ちゃんよ……こんなもん、もう俺には効かねえよ」軽く押しのけ、ナイフを構え――一閃。それだけで、この場にいた者を吹き飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-17 08:26:33) - 戒「ぐあ!?」アーチャー「ぐゥ!?」凛「きゃああああああああ!!!!?」螢「ガハッ……――」壁に叩きつけられた二人。今のテルミは間違いなく、あのイグニス並に強いということだ。テルミ「んじゃま……いただくか」アーチャーの落とした聖剣を足の爪先で浮かばせてそれを掴み、肩に担いで背後を見せながら歩いていき――消えていった。 -- 案山子さん (2012-12-17 09:06:46) - 後に残ったのは――悔しいという思いと怒りだけだった。 -- 案山子さん (2012-12-17 09:07:31) - 四人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 唯歯軋りの音が響く 水銀「やれやれ・・・あのポンコツめ」 -- 名無しさん (2012-12-17 10:24:26) - 凛「アーチャー!今すぐ追うわよ!!」アーチャー「無理だ、凛」 -- 案山子さん (2012-12-17 10:44:30) - 水銀「やめておきたまえ…あのポンコツは潰さねばならんが…今は勝てん…」 -- 名無しさん (2012-12-17 10:52:46) - 凛「あのポンコツ、今すぐにスクラップにして、魂滅してやりたいのに…」 -- 名無しさん (2012-12-17 10:56:24) - アーチャー「君も見ただろう?あれは恐らく元の世界に戻った彼らと互角かそれ以上だ」 -- 案山子さん (2012-12-17 11:02:51) - 水銀「然りだ…だが、泣き寝入りする気は無い」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:08:10) - 水銀「あやつにアレは使えんしな…」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:15:16) - 凛「どうするの《第六天》でも呼ぶの?」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:34:49) - あれは誰にもってことはないが今のメンツではまず止められない…馬力だの自力だのが違いすぎる… -- 名無しさん (2012-12-17 11:36:44) - アーチャー「君は世界を壊す気かね?;」 -- 案山子さん (2012-12-17 11:39:15) - 水銀「やっても無駄だな。この世界では奴も真価を出せん、瞬殺されるか洗脳されて終わりだ」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:41:57) - アーチャー「どういう事だ、例の邪神は元々の地力が桁違いなのだろう? 多少弱ったところでそこまで影響があるとも思えんが」 水銀「我らの世界における超常の力の源は座だ。あの邪神すらそのシステムには逆らえない。私は自分の魔術を応用して座の力を幾分かこの世界でも使えるようにしているが、奴にはそのような技術が無いのだよ」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:44:46) - ……ナハト(上の方の戦闘はあらかた終わったか……だが、こっちはヤべえな) 高位魔神六柱を同時に相手どるのは正直堪える。 ナハト(休み無くデケエ攻撃撃ちまくってきやがって……ソロモンは召喚する暇もねえし、黄金は嬢ちゃんを瘴気と攻撃から守るので手一杯……全力出せたら攻撃にも回れんだろうが、この空間進めば進むほど座からの力が届かなくなってきやがる) -- 名無しさん (2012-12-17 11:45:17) - ランサー「持ちこたえちゃいるが…ジリ貧だな…」 ナハト「泣き言言うな、次くるぞ!」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:48:22) - 相手は連携もクソも無い…単純に力の差だ… -- 名無しさん (2012-12-17 11:49:52) - ベル「そうだぞ?早く喰わせろ(☆▽☆ )」 -- 名無しさん (2012-12-17 11:52:05) - ナハト「塵でも漁ってろ…」 -- 名無しさん (2012-12-17 12:02:44) - ベル「うるせえ!ご馳走は久方ぶりなんだよ!!!!!!邪魔すんな!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 12:14:26) - フェニックス「図に乗るなッ!!」灼熱の業火がベルの背後を襲うが、蝗の軍勢が防いでいた。 -- 案山子さん (2012-12-17 14:51:29) - ナハト「タチが悪いのはどっちも同じか…」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:18:13) - 吐き捨てると同時に黒炎をぶっ放す -- 名無しさん (2012-12-17 15:18:57) - ブネ「児戯よな」その黒炎をそれを上回る質量で掻き消した。 -- 案山子さん (2012-12-17 15:21:28) - ナハト「クソッ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:23:53) - やはり競り負ける…勝負すら成立してない… -- 名無しさん (2012-12-17 15:28:15) - ブネ「出し惜しんどるのか、出せんのか知らんが…その程度ではどうにもならんぞ!」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:33:15) - フォルネウス『ぐゥ!?』一方、銀鮫ことフォルネウスは香純を庇いながら攻防を繰り広げていたが、彼女を庇い続けていたため、ダメージが蓄積されていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 15:39:41) - 魔神同士での戦いにおいて、誰かを庇うなどという戦いはない。そもそも、魔神は完結された完成体だ。それが『守る』に徹している以上、既に勝敗は決していた。フォルネウス『それでも……!私は守る!死んでもだ!』アロケル『愚かな……魔神の矜持、誇りはどこにいった?』 -- 案山子さん (2012-12-17 15:41:39) - ナハト「せめて宿主がいれば・・・まともにやりあえるんだが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:49:12) - 香純「わたしを!私を使って!」 -- 案山子さん (2012-12-17 15:49:49) - そこに、思いがけない声が上がった。 -- 案山子さん (2012-12-17 15:50:03) - ソロモン「いかん、やめろ!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:50:53) - 即座に止めに入る -- 名無しさん (2012-12-17 15:51:15) - ベル「そうだ!!味を落とすつもりか!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:51:36) - 魔神「違うだろ!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:52:38) - 黄金「第九――ホーエンシュタウフェン!」黄金の怒号と聖槍の一閃でベルを吹き飛ばす。 -- 案山子さん (2012-12-17 15:53:07) - 黄金「香純よ……それはできん。卿を守っている皆の思い、分からぬわけでもあるまい?」 -- 案山子さん (2012-12-17 15:53:46) - 香純「でもこのままじゃ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:54:22) - ナハト「俺も悪魔なんだ泣き言なんぞもう言わねえよ・・・自力で何とかする『魔神』なめんな!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:55:03) - ブネ「ほう?言うではないか?見所あるぞ」 -- 名無しさん (2012-12-17 15:56:49) - フォルネウス『……ブネよ』血だらけのフォルネウスが、ブネを見据えた。フォルネウス『私は魔神だ……屈しないぞ!』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:04:21) - ???「……どうやら、俺の手が必要のようだな?なあ――そうだろ?元相棒(・・・)」ナハト「!?その声は――まさか!?」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:07:33) - ソロモン「なんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:08:46) - 不意にどこからか放たれた一閃が魔神の一体を斬りつけ、吹き飛ばした。しかも、魔神にダメージ(・・・・)を負わせていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:09:41) - ブネ『ぐはっ!?ば、バカな!?この私に傷を!?』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:10:13) - ナハト「ヒーローの真似事なんぞするなよ?似合わねえぞ、元相棒」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:11:46) - ???「抜かせ、どっちも悪人面だろうが」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:12:24) - カツン、カツン……と、この瘴気に塗れた世界を歩いてくる気配があった。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:12:47) - ???「なんかヤバそうだったしな……女神が水銀をフルボッコにしてから、オレを出してくれたぜ」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:13:23) - ナハト「魔神が女神に感謝か・・・泣けてくるな」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:15:08) - ブネ『誰だ!?なぜこの瘴気に塗れた魔界を平然と歩いてこれる!?』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:15:58) - その声に男は歩きながら、???「ハッ」鼻で一蹴した。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:16:36) - ナハト「教えてやるよ?」 ブネ「なに?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:17:34) - ナハト「俺とあいつは『こういう場所に居たんだよ、ずっと』な」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:19:09) - そして、男は足を止め、ナハト「なあ……そうだよな?ライル」ライル「気安く呼ぶなよ」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:19:52) - 元ナハトの宿主――黒衣に身を包んだ死神、ライルがそこにいた。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:20:16) - ブネ「随分と破格な魂の持ち主だな?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:20:59) - ライル「そりゃどうも」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:21:14) - そう短く返事をしてから、短刀を構えた。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:22:18) - ライル「ナハト、やるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:22:44) - ナハト「おうよ!」ライル「嬢ちゃんは下がってろ……こいつを扱えるのは俺だけだ」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:23:10) - ナハトが黒炎に塗れてからライルへ飛ぶと、彼に宿った。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:23:37) - ナハト『ヒャッハー!久方ぶりの感じだ!暴れるぜ!?腑抜け手たら俺が意識をもぎ取るぜ!?』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:24:17) - ライル「ヘボちくなっといて言うセリフかよ」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:25:47) - ナハト『ぬかせ!』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:26:13) - 徐々に彼らの意識がシンクロしていき――ついに、彼らが唱えた。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:26:32) - 二人『アクセス――我が罪(シン)』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:26:56) - ソロモン「これが・・・・・・・ナハトの・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:27:53) - 普段のナハトからは考えられないような力の波動に驚きを隠せないソロモン -- 名無しさん (2012-12-17 16:28:39) - 二人『我は汝を召喚す―闇の焔王 悪辣の主よ 無価値なる者 無頼なる者 邪悪なる者 不正の器―敵意の天使 炎の王よ 出で参れ―腐滅しろ!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:29:44) - さらに続く。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:30:03) - ライル『奈落(アビス)から王国(マルクト)へ 前存在物質の相転移確認』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:30:50) - ブネ「これは・・・・良いぞ・・・」 静かに笑みを浮かべている・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 16:32:51) - 二人『活動(アッシャー)形成(イェツラー)創造(ブリアー)流出(アティルト)!堕ちろ堕ちろ堕ちろ!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:33:33) - ランサー「!!嬢ちゃんは下がれ!巻き込まれるぞ!」血相をかいてランサーが叫ぶ。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:34:10) - 黄金が香純を抱えて飛ぶ -- 名無しさん (2012-12-17 16:35:09) - 黄金「力を制限されてこれか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:35:30) - ナハト『アハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!これを待っていた!!!!!!!』ライル「ぎゃーぎゃー喚くな」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:36:48) - ナハトの狂気が迸る中、平然としているライル。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:37:12) - ランサー「あれで呑まれてないってどれだけだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:38:07) - ブネ「来い、小僧、待ってやったのだ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:38:35) - ブネが前に出る -- 名無しさん (2012-12-17 16:38:58) - ナハト『ブッ殺シテヤルヨ!!!!!!!!』もはやナハトに正気は――欠片も残っていなかった。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:39:26) - その姿に、香純は自然と涙を零していた。心が痛いと。見ていて辛いと。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:39:51) - ライル「泣くな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:40:36) - ライルが優しい声を投げかける -- 名無しさん (2012-12-17 16:40:49) - ライル「こいつを宿すってのはこういうことだ・・・あんたが泣くことはない」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:41:26) - 香純「ひっぐ……だ、だって……」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:41:42) - ナハトは傍若無人で人の心なんて無視するような奴だ。だけど、あれでも香純は一緒にいたのだ。共にいたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:42:12) - 涙が溢れる。止めどなく。あのナハトを見ていられなかった。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:42:34) - ライル「相棒・・・あの子泣かせるような真似しねえと誓え・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:43:32) - ナハトに言う -- 名無しさん (2012-12-17 16:43:52) - ナハト「変わんねえな?そういうところ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:44:12) - ナハト『第一……はあ!?知らねえなァ!?俺が何なのか忘れたか!?』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:44:48) - ライル「忘れるわけねえだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:45:15) - ずっと殺し合ってきたのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 16:45:31) - ナハト『だったら小娘の一匹程度の涙なんざ知るか!!』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:46:08) - ナハト「だったらあのガキへの思いも切り捨てんのか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:46:29) - 静かにだが怒りがこもっている -- 名無しさん (2012-12-17 16:46:49) - ナハト『――――――――ッ』そこで、ナハトの声が止まった。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:47:15) - ↑訂正 ライル「だったらあのガキへの思いも切り捨てんのか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:47:59) - ナハト『――――――――ッ』そこで、ナハトの声が止まった。 -- 名無しさん (2012-12-17 16:48:14) - ライル「わかるだろ?今のお前なら・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:48:45) - ナハト『――――し、知るかッ』 -- 案山子さん (2012-12-17 16:49:29) - 言葉に詰まりながらも、ナハトは言った。己は己だと。だが、心に揺らぎがあった。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:49:55) - ライル「変わったな・・・俺も、お前も・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:50:33) - どこか優しい笑みを浮かべる・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 16:51:11) - ライル「嬢ちゃん、泣くな・・・そして見てろ」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:51:33) - 香純「ふえ?」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:52:10) - 腐剣を構えながら、ライルは言った。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:52:30) - ライル「これが」 ナハト「俺たちの」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:53:32) - 言葉を紡ぐたびに彼の闇が深くなる・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 16:56:05) - 二人『力だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!』怒号と共に解放された。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:56:55) - ソロモン「!ほう……これはこれは。やはり見てみたいな」溢れるナハトの波動に、ソロモンは興味が湧いたらしい。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:57:38) - ……ジューダス「!?これは……ライルか!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 16:58:11) - 溢れる魑魅魍魎を駆逐していたジューダスが、遥か地下から溢れる気配を感じ取っていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 16:58:48) - 司狼「知り合いか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 16:59:31) - ベル「ナハトもどうやらこれで大丈夫みてーだな」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:00:02) - ジューダス「そうだな・・・俺と何度も殺しあって背筋が寒くなった男だよ」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:00:43) - 司狼「なるほど・・・・デタラメつながりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:02:56) - ジューダス「言ってやるなよ・・・本人の前で」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:15:40) - 司狼「・・・・・・・解ったよ」 苦笑いを浮かべて頷いた -- 名無しさん (2012-12-17 17:26:37) - ・・・・・・・・ ブネ「貴様・・・不滅といったな・・・」 ナハト「それが?」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:43:10) - ↑訂正 ・・・・・・・・ ブネ「貴様・・・腐滅といったな・・・」 ナハト「それが?」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:45:22) - ブネ「我らが前で……腐滅は別段珍しくはない。その程度、痛くも痒くもない」 -- 案山子さん (2012-12-17 17:48:15) - 見ると、斬られた箇所が既に回復していた。 -- 案山子さん (2012-12-17 17:48:33) - ブネ「ここは我ら魔神の巣窟。貴様も同程度の闇の者と見たが、それでも我らが対称ではなく同じだ。潰せぬぞ」 -- 案山子さん (2012-12-17 17:49:28) - ライル「ほう………」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:52:02) - ナハト「そう侮ってくれるなよ…」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:54:22) - 二人は笑う -- 名無しさん (2012-12-17 17:55:12) - ブネ「では……試すか?」魔神の殺気が魔力を帯びて溢れだす。 -- 案山子さん (2012-12-17 17:56:46) - 二人「受けた!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 17:58:37) - …その頃、 マキナ「はああああああああああああああああ!!!!」マキナの闘いも佳境に入っていた。 -- 名無しさん (2012-12-17 18:00:23) - ???「甘い」新たに出した四聖獣が彼に襲い掛かっていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:01:28) - さらに光速で印を結び、???「口寄せ」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:01:47) - マキナ「!!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:02:46) - 新たに空間出てきたのは―― ???「初めてですか?神話の神を見るのは?」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:03:31) - 出てきたのは――稲妻を帯電させたハンマーを携えた、屈強で白髪な神だった。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:04:09) - マキナ「ああ、光栄だ…」」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:04:47) - 本心で言っている -- 名無しさん (2012-12-17 18:05:15) - トール神……北欧神話で知らない者はいないだろう。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:05:35) - ???「さあ、どうします?」徐に、鉄槌を振り上げていた。喰らえばご都合ごと消し飛ばすだろう。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:06:09) - マキナ「魅せよう(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:07:14) - ???「何を?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:07:37) - マキナ「《笑顔》だ」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:09:02) - ……アンナ「キタああああああああああああああああああ!!!!!!!!!出るわよ!マッキースマイル!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:11:23) - かなり離れた場所で、透視していたアンナがある意味興奮していた。だが、直視すれば死ぬので、ほどほどにしていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:11:57) - ライダー「何です?それは!!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:12:48) - 再び拝めるであろう至高の未知を前に目隠しを外す -- 名無しさん (2012-12-17 18:13:31) - アンナ「外しちゃダメよ!死ぬわよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:14:17) - ライダー「(゚Д゚;)!!??」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:15:26) - アンナ「あれは直視しちゃダメ!絶対に!絶っっっっっっっっっ対にダメよ!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:15:58) - ライダー「わ、わかったりましたわ;」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:17:01) - …… トール「どれほどのものか…見せてもらおう?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:17:47) - マキナ「言われるまでもない……」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:18:52) - ???「神が食いついた(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:20:44) - 驚きを隠せない -- 名無しさん (2012-12-17 18:21:04) - それどころか四聖獣も食いついている・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:21:55) - やば神話の神が一体死ぬ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:23:01) - そして…… -- 名無しさん (2012-12-17 18:23:22) - マキナ「流出(アティルト)―――――!」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:23:39) - 『ヘルヘイム・アポカリプス』 -- 名無しさん (2012-12-17 18:24:13) - 四聖獣&トール「!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:25:03) - その桁外れに素晴らしいスマイルに・・・死んだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:25:43) - 一言残して・・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:25:59) - トール&四聖獣「すごく・・・・一撃必殺です・・・・」  -- 名無しさん (2012-12-17 18:26:49) - そして灰になり無に還った・・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:28:48) - ???「Σ(゚д゚lll)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:29:04) - マキナ「…………」いつも通りの無表情に戻り、流出を止めた。 -- 名無しさん (2012-12-17 18:30:17) - ライダー「・・・・・・・・すごく・・・一撃必殺です・・・・」 つぶやいていた -- 名無しさん (2012-12-17 18:31:04) - レリウス「馬鹿な・・・笑顔ひとつで神が死ぬなど・・・有り得ん・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:32:45) - 話には聞いていたが・・・・眉唾ぐらいだと思っていたのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:36:03) - テルミ「ずいぶん手こずっているみたいじゃないか。ん?」 レリウス「………テルミか」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:40:14) - レリウス「現実には・・・ありえないものというのが存在するのだな・・・」 しみじみ語る・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 18:41:38) - テルミ「まあそうだな………俺の見立てでは、この闘いはあの黒騎士が勝つだろうな」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:42:00) - レリウス「そう言う意味ではないのだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:43:22) - ・・・・・・・・・・ ???「あなたは・・・なんなんですか?笑顔で神を無に還すなんて・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:44:46) - マキナ「お前らの知ってること・・・それが俺の全てだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:47:42) - ???「………そうですか」彼は直感的に感じた。この闘い、自分は負けると -- 名無しさん (2012-12-17 18:49:23) - マキナ「お前からはどう感じるのだ?この戦いの『意味』を」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:50:40) - ???「『意味』ですか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:50:59) - その言葉に、???「……さあ」短く言った。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:52:13) - そして、懐に入れていた試験管を四本取り出した。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:52:34) - ???「どうでしょうね?」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:52:50) - そして――試験管を宙に投げた。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:53:16) - マキナ「気づかねば・・・終わるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:53:48) - ???「あなたがね」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:54:10) - さらに印を結んで、???「五神転生」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:54:36) - 試験管が一気に光りだした。しかも、先ほどの神よりもすさまじい神気が放たれていた。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:55:03) - マキナ「なるほど・・・片をつけようというわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:55:47) - ???「ええ」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:56:10) - マキナ「ひとつ正しておこう・・・」 ???「何を?」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:56:33) - マキナ「終わるのは・・・『俺とお前』だ」 -- 名無しさん (2012-12-17 18:57:02) - ???「面白い冗談だ」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:57:24) - すると、一つの試験管が――弾けた。暗黒の神気と共に。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:57:42) - ???「出でよ――クンバカルナ!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 18:58:03) - 其れは、生き物の創造が無に帰すほどの食欲の持ち主とされる鬼神。 -- 案山子さん (2012-12-17 18:58:41) - マキナ「・・・・・・・』動じない -- 名無しさん (2012-12-17 18:59:03) - どころか微動打にせず見守っている・・・何かを -- 名無しさん (2012-12-17 18:59:26) - ↑訂正 どころか微動だにせず見守っている・・・何かを -- 名無しさん (2012-12-17 18:59:49) - ???「羅刹王ラーヴァナ……まずはこいつで行きます。流出?戯言を」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:00:13) - マキナのそれを戯言を切り捨てた。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:00:35) - マキナ「いらん、必要ない」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:01:10) - ???「ふざけるな」そこで初めて――人の感情を露わにさせた。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:02:28) - ???「神を消した?笑顔で?ご都合なんてクソだ……掃き溜めだ。そんなことをしでかすあなたは、単なる玩具だ」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:03:03) - そこでようやく男はフードを脱いだ。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:03:29) - その下は――貌がなかった。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:03:53) - マキナ「やはりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:04:55) - マキナ「ようやく『見せてくれた』な」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:05:21) - マキナは笑う -- 名無しさん (2012-12-17 19:05:31) - ???「笑うな人形。いいでしょう……そんなご都合など、ここで微塵も残さず消します。あなたは英雄ではない――ただの虫けらだ」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:06:09) - さらに試験管が弾け、一気にそれが一点に集中した。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:06:36) - ……ソロモン「!?まさか」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:06:57) - ランサー「どうした?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:07:42) - ソロモン「いけない!アレを使うな!マルクト!」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:08:27) - ソロモンが必至の形相で叫んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:08:41) - しかし遅かった・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 19:09:26) - もう蓋は空いているのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 19:09:44) - ……レリウス「ほう?アレを使うか……ふむ、よい実験結果を期待しよう」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:10:00) - テルミ「てめえも悪だな……アレ、使わせるなんて」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:10:20) - マキナ「それが意味だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:10:59) - ???「黙れ!!何の意味だ!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:11:14) - 怒りとともにマキナを怒鳴る -- 名無しさん (2012-12-17 19:11:37) - それは――己の魂と精神、そして四体の神を合わせ融合させる秘術にして禁術。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:11:56) - ――死融結神という。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:12:43) - マキナ「!?」一気に膨張し、爆発し、膨張し、爆発し、凝縮し、膨張して、やがて音が断絶していく。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:13:20) - マルクト「先ほど……黙示録(アポカリプス)と言ったな」小さく呟くマルクト。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:14:35) - マキナ「そうだな」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:14:58) - マルクト「ならばこれは――終焉を齎すラグナロクとでも形容すべきか?」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:15:27) - 貌がないマルクトは、壊れたかのように哂う。嗤う。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:15:49) - マキナ「ようやく・・・だな」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:16:10) - マルクト「何が?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:16:27) - マキナ「ようやく・・・本当のお前が見えた・・・」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:17:42) - それだけ言うと向き直る -- 名無しさん (2012-12-17 19:17:56) - … テルミ「おうおう、コイツはすげえな」 レリウス「さすがの黒騎士も、骨が折れることだろう」 テルミ「ほう………となると、『コイツ』の出番はなさそうだな」 レリウス「?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:19:39) - いつの間にか、テルミの後ろに1人の男が立っていた。 -- 名無しさん (2012-12-17 19:20:38) - レリウス「…………誰だ?」 テルミ「いやな、もし黒騎士のヤツが余裕で勝っちまったらつまんねえと思って、次の対戦相手を用意していたんだが……」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:23:00) - レリウス「ふむ……いや、いるだろうな」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:23:32) - テルミ「そうか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:24:56) - レリウス「ああ……見てみろ」そう言って下を覗き、レリウス「黒騎士の余裕勝ちだ」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:25:49) - ……マキナ「……お前を救ってやろう」握り鉄槌を作ったマキナが双腕を構え、そして―― マキナ「はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:26:32) - 彼の覇気と殺気と闘気が空間を薙ぎ、爆発させた。 -- 案山子さん (2012-12-17 19:27:18) - マルクス「!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:29:33) - マルクス「何故だ・・・・なぜ貴様のような英雄ですらない虫けらに・・・このような力が!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:30:33) - マキナ「これ以上、自分を惨めにするつもりか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:31:18) - ↑訂正 マキナ「今以上に、自分を惨めにするつもりか?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:31:45) - マルクト「な……に……?」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:32:07) - マキナ「なぜ気づかん?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:32:39) - マキナ「『自分で自分を否定』していては何も変わらんぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:35:13) - マルクト「――――――――ッ」 -- 案山子さん (2012-12-17 19:35:55) - マキナだからこそ言える言葉・・・ -- 名無しさん (2012-12-17 19:37:53) - マキナ「いや・・・・『変えられん』!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 19:40:14) - 自分を変えるのは最終的には自分でしかないのだ・・・きっかけには出会えるだろう・・・しかし、それはあくまできっかけでしかないのだ -- 名無しさん (2012-12-17 19:41:36) - マルクト「あなたに……お前なんかに……何がわかる!?この私の苦しみが理解できるというのか!?」 -- 案山子さん (2012-12-17 21:50:40) - マキナ「分かるとも」マルクト「――ッ」マキナ「俺だから分かる」 -- 案山子さん (2012-12-17 21:53:30) - 一歩、また一歩と前に足を踏み出すマキナ。 -- 案山子さん (2012-12-17 21:53:52) - マキナ「変えられん故に、己で道を切り開け!!現実から目を背けるな!」 -- 案山子さん (2012-12-17 21:57:26) - その言葉にマルクトは右掌をマキナに向け、マルクト「じゃれ合いじゃもういい……すべてを終わらせる!喰らえ……ラグナロク!」 -- 案山子さん (2012-12-17 22:01:47) - マキナ「はあああああああああああああああ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 22:08:15) - マキナの剛拳が大気を突き破りながら奔った。ただただ……相手を救うために。己を証明するために。 -- 案山子さん (2012-12-17 22:09:39) - マキナ「お前の抱いた絶望(幻想)は――この俺がぶち壊す!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-17 22:10:08) - マルクト「ふざけるなあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-17 22:26:10) - 二人『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!』そして――世界が光に包まれた。 -- 案山子さん (2012-12-17 22:40:02) - ドクンッ!! レリウス「ほらな?黒騎士の……勝ちだ」 ……マルクト「――――――――がはっ!?」マキナ「――――――――俺の、勝ちだ」 -- 案山子さん (2012-12-17 22:41:49) - … テルミ「へ〜、なかなかやるじゃねえか」 レリウス「だから言っただろう?」 テルミ「まあな、となると……」後ろの男を見る。 テルミ「やっぱり『コイツ』の出番か」 男「…………」男の目には感情の色が見られない。どうやら自我を封じられているらしい。 -- 名無しさん (2012-12-17 22:48:25) - テルミ「頼むぜ?」男「…………」 -- 案山子さん (2012-12-17 22:50:45) - … 水銀「………む?」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:02:15) - ふと、水銀は何かを感じる。 水銀(これは………『聖遺物の使徒』の気配?) -- 名無しさん (2012-12-17 23:07:31) - アーチャー「どうかしたのか?」 水銀「………我々以外の『聖遺物の使徒』が現れた」 アーチャー「なに?」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:16:33) - 水銀「どうやら、我々の仲間ではなさそうだが……」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:20:37) - 凛「どういうことよ?そんなに不思議なことなの?」純粋に尋ねる凛。 -- 案山子さん (2012-12-17 23:24:33) - 水銀「私は今いる皆以外に術を施した覚えはないのだが……」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:32:58) - テルミ『ざ~んねん賞~♪悪いな~蛇ちゃんよぉ!これは俺の“贈り物”だよ!へははははは!どうだ?凄ぇだろ!』嘲笑う狂笑の声。相手に嫌悪を与える邪悪なる声。 -- 案山子さん (2012-12-17 23:35:15) - 水銀「贈り物、というと?」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:36:56) - テルミ『あのムッツリちゃんはかつて、ベルリンでロートス・ライヒハートを戦友っつてたよな?』 -- 案山子さん (2012-12-17 23:41:12) - 水銀「そろがどうした?」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:44:20) - テルミ『んでよ……単純に尋ねるが。本当に戦友は一人だけか(・・・・・・・・・・・)?』 -- 案山子さん (2012-12-17 23:46:43) - 水銀「…………」 アーチャー「どういうことだ!?」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:47:37) - テルミ『どうやら……察したようだな?同じ蛇を持つ水銀ちゃんよ』 -- 案山子さん (2012-12-17 23:48:12) - 水銀「…………私も、彼については詳しいことは知らんがな」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:52:03) - テルミ『そうか?じゃあ説明してやるよ……そうだな。かつて、ロートス・ライヒハートを戦友としていたミハエル・ヴィットマンではあったが、あいつが乗っていたディーガーは本来二人(・・)で乗る物だった。しかも相方はそのロートスじゃあなかった』 -- 案山子さん (2012-12-17 23:52:56) - 蓮「なんだと?」 -- 名無しさん (2012-12-17 23:54:30) - テルミ『おいおい、戦車がまさか一人で動かすもんだと思ってたのかよ?戦争を理解してねえようだなァ』 -- 案山子さん (2012-12-17 23:57:07) - テルミ『ミハエル・ヴィットマンと長い間戦争を共にしていた戦車の相方がいたんだよ……あのロートスとかいうガキに焦点があてられていたがな。そいつはよ~~~~~~くあのムッツリのことを熟知しているぜ?』 -- 案山子さん (2012-12-18 00:01:50) - 嘯くテルミの声が、彼らの神経を逆撫でする。 -- 案山子さん (2012-12-18 00:18:28) - どうやら魂の髄まで腐り具合もここまでいくと何を言っても無駄だなと同時に呆れた -- 名無しさん (2012-12-18 00:58:33) - 一同「何も言う気が起きないな・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:00:20) - ↑訂正 どうやら魂の髄まで腐り具合もここまでいくと何を言っても無駄だなと同時に呆れた -- 名無しさん (2012-12-18 01:01:46) - ↑訂正 魂の髄まで腐り果てると何を言っても無駄だなと同時に呆れた  一同「何も言う気が起きないな・・・・・・・・・・(哀れぎて)」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:03:33) - マキナ「マルクトよ・・・見えたか?自分の探し物が?」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:06:26) - さっぱり無視してマルクトに語りかける -- 名無しさん (2012-12-18 01:07:02) - マルクト「…………ああ、かすかに……見えたよ」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:07:22) - マキナ「そうか・・・なら、大丈夫だな」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:07:55) - マキナ「それが『輝き』だ・・・自分自身で、行き着いた、本物の」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:08:39) - マルクト「く……くふふ……ほんとうに、オレって……バカだな」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:09:01) - 涙が零れていた。 -- 案山子さん (2012-12-18 01:09:18) - マキナ「互いに言えたことだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:09:45) - 自分も同じだから -- 名無しさん (2012-12-18 01:10:07) - マルクト「錬金術に……憬れ……母を生き返させる……そのために……禁忌を……犯した」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:10:23) - マルクト「その報いが……これ、か……ふふふ……ホントに、バカ……だな」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:10:49) - マキナ「互いに譲れんものがある・・・それは皆同じだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:11:41) - マキナ「だがな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:11:53) - そこで一旦言葉を止める -- 名無しさん (2012-12-18 01:13:00) - マキナ「兄弟・・・言葉を借りるぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:14:51) #comment() - 編集しました。どうぞ。 -- 案山子さん (2012-12-16 22:22:20) - 覇吐達は出てくるのかな? -- 名無しさん (2012-12-17 17:32:14) - ちなみに、『ヘルヘイム・アポカリプス』は『終焉世界・黙示録』と書きます。 -- 名無しさん (2012-12-17 18:28:05) #comment() -合計:&counter() -今日:&counter(today) -昨日:&counter(yesterday) -トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)
- セイバー「どこまでもムカつく男ですね・・・」 ベア「苦労してるんですね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 19:34:56) - やれやれ……と首を振ってから、セイバー「では、気を取り直して」ベア「ええ、仕切り直しです」 -- 案山子さん (2012-12-12 19:51:52) - 士郎は後方に下がっていた。セイバー「先の話を戻しましょう……あなたとの戦いは、私の誉れです。故に」不可視の剣が、不意に揺れた。セイバー「――――本気で、行きます」刹那、風の結界がはがれ、爆風が荒れた。 -- 案山子さん (2012-12-12 19:53:52) - ベア「光栄ですね……ですが私も負けられない……」 雷光を纏い構えるベアトリス -- 名無しさん (2012-12-12 20:00:37) - 構える中、ついに秘蔵とされていた彼女の――その伝説の由来となったモノが姿を現した。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:02:42) - ベア「それが・・・ですか」 セイバー「はい、これが我宝剣『エクスカリバー』です」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:04:15) - 曰く――最強の幻想(ラスト・ファンタズム)。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:04:59) - 輝けるかの剣こそは、過去現在未来を通じ、戦場に散っていくすべての兵たちが、今際のきわに懐く哀しくも尊きユメ――『栄光』という名の祈りの結晶。それが――エクスカリバーなのだ。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:06:49) - ベア「宝剣中の宝剣ですね……間近で見て分かりますよ」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:07:32) - セイバー「本当に私たちはどこまでも似ているようだ・・・」 ベア「ですね・・・」 お互い笑い合う -- 名無しさん (2012-12-12 20:11:06) - ベア「えーと、そこの少年」 士郎「ん?俺は士郎だ」 ベア「もう少し離れていてくだい、巻き込まれると死にますよ?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:12:20) - 士郎「ああ、大丈夫……セイバーの闘いなら、慣れたから」ベア「……慣れたって?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:15:02) - セイバー「彼は私とともに『聖杯戦争』を駆け抜けた、私のマスターだった人です -- 名無しさん (2012-12-12 20:16:57) - ベア「なるほど・・・それでアーチャーさんとまともにやり会えたわけだ・・・・」  -- 名無しさん (2012-12-12 20:17:40) - ……一方。 アーチャーは虐げられていた……黒髪の少女に。足でゲシゲシと。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:19:07) - ???「来るのが遅いじゃない!思わず自力で脱出しちゃったじゃない!どうしてくれるのよもう!!!!バカアーチャー!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:19:40) - アーチャー「すまんな・・・いろいろ邪魔が入っていた・・・私だってホモに狙われたのだぞ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:20:46) - アーチャーは言い返すが・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:21:13) - ???「うっさい!あんたの事情なんか知るか!!!!」ゲシッ!!!! -- 案山子さん (2012-12-12 20:21:28) - アーチャー「尻をけるな・・痛いじゃないか」 ???「それになんか聞こえてきたんだけど?誰が寝坊助だって(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:22:38) - 無駄にいい笑顔で距離を詰める黒髪の少女・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:23:16) - アーチャー「!?な、ナンノコトカナ~」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:23:55) - ???「この完全無欠の美少女『凛』様に向かってねぼすけたぁ~覚悟できてんでしょうねえ(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:26:04) - アーチャー「いや違うだろ?」……士郎「美少女ではないな」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:26:51) - 凛「アーチャー、命令よ!!士郎を今すぐ矯正しなさい!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:28:17) - 士郎「俺はまともだ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:28:31) - セイバー「別の階にいるのに……相変わらずですね、リンも;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:29:10) - ベア「誰です?そのリンってのは?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:29:37) - 士郎「なんというか・・・自分で完璧とか言っててもどこか抜けてるやつ・・・俺の友人で仲間だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:32:07) - ……凛「うっ……」アーチャー「ニヤニヤ」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:32:50) - 凛「ふふふ・・・・私を怒らせたわね・・・衛宮くん・・・」 凛が悪魔のような笑みを浮かべた・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:34:27) - 士郎「(;゚Д゚)!!!?」 悪寒が走ったようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:35:44) - アーチャー「……骨は拾ってやるか;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:36:04) - ベア「……なるほど。これがあなたたちの日常なのですね」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:36:50) - セイバー「そうですね・・・」 ベア「私はしょっちゅう焼かれてますね・・・少佐に・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:37:57) - 二人は同時に頭を抱えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 20:38:26) - ……別の階。ザミ「私に焼かれろおおおおおおおお!!!!!!!!」別の階から、ベアトリスに向かって炎が放たれた。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:38:47) - もう元○玉顔負けの極大だった。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:39:18) - 士郎&セイバー「(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:40:59) - そのでかさに驚愕の表情で固まった -- 名無しさん (2012-12-12 20:41:37) - ベア「どひゃあああああああ!!!!!!!!!!?」クリーンヒット。パチンコ玉のように壁を飛びながら、最後は地面に頭から激突した。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:42:03) - ベア「わ……私……た、戦う……ま、まえ……なのに……」痙攣するベアトリス。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:42:38) - 士郎「大丈夫か?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:43:24) - ザミ『加減はしてやったんだ!日々の特訓と比較すれば軽いほうであろうが!馬鹿娘!』 -- 案山子さん (2012-12-12 20:43:47) - 声だけが響く。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:43:57) - セイバー「あれで軽いと(;゚Д゚)!」 ザミエル「当然だ、この場所でわれらが出せる全力は一割程度らしいからな・・・全力を見せられんのが悔しい限りだ」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:45:32) - 士郎「あれで一割程度ってでたらめだろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:46:08) - ……凛「……なに?あのデタラメ。私の師父と同じぐらいの化け物よ?あれ」アーチャー「…………;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:46:34) - アーチャー「彼女に至ってはこの中で確実に進化している・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:47:39) - ザミ「ははははは!褒めるな!」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:47:57) - ベア「でも………マキナ卿か双首領なら………あれを打ち消せます…………」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:49:12) - 士郎「マジで(;゚Д゚)!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:49:36) - ベア「マジです・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:49:59) - ベア「マキナ卿は素手で・・・総首領ならモロにくらっても無傷です・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:50:46) - 凛「デタラメすぎるでしょ(;゚Д゚)!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:52:04) - ザミエル「本当だ」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:53:36) - アーチャー「まあ……彼らならばそうだろうな;」 -- 案山子さん (2012-12-12 20:55:55) - ……別の階。シュライバーは別々に切り離され、一人単身でいた。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:57:03) - 何もない空虚の空間。あるいは廃墟。あるいは伽藍堂。そんな今までで異質かつ此の世界にある意味で適応している空間にいる中、シュライバー「…………誰だい?」シュライバーが感じ取っていたそのとき、一方通行である階段の前に轟!!と吹き荒れた魔力の奔流に、シュライバーは予測していなかった。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:57:36) - 巻き上がる魔力が次第に凝固して形成し、屈強な人影として実体化させ、その実体化した影は直立不動で立っていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 20:59:11) - シュライバー「君は、誰だい?」 -- 名無しさん (2012-12-12 20:59:58) - 短くそう返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:00:09) - だが、無反応。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:01:27) - 長身で肩幅の広い「男」の総身は、一分の隙もなく甲冑に覆われていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:01:58) - しかもどこか黒い・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:02:38) - 威圧感と同時に禍々しいものを感じる・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:02:59) - シュライバー「……………………」 それに気づいてか警戒を強めるシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:04:32) - 面貌すらも無骨なヘルメットに覆われて視認できなかった。ただ、細く穿たれたスリットの奥から覗かせる爛々と燃える双眸の不気味な輝きだけが……そこにはあった。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:06:25) - 黒い騎士から放たれるのは、掛け値なしの殺気、つまり殺意のみ。魔力から生じた旋風すらもが、怨嗟の呻り声に似て禍々しい。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:08:15) - シュライバー「……へぇ」身体から匂い立つ殺意を嗅ぎわけ、シュライバーの中でスイッチが入る。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:08:32) - シュライバー「いいねえ、そのさ殺気・・・乗れそうだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:09:38) - 歪んだ笑みを浮かべそ呟くシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:10:06) - 妄執、情熱、狂愛が目まぐるしくその眼球の奥で掻き混ぜられていく。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:10:46) - それに反応するように立ち上がり甲冑騎士は吠えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:12:09) - 甲冑「ぐおおおおおおああああああああああ!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:12:27) - そしてシュライバーに特攻をかける・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:12:50) - シュライバー「うあはははははは!ノロイんだよ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:13:26) - だが、最速のシュライバーには届かない。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:13:42) - だが、地面をこすりつけながら振り返り、低く地を這うような不気味な気迫とともに、手にした「得物」をシュライバーの脳天に向かって投げていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:14:31) - シュライバー「へへ~ん!こんなもの余裕で――――ッ!?」また躱そうとしたのだが、飛んでくる獲物に違和感を覚え、咄嗟に上空へ飛んだシュライバー。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:15:33) - それはどこまでもシュライバーを追ってくる・・・まるで自分がトマホークであるかのように・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:16:44) - シュライバー「コレ、ベイのよりウザイね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:17:09) - 一瞬の空白。その瞬間、黒いのがシュライバーの視界から消えていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:17:47) - シュライバー「!!?」  -- 名無しさん (2012-12-12 21:19:37) - しかし漏れてくる殺気で解る・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:20:12) - シュライバー「後ろ!?」振り返ると、壁を蹴って突貫してくる奴がいた。目の前からはトマホーク。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:21:03) - シュライバー「やるか・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:21:51) - シュライバーは二丁拳銃を取り出した・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:22:24) - シュライバー「キミは早いね……けどね」ギラッ シュライバー「僕より遅いんだよ!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:23:00) - シュライバーは叫ぶとギリギリまで二つひきつけ、躱した・・・その刹那にトマホークを打ち落とす -- 名無しさん (2012-12-12 21:27:07) - 背後から迫っていた者は地面に着地して、同様に着地したシュライバーを無言で見ていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:28:49) - やがて、黒い騎士の総身を塗り潰していた霧が晴れていく。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:30:53) - シュライバー「そんななりをしてるんだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:32:22) - その問に答えずただ無言・・・・まるで言葉をすべて忘れたかのように -- 名無しさん (2012-12-12 21:33:00) - 猛々しくも流麗な、それでいて匠が技の限りを尽くしたかのような細緻な拵えに加え、刻み込まれた無数の疵さえも数多の武勲を物語る彫り細工となって勇猛の華を添えている。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:33:59) - これはマキナと似ている無双の剣士。誰よりも、何者よりも遥か高みに完成させられた騎士。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:34:54) - シュライバー(……そういえば、あの門の玉座の隣って真っ黒になってたねぇ)唐突に思い出したシュライバー。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:38:51) - それはそう――あのセイバーが待ち構える門に刻まれていた画だ。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:42:14) - シュライバー「君、『ランスロット』って言うんじゃないの?」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:43:01) - とりあえず言ってみるシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:43:32) - ???『……Ar《アァ》……thur《サァ》……』 -- 案山子さん (2012-12-12 21:43:50) - シュライバー「アーサー・・・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:45:10) - なんか絞り出してる言葉を読み取っていく・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 21:45:32) - すると、???「■■■■■■■■■■■■■■(アァァァァァァァァァァサァァァァァァァァァァァァ)ッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:46:42) - ――獣の咆哮。否、これは凶獣の咆哮だ。シュライバーも大概だが、これは怨嗟や私怨などがシュライバーの比ではない。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:47:29) - シュライバー「僕はアーサーとかいうのじゃないいだけどな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:49:40) - ぼやきつつも戦闘態勢を取るシュライバー -- 名無しさん (2012-12-12 21:50:03) - ――かつて、数多の婦人を羨望の虜としたとされるその端然たる美貌は、今では無惨なまでに見る影もなくなっていた。昔年の憎悪にヤツれ果て、ただ憎しみを滾らせる双眸だけが爛々と光を放つ鬼相をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:50:36) - そう――彼こそが、円卓最強とされ、あのセイバーでさえ勝てない無謬にして無窮の騎士。湖の騎士――サー・ランスロット本人だ!! -- 案山子さん (2012-12-12 21:52:01) - シュライバー「君のことは知ってるよ?だけどね・・・・僕は君より強いよ?」 彼の咆哮に答えるように笑う -- 名無しさん (2012-12-12 21:53:38) - シュライバー「ああ私は願う どうか遠くへ」 -- 案山子さん (2012-12-12 21:55:47) - それはアルベドの渇望。水銀には感情の昂りは危険だと言われたが、この騎士を斃すのに、また戦うのに本気で戦わないのは、この狂気のシュライバーといえども、失礼に値するだろう。 -- 案山子さん (2012-12-12 21:56:44) - シュライバー「美しく繊細なるものよ、恐ることはない手を伸ばせ!!・・・」 -- 名無しさん (2012-12-12 21:59:38) - 更に謳うように言葉を紡ぐシュライバー それは彼にとっては地獄の獣へと変えるための凱旋歌にほかならないのだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 22:00:53) - 彼の礼儀であり自分の望んだ真の姿・・・それを見せずして勝てるほど彼は安くない・・・ -- 名無しさん (2012-12-12 22:01:54) - シュライバー「我は汝の友であり 奪うために来たのではないのだから!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 22:02:51) - シュライバー「ああ、恐るな、怖がるな、誰も汝を傷つけない」 -- 名無しさん (2012-12-12 22:08:10) - シュライバー「和夫が腕の中で愛しきものよ、永劫安らかに眠るがいい!!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 22:11:32) - シュライバー「創造(ブリアー)!!」 -- 名無しさん (2012-12-12 22:12:21) - シュライバー「人世界(ニブルヘイム)・凶獣変生(フェンリスボルフ)!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-12 22:21:49) - 纏う空気が変わり・・・狂気一色に染まった・・・ ランスロットはそれに応えるように咆哮を上げる -- 名無しさん (2012-12-12 22:26:29) - ……神父「困りましたね……分散されてしまいましたか。ねえ?リザ」リザ「ええ……そのようね」 -- 案山子さん (2012-12-12 23:09:05) - ここはあの黄金の城の内部のような場所だった。広い空間内に、今は二人しかいない。 -- 案山子さん (2012-12-12 23:11:46) - 神父「しかも私たちは非戦闘員……弱りましたねぇ」リザ「あまりそういう風には見えないんだけど?」 -- 案山子さん (2012-12-12 23:16:49) - そう言いながら目の前の門を開けると―― 玲愛「ようやく来たわね。ド腐れ外道神父。あ、UNOだよ。おじいちゃん」イザーク「……強いな、テレジア」なんか、UNOをやってる二人がいた。 -- 案山子さん (2012-12-12 23:36:01) - 二人『なにしてるの?』イザーク「見てわからんか?」玲愛「UNOよ」 -- 案山子さん (2012-12-13 00:15:48) - そう言いながらトランプに興じていた。リザ「あなた、囚われていたんじゃ――」イザーク「その意味がなくなったから、用済みということだ」神父「どういうことです?」玲愛「つまり――私たちの魂をコピーしたから、オリジナルは帰れってことらしいよ」イザーク「手荒いことはされてはおらんよ」 -- 案山子さん (2012-12-13 00:23:52) - 二人は首を傾げていたが、納得した。神父「ならば、ここから離脱しましょうか」リザ「ええ」玲愛「藤井君は?」イザーク「父様は?」 -- 案山子さん (2012-12-13 00:25:43) - 二人『二人なら、平気です/よ』 -- 案山子さん (2012-12-13 00:44:06) - ……別の階。蓮は見えないアサシンと悪戦苦闘をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 01:06:01) - 蓮「やれやれ…本当に面倒なのばかりあてがってくれるよな…」 ぼやきつつ攻撃をはじき落とす -- 名無しさん (2012-12-13 08:08:13) - ???「その割にはよく耐える……狩りがいがあって良いぞ小僧」 闇の中からうざったらしい声が響く -- 名無しさん (2012-12-13 09:32:25) - 蓮「そりゃどうも」素っ気なく返す蓮。 -- 案山子さん (2012-12-13 11:13:51) - ???「それより小僧、ひとつ確認だ?」 蓮「何だ?」 ???「わしの神話、読んだ?」 やけ不安そうに聞いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 11:19:54) - 先の一件を見てたのだろう・・・それで不安になったらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 11:21:49) - 蓮「あ〜……その、だな;」どもる蓮。 -- 案山子さん (2012-12-13 11:50:54) - 蓮「し、知らないって言ったら……ど、どうする?;」流石に気まずいのか、蓮がそう尋ねると、 -- 案山子さん (2012-12-13 12:10:04) - ???「まずいじけるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 12:12:37) - どよーんとした声が返ってきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 12:13:10) - 蓮「け、けどよ……お、俺の仲間の本城ってのがお前のこと、知ってたぜ?;」 -- 案山子さん (2012-12-13 12:13:54) - ???「そうか・・・知っていてくれる輩がいればいいか・・・だが小僧では、貴様はわしのことが書かれた本を手にしたことはあるか?」 蓮「あるにはある・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 12:15:37) - 蓮(司狼と同じく冒頭三ページで放置してるんて言えねえ・・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 12:16:39) - ???「そうか・・・わしの知名度もなかなか捨てたもんではないな・・・あの『妖怪爺』は貴様のことを知っておるのはわしぐらいのもんだとかほざいていたが・・・そうではなかったのだな・・・」 なんか歓喜に満ちた声が響いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 12:29:27) - 蓮「でも暗殺者が有名って正直どうよ? まるで闇に隠れてないわけだし評価下がるもんじゃね?」 素朴な疑問をぶつける。 -- 名無しさん (2012-12-13 12:44:04) - ???「問題ない! 暗殺者といえども名を馳せたい気持ちはある! 英雄王然り! 腹ペコ王然り! 征服王然り! 色男然り! 狗然りだ!」心からの本音を暴露する。そして、蓮の前に姿を現して蓮の肩を掴みながら咽び泣いていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 12:56:36) - ???「無名はイヤなのですよ……(泣」 -- 案山子さん (2012-12-13 12:57:13) - ……Wセイバー「ムカっ!!?」 ランサー「ムカッ!!?」 うわさの英雄たちはキレていた…… -- 名無しさん (2012-12-13 13:08:47) - アーチャー「色男か・・なかなかいい言われようだな(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:09:42) - 士郎「ど、どうしたんだ?せ、セイバー?;」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:10:26) - セイバー「いえ、先に滅人滅相しておかなければならない存在がいるようです」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:12:11) - ……ランサー「悪いなバゼット。ちょいと野暮用ができた」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:12:44) - バゼット「!!?どういうことです?」 ランサー「どっかの馬鹿が俺ら『赤枝の騎士』を馬鹿にしている・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:14:19) - バゼット「わかりました・・・私も行きましょう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:14:48) - ……黒セイバー「すまないな、漢。私も出かける」戒「へっ!?」螢「え!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:16:19) - ちなみに黒セイバーの相手は、戒と螢だった。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:16:42) - オルター「私のことを馬鹿にした罪・・・先に滅人滅相されたいようだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:18:22) - ……アサシン「!?!!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:19:55) - 悪寒を感じ取ったアサシンは、蓮の肩を掴みながら尋常じゃないぐらい震えていた。仮面がカタカタと音を鳴らしていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:20:28) - 四人「そこだな……待ってろよ……滅人滅相おおおおおおおおおおお!!!!!!」 叫んで走り出した -- 名無しさん (2012-12-13 13:21:21) - 居場所をつかんだようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:22:02) - アサシン「助けて下され!藤井殿!なんでもします故!」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:23:36) - 蓮「どうした!!?急に?」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:24:16) - 異常な領域の脅えように蓮はさすがに驚いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:24:41) - アサシン「お慈悲を!お慈悲を!どうかお救いくだされ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:25:16) - 蓮は後ろに迫る異常な殺気を感じ取り『無理だ』と短く答えた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:26:38) - アサシン「なんと!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:26:57) - 蓮「俺死にたくないし」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:27:47) - 言うと同時に扉が蹴破られた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:28:34) - 四人「見つけたぞ(-_☆)」 悪鬼なスマイルを浮かべて四人がそこにいた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:29:13) - アサシン「HIYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!?????」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:31:59) - もはや暗殺者としての面子なんてない……あるのは「恐れ」であった。まあ、理由は分かる。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:32:32) - アサシン「ま、待てお前たち!?あ、あれはそうだな……そ、そう!言葉のあやだ!許せ!な!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:38:00) - 四人「無理(^_☆)」 余計凶悪になった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:44:19) - 蓮は最速で効果範囲から逃げていた・・というかむしろ攻撃側に回っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:46:35) - 蓮「加勢するぞ」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:47:39) - アサシン「八方塞がり!?ま、待て!話し合おうではないか!!わ、我らは英雄同士だ!話せば通じる!!そ、そうであろう!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 13:48:26) - 蓮「俺は英雄じゃねーぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:49:20) - ランサー「小僧、抜かるなよ?」 t蓮「おうよ」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:49:50) - オルター「貴様ら、手心なんぞ必要ないぞ?」 セイバー「わかっている!!」 バゼット「そうですね」 -- 名無しさん (2012-12-13 13:50:46) - 聞く耳持たれずだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 13:51:43) - アサシン「くっ!?こ、こうなれば――」全員『こうなれば、なんだ?』 -- 案山子さん (2012-12-13 13:54:24) - アサシン「逃げるが勝ち!暗殺者がそう簡単に死んだのでは話にならない!」そう言って暗闇の中に消えていくアサシン。気配断ちによって気配が完全に消えた。 -- 案山子さん (2012-12-13 13:55:32) - 蓮「逃がさん!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:00:19) - 蓮が若夜刀と化し・・・気配を集中させる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:01:27) - アサシン(何だあの姿は・・・やけに神々しくすら感じる・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 14:05:06) - 蓮「…………――――そこだ!!左斜め二時の方向だ!!」アサシン(!!!!!???) -- 案山子さん (2012-12-13 14:22:58) - ランサー「おっしゃああああああああ!!!!!!!!!」 飛び出すランサー -- 名無しさん (2012-12-13 14:24:12) - セイバー「その姿は・・!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:24:37) - 蓮の変貌ぶりに驚愕するセイバー -- 名無しさん (2012-12-13 14:24:57) - 蓮「説明はあとだ!ランサー!」ランサー「任せろや!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:25:44) - ランサーの本気の鉄槌(魔槍)が飛ぶ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:26:51) - バゼット「私も行きましょう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:27:29) - それにあわせる様にバゼットが鉄球を飛ばす・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:30:22) - 黒セイバー「面倒だ…………まとめて消すか」黒い聖剣を握るオルター。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:33:00) - セイバー「待て、消すのはアサシンだけだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:33:45) - 黒セイバー「甘いな……だから貴様は国を滅ぼしたのだ」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:34:10) - セイバー「貴様も元は私だろうが!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:35:02) - セイバーが叫び返す -- 名無しさん (2012-12-13 14:35:18) - 黒セイバー「一緒にするなモグモグ」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:35:41) - セイバー「それは私がおやつに食べようと思っていたどら焼き!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:36:42) - 黒セイバー「おいしくいただかせてもたらったぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:37:18) - 黒セイバー「ズズズズー」なんか飲んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:37:48) - セイバー「貴様、食後のお茶まで・・・・もう許さん!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:38:31) - ご丁寧に湯飲みで飲んでいる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:39:00) - 黒セイバー「これが私とおまえとの差だ……ついでに、あの優男に新たに創らせたどら焼きもある……ほれほれ」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:40:22) - 見せびらかすオルター。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:40:37) - セイバーは神速の踏み込みでそれを奪い取った -- 名無しさん (2012-12-13 14:41:30) - 黒セイバー「貴様!!?それは私のだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:42:04) - セイバー「いいえ!私のです!」 ……士郎「セイバー;;」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:42:56) - 戒「あ、あははははは;」螢「似た者同士というか……まあ同一人物だからそうだけど。食いしん坊なのね;」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:43:32) - 二人「一緒にするな!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:44:17) - 同時に叫んだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 14:44:27) - ついでに、アサシンは三名によってボッコボコにされていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 14:46:26) - ランサー「赤枝の騎士を犬呼ばわりしたこと、死んでわびろやああああああああああああああ!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 14:51:51) - アサシン「ぷげらー!!!??」 -- 案山子さん (2012-12-13 14:54:01) - 派手に回転しながらアサシンが空中を舞う。 -- 名無しさん (2012-12-13 15:26:16) - ランサー「てめえの場合、その長い腕の能力さえ封じて置けば、この俺に勝てる道理はねえんだよ」バゼット「アンサー!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:29:59) - それを聞いた蓮が両腕を迷わず切り落とした・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:31:17) - バゼット「ナイス(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:31:56) - そこから更にヒートアップ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:36:37) - アサシン「わ、私の出番を消す気ですか!?鬼ですか!あなた方は!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:36:56) - 五人「無くていい(-_☆)」 二人はどら焼き争奪戦を繰り広げながら叫ぶ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:39:04) - 特に英雄三人からの殺気が半端でなく注がれている・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:40:56) - ぶっちゃけ無理もないが・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:41:46) - アサシン「ぎゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!????」 ……そのあと、アサシンの姿を見たものはいなかったとさ。 -- 案山子さん (2012-12-13 15:42:13) - ……黒セイバー「仕方ない。あいつが作ったこのぺろぺろキャンディーをくれてやる。頭を下げて詫びるがいい」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:43:07) - セイバー「ふざけるな、そのどら焼きをよこせ!!」  -- 名無しさん (2012-12-13 15:45:15) - 黒セイバー「これはわたしのだモグモグモグモグ……ごちそうさまでした」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:45:41) - セイバー「貴様あああああああああああああああああ!!!!!!!!」 叫んで『エクスカリバー』を振りかぶった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:46:30) - 黒セイバー「うまかったなおかわりを貰ってくるか」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:47:17) - 目もくれず立ち上がった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:47:31) - 戒「あはは・・・とりあえず作ってくるよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:48:29) - 士郎「俺も手伝うよ・・・」 二人は離れた場所で同じものを感じ取っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:49:13) - セイバー「シロウウウウウウウ!!!!!!!!!!!早く作りなさあああああああああい!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:50:39) - オルター「こちらも早くしろおおおおおおおおお!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:51:22) - 二人「はっはいいいいいいいい!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:51:56) - 二人はせっせとどら焼を作る・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:52:50) - アーチャー「……やれやれ、私も手伝ってやるか;」凛「アーチャー」アーチャー「ああ、了解した。君の分も作ろう……お子様ランチでいいかね?」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:53:15) - 凛「殺すわよ(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:54:12) - 無駄にいい笑顔で凄まれた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 15:54:28) - アーチャー「ハハハハハ!もう可愛いなリンは……仕方ない。創ってくるか……プリンもつけておこう」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:55:30) - 懲りないアーチャー。凛の人差し指に魔力が籠っていく。 アーチャー「!?よせ、リン!どこぞの破壊魔法少女になる気かね!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:56:19) - 凛「いいえ? 消し飛ぶのはあたただけ♪」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:57:05) - 更にいい笑顔だ……しかも怖い…… -- 名無しさん (2012-12-13 15:57:30) - アーチャー「お、落ち着けリン! 君はあれだ! そう……その……あ、あれだ;」 -- 案山子さん (2012-12-13 15:58:10) - 凛「何?私が完璧すぎてついからかいたくなっただけよね(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-13 15:59:12) - アーチャー「そ・・・そうだ、私は君に嫉妬して・・・ついな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:01:34) - 身の危険を感じてそう返した・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:02:05) - 凛「ふ~ん……嫉妬、ねえ……アーチャー、あなたでも嫉妬ってするんだ?変わったものね~」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:03:18) - アーチャー「人間変われば変わるものだぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:03:50) - 凛「それなら、解るわよね?私が何をご所望か(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:04:33) - アーチャー「あし~たがある♪さあ明日がある~♪」現実逃避。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:05:22) - 青筋浮かばせながら迫る赤い悪魔。何故かあの宝石剣を持っていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:05:50) - アーチャー「お、落ち着き給え!!?解った・・すぐ用意する!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:07:00) - ……ベイ「あいつも苦労人なんだな;」離れた処で同情するベイ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:07:21) - 凛「そう……良い心がけね♪」すんごい良い笑顔を浮かべる凛。これが、彼らを怖がらせる赤い悪魔の微笑みなのだ……故に、次はない。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:07:59) - アーチャー「では行くぞ、アレレらに格の違いを見せてやる」 凛を背負って戒たちのもとへ向かった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:09:08) - しかもなぜかエプロン姿になっている・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:09:32) - 途中にアラヤがいたが蹴り飛ばして進んだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:10:01) - ……ベイ「さて……んじゃま、こっちも始めるか」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:10:55) - 一方、ベイはベイで彼らのことを感じつつも、眼前にいる男を見据えていた――明らかに、ヤバイ次元にいるヤツを。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:11:24) - ベイ「名乗れや……名乗りを聞いてやる。戦の作法だァ」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:12:37) - ???「…………ケタ」ベイ「あン?」???「ケタ……ケタ、ケタ、ケタケタケタタタタケタケケケケタタタタ……ケタッ!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:13:37) - ベイ「そんなにおかしいか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:14:22) - ベイはとりあえず温厚にそう返してみる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:14:46) - ???「ワタシ……オマエ……食ベタイ……ケタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:15:41) - 狂ったようにカタカタ音をならしながら笑う男。それはまるで―― ベイ「はっ……てめえも人形ってか?しかも生粋の」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:16:20) - ???「ソノトオリダ……ケタケタ……」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:17:09) - 小馬鹿にしくさったようにそう返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:17:27) - ベイ「……あ~あ。俺もあいつらみてえな英雄と闘いたかったんだが……ま、いいか」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:17:54) - 心底残念そうだ・・しかし奴のメルクリウス以下でウザイ笑いはやまない -- 名無しさん (2012-12-13 16:19:05) - そう言いながらも杭を生やすベイ。その殺気は推して知るべし。今のベイは永劫回帰の世界にいた頃と寸分違わずの実力を発揮できているのだ。それは恐らく、この空間のせいもあるのであろう。いわゆる――同調だ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:19:24) - ベイ「名前が無いじゃ、名乗っても仕方ねえか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:20:18) - 呟くと挨拶がわりだと言わんばかりに杭を放つ -- 名無しさん (2012-12-13 16:20:45) - だが、???「イタダキマス」その杭を――飲んだ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:21:24) - ベイ「!!?」 その行動に驚愕した -- 名無しさん (2012-12-13 16:22:51) - 彼の杭は枯渇させる闇の賜物だ。それを―― ???「……ふムフム。なルほドなルほド……おモしロい」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:23:38) - 徐々にではあるが、言葉が……人間らしく? -- 案山子さん (2012-12-13 16:24:02) - ベイ「なんだこいつ・・・」 変貌ぶりに警戒心を強める -- 名無しさん (2012-12-13 16:25:22) - だが、そこに仮説が立った。ベイ「てめえ……まさか、俺の杭から情報をかすめ取りやがったなァ!?」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:26:16) - ???「……そういうコトらしイな。カズィクル・ベイ……いイや、ハくボうか?」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:26:56) - ベイ「……なるほどなァ。掠め取った情報を取り込んで、俺のことを知りやがったか……面倒くさいタイプだな、おい」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:29:48) - ???「そういうことだ・・・・キサマに、勝ちの目は・・・ナイ」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:31:26) - 人形はいうがベイは笑う・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:32:04) - ベイ「…………ほざくな、カスが」彼の双眸が真紅に燃え上がった。ベイ「……セレーナ、俺に力を貸してくれ。俺は殺してきた……ああ、俺は畜生だ。けどな、お前の弔い合戦だ……頼む」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:32:50) - 黒円卓に属する吸血鬼は、己の内に取り込んだ魂へ声をかける。無為なことなのは百も承知。だが、それでも彼女をこのようにしたこいつらを殺したい。その衝動を許してくれるか?という彼の心に、セレーナ『ヴィルヘルム様……愛しい人(モン・シェリ)』 -- 案山子さん (2012-12-13 16:34:07) - ベイ「いいのか?下手すりゃ消えるぞ?」 その声に返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:36:26) - 彼の最後に理性だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:36:50) - セレーナ『……私は、あなたと共に』そこまで言って、ベイは強い意志を目に宿した。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:37:47) - ベイ「……あんがとな」そして、ベイ「おい人形野郎……悪いが、俺には負けられない理由があってな……消えちまいなァッ!!」今まで感じたことのない高揚感。そして感じる彼女の波動と鼓動。それを背に――ベイは紡ぐ。己の渇望を。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:38:27) - ベイ「かつて何処かで そしてこれほど幸福だったことがあるだろうか」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:39:29) - ベイ「幼い私はまだあなたを知らなかった……」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:39:55) - 言葉を紡ぐにつれてベイの纏う気質が変わる…… -- 名無しさん (2012-12-13 16:40:34) - ベイ「いったい私は誰なのだろう いったいどうして 私はあなたの許に来たのだろう」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:41:12) - それは己が渇望・・・自分が思い描いた最強の自分へ変えるための思い・・・それをカタチにする力・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:42:58) - ベイ「もし私が騎士にあるまじき者ならば、このまま死んでしまいたい 何よりも幸福なこの瞬間 私は死しても 決して忘れはしないだろうから」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:43:39) - ベイ「故に恋人よ、枯れ落ちろ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:45:02) - ベイ「死骸を晒せ」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:45:22) - アメーバのようにドロドロと揺らめく濃い闇。夜が、更なる夜に包まれていく。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:45:47) - ベイ「何かが訪れ 何かが起こった 私はあなたに問いを投げたい」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:46:09) - ベイ「本当にこれでよいのか 私は何か過ちを犯していないか 恋人よ 私はあなただけを見 あなただけを感じよう 私の愛で朽ちるあなたを 私だけが知っているから」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:46:49) - ――そこに、鬼女も脈動した。内に眠っていた――ヤンデレ鬼女が。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:47:47) - それと同時にベイの中の闇が威る・・・そして大気が軋みを上げ始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:49:24) - 瞬間、爆発する深い闇――ベイ「ゆえに恋人よ 枯れ落ちろ」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:50:09) - ベイ「創造(ブリアー)」 -- 名無しさん (2012-12-13 16:51:16) - 白貌を喜悦に歪め、高らかに謳う。ベイ「死森の薔薇騎士(ローゼンカヴァリエ・シュヴァルツヴァルド)!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:51:57) - ――――瞬間、かつての世界で発したことのないような規模で、彼の世界が展開された。しかも、流出並の強さと同時に彼の世界が流れ出したのだ。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:52:48) - それは正しく、深淵・・・地獄の底の底にいるのかと錯覚させるほどだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:53:44) - ???「!!!??」ベイ「俺の情報を? 取り込んだ? だからどうした? あァ? 俺に勝てるのは……」あの小僧はああまあいいだろう。だがな、言わせてもらう! ベイ「あの人だけだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-13 16:55:04) - 怒号とともに詰め寄り人形の腕を粉砕した・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:56:14) - だが、ベイ「な――にィ!?」粉砕した腕から、彼の杭が放たれていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:56:47) - それはまさしく――先程放った己の杭に相違ない。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:57:08) - 人形は笑う・・・この程度ではつぶせんぞと言いたげに -- 名無しさん (2012-12-13 16:58:36) - それに対してベイも笑う・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 16:58:53) - ベイ「もう俺の杭は用済みってか?クソがっ!!舐めるなァ!!」怒号一閃。彼の咆哮が敵を吹き飛ばす。 -- 案山子さん (2012-12-13 16:59:23) - そして壁にぶつかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:00:21) - すると、身体が激突したと同時にバラバラになってしまった。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:00:53) - しかしベイは気を抜いていない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:01:27) - それどころかここからが本番だと思っているようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:01:53) - ベイ「……這い上がれやァ」???「……く、くふふふ」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:02:24) - その声は人形からだが……女の声も混じっていた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:02:50) - ベイ「あん?」  -- 名無しさん (2012-12-13 17:03:14) - ???「痛いわね~……なにするのよ」バラバラになった人形が元の人型へと戻っていく。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:03:46) - だが、聞こえる声はどう考えてもあの人形からだが、あれそのものではないだろう。となれば―― -- 案山子さん (2012-12-13 17:04:10) - ベイ「そういや、魔女がいるとか言ってたな?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:04:51) - とりあえず声を投げてみる -- 名無しさん (2012-12-13 17:05:54) - ???「…………ケタケタ」人形が嗤う。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:06:58) - ベイ「やれやれ……怖くて本人は出てこれねえか……」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:08:16) - がっかりだと言いたげに呟く -- 名無しさん (2012-12-13 17:08:35) - ???「用心深いといいなさい……吸血鬼」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:09:13) - すると、人形の真横の空間が不意に揺れた。ゆらゆらと。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:09:42) - ベイ「そういやあんた『神代の魔女』って言われてんだってな?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:11:17) - そして――像を成した。紫に黒の色が入ったローブを被る、女が。???「ええ、そうよ」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:12:12) - ベイ「嬉しいね?英雄殿と戦える歴戦の英雄と戦えるなんざ」  -- 名無しさん (2012-12-13 17:13:05) - それは彼の本音だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:13:36) - ???「ふふふ、カワイイ坊やだこと」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:14:33) - そう言いながら前に音もなくスライドする魔女。キャスター「初めましてになるかしら?私はキャスター」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:15:09) - ベイ「俺は、名乗らなくていいよな?知ってるだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:17:11) - キャスター「ええ……聖槍十三騎士団黒円卓第五位、ヴィルヘルム・エーレンブルグ=カズィクル・ベイ。通称『白貌』と呼ばれている、でいいかしら?」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:18:23) - ベイ「ご察しの通りで」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:18:57) - そう言いながら、ベイは身構える。無頼でありながら、彼なりの流儀だ。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:21:17) - ベイ「そこの木偶人形じゃなく、あんたと闘えるってことでいいんだよな?」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:21:42) - キャスター「ええ、いいわよ?神代の魔術とくと拝ませてあげる」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:23:09) - そう言うと魔術で球体を作り出した -- 名無しさん (2012-12-13 17:23:31) - ベイ「そりゃ、楽しみだ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:25:37) - 二人は対峙した。魔女と吸血鬼。決して関係ないこの両者の火蓋が今――下ろされた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:26:04) - ……一方、マキナは彼らの中で一番特別な場所にいた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:27:38) - そこは――まさしく、また因縁深い闘技場だった。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:27:57) - 人は死ぬ。救われぬ。この蠱毒にいる以上、決して救われることはない。ミハエル・ヴィットマンはそれを誰よりも理解している。この蠱毒において彼ほど相応しく、また似合い過ぎてはいないだろう。それほどまでに、この蠱毒は彼を受け入れていた。だが、今の彼はマキナであってミハエルでもあるのだ。かつての修羅道に囚われていた存在ではなく、確固たる自我と本来の己を掴んだ己がある。故に、この蠱毒に対して彼は否と唱える。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:28:20) - 俺は違う。己は蠱毒の住人ではない。そう強く己に思うことで堅固となる。求道の使者であるマキナにこの程度の蠱毒など無為。だが、少なからず今の彼に精神を蝕む手法として、これほど効果的なものはないだろう。 -- 名無しさん (2012-12-13 17:28:35) - ??『そう……今のあなたは黄金の理(ほうそく)から半分解脱を果たしている存在。故に、悲しいですね。その魂は稀少であり、生み出された機械仕掛けの人形であるあなたは完成されていたのだ。だが、あなたは変わられた』心底残念、無念であると告げるこの声に、マキナは構える。マキナ「どこだ、いるのであろう?……出てこい」??「無論、隠れる気は毛頭ありませんので」そう言ってマキナが瞬きをした時には、中央部分に漆黒のフードを頭から被り、本を片手に持ち、顔が隠れている男が佇んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:29:21) - マキナ「俺が哀れか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:32:06) - ???「ええ」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:32:36) - ???「あなたは変わられた……ただの人形ではないのですからね」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:33:29) - マキナ「黙れ」黙殺するかのように剛拳が唸る。瞬時に繰り出された鉄槌が目前の相手まで飛翔し、補足したはず。だが、その拳は虚しく空を穿つだけで、目標には掠りもしていなかった。 -- 案山子さん (2012-12-13 17:33:36) - ??「厳然たる実力さ。これは総じて目の前で見せることで意味を成す……分かりますね?この言葉の意味が」マキナ「……ああ」対して驚きもせずに振り返ると、左手で本を持ちながら読書をする男がいた。マキナ「空間転移か?」??「似ていますが、異なりますね」振り返ると同時に背後へ飛び、後ろ回し蹴りを放っていたが、それも無意味。掠ることなく、また外す。そして、目標はまた中央部分で中空に浮かびながら読書をしていた。??「ああ、原理は聞かないように。推察できるようなことでもありませんので」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:34:05) - 丁寧な口調でそう告げるフードの男。マキナ「そうか」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:44:06) - マキナ「ではこちらからお前を見た視点を話してやろうか?」  -- 名無しさん (2012-12-13 17:48:06) - フードの男を見ずに話し始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 17:50:26) - マキナ「お前と話して最初に感じたこと・・・お前は『生きることに絶望している』そう映る、それにお前は自分から傀儡に成り下がったというところか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:53:36) - ??「ええ、そうです。その通り……中々の洞察力」 -- 案山子さん (2012-12-13 17:57:03) - マキナ「まあ・・・哀れとは言わんがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:58:22) - マキナ「俺も違った意味で似たようなものだったからな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:59:19) - ???「では、自分は哀れではないと?」 マキナ「前を向けただけだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 17:59:56) - 『お前は一人で――どうやって成長するんだ』思い出す言葉。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:02:14) - 『未来(あした)を見ないで――どうやって、前に進む』かつて、己に向かって言ってくれた言葉。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:02:54) - それは彼の言葉、唯一戦友と認め殺しあった最大の友・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:03:59) - マキナ「暗闇の中にいた俺に『輝き』を灯してくた奴がいたんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:05:31) - ???「輝き――――――――ですか」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:06:17) - マキナ「おかしく映るか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:06:57) - 問いを投げる・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:07:15) - ???「……いいえ」そこに関して、彼は首を横に振った。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:09:09) - マキナ「お前も『求めて』いたのだな?」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:09:52) - 自分に光を『輝き』を灯してくれる存在を・・・唯一と言える存在を・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:11:05) - 彼はあえてそこまで続けなかった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:11:30) - ???「――――――――求めて『いました』よ」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:15:34) - そこまで言って男は右手で中空で十字を切ると、空間が波紋のように揺れ動き、一振りの武器が出てきた。それの柄を掴んで一気に引っ張りだした。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:16:00) - すると、マキナ「……槍?」??「いいえ、戟です」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:19:03) - それは三日月を描くように反り返った刃の薙刀で、朱色に染められた柄と刻まれた紅の龍の紋章が鮮やかだった。何よりも、あの刀身。如何なることか、マキナは否が応にも視認していた。あの戟から滲み出る血色の瘴気を。??「この戟はかつて幾千万もの者たちを葬った正真正銘本物の聖遺物です。いや……宝具というべきか。まあどちらにせよ、私専用に改良した概念武装でしてね。これでお相手しましょう」そう言って立ち上がり、戟の矛先を向ける。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:19:51) - マキナ「そうか……それだけ聞ければ十分だ……」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:22:30) - マキナの目に宿ったのは殺意でではなかった…… -- 名無しさん (2012-12-13 18:23:05) - ???「……同情ですか?その目は」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:24:43) - マキナ「違うな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:25:51) - マキナ(見ていろ……兄弟、ロートス……お前たちのくれたもので俺はこいつを照らしてみせる) -- 名無しさん (2012-12-13 18:26:58) - マキナの思い……それは今は貰った物なんかじゃ断じてない……彼自身でそうしようと決めたのだ…… -- 名無しさん (2012-12-13 18:27:58) - そしてここに、新たな激闘が始まった―― -- 案山子さん (2012-12-13 18:28:44) - ……黒セイバー「……ふむ。馳走になった、美味かったぞ、美味だった」セイバー「お世話になりました♪」士郎「ひゃ、百人分全部食い切りやがった;」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:29:41) - アーチャー「以前より悪化しているぞ?セイバー」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:30:20) - セイバー「失礼な!これでも制限しています!」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:30:47) - 戒「これ……一般家庭なら破産してるね;」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:30:58) - アーチャー「以前はここまでではなかったがな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:31:47) - 螢「どのくらいだったのよ;」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:32:07) - 士郎「今の十分の一・・・いや・・・20分の1ぐらいだった」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:33:36) - セイバー「それだけにここのごはんは不味すぎる」 オルター「同感だ」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:34:07) - きっぱりと切り捨てた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:34:23) - 戒「ま、マズイ……」ガーン、とショックを受ける戒。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:35:11) - 螢「兄さん!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:35:25) - Wセイバー「あなたのご飯は美味しい!!だがここで支給されるご飯は不味すぎるだけだ!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:37:01) - 士郎「確かに俺が食べてもあんたのご飯は美味しかった」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:37:50) - 凛「ここで支給されるご飯ってクソ不味いのよね~」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:38:28) - 蛍「一体どんなのが支給されるんですか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:39:17) - 凛「見た目まとも・・・中身ゲテモノ?」 思い出したくないと言いたげな顔をしていった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:40:02) - ???「失敬な……私の麻婆豆腐の入ったご飯がマズイわけがない」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:40:51) - ――そこに、死んだはずの男の声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-12-13 18:41:10) - 敵陣営「黙れ、味覚音痴!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:42:11) - それは戦っていた陣営にも同時に言われていた -- 名無しさん (2012-12-13 18:43:01) - 綺礼「失敬な……あれほどの美味いご飯があるまい。何故わからん」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:43:45) - 敵陣営「真実の麻婆豆腐を知ってからほざけ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:45:24) - 綺礼「真実の麻婆豆腐……だと……!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:45:50) - そして脳内には水銀の言葉が再生された・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:46:15) - 『貴様に真実の麻婆豆腐を見せてやる・・・・』 -- 名無しさん (2012-12-13 18:47:24) - 綺礼「彼に・・・彼に合えば解るのか・・・真実の麻婆豆腐が・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:48:10) - 綺礼「あの男のことを知れば、私もまた……真実に辿り着けるのであろうか」 -- 案山子さん (2012-12-13 18:53:19) - 綺礼「私は水銀殿に遭わねばならん!!」 明確な意思ととも綺礼は水銀を探すべく先へ進んだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 18:56:54) - ベア「副首領に遭えば彼は確実に『さらなる変態』になりますね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 18:58:26) - 敵陣営「(;゚Д゚)!!!?」 ベアトリスの呟きに絶句した敵陣営の皆さん -- 名無しさん (2012-12-13 18:59:40) - ……最上階。 レリウス「……随分と楽しそうだな奴らは、それにひきかえ君の方は随分と気分が悪そうだが、大丈夫かね?」 ヨハン(気持ち悪い……) ヨハンはこの世界に渦巻く邪念に限界が近かった。水銀の加護があろうと、なんら異能を持たない常人の彼には負担が大きすぎた。 レリウス「観客席に誘ってみたが、戦士でなく実験体にする価値も持たない魂ではこんなものか。……キャスター、介抱してやれ」 キャスター「はいは~い♪ 了解しましたマスター」 焦燥しきっているヨハンを興味も無く見つめるレリウスの呼びかけに、今ベイと戦っているものと同じクラス名を持つ狐耳を付けた導師服の女性がこたえる。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:00:38) - キャスター「大丈夫ですか~」 ヨハン「ありがとうございます・・・お姉さん」 -- 名無しさん (2012-12-13 19:02:02) - ヨハン「……う、あ」 かろうじて答えるが、焦点の定まっていない瞳からも意識の混濁が見て取れる。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:02:55) - キャスター「少し横になってなさい・・・」 ヨハン「ごめんなさい・・・・」 弱々しく呟いてキャスターの膝の上で横になった -- 名無しさん (2012-12-13 19:06:53) - ヨハン「……うう」 キャスター(狐)(良く見るとこの子結構可愛いわね~。私もいつか愛しの旦那さまとの子供を……) -- 名無しさん (2012-12-13 19:10:12) - キャスター(狐)(しかし・・・目の前の、男は論外と・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 19:11:04) - 内心そんなことを思いながらヨハンをの様子を見ていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 19:15:40) - ヨハン(……漣君…………) 横になりながら、ヨハンは弟のように思っていた友達を思い浮かべていた。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:16:36) - ヨハン(……死んじゃったんだ……本当に) -- 名無しさん (2012-12-13 19:17:18) - 倒れながら目尻に涙を浮かべていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 19:19:25) - ヨハン(漣君………) -- 名無しさん (2012-12-13 19:30:53) - キャスター(狐)(やばい・・・可愛すぎる・・・///) -- 名無しさん (2012-12-13 19:34:46) - レリウス「あの坊やが死んで悲しんでいるのかな?」 ヨハン「……」 人形師の言葉には配慮も嘲りも何もなかった。ただ、無機質な人形のように言葉が響く。そこには言葉通りの意味以外本当に何の感情も交じっていない。 レリウス「沈黙は肯定と受け取ろう。ひねりも何もなく凡人だね君は。あの坊や水銀の回帰で元に戻ると言うのに感情を処理できていない」 -- 名無しさん (2012-12-13 19:36:35) - 普通分かっていても無理なものがある・・・こいつにはそれが解っていないかの如くないいようにキャスターが声を上げた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 19:38:46) - キャスター(狐)「マスター、問題はそこではありません。……他者に思いを向けるならば、いかなる理由があろうと割り切れるものではないんですよ」 ヨハン(……この人は) 冷徹さを張り付けた言葉の裏には、大きな憤りと僅かな悲しみが感じられた。 -- 名無しさん (2012-12-13 19:48:24) - レリウス「そういうものなのか?」 まともに取り合っているのかさえわからない回答が帰ってきた -- 名無しさん (2012-12-13 19:52:48) - レリウス「その辺りに転がっている常識どおりに死者が戻らないならば、その言葉もまあ理屈には合っているだろう。代えの効かない者は必然希少価値が上がる。だが、治す事が戻す事が出来るならばその前提は崩れる。あの水銀の技をもってすれば、回帰で戻すことも寸分たがわぬ同じ存在を作ることも可能だろう、修理のきく量産品の価値は相対的に下がる、当たり前の理屈ではないか?」 ヨハン(なんだよ……あの人) 全てを理屈で数値で表現する。それは科学というものを学問たらしめるために必要な行為であり、科学者としてみれば真っ当な思考なのかもしれない。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:00:39) - キャスター(狐)(こいつ人間としてはクズの領域だわ・・・・) -- 名無しさん (2012-12-13 20:03:13) - ヨハンも同じような結論に至っていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:03:36) - ヨハン(……気持ち悪い……) 腹の底から不快感がわき上がってくる。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:04:37) - … 漣「うっ………」 漣が目を覚ますと、そこは真っ暗な闇の中だった。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:07:14) - 漣「ここは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:08:29) - 上がっているのか下りているのか、立っているのか浮いているのか、それさえもわからない空間。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:12:09) - ただの暗闇 漣「僕は・・・死んだんだ・・・」 それを思い出した・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:12:47) - 漣の姿は元の少年の姿……とは少し違っていた。蓮や水銀の面影をまるで残していない。神の因子と水銀製の肉体を自ら砕いたためだろう。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:13:06) - 漣「……は、ははは」 笑みが零れる -- 名無しさん (2012-12-13 20:13:39) - 絶望でも悲しみでもない、満たされたような安らかな笑顔。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:14:03) - 漣「……僕は……自由になったんだ……ほんのちょっとの間だけど…………誰の手も届かない所に」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:14:58) - 同時に涙が溢れていた・・・じぶんではなぜかわからない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:17:00) - なぜ泣いているのか・・・それがそういう理由なのか自分ではわからない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:17:32) - 神の保護下から外れた脆弱な魂は程無くして消えるだろう。回帰によって肉体と魂を戻されようと、欠陥品の今の魂は綺麗に消されるだろう。 漣「……でもいいや、今こんなにうれしい」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:18:04) - ???「…………本当にそれでいいのか?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:20:38) - 漣「だれ・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:21:10) - それは水銀の声だった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:21:36) - 水銀の蛇に飲まれたのだ・・・当然のことである・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:22:50) - 漣「……メルクリウスさんね」 やれやれと言いたげに肩を竦める。どうせ消えるのだから、もう少し余韻に浸りたいところなのだが。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:23:11) - 水銀「そういえば、君には話してなかったね?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:24:28) - 漣「何を?」 水銀「私がそのうち死ぬということを」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:24:59) - ふざけていない水銀の声はマジだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:25:22) - 漣「……話、長くなる?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:25:50) - 聞いてあげたいとは思ったが、自分の時間も長くは無い。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:26:59) - 水銀「手っ取り早く行こう、壊れるなよ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:27:42) - 漣「早くしてよ・・・」 水銀「これは大事なことだ・・・悲惨な光景でもある」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:28:28) - 漣「解った・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:28:54) - 漣はコイツがこれから死ぬのだろうぐらいの認識だった・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:29:58) - 水銀「そうか、なら行くぞ・・・」 そう言ってそう遠くない未来の悲惨すぎる光景を記憶として見せた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:30:47) - 漣「……何あれ?」 実感がわかない。悲惨極まりないが、まるで作り物を見せられているような感覚だ。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:33:12) - 水銀「事実だ・・・近いうちに起こる出来事・・・あれが座を握るという未来だよ」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:35:53) - 漣「どういう事? あの邪神っていうのはやっつけたんじゃないの?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:36:34) - 水銀「つい先程も現れたよ・・・本体も別にどこかにある」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:38:02) - その事実に漣は言葉を失った・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:39:10) - 水銀「あれはある並行世界で起こる出来事、そしてこれはアレを倒し私が回帰させた世界だ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:40:54) - 水銀「そして遠からずまた、遠からず同じことが起こるだろう・・・まあそんなことはさせんがね?」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:41:56) - 漣「…………」 -- 名無しさん (2012-12-13 20:44:13) - 水銀「どうやら、私にお客さんのようだ・・・、君は私が必ず回帰させる・・・このことだけは忘れないでいて欲しい・・・」 それだけ言うと水銀は消え始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:45:58) - お客さんとは無論あの麻婆豆腐をこよなく愛するあいつだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:47:29) - 漣は再び真っ暗な闇の中に取り残される。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:48:56) - 漣「…………」漣は再び考えた。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:50:13) - 漣(僕は…………このまま死んでいいのかな?) -- 名無しさん (2012-12-13 20:51:04) - 神の因子を埋め込まれる苦痛は覚えている。 -- 名無しさん (2012-12-13 20:53:01) - しかし今の事実を知った・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:53:30) - それはどうしても現実味がない・・・それどころか認めたくすらない・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:53:56) - それに、散々みんなに迷惑をかけて心配させて………今だってみんな頑張っているはずなのに、自分だけこんなところで………みんなに「ごめんなさい」も言えないままに……… -- 名無しさん (2012-12-13 20:54:57) - それは遠くない未来の話・・・だがそれが意味するものは何もない未来だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:56:21) - 水銀が、黄金が、黄昏が、魂レベルで壊される未来・・・そして刹那が天魔に堕ちてまで殺意に駆られる・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 20:58:30) - 漣(…………いやだ)ポロリと漣の目から涙が零れる。 漣(いやだ………いやだ、いやだいやだ………このまま消えるのはいやだ!)こんなところで、こんなかたちで、何もないまま消えるだなんて -- 名無しさん (2012-12-13 20:59:09) - 漣(僕は………僕は………) ???「……で、お前はどうするんだ?」 漣「!?」 その時、水銀のものではない青年の声が響いた。 -- 名無しさん (2012-12-13 21:01:03) - 見ればそこにいたのは、ベイによく似た青年だった。 -- 名無しさん (2012-12-13 21:01:53) - 漣「ヴィルヘルム…さん?」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:05:06) - ???「違えよ。まあ知っても意味はないと思うぜ? どうせお前にとって会うのはこれっきりになるだろうからな」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:07:28) - 漣「…………?」 ???「まあそのなんだ、お前に一言に言いにきてやった」 漣「え……」 ???「お前なあ………甘ったれんじゃねえぞ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:10:29) - ???「男だったら意地を通せ・・・生きてえなら、意地でも抗えや」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:12:01) - それは彼がそう生きてきたからにほかならない言葉だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 21:13:11) - 漣「な………」 ???「だってそうだろ? 今のお前はやっと嫌な思いをしなくてすむから、消滅することに甘えきってるんだよ」 漣「そ、そんなことは…!」 ???「んで、周りが大変だっていうのに、自分だけ楽な思いをしていることに罪悪感と迷いを感じているわけだ」 漣「っ………」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:15:36) - ???「お前は何だ?お前の親は何だ?」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:18:20) - ???「関係ないなんて言えるのか?」 言葉が続く -- 名無しさん (2012-12-13 21:19:14) - ???「だから俺から言ってやる。『ふざけんな』」 漣「!?」 ???「痛いのが、苦しいのが、怖いのが嫌だ? んなもん誰だっておんなじようなもんだろうが。嫌な思いをしない人間なんて、どんな世界にも1人もいねえ。それはそいつが『生きている』からだ」 漣「!」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:21:58) - ???「苦痛、不幸、苦悩、みんな上等だ。満たされないからこそ人間ってのは今を一生懸命に生きるんだ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:24:31) - ???「あいつらは人じゃねえ、神様だ、それが全部背負ってたってんだぞ?、お前は人以下に成り下がる気か?」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:26:35) - 辛辣な言葉だが・・・それは同時に彼にとっての血の叫びだ -- 名無しさん (2012-12-13 21:27:22) - 漣「…………」それまで虚ろだった漣の目が見開かれる。 -- 名無しさん (2012-12-13 21:28:30) - ???「空っぽじゃねえというなら見せてみろよ・・・お前の本当をよぉ!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:29:24) - それだけ言うと彼の体が消え始めた・・・ ???「もう時間かよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:29:58) - 漣「…………どこ、へ」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:31:39) - ???「ワリーな、時間みてーだわ・・・せっかくあの変態に時間もらったってのによ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:32:50) - ???「けど伝えることは伝えたぜ?あとはお前で何とかしろや、漣」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:33:33) - 漣「待って……せめて名前を……」 -- 名無しさん (2012-12-13 21:34:37) - しかしどこか懐かしい・・・昔の自分を見ているような感じだ…… -- 名無しさん (2012-12-13 21:37:18) - それは生まれるもっと以前のこと…… -- 名無しさん (2012-12-13 21:37:45) - ???「俺の名か……俺の名は『凶月刑士郎』だ」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:02:58) - そう言い残すと、青年は消えていった。 -- 名無しさん (2012-12-13 22:07:08) - 漣「……『刑士郎』さんか」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:10:37) - 再び1人になる漣。しかし、その目には虚ろな色はなくなっていた。 漣(僕は……そう、僕は……)それは決意の光。もはやどれほどの苦悩にも負けることがない信念があった。 漣「僕は決して……神様の良いように遊ばれるおもちゃなんかじゃない……僕は」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:12:40) - 漣「僕も名前は……漣だ!」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:13:26) - なんてことはない。今ここに、こうやって存在する自分が、まごうことなき『自分自身』なのだ。 -- 名無しさん (2012-12-13 22:14:48) - (いいのか?) 誰かの声が聞こえる -- 名無しさん (2012-12-13 22:16:21) - しかしその声に自信を持って『応』と答える -- 名無しさん (2012-12-13 22:17:24) - 漣「こんな……神様に利用されたあげくの結末なんて、僕自身じゃない。だから……」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:17:50) - (なら行けよ……見せてやれよ?『自分自身』をよ……) -- 名無しさん (2012-12-13 22:19:19) - 再び響く声…… -- 名無しさん (2012-12-13 22:19:33) - 漣「うん」そして、漣の信念に呼応するかのように、暗闇に亀裂が入る。気づけば、崩れかけていた漣の魂はもとに戻っていた。 -- 名無しさん (2012-12-13 22:21:24) - ………… そして外 水銀と綺礼は語り合っていた…… -- 名無しさん (2012-12-13 22:22:12) - 水銀「食べたまえ(-_☆)」 これが真実の麻婆豆腐だと言わんばかりにつきだした・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:22:58) - 綺礼「これが……真実の……なのか」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:23:54) - そしてレンゲですくって一口食べて目を見開いた…… -- 名無しさん (2012-12-13 22:24:34) - 綺礼「なんだ、これは……私が食べてきた麻婆豆腐がすべて偽りだったとでも言うのか……(ToT)」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:26:06) - 急に泣き始めた -- 名無しさん (2012-12-13 22:26:17) - 水銀「ようやく理解したかね」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:33:12) - 綺礼「この麻婆豆腐こそ究極の至高だ・・・ヽ(;▽;)ノ」 -- 名無しさん (2012-12-13 22:34:42) - 涙を流してガツガツと食べ始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 22:35:10) - 水銀の意識はその途中孫と彼との対話に向いていた……そして漣が悟ったのを知った…… -- 名無しさん (2012-12-13 22:39:36) - 水銀(子の成長というのは思いのほか早いものだな……) 内心ほくそ笑んでいた…… -- 名無しさん (2012-12-13 22:40:21) - 水銀(もう大丈夫だな……私の手がなくとも自力で戻ってこれる。目下の問題は……目の前の神父か。まさか仲間になるなどと言い出さないよな) -- 名無しさん (2012-12-13 22:53:42) - …その頃、ほかのメンバーは -- 名無しさん (2012-12-13 23:02:42) - アーチャー「凛、どうするのだ?これから?」 改めて凛に問う -- 名無しさん (2012-12-13 23:17:05) - 凛「そうね~理由もなくなっちゃったし・・・」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:22:09) - ベアトリス「とりあえず、進むしかないのでは?」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:47:20) - 凛「そうね、とりあえずここを潰す側に回りましょうか」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:49:18) - ものすごくあっさり言ってのけた・・・ -- 名無しさん (2012-12-13 23:49:57) - 凛「じゃあ行くわよ!」 -- 名無しさん (2012-12-13 23:58:50) - 士郎「何時もながら、本当に軽い性格だな…(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-12-14 00:08:00) - アーチャー「そこのベアトリスとセイバーを足して2で割れば、「遠坂凛」の出来上がりだ……」 -- 名無しさん (2012-12-14 00:18:52) - 士郎「ああ、凄いわかりやすいな。ベアトリスさんの性格が」 -- 名無しさん (2012-12-14 01:08:39) - 三人「アンタらから滅相しましょうか(^_^)?」 三人から笑顔で詰め寄られた… -- 名無しさん (2012-12-14 01:16:00) - 士郎・アーチャー(あ、凄いBADENDフラグ) 聖杯戦争においてあらゆる死亡フラグをくぐりぬけた男が久しぶりにマジモンの死臭を嗅ぎ取る。 -- 名無しさん (2012-12-14 01:21:07) - コレにザミエルが加わればまず回避不可能だ… -- 名無しさん (2012-12-14 01:24:13) - ………そのころシュピーネは屈強な男と対峙していた… -- 名無しさん (2012-12-14 01:29:07) - ???「貴様がよの相手か?」 シュピーネ「そうなりますね?私は聖槍十三騎士団黒円卓第十位ロート・シュピーネ、お見知りおきを」 一礼する… -- 名無しさん (2012-12-14 01:32:09) - ???「騎士か…自らの名を此ほど丁寧に明かされるとは…世も独りの《王》として名乗らねばならん!」 -- 名無しさん (2012-12-14 01:35:02) - ???「我が名はライダー、名は《征服王・イスカンダル》だ!!!!!!」 シュピーネ「なんと(゚Д゚;)!!??」 高らかに告げられたら名前に驚愕する -- 名無しさん (2012-12-14 01:37:51) - シュピーネ「し、しかしイスカンダルにしては随分と大柄ですな……かなり小柄な人物と思われる逸話があると言うのに」 -- 名無しさん (2012-12-14 02:06:58) - イスカンダル「あー、貴様も我の伝説を読んだのだな?あれは強ち間違ってはいないが…恐らく我の遺骨が見つかった際に間違った結果を出したのだろう?《歴史は勝者の勝手な日記帳》と言うではないか?」  -- 名無しさん (2012-12-14 02:22:44) - 言葉を継げガハハと笑う、噂どうりでかなり豪快な性格のようだ -- 名無しさん (2012-12-14 02:24:04) - シュピーネ「な、なるほど……ご、豪快な方ですねぇ」イスカンダル「そう褒めるな!アハハハハハハ!…………んで?そこの男」 -- 案山子さん (2012-12-14 03:36:45) - そこでようやく目の前の屈強な男の視線が、シュピーネを敵対者として見た。イスカンダル「余の相手を務める以上、手を抜くでないぞ?余はこうして顕現した身なれど、加減をした覚えなど一つもない!あの英雄王かてそうだ!」シュピーネ「おや?あの金ピカ王とはお知り合いで?」 -- 案山子さん (2012-12-14 03:42:30) - イスカンダル「うむ!余が認めたまっこと王の頂にある男よ!余はあやつを認めようではないか!ぬははははははははは!」そこで腰に刺していた短剣を抜き放ち、イスカンダル「――――では、逢い見えようか」シュピーネ「荒事は得意ではないのですが……お相手いたしましょう」ここにもまた、奇妙な組み合わせによる戦が起きていたのだった。 -- 案山子さん (2012-12-14 06:49:33)

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