2012年1月19日 朝日新聞 食品セシウム検査報道

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2012年1月19日 朝日新聞 食品セシウム検査報道 - (2012/12/11 (火) 23:51:50) の1つ前との変更点

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#related() [[1月19日 朝日新聞 食品セシウム検査報道 それぞれの見解>>http://togetter.com/li/243929]] ---- 592 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 09:41:45.21 ID:YUL+nhAX0 [1/3] エア御用スレに既に貼られていた朝日の食事調査だけど、 下のリンクで読めない部分を紙面から補足。 福島の食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1 http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201201180799.html まず1面記事の末尾には甲斐倫明のコメント ―――――――――――――――――――――――――― ●食品規制に効果 甲斐倫明・大分県立看護科学大教授(放射線防護学)の話 今回の調査で、これまでの食品規制などによる効果が検証できたといえるのでは ないか。結果から推定される年間の被曝線量は福島でも、食品にもともと含まれて いても誰もが被曝しているカリウム40の自然放射線による被曝量よりもはるかに 低い。今後も食事に含まれる放射性物質を監視し、コントロールしていくことが 重要だ。 ―――――――――――――――――――――――――― 第3社会面(?)では1面全部を使って調査の詳細を報告。 記事の中には浅井文和編集委員の解説コラム。早野氏のコメントあり。 ―――――――――――――――――――――――――― 全国的な継続調査必要 〈解説〉原発がまき散らした放射性セシウムを、体に取り込んでもいいと考える人 はいない。しかし、福島県や関東では食事の中にセシウムが入っている家庭がある という現実が分かってきた。  朝日新聞・京大の食事調査で測定できたのは、全国53家庭の1日分と限られている。 これで内部被曝の全体像が明らかになったわけではないが、これから全国各地で 実態を知るための出発点と考えたい。  学校給食の測定を訴えている早野龍五・東京大教授(原子物理学)は「家庭の食事 について、詳細な数値が示されたのは初めてで、意義のある調査だ。実際に測ること がいかに大事かを示した」と話す。  各自治体は出荷される食品を抜き取って放射能を調べ、基準を上回る食品は出荷 を止めている。しかし、昨年間題になった牛肉のように、検査をすり抜けて出回る 食品があるのではないかという消費者の心配は依然、根強い。  今回の調査で、わかった内部被曝の線量は低い水準にとどまっている。それでも、 放射線による健康影響は、何㍉シーベルト以下ならぱ安全という境界線があるわけ ではない。「食べ物に含まれる放射性セシウムをできる限り減らしたい」と考える のは当然のことだろう。  早野教授は「体内の放射性物質蓄積量がわかるホールボディーカウンター検査や 給食の測定など、継続して内部被曝の状況を知り、減らしていく長期的対策が必要 だ」という。  文部科学省が1963年度から、全国の家庭を対象に日常の食事に含まれる放射性物 質を測ってきた調査が2008年度を最後に終了した。ぜひ政府の責任で、全国規模の 調査を再開して結果を公表して欲しい。具体的なデータを継続して示し続けること で、消費者の安心と理解につながる。 (編集委員・浅井文和) ―――――――――――――――――――――――――― この解説、浅井氏にしては意外に穏当な内容かもしれない。 「何㍉シーベルト以下ならぱ安全という境界線があるわけではない」とかね。 でも1面の甲斐倫明のコメントを見ればわかるように、今回の調査の報道そのものは 安全PRに力点があるよねえ……。 593 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 09:45:23.88 ID:YUL+nhAX0 [2/3] >>592の補足。 詳細報告の記事では、食事調査の協力家族の話も出ていた。 一番数値が高かった家族でも、けっこう食事に気を配っていた模様……。 ―――――――――――――――――――――――――― (略)  「出ると覚悟はしていたが、思ったよりも少なかった。でも、内部被曝はわか らないから怖い。子どもの世代の将来が不安」  セシウムが約17ベクレルと最も高かった福島県の女性(48)は、結果を冷静に 受け止めつつ、高校生の娘を気にかけた。今季は福島産の新米を食べていない。 家庭菜園の野菜も、以前は皮まで利用していたが、原発事故の後は皮を捨てて いる。 (略)  53の協力家族に食事の調査と併せて実施したアンケートで、食品に含まれる 放射性物質をどれぐらい気にしているかを尋ねたところ、「とても気にしている」 「気にしている」少し気にしている」と答えたのが45家族と8割に上った。地元 の食材を選びながらも、不安な気持ちでいる人が少なくない。 (略) ―――――――――――――――――――――――――― 594 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 10:38:32.83 ID:YUL+nhAX0 [3/3] >>593 元記事を読み返して削りすぎのように思えたのでさらに補足。 継ぎ足しばかりですみません。 まず2番目の(略)のところにあった女性の声。 ――――――――――――――――――――――――――  「小さな子どもにはどんな影響があるのかわからない。食事について知るきっ かけになれば」と、調査に協力した福島県内の女性(38)は妊娠9カ月。野菜を できるだけゆで、キュウリやトマトの皮もむき、県外の親類から食材を送って もらうなどしている。 ―――――――――――――――――――――――――― それから3番目の(略)のところにあった締めのコメント。 ――――――――――――――――――――――――――  今回の調査をした京都大学の小泉昭夫教授は「流通している食材は、様々な 産地があるので、食事に含まれるセシウムの総量は薄まって少なくなる。今回の 値は、すぐ食材の選び方を変えなければならないレベルではない」と話している。 ―――――――――――――――――――――――――― ……でも調査に参加した家庭の中には、食材を産地で選んだり、調理法を工夫 したりしている家庭がかなりあるんだから、そういう主張は納得できないなあ。 >>592の甲斐倫明の 「これまでの食品規制などによる効果が検証できたといえるのではないか」 についても同じ印象。 食品規制の効果と家庭での努力の効果、どちらが大きかったのだろう? ----
#related() [[1月19日 朝日新聞 食品セシウム検査報道 それぞれの見解>>http://togetter.com/li/243929]] ---- 592 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 09:41:45.21 ID:YUL+nhAX0 [1/3] エア御用スレに既に貼られていた朝日の食事調査だけど、 下のリンクで読めない部分を紙面から補足。 福島の食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1 http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201201180799.html まず1面記事の末尾には甲斐倫明のコメント ―――――――――――――――――――――――――― ●食品規制に効果 甲斐倫明・大分県立看護科学大教授(放射線防護学)の話 今回の調査で、これまでの食品規制などによる効果が検証できたといえるのでは ないか。結果から推定される年間の被曝線量は福島でも、食品にもともと含まれて いても誰もが被曝しているカリウム40の自然放射線による被曝量よりもはるかに 低い。今後も食事に含まれる放射性物質を監視し、コントロールしていくことが 重要だ。 ―――――――――――――――――――――――――― 第3社会面(?)では1面全部を使って調査の詳細を報告。 記事の中には浅井文和編集委員の解説コラム。早野氏のコメントあり。 ―――――――――――――――――――――――――― 全国的な継続調査必要 〈解説〉原発がまき散らした放射性セシウムを、体に取り込んでもいいと考える人 はいない。しかし、福島県や関東では食事の中にセシウムが入っている家庭がある という現実が分かってきた。  朝日新聞・京大の食事調査で測定できたのは、全国53家庭の1日分と限られている。 これで内部被曝の全体像が明らかになったわけではないが、これから全国各地で 実態を知るための出発点と考えたい。  学校給食の測定を訴えている[[早野龍五]]・東京大教授(原子物理学)は「家庭の食事 について、詳細な数値が示されたのは初めてで、意義のある調査だ。実際に測ること がいかに大事かを示した」と話す。  各自治体は出荷される食品を抜き取って放射能を調べ、基準を上回る食品は出荷 を止めている。しかし、昨年間題になった牛肉のように、検査をすり抜けて出回る 食品があるのではないかという消費者の心配は依然、根強い。  今回の調査で、わかった内部被曝の線量は低い水準にとどまっている。それでも、 放射線による健康影響は、何㍉シーベルト以下ならぱ安全という境界線があるわけ ではない。「食べ物に含まれる放射性セシウムをできる限り減らしたい」と考える のは当然のことだろう。  早野教授は「体内の放射性物質蓄積量がわかるホールボディーカウンター検査や 給食の測定など、継続して内部被曝の状況を知り、減らしていく長期的対策が必要 だ」という。  文部科学省が1963年度から、全国の家庭を対象に日常の食事に含まれる放射性物 質を測ってきた調査が2008年度を最後に終了した。ぜひ政府の責任で、全国規模の 調査を再開して結果を公表して欲しい。具体的なデータを継続して示し続けること で、消費者の安心と理解につながる。 (編集委員・浅井文和) ―――――――――――――――――――――――――― この解説、浅井氏にしては意外に穏当な内容かもしれない。 「何㍉シーベルト以下ならぱ安全という境界線があるわけではない」とかね。 でも1面の甲斐倫明のコメントを見ればわかるように、今回の調査の報道そのものは 安全PRに力点があるよねえ……。 593 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 09:45:23.88 ID:YUL+nhAX0 [2/3] >>592の補足。 詳細報告の記事では、食事調査の協力家族の話も出ていた。 一番数値が高かった家族でも、けっこう食事に気を配っていた模様……。 ―――――――――――――――――――――――――― (略)  「出ると覚悟はしていたが、思ったよりも少なかった。でも、内部被曝はわか らないから怖い。子どもの世代の将来が不安」  セシウムが約17ベクレルと最も高かった福島県の女性(48)は、結果を冷静に 受け止めつつ、高校生の娘を気にかけた。今季は福島産の新米を食べていない。 家庭菜園の野菜も、以前は皮まで利用していたが、原発事故の後は皮を捨てて いる。 (略)  53の協力家族に食事の調査と併せて実施したアンケートで、食品に含まれる 放射性物質をどれぐらい気にしているかを尋ねたところ、「とても気にしている」 「気にしている」少し気にしている」と答えたのが45家族と8割に上った。地元 の食材を選びながらも、不安な気持ちでいる人が少なくない。 (略) ―――――――――――――――――――――――――― 594 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 10:38:32.83 ID:YUL+nhAX0 [3/3] >>593 元記事を読み返して削りすぎのように思えたのでさらに補足。 継ぎ足しばかりですみません。 まず2番目の(略)のところにあった女性の声。 ――――――――――――――――――――――――――  「小さな子どもにはどんな影響があるのかわからない。食事について知るきっ かけになれば」と、調査に協力した福島県内の女性(38)は妊娠9カ月。野菜を できるだけゆで、キュウリやトマトの皮もむき、県外の親類から食材を送って もらうなどしている。 ―――――――――――――――――――――――――― それから3番目の(略)のところにあった締めのコメント。 ――――――――――――――――――――――――――  今回の調査をした京都大学の小泉昭夫教授は「流通している食材は、様々な 産地があるので、食事に含まれるセシウムの総量は薄まって少なくなる。今回の 値は、すぐ食材の選び方を変えなければならないレベルではない」と話している。 ―――――――――――――――――――――――――― ……でも調査に参加した家庭の中には、食材を産地で選んだり、調理法を工夫 したりしている家庭がかなりあるんだから、そういう主張は納得できないなあ。 >>592の甲斐倫明の 「これまでの食品規制などによる効果が検証できたといえるのではないか」 についても同じ印象。 食品規制の効果と家庭での努力の効果、どちらが大きかったのだろう? ----

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