Dies irae -楽しい大歌劇-

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Dies irae -楽しい大歌劇- - (2012/10/27 (土) 08:00:11) のソース

どうも、案山子さんです!己の作品を一つ終えた処で、思い付きで出させていただきます。今回は超長いリレー式ロールプレイングRPGです。
どんどん参加してくださいね。

水銀「では一つ、皆様私の歌劇をご観覧あれ」
黄金の玉座へ繋がる大広間で男が朗々と紡ぐ。
水銀「その筋書きはありきたりだが」
とある並行世界において己が発した言葉を再び紡ぐ。
水銀「役者が良い、至高と信ずる」
己の舞台装置たちを再び、新たな未知を採掘するために動き出した。
水銀「故に、面白くなると思うよ」
そして、今ここに新たな歌劇(グランギニョル)が開催されたのだ。

水銀「……ということで、君たち役者は私が用意した世界で踊ってもらう。光栄に思いたま」
全員『死ねェェェェェェェェェェェ!!!!!!』
水銀「ぶべらッ!?」
先程のシリアスはどこにやら、いきなりほざき始めた水銀を取りあえず絞めた。マキナが水銀を片手で水銀の喉笛を掴み上げ、
マキナ「どんな死を望む?選ぶがいい。兄弟の刹那か、ハイドリヒの修羅か、女神の断頭台か、ザミエルの劫火か、マレウスの影踏み地獄か、ベイの殺戮劇場か、シュライバーに弄ばれる劇場か、ヴァルキュリアの剣舞か、サクライケイの稽古か、カインの屑道か、ゾーネンキントによる陰湿な地獄か、それとも俺の鉄槌(しゅうえん)か……さあ選べ」
水銀「ぐえっ!?ま、待でェ……マギナ……ぐェッ!?」
ギチギチと絞め上げるマキナは、これ以上にない殺意を以て睨みつけていた。
戒「なんか色々言いたいことはあるんだけど……マキナ卿の意見に僕は賛同しておこう」螢「私も同感です、兄さん」ベアトリス「そうね、こんな下らないことにかまけている場合じゃないわ」玲愛「後で覚えておきなさい、ムッツリ」司狼「まあ、けど今回は俺も同意しとくわ。俺が折角蓮と太○の○人でフィーバーしてた所でこの召集だぜ?加えてo○ly my ○ail○unを完全フィーバー中だったっつうのに。しかも今何時だと思ってんだ?」エリー「ふぁ~あ……今、真夜中の二時よ?乙女にとって天敵にして大敵よ?」香純「みゅ~むにゃむにゃ」マリィ「……すやすや」蓮「あ~……動けねぇ」
蓮こと刹那一行は全員が寝間着姿だ。そして、蓮の両膝に太陽と女神がスヤスヤと安眠している。
黄金「カールよ……その提案に乗ってやりたいが、こんな真夜中に呼び出しを喰らうのは流石に勘弁願いたいな。明日ではいかんのか?」
流石のハイドリヒも寝ていたためか、若干不機嫌そうに言う。ザミエルに至っては、寝ていた所を叩き起こされ、加えて黄金に迷惑をかけている水銀に対しての怒りも合間って、かなりの怒りのボルテージが高まっていた。青筋を浮かべ、ピクピクさせていた。
シュライバー「う~……眠いよぉ」蓮「よかったら、俺の膝にくるか?」シュライバー「ふえ?いいの?」蓮「なんかもう膝の感覚もねえし、今更増えようが関係ねえわ」シュライバー「んじゃ、遠慮なく♪」螢&玲愛「しまった!?Σ(゜ロ゜)」
猫のように彼の膝までフラフラ行き、寝ている二人の邪魔にならないようにしてから、彼の腿へ頭を乗っけてゴロゴロしていた。二人とも、完全に出遅れた。
水銀「んぐ……だ、だが我が娘は賛同してく――」マキナ「よし俺も参加してやろう」全員『はあ!?Σ(゜ロ゜)』司狼「悪いな、俺もだ」全員『なして!?Σ(゜ロ゜)』
いきなり二人の男が敵側へ回った。
マキナ(それで、どこにいるんだ?兄弟は)水銀(後ろの部屋でウキウキしているぞ)司狼(本当か?)水銀(疑うならば覗いてみるとい)司狼(よし分かった)マキナ(いや、その必要はないだろう)
施されて行こうとする司狼の首根っこを掴んでマキナが顎で促すと、
蓮(女)「おいバカ親父!!まだなのか!?」マキナ&司狼『!?Σ(゜ロ゜)』
扉の奥から出てきたのは……白と黒のゴシックロリータを着た蓮(女)だった。しかも猫耳を付けて。
マキナ&司狼『ぐはっ!?』全員『マキナまでが鼻血を!?Σ(゜ロ゜)』
水銀「娘よおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」思わず水銀は感涙していた。それも滝のように。
女性陣営『キャ――――――――――\(゜▽゜)/!!!!!!』何やら女性陣は盛り上がっていた。
蓮(女)「なんだよ?みんないるじゃないか」司狼「れ、れれれれれれれれれれれれれれれれれ蓮(女)!!」蓮(女)「?なんだよ」司狼「か、かかかかかかかかかかかかかかかかか」蓮(女)「か?」司狼「かわ」マキナ「可憐だ、兄弟」司狼「!?Σ(゜ロ゜)」全員『台詞を取られただけじゃなくて、ポジションとか色々幕を引かれた!!!!?』
愕然とする司狼を余所に、マキナは鼻血を丁寧にハンカチで拭ってから、
マキナ「しかし兄弟」蓮(女)「んだよ?」マキナ「なぜそのような格好をこんな真夜中にしているんだ?」蓮(女)「あ?親父から聞いていないのか?」マキナ「なに?」
一斉に水銀へ視線を送る。
水銀「だから言ったではないか」黄金「卿がいつ言ったのだ?」水銀「最初だよ」
皆して振り返る。
水銀『……ということで、君たち役者は私が用意した世界で踊ってもらう。光栄に思いたま』一同『ああ、あの時か』マキナ「すっかり忘れていたな」水銀「人を絞め殺そうとしていた者の言う台詞かね?それが」マキナ「不死身が何をほざく」黄金「同感だな」アンナ「ほんとほんと」神父「その不死性を有効活用したらどうです?」リザ「ある意味彼を解体したほうが新たな未知採掘できるんじゃありません?ハイドリヒ卿」黄金「未知ならば仕方あるまい。許せ、カール」水銀「待て!!待つんだ我が友よ;そんな急いても未知はやってこんぞ;」蓮「あんたが言うと何か説得力あるな;」
シュライバー「ツァラトゥストラ、うるさいよぉ」そこで目を擦るシュライバーが上目遣いで見上げる。
蓮「うっ!?」玲愛&螢「藤井君、まさか!?Σ(゜ロ゜)」蓮「い、いやいやそれはないだろ……多分」そう言いながらシュライバーの頭を軽く撫でようとして手が止まった。
蓮(あれ?そういえば、こいつって触れられたらキレるんじゃ;)シュライバーは接触を忌む。故に、触れれば真の姿を現すことになるのだが、
シュライバー「ふにゅ」蓮「!?」シュライバーから蓮の手に触れてきた。それも意識が若干ある時にだ。
だが、
蓮「……あり?」なぜかシュライバーは発狂せず、マリィたち同様にぐっすり眠りについていた。
黄金「ほう?シュライバーが触れられても発狂せぬとは……良かったな、ツァラトゥストラ」蓮「は?」黄金「私以外に触れて狂わなかったのは卿が『ハツ』だ」女性陣(蓮ラヴァーズ)「ギロッ!!」蓮「!?い、いやいやいやいや!!」
思わず否定する蓮に水銀が割って入り、
水銀「まあともかく、我が娘がこのような格好をしている理由は察してくれたかな。そう、今回は獣殿、あなた自身も参加して頂く。よろしいかな」黄金「……仕方ない。だが、楽しませろよ」水銀「無論」
そう言うや否や、水銀のマントが広がり、亜空間が拡大される。
水銀「では、これより我が舞台に舞ってもらう。なに、聖遺物の行使のみを封殺させてもらうので、頑張りたまえ」
その瞬間、水銀が指を弾くと同時に皆の意識がブラックアウトした。

■■―――――――――――■■

???「――ン。――きて」
蓮「ん……んぅ」
???「――ン。起きて」
蓮「ん…………」
???「レン、起きて!!」
蓮「はっ!?」
聞き覚えのある少女の声に応じて意識を浮上させた少年が目を開けると、そこには――メイド服を着用したマリィがいた。
蓮「なっ――!?」マリィ「あ、レン♪起きた」
少年が起きたことに喜んで、彼女が蓮に抱きつく。抱きつくと同時に谷間が見えるメイド服越しに彼女の果実の感触が彼に刺激を与えた。
蓮「ほわっ!?」マリィ「きゃっ!?」
思わず蓮が上体を起こして立ち上がる。そして、視線を空へ向けると――
蓮「――――はっ?」
空が、なかった。
いや、これは――
水銀『起きたかね?我が息子よ』
そこに、水銀の声がこの『世界』に轟く。
蓮「馬鹿親父!!」水銀『ご苦労だね、マルグリット』マリィ「ううん、いいよ♪」蓮「あ、ごめんマリィ。怪我は?」マリィ「ないよ、レン♪」
メイド服のマリィの手を取って起き上がらせてから空を見上げる。
そう、その空は――一面が「とあるマーク」と色によって染め上げられていた。
水銀『では、役者が揃ったのだ。始めようではないか』蓮「一体ここはなんだ!?」水銀『ここはとある世界をモチーフにした夢の国。幻想郷。その名は――ワ○ダーランドだよ』蓮「はあ!?」
そう、空を支配しているマークはトランプのマークだった。スペード、ハート、クローバー、ダイヤの四つのマークとピンク色に染め上げられている空想世界。その言う通りならば、
水銀『ようこそ、我が舞台に招かれしゲストたちよ。君たちは最初のゲームに招かれたプレイヤーなのだよ。これ先は様々な世界が待ち受けているが……まずはこの最初の世界を制覇してくれたまえ』
そう言って締めくくり、
水銀『では、今宵の歌劇(グランギニョル)を始めようか』
ついに、始まった。

Dies irae 新世界~キングダム・オブ・ザ・ワールド~第一話
水銀「まず始めに君たちは全員がそれぞれペアになってもらった。二、三名によるペアでの行動は絶対遵守だ。予め用意したルールを破れば、罰を受けてもらう。ああ、言っておくが裏技などはないからあしからずだ」
上空からゆっくり透明な階段を降りながら水銀は軍服を着たまま説明を始めた。
水銀「最初はこのア○スの世界の謎と迷宮を解決したまえ。全員がクリアせねば次の世界には進めんから、足を引っ張り合えば死ぬことはないが、死よりも恐ろしいことが待ちかまえているから、そのつもりでいたまえ」
そう説明しながら四方八方に散らばった彼らを見ていた。
黄金「なるほど……そういうことか。ところでカールよ。問いかけたい」水銀「なんだね?」黄金「この格好も所謂『プレイヤー』にあてがわれた役ということかね?」水銀「然りだ、獣殿」
離れた距離にも拘らず成立する会話は黄金と水銀のもの。そして、黄金は己の格好を指して言うと、水銀は頷いた。
水銀「無理な役割は強いておらぬから、心配はするな。ただ、反逆やルール無視、仲間割れなどは私が用意した今回のルールによって絶対に不可だ。すれば、死んだ方がマシだという苦痛と地獄をみせる故、努々忘れぬように」黄金「なるほど」
そう言われて黄金は頷いた。ちなみに、彼の格好は執事服だった。しかも片目だけの眼鏡に燕尾服。完璧に似合っていた。
ベイ「おい待てや、メルクリウス」
と、そこへ不機嫌極まりない無頼の男の声が水銀の耳へ響いた。
水銀「なんだね?ベイ」ベイ「別にハイドリヒ卿がいいっつうんならそれでいいがよォ。ただよォ、いくら何でも戦力外な小娘と一緒ってのは気に入らねぇなァ」香純「戦力外って何よ!?」
ベイはハイドリヒ同様の執事服を着用しており、彼も眼鏡を着用していた。そして、その横にいるのは我らが太陽こと綾瀬香純がいた。ちなみに彼女は赤いバニーの服を着ていた。
ベイ「あン!?なんか違うのかよォ、お嬢ちゃんよォッ!?」香純「うぅ……これだからヤンキーって嫌い!!」
完全に水と油のベイと香純。その二人を見て水銀は呆れた。
水銀「その様子では到底クリアは叶わんぞ、ベイ」ベイ「うるせぇぇ!!いいから人選選び直せやッ!!」水銀「……ベイ。私はゲームマスターだ」ベイ「あァッ!?」水銀「つまり――私が法だ」
パチンッ!!と指が鳴った瞬間、
ベイ「ぎっ……ぎぎゃああああああああああ!!!!」
突如として、ベイに紫電が奔る。余りの苦痛にベイが転げ回りながら悶える。
香純「え、ちょっ、え?」水銀「安心したまえ、お嬢さん。今回のゲームは未知を採掘するためと愉しむためだ。不愉快な思いはさせんよ」
彼が法――つまり、逆らえば彼による制裁が加わるということだ。見せしめとしてベイには犠牲になってもらったのだ。
水銀「如何にエイヴィヒカイトを有していようと私の前では無力なのだよ」黄金「カール、嬲るのはそこまでにしておけ。ベイもこの遊びに興じるがいい。存外に、楽しませてくれるやもしれんぞ」
ジュウ~~~~と、こんがり焼けているベイは、苛立ちの表情を浮かべて水銀を睨むが、
ベイ「ヤヴォール」
黄金に忠誠を誓うベイは、頷いた。
黄金「それでよい。他の者たちもよいな?」
北西にいるザミエルは頷き、南西にいるシュライバーも頷いていた。尚、それぞれ宛がわれた役にあった服装をしており、シュライバーはメイド服、ザミエルは何故かバニー、マキナは当然黒い執事服、神父はトランプの模様のタキシード姿、リザはボンテージと、かなり刺激的な格好や男性陣はやけにサマになっている服装をしていた。
ちなみに、イザークは参加はしているが、ヨハンは余りに幼いため、不参加として水銀の隣にいた。
ヨハン「僕はナビゲーターとかをするから、なんかあったら呼んでね~」
水銀「と、まあそれはよく。その服装には意味があるため、詮索は各々がするように。このゲームではその服装でのみしか攻略できない場面もあるため、できない場合は別の場所に行きたまえ。それと、このゲームは攻撃だけが総てではないのでな。その意味を理解したまえ」
エリー(は~……なるほど。つまり、力だけじゃなくて、頭脳戦による頭を使ったイベントがあるわけか)司狼(となれば、格好と戦局を見極める必要があるな)
共に離れた場所にいながら、以心伝心の両者。そう、このゲームの要は武力だけではない。知恵を使った頭脳戦もまた必要なのだ。
エリーはバーテンダー、司狼は道化師の格好でいた。
司狼(ゲームでいうならロールプレイングゲームで、しかもア○スとなればゲーム内容は分かるぜ)エリー(けど、そう簡単な訳がないよね~)神父(副首領の考えは読めましたが、あの童話が元であるのならばそこに手が加えられているはず)シュピーネ(つまり、情報もまた必須であり連携も重要であるわけですね)アンナ(私の影を使えばラクショーなんだけど、あの変態が許すわけないわ)戒(まずは進めることが肝要)ベア(そして、最初の条件をクリアしていけば)マキナ(次第に見えてくる……ということか)
頭が少なからず回る連中が各々思考を巡らせる。ゲームを興じる、そしてルール違反は厳罰で許さない。となれば、あの変態もマジで来ているということならばだ。このゲームの"鍵”を手に入れることがラクにクリアする条件ということになる。
黄金(いいだろう、カール。乗ってやろう、私も此度は楽しめると確信したぞ)
ほくそ笑む黄金。そして、
マリィ「レン……」蓮「安心しろ、マリィ」
彼女の手を握り、頷く。
水銀「さあ、これより時間無制限のゲームの開催だ。優勝すれば私から嘘偽りない褒美を授けよう。くははははははははははははははは!!!!!」
こうして、水銀というゲームマスターによる最初の世界での歌劇(ゲーム)が始まったのだった。
- 司狼「……んで、だ」リザ「何かしら?」サーカスのパレード的な場所にいる司狼とリザのペアは、互いにこの状況を静観していた。司狼「俺が道化師……つまりピエロっつうんなら?あんたはボンテージ姿、つまりはそれに合ったキャラ設定されてんならだ」リザ「どうなの?遊佐君」司狼「俺の予想だと、あんたはドSのお嬢様、つまりこの世界では大ボスなんじゃねえの?ってこと」  -- 名無しさん  (2012-10-12 15:42:15)
- リザ「それなら…私の配役はハートの女王、なのかしら……何なのよこの格好は題材は不思議の国のア○スじゃないの?」  -- 名無しさん  (2012-10-12 19:11:01)
- 司狼「ま、無理な配役じゃねえんだし?あの変態だってある意味そこは考慮したんじゃねえの?ボンテージでSMの格好、つまりサド=女王様。無理やりっぽいけど、加えて年長者となれば当て嵌まったってこったろ?」リザ「なら私よりエレオノーレじゃないの?」司狼「あの人にその配役やらせたら、俺らが出会う前に全員が焼死する方に賭けてもいいぜ?」  -- 案山子さん  (2012-10-12 20:19:53)
- リザ「…………そ、そうね;」流石に否定できないリザ。確かに、己の恰好に疑問を抱くのは当然だが、仮にザミエルがハートの女王なんてやらせたら、確実に首飛ばしではなく焼死体がゴロゴロ転がるのが目に見える。リザ「だとするなら、ここはどこなのかしら?」司狼「位置的にここは城の城下町って感じだろ。となれば、俺はあんたに付き添う道化師ってわけだ」  -- 案山子さん  (2012-10-12 20:22:50)
- 辺りを見渡す2人。  -- 名無しさん  (2012-10-12 20:27:26)
- 司狼「んで、だ。他の連中が見えないってことは、つまり別々に散らばってるって野郎の話がマジならだ。俺たちはこの配役のクエストをクリアしろってことなんだろうな」リザ「それは、一体どういう……」  -- 案山子さん  (2012-10-12 20:31:00)
- 司狼「リザさんよ、RPGって知ってるか?」リザ「え、ええ……唐突にどうしたの?」司狼「いや、まずはそこから状況を把握しておかにゃならんと思ったわけだ。んで、RPGってのは、大抵進め方が一緒なんだよ」そう言って懐にあったトランプを取り出し、司狼「たとえば?ハートの3がある。このカードを手に入れるためにはどこで行えばいいか?また、それをどうやって知るか。その情報の聞き方や進める順序によって、このゲームは始まっていくわけだ」  -- 案山子さん  (2012-10-12 20:41:01)
- ……神父「つまりですね。最初はどのクエストを行えばいいか、まずはそこが肝要なわけですよ。レオンハルト」螢「はぁ……しかし猊下」神父「なんです?」螢「そういうのは進んでいけば自然発生するものではないのでしょうか?」  -- 案山子さん  (2012-10-12 20:42:37)
- ……エリー「どっこい。確かにそれは正しいけど、違うんだな」黄金「というと?」エリー「確かにこういったクエストは自然発生して、そこから流れ的に進めていけばいいんだけど」そこでエリーは人差し指を立て、エリー「今回の題材が何か、忘れた?」黄金「不思議な国のア○ス、だったか?」エリー「そう。そして、これを進めていくっていうことは“とある存在”を見つけなくちゃならないのよ」黄金「とある存在?」  -- 名無しさん  (2012-10-12 20:45:23)
- ……香純「そりゃあもちろん、『チャシャ猫』よ!」  -- 名無しさん  (2012-10-12 21:08:22)
- ベイ「チャシャ猫だぁッ?あのメルクリウス並のウザイ『アレ』か?」  -- 案山子さん  (2012-10-12 21:21:58)
- 香純「ア○スの物語においては重要なキャラクターね」  -- 名無しさん  (2012-10-12 21:29:45)
- ベイ「んだがよ、小娘。あのチャシャ猫ってのはどこにいんだァ?」  -- 案山子さん  (2012-10-12 21:40:23)
- 香純「それを探すのがこのゲームの第一関門なのよ」  -- 名無しさん  (2012-10-12 21:45:56)
- そう、この世界であの猫を探すのが第一の関門。そして第二、第三があるのだが、まずは猫を探すことが先決。  -- 案山子さん  (2012-10-12 21:56:35)
- ……シュライバー「で、まずはどこを探す?」  -- 名無しさん  (2012-10-12 22:09:17)
- 白いメイド服を着たシュライバーは、戒に尋ねた。  -- 案山子さん  (2012-10-12 22:11:34)
- 戒「そうだね……ともかく、僕らの近くにちょうど森があることだし。探ってみるのが妥当だね」シュライバー「けど、あれって滅多に姿を見せないんじゃなかったっけ?」  -- 名無しさん  (2012-10-13 08:10:35)
- 戒「確かに。だけど、会いに行けば出てくる確立は上がるよ」シュライバー「ふ〜ん……そういうもんかな?」戒「そういうもんだよ」  -- 案山子さん  (2012-10-13 09:47:04)
- シュライバー「けどこれはあの変態の歌劇だよね、まともである可能性は限り無く低いはずだよ?」 戒「アハハ…僕もそこだけは全くあれを信用してないよ」  -- 名無しさん  (2012-10-13 11:42:22)
- ・・・アンナ「一体どんな仕掛けがあるのかしら~?」  -- 名無しさん  (2012-10-13 12:02:01)
- マキナ「分からん……だが、奴の手掛けた舞台である以上、かなり加工されているはずだ」蓮(女)「…………ワクワク((o(^-^)o))」マキナ「楽しそうだな、兄弟」蓮(女)「うん♪」  -- 案山子さん  (2012-10-13 12:32:07)
- 可愛いらしい笑顔を見せる。  -- 名無しさん  (2012-10-13 17:59:10)
- マキナはその笑顔に苦悩した…自分が笑えば問答無用で兄弟の幕を降ろしてしまうからだ… マキナ「(自分が憎い…)」  -- 名無しさん  (2012-10-14 02:14:09)
- アンナ「マッキーさぁ」マキナ「なんだ?」アンナ「笑えなくてそこまで苦悩することはないんじゃない?」マキナ「お前にはわからんだろうが……笑えないというのが存外に苦痛なんだ」アンナ「そこまで!?」  -- 案山子さん  (2012-10-14 07:08:21)
- 蓮(女)「ん、なんだあれ?」  -- 名無しさん  (2012-10-14 10:59:22)
- と、そこでゴスロリ服を着た蓮(女)が驚いた声を上げ、マキナとアンナが蓮(女)の視線の先を見た。  -- 案山子さん  (2012-10-14 12:28:45)
- 蓮華「ママー! ミハエルー! こっちこっちー♪」見れば白いロリータファッションに身を包み、ウサ耳(ロップイヤータイプの白)をした蓮華が手をふっていた。  -- 名無しさん  (2012-10-14 20:00:23)
- マキナ「なぬっ!?Σ(゜ロ゜)」アンナ「なんでいんの!?Σ(゜ロ゜)」  -- 案山子さん  (2012-10-14 20:09:41)
- 蓮華「おじいちゃんのお手伝いだよ♪」  -- 14番目の黒円卓  (2012-10-14 20:15:15)
- 水銀『そういうことだ。理解したまえ、我が子らよ』マキナ「いつからお前の子になどなった」アンナ「変態」  -- 案山子さん  (2012-10-14 20:26:39)
- 水銀『さて蓮華、彼らに例のものを』 蓮華「うん!」ポケットからカードのようなものを人数分取り出す蓮華。  -- 名無しさん  (2012-10-14 20:56:51)
- アンナ「あら?なにかしら」マキナ「…………?」蓮(女)「カード……だと?」  -- 案山子さん  (2012-10-14 21:02:10)
- 蓮華「あとで必要になるキーアイテムだって」  -- 名無しさん  (2012-10-14 21:19:00)
- 水銀『それ以上のことは言えんので、後は三人で見つけたまえ。ああ、そうそう。既に他の数名のペアは最初に何をするのかもう決まっているぞ。このままでは、君たちのせいでクリアができない可能性が出てきたな。アーハハハハハハハ!!!!』いつも以上にウザイ声で笑う水銀。  -- 案山子さん  (2012-10-14 21:28:45)
- 三人(…………チッ!)  -- 名無しさん  (2012-10-14 21:31:22)
- 心の内で舌打ちする三人。  -- 名無しさん  (2012-10-14 21:34:19)
- 水銀『では健闘を祈るぞ。ああ、我が娘よ』蓮華「ん?なに、おじいちゃん」水銀『そこにいる狂犬たちのもとにいたら危ないから、こちらに戻ってきなさい。ヨハンが暇つぶしにオセロをし出しているから、おいで』蓮華「うん、分かった♪」年相応に満面な笑みを浮かべて蓮華は頷き、蓮華「じゃあ、みんな頑張ってね~♪」そう言ってウキウキ気分で透明なエスカレーターに乗って登っていく蓮華。後に残される三人。三人「誰が狂犬だ!!」  -- 案山子さん  (2012-10-14 22:08:58)
- …黄金組  -- 名無しさん  (2012-10-14 22:11:39)
- 黄金「さて、とりあえずこの深い森まで来たのは良いが、この格好でカールは一体何をしようとしているのであろうな?」エリー「さあね。あたしなんてバーテンダー服よ?普通はメイド服をチョイスするでしょ。ここは」黄金「そういう問題なのかね?」エリー「あたしはそういうもんだと思うよ?」  -- 案山子さん  (2012-10-14 22:14:47)
- 黄金ペアは双方共に草木が茂る中を進んでようやくこの森まで到達した。そして、現在そのキャラである猫を捜索しているのだが、如何せん姿を見せない以上、時間がかかっている。  -- 案山子さん  (2012-10-14 22:45:19)
- 黄金「そもそも、そのチャシャ猫とはここではどんな猫なのだろうか……」  -- 名無しさん  (2012-10-14 22:58:03)
- エリー「ん~とね、確か童話の世界のあの猫って、柄模様だったのは覚えてるよ。あと、性格は置いておくとして、特殊な力を持ってるの」黄金「特殊?」エリー「そ。簡潔言えば透明になれるの」  -- 案山子さん  (2012-10-14 23:45:44)
- 己の姿を隠せる。それはつまり――黄金「つまり、探すのは困難というわけだな」エリー「そういうことなんだけど……この森、焼き払ったら一発なんだろうけどね~」何気にヤバイ発言をするエリー。  -- 案山子さん  (2012-10-15 14:22:37)
- 黄金「それは良いのか?」エリー「何を今更なことを言っちゃってるのよ。別に問題ないんじゃない?」???『いやいや、それは困るんだにゃ~』と、そこに謎の声が響いた。しかしこれは水銀ではなく、まさしく目下探し中の――  -- 案山子さん  (2012-10-15 15:03:12)
- チャシャ猫「にゃ!」  -- 名無しさん  (2012-10-15 15:16:46)
- エリー「ラッキーアイテムの出現!」黄金「なるほど……確かに、私でも見えんな」  -- 案山子さん  (2012-10-15 18:43:18)
- チャシャ猫「にゃはは! そう簡単に捕まっては面白くないのだ」  -- 名無しさん  (2012-10-15 18:51:01)
- と、そこへ――司狼「お!エリーじゃねえか!」エリー「あら?司狼じゃない。なに?道化師?」リザ「あら?ハイドリヒ卿」黄金「バビロンか。その恰好……察するに、女王かな?」リザ「ええ、まあ……;」エリー「女王様ならこんなところに来ていいの?」司狼「安心しろ。本物の女王様ならいるんだ。俺たちは恰好こそあれだが、真のそれじゃねえんだ。自由な行動はとれるんだぜ?」黄金「だが、カールはその恰好に意味があるといっていた。となれば」リザ「私は後で何かがあるんでしょうね……はあ;」ここで、ついに司狼とリザのペアが合流した。となれば、後は自然的に――  -- 案山子さん  (2012-10-15 20:02:22)
- エリー「司狼、チャシャ猫を見つけたわ!」  -- 名無しさん  (2012-10-15 20:08:21)
- 司狼「でかしたぜ!んで……だ」チラッ、と周囲を見て、司狼「あのチャシャ猫ってんなら?姿が見えないインビジブルってわけだ」黄金「何か妙案はあるかね?ゲオルギウスよ」司狼「ねえってことはねえんだが……さすがに空間が歪んでるとかってのはねえようだな」水銀『当たり前だ。そんな都合のいい展開など私がすべてむしり取ったさ』そこに水銀が介入してくる。水銀『さあ、ようやく君たち以外のプレイヤーたちが集い始めたようだな』黄金「なに?」そう言われ気配を窺うと、  -- 案山子さん  (2012-10-15 20:11:49)
- アンナ「あれ? ハイドリヒ卿達がいるわ」  -- 名無しさん  (2012-10-15 20:14:26)
- マキナ「む?本当のようだな」水銀『おやおや、これは予想外な。一番遅れているはずの君たちがなぜここまで来れたのか……ご都合は消したはずなのだがな』姿を現したマキナ三人パーティーに水銀が少なからず驚いていると、戒「おや?どうやら合っているようだな」シュライバー「えっへ~ん♪僕の嗅覚を舐めてもらっちゃ~困るよ」戒ペアーも同時に現れた。  -- 案山子さん  (2012-10-15 20:20:40)
- 黄金「シュライバー達も来たか」  -- 名無しさん  (2012-10-15 20:29:25)
- 蓮(女)「なあ」司狼「お?なんだ」蓮(女)「チャシャ猫ってここにいるんだろ?」司狼「ああ、いるな」蓮(女)「そっか……ガキの頃の本でしか見たことなかったからな。一度生で見てみた」マキナ&司狼「よし任せろ」蓮(女)が言い終わる前に二人の男が一歩前に踏み出した瞬間、シュライバー「あ」戒「どうしたんだい?」シュライバー「そこ、落とし穴あるよ」二人『なぬっ!?』シュライバーの声虚しく、二人は忽然と姿を消した。  -- 案山子さん  (2012-10-15 21:00:18)
- 蓮(女)「司狼おおおおおおお!!!、マキナ!!!!!」 その声にこたえるようにありえない速度で穴を上って這い出てくる二人  -- 名無しさん  (2012-10-15 21:05:02)
- シュタ!! マキナ&司狼「呼んだか?兄弟/蓮(女)」エリー「どんどんこの二人、グレードアップしていくわね;」リザ「逞しいというか、なんというか;」  -- 案山子さん  (2012-10-15 21:19:44)
- チャシャ猫「にゃかにゃかやるにゃ、でもオイラはそう簡単には捕まらないにゃ」  -- 名無しさん  (2012-10-15 21:37:56)
- 不可視の猫が囀る。と、そこへ――ザミエル「よし!!ようやく森へ着いたか!?」イザーク「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……ザミエル。は、早すぎるぞォ……;」バニー姿のザミエルと、荒い息を吐きながらトランプの絵柄のパーカーを被ったイザークが辿り着いた。  -- 案山子さん  (2012-10-15 21:54:03)
- チャシャ猫(む、新手にゃ)  -- 名無しさん  (2012-10-15 22:23:02)
- ザミエル「ハイドリヒ卿!」黄金「ザミエルか・・・結構扇情的な格好だな」全員「ぶっ!?」  -- AST  (2012-10-15 23:22:14)
- 何故か赤いバニー姿のザミエルの姿は確かに扇情的である。そして、何故か彼女の半分焼けているはずの半身が焼かれる前の状態にリセットされていた。水銀『その恰好をさせるのだ。流石に配慮させてもらったよ』ザミエル「余計なことを……」司狼(目の保養……と)  -- 案山子さん  (2012-10-15 23:56:12)
- イザーク「父様」  -- 名無しさん  (2012-10-16 07:07:21)
- 黄金「イザークか……随分と可愛らしいなりになっているな」イザーク「カール・クラフトの趣味でしょうね……役割というより、もはやファッションですよ」黄金「だが、イザークに合った服装なのだ。良いと私は思うぞ」イザーク「あ……ありがとうございます」チャシャ猫『ふ~ん……変わった一行だね。この世界じゃまず見かけられないな~』不可視の猫が森全体へ反響するかのように響く。と、そこへさらに――ベアトリス「はぁ……はぁ……あぁ~~~~ようやくたどり着きました;」ザミ「馬鹿娘か……」ベア「え!?ヴぃ、ヴィッテンブルグ少佐!?Σ(゜□゜;)」ザミ「なんだ?」ベア「しょ、正気に戻ってください!!」ザミ「焼き殺すぞ!!」リザ「まあ、気持ちはわかるわ……」  -- 案山子さん  (2012-10-16 07:30:42)
- ベアトリス「び、びっくりしました〜; 小佐が昔の姿に戻っているんですもの」  -- 名無しさん  (2012-10-16 08:02:45)
- ザミエル「ふん!」リザ「確かに、そうね……焼けている部分だけ完治して、長髪のままですもの」ベアトリス「まあこれで短髪だったら……;」ザミエル「なんだ?」ベアトリスは走馬灯のように過去に己が扱かれ続けた日々を思い出していた。あの地獄の日々、忘れようとするほうが無理だろう。  -- 案山子さん  (2012-10-16 09:04:40)
- ベアトリス「…………orz」  -- 名無しさん  (2012-10-16 10:19:12)
- ベアトリス「……orz」  -- 名無しさん  (2012-10-16 10:22:15)
- ザミエル「なんだ馬鹿娘。何をそんなに気落ちしている?」ベアトリス「あなたがそれを言いますか!?私に散々地獄の日々を与え続けた少佐が!!」ザミエル「何を言う?私のアレは躾であり、第一あの程度私が幼少の頃から体験してきたことだ。あの程度で根を上げていた貴様の根性のなさが原因ではないか」呆れた感じでエレオノーレが断言する。  -- 案山子さん  (2012-10-16 10:50:25)
- アンナ「流石、ザミエル卿;」ベアトリス「か〜!!これだから少佐は堅いんですよ!」ザミエル「黙れ阿呆。貴様、また私に躾て欲しいという意思表示か?」ボキボキ!!と、右拳を左手で包みながら骨を鳴らす鬼教官。  -- 案山子さん  (2012-10-16 12:21:50)
- 戒「というか、ベアトリス」ベアトリス「何です?私いま、この鬼教官を懲らしめようと思っているんですけど」戒「いや、邪魔する気はないんだ。ただ」ベアトリス「ただ?」戒「君の肩にいるのって、目的の猫じゃないかな?」ベアトリス「へ?いないじゃないですか」指を指して言う戒であったが、確かにいない。では、何故彼はいると言ったのか。  -- 案山子さん  (2012-10-16 12:27:45)
- チャシャ猫「にゃ!?」  -- 名無しさん  (2012-10-16 12:50:07)
- ベイ「おら小娘。てめえ何肩に乗せてんだァ?」なんと、いつの間にか接近していたベイが見えない何かを摘んでいた。  -- 案山子さん  (2012-10-16 13:00:52)
- ベアトリス「ちょ、ちょっと! なんで2人には見えるの!?」  -- 名無しさん  (2012-10-16 14:15:42)
- 戒&ベイ「だって俺たち正直者だもん」  -- 名無しさん  (2012-10-16 14:43:39)
- ベアトリス「はあ!?」  -- 案山子さん  (2012-10-16 14:49:22)
- 黄金「では見えない私は正直者ではないと?」イザーク「私もそういうことになりますね」ザミエル「ギロッ!!」  -- 案山子さん  (2012-10-16 14:56:53)
- 戒&ベイ「すいません、調子に乗りすぎました・・・」 即座に焼土下座で謝る二人・・・ 猫「お前ら、へぼっちにゃ~」 ウザ猫が笑う・・・  -- 名無しさん  (2012-10-16 15:26:16)
- マキナ(どことなくあの変態と似ているな)リザ「そういえば、藤井君はどこかしら?」ベイ「っていうか、クリストフもいねえな。そういえば」  -- 案山子さん  (2012-10-16 15:30:17)
- … 蓮「………どこだここ;」  -- 名無しさん  (2012-10-16 16:35:52)
- 神父「さて……皆目見当も付きませんね」螢「もう少し緊張感を持ったらどうなんです?」先輩「この人は言ったところでどうにか出来る人じゃないこと……あなたが一番理解していると思うんだけど?」螢「先輩は」先輩「私にとってこれは物置よ」  -- 案山子さん  (2012-10-16 16:50:36)
- 螢「物置って………」  -- 名無しさん  (2012-10-16 16:54:22)
- 先輩「さらに付け足すのなら至上最悪のが頭につくけどあえて隠した」  -- 名無しさん  (2012-10-16 16:59:46)
- 螢「隠してないじゃないですか!」  -- 名無しさん  (2012-10-16 17:04:07)
- マリィ「ケイもレアも元気だね」蓮「いや、この状況でいつも通り過ぎるこいつらに俺は眩暈が」  -- 案山子さん  (2012-10-16 18:06:31)
- そう。何故蓮がどんよりしているのか……それは。蓮「なんで森に来て早々に迷子になってんだよ!!っていうか、なにここ!?」神父「辺り巨大な木々に囲まれ」螢「おまけに」チラッ 先輩「どっかで見たことのあるデカい芋虫がふんぞり返ってるし」  -- 案山子さん  (2012-10-16 18:30:37)
- 芋虫「うるさいねえ、静かにできないのかい」  -- 名無しさん  (2012-10-16 18:42:00)
- 巨大な葉の上にふんぞり返るデカい青芋虫は、キセルのようなもので煙を吸っては吐いていた。マリィ「マ○コ?」玲愛「惜しいっというか正解」螢「先輩;」神父「もう少し柔らかくしてですね;」玲愛「シャーラップ。黙りなさい変態師弟コンビ」二人『誰がですか!!』  -- 案山子さん  (2012-10-16 20:58:36)
- 芋虫「だからうるさいって」  -- 名無しさん  (2012-10-16 21:11:08)
- 蓮(ぱっと見で既にヤバいがよく見れば更にキモさが半端ねえな;) なおもふてぶてしい芋虫に生理的な嫌悪感を感じる蓮。  -- 名無しさん  (2012-10-16 23:29:09)
- 芋虫「んで……?お前たちは一体なんだい?客人って柄じゃなさそうだし……『あの女』の手先かい?」神父「『あの女』とは?」  -- 案山子さん  (2012-10-17 00:10:35)
- 芋虫「この世界を牛耳ろうとしている奴さ」蓮「話から察するに、ハートの女王か?」  -- 案山子さん  (2012-10-17 07:46:35)
- 芋虫「なんだ、知ってるんじゃないか」  -- 名無しさん  (2012-10-17 10:12:31)
- 煙を吐きながらス○ー・ウ○ーズに出てくるデブと同じ体型の芋虫が言う。神父「ふむ……ハートのクイーンですか」先輩「あの陰険なおばさんか」螢「高圧的かつ傲慢で気にくわない相手は処刑……ですよね」マリィ「?悪い人」蓮「ああ、かなりな」  -- 案山子さん  (2012-10-17 10:39:40)
- 芋虫「……その様子だと、あの女の手先ってわけじゃないようだね」  -- 名無しさん  (2012-10-17 12:18:04)
- 蓮「ま、まあな……」直視を避けるため、視線を逸らす蓮。気持ちは分からないでもない。マリィ「?」螢「ああ、あなたはいいのよ」首を傾げる彼女に螢が彼女の肩に手を置く。首が飛ばないのは彼のお陰である。神父「さて、そろそろ本題に戻しましょう。他の皆さんに合流しないといけませんしね」蓮「確かに」先輩「ごもっとも」  -- 案山子さん  (2012-10-17 12:27:33)
- マリィ「でも、どっちに行けばいいのかな?」  -- 名無しさん  (2012-10-17 12:31:38)
- 芋虫「お前たち……あの女の手下じゃないんだったら、少しばかり助言をしてやろうか?」蓮「助言だと?」芋虫「そうだ……この森には不思議な猫がいる」螢「あなたがすでに不思議生命体ですけどね;」  -- 案山子さん  (2012-10-17 20:08:04)
- 玲愛「同感ね……もはやこの置物や小者臭が激しい顔面が小汚いあの蜘蛛並だよね」螢「……先輩;」もはや滅多切りの玲愛に、螢は何も言えないでいた。毒舌王女が相応しい。  -- 案山子さん  (2012-10-17 20:18:17)
- 芋虫「……教えてほしくないのかね」  -- 名無しさん  (2012-10-17 20:59:08)
- 神父「ああ!!申し訳ありません、私の娘がとんだご無礼を。非礼は詫びますゆえ、どうかお言葉を賜りたく存じます」流石に神父が謝った。  -- 案山子さん  (2012-10-17 21:07:45)
- 芋虫「ふむ……では話の続きだが」  -- 名無しさん  (2012-10-17 21:38:18)
- 芋虫「名をチャシャ猫といってね。人に言われて何かをするようなタマじゃない変わった奴さ」  -- 案山子さん  (2012-10-18 07:42:11)
- マリィ「へ〜…」  -- 名無しさん  (2012-10-18 08:33:10)
- 蓮「まあ確かにあの猫って変わってるよな」先輩「司狼君とおんなじだね」螢「遊佐君も大概気分屋ですからね」蓮「否定できねえな」  -- 案山子さん  (2012-10-18 08:50:30)
- ……司狼「ヘックシ!!んあ?」リザ「あら?風邪かしら?」司狼「いんや、世のお姫様方が俺のことを噂してんのさ」  -- 案山子さん  (2012-10-18 08:53:13)
- アンナ「それはない」ベアトリス「うん、ないわね」黄金「現実を直視したまえ」ザミエル「身の程を知れ」  -- 案山子さん  (2012-10-18 12:17:54)
- 水銀「そんな戯言はシュピーネにでも任せておきたまえよ」  -- 名無しさん  (2012-10-18 12:54:43)
- シュピーネ「さて……副首領閣下のこのゲーム。興じるにはまず盤上を理解せねばなりません」アンナ「あんた……今までどこにいたのよ?」シュピーネ「邪魔にならぬように木の上を飛び移っていましたよ」そう、今出てきたシュピーネは道化師の恰好で木の上にいた。ちなみに、彼はベアトリス組だ。  -- 案山子さん  (2012-10-18 13:24:34)
- ベア「コラー、シュピーネ!!!!!!小者の癖に私より目立つな~」 シュピーネ「ちょっ(゚Д゚;)」 いきなりシュピーネにくってかかるベアトリス…  -- 名無しさん  (2012-10-18 14:45:00)
- 戒「べ、ベアトリス(゚Д゚;);」いきなりの鬼畜な発言に戒が驚く。司狼「まあ、俺も同感だがな」アンナ「正直」ベイ「ていうか」黄金「皆がそう思っているであろうな」  -- 案山子さん  (2012-10-18 14:55:10)
- シュピーネ「これが・・・これが、顔の差・・・・・・」   -- 名無しさん  (2012-10-18 15:52:34)
- そう呟いて小さくなっていくシュピーネ  -- 名無しさん  (2012-10-18 15:52:56)
- チャシャ猫『にゃ~……あの男、いつもあんな感じなのかにゃ?』未だにベイと戒以外に見えていない猫が、マキナに尋ねた。  -- 案山子さん  (2012-10-18 16:20:21)
- マキナ「ん?声がするな・・・噂のネコか、姿が見えんから見せてはもらえまいか?」 チェシャ猫「しょうがないにゃ~」  -- 名無しさん  (2012-10-18 16:32:18)
- チャシャ猫「にゃ!」 蓮(女)「ふえ!?」  -- 名無しさん  (2012-10-18 16:48:23)
- チェシャ猫は今度は蓮(女)の頭の上に乗っていた。  -- 名無しさん  (2012-10-18 16:50:52)
- マキナ&司狼「「(*゚Д゚)・:∴ブハッ!!」」アンナ「ぎゃああああああああ!!マキナ卿が血を吐いた!!」黄金「ふむ……ゲオルギウスも若いな」ベアトリス「いやそういう問題ですか!?」  -- 案山子さん  (2012-10-18 20:06:54)
- 水銀『ふむ、我が娘に猫が頭に乗ることで可愛らしさが増した。それによる可愛らしさを増幅させたのだ!!』蓮(女)「やかましいわっ!!」  -- 案山子さん  (2012-10-18 21:52:37)
- 司狼「凶悪すぎるトラップだぜ・・・」 マキナ「どんな戦車や地雷よりも恐ろしい・・・」 鼻血を吹きながら起き上りそう呟く二人  -- 名無しさん  (2012-10-18 22:00:13)
- チャシャ猫「ふにゃ〜……意外と居心地がいいにゃこの頭」  -- 名無しさん  (2012-10-18 22:35:00)
- 司狼「(おい)」マキナ「(引き剥がすのは賛同だ……だが、兄弟のあの表情を察しろ)」司狼「(言われるまでもねえ)」アンナ「ついに視線だけで会話をしだしたわ;」ベアトリス「なんで彼女が関わるとあの二人は常識を超越してしまうんでしょう;」  -- 案山子さん  (2012-10-18 23:22:34)
- 水銀「その二人にはツァラトゥストラ成分45%ほど配合されているからだ……」 悪ふざけのように答える水銀・・・  -- 名無しさん  (2012-10-18 23:40:58)
- 司狼「褒めるな」マキナ「(テレテレ)」アンナ「マキナ卿が照れてるわ;」  -- 案山子さん  (2012-10-19 12:01:16)
- ベア「かなり高い割合で入ってるんですね……」  -- 名無しさん  (2012-10-19 12:13:57)
- 黄金「マキナが照れてる姿は未知だな。ふふふ……愉快だな」イザーク「楽しそうですね」黄金「ああ、実に良い」シュピーネ「しかし」そこにシュピーネが割って入り、シュピーネ「ツァラトゥストラたちが来なければ最初のクエストはクリアになりませんねぇ」黄金「然り。最もなことだ」  -- 案山子さん  (2012-10-19 14:53:38)
- アンナ「でもこのままいくと、マッキースマイルが発動して全員お陀仏になるんじゃ……」 一同「・・・・・・・・・」 アンナの言葉に固まる一同・・・  -- 名無しさん  (2012-10-19 15:36:33)
- マキナ「心配するな」アンナ「へ?」マキナ「兄弟を巻き添えにすることも、他の者も巻き添えにさせることもない。いざとなれば」先程落ちた穴を指さし、マキナ「俺はあの穴に潜ってやるさ」アンナ「…………;」リザ「徹底してるわね;」  -- 案山子さん  (2012-10-19 15:45:10)
- チェシャ猫「でもそれだと役者が足りなくなるにゃ~」 マキナ「問題ない・・・あの程度の穴ならばすぐに戻ってこれる・・・」  -- 名無しさん  (2012-10-19 17:03:01)
- … 蓮「ここを抜ければ、チャシャ猫がいるっていうエリアにつくらしいが…」  -- 名無しさん  (2012-10-19 19:49:34)
- 歩きながら蓮は辺りを見渡すのだが、如何せん沼地やら巨大キノコやらのせいで、言われても全然わからないでいた。  -- 案山子さん  (2012-10-19 20:02:08)
- 神父「ふむ……歩くのも大変ですね」  -- 名無しさん  (2012-10-19 20:03:44)
- 玲愛「ほら、とっとと歩きなさいダメ神父」螢「先輩……もう少し穏便にしてはどうです?;」玲愛「黙りなさい。この人にはこのぐらいの鞭があればいいのよ。この人にとっては鞭さえご褒美なんだから」  -- 案山子さん  (2012-10-19 20:05:26)
- 神父「…………」  -- 名無しさん  (2012-10-19 20:11:17)
- 蓮「黙るなよ、神父さん」神父「いえ、どこでこの子の教育を早まったのか自問していまして」苦悩の表情で語るトリファ。  -- 案山子さん  (2012-10-20 09:53:16)
- 螢「ちょと待って」そこで不意に螢が制止をかけた。マリィ「?どうしたの」螢「何かくるわ」全員『!?』螢の声に全員が茂みを見る。  -- 案山子さん  (2012-10-20 10:49:20)
- ガサガサ、と茂みが音を立てる。そして、シュライバー「あ〜!いた!!」トリファ「シュライバー卿!?」そう、そこには茂みから出てきたのはシュライバーだった。蓮「な、なんで俺たちの居場所が分かったんだ?」至極当たり前な質問に、シュライバー「匂いだよ」螢「一応聞きますけど……誰の匂いを辿って」シュライバー「ツァラトゥストラだよ?」ケロッと即答したシュライバー。  -- 案山子さん  (2012-10-20 12:39:53)
- マリィ「………………レン」蓮「ま、マリィ?(°∇°;)」  -- 案山子さん  (2012-10-20 13:08:58)
- マリィ「どういうことなのかな~?」  -- 名無しさん  (2012-10-20 13:25:04)
- 蓮「い、いや~ボクにも何が何だかわからないな~あははははははは;」螢「藤井君、尋常じゃないくらい汗が流れてるわよ?」蓮「何を言っているんだツンデレヒロインよアハハハハハハハ俺がそんなわけ」マリィ「それで?」蓮「身に覚えがありません!!」速攻で土下座をする蓮。  -- 案山子さん  (2012-10-20 13:30:53)
- シュライバー(………なんか誤解を与えちゃったかな?)  -- 名無しさん  (2012-10-20 17:59:41)
- ベイ「女難者同士仲良くしようや……」 ベイに憐れまれ肩を抱かれる蓮・・・  -- 名無しさん  (2012-10-20 19:49:33)
- それを見たベアトリスに電流が走った・・・  -- 名無しさん  (2012-10-20 19:49:56)
- ベア「いける!!」戒「な、何がだい?;」と、そこにようやく痺れを切らして捜索に出てき、蓮たちを探していた面々が合流を果たした。黄金「ふむ、別段所定の位置にいろ……という条件はなかったからな。カールよ、これでよいのだろう?」水銀『私は何も。アドバイスぐらいはしますが、各々が模索してやること。しかし、これで役者が最初のクエストをクリアしたことになりますな』透明な階段の上で軍服姿の水銀が言う。  -- 案山子さん  (2012-10-20 20:11:17)
- チャシャ猫「にゃにゃにゃ!これで全員かにゃ?」黄金「うむ、これで全員だ」そう、これで全員、役者が全員(・・)揃ったことになる。  -- 案山子さん  (2012-10-21 16:58:21)
- そこに――そらからの襲撃者が現れた。全員『!?』黄金「皆、退けィ!!」瞬時に全員がその場から一気に飛び引いた。???「……………………」土煙舞う中、ただ一人のシルエットが浮かび上がる。チャシャ猫「にゃ、にゃあああああああああああああああ!!!!!!?や、奴が来たにゅあああああああああああああああ!!!!!!!!!」空から降り立った存在に、チャシャ猫が尋常じゃないぐらい震えあがっていた。  -- 案山子さん  (2012-10-21 20:21:13)
- マキナ「なんだ?」いち早く相手の異常性に気づいたマキナが戦闘状態に移行する。身構える黒騎士に、ザミエルとシュライバーの両者も構えた。???「…………女王様。未確認ノ者タチヲ発見。捕獲シマス」機械じみた音声と同時に動く謎の影。煙から出てくると、そこには赤いハートやダイヤの紋章が刻まれた鎧を着た紅の虎を模した存在がいた。  -- 案山子さん  (2012-10-21 22:59:40)
- ザミエル「狩り応えがありそうだな・・・」不敵に笑うザミエル・・・  -- 名無しさん  (2012-10-21 23:10:53)
- シュライバー「面白そう!」  -- 名無しさん  (2012-10-21 23:12:30)
- ???「我ガ女王様、貴様ラ捕獲シロト命ジタ。我『ラ』が捕獲スル」黄金「ん?我『ら』だと?」その瞬間、さらに上空から地に降り立つ同様の兵士約十体。  -- 案山子さん  (2012-10-21 23:22:07)
- チャシャ猫「にゃ、にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ逃げるにゃ!!」蓮(女)「あ、おいどうしたんだよ!?」尋常じゃないくらい震える猫に蓮(女)までが動揺する。チャシャ猫「や、奴にゃはハートの女王の近衛にして精鋭にゃ!!普通じゃないぐらいの力を持ってるにゃ!逃げるにゃ!」水銀『さあ、我がエキストラよ。第一幕開演だ!』  -- 案山子さん  (2012-10-21 23:24:31)
- 黄金「ほう……」  -- 名無しさん  (2012-10-21 23:27:47)
- 黄金の獣の登場に意思のない怪物が一瞬ひるんだ・・・ 一同「この人どこまでも存在がチートだ・・・・・・」  -- 名無しさん  (2012-10-21 23:30:53)
- だが、そこまでだ。機械たちは目標を定め、???「女王様、仰ッタ。女、生ケ捕リ。他ノ男」ギロッ、と睨み――???「殺セ、ト」ベイ「……ほう?」司狼「つまりはだ」マキナ「俺たちを」戒「殺そうというわけだね」トリファ「これはこれは」蓮「舐めてやがるな、完全に」ギラギラと闘争心を沸かせる猛者たち。  -- 案山子さん  (2012-10-21 23:36:41)
- ベイ「おもしれぇ・・・その面穴だらけにしてやる・・・」 ベイが拳を鳴らす・・・ マキナ「消し場してやる・・・」 特にやる気満々の二人・・・  -- 名無しさん  (2012-10-21 23:39:01)
- ジョーカー「我ラガ銘ハジョーカー。女王様ノ命ニヨリ、オ前タチヲ捕獲シ、男ハ殺ス」刹那、背後へ一気に回り込んだベイの回し蹴りが相手の側頭部を蹴り穿つ。ベイ「ハッ!!脆――」ジョーカーA「何カ、シタノカ?」ベイ「なにっ!?」相手は無傷。しかも、ベイの片足を掴んでホールドしていた。  -- 案山子さん  (2012-10-21 23:43:17)
- そこにマキナが援護とばかりにベイをつかんだ腕をぶん殴りベイがその隙をついてベイがホールドから逃れる・・・その横合いから司狼が手持ちの銃をぶっ放す・・・ そしてみな一様にちって距離をとったところに蓮が上空から断頭台を落とした・・・  -- 名無しさん  (2012-10-21 23:49:01)
- ジョーカーB「第一獲物、発見」蓮「なに!?」すると、振るおうとした腕をつかまれ、一気に折られた。グキッ!! 蓮「ぐあああああああああああああああ!!!!!!!!!?」いかに聖遺物を持ちえど、痛覚までは消せない。その痛みは人である以上、痛覚が蓮を蝕む。完全に折られた腕をそのままに、その機械兵士が蓮を手刀で意識を落とした。蓮「ぐっ……」ストッ、と倒れる蓮を兵士が捕まえ、ジョーカーB「先ニ連レテイク」ジョーカー全員『諒解』そしてそのまま蓮を尋常じゃない脚力で一気に飛んでいくジョーカーB。  -- 案山子さん  (2012-10-22 00:00:19)
- マキナ&司狼「待て!!」追おうとするマキナ……  -- 名無しさん  (2012-10-22 00:18:29)
- ↑訂正 マキナ&司狼「待て!!」追おうとするマキナと司狼・・・しかし残りの兵士が邪魔をする……  -- 名無しさん  (2012-10-22 00:19:40)
- 司狼「邪魔すんな!木偶の坊!!」マキナ「邪魔立てするか、貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ジョーカーたち『安心シロ。お前たち』  -- 案山子さん  (2012-10-22 00:28:38)
- ベイ「余所見してんじゃねえぞォ、クソがッ!!」言い切る前に、ベイの鉄槌が敵一体の横っ面を穿つのだが、それも無為だった。ベイ「どんな強度してんだ!?」水銀『エイヴィヒカイトを有しているのだ。それなりに対応させてもらったぞ』司狼「野郎……」マキナ「これを乗り越えろということか……助けに行く。だがそうなると」チラッと、背後を見る。そう、彼女たちの存在があるのだ。下手に動けば彼女たちが敵に捕縛される確率がある。それだけは回避せねばならない。  -- 案山子さん  (2012-10-22 00:31:08)
- 黄金「卿等少しばかり調子に乗りすぎだぞ……」そう言ってそこらにいるジョーカーを片っ端から投げ飛ばしていく黄金。  -- 名無しさん  (2012-10-22 00:35:38)
- アンナ「この人、やっぱり桁が違いすぎる……」 そんなことを考えていると後ろから兵士がアンナを捕まえにかかった。 しかし、???「イェッツラ~~~」シュピーネがその兵士を縛り上げる……。此処からシュピーネさんの無双タイムパートツーが始まる・・・・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 00:42:36)
- シュピーネ「雑魚はお任せください・・・皆さんはその化け物を!!」  -- 名無しさん  (2012-10-22 00:51:36)
- 全員『しゅ、シュピーネ!!』シュピーネ「さあ、みなさんは――ゴキッ!!……ごき?」ふと、見てみるとなんか彼の左腕が変な方向へねじ曲がっていた。シュピーネ「ひょわ!?ぎがっ……!!」水銀『聖遺物の行使はさせんよ。トリファやマキナは例外だとしても、渇望と創造位階、まして形成などは論外。己の肉体のみで戦いたまえ』無情にも水銀が告げる。シュピーネ「な、ならば!!」  -- 案山子さん  (2012-10-22 00:58:01)
- シュピーネ「モードチェンジ・・・天魔六条!!!」 シュピーネは天魔六条へと姿を変えた…… 一同「!!!?」  -- 名無しさん  (2012-10-22 01:02:43)
- 今度こそシュピーネこと天魔六条は雑魚相手に無双を始めた……  -- 名無しさん  (2012-10-22 01:06:23)
- ……女王「ほほほ!なんか煩わしいのがいると思えば、なんなのだ?あのブサイクは」ジョーカーG「サア、分カリマセン」一番高い城の中で、玉座に傲慢に座る一人の巨大な頭にド太い図体をした女、そして頭に巨大な王冠こそまさしくハートの女王に他ならない。もはやマ○コなど比較にならないほどだ。そして控えるスペードのジョーカーは、他の者たちとは異なり、ガッチリしておらず、逆に人と同じ体系の甲冑を着、剣を帯刀していた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 01:09:34)
- 六条「ハハハハハハハハハハ……!!」戦場に小者じみた高笑いが響く…… 司狼「あの笑いはウザいが、戦局が一気に変わって楽になってきたな……」 マキナ「まさかシュピーネがあそこまでできるとは……」 黄金「だが,若干目立ちすぎている気がするがな……」 ベイ「さすが黒円卓のお茶の間……」それぞれの感想を漏らす男衆……  -- 名無しさん  (2012-10-22 01:15:29)
- だが、こんな簡単に終わらせるのか?あの水銀が。皆の一抹の不安は見事的中した。ガシッ!!六条「なんとっ!?」全員『!?』散々彼が屠ったはずの連中が、まるで何事もなかったかのように立ち上がった。先程までの傷が、完全に癒えていた。ベイ「こいつら……!!」司狼「自動回復ってやつか」マキナ「!!ザミエル、後ろだ!!」ザミエル「なにっ!?」不意に気配を察したマキナが後方のザミエルに声をかけ、彼女も反応しようとしたのだが、ザミエル「うっ…………」リザ「エレオノーレ!!」ジョーカーH「捕獲」あのザミエルを背後から一瞬で意識を刈り取ったジョーカー。  -- 案山子さん  (2012-10-22 01:30:17)
- ザミエルを連れて行こうとしたジョーカーをマリィが捕まえて投げ飛ばし、即座に殴って意識を取り戻させるが、ほかのジョーカーが二対まとめてマリィとエレオノーレに向かってきた……  -- 名無しさん  (2012-10-22 01:42:16)
- ホールドされる六条……しかし 六条「御嬢さんがたが見ている前で無様をさらすことはできないのですよ、副首領閣下!!!!!」 ホールドしている奴にヘッドバットをかまして脱出しそのままそいつをマリィたちに向かうジョーカーに投げ飛ばす六条・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 01:45:17)
- 水銀『ほう?魅せるではないか、シュピーネ。だが、忘れていないかね?私は脚本家であると同時に』パチンッ!!と指を鳴らし、水銀『演出家なのだよ』不敵に水銀の王がそう告げた刹那、女王の城にいた一体の黒騎士が絶速をもって六条と化したシュピーネの間に腰をかがめ、腰に番えた剣を振り抜いた瞬間、彼諸共一気に周りの者たちを衝撃波で吹き飛ばした。黄金「なんと……!」黄金とマキナだけが顔を腕で覆いながら驚嘆していた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 02:00:07)
- 司狼「なんもん寄越しやがるよ・・・あの変態野郎」 地面に倒れ伏しながら悪態をつく司狼・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 02:04:44)
- チャシャ猫「にゃにゃ~!?黒騎士にゃ!!皆本気で逃げるにゃ!!彼奴はどんな兵器も通用しない正真正銘の化け物にゃ!!そして、そいつが女王の側近にして近衛なのにゃ!!」  -- 案山子さん  (2012-10-22 02:05:57)
- ザミエル「同じ近衛として……負けてはいられんな」 気合いを入れなおして立ち上がるザミエル…… ザミエル「女神、シュピーネ、助けてくれたことには礼を言おう」そして黒騎士のほうを向いた。  -- 名無しさん  (2012-10-22 02:10:01)
- マキナ「同じ黒騎士か……ならば俺も負けてはおれんな」シュライバー「近衛ねえ……いいよ。相手してあげる」そして、最凶の三騎士が再び立ち並ぶ。ブラッディーローズ「我が銘はブラッディーローズ。ハートのクィーンの近衛だ。貴様ら逆徒は悪いが」剣の切っ先を向け、ブラッディーローズ「消えてもらおう」マキナ「面白い」ザミエル「舐めるなよ」シュライバー「命知らずだね」  -- 案山子さん  (2012-10-22 02:14:16)
- シュライバーが飛び出す……彼はどんな状況であろうとも最速の白騎士なのだ。一瞬で後ろに回ったシュライバーはメイド服のスカートを幕代わりにナイフを投げる……しかし、黒騎士はそれを躱し反撃に出て斬撃を三つ放り込んできた。だが、シュライバーはこれを難なく躱して退けた…… ザミエル「どちらもまだ本気ではないが・・・スピードはシュライバー・パワーはあの黒いののようだな・・・」 熱くはなっているが冷静に分析するザミエル・・・マキナ「下手をすれば一気に持って行かれる・・・シュライバーならそう簡単に行くことはないが……これは水銀の遊戯……どうなるかわからん」 タイミングを計るマキナ。  -- 名無しさん  (2012-10-22 02:26:21)
- 六条「しかし、私が感じた限り……あれは瞬間的な速さならシュライバー卿と互角に渡り合いますよ」 六条の言葉にザミエルとマキナは振り返らずに『わかっている』と答えた。  -- 名無しさん  (2012-10-22 02:50:29)
- シュライバーのナイフによる斬撃が四つ飛来し、それを黒騎士による両刃剣が斬撃を切り裂いた。マキナ「斬撃を斬り裂くか」ザミエル「あの男……どんな化け物を用意したというのだ」シュピーネ「しかし、問題なことがお一つ」黒&赤「なんだ?」至極冷静にシュピーネが告げた。シュピーネ「これがまだ『序盤』ということです」黒&赤「――――――――」忘れていたわけではない。ただ、やはりその事実が二人をより震撼させる。  -- 案山子さん  (2012-10-22 06:26:57)
- 相手の力量は確実に己たちを凌駕するほどの実力のはず。そしてそれは、如何に聖遺物による武具が扱えず、創造位階やまして活動位階さえも封殺されている事実をも意味している。  -- 案山子さん  (2012-10-22 06:37:33)
- 香純「な、なんかヤバイかも;」衝撃波に吹き飛ばされた香純は何とか木の影から見ていた。???「……………………」だが、背後から徐に彼女の口を塞ぐ巨大な手があった。香純「んむ!?むーむむむ!むぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」???「――――――――」口を塞がれて藻掻くが、香純「…………ぅ」彼女の手刀によって意識を刈り取られ、そのまま彼女を抱えたまま後方へ飛んで暗闇の中へ消えていった。  -- 案山子さん  (2012-10-22 06:44:28)
- それに誰ひとり気づいていない皆は、全員が黒騎士に意識を割いていた。シュライバー「イヤッハぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」荒ぶるナイフによる舞踏会。だが、相手は物ともしていなかった。不動の構えにして一切の隙がなく、確実にシュライバーの動きを把握しつつあった。黒騎士「掌握率は70%か……」男の呟きに、シュライバーは気づかない。だが、相手の構えや戦い方が酷似していることを悟ったマキナは、握る拳がギチギチと音を鳴らしていた。ザミエル「マキナ」だが、それを静かに制止させたのはザミエルだった。マキナ「分かっている。だが」ザミエル「ああ、間違いなくあの男はメルクリウスがお前を模した存在であるのは明白だ」  -- 案山子さん  (2012-10-22 06:48:30)
- ザミエルがそう言った次の瞬間、ついにシュライバーの動きが把握された。黒騎士「見切った」シュライバー「!?」完全に己の動きについてきている黒騎士に、シュライバーは驚愕を露わにした。ベアトリス「加勢します!!」ザミエル「やめろ、馬鹿娘。巻き添えを食らうぞ」ベアトリス「ですが!!」ザミエル「熱くなるな。シュライバーの動きが捕捉されたということは、絶速を誇るシュライバーの速度以下であるお前の動きなどもはや止まっているようなものだろう」それは事実。シュライバーは何者にも触れられることを忌避している。今は渇望と創造位階などが封じられているだろうから狂乱することはないだろうが、ともかく速度で誰よりも早いシュライバーの動きが完全に捕捉されたということは、黒円卓の精鋭たちの動きは奴にとっては手に取るようにわかるということ。ザミエルの指摘は実に正確だった。  -- 案山子さん  (2012-10-22 08:06:35)
- その時、黒騎士「漆黒の暗渠より死を招かん――闇の黒炎」全員『なにっ!?』皆が黒騎士の詠唱を聞き、驚く。紡がれた瞬間発せられた瘴気が黒き炎を纏い始め、それを剣へ宿し始めた。  -- 名無しさん  (2012-10-22 09:06:00)
- 蓮(女)「また、こんなドンパチかよ。まったく、ホントに碌でもねえあのクソ親父は!!!」 アトラクション的な催しを期待し、高揚していた気分が一気に冷めていく。この修羅場に似つかわしくないが、明確な失望と怒りが闘志を燃え上がらせる。  -- 名無しさん  (2012-10-22 10:06:44)
- だが、そんな彼女に忍び寄る影。ジョーカーI「獲物、発見」蓮(女)「!?」  -- 案山子さん  (2012-10-22 10:45:36)
- 司狼「調子に乗んな……!!」 そう叫んで蓮(女)に伸びる腕を掴み、投げ飛ばしサブミッションの要領で押さえ込んだ…  -- 名無しさん  (2012-10-22 10:57:35)
- しかしその合間を縫うようにさらにジョーカーが蓮(女)に接近する……  -- 名無しさん  (2012-10-22 12:52:39)
- 六条「しかし、こいつらも大変ですね~、あんなわがままで、不細工で、おデブな女王様にこき使われているのですから!!!!!」わざと大声で叫ぶシュピーネ。その言葉に女王が命令を変えた…… 女王「まずあの不細工を滅人滅相なさい!!!!!!!」  -- 名無しさん  (2012-10-22 12:56:02)
- ジョーカーたち『了解』機会仕掛けの兵士たちが呼応して動き出した。だが、黒騎士だけは不動だった。  -- 案山子さん  (2012-10-22 13:07:58)
- 六条「ちィィ……本命は釣れずじまいでしたか、まあいい」そういって雑魚を引き連れ逃げるシュピーネ……  -- 名無しさん  (2012-10-22 13:33:10)
- アンナ「なんか、既知感が」ベイ「そういや、鷲の連中の時、あの野郎無双してたな」昔のことを懐かしむ二人。  -- 案山子さん  (2012-10-22 13:42:34)
- 六条「みなさ~~んはその黒いのをたたんじゃってください!!!アウフヴィ~タ~ゼェ~~~ン」 華麗にそしてウザやかに遠ざかっていくシュピーネ……  -- 名無しさん  (2012-10-22 13:46:54)
- マキナ「さて」ザミエル「ならば」三騎士『殺すか』殺意を高める者共。  -- 案山子さん  (2012-10-22 13:54:23)
- シュライバー「さあ、地獄の始まりだ」 狂気に笑う白騎士 黒薔薇「愚かな、貴様の動きは見切ったと言ったぞ」 シュライバー「なら、もう一回いくよ?」 そういって先と同じ動きをするシュライバー、しかし黒薔薇がが驚愕の声を上げる、シュライバーの動きが先よりも早かったから、そしてすべてかわしたはずのナイフが一本だけ肩に刺さっていた空である  -- 名無しさん  (2012-10-22 14:09:27)
- ↑訂正 シュライバー「さあ、地獄の始まりだ」 狂気に笑う白騎士 血薔薇「愚かな、貴様の動きは見切ったと言ったぞ」 シュライバー「なら、もう一回いくよ?」 そういって先と同じ動きをするシュライバー、しかし血薔薇がが驚愕の声を上げる、シュライバーの動きが先よりも早かったから、そしてすべてかわしたはずのナイフが一本だけ肩に刺さっていた空である  -- 名無しさん  (2012-10-22 14:23:00)
- 黒騎士『ほう?』マキナ「!?シュライバー、退けッ!!」シュライバー「!?」彼の声に思わず飛び退いた白騎士。だが、それが彼女を救った。飛び退いた直後、彼女のいた場所が真円状に切り裂かれていた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 14:42:40)
- シュライバー「なっ!?」黒騎士『ふむ……加減をし過ぎだようだ。初動を見切られては話にならんな』エコーが入る騎士の声に戦慄する。彼らを打倒するために造られし機械騎士。だが、傀儡としてではない存在。マキナ「シュライバー。退け」ドスンッ!!と踏みしめて睨むマキナ。  -- 案山子さん  (2012-10-22 14:48:59)
- 黒騎士「同じ黒として、あなたとはさしでやりたいと思っていましたよ……」そう言って不敵に笑う黒騎士。 マキナ「後悔するぞ……」さらに殺気をたぎらせ睨むマキナ。  -- 名無しさん  (2012-10-22 15:17:00)
- ベイ「まさかここまでとはな……」アンナ「シュピーネが雑魚全部引き連れてくれてあれ一匹になったけど……それでも分が悪すぎるわ……」それぞれの感想を漏らす二人。  -- 名無しさん  (2012-10-22 15:56:19)
- 黄金「……カールめ。中々手の込んだことを。だが、これでこそだ」ただ一人だけ悠々とした構えでいる彼は、唯一彼だけが場の違和感に気づいた。確かに三騎士や黒円卓の精鋭たちがいる。だが、黄金(妙だな……数が不足している。綾瀬香純、レオンハルト、テレジア、バビロン……計四名)そう、彼だけが唯一気づけたこと。それは、戦闘の最中に彼女たちがいつの間にか連れ去られていたのだ。何とか蓮(女)とザミエル、ヴァルキュリアはそれぞれが守ったりしているが、それ以外がごっそり連れ去られていたのだ。黄金(おまけに女神もか……カールめ。これが序盤からすることか)確かに難題。これがカール・クラフトという脚本家にして演出家たる男の全力。妥協が一切存在しない遊戯。本気で遊ぶのならば、本気の修羅道もあって然りということだ。  -- 案山子さん  (2012-10-22 16:10:42)
- 司狼「やけに数が足りねえな……シュピーネと蓮はともかく……女連中がほとんどいねぇ……あの黒いのはおとりか!!?」司狼も遅れながら数が足りないことに気が付いた。 神父「最初に女は全部捕まえるみたいなこととを言っていましたね・・・テレジアを手にかけようものなら私は悪魔となりましょう……」 異変に気が付き神父が  -- 名無しさん  (2012-10-22 16:38:09)
- 神父が今までにないほど真剣にキレていた。  -- 名無しさん  (2012-10-22 16:38:54)
- 黄金「待て、聖餐杯」そう言って彼の肩を掴んだ瞬間、彼の目の前を光速で黄金色の槍が目の前を通過した。神父「はいっ!?」そう、その槍とは――水銀『気を付けたまえ、皆の衆。我が歌劇は全身全霊をかけているのだ。単なる世界と踏んで安堵に酔い痴れていれば、不足な事態が起きるぞ?』神父「ロンギヌスは反則なのでは!?」水銀『単なる槍だよ、それは。まあ威力が核シェルターを穿つほどの威力は搭載されているがね』  -- 案山子さん  (2012-10-22 16:42:22)
- 司狼「この腐れ変態!!!ンなもん落としてんじゃねぇ~~!!」 天に向かって叫ぶ司狼 水銀「うるさい、黙れ、ここは私が法なのだ……」ウザい笑みとともに言い返す水銀。  -- 名無しさん  (2012-10-22 16:44:56)
- 黄金「……やれやれ。私とはいえ流石に警戒せねば……なッ!!」そこに背後に忍び寄っていたジョーカーを一体裏拳で吹き飛ばしていた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 16:46:10)
- 黄金はそこに落ちてきた槍を引き抜き構えた・・・黄金「まぁ・・・ないよりはましだろう・・・」 そう言って向かってくるジョーカーを穴だらけにして打ち捨てていく・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 16:52:32)
- アンナ「完璧にいつも通りのハイドリヒ卿だわって……おっと!!」ジョーカーJ「捕獲、失敗……継続ニ移行スル」新たなジョーカーがマレウスを捕獲しようとするが、寸でのところで回避に成功したアンナは、己の魔術で影を現出させていた。アンナ「そんじょそこらの女どもと一緒にしないで頂戴!!」ザミエル「ふん!よくぞ吠えた」互いに背中合わせでザミエルとアンナが構える。  -- 案山子さん  (2012-10-22 16:55:30)
- 二人を捕獲せんと挟むように向かってくるジョーカー二体 しかしザミエルは向かってくるジョーカーDの懐に飛び込みみぞおちに一発、体がくの字になったところにアイアンクローをさく裂させジョーカーDの顔面を砕く、アンナはジョーカーFを作り出した陰により丸呑みにしたのだ。  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:04:31)
- 水銀「この組み合わせは未知だな……」 そんなことを呟く水銀。  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:05:49)
- アンナ「舐めるんじゃないわよ!!」ザミエル「ふっ……たまには洒落込むか」  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:09:21)
- その頃シュピーネは自身の影の薄さを利用して雑魚全部と  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:13:36)
- ↑訂正 その頃シュピーネは自身の影の薄さを利用して雑魚全部と数体のジョーカーを相手に市街戦を展開していた、時間はかかるがシュピーネとって暗殺は上等手段というか十八番だ、慢心はない・・・来たところを一体ずつ確実に仕留めていた・・・ 六条「これで雑魚はすべて片付いた・・・後は、あの数体の化け物か…」  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:16:41)
- シュピーネが屋根の上で思案していると、女王「見つけたわよ、キモ男!!」六条「おや?」そこには、大量のジョーカーたちを引き連れた怒り心頭のハートの女王がレールガンを担ぎながら照準をシュピーネに向けていた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:24:15)
- 六条「おや、これは女王様……これは予想以上にでかいですね~」警護ながらに相手をけなすシュピーネ……。女王「ぷっちーん」六条「ぷりーん」それを合図に女王は大量のジョーカーを投入した。しかし、シュピーネは即座に逃げ出した。女王「者ども、追え!!!」そしてジョーカーは散ってシュピーネを探す……しかし、今のュピーネは天魔六条なのだ。彼が本気で隠れたならば、熱センサーでも感知できない領域に達している。しかも、生半可な速度の攻撃はまず当たらない……  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:31:46)
- 六条「助かりましたね~……副首領がこの状態を許している事態を喜ぶべきでしょうねぇ。しかし、お嬢さん方の気配がないということは……連れ去らわれましたか。やれやれ」完全に隠れているシュピーネが状況を理解してからやれやれ……と首を横に振り、救援に向かった――そう、第二ステージへ。  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:34:16)
- マキナ「おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」黒騎士「効かん」剛拳がうなる。だが、それを両刃剣で往なして斬撃がマキナを襲う。それを紙一重で回避したマキナが後方へ下がると、ザミエルの剣の刺突が零距離で放たれる。だが、ザミエル「ぬっ!!」それを黒騎士が指で摘まんで止めていた。ベア「ヴィッテンブルグ少佐!!」そこへ雷足の乙女による光速刺突が敵の背後を穿つ。その瞬間にザミエルが逃げた。だが、それが致命傷となった。黒騎士が徐にベアトリスの首根っこを掴むと、思いっきり上空へ投げた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:41:24)
- ザミエル「なんだと!!?」ベアトリスがザミエルにぶつかりブッ飛ばされる……そして壁に激突すると思われた瞬間――黄金「いけ、聖餐杯の盾」そう言って神父を間に放り投げてクッション代わりにさせて威力を軽減させた黄金。  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:44:40)
- 神父「ハイドリヒ卿!?」黄金「卿が我が血肉ならば、問題あるまい」己の肉体であろうと傷つかないことを最大限に利用していた……どこまでも覇王。  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:47:24)
- シュライバー「やばいときは今度から神父を縦にすればいいのか~」 一人物騒なことを納得するシュライバー  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:49:47)
- ↑訂正 シュライバー「やばいときは今度から神父を盾にすればいいのか~」 一人物騒なことを納得するシュライバー  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:50:50)
- だが、その刹那に生じた瞬間――黒騎士「さあ騎士たちよ」マキナ「!?」紡がれる一節にマキナが絶句した。それはまさしく―― 黒騎士「罪人にその苦悩もろとも止めを刺せば 至高の光はおのずからその上に照り輝いて降りるだろう」完全に紡がれた瞬間、マキナの巨躯が黒騎士の斬撃旋風によって彼方まで吹き飛ばされた。マキナ「ぐああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!?」黄金「マキナ!!」黒騎士「まずは一体……そして」パチンッ!!と指を鳴らすと、ザミエル「ぐっ……!!」ベア「がっ……!!」神父「!!しま――」一瞬の油断を突いて、ザミエルとベアトリスの意識を今度こそ完全に刈り取り、二体のジョーカーが二人をさらっていった。トリファが防ごうとしたのだが、瞬間移動した黒騎士の掌底が彼の鳩尾へ食い込んでいた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:52:13)
- 神父「聖餐杯は砕けない!!!!」 そこには全くそれを意に介していない神父がいた、 黒騎士「む!?」 その隙をついて黄金が槍を突き出す・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 17:54:22)
- それを何とか回避した黒騎士は一気に後方へ飛び退いた。黄金「ふむ……私の攻撃は避けるか」黒騎士「無論。他の者ならともかく、御身の一撃は他の者を圧倒する。ここは退かせてもらおう……最初の任務は達成された」黄金「思うに『分断』かね?」黒騎士「流石は黄金。だが、これ以上は己で考えることだ」そう言って黒騎士は身を翻したと思った瞬間、姿を消していた。  -- 案山子さん  (2012-10-22 17:58:40)
- 黄金「なかなかに派手な搖動だったな・・・」 司狼「結構持って行かれちまったな・・・特に蓮とあのムッツリとザミエルが持って行かれたのは痛い・・・」  -- 名無しさん  (2012-10-22 18:17:58)
- アンナ「頭脳面なら特に問題はなさそうだけど……戦闘面はかなりきつくなったわね……」ベイ「それより、シュピーネはどうなったんだよ」 水銀『シュピーネは本気で隠れているようだ……私でも見つけきれない』ベイの言葉に水銀が愉快にそう答える  -- 名無しさん  (2012-10-22 18:22:44)
- 黄金「卿でも見つけられぬか……」 一同「シュピーネのスペック上がりすぎだろ……」全員で突っ込む以外に道を失ってしまった。   -- 名無しさん  (2012-10-22 18:29:20)
- その頃… 蓮「うっ………」  -- 名無しさん  (2012-10-22 18:46:30)
- 蓮(う、腕が尋常じゃねえくれぇ痛ぇ……!!)あまりの痛覚によって蓮の意識は覚醒した。  -- 案山子さん  (2012-10-22 19:14:14)
- ジョーカーL「オキタカ?オマエハザンシュケイノミダ・・・」 機械的な声が響く・・・蓮はその声のほうに顔を向けた・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 19:22:25)
- 蓮「なっ……!?」  -- 名無しさん  (2012-10-22 19:36:16)
- 去っていくジョーカー・・・ そして隣から声が聞こえる・・・ ???「……兄弟、無事か?」 蓮「マキナ……お前が捕まるのかよ…」 その事実に驚愕する蓮…  -- 名無しさん  (2012-10-22 23:11:48)
- 蓮「ほかの連中は・・・捕まった男は俺とお前だけだ…」 捕まった女連中はどこか別の場所に連れて行かれた…」 苦しそうに話すマキナと蓮…  -- 名無しさん  (2012-10-23 00:06:48)
- ↑訂正 蓮「ほかの連中は・・!?」マキナ「捕まった男は俺とお前だけだ…捕まった女連中はどこか別の場所に連れて行かれた…」 苦しそうに話すマキナと蓮…  -- 名無しさん  (2012-10-23 00:07:59)
- 蓮「!?その傷」マキナ「……あぁ。兄弟があの赤い奴に連れていかれた後に、規格外の奴と戦ってな。返り討ちにあった」蓮「マキナでもなのか」余りの事実に蓮は唖然とするしかない。  -- 案山子さん  (2012-10-23 04:00:11)
- マキナ「同じ黒騎士として……恥ずべきなのだろうな」蓮「なに言ってんだよ!?マキナは……いや、ミハエル(・・・・)がそう簡単に負けるわけないだろ!!」マキナ「……兄弟。いや、今はロートス(・・・・)と呼んだ方がいいのか?」蓮「さあな……記憶がごっちゃごちゃになってんだが、今はどうでもいい。それよりも」視線を己の両手を後ろ手で金色の鎖で拘束されていた。マキナも同様である。蓮「外せるか?」マキナ「……厳しいな」彼の剛力であっても破れぬ鎖。それならば、蓮では到底無理ということになる。  -- 案山子さん  (2012-10-23 06:27:56)
- 水銀『どうだね?私が手掛けた新たなる黒騎士は』そこに、水銀の声が反響する。蓮「親父!!」マキナ「カール・クラフト……」水銀『そう警戒心を高めることはなかろう。安心したまえ、これはまだ序盤だ。あの程度のことが連続で起きるわけではないから、安堵したまえ』そう薄く微笑む男にいつものウザさはなかった。水銀『さて、君たちには私からExtraステージを用意させてもらった。そのクエストをクリアできれば、ボーナスが付く』蓮&マキナ「エクストラステージだと?」  -- 案山子さん  (2012-10-23 06:38:04)
- 然り、と水銀は謳う。水銀『そこは見ての通りの牢獄。君とマキナの背中合わせの間にある大きく太い石柱が隔てている。そしてその鎖はバ○ル○ートといってね。決して砕けず、裂けず、錆びない逸品だ。そんなものに捉えられている君たちに課せられる特殊なミッション。それは――剛力でも破れない鎖をほどき、見事二人の力のみで脱出したまえ』マキナ「なんだと……?」蓮「俺とミハエルが?」水銀『元々は個の存在同士が合わさり、再び分離した者同士。意思の疎通など、他の者に比べれば造作もないだろう』  -- 案山子さん  (2012-10-23 07:23:12)
- 水銀『付け加えるならば、これはまだポーンもビショップもルークもナイトもキングも動いていない序章なのだよ。始まりの鐘が鳴らない以上、君たちが鳴らすしかあるまい』蓮「それじゃあ何か~?俺とミハエルは」マキナ「お前の盤上を動かす役者ということか?」水銀『言ったはずだぞ、君たちは私の演劇で踊る役者だと。なに安心したまえ。総てが戦ばかりでは気が滅入るだろう。娯楽も用意しているため、そちらで楽しみたまえ。まあ今の君たちは捉えられた捕虜なのだ。まずは抜け出したまえ――では、アディオス』そこで水銀との念話が途切れた。  -- 案山子さん  (2012-10-23 10:14:13)
- 二人の意思疎通はいきなり完璧だった・・ 二人の意思「メルクリウス超ウザェえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」  -- 名無しさん  (2012-10-23 10:58:46)
- 水銀『アーハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!褒めるな、我が息子たちよ!!!!』超絶ウザい詐欺師がこの上なく恍惚とした表情で笑っていた。  -- 案山子さん  (2012-10-23 11:01:49)
- そのころハートのクイーンはご立腹だった……シュピーネこと天魔六条を取り逃がしてしまったのだ、無理もない無双され、兵士の大半をやられて侮辱までされた ジョーカーたちはシュピーネの張り紙を作らされている……しかも作業場はすぐにあの貴職割る顔で埋め尽くされた、いくら機械だからといっても感情がなくともストレスはたまるようだった……  -- 名無しさん  (2012-10-23 11:22:51)
- ↑訂正 そのころハートのクイーンはご立腹だった……シュピーネこと天魔六条を取り逃がしてしまったのだ、無理もない無双され、兵士の大半をやられて侮辱までされた。ジョーカーたちはシュピーネの張り紙を作らされている……しかも作業場はすぐにあの気色悪い顔で埋め尽くされた、いくら機械だからといっても感情がなくともストレスはたまるようだった……  -- 名無しさん  (2012-10-23 11:24:06)
- 女王「く~忌々しい!!あの小汚い蜘蛛め!!よくも私のことを醜女と呼んだわね!!この借りは死を持って償わせてやるわ!!」  -- 案山子さん  (2012-10-23 11:42:49)
- ジョーカーたち「アイツノイッタコトカナリタダシイヨナ……ヤッテランネエヨ!!」 不平不満を漏らすジョーカーたち……  -- 名無しさん  (2012-10-23 11:51:58)
- 城下町で作業するジョーカーたち。だが、それを影から見る存在がいた。ベイ&黄金&神父&アンナ&司狼組だ。ベイ「……んだ?ありゃ」司狼「大方、蜘蛛野郎がなんかを仕出かしたんじゃねえの?」エリー「それはいいけどさ……」黄金「何かね?」神父「何です?」エリーは無言で指差し、エリー「なんであたしら黒マントを羽織らにゃならないのさ」司狼「しゃ〜ねえだろうが」ベイ「お尋ね者の俺らだ」黄金「ならば、姿を一時的に隠さなくてはなるまい」  -- 案山子さん  (2012-10-23 12:09:04)
- ジョーカーが過ぎ去ったのを確認して一行はその張り紙をみた。するとシュピーネがドアップで写っていた……しかも懸賞金までかけられている。 アンナ&ベイ「シュピーネが輝いてる……」  -- 名無しさん  (2012-10-23 12:37:23)
- エリー「しかも、最悪な輝き方だね~」驚愕する二人と愉快に笑うエリー。黄金「しかし、これでこちらも少しは動きやすくなったと捕らえるべきだな……」司狼「それでも慎重にやらにゃあならんことに変わりはないが……」  -- 名無しさん  (2012-10-23 12:59:00)
- エリー「ん?ちょっと。その横の張り紙見て」そう言われて見てみると、司狼「何々?カジノで一攫千金」神父「目安の賞金を女王に献上すれば」黄金「一つ願い事を無償で叶える」ベイ「だと?」アンナ「なるほど……だからこの恰好な訳ね」  -- 案山子さん  (2012-10-23 13:57:49)
- アンナ「あ~でもギャンブルしようにも元手の資金がないと…」 エリー「質屋でも探す?」 ベイ「その辺の住人から奪い取ればいいだろ」 チンピラ思考全開のベイ。  -- 名無しさん  (2012-10-23 14:08:44)
- 黄金「否だ。カールがそれを許すはずがあるまい」一同『確かに』言ってみたはいいものの、あれが外道なことをこの世界で許すとは考えにくい。  -- 案山子さん  (2012-10-23 14:17:07)
- 司狼「と、なればだ」エリー「やっぱり」  -- 案山子さん  (2012-10-23 14:48:29)
- ベイ「どうすんだよ?」  -- 名無しさん  (2012-10-23 15:26:33)
- ベイ「俺たちにできることなんぞ、傭兵稼業ぐらいしかないぞ…」  -- 名無しさん  (2012-10-23 15:27:53)
- その頃、シュピーネは変装してカジノにいた…そして堅実に元手を増やしていくシュピーネ…  -- 名無しさん  (2012-10-23 15:57:33)
- シュピーネ「う~む……この程度なのですか?ディーラーの方々。私が不正などせずにこれとは……呆れ果ててモノも言えませんね~」足を組んでサングラスをかけているシュピーネの目の前には、大量に積まれていた。  -- 案山子さん  (2012-10-23 15:59:52)
- シュピーネ「そろそろ、換金して皆と合流せねば…」 そう言って席を立つシュピーネ  -- 名無しさん  (2012-10-23 16:08:32)
- ???「待て、そこの男」シュピーネ「おや?この声はもしや――」声をかけられ、振り返ろうとした瞬間、一気に口を塞がれて隅の方へと連れていかれた。そして――気づいた。シュピーネ「ざ、ザミエル卿……;」ザミエル「察しろ、貴様」なんと、ザミエルがバニー姿のままうろついていた。手にはお盆と酒の入ったグラスが乗っかっていた。  -- 案山子さん  (2012-10-23 16:16:26)
- シュピーネ「(他の女性方はお見えになりませんが……ザミエル卿はいつからですか?)」ザミエル「(先程からだ……まったく。この体たらく、憎たらしい)」忌々しげに陰口を言うザミエルであったが、ロングの赤髪にナイスバディーな容姿でバニーときたもんだ。属性的には最強のコラボだろう。まあシュピーネに欲情をそそられるといったことはないから、いいのだが。シュピーネ「それよりも、どうやらこのカジノが第二ステージのようですねぇ」ザミエル「そのようだな」  -- 案山子さん  (2012-10-23 16:30:43)
- 辺りを見渡す二人。ザミエル「貴様、どのぐらいまでいった?」シュピーネ「まあ、副首領が提示した金額の一歩手前ですかねぇ」ザミエル「……貴様が嫌に輝いて見えるのだが」シュピーネ「今はお尋ね者。輝いていても、ここで捕まっては元も子もないですからねえ。私をベイ中尉やマレウスたちを一緒にしないでください」  -- 案山子さん  (2012-10-23 19:15:15)
- ザミエル「ふむ……」  -- 名無しさん  (2012-10-23 19:32:07)
- 思わずザミエルは考える。ザミエル「確かに……そうだな。まあベイはいざ知らず、マレウスは存外にやるぞ?」シュピーネ「ええ、まあマレウスに関しては例外といたしても、やはりベイ中尉が人の忠告を素直に従うとは考え難いですからね」ザミエル「しかし、副首領の定めた法を破れば二の舞だ。あやつとて順守するだろう」シュピーネ「まあ、ハイドリヒ卿がおわすからそう気構える必要もありませんしね」  -- 案山子さん  (2012-10-23 19:38:57)
- シュピーネ「皆が来るまでここで待っていたほうがよろしいですかね?」 ザミエル「下手に動くよりはそのほうがよいだろう…時期に皆がここに来るだろうからな…」 その頃司狼たちは元手を稼ぐべく、ハイドリヒのブロマイドを売りさばいていた…  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:12:13)
- 司狼「予想以上に売れてるな」  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:18:00)
- アンナ「こっちも売れてるわよ♪」 アンナたちが売りさばいているのは『ベイ中尉総受け』の表紙が付いた同人誌だった…  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:24:54)
- ベイ「なんつもん売ってやがる!?(///□///;)」 司狼「しかも飛ぶように売れてるぞ……;」  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:27:49)
- 一方、黄金「卿ら、買ってくれてありがとう。今後とも、よろしく頼むぞ」女性客A「は、はひ!」柔和な声で微笑む黄金様に、メロメロになり卒倒する者まで出る始末。  -- 案山子さん  (2012-10-23 20:30:04)
- 黄金との握手会はこの近隣の町の女性全てが集まっていた… アンナたち同人誌組は『ベイ中尉総受け相手は無論可愛いあいつ…』、『マキナとロートス、夜のティガー』がバカ売れ状態だった…そこから少し離れて『お兄さんと蜘蛛の糸』、『狼と超越の物語』が後を追う形となっている…・・・   -- 名無しさん  (2012-10-23 20:41:35)
- 司狼「なんか凄いことになってやがる………;」 エリー「ねえ司狼」 司狼「なんだ?」 エリー「せっかくだから蓮(女)ちゃんの写真集(水着、浴衣、メイド服など。もちろん本人の許可はなし)を売ってみようと思うんだけど、売れると思うかな?」  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:44:41)
- 司狼「一冊は取り置きで頼む…」 エリー「あいよ…」  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:45:54)
- 司狼「あと、ムッツリにはこの情報もらすなよ」 エリー「徹底してるわね……」  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:49:00)
- マキナにばれれば、速攻で破り捨てられかねない…  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:50:36)
- … マキナ「……………!?」 蓮「どうした?」 マキナ「なにか………尋常ならざる危機を感じる。急いでここを出なくてはならない気がする!」 蓮「なに!?」  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:51:39)
- マキナの言葉に蓮が答え二人の意思疎通率が臨界点を超えた…そして両側から力を入れると、「バキン!!!」とこ気味のいい音が響いた。二人が振り返ると鎖がちぎれていた……  -- 名無しさん  (2012-10-23 20:56:04)
- 蓮「………よし!」  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:01:14)
- 司狼「ちィィ・・・・・・あのムッツリ、感付きやがったか・・・」 苦虫を無量大数かみつぶしたような顔で吐き捨てる司狼…  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:04:52)
- エリー「あんたら……なんか次元関係なく超越してない?」司狼「これは俺が保管するより、エリー頼む!!後生だ!!」エリー「はいはい、構わないわよ」黄金「ゲオルギウス、本をもう五十冊取ってくれたまえ。私はこの愛い者たちを愛でるのに大変でな。手が離せん」ハイドリヒラヴァーズ隊『ハイドリヒ様~♪私を壊(あい)して~♪』黄金「ああ、いいですよ」ラヴァーズ『はぁ♪』最高の笑みが彼女たちのハートを穿つ。  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:10:22)
- 一方櫻井戒こと天然たらし男の前にも女性客があふれかえっていた…どこから仕入れたのか騎士甲冑で貴婦人の前に跪く彼の姿に興奮する女性たち 戒「私はあなたを守ると誓います…」 女性客「きゃ~~~~~!!!!」 卒倒者多数…  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:19:38)
- ベイ「……んで?なんであの野郎はあんなクソ重てぇ甲冑着てんだァ?」  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:30:22)
- 司狼「この世界ではああいう格好のほうがなんか雰囲気でるだろ?」 こともなげに言う司郎 アンナ「ちなみにあれは私のコレクションの一つ」 Vサイン片手に話に割って入るアンナ…  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:32:31)
- 爽やか男性客「あ、あの!」アンナ「ん?なにかしら」男性客A「こ、この桃色の髪をした女性はあなたですか!?」アンナ「え?ああ、そうだよ?」男性客「こんなに綺麗なお人がいるなんて……ああ、私こういう者です」アンナ「?どうも……って、え!?」思わず男性が渡した名刺を受取って見て、仰天。そこには――男性客「私、近くでカジノを経営しているオーナーです」  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:38:02)
- 一同「!?Σ(゜□゜;)」  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:42:27)
- 黄金「ほう?ちょうど私たちが目指すべき場所の主か……マレウス」アンナ「は、はひ!?」黄金「彼との交渉はまかせる。それまでは私たちが稼ごう」そこでニッコリ笑みを浮かべる黄金。  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:44:10)
- 黄金「お嬢様方……もしよろしければ、私が幼少の頃使っていたペンなどがあるのですが、何分古く困っていたのです。もしよろしければこれと私の写真集とセットでいかがです?ああ、少々値段は上がりますが」女性客『買います!!だから壊(愛)して下さ~い♪』黄金「ええ」爽やかにニッコリ。ズキューンと射抜かれる女性客たち。  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:46:19)
- シュライバー「甲冑騎士サクラとの写真&握手会の受け付けはこちらだよ~」 そちらにも女性客がなだれ込む…  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:49:16)
- アンナ(………よ、よし!)  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:50:49)
- アンナ「あ、あの~……」オーナー「はい?」アンナ「わ、私が綺麗ですか?」オーナー「ええ!私の目に狂いはない。こちらの大きな女性があなたであるのも間違いありませんね」アンナの目の前にある本を手に取りながら男は言う。アンナ「!!え、ええ(こいつ、鋭いわね)」内心男の慧眼に恐れ入るが、褒められて悪い気はしていない。アンナ「そ、それはですね……」オーナー「ああ、別段私は気にしませんよ。こちらの女性は妖艶で胸が大きくて素晴らしいですが」そこでオーナーはアンナを優しく見てから、オーナー「あなたのようなお綺麗な女性を私は一度でいいからお逢いしたかったのです」  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:55:09)
- アンナ「あ、ありがとうございます! ……あの」 オーナー「なんでしょう?」  -- 名無しさん  (2012-10-23 21:58:28)
- アンナ「あなた……カジノのオーナーって言いましたよね?」オーナー「ええ」  -- 案山子さん  (2012-10-23 21:59:17)
- アンナ「実は私達、わけあってお金を稼がなきゃいけないんですけど……」  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:01:19)
- オーナー「お任せくださいと言いたいのですが…今うちで勝ちまくっている蜘蛛のような男が一人いるのです、それを何とかしていただきたのですが…」   -- 名無しさん  (2012-10-23 22:05:23)
- 全員『……………………蜘蛛』その単語に思い当たる節がありすぎた。気持ち悪いぐらいに。アンナ「(ここは知らぬフリよ)」ベイ「(当たり前だ)」戒「(同感だね)」黄金「(異議なしだ)」  -- 案山子さん  (2012-10-23 22:07:11)
- ベイ「その男、俺が絞めて差し上げましょう…オーナー」   -- 名無しさん  (2012-10-23 22:08:40)
- ベイが用心棒志願として名乗りを上げる…  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:10:10)
- オーナー「本当ですか!? ありがとうございます!」 黄金(ベイ、頼んだぞ…) ベイ(ヤヴォール)  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:13:44)
- 司狼「ま、あんたらその恰好があるからいいけどよ~」エリー「ねえ、オーナーさん。物は相談なんだけどさ、メイド服か何かない?なんかこの服じゃ味気なくて」そういって己の服を指し示すエリー。オーナー「そうですね……ではバニーなんていうのはどうです?」エリー「バニーか……刺激的でいいねぇ」  -- 案山子さん  (2012-10-23 22:18:37)
- 司狼「オーナー、そのバニーは赤か?黒か?」 欲望全開で聞く司狼…  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:22:22)
- オーナー「うちのは、黒に赤いラインが入ったデザインです」  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:24:08)
- 司狼&エリー「ナイスだ、オーナー!!!!!!!!!!」 舞い上がる二人…  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:26:30)
- ベイ「なんでテンションマックスになってんだァ?」戒「さあ?……ああ、お姫様。それを買って頂けるのですか?あなたにこの僕の加護があらんことを」相手の女性の手の甲に口づけをする戒。そして相手は卒倒した。  -- 案山子さん  (2012-10-23 22:27:59)
- … 蓮(女)「………みんなどこ?;」 その頃、はぐれてしまった蓮(女)はチャシャ猫と森の中を歩いていた。  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:29:11)
- 猫『みんな町のほうに向かったみたいにゃ~」  -- 名無しさん  (2012-10-23 22:30:27)
- 蓮(女)「ま、町って……あっちか?」そう言って茂みを分けて歩いていると、モ○ルスーツが歩くような機械音が近くでした。蓮(女)「――――――――!!」思わず声を殺し、木の陰に隠れる蓮(女)。  -- 案山子さん  (2012-10-23 22:33:40)
- ドシンッ!!ドシンッ!!と歩くのは赤いジョーカー一体。ジョーカーK「異常ナシ」  -- 案山子さん  (2012-10-23 22:51:31)
- ジョーカーK[ジョウオウサマ、コノアタリニアノクモヤロウはイマンセン」 女王「わかったわ、ほかを当たりなさい……」  -- 名無しさん  (2012-10-23 23:12:51)
- ジョーカーK「ラジャー」  -- 案山子さん  (2012-10-23 23:15:50)
- 蓮(女)はジョーカーKが見えなくなったのを確認し、立ち上がる… 蓮(女)「蜘蛛野郎ってシュピーネのことか?なんであいつ追われてんだ……」猫「町に行けば何かわかるかも知れないにゃ~」蓮(女)「そうだな…早くマキナと男の俺を助けないと…」そう言って町に向かう蓮とチェシャ猫。  -- 名無しさん  (2012-10-23 23:22:12)
- … チャシャ猫「ついたにゃ、ここにゃ」 蓮(女)「わあ……!」  -- 名無しさん  (2012-10-23 23:24:44)
- その感動もつかの間…すぐに驚愕することになる…… 町を歩く蓮(女)、掲示板の前を通りかかるとシュピーネの顔があった、しかもドアップでだ。丁寧に懸賞金までかけられている……それを見てさらに進む蓮(女)。広場に来ると人だかりができていた……。そしてそこには見知った面々が、即売会を行っていたのだ。   -- 名無しさん  (2012-10-23 23:38:38)
- 蓮(女)「………(゜Д゜)」  -- 名無しさん  (2012-10-23 23:45:56)
- なんか黄金を崇め恍惚としている女性がたくさんおり、甲冑を纏った戒に卒倒している貴婦人方がいるやらアンナがなんか爽やかそうな男性と話しているし、司狼とエリーが物凄い勢いでシュライバーと共に本を売っていた。神父はその間に周りの人からいろんな情報を聞き出していた。  -- 案山子さん  (2012-10-23 23:51:02)
- 蓮(女)「これは、手伝ったほうがいいのか?」その呟きに司狼が即座に反応する。司狼「蓮(女)いいところに……エリー、ここは任せろ」エリー「OK、蓮ちゃんこっちこっち!!」招きするエリー。蓮(女)はそれに従ってエリーのもとへ向かう。   -- 名無しさん  (2012-10-23 23:59:36)
- 蓮(女)「手伝わなくていいのか?」エリー「そこはほら、男衆が根性見せるでしょ?」そう言って笑うエリー。 エリー「蓮ちゃん、少しこれに着替えてもらえる?」そう言って蓮(女)に、つい先ほどカジノのオーナーから譲り受けたバニーコスを渡すエリー。  -- 名無しさん  (2012-10-24 00:08:33)
- 蓮(女)「え!?こ、これって……!!」エリー「バニーちゃんよ!さあ、今から私とメイクアップの時間よ!!」蓮(女)「い、いや別に問題ないんだがなんか本城目が怖いぞ!?」  -- 案山子さん  (2012-10-24 06:36:42)
- エリー「問答無用!!お覚悟を!!」蓮(女)「きゃああああああああああ!!!!!!」  -- 案山子さん  (2012-10-24 07:45:33)
- ……マキナ「……!?」  -- 名無しさん  (2012-10-24 10:51:56)
- 蓮「ミハエル、どうした?」 マキナ「なんでもない……先を急ごう」そういって歩みを速めるマキナ……  -- 名無しさん  (2012-10-24 11:00:05)
- そのころ、エリーと蓮(女)はかなり百合っていた……  -- 名無しさん  (2012-10-24 11:01:24)
- エリー「ほらほら〜、無駄な抵抗はやめなさ〜い♪」  -- 名無しさん  (2012-10-24 11:18:26)
- 蓮(女)「うひゃ!?ほ、本城……うにゃぁ、だ……駄目だって♡」 ……男性客「……ゴクリ」音声のみ聞こえてくる悩ましい声に生唾を飲む男衆。  -- 案山子さん  (2012-10-24 12:28:10)
- そんな光景がさらに五分……男性客はたまらず鼻血を出すものが続出する。司狼「待たせたな、野郎共!!!これから蓮(女)&エリーの写真撮影会を始める!!!!!準備はいいか!!!???」男性客「魚おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」盛大にこだまする男たちの歓声……  -- 名無しさん  (2012-10-24 12:46:42)
- もはや某人形使いなど目ではないほどだ……  -- 名無しさん  (2012-10-24 12:47:37)
- そしてステージの幕が開く……。そこには、顔を赤くする蓮(女)とノリノリの表情でエリーが現れた……。格好は蓮(女)がバニーで、エリーが何処からら引っ張り出してきたのかパレオだった……。  -- 名無しさん  (2012-10-24 13:02:56)
- 司狼「野郎ども!!さあお待ちかねの時間だ!!おおっと勝手に撮るんじゃねえぞぉ?代金支払ってからちゃ~んとルールは守ろうぜ?あと、そこに蓮(女)とエリーの写真集があるから、一緒に買っていくと特典が付くんだぜ~?欲しいか、てめえら!!」男衆『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!』  -- 案山子さん  (2012-10-24 13:14:46)
- 黄金「大盛況だな……まあ変装しているため、バレる心配もない」黄金ファン一号「あ、あの!」黄金「はい?どうかしたしましたか?」柔らかく優しい声(どこぞの弓兵参照)で返事をすると、一人の女性が名刺を渡した。全員「(このパターンはもしや!!)」  -- 案山子さん  (2012-10-24 13:35:36)
- ファン一号「私、ロイヤルカジノバーで働く者なのですが!」黄金「ええ、どうしました?」ファン一号「そこで私、支店長を任されているのですが……よろしければ、あなた様をスカウトしてもよろしいでしょうか?」 ……ザミエル「……ビキッ!!」シュピーネ「ひィッ!?ど、どうしました?ざ、ザミエル卿」ザミエル「……いや何。いま何かハイドリヒ卿のお傍で不穏な気配を察してな」離れていようと黄金レーダーは健在だったザミエル。  -- 案山子さん  (2012-10-24 14:14:37)
- ・・・ アンナ(ハイドリヒ卿、チャンスですよ!)  -- 名無しさん  (2012-10-24 14:16:06)
- 一旦ファンの一人に待ってもらい、裏手に回って作戦会議中だった。  -- 案山子さん  (2012-10-24 14:21:50)
- 黄金「ふむ……この場合、カールでいうなら、いやゲームで言うなら『分岐点』というものか?」司狼「当たからずも遠からずだな」蓮(女)「はァ……疲れた;」エリー「お疲れ~♪(ツヤツヤ)」  -- 案山子さん  (2012-10-24 14:23:31)
- 司狼「おう、どうだった?」  -- 名無しさん  (2012-10-24 14:28:35)
- エリー「ブイ~♪(ツヤツヤ)」実に彼女はイキイキとしていた。エリー「いや~蓮ちゃんとは“くんずほぐれつ”できたし、本も売れたし……んで?」司狼「おう、野郎どもお前らの艶声にビンビンかつ余計にテンションが跳ね上がってたな。お蔭で鰻登りならぬ龍登りだな。売上最高だ!」戒「僕もなかなか良い具合だったよ……騙してはいないけど、なんか良心が痛むね;」エリー「彼女がいなくてよかったね♪(ツヤツヤ)」ベイ「あの阿保がいたら真っ先に買っていたろうがな。まず最初に」  -- 案山子さん  (2012-10-24 14:37:28)
- エリー「それで、そっちはどうなの?」  -- 名無しさん  (2012-10-24 15:01:40)
- 司狼「っていうと?」  -- 案山子さん  (2012-10-24 15:03:53)
- エリー「スカウトの話よ」  -- 名無しさん  (2012-10-24 15:06:15)
- 黄金「ふむ……私は別に了承してもよいのだが。卿らと別れるのは危険ではないのかね?」アンナ「私も別に問題と思うんだけど……どうするの?」司狼「完全に二手に分かれるな……どっちも稼げるってのがメリットだ」  -- 案山子さん  (2012-10-24 15:12:40)
- ベイ「頭脳面で分けるなら、司狼とその相方は分けた方がいいよな…」 存外まともなことをいうベイ…  -- 名無しさん  (2012-10-24 15:17:24)
- 蓮(女)「はぁ……はぁ……た、確かに。司狼は元々頭もいいし、本城も「ごほん」……エリーも頭はいいしな」エリーに何をされたかはさて置き、黄金「マレウスはカジノであるからベイは行け。元々そういう話であったからな」司狼「俺はロリBBAに付いていくわ。カジノってのはギャンブル、つまり賭け事だ。俺の運裁きをどこぞの世界とは違うんだ!見せてやる!」  -- 案山子さん  (2012-10-24 15:21:00)
- エリー「捌きすぎてご破算と…」 冷静に酷いことをいうエリー  -- 名無しさん  (2012-10-24 15:37:55)
- 司狼「縁起でもねえこと言うんじゃねえよ!?」ベイ「まあともかくだ。俺たちは二手に分かれる。いいな?」アンナ「異議なし!」戒「同じく」黄金「構わんよ」蓮(女)「俺もいいぞ」神父「私も忘れないでくださいね?」司狼「あ、そういえば忘れてたな。神父さん」エリー「今までどこにいたの?」神父「失敬な。私は情報を集めていたのですよ」  -- 案山子さん  (2012-10-24 15:41:59)
- 黄金「それで?」神父「ええ、実は先程入ってきた情報なのですが、男二人がカジノに入っていくのを目撃したそうです」全員『……………………男二人』それに思い当たる節がある面々。  -- 案山子さん  (2012-10-24 16:03:39)
- 司狼「俺を追いに来たんじゃないのかよ;」神父「どうも、副首領に誘導させられたようですね」  -- 案山子さん  (2012-10-24 16:26:33)
- 黄金「敵がシュピーネに夢中だといっても我らも終われる身だ…そこのところはぬかるなよ」 全員「了解」  -- 名無しさん  (2012-10-24 16:29:35)
- そして……黄金「お待たせしました♪」爽やかに黄金は戻り、笑顔を振りまく。それだけで卒倒する女性陣営。ファン一号「あ、あの!ご返答を」黄金「ええ、構いませんよ。ただし、何名か一緒に同行させてもよろしいかね?」ファン一号「はい!問題ありません!」  -- 案山子さん  (2012-10-24 16:32:28)
- 黄金「聖餐杯、トバルカイン、エリー行くぞ」 三人「ヤヴォール!!」  -- 名無しさん  (2012-10-24 16:35:18)
- 爽やかスマイルと打って変わっての黄金のカリスマに女性客は全員倒れてしまった… 女性客『すごく・・・・一撃必殺です………」  -- 名無しさん  (2012-10-24 16:47:09)
- アンナ「死屍累々という言葉がここまで来るなんてね;」司狼「カリスマ性、止まるところ知らねえな;」蓮(女)「あ、ああ……;」  -- 案山子さん  (2012-10-24 17:06:55)
- 黄金「なに、これが覇者の器というものだ…」  -- 名無しさん  (2012-10-24 17:20:52)
- … 水銀「さあここだよ、2人とも♪」  -- 名無しさん  (2012-10-24 17:30:26)
- さて、今回の主催者にして諸悪の根源たる男、水銀ことメルクリウスはヨハンと漣を連れてこの世界で離れた場所に来ていた。  -- 案山子さん  (2012-10-24 19:48:31)
- 蓮華「待ってたよー♪」  -- 名無しさん  (2012-10-24 19:50:40)
- その軽い声を聴き二人は軽い眩暈に襲われた 二人「……・・…」  -- 名無しさん  (2012-10-24 20:46:36)
- 蓮華「どうしたの?」  -- 名無しさん  (2012-10-24 20:51:02)
- 皆、忘れていないだろうか?現在の蓮華の格好は幼い容姿にロリータ服という何とも的を射た水銀のチョイス服を着ている。それを男の子である二人には可愛く見え、頬を赤くしていた。  -- 案山子さん  (2012-10-24 21:27:31)
- ヨハン「…………なんでもない」  -- 名無しさん  (2012-10-24 21:45:14)
- 蓮華「?」  -- 案山子さん  (2012-10-24 22:36:33)
- 水銀「さて、君たちには特等席を用意しているよ」  -- 名無しさん  (2012-10-24 22:47:39)
- ヨハンたちを連れてきた場所、そこは御伽噺から出てきた正真正銘本物のお菓子の家があった。水銀「君たちの要望があれば対応させてもらうよ」  -- 案山子さん  (2012-10-25 07:47:18)
- 蓮華「おじいちゃん」 水銀「何だね?」 蓮華「これ、たべていい~」 よだれをたらしながら聞く蓮華・・・  -- 名無しさん  (2012-10-25 11:24:10)
- 水銀「無論だよ」ニッコリ微笑む水銀。水銀「まあ食べるのは自由だよ。代わりと言ってはなんだが」ヨハン「大丈夫♪」蓮華「おじいちゃんのお手伝いはちゃんとするから♪」  -- 案山子さん  (2012-10-25 13:06:06)
- 水銀「感謝するよ。ああ、懐柔しているわけではないからあしからず」そう、彼の十八番は他力本願。だが、真の演出家を自負する男の本気はこんなものではない。数多ある世界の内の一つしかまだ披露していないのだ。水銀「さあ、さらに舞えよ。我が息子たちよ」男は謳う。  -- 案山子さん  (2012-10-25 13:12:40)
- そのころ、司狼はエリーの予言どおりご破産しまくっていた…… 司狼「なぜだ……」ルーレットの前で灰になっている司狼……  -- 名無しさん  (2012-10-25 13:16:09)
- 蓮(女)「大丈夫か?司狼……って、やった〜♪また勝った♪」ディーラー「……強い。ただ強い」ポーカーをしていた蓮(女)は連勝していた。相手のディーラーは灰になっていた。  -- 案山子さん  (2012-10-25 13:31:50)
- ロイヤルストレートフラッシュを10連続もイカサマ無しで出されたのだ……無理もない。  -- 名無しさん  (2012-10-25 13:33:36)
- オーナー「アンナさん、どうです?」アンナ「ええ、素晴らしいわね♪中々いい趣向だわ」オーナー「女王の命令に背いている私ではありますが、この内装外装は下品過ぎず、豪華過ぎず、そして娯楽を楽しめるようにしています」アンナは誂えられたドレスを身に纏っていた。  -- 案山子さん  (2012-10-25 13:45:43)
- ベイはシュピーネを探していた。そしてすぐ見つけるが、バーニー姿のザミエルとともにいたのでうかつに手が出せないで困っていた。ベイ「(どうすっかな~これ……)」珍しく頭を使って考えるベイ。  -- 名無しさん  (2012-10-25 14:06:22)
- ベイ「とりあえず声かけてみるか…」 そしてベイはザミエルとシュピーネ近づいてく… ベイ「ザミエル、お前・・・・何やってんだよ?捕まったんじゃなかったのか?」 どこかしらあきらめ口調で言うベイ…  -- 名無しさん  (2012-10-25 15:38:10)
- ザミエル「ほう?ベイか……中々黒のタキシードは似合っているじゃないか」ベイ「ほっとけ」無頼な態度でそう往なしてから、ベイ「んでよ、正味な話――俺はてめぇに用があるんだわ。シュピーネ」シュピーネ「ほう?私に用ですか」おうよ、とベイが言いながら目に殺気を宿らせ、こう告げた。  -- 案山子さん  (2012-10-25 19:55:43)
- ベイ「ここのオーナーがお前の荒稼ぎにご立腹らしくてな、お前を突きだせば資金と景品をもらえるって寸法だ。まあ、お前も仲間だから手荒い真似はできればしたくねえ…大人しく捕まってくれねえか?」 殺意交りながらも交渉という譲歩を見せるベイ。  -- 名無しさん  (2012-10-25 20:46:30)
- ザミエル「こいつは少し前にお前たちより目立った、小者のくせにな…全力でやれとは言わんが半殺しに位ならしても構わんぞ?」シュピーネ「ちょっ……!!!???」   -- 名無しさん  (2012-10-25 21:08:17)
- ベイ「ヤヴォール(-_☆)」 ベイの目が光る、シュピーネ、青ざめる ザミエル笑う…  -- 名無しさん  (2012-10-25 21:10:49)
- ベイ「といきたい所だが、ハイドリヒ卿の言い付けでな。さっきは意外と役に立ったから極力ダメージを与えないで連れ戻せってな。戦闘以外なら有能だからってな」 シュピーネ「ほっ」 ベイ「まあ、用心棒の仕事をした証明として一二発は殴っとくか」  -- 名無しさん  (2012-10-25 21:13:51)
- ベイ「で、聞くがお前…どれだけ稼いだ?」 シュピーネ「張り紙の賞金のチョイ上ぐらいにはなりましたね……」シュピーネはザミエルにあってから皆が来るまでに時間を持て余していたのでとりあえず遊んでいたら金額を超えてしまったのだと語った…  -- 名無しさん  (2012-10-25 21:20:48)
- ベイ「ならその余った資金を提供しろ……それならとりあえず顔面殴らず腹部一発で済ませてやる。どうせ俺たちが同じ金額に到達しなくちゃならねえんだ。悪いが俺はこういうのは得意じゃないんでな」シュピーネ「……はぁ。まあいいですよ、私も本気で殴られないと分かっただけで僥倖です。あ」ベイ「んだ?」そこでシュピーネは唐突に思ったことを言った。シュピーネ「そういえば、ザミエル卿はどうやって金を集めるのです?」ベイ「……そういえば、そうだな」  -- 案山子さん  (2012-10-25 21:38:04)
- ザミエル「ここで働いている以上、これで稼ぐしかあるまいよ…」 自嘲気味にそう言うザミエル…  -- 名無しさん  (2012-10-25 21:46:50)
- ザミエル「それに……私はあれで稼ぐつもりだ」そこで顎で柱に貼ってある紙を見た。ベイ「何々?『只今美女によるチップレース開催中』」シュピーネ「『男女問わずに好成績を残したものには、順位に合った金額が提供される。これを気に一攫千金を狙うもあり』ですと?」ザミエル「そういうわけだ……だからこのような恰好をしているのだよ」  -- 案山子さん  (2012-10-25 21:47:54)
- ベイ「ってことはだ。男も一応応募してるってことはだ。まずシュピーネを届けてから俺も稼いでみるか。ギャンブルはあんまり得意じゃねえんだが、他の連中に遅れをとるのはシャクだ」ザミエル「まあ頑張ればいいさ」シュピーネ「とりあえず、ザミエル卿に私の金を渡しておきますので、ベイは私をここのオーナーないし女王のところへ届けなさい」ベイ「往生際がいいこって……んじゃよぉ、ザミエル。少々待っててくれや」ザミエル「ああ」  -- 案山子さん  (2012-10-25 22:19:30)
- ザミエル「一応情報収集はしておいた… 此処のオーナーは女王とはのことをよく思ってないらしい…一応事情を話せばかくまってはくれるだろう…」 ベイ「あいよ……」  -- 名無しさん  (2012-10-25 22:24:52)
- シュピーネ「ザミエル卿、感謝します」 頭を下げるシュピーネ  -- 名無しさん  (2012-10-25 22:27:27)
- そして、シュピーネは周りに悟られないようにしてベイと共に歩いていく。そして、二階の方へ行くとオーナー「いやはや。やはりあなたはお美しい。姿を変えることも可能なのですね?」アンナ「ええそうよ。しかし、私をそこまでベタ褒めしてくださるなんて、優しいのね」オーナー「やさしさだけが取り柄みたいなものですから。さあ、こちら70年もののワインです」アンナ「有難う♪」ベイ&シュピーネ「……なにやってんだ?」優雅にワインの入ったグラスを当てて楽しそうに飲んでいる二人を見て思わずそう呟く二人の男。  -- 案山子さん  (2012-10-25 22:36:19)
- アンナ「(こいつ鷲の連中の私に気があったやつのイケメン版みたいな性格しているのではないだろうか)」 そんなことを思いながら笑うアンナ……  -- 名無しさん  (2012-10-25 22:57:21)
- ベイ「オーナー、約束通りこいつ絞めてきたぜ」そう言ってふんじばったシュピーネを見せるベイ……  -- 名無しさん  (2012-10-25 23:00:43)
- オーナー「ん?ああ、ご苦労様です。本当に捕えたのですねぇ。素晴らしい」シュピーネ「やれやれ……人が折角いいところまで登り詰めたというのに」オーナー「私としても、カジノであそこまでやられては放置するのが無理なのものでね」爽やかな彼は、シュピーネに対してもその態度は変わらなかった。アンナ「(ありゃ、鷲のあれよりマシだわ……まあ、悪いけどロートスやレン君の方が上位だけど。まあ、彼も申し分ないわね)」ベイ「(あのババア、ロクなこと考えてねえよな。確実に)」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:06:46)
- ベイ「それでよ、オーナーこいつこう見えておれのダチ公なんだわ、分け合って女王に追われてる、つっても俺らの身代わりみたいなもんだし、少しの間ここにかくまってもらってもいいか?」 いつもとは打って変わって殊勝なベイ オーナー「私共も、女王には良い印象を抱いていないわけですからそれは構いませんよ」 どこまでも温和なオーナー  -- 名無しさん  (2012-10-25 23:13:36)
- オーナー「ただ、問題が一点」ベイ「あん?問題だ?」オーナー「ええ」そこで言葉を区切り、オーナー「ここには定期的に女王のジョーカーが見回りを兼ねて来ますゆえ、私のワインなどが貯蔵してある場所にでも匿ってやってください」アンナ「ジョーカー?あの赤いの?」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:16:23)
- オーナー「いいえ」そこでキッパリと否と告げ、オーナー「“彼”はそんなモノと比較してはなりませんよ」ベイ&アンナ「何?」シュピーネ「つまり、あの黒騎士とかいう規格外な男と同格であると?」オーナー「察しがいいですね」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:17:53)
- 温厚なオーナーがそこで畏怖を混じらせた溜息を吐き、オーナー「彼はあの黒騎士とは相容れぬようで、実に互いの行動を把握しています。頭や勘が冴えるお方ゆえ、油断はできませんよ」ベイ「……どんな成りだ」流石のベイも、警戒する感じで尋ねた。オーナー「金髪で赤いコートを羽織っていて、射撃の名手です」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:20:22)
- アンナ「銃使い?」オーナー「ええ、それも伊達ではありませんよ。彼に名づけられたコードネーム。それが伊達や酔狂で付けられたものではありません」シュピーネ「……もしや」ベイ「心当たりがあるのか?シュピーネ」シュピーネ「ええ。彼の言う男……ゲオルギウスと同じ存在かもしれませんねぇ」アンナ「あら?彼と?」シュピーネ「ええ、一応お尋ねしますが……その男のコードネーム。いいえ……魔名は『魔弾』ですか?」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:22:59)
- オーナー「お察しの通りです…」 頷いて影落とすオーナー ベイ「じゃあ、俺らみたいなお尋ね連中はちょいと危ない気がするな・・・・下手な変装はすぐにばれちまう可能性がある・・・」呟くベイ… ベイ「オーナーよそいつが来そうな時間帯とか日にちとかわかるか?」 真面目な顔のベイ 相手があの司狼と同じかもしれないなのだ、彼はあれの目端の良さを知っている、頭の回転の速さもだ、真面目になるのもうなずける……  -- 名無しさん  (2012-10-25 23:35:08)
- オーナー「今の時間が午前の11時。彼が見回りとして来るのが午後の1時」ベイ「っていうことは」アンナ「あと」シュピーネ「二時間ですか」流石の三人が警戒の色を濃くする。シュピーネ「先に告げておきます」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:41:18)
- ベイ&アンナ「任せた!!!」 オーナー「私はすぐに彼をかくまう準備に取り掛かります」 ベイ「すまねえ、頼む……」  -- 名無しさん  (2012-10-25 23:42:55)
- シュピーネ「ああそれと」彼はベイとマレウスを見て、シュピーネ「魔弾……タスラムと呼ばれる彼の実力、それはエイヴィヒカイトを有している我らにダメージを与えることが可能な存在なのです」ベイ「んだと?」アンナ「そこまで?」シュピーネ「ええ……以前副首領に見せてもらった記憶があるのですが、確かその男。以前の神に仕えていた存在で、その器が『蠅の王』を宿すための存在であったと記憶しています」ベイ「難しい話はこの際どうでもいい……あの小僧と同等ってのは本当か?」シュピーネ「断言できます」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:44:36)
- アンナ「なら、急がないと!!」シュピーネ「ではオーナー。私をそのワインを貯蔵している場所までお連れ下さい」  -- 案山子さん  (2012-10-25 23:45:49)
- ベイ「俺は下の奴らに今のこと伝えてくる」 そう言って部屋を出ていくベイ、 そしてカジノのバーに全員を集め現状を話した……  -- 名無しさん  (2012-10-26 00:05:31)
- ベイ「……ということだ」司狼「……なるほど」蓮「つまり、あの黒騎士とかいうヤバイ奴のほかにもう一体ヤバイのが紛れていて」マキナ「今こちらに向かっていると」蓮(女)「ヤバイな……ラインハルトがいれば」ベイ「無い物強請りはよくねえな……ともかく、現状ここでやり合うのは忍びねえ。やり過ごすぞ」アンナ「かといって、変装なんて速攻でバレるわよ?」  -- 案山子さん  (2012-10-26 00:13:39)
- 蓮「相手の中身が司狼だからな・・・」 マキナ「本当に、面倒な男だな……」  -- 名無しさん  (2012-10-26 00:17:13)
- 司狼「俺様の顔見て二人で頭かかえてんじゃねええ!!」  -- 名無しさん  (2012-10-26 00:18:05)
- ベイ「やかましい!ともかくだ」この場を仕切るベイがサングラスを掛けたまま告げる。ベイ「俺の勘なんだが……スペードのジャックがあの黒騎士だとするだろ?」アンナ「それがどうかしたの?」ベイ「関係大有りだ。もしだ、そいつがあのババアの別のマークのジャックとするとだ」マキナ「!!もう二体いる……と」ベイ「恐らくだがな……端役にしろ何にしろ。今はやり過ごす。各々がペアで行動しろ。いいな?」全員『諒解』  -- 案山子さん  (2012-10-26 00:26:12)
- 司狼「俺は蓮と組む…おいムッツリ、お前はシロ助だ、そのほうが連携とりやすいだろ?」 マキナ「よかろう、ドジふむなよ」 司狼「そりゃあ、こっちのセリフだ、そっちこそトチんじゃねえぞ」 なんだかんだで生きぴったりな二人……  -- 名無しさん  (2012-10-26 00:30:34)
- アンナ「ならレンちゃんは私と一緒ね♪」蓮(女)「こうなったら一蓮托生……頼むぜ?」アンナ「まかせて♪」ザミエル「私が見張りをやっておいてやろう」ベイ「頼むぜ、ザミエル」  -- 案山子さん  (2012-10-26 00:34:00)
- と、そこに思わぬ者たちがいた。??「あ、蓮だ!お~い、蓮~!」蓮「って、は?こ、この声は――」司狼「バカスミだと!?」  -- 案山子さん  (2012-10-26 00:35:49)
- 幼馴染の二人が物凄い勢いで振り返ると、丈が短いメイド服を着た巨乳幼馴染の香純がいた。蓮「えええええええええええええええ!?」なんで!?」司狼「おまっ……捕えられてたんじゃねえの!?」香純「う、うん……そうなんだけどさ。実は私捕まって城に連れていかれると思ったんだけどね」 ……回想。  -- 案山子さん  (2012-10-26 00:37:51)
- ジョーカー「オマエ、ココデ働ケ」香純「えっ?ちょっ……は?」ジョーカー「ココナラ、オマエ匿ッテクレルハズダ」香純「な、なんで?」ジョーカー「オレ、アノババア嫌イダ。ダカラ、オマエ逃ガス」香純「で、でもそれじゃああなたが!!」ジョーカー「ウマクゴマカス」  -- 案山子さん  (2012-10-26 00:40:07)
- 香純はそいつの頭を撫でてやった、するとジョーカーは顔を赤くして『サッサトイケ・・・』といった。  -- 名無しさん  (2012-10-26 00:51:32)
- 香純「…ありがとう、後でお礼するから!!」 ジョーカー「キニスンナ、タッシャデナ」 そして香純はジョーカーに教えてもらった通路を通って脱出したのだった。  -- 名無しさん  (2012-10-26 00:54:56)
- ……回想終了。香純「……ってことがあったのよ」司狼「どこのラ○ュタだよ;」  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:02:07)
- 蓮「しかし、シュピーネの吠えたことがそこまで正しかったとは・・・・・・」 驚愕する蓮  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:03:22)
- 司狼「これはうまいこと、つけ込めるんじゃねえのか?」思わずつぶやく司狼……  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:06:47)
- 香純「私……あの兵士さん、助けたいよ。蓮」司狼「そうは言うがな、コロポックルよ。今話たろ?その兵士は今あのババアに説教くらってる確率が高いんだぜ?」蓮「まあ処刑されることはないだろうが、いずれにしろロクな扱いは受けないだろう」司狼「加えて、こちらの状況は教えたろ?今からヤバイのが来るから、それをせめてやり過ごしてからだな」  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:09:25)
- 蓮「司狼のいい考えも、その後で算段立てないとどうにもならん…とにかく今はどっかにかれてやり過ごすぞ」 香純「司狼、任せていいの」 司狼「任せとけ…うまいことあのBBA出し抜いてやる」  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:13:27)
- その時、オーナー『!!皆さん、聞いてください』と、そこへベイがオーナーから渡され、皆に渡したトランシーバーからオーナーの小さな声が聞こえてきた。その声は、緊迫に満ちていた。  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:15:41)
- オーナー『二階から確認していたところ、タスラムがこちらに向かってきています!!』全員『んだと!?』小さな声で皆が驚愕する。ベイ『(おい!来るのは午後じゃなかったのかよ!?)』オーナー『ええ、確かそのはずなのですが……』マキナ『……ゲオルギウスと同じだと言ったな』シュピーネ『となれば、第六感でも働かせたのでしょうね』  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:17:51)
- オーナー「前方五百メートル、速度は歩き、何やら考え事をしている模様、総員退避!!」 全員「了解!!」  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:20:50)
- 速攻で皆が他の客にバレないように扉の中へ隠れていく。蓮「香純、こっちだ!」香純「う、うん!」慌てて彼女の手をひっぱり、扉へ向かう。司狼「こっちだ!蓮」蓮「おうよ!」マキナ「………………」ベイ「おい、マキナ!てめえも」マキナ「お前は隠れろ。俺はあそこにいる」そう指さした場所を見てベイは呆れた。ベイ「はあ!?おま、何考えて――」マキナ「いいからそこに隠れていろ」ベイを徐に扉の中へ押して隠すと、執事服からバーテンダー服へ着替えたマキナが、バーカウンターへ入っていき、徐にカクテルを振り始めた。ベイ「(あれでやり過ごす気かよ!?)」  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:24:36)
- 蓮(女)「(マキナ…かっこいい//////)  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:29:12)
- アンナ「(いや、レンちゃん……;)」この状況下でも彼に惚れる蓮(女)にアンナが呆れていた。そして、ザミエルも隠れ、皆が早急にかつ客にバレぬ程度の自然な動作で隠れてから数分後、ついに――???「よう、支配人。元気にしてるかい?」赤いコートに金髪をした男が入店してきた。  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:30:52)
- オーナー「いらっしゃいませ、お勤めご苦労様です」 深々と頭を下げるオーナー   -- 名無しさん  (2012-10-26 01:34:13)
- ???「ほんとご苦労さんだぜ…あのBBA人使いが荒すぎるってんだ……」 いきなり愚痴をこぼす金髪……  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:36:01)
- 香純「(うわ~……司狼ソックリ)司狼「(ほっとけ!!……にしても、あの野郎)」蓮「(隙がねえな)」  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:37:26)
- 弛緩した態度でありながら、軽佻浮薄。だがそれでいて構えは自然体でありながら無駄がない。そして、隙が一部の無駄もないのだ。  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:38:58)
- 偽司狼「今日はちょいと早く来ちまって悪いな…」 いきなりゆさぶりをかけてくる偽司狼……  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:46:23)
- オーナー「いえいえ……それよりも、どうなさいました?」その揺さぶりでも、オーナーは揺らがなかった。  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:48:00)
- 偽司狼「いやなに、ちょいとした伝達事項みたいのがあってちょいと早くよらしてもらったんだわ、最近このあたりにお尋ね者、特徴は蜘蛛みたいなやつなんだが見かけたら連絡ほしいんだわ……」 あえて団体ではなく個人の特徴を話す偽司狼……  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:51:21)
- ベイ「(頭の回転もあの野郎と大差ねえのか・・・厄介だな)」   -- 名無しさん  (2012-10-26 01:54:44)
- オーナー「蜘蛛……みたいな、ですか?はて、私がここにいて長いですが、そのような存在は見たことがありませんね」偽司狼「ふ~ん……そうなのかい?」オーナー「ええ」互いに腹の探り合い。一歩も譲らぬ笑顔での応酬。流石は司狼の元となった存在。侮れぬ。  -- 案山子さん  (2012-10-26 01:56:49)
- 偽司狼「奴の手口は暗殺、特に絞殺が得意みたいだからな…それに隠密に長けている、用心しろよ?」  -- 名無しさん  (2012-10-26 01:59:12)
- 本家と同じような目端の良さ、相手の特徴をつかむまでに至る速さ、こいつはある意味側近一番の頭脳を有していると思われる……  -- 名無しさん  (2012-10-26 02:01:41)
- ザミエル「(少ない情報でそこまで読み取るとは…こちらの戦闘の情報もばれていると考えるほうが妥当か…)」  -- 名無しさん  (2012-10-26 02:10:01)
- オーナー「お気遣い感謝いたします……。タスラム様」ジューダス「何度も言っているだろう?俺の名はジューダス・ストライフ。コードネームで呼ぶのは構わないと言ったのは俺だが、知らない中じゃねいんだ。気兼ねなくそう呼んでくれよ」オーナー「いやまぁ、そう呼びたいのは山々なのですが、やはりずっとこう呼んできましたので、やはりタスラム様と呼ばせていただけませんか?」ジューダス「キミも頑固だね……まあいいだろう。それじゃ、オレも少しばかりカジノを楽しませてもらおうか」オーナー「おや?見回りは」ジューダス「ああ、そんなことは所詮どうでもいいこと。俺も息抜きでいいだろ?」  -- 案山子さん  (2012-10-26 06:40:36)
- 司狼「(特異な存在、か)」ハートの女王に仕えながらもこの男も独立型。女王を宜しく思っていないようでありながら、水銀が宛がった端役。だが、この魔弾の魔名を持つ男が単なる傀儡で済むはずがない。ジューダス「んじゃ、オーナー。俺を案内してもらおうか」オーナー「はい、かしこまりました」そう言って金髪の男が歩いていく。男性客A「(おい、あの男)」男性客B「(魔弾だ……しかし、なぜこのような早い時間に?)」女性客A「(あの人も遊びに来たのかしら?)」女性客B「(息抜きじゃないの?)」  -- 案山子さん  (2012-10-26 07:17:09)
- カジノで楽しんでいた富豪たちが彼の来店に気づいていた。ザミエル「(あ奴らの反応から察するに、知名度……というより)」マキナ「(恐らく、ここの常連なのだろう)」トランシーバーを使って話す二人。  -- 案山子さん  (2012-10-26 08:13:27)
- ザミエル「(マキナ、貴様バレるなよ)」マキナ「(無論だ)」そう返答しながらカクテルを振っていた。かなり渋く似合っていた。ベイ「(なんであいつはああ似合うんだ?)」至極不思議そうに首を傾げる。  -- 案山子さん  (2012-10-26 09:19:20)
- しかも女性客は彼を見て「渋くて素敵……」という呟きをもらすほどだった……  -- 名無しさん  (2012-10-26 12:35:55)
- オーナー「では、いつものですね」ジューダス「ああ……と言いたいんだが、少々喉が渇いてね」親指で後方を指し、ジューダス「何か飲み物を貰えないかな?」  -- 案山子さん  (2012-10-26 12:49:29)
- マキナ「最近入ったばかりで簡単なものしかできないが、かまわないか?」  -- 名無しさん  (2012-10-26 13:34:22)
- ジューダス「ああ、問題ない。別にそこまで困らないからね」そう言って彼はバーカウンターに座った。マキナ「……では」ジューダス「ああ、俺のことは気にしないでやってくれたまえ」そう言われ、マキナはカクテルを作り始めた。シャカシャカシャカシャカッ!!と振るう度に音が鳴り、パフォーマンスとして上空へ投げたり、恰好を付けたりしていた……そこいらにいるカクテルを作る者より遥かに様になっていた。そして、何度も言うようだが……渋い。  -- 案山子さん  (2012-10-26 13:51:14)
- 占めにちゃっかりマッキースマイル……。女性客はその意外性に卒倒者続出だ……。 倒れた女性客「すごく……一撃必殺です……」恍惚とした表情だ。  -- 名無しさん  (2012-10-26 14:46:54)
- ザミエル「(馬鹿者!!貴様、余計な余波を招くんじゃないッ!!)」蓮(女)「(マキナ………かっこいい//////)」扉の向こうで、彼のスマイルに魂が浄化されかかっている蓮(女)の姿があった。  -- 案山子さん  (2012-10-26 14:50:47)
- ジューダス「バーテン、お前さんいい笑顔を持ってるじゃないか?」 マキナ「笑うことの大切さを俺に教えてくれた奴がいただけさ…」 そこだけハードボイルドな展開が出来上がっていた・・…  -- 名無しさん  (2012-10-26 15:26:44)
- ジューダス「ほう・・・いい奴に巡り合えたみたいだな・・・俺とは大違いだ」 苦笑い交じりに言うジューダス……  -- 名無しさん  (2012-10-26 15:31:28)
- マキナ「愚痴なら…いくらでも聞いてやるぞ・・・まぁ飲みな…この一杯はおごりだ・・・」そう言ってスクリュードライバーを差し出すマキナ  -- 名無しさん  (2012-10-26 15:34:56)
- ジューダス「へぇ~……気が利いているじゃないか。一応尋ねるが、その教えた奴ってのはどういう奴なんだい?」マキナ「興味があるのか?」ジューダス「ああ、あるね」  -- 案山子さん  (2012-10-26 15:40:15)
- マキナ「俺が刑事をやっていたころの同僚でな、俺がいつも愚痴をきいてもらっていた相手だ・・・夢見がちな男ではあったが、妙にウマが合う相手だった」 マキナの言っていることはすべてアドリブだ、しかし雰囲気がそれを覆い隠している……  -- 名無しさん  (2012-10-26 15:53:33)
- マキナ「毎日事件に追われた…殺人、マフィア間の抗争、人を見ることが辛くなっていった、皆心が荒んでいった、無論俺もその一人だ…だが奴は違った最後まで光を見るやつだった、俺はそいつに尋ねた、『どうして笑っていられるのか、どうして前を向いていられるのか?』と、すると奴はこう答えたんだ…」 そこでいったん言葉を切るマキナ……  -- 名無しさん  (2012-10-26 15:58:34)
- ルサルカ(この世界観に刑事とかマフィアいるのかしら?) 蓮(女)(まあ、相手も真剣に聞いてくれてるしいいんじゃね)  -- 名無しさん  (2012-10-26 16:08:24)
- 水銀『これは私の歌劇だ、それくらいの改良は加えてえあるからあしからず』 蓮(女)とアンナの脳内に直接語りかける水銀……  -- 名無しさん  (2012-10-26 16:48:00)
- アンナ「(やっぱウゼええ、こいつ)」 その声に内心そう返すアンナ……  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:01:09)
- マキナがジューダスにそう語っていると、ジューダス「なるほどね……よく分かった。んで、ちょういと尋ねるが」彼はスクリュードライバーを一気で飲み干し、ジューダス「ここに蜘蛛のような男を見なかったかい?それと、我らが女王陛下が捉えたはずの男『二人』が脱走したと激怒していてね……心当たりないかい?」  -- 案山子さん  (2012-10-26 17:04:15)
- マキナ「残念だが知らん、それとこちらからも質問だ」 ジューダス「なんだよ?」 マキナ「この写真の女の子を見なかったか?」 そう言って蓮(女)の写真を取り出した。 ジューダス「!!?か、可愛いじゃねえか…彼女か何かか?」 マキナ「妹だ……」 マキナの言葉にジューダスに電撃が走った……  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:12:23)
- 蓮(女)「(い、妹……♡はぁ~♪)」アンナ「(ちょ!?れ、レンちゃん!?な、なんか魂どころか総身全部が砂に成りかけてるわよ!?)」マキナの言葉に彼女は核兵器を投下され、ポワポワポワ~ンとなっていた。  -- 案山子さん  (2012-10-26 17:17:47)
- ジューダス「まっ、まあ、俺も忙しい身だ…片手間でいいなら探すのを手伝ってやる・・・」蓮(女)写真を見ながらわなわなしているジューダス・・・・・・  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:23:37)
- ジューダス「って……いけないいけない。俺の趣旨を踏み間違えるところだったな」だが、そこで彼は何とか我に返った。  -- 案山子さん  (2012-10-26 17:28:39)
- マキナ「もう一枚あるあら、それは持って行っても構わんですよ、お役にたてなかったお詫びみたいなものと想ってくれればいい」 さらに爆弾を落としてみるマキナ……  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:30:45)
- ベイ「(マキナの野郎……やりやがる;)」  -- 案山子さん  (2012-10-26 17:32:35)
- ジューダスの理性は限界を超えかけていた……  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:34:29)
- ジューダスの目には蓮(女)が天使に見えていたのだ……  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:43:55)
- だが、そこに――???『ジューダス。君の心が揺れ動いているのを感じ取れる。もう少し自重したまえ』ジューダス「――――おっと。そうだったな」どこからか聞こえる謎の声に彼は同意を示した。浮かれていた己を叱るように、軽く肩を竦めるジューダス。  -- 案山子さん  (2012-10-26 17:48:20)
- マキナ「(なんだ?)」謎の声に、マキナの第六感が警戒警報を鳴らしている。確かにジューダスも厄介だが、この声の主はあの黒騎士と同等クラスで危険だ。声だけでそれが伝わる尋常さ。  -- 案山子さん  (2012-10-26 17:50:02)
- ザミエル「(ん?空気が変わった……)」 目を細めるザミエル……  -- 名無しさん  (2012-10-26 17:52:39)
- ジューダス「しかし、君も存外無粋だね弓兵殿。もう少しこの遊戯を楽しませておくれ。どうせあの女王様にはバレやしないのだから」???『確かにそうだろうが、私も一応ダイヤのナイトを務める者。纏め役とまでは言わないが、私の言葉ぐらいは耳に留め給え』ジューダス「やれやれ……分かったよ。ただし」???『ああ、本分を忘れぬようにな。魔弾殿』ジューダス「そちらもな。弓兵殿」そこで念話が途切れた。  -- 案山子さん  (2012-10-26 18:04:24)
- マキナ「どうしました?」 ジューダス「いやなに、何でもねえよ…」 そう答えるジューダス…  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:09:02)
- ジューダス「んじゃ、ごっそさん。ああ、代金は」マキナ「奢りと言ったはずですが」ジューダス「……そういえば、そうだったな。んじゃ」そう言って無頼に彼はオーナーの元まで歩いていき、ジューダス「先に、ルーレットから」オーナー「畏まりました」  -- 案山子さん  (2012-10-26 18:11:12)
- マキナ「まちな、お客さん、忘れもんだ」 そう言ってジューダスに写真を投げて渡すマキナ ジューダス「いいのか?」 マキナ「もう一枚あるといったはずですが?」 そう言って茶目っ気を込めて笑うマキナ  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:16:39)
- 女性客『――――――――――――!!』それを見て、他の女性客が悶絶していた。ここに黄金同様終焉同盟という名のファンたちが結成されたのだった。  -- 案山子さん  (2012-10-26 18:18:41)
- ジューダス「さてと・・・勝利の女神も付いたこったし、やるか!!!!」 気合十分のジューダス……  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:22:45)
- そして、ジューダスと奥のVIPルームへ入っていくのを見届けてから、全員は大きな空き部屋へ集結した。ちなみにバーカウンターから出てくるマキナに女性客は握手やチップなどを渡していた……ちゃっかり儲けているマキナ。  -- 案山子さん  (2012-10-26 18:24:21)
- アンナ「マッキースマイル恐るべし……」  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:25:58)
- マキナ「俺はこのようなつもりではなかったのだがな……」ベイ「ま、とりあえずはあの野郎が奥に引っ込んだのは幸いだったな」  -- 案山子さん  (2012-10-26 18:30:46)
- ジューダス「面白い奴がいたものだ…」ひとり呟くジューダス そして蓮(女)の写真を胸にしまった・・・・・・  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:35:10)
- 香純「あの人、自称モテモテの誰かさんと違って本当にモテモテだね~」 いやな笑みを浮かべて司狼を見る香純  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:36:23)
- 司狼「んだ?コロポックル……?」若干ブチ切れた司狼がガン飛ばす。  -- 案山子さん  (2012-10-26 18:37:28)
- 蓮(女)「はにゃ~」 顔を真っ赤にして伸びていた……  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:45:44)
- マキナ「大丈夫か・兄弟…」 倒れている蓮(女)を優しく抱き上げるがたにさらに女性客の歓声が上がる  -- 名無しさん  (2012-10-26 18:52:48)
- ベイ「ごっほん!」そこでベイがサングラスを掛けたまま咳払いをし、ベイ「よ~し!てめえら、各々まずは金を集めろ。資金はシュピーネが余った金を俺たちに提供してくれたんだ。その金とさっきの本とかで売っ捌いた金を駆使して、まずはかき集めろ」ザミエル「それが第一だな」  -- 案山子さん  (2012-10-26 19:25:14)
- 司狼「任せろ(-_☆)」 蓮(女)「お前、これに関しては戦力外だろ、先までご破算大魔神と化していたじゃねーか…」   -- 名無しさん  (2012-10-27 02:31:52)
- エリー「適材適所、真面目に働いた方がいいよあんたは」 司狼「ぐっ; バイトでもやれってのか?」 エリー「それもいいけど…あんたなら射撃ショーでもやれば結構儲かるんじゃない?」  -- 名無しさん  (2012-10-27 02:38:25)
- 司狼「普段ならそれだと言うところだ、だがな、下手すりゃあいつにバレるぞ…、あいつたぶん俺より鼻いいわ…」  -- 名無しさん  (2012-10-27 02:59:15)
- エリー「じゃあバーでホストの真似事でもやったら?」  -- 名無しさん  (2012-10-27 03:20:21)
- 蓮「っていうか、なんでここに本城がいるんだよ?」エリー「ああ、それ?」なんか自然にいるエリーに蓮が当然の疑問を問いかけると、エリー「あっちは今すんごいフィーバー状態なのよ」全員『フィーバー状態?』  -- 案山子さん  (2012-10-27 07:24:19)
- ……回想。司狼やベイチームと別れた黄金チームは、聖餐杯・エリー・イザーク・戒・そして黄金のチームでファンに誘われ別のカジノに行っていた。そこで、黄金親子が無双を始めたのだ。黄金「すまんな、また私の勝ちだ」全員『おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』ディーラー「……な、なぜだ」目下黄金とディーラーの勝負で、彼が三十連勝するという天下無双を披露していたのだ。  -- 案山子さん  (2012-10-27 07:31:27)
- イザーク「すまない、また私の勝ちだ。九連宝燈」女性陣『キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア♪』また、親も親ならば子も子である。麻雀で連勝を繰り広げるイザークの周りに、女性陣が集まり出していた。親子してこの人気、半端ねぇ。  -- 案山子さん  (2012-10-27 07:39:24)
- 聖餐杯「すみません……私の勝ちですね」また、聖餐杯ことトリファもポーカーで黄金に負けじと十五連勝していた。侮り難し。  -- 案山子さん  (2012-10-27 08:00:11)
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- エリーのバーテン姿か…想像してみたけどめちゃくちゃ似合ってるよな…、しかし執事でもいけた気がする  -- 名無しさん  (2012-10-16 03:30:46)
- これって実写映画されたあれも混じっているのかな?  -- 名無しさん  (2012-10-17 10:41:57)
- どっかにこうシュピーネさんの無双の時間を入れてあげないかん気がするんだよな・・・  -- 名無しさん  (2012-10-22 00:47:47)
- 所々修正しておきました。  -- 案山子さん  (2012-10-24 13:12:39)
- いろいろ間違えたりして申し訳ないです・・・ありがとうございました(頭を下げる・・・)  -- 名無しさん  (2012-10-24 13:28:59)
- 単に携帯の人にも見えやすいようにしたかっただけです……気にしないでください(^-^)  -- 案山子さん  (2012-10-24 13:29:59)
- はて?なぜ蓮が水銀といるのだろう?蓮はマキナと共にカジノにいるはずなのだが  -- 案山子さん  (2012-10-25 00:09:07)
- すいません間違えたので消してもらってよろしいでしょうか?  -- 名無しさん  (2012-10-25 00:10:42)
- はい、構いません。  -- 案山子さん  (2012-10-25 01:20:04)
- 編集しておきました。  -- 案山子さん  (2012-10-25 06:35:54)
- チップレースってなんだ?  -- 名無しさん  (2012-10-25 22:31:30)
- ゼ○魔の世界を少しばかり参照にしたのですが……簡単に言えば、人気を上げ、金を一番稼ぐ人を競うゲームみたいなものです。  -- 案山子さん  (2012-10-25 22:36:03)
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