田崎氏番組批判へのコメント

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田崎氏番組批判へのコメント - (2012/12/11 (火) 14:26:54) の編集履歴(バックアップ)


652 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2011/12/29(木) 21:22:41.48 ID:zpZ1Lnx30 [5/5]
651
うーん、ICRP関係者のインタビュー部分はビミョーだった。
↓の後半で田崎さんが書いてるとおり、英語での発言と日本語字幕との違いがかなりあるから。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/1112.html#29

この番組で「ICRP関係者の言質を取った」と考えるのは、早すぎるように思う。

660 名前:地震雷火事名無し(北陸地方)[sage] 投稿日:2011/12/29(木) 22:56:17.04 ID:05zrpWNw0
652
広島長崎のデータが修正されたと。
で一人目はDDREFの適用が妥当かどうか、議論が続いてると。
さらには対策費の増加を懸念して、データによらず上限を引き下げたと言ってんだから、
訳の問題じゃない。てか全体的に翻訳あってると思うが。


665 名前:地震雷火事名無し(東京都)[sage] 投稿日:2011/12/30(金) 00:27:46.46 ID:MIPXCRSa0
652
リンク先の田崎さんの日記、もっともな批判もあると思うけど、
30分番組だしそんな小さな視点で検証するような内容じゃないだろうに。
ICRPの政治性についての問題提起が主題であり、テレビの全国放送でそのことに触れたというのは
十分に驚くべきことだ


(番組スタッフがDDREFを知らなかったのはひどい、みたいな批判は私は揚げ足取りとか難癖に近いと思う。
が、むしろ問題は、番組内で断定されている主張に関する根拠の提示がことごとく不十分というところだと思う)
12月29日

専門家が知っている事(事故前にその係数を知っていた?)。一般人が知らない事。知らないことを報道する→騙す。
私達は何かの係数がかけられた数字とはまったく思っていない。
こんなことばかりなのだろうか。科学者は真実を教えず、差し障りの無い事しか言わないなら信じないで全部自前で勉強する
12月30日

一般向けに行なわれていることを、ベタな科学者目線で裁いてしまう人が多すぎるのでして、
そこにはやはり、深刻な想像力の欠如というものを感じざるを得ないわけです。
12月30日

Shimazono 島薗進
NHK「追跡!真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準」。線量・線量率有効係数(DDREF)について十分な
認識がなかったということを中心に批判されてるがgakushuin.ac.jp/~881791/d/1112…
過剰反応では?ICRPを絶対基準とする科学者が異論を封じ政策決定を支配している状況。
12月30日

「一般向け番組でしょ?」という指摘も、非常に重要なんだけど、それとともに、番組の内在的論理に従えば、
係数そのものが不可解で危ういものだ、ということになるので、その部分を遡及的に「驚くべき」と評するのは別に間違ってない
だから、批判をするなら、その内在的論理についてすべきであって
(例:1/2程度の補正は大したことない、DDREFに科学的根拠がないわけではない、等)、
センセーショナリズム批判という形をとるのはおかしいわけです。
12月30日

専門家には公知だけど大衆にはあまり知られていない事実を「驚くべき」と報ずる場合、
水野さんの反応は、専門家の第一反応としてはむしろ普通
(法律問題だったら私も最初はそう反応し、その後修正をかけると思う)。
それと比較して、視点を意識した田崎さんの評が先に出ていたのは有難かったと思う。
12月30日

これも納得。そのうえで、この場合の「驚くべき」は、専門家に対しては、
「311以前ならともかく、それ以降も、こんな不可解で危うい事柄を知ってて黙ってたんですか?
ひどいじゃないですか」という問いを含むことになるんだろうと思う。 https://twitter.com/#!/A_laragi/status/152576140450598912
23時間前

はい、だから、私はNHKの伝えた「驚き」はDDREFの存在そのものではなく、ICRPがそれを2と定めた経緯だとしています。
@ DDREFの存在を知っている、細かな成り立ちを知っている一般人はいないと思います。
1時間前

田崎さんは「番組のもっとも重要なメッセージは、(ぼくの言い方に直すと)
「DDREF は低線量被ばくの健康影響についての真摯な考察から生まれたのではなく、
原子力産業などからの圧力に答えてリスクを低めに維持するために導入された」ということだ」と言っていますね。
僕はその番組のメッセージは十分に「驚くべき」に値すると思います。
が、田崎さんの批判は、クレメント氏がDDREFについて語り出すにあたって、
「驚くべき事実」と盛り上げてしまった、ことに向いています。コレは確かに番組の編集上の失敗だと思います。
1時間前

ちなみに、DDREFの考え方のもととなっているBEIRのリスク評価については、昨日、ツイートしました。
http://twitter.com/#!/kentarotakahash/status/152634784663879680 http://twitter.com/#!/kentarotakahash/status/152635084564996096 http://twitter.com/#!/kentarotakahash/status/152636502143279104 
1時間前

この番組の趣旨は、基準が科学的根拠ではなく業界の政治的思惑で半分以下に引き下げられたという点で、
これを実際の取材により掘り起こしている点で、明らかに非常によい番組。
田崎氏の怒りは焦点がずれてる。 / “Hal Tasaki's log…” http://htn.to/ELhxht
12月30日


島薗進 @Shimazono
1田崎氏はICRPの被曝影響評価が動揺してきたことを示している点では番組をいちおう評価している。
批判点はDDERFについて誇張があったという点。@学習院大学理学部田崎晴明教授のweb日記は大変参考になります-> ow.ly/8K6Dq

2田崎氏は番組が「ICRP が採用している低線量の被ばくによるガンのリスクは…LSS 集団…の追跡調査の結果から得られたリスクの約半分だ」
ということを「驚くべき事実」としているのは「専門家だけが知っていた知識ではないし、まして機密情報でもない」ということ

3だが、NHK12/28「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」はICRPの基準が堅固な科学的知見によるものでないことが当事者の口から確認されたことを衝撃とした。
市民から見れば「驚くべき事実」かと。