Dies irae -楽しい大歌劇- 18話

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- ・・・・ マキナ「マルクトよ・・・見えたか?自分の探し物が?」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:06:26) - さっぱり無視してマルクトに語りかける -- 名無しさん (2012-12-18 01:07:02) - マルクト「…………ああ、かすかに……見えたよ」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:07:22) - マキナ「そうか・・・なら、大丈夫だな」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:07:55) - マキナ「それが『輝き』だ・・・自分自身で、行き着いた、本物の」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:08:39) - マルクト「く……くふふ……ほんとうに、オレって……バカだな」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:09:01) - 涙が零れていた。 -- 案山子さん (2012-12-18 01:09:18) - マキナ「互いに言えたことだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:09:45) - 自分も同じだから -- 名無しさん (2012-12-18 01:10:07) - マルクト「錬金術に……憬れ……母を生き返させる……そのために……禁忌を……犯した」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:10:23) - マルクト「その報いが……これ、か……ふふふ……ホントに、バカ……だな」 -- 案山子さん (2012-12-18 01:10:49) - マキナ「互いに譲れんものがある・・・それは皆同じだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:11:41) - マキナ「だがな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:11:53) - そこで一旦言葉を止める -- 名無しさん (2012-12-18 01:13:00) - マキナ「兄弟・・・言葉を借りるぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 01:14:51) - (ああいいぜ?今のこいつなら解るだろ) -- 名無しさん (2012-12-18 01:15:36) - それは誰にも聞こえないはずの声・・・・それはマキナにだけは鮮明に聞こえた -- 名無しさん (2012-12-18 01:18:57) - マキナの渇望は《幻想》ではなく《現実》だ…生けるもの全てが直面する概念に他ならない…故に…… -- 名無しさん (2012-12-18 02:52:10) - マキナ「俺たちは現実に生きている。良いこともあれば悪いこともあるし、満たされない渇望(ユメ)を抱えて飢えて生きている。俺たちは永遠になれない刹那だ。どれだけ憧れて求めても、幻想にはなれん」 -- 案山子さん (2012-12-18 15:23:10) - マルクト「!?」その言葉に己の胸を拳で穿っているマキナを見た。 -- 案山子さん (2012-12-18 15:31:41) - ……レリウス「ハザマ」テルミ「ああ……邪魔はしねえよ。一応な」 -- 案山子さん (2012-12-18 17:18:14) - ……マルクト「……ふ、ふふふふふ……なるほ、どなぁ……幻想にはなれない……か。確かに……そうだ、な……俺は進んで、傀儡となった……ユメを、理想を、幻想を求めて……だが、それが過ちであったか。なるほど……英雄……いや、ミハエルよ。俺を最後に正してくれて……アリガトウ」 -- 案山子さん (2012-12-18 17:53:13) - マキナ「………アーフ・ヴィーターゼーエン」 -- 名無しさん (2012-12-18 18:16:03) - マルクト「ああ……ごめんな……迷惑かけて……そして……さようなら……母さん」最後にそう言い残して、貌がない男は、そのまま風化して消えていった。懐に持っていたであろう巻物と、赤い紅の石だけを残して。 -- 案山子さん (2012-12-18 18:22:07) - マキナ「…………」 -- 名無しさん (2012-12-18 18:37:14) - マキナはただただ、無言でマルクトが残した巻物と赤い紅の石を見下ろし、片膝をついててに取っていた。 -- 案山子さん (2012-12-18 18:48:40) - その時 -- 名無しさん (2012-12-18 18:51:41) - マキナ「…………隠れていないで出てきたらどうだ?」部屋の隅の瓦礫を見た。 -- 名無しさん (2012-12-18 19:08:12) - マキナ「うまい具合に気配を消せていたのは評価する。何者だ、新手の対戦相手か?」 ???「…………」 -- 名無しさん (2012-12-18 19:10:55) - マキナの言葉に、物陰に隠れていた人物は靴音を響かせてゆっくりと出てきた。しかし、 -- 名無しさん (2012-12-18 19:30:58) - マキナ「………!?」その人物の顔を見た瞬間、マキナは今までにないくらいの驚愕の表情を顕わにした。 -- 名無しさん (2012-12-18 19:32:35) - ???「……………」現れた人物は、軍服に身を包んだ童顔の青年だった。身長や体格から見て二十歳は越えていると思われるが、童顔のためか蓮達と同い年なのではないかと思われるほど幼く見える。 -- 名無しさん (2012-12-18 19:37:04) - テルミ『ようようどうよ!久方ぶりの邂逅ってやつだァッ!涙流して感激しろや!懐かしいだろ?なあ英雄さん。なあ鋼鉄の軍人さん!なあ最凶の黒騎士さんよォ!なあ――幕引きの傀儡ちゃんよォ!!』テルミの狂気に塗れた、あれ本来の本性と素が一気に爆発し、彼らの脳髄へ響き渡る。それはさながら人を狂気に貶める厄災(ジャガーノート)。テルミが元来その――塊なのだ。テルミ『さあ――お前たちの情けない悲鳴と叫びと怒りと憎悪と悲哀と歓喜と雄叫びと友情と死と生で!この未曾有劇(ヴァルハラ)に華を添えてくれやァ!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-18 20:09:54) - ……ザミ「あの蛇如きがァ」下級悪魔たちを総てアイアンクローで仕留め終わったザミエルが、壁に鉄槌をぶつけ、粉砕していた。その苛立ちが彼女の纏う炎が証明していた。 -- 案山子さん (2012-12-18 20:11:47) - … 蓮(女)「はあっ………はあっ………はあっ………!」その頃、蓮(女)はマキナのもとへ急ぐべく全速力で駆けていた。正直マキナがそう簡単にやられるとは思えないが、あのテルミのかなりの自信は彼女を不安にさせる。一体その人物とは何者なのか…… -- 名無しさん (2012-12-18 20:20:38) - そんな彼女の前に―― テルミ「おいおい嬢ちゃん……どこに行く気だい?」壁に寄りかかって腕を組んでいるテルミがいた。ただし、帽子は被っていて表情が見えないでいた。 -- 案山子さん (2012-12-18 20:22:10) - テルミ「人が折角楽しみにお膳立てをしてやったんだぜ?俺の苦労と努力を水泡に帰すつもりか?おいおい泣いちゃうぜ?」 -- 案山子さん (2012-12-18 20:23:08) - 蓮(女)「テルミ………!!」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:24:09) - 腕を組んで進行方向にいるテルミは、ただ殺気もなかった。腕を組んだまま、壁に寄りかかっただけだった。 -- 案山子さん (2012-12-18 20:26:01) - テルミ「安心しろや……嬢ちゃんには手を出さねえよ。俺もさすがに嬢ちゃんは例外でな。ほかの奴らはまあ殺すが、嬢ちゃんだけは逃がしてやるよ」 -- 案山子さん (2012-12-18 20:26:52) - 蓮(女)「ふざけんな。お前の事情なんて知らねえんだよ。俺はマキナのとこに行くんだ」構わずテルミの前を通り過ぎる。 -- 名無しさん (2012-12-18 20:32:04) - その首根っこを思いっきり掴んで壁に叩きつけたテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-18 20:33:06) - 蓮(女)「っ!!」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:34:29) - テルミ「いい子にしてろや……嬢ちゃんにだけ良い事(・・・)を教えてやる」 -- 案山子さん (2012-12-18 20:35:06) - 蓮(女)「………?」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:36:18) - テルミ「この世界はいずれ消える……消えれば新しい世が生まれる。そのとき――嬢ちゃんがカギ(・・)となる。だからおとなしくしてろや」 -- 案山子さん (2012-12-18 20:37:01) - 蓮(女)「なんだと………?」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:37:55) - テルミはそう言うと蓮(女)を離して、背を向けた。 -- 案山子さん (2012-12-18 20:38:37) - テルミ「黙ってここで待つってんなら……俺は一切邪魔しねえと約束してやる」 -- 案山子さん (2012-12-18 20:39:14) - 蓮(女)「………」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:39:51) - そう言うテルミは、今までとは異なった紳士な態度だった。嘘をつく時とは違う、マジメな雰囲気を出していた。 -- 案山子さん (2012-12-18 20:40:12) - その雰囲気に圧倒され、蓮(女)は抵抗の力を緩めた。 -- 名無しさん (2012-12-18 20:43:15) - テルミ「それでいい……嬢ちゃんには手を出さない。これは本当だ。あのレリウスにも手は出させねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-18 20:43:50) - … マキナ「…………」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:44:41) - マキナは彼らしくもなく、愕然と両目を見開いていた。 -- 名無しさん (2012-12-18 20:49:31) - そして、 -- 名無しさん (2012-12-18 20:49:49) - マキナ「…………バルティ?」 その青年の名を呟いた。 -- 名無しさん (2012-12-18 20:50:50) - マキナ「バルティ…………なのか?」 その問いに対し、青年は答える代わりに -- 名無しさん (2012-12-18 20:52:57) - バルティ「…………」スッと右手を前にかざした。 バルティ「………形成(イェツラー)」 マキナ「!?」 -- 名無しさん (2012-12-18 20:55:30) - バルティの右手が輝き、『何か』が現れた。見れば彼の右手には質素ながらも上品な造りの小箱があった。 -- 名無しさん (2012-12-18 20:57:23) - バルティ「…………」小箱は触れていないにも関わらず、パカッと蓋が開いた。そして、 -- 名無しさん (2012-12-18 20:58:49) - 〜♪ -- 名無しさん (2012-12-18 20:59:21) - 引き込まれるように美しい、しかしどこか不気味な音色が流れた。どうやら小箱の正体はオルゴールだったらしい。 -- 名無しさん (2012-12-18 21:00:56) - マキナ(なんだこの音色は………?)あまりの不気味さに込み上げる吐き気を抑えていると -- 名無しさん (2012-12-18 21:08:04) - 瞬間、周りの景色がグニャリと歪んだ。 -- 名無しさん (2012-12-18 21:08:48) - マキナ「!!!?」まるで複数の絵の具が混ざりあうかのように風景が歪んでいく。そして… -- 名無しさん (2012-12-18 21:51:02) - 気がつくと、瓦礫だらけの風景が闘技場へと変わっていた。 -- 名無しさん (2012-12-18 21:51:49) - マキナ「・・・・・・・・・ここは・・・・戦場跡(まやかし)か・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 22:34:09) - バルティ「…………」 -- 名無しさん (2012-12-18 22:38:00) - マキナ「なるほど・・・・それがお前の・・・か」 -- 名無しさん (2012-12-18 22:42:20) - ポツリとそう呟く -- 名無しさん (2012-12-18 22:42:32) - バルティの持つオルゴールからは、いまだに音色が流れている。 -- 名無しさん (2012-12-18 22:44:12) - マキナ「俺もお前も変わったものだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-18 23:00:08) - バルティ「…………」バルティは答えない。オルゴールを手にして、感情の色がない目で見据え、ただただその場に立つだけだった。 -- 名無しさん (2012-12-18 23:03:07) - しかし何かを語りかけたいという気持ちはあるようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-18 23:17:43) - マキナ「・・・・・・・・・・・」 無言になった・・・ -- 名無しさん (2012-12-19 00:03:56) - そして彼の歯ぎしりの音が響いた・・・それは目の前の彼編への怒りではない -- 名無しさん (2012-12-19 00:04:35) - ↑訂正 そして彼の歯ぎしりの音が響いた・・・それは目の前の彼への怒りではない・・・ -- 名無しさん (2012-12-19 00:05:10) #comment() - 区切っておきました。 -- 14番目の黒円卓 (2012-12-18 12:14:41) - ありがとうございます。 -- 案山子さん (2012-12-18 13:11:20) #comment() -合計:&counter() -今日:&counter(today) -昨日:&counter(yesterday) -トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)
- ……別の階。ランサー「破ァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」バゼット「はああああああああああああああ!!!!」こちらも激しい激闘が行われていた。 -- 案山子さん (2012-12-14 06:53:44) - 朱色の魔槍が奔り、魔力を帯びた鉄槌がそれを迎い撃っていた。互いに本気の本気。出し惜しみなしだ。なぜなら――互いが互いを熟知しているからだ。闘い方や癖――隠し持っている必殺技も。故に、加減はできない。 -- 案山子さん (2012-12-14 07:07:56) - ランサー(全く、俺ら毎回コレかよ…) バゼット(本来ならば背中を預けて闘いたかった) 攻撃の中に本音が混ざる…互いが互いであり、真剣であるが故に無理もない -- 名無しさん (2012-12-14 09:22:52) - 言ってしまえば本音のぶつけ合い…自分の想いを語り合っている…それは彼等が出来なかったことであり最もしたかったことだ -- 名無しさん (2012-12-14 09:38:42) - バゼット「引く気は……ありませんよね?ランサー」ランサー「聞くだけ野暮ってやつだ。バゼット」 -- 案山子さん (2012-12-14 15:12:06) - ランサーは槍で振り払ってから気さくなに話しかける。ランサー「互いの経緯は同じだろうが、結局今の状況は共倒れに一直線だ。元々俺も本来ならあの座にいるべきだったんだ。だが、こうして俺は野郎から手を切り、そして今ここに立ってる。退く道理はねえ……同じ騎士として、意味は分かるよな?……戦いに後退の二文字はねえんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 15:33:16) - バゼット「それが貴方の『道』であり『礼儀』の形なのですね」 ランサー「そういうこった」 -- 名無しさん (2012-12-14 15:46:27) - バゼット「私はあなたと戦えたこと、誇りに思います、たとえ形がどのようなものであろうと!!」  -- 名無しさん (2012-12-14 15:48:00) - それは覚悟・・・自分に対して、そして相手に対して自分が持ちえる最高の礼儀それを晒した二人・・・なら取るべき道は一つ -- 名無しさん (2012-12-14 15:49:24) - ランサー「気張れや、バゼット。お前の切り札は分かってる……だからといって俺は退かねえ。来い!この俺を超えてみろやァ!!!!」朱色の魔槍が赤い魔力を放出していく。 -- 案山子さん (2012-12-14 15:51:02) - ランサー「行くぜ・・・・」 それと同時に目つきが変わる・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 15:52:45) - バゼット「――――アンサー」彼女も目つきが変わった。同時に、球体が一個上空へ上がっていく。 -- 案山子さん (2012-12-14 15:53:57) - バゼット「アンサー、追加!」さらに、もう一個浮かんだ。これで、彼女の準備はできた。バゼット「これを使う前に、あなたとはまだ戦いたい!」ランサー「――――ハッ!いいぜェ、付き合ってやるよぉッ!!」 -- 名無しさん (2012-12-14 15:54:57) - 槍兵は駆ける・・・バゼットはそれを迎え撃つ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 15:57:33) - ランサー「破ァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」バゼット「耶ァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-14 16:00:07) - 最速のランサーによる刺突が彼女の魔力を帯びた鉄拳を迎い撃つ。激しい火花が散る中、一心不乱にバゼットは追いすがった。目の前に憧れた英雄がいるのだ。負けられるはずがない! -- 案山子さん (2012-12-14 16:01:17) - ランサーの連撃は早く重い・・それを躱し弾いている・・・それは彼女にとっては不利な状況だ、ヘタをすればこのまま負けるだろう・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 16:03:12) - それでも彼女は退かない・・・どころか、前に出る -- 名無しさん (2012-12-14 16:04:06) - しかし、相手は最速のランサー。ランサー「遅ェぞ!そんなんじゃ、戦場じゃ死ぬぜェ!」一瞬空いた相手の腹に彼の無遠慮な蹴りが直撃し、吹き飛ばす。 -- 案山子さん (2012-12-14 16:05:13) - バゼット「ぐっ……!?」油断はしていなかった。だが、鍛えられた彼女の僅かなコンマ数秒単位で空いた隙をすかさず穿ったのだ。 -- 案山子さん (2012-12-14 16:11:26) - それでも バゼット「ぐっおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」 叫びとともに持ち青し再びランサーに向かう -- 名無しさん (2012-12-14 16:19:09) - ↑訂正 それでも バゼット「ぐっおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」 叫びとともに持ち直し再びランサーに向かう -- 名無しさん (2012-12-14 16:19:45) - しかしなれど、ランサー「いい動きだが、感情が直線的過ぎるぜェ!!」攻守逆転してでの、ランサーの攻防は流石英雄の一言に尽きる。というのも、地を駆けるが如き豹の動きは俊敏すぎて、代行者であるバゼットでも対処できなかったからだ。相手のことをよく知るがゆえに、迷いが生じた。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:04:34) - 槍の刃がバゼットの綺麗な髪を数本薙ぎ、その風を纏わせながら槍の把が彼女の肩を上段から叩く。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:08:31) - バゼット「グゥッ…」 歯を食いしばりそれに耐え拳を突き出すが… -- 名無しさん (2012-12-14 17:12:43) - ランサー「だから……バゼット!遅ェ!!」彼の足の底で止められていた。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:13:48) - そして、すかさずその場で飛んで回し蹴りで彼女を吹き飛ばす。そしてそのまま彼は壁を――走った。まさに英雄。まさに超人。サーヴァントとして召喚されていただけのことはある。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:14:41) - バゼット「ぐっ……負けません!」だが、彼女も伊達に戦ってきたわけではない。即座に態勢を整えて、壁に両足を着かせて斜め前へ飛んだ。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:20:06) - ランサー「そうだ!!!!!!意地を見せて見ろ!!!!!!」 ランサーがそれに合わせて追撃態勢をとる -- 名無しさん (2012-12-14 17:21:35) - バゼット「アンサス!エイワズ!」両足に刻まれたルーンが呼応して光り出す。そしてそのままランサーに向かって蹴りを放つ。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:22:57) - ランサー「良い判断だ、だが甘ぇ!!!!!!」 ランサーは槍で蹴りを捌きすれ違い様に反撃を加えた -- 名無しさん (2012-12-14 17:25:19) - バゼット「――掛かりましたね」不敵にバゼットが笑みを浮かべた。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:25:55) - すると、彼女の足元が不意に光っていた。ランサーがそれに気づき下を見ると――『イーサ』が床に刻まれていた。意味するのは――氷。つまり、停滞だ。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:31:54) - ランサー「いつの間に!?」バゼット「凍りなさい!」言葉を紡いだ瞬間――ランサーのゲイボルグが氷漬けになってしまった。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:35:47) - ランサーが驚愕している間に彼を殴り飛ばし距離をとる -- 名無しさん (2012-12-14 17:40:48) - ランサー「グッ…やるな…バゼット…だがな…」  -- 名無しさん (2012-12-14 17:41:54) - 一振りすれば…凍りついた魔槍は元通りだった…だが二人には必殺の間合いが出来たのだ -- 名無しさん (2012-12-14 17:47:03) - ランサー「――――――――」バゼット「――――――――」静寂が――彼らを包む。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:47:41) - ランサー「楽しかったぜ…バゼット…いや…現代に生きた赤枝の騎士よ」  -- 名無しさん (2012-12-14 17:50:50) - ランサーは満足げに継げるその名が彼女に継がれた事を喜ぶように -- 名無しさん (2012-12-14 17:52:07) - バゼット「……はい。私もあなたに出会えて……誇りに思います」 『これは騎士の決闘です!魔術師風情が、その邪魔立てすることなど許しません!』脳裏を過るかつて言った戦乙女の言葉。それが実に、彼らに合っていた。 -- 案山子さん (2012-12-14 17:59:11) - そうだ。これは騎士と騎士との戦いだ。魔術師などの邪魔も、他の者の邪魔もない神聖なる決闘。そしてなにより、この二人はそんなもので邪魔などしていいはずがないのだ。ランサーの魔槍が鳴動をはじめ、脈動を鳴り始めた。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:00:22) - ランサー「――――次で決める。本気で来い!死力を尽くせェッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-14 18:08:02) - バゼット「解りました、私の全て、今ここにああなたにぶつける!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-14 18:12:27) - 互いの秘蔵の――決殺の宝具が開帳される。ランサー「――――――――刺し穿つ(ゲイ)」四肢を地面に付くような形で構えるランサー。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:17:36) - ランサーにとっては自分に認めさた相手への礼儀を込めて・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:19:02) - バゼット「――――――――フラガ」 -- 案山子さん (2012-12-14 18:19:24) - バセットにっては憧れだった・・・それに追いつけた・・・認めてもらえて、その憧れに追いつけた、それに恥じるていないと言ってくれた・・・その思いとともに、総てをぶつける、そうしなければそれは相手への侮辱であり、自殺よりも愚かな愚行だ -- 名無しさん (2012-12-14 18:22:07) - 光を帯電させながら彼女の握り拳の上に、球体から飛び出ている剣が煌々と光る。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:22:46) - ……アーチャー「…………」凛「どうしたのよ?」アーチャー「…………いいや。感じ取っただけだ」凛「なにを?」アーチャーは上の階を渡り廊下から見上げ、アーチャー「――――彼の魂をな」 -- 案山子さん (2012-12-14 18:24:03) - ……ランサーは静かに構える。バゼットも構える。互いに不動。片方が動けば、必ずアレが動く。かつてセイバーさえ屠ったカウンター型の宝具。一撃決殺の宝具が。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:25:19) - 一歩踏み出せば確実にそちらが消える・・・それは必定・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:26:29) - だからこそ根比べ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:28:43) - ランサー(流石はバゼット。いい宝具持ってやがる……サーヴァント殺しだな、まさしく)フラガラック。それは、彼クー・フーリンに無関係ともいえない宝具。それ故に、一度は彼が彼女に仕えていた経緯なのだ。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:29:00) - バゼット(動けばこちらが先に殺られる・・・・) -- 名無しさん (2012-12-14 18:31:16) - 逆もまた然り。あれは因果を逆転させる魔槍だ。下手に動けば、あれは瞬時に己の命を穿つだろう。なぜなら――バゼット(因果を狂わすゲイボルク……あれには、カウンターをもってして破れない) -- 案山子さん (2012-12-14 18:32:41) - 故に、互いの相性は相互関係ではなく、まさに相克なのだ。カウンターで相手を一撃のもと仕留める宝具に対して、因果を狂わせて屠る魔槍。この宝具、どちらも強いが相性でいうならランサーの魔槍は英雄としては破格すぎるのだ。あのアーチャーでさえも彼の魔槍を賞賛していたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:33:58) - ……まあ、黄金の聖槍を比べては酷だが; -- 案山子さん (2012-12-14 18:34:27) - ランサー(そういや、あいつならこの状況・・・どう破るか・・・) -- 名無しさん (2012-12-14 18:37:44) - あいつとは同じく槍を持つ男・・・黄金ことハイドリヒだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:38:21) - 柄にもなく考える・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:39:07) - 黄金『あははははははは!万死に砕けるがいい!』と高笑いしながら聖槍を振るいそうだ。ランサー(な、ならマキナなら……) と考えたが、 ???『すごく……一撃必殺です』と、訳のわからないボイスが混じった気がした。 頭を振るランサー。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:42:28) - ランサー(じゃあまともそうなあの小僧なら・・・) 蓮『時よ止まれ!!!』」 -- 名無しさん (2012-12-14 18:44:38) - 時を止めるそれが彼の力だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:45:14) - ほかにもいろいろ考える・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:46:03) - ランサーも一応彼らの力は知っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:47:12) - その中で――あった。あれを対処する術が二つあった。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:50:36) - 一つは絶速。もう一つは――腐滅だ。あれならば、問答無用で腐らせ、無効化できる。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:51:16) - しかしあれは彼らにしか使えない・・・はっきり言えば考えるだけ無駄だったのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:52:27) - ランサー「……ま、俺には合わねえね」そう言いながら、さらに濃度を高める。ランサー(ま、あの嬢ちゃんたちと会えたんだ……良しとするか)ここを死に場所だと決めて、心の中で呟くランサー。そう、ベアトリスと太陽のような明るい香純だ。 -- 案山子さん (2012-12-14 18:54:44) - ランサー(俺はつくづく、女に縁がねえな・・・)ひとつ苦笑いを浮かべると聞こえるはずのない声が聞こえてきた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 18:56:20) - 《皆を頼むぞ…》 黄金の言葉だった…それに続くように他の声も聞こえた -- 名無しさん (2012-12-14 19:08:17) - 《その程度で負けるな!先達!私が調教するぞ!》 あの厳格な赤騎士の罵倒。 《諦めないで――まだ勝負は終わっていませんよ》 戦乙女に喝をを入れられ、 《私たちは待ってるから、帰ってきてよ》 太陽の明るい声が、別世界の彼を待っていると言ってくれている。 -- 案山子さん (2012-12-14 19:43:00) - ランサー「――――――――悪ィ、バゼット」さらに態勢を低くして、ランサー「――――――――負けるわけには、いかなくなった」瞬間――疾走していた。 -- 案山子さん (2012-12-14 20:06:25) - バゼット「!!!!!!???」その疾さに、バゼットは度胆を抜かれた。彼の俊敏の良さや速度は理解していたし、肌身に沁みていた。だが、この移動速度は――今まで見たことも感じたこともないモノだった。だが、彼女とてただの木偶に非ず。即座に理解し、バゼット「ラック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-14 20:24:18) - ランサー「ゲイ…ヴォルグ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-14 20:40:30) - 叫びと共に一瞬でケリが着いた -- 名無しさん (2012-12-14 20:41:52) - バゼット「――――――――――――らん、さー」ドサッ ランサー「――――――――――――俺の勝ちだ、バゼット」 -- 案山子さん (2012-12-14 20:43:49) - 勝ったのは彼だ… -- 名無しさん (2012-12-14 20:46:46) - 胸を穿たれ、地に伏せながら彼を見上げるバゼット。そう――フラガラックは確かに最凶の『カウンター』宝具だ。だが、所詮はカウンター。それを出すのが遅れれば、自明の理だ。まして、それがゲイボルグならば勝敗は決している。 -- 案山子さん (2012-12-14 20:48:39) - 情も加減も一切入り込まない、真実のぶつかり合いとなればもはや致命的でしかない -- 名無しさん (2012-12-14 20:52:24) - ランサー「……今までありがとうな。バゼット」見下ろすランサーの瞳に、バゼットが移っていた。その表情は……言い表していいものではないだろう。 -- 案山子さん (2012-12-14 20:56:40) - ランサー「悪りぃな…俺にも約束があるんでな…待っててくれてる奴がいるんだ、そいつ等を残して逝くなんざ、それこそ総てに、お前にまで泥を塗っちまう…」 -- 名無しさん (2012-12-14 20:59:03) - バゼットは何も言わない…なにも言えない…だがそれを聴いていた… -- 名無しさん (2012-12-14 21:00:57) - 彼にそこまで想わせる人たちがいる…それは自分もそうなのだと、それを聴けたことに涙を流し笑みを浮かべていた… -- 名無しさん (2012-12-14 21:04:54) - ランサー「だからよ……本当に、ありがとうな」背を向けたランサーの声に変化はない。ただ、上を向いて言う彼の魂は震えているようにも、泣いているようにも感じられた。ランサー「……はっ。雨だ、雨が降ってきやがった」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:06:08) - しみじみと、彼は呟いた。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:06:43) - ランサー「雨漏りひでえな・・・ここ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:09:01) - バゼット(……貴方はやはり英雄でした……幼いころからあこがれ続けた) 心からの称賛を届けたいが、悔しい事に声が出ない。 -- 名無しさん (2012-12-14 21:09:45) - ランサー「サンキュ・・・相棒・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:10:21) - バゼット(!!?) その言葉は・・・彼女の胸に重たく響いた・・・憧れ続けた英雄に言ってもらえたのだ・・・ほとんど何もできなかった自分にとっては勿体無さすぎる言葉・・・しかし彼は相棒といってくれたのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:11:57) - バゼット「――――――――さようなら。ラン、サー」嬉しそうに噛みしめながらそう呟いて、バゼットは満足そうにしながら風に吹かれて消えた。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:13:22) - 最後に残ったのは――――――――彼と同じ、ピアスだけだった。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:13:56) - ランサー「お前の思い、確かに受け取ったぜ・・・」 ランサーはそれを拾い握り締めつぶやいた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:15:34) - ……最下層。薄暗くそこかしこに大量の人形の残骸が散乱する、命の気配がまるで感じられない空間。 ナハト「上の方でデケエ戦いが一つ終わったか……しかし何なんだここは?」 香純「わかるの?」 そんな空間にナハトと香純は飛ばされていた。 ナハト「……ここには瘴気に似たヤべエもんが渦巻いてる。そいつのおかげで本来の悪魔の力がだいぶ戻ってんのさ」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:16:56) - ???「……悪魔には、打ってつけではありますがね」そこに、柔和な声が聞こえた。優男の声だ。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:17:54) - ナハト「全くだな?優男?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:19:49) - 皮肉を十割ほど込めたナハトの声が響いた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:20:17) - すると、一か所――かなり奥の方が淡い光が点滅していた。???「きたまえ――何もせんよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:21:22) - ナハト「今までが今までだったからなぁ信用しろった無理だろ?」「 -- 名無しさん (2012-12-14 21:22:14) - ???「まあ、無理もないか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:22:34) - ???「だが、ここまで来れば他の干渉はなくなる。茶ぐらいは出そう――どうせ私は出られないのだから」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:23:08) - すると、奥の方からメイド服を着たカラクリ人形が歩いてきて、メイド人形「コチラヘ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:23:59) - ナハト「ひとつ聞かせろ?」 ???「なんだね?」 ナハト「ケーキはつくんだろうな?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:24:46) - ナハトはやけにケーキにこだわった・・・無理もないわけだが・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:25:09) - ???「ああ、あるよ――腕には自信がある」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:25:39) - 香純「あなた……大概子供ね;」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:25:54) - 香純「……ほんとに信じるの?」 ナハト「……勘違いすんなよ、お前らに協力する義理はねえんだ」 突き放すように距離をとるナハト。 ナハト(しかし、ここは随分下の方だな……位置的には城の地下か。ここの様子と上の階に研究するような場所がないことからして……あのマッドサイエンティストの研究施設はここよりチョイ上の階か?) -- 名無しさん (2012-12-14 21:26:32) - 香純(ツンデレ?)「しかし、ココドコだろう?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:27:42) - ???「来れば分かるよ――綾瀬香純さん」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:28:26) - 香純「筒抜けね・・・」 呟く ナハト「行くぞ?止まっててもしょうがない」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:29:27) - 香純「筒抜けね・・・」 呟く ナハト「止まってても仕方ねえ、行くぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:30:09) - ↑訂正 香純「そうね・・・」 ナハト「それにケーキが俺を呼んでるんだ・・・」  やけにハードボイルドに決めるナハト・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:31:19) - 香純(無視)「じゃ、お願いできる?」メイド人形「デハ、付イテ来テクダサイ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:31:57) - ナハト「そこは痺れるとこだろ!!?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:33:15) - 一発で崩れた・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:33:35) - 香純「……竹刀でぶったたくわよ?」超絶スマイル。その笑顔は――ザミエルや凛と通じるものがあった。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:34:03) - ナハト「お前、怖いよ?本当に非戦闘員(;゚Д゚)!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:34:53) - 香純「テヘッ♪」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:35:25) - ナハト「怖い怖い――殺そうか?」 魔王としての本気の殺意を向ける。 香純「!?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:35:52) - ???「悪ふざけはよくないよ?罪悪の王よ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:36:23) - ナハト「てめえらの命の価値なんざ俺には無いってことを忘れてないか、お前ら?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:36:59) - ???「――――――――私はね」瞬間、空間が一気に悪魔でさえ萎縮するような空間へと変わっていた。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:37:32) - ???「物わかりが好きな子が好きなんだ……手を焼かせないほうがいい。身のためだ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:38:08) - ナハト(こいつ……やるな) ナハトも臨戦態勢に入る。 -- 名無しさん (2012-12-14 21:38:27) - 香純「ほら、行くよ?」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:39:00) - ???「いつまでもそうされていては邪魔だ――来なさい」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:39:17) - ナハト「わかったよ、めんどくせえし」 が、すぐに力を抜く。 -- 名無しさん (2012-12-14 21:39:36) - ???「すまなかったね、お嬢さん」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:40:01) - そして、メイド人形に付いていく。すると―― -- 案山子さん (2012-12-14 21:40:18) - ???「そこにはテーブルがあり、上には紅茶とケーキが置かれていた」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:40:54) - ↑訂正 そこにはテーブルがあり、上には紅茶とケーキが置かれていた」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:41:30) - ???「お待ちしていたよ。かけたまえ」目の前に、黒衣を羽織った長身の男が、銀色の仮面をつけていた。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:41:51) - ナハト「また仮面か、嫌な感じだ。人前では外せよマナー違反だぞ」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:42:22) - ???「外すと『師匠』に怒られるのでね」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:42:44) - 香純「師匠さんがいるの?」 ???「ええ」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:43:33) - ???「数名いますが……ね」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:43:50) - ナハト「何の師匠だよ、人形作りか?」 メイド人形を見ながら軽口をたたく。 -- 名無しさん (2012-12-14 21:44:42) - ???「然り」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:45:06) - 香純「他には?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:45:45) - 香純が聞く・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:46:12) - ナハト「おいおい、答えてくれるわけ・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:46:35) - ???「まあ、あの方々は人形作りに関しては天才でしてね……師と仰いでいましたよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:46:56) - ナハト「こたえるのね?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:47:30) - ???「昔話に花を咲かせるのも一興でしょう?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:47:51) - ???「それに、このお嬢さんは害がありませんから。ね?」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:48:10) - 香純「アハハ・・・そうだね」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:48:40) - ナハト「はっ、言ってくれるな。事実だけどよ」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:49:02) - 香純「せっかくナハトに私のケーキあげようと思ってたのに」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:49:38) - 香純が残念そうに言うと・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:49:58) - ナハト「なら貰っとく」 速攻で食っていた。 -- 名無しさん (2012-12-14 21:51:30) - 仮面「君たちは面白いな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:52:17) - なんか懐かしむような顔をされていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 21:52:35) - 香純(……なんか青春を懐かしむお爺ちゃんみたいだね) ナハト(そんな表現されてもそんなもん見たことねえからわからん) -- 名無しさん (2012-12-14 21:54:47) - 仮面「さて……ここでは身動きとれば、そこの悪魔君は同調どころか、喰われるよ――――■■■■の壺に」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:55:39) - ナハト「今何て言った、何とかの壺? 良く聞こえねえよ、もうチョイはっきり言え」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:56:55) - 仮面「だから――■■■■の壺だよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:57:28) - 男は仮面越しだが、マジだ。ふざけてはいないようだ。 -- 案山子さん (2012-12-14 21:57:53) - 香純「あれ、すごくやな感じがするんだけど」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:58:27) - 仮面「■■■■の壺がかい?」 -- 案山子さん (2012-12-14 21:58:48) - 香純「はっきり聞こえないんですけどね……」 ナハト「なんか変な術でもかけられてんのか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 21:59:17) - 仮面「ではこう言おう――バビロンの穴と」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:00:24) - 香純「バビロン……」 ナハト(あの金ぴか野郎がそんな技を使っていたような) -- 名無しさん (2012-12-14 22:01:04) - 仮面「あれとは異なる……真鍮の壺といえばいいのかな?」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:01:37) - 香純「なんでナハトは吸い込めるんですか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:02:31) - 仮面「――――聞きたいかね?」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:03:05) - 香純「ぜひ」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:03:40) - 仮面「では説明しよう――口出し、無用だよ?」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:04:10) - 二人「解った -- 名無しさん (2012-12-14 22:04:41) - 短く答える二人 -- 名無しさん (2012-12-14 22:05:30) - 仮面「では説明しよう――簡単といえば簡単だよ。この淀み、魂の巣窟……そう言えばいいのだけど、なぜ吸い込めるか……それはね。そこの悪魔が『高位な悪魔』だからだよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:06:26) - 仮面「しかもかつては――72体の内の一体とされていたね」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:07:05) - 香純「あんたすごかったんだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:08:10) - ナハト「オカルトの話か? 俺は便宜上悪魔って言われてるが、神話だのに出てくる悪魔とは厳密には違うぞ」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:08:57) - 仮面「だが、名が同じである以上、同一視されているよ……なあ、ベリアル」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:09:38) - 香純「ベリアル・・・ってあの?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:10:39) - 驚いたようにナハトを見る -- 名無しさん (2012-12-14 22:11:02) - ナハト「あんたが言ってんのはソロモン王が従えた72柱の悪魔って奴だろ。俺はあの水銀蛇野郎以前の神様が作った世界の地獄の悪魔。神話の悪魔とは別もんだっつの」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:14:11) - 仮面「だが最強クラスの悪魔である事は事実。そしてそのような認識や想念が現実になる世界の生まれだろう、君達は」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:15:21) - ナハト「そうだが・・・それはもう砕かれてるよ・・・あの変態にな」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:16:17) - 彼らの神はもう水銀と代替わりしている・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:16:59) - ナハト「変態風に言えば『座の宿命』とか言う奴か」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:18:10) - ナハトは呆れたよう頭を降った・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:20:37) - ナハト「存外懐かしい話を聞けたな・・・礼を言うぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:24:08) - それは悪魔とは思えない表情をしていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:27:20) - 郷愁に浸る方ではないが、それなりに懐かしさを感じたらしい。 -- 名無しさん (2012-12-14 22:29:08) - 仮面「君は本当に悪魔かね?」 少し呆れたような声が返ってきた・・・この反応は予想外だったらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:31:11) - ナハト「だから言ったろ?神話だなんだとは違うって・・・」 こちらも呆れたように返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:34:50) - ナハト「冷徹だ残忍だと言われちゃいるが、懐かしむことぐらいはあるさ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:38:27) - 仮面「憶測では測れないということかね?」 ナハト「ああ、話の続きをしようぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:39:34) - ナハトはやけに穏やかに告げる・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:41:10) - 香純(会ったばっかりの頃はもっと凶暴な感じだったのに……変ったわね) -- 名無しさん (2012-12-14 22:43:38) - ナハト「変わっちゃいねえよ?俺様がいかに紳士であるかを少しは見せとかねえとな?」 おどけてみせた -- 名無しさん (2012-12-14 22:44:57) - 香純「心読まないでくれる?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:46:21) - ナハト「読めたんだからしょうがねえだろう?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:46:39) - ナハト「大体そんな事いちいち気にしてられねえだろ、あいつらの前で」 香純「まあね;」 プライバシーの概念など有ったもんじゃない集団(特に水銀)という事を思い出す。 -- 名無しさん (2012-12-14 22:49:24) - 仮面「信用ないね・・・手は出さんよ?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:50:02) - 若干傷ついたらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 22:50:20) - 仮面「まあいい……まあ話を続ければ、ここはソロモンの壺と同じでね。悪魔の巣窟なのだよ。故に、私以外の立ち入りは不可能なのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:51:01) - ナハト「俺も集めたかったと?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:52:19) - 仮面「いいや」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:53:11) - 黒衣をはためかせ、仮面「もうそれは終わった(・・・・・・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:53:33) - ナハト「どういうこった?俺が神話と違うことがしれたからか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:54:26) - 仮面「それも違う――言ったはずだ。もう終わった(・・・・・・)と」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:54:56) - 香純「どういうことですか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:56:08) - 仮面「つまりはね――悪魔72柱は既に掌中に収めた、ということだよ」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:56:36) - ナハト「へえ・・・なるほど」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:57:06) - 香純「じゃあ、それは容量いっぱい?」 -- 名無しさん (2012-12-14 22:57:40) - 香純が問うと笑って首を横に振った -- 名無しさん (2012-12-14 22:58:08) - 仮面「それはない……あの方々の研究がそう簡単に終わるはずがない。故の、神製造だよ。新世界への幕開け」 -- 案山子さん (2012-12-14 22:59:24) - ナハト「お前、まさか自分がソロモン王だとか言うんじゃねえだろうな?」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:00:28) - 仮面「――――――――元、な」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:00:46) - ナハト「『捨てた』のか?自分から」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:01:33) - 仮面「いいや――――新世界へ興味があってな。新たにかき集めるのさ……悪魔たちを」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:03:06) - ナハト「水銀みてーなこと言うのな?至高の未知を見せろってか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:04:29) - 仮面「――ああ、メルクリウス=カール・クラフトか。あれには興味がない……私はただ、悪魔72柱しか興味がない」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:05:13) - 二人「確かにあれに興味を持ったら終わりだわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:05:53) - げんなりした表情で言い返す二人・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:06:12) - ???「私は人間として終わっているというのか(;゚Д゚)!」 後ろから声が聞こえた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:07:43) - ???「酷い言われようではないか(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:08:18) - その声の主は二人だ・・・しかもものすごい変態臭だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:08:56) - ナハト「でだ、あんたはここから出られないって言ってたが、口ぶりからするとここはあんたが悪魔を捕らえるために作った空間じゃねーのか?」 とりあえず後ろの二人は無視。 -- 名無しさん (2012-12-14 23:15:48) - ???「ああ、それは正しい」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:19:20) - ナハト「俺たち悪魔からすれば、『人間のほうが悪魔だ』って見えることがあるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:22:58) - これは最近ナハトが素直に思ったことの一つだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:23:34) - ???「なるほど、そのその辺りのことは詳しく聞きたいな」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:25:36) - 悪魔から見た人間の視点というものに興味があるらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:26:02) - 綺礼「私もその話の席に同席させていただきたい」 水銀「私もだ」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:28:53) - W変態到着・・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:29:11) - 香純「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!?変態がキタああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????」大悲鳴。 -- 案山子さん (2012-12-14 23:31:01) - W変態「誰が変態だ!!?(;゚Д゚)!」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:34:49) - 綺礼「私は真実の麻婆同府を知ったのだ!!もはや変態ではない!!」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:35:17) - 力強く断言する変態二号 -- 名無しさん (2012-12-14 23:35:57) - 香純「変態よ!助けて蓮!!!!!!!!!!!!!!!!!!お父さん!!!!!!!!!!!」……蓮「この声は!?」黄金「綾瀬香純か!?」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:37:30) - 二人の男、アンテナに反応有。変態二人、ピンチ。 -- 案山子さん (2012-12-14 23:37:55) - 綺礼「落ち着くのだ!!これを食べたまえ!!」 真実の麻婆豆腐を差し出した -- 名無しさん (2012-12-14 23:39:09) - しかもナハト、仮面の男の分まである・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:39:35) - ナハト「気がきくじゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:40:44) - ナハトは食い始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:41:04) - 蓮「そこだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」黄金「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」二人、次元を裂いて出てきた……何でもありだ。ソロモン、ビックリ過ぎて目が点になっていた。 -- 案山子さん (2012-12-14 23:43:13) - ナハト「腕を上げたな、綺礼!!」 しかし答えは断末魔・・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:44:40) - W変態「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:45:14) - ソロモン「…………わ、私の空間を切らないでくれ;」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:46:18) - 蓮「すまんな、こいつを潰したら塞いでおく」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:46:57) - 綺礼「君も・・・冷めない・・・うちに食べたまえ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:47:49) - 香純とソロモンに麻婆豆腐を進めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:48:19) - 蓮&黄金「遺言はそれだけか?」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:48:39) - 無駄にいい笑顔だ・・・・しかも怖い・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:49:53) - 綺礼「あ、あと……わ、わたしの弟子にも……く、喰わせてやってく……れ」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:50:39) - 黄金「了解した」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:51:51) - 香純「これ、美味しい(^O^)」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:52:16) - ソロモン「馬鹿な(;゚Д゚)!」  -- 名無しさん (2012-12-14 23:52:35) - ソロモンは以前綺礼の麻婆豆腐を食わされてその不味さ悶絶した過去があったのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:53:28) - ……凛「アーチャー!あのクソ神父を殺してきて!今すぐよ!じゃないと、あんたのケツに下剤+ガンド撃ちを百発お見舞いするわよ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:53:42) - アーチャー「その必要はないようだぞ?噂の彼ともうひとりの最強が絞めているようだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:55:05) - 凛「それでも行きなさい!ホントに打ち込むわよ!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:55:33) - アーチャー「・・・・・・・・・了解した」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:56:06) - 凛「セイバーあんたも行ってきなさい(⌒▽⌒)」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:56:37) - なぜかセイバーにも白羽の矢が立った・・・ -- 名無しさん (2012-12-14 23:56:54) - ???「真祖と竜牙兵ぐらいの戦力でいくのね?素晴らしいわ」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:57:11) - 凛「あんたも下剤打たれたい?」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:58:09) - ???「私と凛の仲ではありませんか?許して下さい」 -- 案山子さん (2012-12-14 23:58:49) - 凛「まあ、いいわ」 -- 名無しさん (2012-12-14 23:59:51) - 士郎「っていうか、なんでいるんだよカレン?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:00:15) - カレン「ご飯を食べに」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:00:51) - 彼女はどうやらマジだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:01:09) - カレン「それと、あの忌々しいクソ神父を殺せると聞いて飛んできました。ああ、私はあなたたちみたいな人形ではないオリジナルなので、勘違いしないように」毒を吐くカレン。 -- 案山子さん (2012-12-15 00:01:26) - 士郎「俺に飯を作れと?」 カレン「さっさとなさい」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:02:27) - カレン「戦いの前に腹ごしらえは基本です」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:02:47) - セイバー「あなた……私への謝罪がまだですよ!鍋についてで!」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:03:32) - カレン「過去は水に流しなさい」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:04:05) - 堂々と言い張るカレン -- 名無しさん (2012-12-15 00:04:30) - セイバー「(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:06:00) - 士郎「張本人がえばるなよ;」アーチャー「流石、あの男の娘だな;」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:06:27) - 戒「あはは・・・とりあえず彼が作り終えるまでこれでつないでいてください・・」 とりあえずおにぎりと卵焼きを出す戒 -- 名無しさん (2012-12-15 00:07:46) - 士郎「すまない・・・」 戒に謝りを入れると厨房に走った・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:09:05) - カレン「速く作りなさい」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:10:10) - どこまでも偉そうだ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:10:46) - そしておにぎりと卵焼きを食べ始めた・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:11:26) - ……一方、最下層。ソロモン「……騒音は苦手なのだがね」 ナハト「あいつらは変態ぼこってるうちはこっちに取り合わないから無視しとけ、とりあえず話の続きだ」 マーボー豆腐を食べながら続きを促す。 -- 名無しさん (2012-12-15 00:13:22) - ソロモン「そうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:14:03) - ソロモン「私の師が数名いると……説明はしたね?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:15:09) - ナハト「ああ、人形作りの師匠が何人かだろ、それ以外にもいるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:16:13) - ソロモン「否、その数名のみだ。一人は蒼。一人は蠍。そして一人が」真上を見た。 -- 案山子さん (2012-12-15 00:17:28) - ナハト「上の仮面野郎か、予想はついてたけどな」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:17:56) - ソロモン「そうだ、聡いな」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:18:36) - ソロモン「では、気づいたか?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:18:59) - ナハト「何を?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:19:48) - 香純「あなたが人形だってこと?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:20:34) - 当てずっぽうだったが言ってみた・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:21:01) - ソロモン「いいや」スッ、と細め、 ソロモン「あの男が最初に作った人形が誰なのか?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:21:21) - ナハト「…………今まであいつらがあってきた連中の中にいたのか? それともハザマが言っていた自分の妻?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:22:57) - ソロモン「妻はカウントしない方向で。そして今まで対峙してきた中で、いまだに生きているぞ?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:23:38) - 香純「まさか・・・自分自身?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:24:46) - 青ざめた顔して声を搾り出す・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:25:09) - ソロモン「はずれだ……確か、マキナ、だったか?彼と対峙しているよ」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:25:49) - 水銀「彼は・・・・おそらく『生きることに絶望』してるな・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:27:00) - 死にかけの状態で声を発した・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:27:21) - ソロモン「そのはずだ……なぜなら」水銀を見て、ソロモン「神に成り損なった人形だからな。そして、あれは唯一魔神を喚起できる器だからな。絶望もするさ」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:28:47) - 水銀「それは無理だ、降りれば瞬間砕け散る、『自分自身』が」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:29:53) - ナハト「魔神?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:30:29) - ソロモン「今まで何を見てきたのだ?お前たちは。魔神を喚起できない?普通の物差しで測るな」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:31:14) - 仮面の男は告げる。ソロモン「方法は私の血を受け継ぐこと。そしてそれができるならば、あとは呼び出すだけのこと」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:31:50) - 水銀「やめておきたまえよ?あれは強い、そしてまだ自我がある・・・それがなけなしであると君もわかっているはずだ?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:33:22) - 水銀は淡々という・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:34:18) - ソロモン「その程度では壊れんよ……『口寄せ』があるからな」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:34:42) - ……???「はァッ!!」マキナ「はあああああああああああ!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:35:04) - 戟と鉄槌が弾けあう。 -- 案山子さん (2012-12-15 00:35:27) - ???「しぶとい!流石は英雄殿!」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:36:49) - マキナ「お前も大概だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:37:27) - マキナは皮肉を聞き流しさらに追撃をかける -- 名無しさん (2012-12-15 00:38:13) - 戟が刃こぼれしたため投げ捨てた男は、仕方ない……、と言った。 -- 案山子さん (2012-12-15 00:38:45) - ???「あまり使うのは憚るのですが……致し方ない。あなたを本物の英雄と認めて、使いましょう」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:39:15) - マキナ「俺が英雄か・・・笑えてくるな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:40:29) - マキナは苦笑いを浮かべた -- 名無しさん (2012-12-15 00:40:44) - ???「ほう?違うので?」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:41:41) - マキナ「傍から見れば英雄なんだろうな?」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:42:15) - 英雄の真実は『人殺しの延長線上』だ -- 名無しさん (2012-12-15 00:43:06) - ???「ああ、なるほど……だからアーチャーと共感したのですか」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:43:48) - マキナ「そうだな・・・アレと俺は近い、」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:44:50) - マキナは誰よりもそれを重たく受け止めている、故にアーチャーと似たものを感じ取ったのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:45:35) - そして信念を貫いたこともまた同じ・・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:46:03) - ???「ならばこそ、私の力を魅せましょう」徐に袖口から朱色の巻物を取り出し、それを思い切り広げて両掌を合わせ、??「口寄せ」マキナ「!?」残像残さぬ速度による光速で印を結び、??「四神顕現」言葉を紡いだ瞬間、巻物が自動的に中空へ回転し、巻物に最初から書かれていたであろう文字が一つ、また一つと飛び出していた。??「出でよ……青竜・白虎・玄武・朱雀」そして、文字が浮かび上がり、さらに咒を紡いだその時、いきなり煙が彼らを覆った。マキナ「視界が……くっ」??「ご安心を……すぐに晴れますよ」男の言葉が響く中、確かに言葉通り白煙が晴れていった。 -- 案山子さん (2012-12-15 00:46:20) - だがそこには、??「さあ……英雄殿。あなたも彼の猟犬や大英雄同様に、怪物と相対していただきましょう」……中国神話に出てくる、本物の四聖獣がそこにいた。マキナ「これは……」???「人の魂、魂魄は異なります。霊格、麗質、霊力……須く神が生み出した万象の理。これらは定められたことであり、抜け出せない螺旋の理。一定の事象に対しての論理など浅い」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:47:04) - 哲学者のように語り出すフード。??「この四聖獣たちを生み出すために要した魂魄の数、大凡二百万……苦労しましたよ。まあ、霊質も上質ですし、完成度は高い。不純なモノよりも濃度も質もいい……さて」そこで巻物を左手に取り、??「英雄ならば戦って下さい……英雄らしく」そう告げると同時に四聖獣が咆哮した。 -- 案山子さん (2012-12-15 00:48:07) - マキナ「やれやれ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:48:42) - どこまでも響くが好きな奴だと思いつつ構える・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:49:05) - そして彼自身が常に抱える思い、渇望を謳う・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:50:12) - マキナ「死よ 死の幕引きこそ唯一の救い」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:50:26) - マキナ「この毒にまみれ、蝕まれた心臓が動きを止め」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:52:34) - マキナ「忌まわしき毒も傷も跡形もなく消え去るように・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 00:53:22) - 彼が紡ぐ謳、それは彼自身が何より強く死という概念を重く置いているからこそ・・・これを謳う・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:55:13) - 彼は英雄であり人殺し・・・人から見れば『英雄』とは輝いて映る・・・だが内側にあるのはどこまでも視える『死』の山だ・・・それを彼は自分に抱いている・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 00:57:45) - ???「――――――――いいでしょう。待ちましょう。魅せてください」 -- 案山子さん (2012-12-15 00:58:46) - マキナ「この開いた傷口、癒えぬ病巣を見るがいい、滴り落ちる血の雫を・・・全身に回る呪詛の毒を」 -- 名無しさん (2012-12-15 01:08:51) - マキナ「武器を取れ・・・剣を突き刺せ・・・深く深く柄まで通れと」 -- 名無しさん (2012-12-15 01:11:40) - 彼は答えない、ただ紡ぐ・・・それは最も嫌った己自身に他ならない・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 01:15:26) - そしてそれは同時に自分の渇望でもあるのだ -- 名無しさん (2012-12-15 01:16:56) - ???(これが英雄の力か) -- 名無しさん (2012-12-15 02:33:03) - 四聖獣「……」 ただ無言でマキナを見ている…それは目の前にいる男が自分達に勝るとも劣らぬ力の持ち主であることを確信しているかのような眼差しでだ…… -- 名無しさん (2012-12-15 02:41:36) - マキナ「さあ騎士たちよ」 -- 案山子さん (2012-12-15 12:43:09) - マキナ「罪人に、その苦悩もろとも止めを刺せば 至高の光は自ずからその上に照り輝いて降りるだろう」 -- 名無しさん (2012-12-15 13:04:02) - ???「究極の求道……幕引きの鉄槌」 -- 案山子さん (2012-12-15 13:42:19) - マキナ「創造(ブリアー)」 -- 名無しさん (2012-12-15 13:43:05) - マキナ「人世界・終焉変生(ミズガルズ・ボルスングサガ)」 -- 名無しさん (2012-12-15 13:44:55) - ――――ついに、究極の求道が炸裂した。轟音と共に彼の双腕が鋼鉄の腕へと変生していた。 -- 案山子さん (2012-12-15 14:03:16) - 四聖獣「‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐」 同時に咆哮を上げた・・・待っていたと言わんばかりに -- 名無しさん (2012-12-15 14:14:00) - ???「さて……では、私の『彼ら』を招く前に、こいつらと闘ってください――往け」瞬間、四聖獣たちが駆けた。本物の神々ならば、その一撃一撃は神の鉄槌だ。まともに相対すればマキナといえど消し飛ぶ。それはハイドリヒにも通じる。 -- 案山子さん (2012-12-15 14:34:39) - ……仮面「始まったようだ……ソロモンの壺と形容される真鍮の壺。そして私の血だけでは確かに無理かもしれないだろうな……だが、あの者が誰に創られたかを考えれば些末な事なのだよ。メルクリウス、お前は現人神だがあれは謂わば神に成り損なった疑似現人神だ。あれに操れぬ神はいない。そう――神獣だろうが魔獣であろうが神であろうが。神に成り損なった故に理を外れた唯一の傀儡。ヴィットマンといえども、いいや……神と言えども絶対的な確率を持ってあれを前にすれば敗北する。前提条件も覆るからな」 -- 案山子さん (2012-12-15 14:42:27) - 水銀「あれの気質が『覇道』ならばな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 14:46:59) - 静かに返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 14:47:20) - 仮面「然り。惜しいことに、あれは求道だ」 -- 案山子さん (2012-12-15 14:50:16) - 惜しむように言いながら、仮面「しかしなれど、ある意味助かった。あれが覇道だった場合――」まるで敢えて言わないように口を閉ざした。彼らは感づいた……聞いてはならない禁忌がそこにあるのだと。 -- 案山子さん (2012-12-15 14:51:21) - 水銀「自分の中で自己完結をすればそれでは至れぬよ・・・しかしこの戦い・・・これh彼には『意味』があるものだ」 -- 名無しさん (2012-12-15 14:53:45) - ↑訂正 水銀「自分の中で自己完結をすればそれでは至れぬよ・・・しかしこの戦い・・・これは彼には『意味』があるもの、それは両者ともに言える事・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 14:54:30) - 仮面「ああ――そうだな。このまま何事も無く戦えば(・・・・・・・・・・・・)な」 -- 案山子さん (2012-12-15 14:54:52) - 水銀「気づくことができればそれは意味を持つ・・・同時に気づかなければ『意味』は死ぬ」 -- 名無しさん (2012-12-15 14:56:17) - 香純「…………」茫然と二人を見る。仮面「良い目を持っているな……座の蛇よ」 -- 案山子さん (2012-12-15 14:57:04) - 水銀「私は、ただの凡人だよ・・・他力本願の得意な・・・ね」 -- 名無しさん (2012-12-15 14:58:11) - 仮面「だが、それゆえにお前は彼女を愛しているのだろう?黄昏を」 -- 案山子さん (2012-12-15 14:58:49) - 仮面「他力本願結構結構……それの何が悪い?」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:00:21) - 水銀「私は一人であったが故に求めたのだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:01:04) - 元来の覇道の持ち主・・・だからこそ・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:01:30) - 香純「……な、なにを?」ビクビクしながら尋ねる香純。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:01:45) - 水銀「知りたいかね?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:02:30) - 水銀の声はうざいくない・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:02:46) - 香純「う、うん……」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:03:01) - 水銀「『至高の未知(私を殺してくれる存在・・・そして誠に心奪われる存在を)』だよ」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:05:02) - それは彼の本音・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:05:37) - 香純「……!?」仮面「私は知っていたがね……」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:06:00) - コーヒーを飲みながら仮面が言う。仮面「故に心奪われた彼女に跪いた……そうだろう?」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:06:29) - 水銀「女神の地平を踏み荒らす者は誰であろうと許さんよ?『第六天』であろうともだ」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:07:41) - マジでだ・・・『何をしてでも、それだけは守り通すと・・・』力強くそう返す・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:09:58) - 仮面「だが破れた」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:10:23) - 水銀「確かに・・・だが『私はここにいる』・・・故にだよ」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:11:21) - 仮面「なるほど」未来を知る男が、告げる。仮面「だがしかし、第六天の出現によって黄昏の世界は崩壊を始めた。いやそもそも彼女は有り得ない無茶をしていたからだ。覇道神を三体も抱え込むなど、自殺行為だ」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:11:58) - 水銀「そこは否めない・・・だから私はあれの『因子』を潰して回っている・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:13:32) - 蓮&黄金「お前、仕事しいたのだな・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:13:57) - 水銀「私は、ニート神などではないよ」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:14:43) - 仮面「笑止。それでは意味がない」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:15:43) - 断言する仮面の男。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:15:56) - 水銀「『座』を空け渡せと?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:17:11) - 水銀「確かに意味はない・・・アレは「一人でありたいと思う渇望』がある限り蘇る」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:17:55) - ↑訂正 水銀「確かに意味はない・・・アレは『一人でありたいと思う渇望』がある限り蘇る・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:18:28) - 仮面「そうは言っていない……第一、お前たちはまだ『あの方』と会ってさえいない。何の目的もなく『あの方』は動かぬよ」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:19:12) - 香純「それってあなたの師匠さん?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:23:02) - 問いかける -- 名無しさん (2012-12-15 15:24:08) - すると、黒衣の男は不意に――嗤った。仮面「いいや(・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:24:32) - 優しい、柔和な表情と声……だが、香純に悍ましい寒気が奔った。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:25:44) - ナハト「レリウスで無いとすりゃ誰よ?先言ってた『魔王だか、魔神』だかか?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:29:04) - ナハトはそれを意に介さず言葉を発した・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:29:29) - 仮面「――――奥に行け。総てはそこにある」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:30:01) - 意味深い発言をする男。どうみても背後とかではない。となれば―― -- 案山子さん (2012-12-15 15:30:27) - 水銀「では行かせてもらうか・・・君らも来るかね?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:31:39) - 蓮、黄金はもちろん、ナハト、香純、綺礼にまでも向けて言葉を飛ばす・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:32:32) - ソロモン「その前にそこの『穴』を塞いでもらいたいのだが」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:33:06) - 上を指すソロモン。それは蓮たちが空けた穴だ。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:33:29) - 水銀「よかろう・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:34:10) - 水銀はなぜか職人風な格好になり手にはセメントを持っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:34:51) - ソロモン「神がそこまでお茶目で良いのか?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:35:10) - 水銀「この方が付き合いやすかろうよ?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:35:43) - 蓮「付き合うか」黄金「私も」何故か上半身を脱ぐ二人。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:38:30) - ……ザミ「ぶはああああああああああああああ!!!!!!!!!!?」大出血。……玲愛「ぶはあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?」大出血2。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:38:58) - かれらのレーダーに反応があったようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:40:31) - 神父「テレジア!?」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:41:06) - 玲愛「双眼鏡を!私に透視の力をおおおおおおおおお!!!!!!!!!」暴走していた。イザークは呆れていた。ちなみにポーカーでフルハウスを出していた。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:41:44) - リザ「エレオノーレ・・・あなたも・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:42:31) - ザミ「透視をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!」暴走していた。かなり。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:42:57) - イザーク「……あいつ、厳格な者だったはずなのだが;」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:43:21) - リザ「多分、何かが爆発しtのね・・・彼女の中で・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:44:10) - ザミ「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!ハイドリヒ卿おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:44:27) - ちなみにハイドリヒ、腹筋とか割れてていいスタイル。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:44:48) - ……アンナ「ぶはあァッ!?」ライダー「ど、どうしたんです?;」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:45:09) - アンナ「至高の未知が・・・視える・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:46:06) - ライダー「なんですって!!?」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:46:29) - ライダーも興味津々だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:46:50) - マスクを外して、ライダー「開眼!見えた!」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:47:25) - もう写○丸もビックリの目で地下の様子を覗いていた。 -- 案山子さん (2012-12-15 15:48:00) - そして神々しい二人の肉体美が・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:48:23) - 女性陣営諸共『ぶはあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!???』 -- 案山子さん (2012-12-15 15:48:57) - ……ベイ「一旦たんま。おい鼻血を拭け。怖ェんだよ;」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:49:28) - キャスター「ごめんなさい・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:50:20) - 平謝りをして・・・ベイからハンカチを借りたキャスター -- 名無しさん (2012-12-15 15:50:43) - ライダー「すごく・・・一撃必殺です・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:51:04) - ベイ「っていうか、カワイイもんが好きじゃないのかよ?;」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:51:21) - ライダー「それとこれとは別です・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:52:14) - それだけ答えて気を失った・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:52:38) - キャスター「そうよ!あの坊や!絶対にゴスロリ似合うわよ!」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:52:51) - 蓮「(;゚Д゚)!!!?」 悪寒を感じ取った・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:53:26) - ソロモン「なにか、凄まじい情念が渦巻いているな」 ナハト「気にすんな。いつもの寸劇だ」 悪魔の聴覚で状況を把握して呆れるナハト。 -- 名無しさん (2012-12-15 15:53:55) - ……ランサー&アーチャー「あのボウズ……捕食されるな;」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:54:29) - 凛「アーチャー、ランサー命令追加よ!!」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:55:10) - 二人『はい!?』 -- 案山子さん (2012-12-15 15:55:26) - 要するに『蓮を捕まえて来いだ・・・女装させるから』だ -- 名無しさん (2012-12-15 15:56:38) - キャスター「あの子は私の獲物よ!!」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:57:31) - キャスターの目に炎が灯ったようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 15:57:50) - 蓮「助けてハイドリヒ!今回ばかりは貞操の危機だ!」水銀「私に助けを求めるべきではないのかね!?」 -- 案山子さん (2012-12-15 15:58:03) - 黄金「私はすべてを愛している・・・故に『贄』られてこい」 -- 名無しさん (2012-12-15 15:59:46) - 蓮「!?Σ(゜□゜;)」 -- 案山子さん (2012-12-15 16:00:08) - ……司狼&ジューダス「南無阿弥陀仏」戒「南無阿弥陀仏」 -- 案山子さん (2012-12-15 16:00:29) - キャスター(狐)「私も行きますよ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-15 16:01:11) - なぜか目に炎が点っている・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 16:01:25) - そしてヨハンを担いで消えた・・ -- 名無しさん (2012-12-15 16:01:41) - アーチャー「キャスターか!?しかもおまえは!?」 -- 案山子さん (2012-12-15 16:01:52) - キャスター(狐)「ひさかた~」 -- 名無しさん (2012-12-15 16:02:23) - 蓮「いやだあああああああ!!!!」泣き叫ぶ蓮。 とそこへ   蓮(女)「どうした!?」蓮ちゃんが到着した。 -- 名無しさん (2012-12-15 16:02:40) - 蓮「助けて!!!!!!ミハエル~!!!!!!!!!」号泣していた。 -- 案山子さん (2012-12-15 16:03:22) - ……マキナ「この戦い、一時タンマ!」 -- 案山子さん (2012-12-15 16:03:44) - ???「えっ!? この流れで!?」 -- 名無しさん (2012-12-15 16:04:20) - マキナ「すまいな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-15 16:04:44) - マキナ「許せ!五分で戻ってくる!」 -- 案山子さん (2012-12-15 16:05:01) - そう言って地面を砕きそのまま垂直に落ちていくマキナ。 -- 案山子さん (2012-12-15 16:05:18) - マキナ「ひとつ、四聖獣はあそこだ」 -- 名無しさん (2012-12-15 16:05:48) - ???「へ(;゚Д゚)!?」 -- 名無しさん (2012-12-15 16:06:05) - 指差した方を振り返るとそこには潰された四聖獣が積み上げられていた・・・ -- 名無しさん (2012-12-15 16:06:41) - 新しく編集しました。どうぞ。 -- 案山子さん (2012-12-14 06:53:09) - 一旦区切りたいので、ちょっとの間編集をとめてもらってよろしいでしょうか。 -- 14 (2012-12-15 16:10:05) - 構いません。お願いします。 -- 案山子さん (2012-12-15 16:10:46) #comment() -合計:&counter() -今日:&counter(today) -昨日:&counter(yesterday) -トップページの合計:&counter(total, page=トップページ)

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