Dies irae ~Verweile doch, du bist so schoen~ 第四話

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Dies irae ~Verweile doch, du bist so schoen~ 第四話 - (2012/08/01 (水) 23:43:36) のソース

[[Dies irae ~Verweile doch, du bist so schoen~ 第三話]]

-  …そんなことがあって、ようやく俺達はドイツに着いたのだった。  -- 名無しさん  (2012-07-10 17:57:37)
- 香純が就寝時以外ずっと蕩けた顔をしていたが何故だろう?司狼は櫻井とイチャついて?居たようだが頼むから安眠を妨げないで欲しい。そういえば、飛行機の中で、物凄いビンタの音が前の方から(ビジネスかファーストクラス)したが、いったい何があったのだろう?というか、こんなとこまで響くなんて、相当威力が高いんじゃないだろうか。  -- メル専  (2012-07-10 21:39:27)
- まあそんなこんなで、俺達はようやくドイツの地面に足を着いた。  -- 名無しさん  (2012-07-10 22:03:34)
- 司狼「…ぐぅ。なぁ誰か肩貸してくんない?ちょっと、アホタ…螢様にボコられて体がヤバい」司狼のドイツに来て初めての単語がそれだった。  -- メル専  (2012-07-11 02:30:22)
- 蓮「自業自得だろ。つーか痛みも感じないってのになに言ってんだ」  -- 名無しさん  (2012-07-11 08:45:44)
- 司狼「おい蓮、たとえば痛くなけりゃ骨が折れてても動けると思うか?いや、実際は筋肉が甚大なダメージを受けてるわけだが。確実に女の皮かぶったゴリラだぜ、アレ。」  -- メル専  (2012-07-11 09:36:35)
- 蓮「ちなみにそいつなら、今女武者の形をした殺気を放ちながらお前の後ろに立っているぞ」 司狼「どえあ!!?;」 櫻井「………」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-11 10:56:52)
- 香純「あはは…、えっと、で、ここ何処?」勝手に泣きそうになっている香純が司狼の死体?を無視して櫻井と話を進める。櫻井「え?え…と、バーリン?」蓮&司狼「ベルリンだよ!!(たく、だからゴリラとゴリラは、頭悪い癖に何で上から目線なんだか)」  -- メル専  (2012-07-11 17:39:18)
- 櫻井&香純「今ゴリラって思ったでしょ?」 司狼「お前らエスパーかよ!?」  -- 名無しさん  (2012-07-11 17:44:19)
- 蓮「取り敢えず、状態確認含めた点子があるんだから早く行くぞ。ほら、司狼(俺も少し怪力女とか思ったけどな)」と、手を差し出し司狼の肩を持ってやる蓮。脇に当たる柔らかい触感が妙に心地よい司良だった。  -- メル専  (2012-07-11 17:53:17)
- 櫻井&香純「………」2人の視線が嫉妬を含んだものになっていく  -- 名無しさん  (2012-07-11 18:29:05)
- そんな様子を双眼鏡で見ていたクォーター「〈ギリギリ、ブチッ〉…私が横に居たい」口にくわえたハンカチを歯軋りで切断していて、そんな醜態を隠さんと金髪と巨乳は右往左往していた。  -- メル専  (2012-07-11 18:34:11)
- ヴァレリア「て、テレジア? 取り敢えず落ち着きましょうか;」 リザ「そうよ、人目もあるし……;」 玲愛「(ギリギリギリギリギリギリギリギリ…………)」全く聞いていない。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-11 19:03:09)
- そんな3人を物珍しそうに見る往来の人々。  -- 名無しさん  (2012-07-11 19:17:21)
- 教師「あ~、じゃ、班だが特に変更はない。司狼の状況を察して死んでもいい奴は変わってやれww。」と、教師はボロ雑巾化司狼を指して軽口をたたき、周囲は笑った。(これが原因で櫻井にスワスチカに捧げられることをまだ、みんな知らなかった)  -- メル専  (2012-07-11 20:50:27)
-  香純「それじゃ、まずどこ行こっか?」 櫻井「そうねぇ……」配布された地図を広げる。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-11 21:13:14)
- 櫻井「テゲル空港?よね、ここ。」蓮「…テーゲルだ。本当にいろんな国に行ってたのか。で、ブランデンブルク門とかどうだろう?ここからなら直線距離で6kmくらいだから、こんでても30分あればつくだろう。」  -- メル専  (2012-07-11 23:53:27)
- 司狼「ブランデンブルグ門か・・・・・・・・。確か女神ヴィクトリアの像が飾られてんだっけか」 香純「よーし! んじゃまずはそこに行こう!」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-12 16:02:06)
- 取り敢えずドイツ人の様子見にタクシーに乗ってみた。珍しく司狼が本当に辛そうだったのでタクシーの中では膝枕をしてやった。昔からちょくちょくこう言うことをやり合ってる(つまり、司狼の膝枕な)ので、俺達は特に気にはしないのだが…  -- メル専  (2012-07-12 19:21:18)
- 香純&櫻井「………」なおも嫉妬の込もった目で見る。 運転手さんも物凄く緊張した様子でハンドルを握っている。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-12 19:37:42)
- 重苦しいBGMが流れて少し回り途をして貰いながらドイツの街中を観覧して、ブランデンブルク門に到着した。司狼も歩く位には回復した。櫻井と香純の視線が怖いが気にしないでおく。何時もの事だ。  -- メル専  (2012-07-12 20:16:08)
- 蓮「これがブランデンブルグ門か……」  -- 名無しさん  (2012-07-12 20:22:44)
- 司狼「まあ写真通りだな」 蓮「………」  -- 名無しさん  (2012-07-13 20:33:59)
- 確かに写真の通りである。しかし、なんだ?この不快感は。あのメッサーシュミットのパイロットに感じたのと同じ感じを、ここからも感じられる。  -- 正田卿のレギオン  (2012-07-13 20:43:44)
- 香純「あの上に乗ってるのが、女神ヴィクトリアの像かあ……」 櫻井「一度はナポレオンに戦利品として持ち去られるものの、その後再びベルリンに返されたって書いてあるわ」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-13 21:43:11)
- 小声で司狼が話しかけてくる。司狼「…なぁ、蓮。櫻井さっき空港の名前すら読めてなかったよな。なんで”あれ”の説明は読めるんだ?」蓮「!…」言われてみればその通りである。櫻井はドイツ語を読めていなかった。なのに、何故”これ”についてはこんなに分かる?まるで、”アレを知っている”かのように…。  -- メル専  (2012-07-13 22:59:45)
- 蓮「おい、櫻井「きゃああああああああ!!!」え?」 「ひったくりよー!」 膝をついた日本人と思われる女性とマスクとサングラスの男が見えた。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-14 15:09:01)
- 蓮「……旅行も危険と隣り合わせだな」 司狼「んだ」 香純「ちょ、ちょっと……。あのひったくり、こっちに向かってきてない?;」  -- 名無しさん  (2012-07-14 22:54:25)
- 「うおおおおおおお!!」男は切羽詰まった様子で懐からナイフを出す。  -- 名無しさん  (2012-07-15 10:25:48)
- 櫻井「っ!」構えを取ろうとした櫻井を制止するように、俺と司狼は櫻井の前に出る。蓮「…似たような奴がいたな…横に」司狼「あ~、悪かったって。で、お前デジャブるんだよ!」香純は一人だけ対応できていない様だったが後で慰めてやればいいだろう。  -- メル専  (2012-07-15 22:48:33)
- 「ど、どきやがれええええええええええええええ!!!」 蓮「うるせえんだよ!」 司狼「てめえが止まれ!!  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-16 09:09:23)
- 司狼の力任せの単純なストレートが相手のナイフをくぐって顔面にクリティカルヒット。そして、俺の膝蹴りがよろけたひったくりの股間にクリティカルヒット。効果は抜群だ。  -- メル専  (2012-07-16 20:57:51)
- 「ぐええええええええ!!!!」あまりのダメージにひったくりの体は崩れるかのようにその場に倒れ込む。 周りの男達も青ざめた顔で思わず股間を押さえている。俺はひったくりの腕からカバンを抜き取ると、走り寄ってきた被害者の女につきだした。 ???「あ、ありがとう…!」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-16 21:11:21)

- 司狼「おうおう、ずいぶん派手にやったもんだな。むしろひったくりに同情しちまうぜ」 蓮「うるせえ」  -- 名無しさん  (2012-07-17 20:58:35)
- ひったくり「mehr…」…なんか耳を貸さない方が良い事を言っている気がするが無視しよう。  -- メル専  (2012-07-17 23:50:22)
- ???「貴方達ってすごいのね。何かスポーツでもやってるの?」 女は蓮からカバンを受けとると、口元に笑顔を浮かべる。鍔の広い防止を深くかぶっているために顔が見えないが、少なくとも俺たちより年上であることはなんとなくわかる。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-18 14:33:54)
- 蓮「いえ特には。ここに来る前にある程度の護身術を教わったもので」 司狼「ぐっ、嫌なこと思い出したぜ……;」  -- 名無しさん  (2012-07-19 11:08:11)
- 時々見える瞳は緑色で、髪は金髪。アーリア人という感じの女性で体は針金のように感じられた。そして、なにか光に包まれているような安堵を感じる。あまり社交的でない俺がここまで他人に感化されるなんて、この旅行は一体何なんだろう。  -- メル専  (2012-07-19 20:14:39)
- 櫻井「………?」するとどういうわけか、櫻井が訝しそうにその女に近づく。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-19 20:27:48)
- ???「あう」なにか、妙な声を出した、どことなーく日本人(に毒された)ぽいアーリア人?は近づいてくる櫻井から、顔をそらす。  -- メル専  (2012-07-19 22:13:10)
- しかし櫻井も負けじと、さらに女性に近づき帽子の下の顔を覗き込もうとする。  -- 名無しさん  (2012-07-19 22:18:19)
- とは言え、あの司狼がそんな面白い櫻井の状況を弄らないわけもなく。  -- メル専  (2012-07-19 22:53:34)
- 司狼「おやおや〜? 櫻井さんはどうしてそこまで接近するのかな〜? もしやその美女に惚れてしまったとかか?」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-20 10:31:22)
- 櫻井「違うわよ」  -- 名無しさん  (2012-07-21 14:36:31)
- 司狼「おおっと、照れ隠しですか~。ここに百合がいますよ~」と、周囲を顧みない大音量で叫びやがった。耳が痛い、物理的に。そして、周囲のドイツ人が日本語を知ってるとも思えないから”俺達以外”には意味無いぞ、司狼。  -- メル専  (2012-07-21 15:40:25)
- 櫻井「……ベアトリス?」 ???「(ギクッ!!;)」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-21 16:20:11)
- 珍しく司狼の軽い挑発をかわして、櫻井はひとつの名を口にし、と同時にスマートフォンにメールが届いたのだった。横で見ていたが、画面には”Bea…”とか表示されているように見えたが。  -- メル専  (2012-07-21 16:26:15)
- ???「な、ナンノコトデスカナ? ワタクシベアトリスナドトイウナマエデハアリマセン;」 櫻井「こんなところで何やってるの? ベアトリス」 ???「ダカラチガイマスッテバ」 香純「櫻井さんの知り合い?」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-21 16:31:32)
- と、今度は櫻井に電話が掛ってきた。なんてタイミングが良い…。やはり、先ほどの名前が画面に表示されている。眼前の女性は何もしていないようだが…誰かフォローにでも回っているのだろうか?  -- メル専  (2012-07-21 20:10:56)
- 櫻井は訝しがりながら一応携帯にでる。櫻井「もしもし?」???「「もしもし、戒?今何処に居るんですか?…戒?………私はヴィッテンベルクです。じゃ<ピー、ピー、ピー>」<ピー、ピー、ピー>」…櫻井は気付いてない様だったが、…留守電を電話に流してるだけじゃないか?それ  -- メル専  (2012-07-21 20:32:23)
- だが女性は櫻井の隙を見て、素早くその場から逃げ出した。  -- 名無しさん  (2012-07-21 21:02:18)
- 櫻井「あ…」なんかよく聞く”やっちまった”な声を出しながら。気の抜けた感じの櫻井だった・&br()…&br()&font(yellow){???「はぁ、はぁ、はぁ…。危なかった。ちょっと様子を見るだけだったのに。…私の変装ってそんなにバレバレなのかな?」}&br()&font(gray){???「そんなことはないよ。○ア○○ス」}&br()&font(yellow){???「うひゃ!!いきなり後ろから話しかけないでくださいー、○い」}&br()&font(gray){???「あ、すまない。え…っと、で、変装が駄目なんじゃなくて、君はどんな姿になっても周りの人達を照らしてしまうということなんじゃないかな。…少し、気障ったらしい台詞だね、我ながら。」}&br()&font(yellow){???「///そんなこと…そうかな?」}&br()&font(gray){???「そうだよ。○アトリス。でも、少し危なそうだったから君の電話から少し助け船を出した。駄目だったかな?」}&br()&font(yellow){???「そうですよ~。少しは大人の振舞いを見せたかったのに。子供扱いは駄目です。大人は私です(^ー^)。でも、ありがとう、か○。」}  -- メル専  (2012-07-21 23:20:03)
- …… 香純「行っちゃったなねあの人」 櫻井「………」  -- 名無しさん  (2012-07-22 08:38:10)
- 司狼「ほっとけほっとけ、さて次はどこ行くか」 蓮「そうだな……」  -- 名無しさん  (2012-07-22 14:54:18)
-  その後俺達は適当にドイツの街を歩き回り、集合予定時間に宿泊先のホテルに戻った。  -- 名無しさん  (2012-07-23 15:24:56)
- 一方…&br()玲愛「…見失った。」狂天狗が一人。ベルリンの街中で負のオーラを発しているのだった。傍らに居る神父と尼僧の聖性すら駆逐して行き交う人を恐怖に陥れていく。後に、”あれが日本のなまはげか。”と語られることになるのだった。  -- メル専  (2012-07-23 16:36:58)
-  それから夕食のディナーをすませ、それぞれに設けられた部屋へと足を運ぶ。確か部屋は………司狼と相部屋or櫻井と相部屋or香純と相部屋  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-23 16:55:28)
- →司狼&br()  櫻井&br()  香純&br()司狼「あー!ようやく動物園から解放されたわ~。蓮、櫻井と変わってくれてマジ助かった。」  -- メル専  (2012-07-23 17:13:54)
- 蓮「何が動物園だ。俺としてはお前と相部屋ってだけでもテンションだだ下がりだってのに……」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-23 18:30:25)
- 司狼「へー、わざわざ変わってくれたのにねー・・・」 こっそり蓮に触ろうとするが・・・ 蓮「・・・」無言でエルボー一撃 司狼「グベラッ!」 ベッドに倒れこむ  -- 正田卿のレギオン  (2012-07-23 18:37:25)
- 蓮「触んな変態」 司狼「いいじゃねーかよ減るもんでもないし…。それに俺だって男なんだぜ?」 蓮「いつも女として見てないくせに」 司狼「それはお前が女らしくしないからだろ」 蓮「悪かったな……」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-23 19:13:23)
- 一寸の間をおいて、司狼「…なぁ、蓮。」司狼の何時になく真面目な声に俺は一抹の不安を感じた。いつも、目をそらしたい事実に興味を示して、俺の日常に罅を入れる。そんな司狼の言わんとしていることは明白で。蓮「…飛行機とブランデンブルクでのあれか?」…なんて言うか調子が狂うが俺としても、こういう時は司狼と話してしまう。もし、ここでこんな話をしていなければ”何事も無く”この旅を終えることが出来たのだろうか?  -- メル専  (2012-07-23 21:22:19)
- 司狼「なんつーかさあ・・・・・・・・デジャブるんだよなあこれが。お前もなんか感じただろう?」 蓮「まあその、感じなかったってことはないけどさ・・・・・・・・・」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-24 16:59:37)
- 司狼「…こんなとこでちまちま考えたって、何か変わるわけでもなし、蓮シャワー先借りるぞ、カメラとか仕掛けないから安心しろよ?」  -- メル専  (2012-07-24 22:01:45)
- 蓮「やってたら殺す」 司狼「だからやらねえって!!」 司狼が風呂場に入るのを見届けてから、俺は1人ため息を吐いた。暇だしテレビでも見ようかと思ってリモコンのスイッチをつけるてみたが、どれもドイツ語ばかりで内容が全くわからない。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-25 07:16:01)
- 今日一日で司狼がムカついたので、司狼の金でペイチャンネルでも点けておく。あいつの反応が気になる。金が少なくなったことに反応するか、ペイチャンネルに反応するか。カメラの準備は万端だ。さぁ上がってこい。  -- メル専  (2012-07-25 13:08:27)
- 風呂場 司狼「・・・・・・・・・・・・」シャワーを浴びながら、司狼は妙に真剣そうな顔をしていた。普段は蓮達を振り回してばかりの彼にしては珍しいことである。そして司狼は大きくため息を吐いた。 司狼「・・・・・・・・・・黙ってりゃ可愛いのによ」と呟くと自嘲気味に笑った。やや熱く設定したシャワーのお湯が音とたてて排水溝へと流れるが、今の司狼にはそれが空しく聞こえた。 司狼(やっぱこういうのは、告んなきゃなんねえんだろうな・・・・・・。つってもなんて言やいいだよ)  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-25 14:50:10)
- その頃、同ホテルデラックススイートにて、蓮、司狼、二人の部屋をカメラも使わずにハッキリと認識している女が居た。バスローブからはだけた豊かな胸は女性の魅力そのものであり、それだけ見れば唯の人間だと感じる(デラックススイートに泊っている人物を”唯の”と言うのは些か疑問だが)。ただし、周囲に粘性を持った影を服従させている事、光で結んだ魔方陣、これらを無視すればの話だ。  -- メル専  (2012-07-25 22:17:03)
- ???「うふ♪ やっぱり遊佐君も練炭が好きなのね〜。まあだからといって、私も簡単に身を引くつもりはないけど」女はソファーにゆったりと腰掛け、赤ワインの入ったグラスに口をつける。魔方陣の光がグラスの表面に反射し怪しく光り輝く。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-26 11:27:38)
- この女はかつて、と言っても一体どれほどの昔だろうか、にとある影に地星と祝福されている。それはつまり、決して自分が優越出来ないということ。他人の足を引くことしか出来ないということ。だから、こうやって、当人らの前に現れず虎視眈眈とその時を待つ。…具体的には、遊佐司狼がこれから身につけるであろうバスローブ。勝手に脱げてしまうような奇術じみた仕掛けがあるとすればどうなるか諸君ら想像できるかね?  -- メル専  (2012-07-26 15:20:16)
- ???「さ〜て、練炭はどんな反応をすることやら。やっぱり女の子らしく真っ赤になって叫んじゃったりするのかしら?」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-26 17:33:40)
- ブランデンブルク門に居合わせていなかった女は蓮に恥じらいを期待しているようだ。  -- メル専  (2012-07-26 19:04:32)
- …  司狼「おーい、上がったぞー」 蓮「ああ」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-26 19:25:42)
- 司狼「ん? お前なに見てんだ」  -- 名無しさん  (2012-07-27 08:35:55)
- 蓮「zzz」返事がない唯の狸寝入りのようだ。  -- メル専  (2012-07-27 12:47:46)
- 司狼「寝んなコラ、食っちまうぞ?」  -- 名無しさん  (2012-07-27 13:23:32)
- ふと、遊佐司狼は気付く。ベッドの上に無造作に開かれた男物の財布。さっき自分が確認した時には在ったはずの10万(多いな)が9万に減っている。加えて、ペイチャンネルが付いている事実。  -- メル専  (2012-07-27 13:55:43)
- 司狼「……おい蓮」 蓮「………」狸寝入り続行中。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-27 14:38:08)
- 司狼「シカトすんな。お前俺の金使っただろ?」  -- 名無しさん  (2012-07-28 08:55:53)
- 蓮「………そこは男らしさ見せろ…よぉお?!」司狼にとくに大きな反応もなく、つまらなそうに起き上がり司狼の方を向く蓮。そしてその瞬間、細工は発動した。ちなみにペイチャンネルのシーンは男優が脱ぐ瞬間である。  -- メル専  (2012-07-28 16:13:47)
- 蓮「……ッ司狼ォオォォオオオオアァアアアアー!!」 顔を真っ赤にして司狼に飛び掛る蓮。 司狼「ハッハッハー何だやんのかやるってのか?やめて!私に乱暴する気でしょう、エロ同人みたいに!っていうか重い!痛みはねぇけど重さは感じるからのしかかるな毛布かぶせるな手当たり次第に物積むな!」  -- 名無しさん  (2012-07-28 17:19:48)
- 蓮「黙れ!! 死ね!! 今すぐ三途の川を渡ってこい!!!」  -- 名無しさん  (2012-07-28 17:50:06)
- さて、諸君らは運命というものを信じるかね?例えばこの場において悪運をもつものが一人いる。既知感。既に知っているという感覚。デジャブ。言い方は色々あるだろう。彼は今そんな感覚にとらわれていた。思い通りにならない。ほんの少しからかうだけのはずだったのに何故こんな惨事に合っているのか?そうかれは、”三人”に殴られながらこの感覚を味わっていたのである。  -- メル専  (2012-07-28 18:03:48)
- 蓮「黙れ!! 死ね!! 今すぐ三途の川を渡ってこい!!!」 コンコン、それは唯のノック音。大凡の見当はつく。綾瀬香澄、櫻井螢。明日の予定について少し話さないか。そんな相談をしていたっけな。だが、今は不味い、非常にまずい、神懸かって不味い。テレビはペイチャンネル。床には全裸の遊佐司狼。ああ、どうすればいいのか?藤井蓮は頭を光速に回転させて考えた。ベッドの上で開いているのは司狼の財布。ああ、つまり・・・  -- メル専  (2012-07-28 18:07:44)
- ドアの外 櫻井「藤井さん、遊佐君、ちょっといいかしら?」 香純「明日のことで話があるんだけど〜」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-28 18:40:26)
- ドタン!! バタン!! ガタガタガタ!!! 櫻井&香純「?」 ドアの向こうから騒音が聞こえてきた  -- 名無しさん  (2012-07-29 14:28:22)
- 綾瀬香純は扉を調べた!どうやら鍵は掛っていないようだ。  -- メル専  (2012-07-30 15:59:03)
- 櫻井「藤井さん、入るわよ」櫻井螢は扉を開けた!  -- 名無しさん  (2012-07-30 16:53:01)
- ゼンラノユサシローとシロウノウエニマタガルレンがあらわれた!  -- メル専  (2012-07-30 21:47:41)
- 香純&櫻井「……………(゜Д゜)」  -- 名無しさん  (2012-07-30 21:57:38)
- 蓮「司、司狼が、オレの、風呂入っ、てるとこ、ろを、盗撮し、て、バラされ、たくな、かっ、たら上、に乗っ、て、腰、を、振、れと」 司狼「なっ……」  -- 名無しさん  (2012-07-31 13:57:16)
- 香純&櫻井「・・・・・・・・なん、だと」  -- 名無しさん  (2012-07-31 13:59:27)
- 司狼「今日。気がついたときからボコられていた。三人の足がオレにメリ込み続けて止まらない。」  -- 名無しさん  (2012-07-31 18:04:20)
- 香純「このケダモノがああああああああああああ!!!!」 櫻井「あなたがそこまで不潔だったなんてええええええええええええ!!!!」  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-31 18:56:14)
- 大量の出血、その量は航空機内での出血と合わせておよそ1L近くになる。瀕死には遠いがかと言って安心できる量でも無い。だが、理由は不明だが”こんなところで’死ぬ’はずない”と、司狼は感じていた。  -- メル専  (2012-08-01 13:16:46)
- そして思った通り司狼は気絶する程度で済み、遺体(笑)は放置されることとなった。  -- 名無しさん  (2012-08-01 14:45:45)
- 数時間後。 司狼「痛ってて……ん?」 目を覚ました司狼が顔を上げると、窓の外に黒い影が……  -- 名無しさん  (2012-08-01 15:36:24)
- 司狼「!?」  -- 名無しさん  (2012-08-01 16:31:48)
- 玲愛「め〜つ〜じ〜ん〜めっ〜そ〜う〜」  -- 名無しさん  (2012-08-01 17:24:27)
- 司狼「せ、先輩!?Σ(゜□゜;)」  -- 名無しさん  (2012-08-01 18:52:10)
- 司狼は悟った。先刻の蓮の虚言をどこかで聞き付けたのだと。そして弁明が不可能なことも  -- 名無しさん  (2012-08-01 22:16:25)
- 先輩は女とは思えない怪力で窓を無理やり開け、さながらリ○グの貞子のような体勢と動きで司狼に近づく。  -- 名無しさん  (2012-08-01 22:21:48)
- 一体どれだけの時間がたっていたのかと、司狼が時計を見れば時刻は深夜2時。一部起きているものはいるだろうが助けは期待できない。蓮が居ないところを見ると恐らくアホとバカのところだろうが、呼んだら呼んだで4対1。  -- メル専  (2012-08-01 23:43:36)
#comment()

- 小説のタイトルを変えたいんですけど、どうすればいいですか?  -- うp主  (2012-07-17 17:44:08)
- 「このウィキに参加」を押して必要事項を入力し、管理人さんから承認が来るのを待って、承認のメールが来たらログインを押してIDとパスワード入力したら出来るようになります  -- 正田卿のレギオン  (2012-07-17 18:00:01)
- ドイツ語は頭に来る文字は大文字ですよっと  -- 名無しさん  (2012-07-18 02:49:29)
- 司狼ルート終盤の展開を考えてみた。 囚われの身となった蓮ちゃんを救出すべくグラズヘイムに殴り込む司狼達一行。ベアトリスがザミエル、螢と戒兄さんが武蔵じいちゃんを引き受けて蓮ちゃんのもとへと急ぐ司狼だが、その先にはマキナが待ち構える。創造で終始司狼を圧倒するマキナだったが、司狼の創造が発動し自身の創造を無効化されてその後は純粋な殴りあいになる。両者とも一歩も退かずに死闘を繰り広げるものの、その最中に司狼がマキナの蓮に対する愛情の矛盾を指摘する。  -- 名無しさん  (2012-07-19 19:57:48)
- それに激情したマキナが蓮ちゃんへの思いと信念のためにそれを貫けないジレンマを司狼に吐き出すが、司狼も蓮ちゃんへの思いと築き上げてきた絆を言葉にする。その言葉から2人の確かな絆を目の当たりにし、マキナは自身の負けを認めて司狼を行かせる。   そして蓮ちゃん救出のさいに獣殿によって逃げ道を塞がれるも、後から来たマキナが時間を稼いでいるあいだに司狼達は脱出するという感じですな。  -- 名無しさん  (2012-07-19 20:05:22)
- ↑ 武蔵さんがまさかの3騎士クラス?!…あれ、シュライバーは…まさか蓮ちゃんの教育?  -- メル専  (2012-07-19 20:21:23)
- ↑シュライバーは蓮ちゃんの監視役をしています。  -- 名無しさん  (2012-07-19 20:45:15)
- ↑ アルフヘイムにて、延々目の前で子供を殺されるんですね、吐きます。  -- メル専  (2012-07-19 22:11:10)
- よし、司狼ルートはそれでいこう。  -- うp主  (2012-07-19 22:19:20)
- これは… (∪^ω^)わんわんお!フラグ?  -- 名無しさん  (2012-07-19 22:27:21)
- なんかずれた意見かもしれんけど、この練炭がkkkで夜刀化したら彼氏か彼女を失った未亡人なのか?  -- 名無しさん  (2012-07-20 17:17:59)
- 性別が違うだけで、根本的なところは変わらないんだろうな。 女夜刀様対覇吐。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-20 17:34:05)
- 女夜刀様はキット傾世の美女だろうから、覇吐は戦闘どころじゃないでしょうね(下半身的意味で)  -- メル専  (2012-07-21 20:34:12)
- ちょっと、質問ですが、ベアトリス>>武蔵&エレオノーレって感じですよね、剣技のレベル。このベアトリスの剣技が1995年当時だとして、武蔵の剣技が1945年当時とすると、城で50年間武蔵が何をやっていたかによってとんでもなく強くなってることになりません?  -- メル専  (2012-07-21 20:46:28)
- ↑2 しかし大獄さんと宿儺さんの鉄壁のガードに阻まれるんですね。わかります。  -- 名無しさん  (2012-07-21 21:05:54)
- ↑ そして、悪路。妹の親友をこんな奴に倒させるか的な?悪路「汚らわしい塵が。その汚物と共にこの腐界に沈む塵芥となれ。」  -- メル専  (2012-07-21 23:31:50)
- KKKでの蓮ちゃんの展開を考えてみた。 パターンは二つあります。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-22 10:53:48)
- まず一つ目のパターンは、正史のマリィルート後の場合。この時の蓮ちゃんの魂はまだ水銀に保存されている状態だが、波旬との戦いで水銀が消滅する寸前に、水銀が最後の力を振り絞って蓮ちゃんの魂を香純に託す。以後香純が蓮ちゃんの魂を守っていくことになる。その後波旬が倒されたあとは香純とともに第七天の世界に転生し、香純の『再従兄弟の結婚相手の双子の姉』として生まれる。それからほどなく、『ある殿方』と恋仲になるが……  的な感じです。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-22 11:06:51)
- 二つ目のパターンは、蓮ちゃんが女夜刀様になる場合です。展開は正史と変わりませんが、最期に夜刀様が消滅する寸前に覇吐が「よく耐えたな。もう休んでろ」と言って(覇吐にしては珍しく)優しく抱き締めて、今までの感情が溢れるように涙を流しながら消滅する……。   的な感じです。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-22 11:17:13)
- ↑ は…なんか気持ち悪い。いないはずの天魔全員が、「「「「俺の(私の)蓮に(戦友に、藤井さんに)手を出してんじゃねーーーー!!!!」」」」とかいって、復活しそう。  -- メル専  (2012-07-22 12:50:19)
- ↑ありそうで怖い;  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-22 14:47:24)
- ↑2  さらに水銀が「どこの馬の骨とも知らん男に私の娘はやらん」といって気合いで復活するんですね。 わかります。  -- 名無しさん  (2012-07-22 14:57:04)
- その場合手加減とかなんやら一切無しでやばい連中が暴走するだろうから凄まじいことになるな…  -- 名無しさん  (2012-07-22 17:53:40)
- ↑2 本当に天狗道が”塵”で溢れ帰るんですね。すごく、わかります。  -- メル専  (2012-07-22 19:16:08)
- 波旬より先に水銀が滅尽滅相  -- 名無しさん  (2012-07-22 21:55:57)
- うp主さんは以前、タイトルを変えたいといっていましたけど、どんなタイトルにするつもりなんですか?  -- 名無しさん  (2012-07-24 17:01:58)
- Dies irae  ~Verweile doch, du bist so schoen~ にしようかなって思っていますが、少し長いでしょうか?  -- うp主  (2012-07-24 17:09:37)
- 今気づいた。オレが変えればいい。というわけで変えましょうか?  -- 正田卿のレギオン  (2012-07-24 17:42:13)
- ↑²いいと思います。  -- 正田卿のレギオン  (2012-07-24 17:47:18)
- ↑2 いいんですか? ぜひお願いします!  -- うp主  (2012-07-24 19:39:56)
- 創造--修正文章・終曲--というわけで終わらせました。リンクはおまけです  -- 正田卿のレギオン  (2012-07-24 19:50:46)
- ↑ ありがとうございます  -- うp主  (2012-07-24 20:13:59)
- 「俺が唯一無二なんだろ、何者にも替えられないんだろ、俺じゃなきゃ駄目なんだろう!」「だったら何でまだあいつらのところにいるんだよ?俺の側に来いよ!自分が待たされるのは死ぬほど嫌なくせに俺を待たせるのは平気だなんて、最低だぞ!」「ラインハルトの騎士じゃなくて、俺の騎士(おとこ)になればいいだろ!惚れた女(俺)に拳骨何発もかますくらいなら、頑固親父(メルクリウス)をブン殴れ!違うだろ、ついてく相手も怒る相手も――」「お前がいつまでもファザコン抜けられない間に、俺はやったぞ、『お義父さん、息子さんを俺にください』って。普通逆だろうが何もかも!」 マキナ√を妄想して俺はここで焼き切れた  -- 名無しさん  (2012-07-24 21:36:04)
- ↑これって誰がなんて言ってるんですか?  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-24 21:46:16)
- あ、蓮ちゃんがです 途中からずれてってますが要はプロポーズしてくれということで  -- 名無しさん  (2012-07-24 21:54:05)
- 涙目で叫ぶ蓮ちゃんと唖然とするマッキーを創造した。  -- 名無しさん  (2012-07-24 22:10:40)
- マッキーそこ替われ  -- 名無しさん  (2012-07-24 22:35:08)
- 終曲練炭はどうなるのかな、男の時のトップレス上半身なしはさすがにないよね?  -- 名無しさん  (2012-07-24 23:17:05)
- そこは父親が気を利かせて、カドゥケウスでカバー  -- メル専  (2012-07-25 00:22:16)
- ↑7 俺の騎士(おとこ)っていうセリフに燃えた。  -- 名無しさん  (2012-07-25 14:51:44)
- ↑8 蓮ちゃんマジヒロイン・・・・・・・。  -- 名無しさん  (2012-07-25 14:52:28)
- ↑9 マジでそれを流出させて欲しいです、むしろそれを言われたマキナがどう反応するかだよね。  -- 名無しさん  (2012-07-25 17:58:38)
- ↑『しばし唖然としたあとに蓮ちゃんを抱き締める』に一票。  -- 名無しさん  (2012-07-25 18:40:48)
- ↑2『唖然として動きを止めた瞬間に蓮ちゃんに抱きしめられる』に一票  -- 白狼?  (2012-07-25 21:35:35)
- ↑3『しかし、マキナは一個で完成した求道の極み。求めるは終焉。蓮の言葉は機械の心に届かず、幕引きの一撃は虚しくも蓮を貫いた』に一票?  -- メル専  (2012-07-26 19:58:23)
- ↑4『蓮ちゃんの言葉に一瞬揺らぐものの、「俺がお前を愛する限り、俺は俺の渇望を貫き通せない。ゆえにお前へのこの思いはこの日を持って幕を引く」と言って蓮ちゃんへの思いを振り払うかのように創造を発動する。その言葉から蓮ちゃんは、もうお互いに相容れないことを悟る。そのまま2人とも殺し愛に突入』に一票。  -- 14番目の黒円卓  (2012-07-26 20:10:49)
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