548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(
静岡県)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 04:04:31.61 ID:9xDy0K/d0 [3/3]
530
中西準子は現在、沈黙を守ってるわけだが。
「厳密派」の多くにとって、中西準子の本は基本文献の1つになってるよね。
553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 04:19:30.72 ID:uRqyIXaE0 [7/7]
548
そのリンク先、興味深いものがあるね。
中西準子にしても、
安井至にしても、「リスク評価が大切です」とか言いながら、
リスクを評価できてなかったという結果が、厳然としてあるわけで。
かろうじて、数値でリスクを示していた学者は、
「格納容器が破損するのは1億年に1回」
とかいうレベルだったんだが、数値を出してるだけ「フェア」だよなw
560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 05:35:48.45 ID:+57qTiHP0 [1/4]
中西準子は本は読んだことないんだけども、言ってることは、第一義的には
行政に向けているんじゃなかったっけ。もちろんそのロジックは誰にでも通用
するようなことだろうけど、「リスク評価」をきちんとやろうとすれば、日本では
現実的には行政、あるいは行政がカネを出してってことになるだろう。
まして、今回のような大規模災害においては。
そうだとすれば、「リスク評価」をきちっと出すべきは、まずは山下ら御用学者の側だ。
実際には山下らがやってるのは、「癌患者が多少ふえるがほかの要因にかくれてしまう程度だ」
くらいのもので、それくらいなら、反・脱原発側だってやってるとおもう。
どうして行政に甘く、反・行政側に辛くなってしまうのか、やはり謎だなあ。
フリージャーナリストを過度にdisるところにも通じるとおもう。
kikulogを読むと、そういう人がいっぱいいるね。
―――
137 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 23:21:46.04 ID:3lpPOkSI0 [6/9]
中西準子の「環境リスク学 -不安の海の羅針盤」を入手した。
いい話やエピソード、成功事例、
人生経験の豊かさを感じさせる内容もたくさんあるだけに、
本の最後で、不用意に原子力に言及して、晩節を汚してしまったのは
残念としか言いようがない。
しかし、こと原発に関しては、改訂増補版を出して謝罪すべき。
こんな無責任な書き方じゃあ、訂正するまで、トンデモ認定すべきだと思う。
以下、気になったところを引用。
143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 23:34:57.86 ID:3lpPOkSI0 [7/9]
137のつづき
---P241から引用---
つらつらと考えて見るに、我々の周囲にはリスク不安が大きくて、
その利用が極度に制限されている技術がある。
もう一方で、リスク不安が囁かれながら、
そのリスクに配慮することもなく、
ただ新しい技術を売り込めばいいという姿勢で売り出され、
受け入れられている技術がある。
前者の代表的なものは、原子力と遺伝子組み換え作物、
もしかして、ナノテクノロジーもその仲間に入るかもしれない。
後者の典型が、携帯電話やユビキタスコンピューティングと言ってもいい。
原子力が夢の技術とは思わないが、わが国のエネルギー状況と、
今のような管理技術を考えれば、もう少し利用されてもいいと思う。
残念ながらリスク不安が大きく、原子力発電所の建設が市民に拒否される
状況が続いている。
---引用終わり---
146 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 23:37:47.09 ID:jqE3h1YN0 [4/4]
143
原発は明らかに後者でしたね
150 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 23:49:36.55 ID:3lpPOkSI0 [8/9]
143のつづき
---P242~243から引用---
技術の研究とそのリスク研究とは、常にセットで行わなければならない。
………
研究者や事業者は、いつもリスクの方は忘れ、
ともかく新しい技術はいいですよと言って世に出してしまう。
そして、リスクが問題になるとはじめて、
リスク評価の研究にとりかかるのだが、・・・
それでも、リスク問題を単なる不幸、
巡り合わせが悪かったとしか考えず、
なぜ原子力だけが攻撃されるのか(不幸な技術)、
車のリスクがより大きいのにとか(幸運な技術)、
なぜ塩ビだけ悪く言われるのとか(不幸な技術)、言って嘆いている。
でも、それは違うということに、そろそろ気付くべきである。
要するに、リスク問題はすべての科学技術のなかで、
その一部として常に対処しなければならない問題である。
もちろん、車はなぜ許されるの?携帯はなぜいいの?
ユビキタスコンピューティングなんて、いいの?という問題はある。
しかし、市民はずるいから、これらの商品の魅力が大きいために、
リスクに今は言及しない、考えないことにしているだけであって、
もう少し落ち着けば、問題は過去の分まで含めて出てくるのである。
---引用終わり---
152 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 23:51:42.39 ID:z8daZb4q0
143
こういうのも、原発と自動車を比べる議論も、
専門家が扱う技術と大衆が扱う技術の違いが分かってないんだよ。
技術が大衆が扱えるまでになれば、それだけメリットが見えるし、
使うかどうかも個人で選択できるから、リスクに寛容になるのだろう。
家庭菜園で誰でも遺伝子組み換えができて
抜群に収穫量が増えるようになったら、どんどん売れるかもしれない。
原発だって、もし一家に1台置いてもいいぐらいに安く安全になったら、
人々は多少の発癌リスクを許容するかもしれない。
嫌な人は使わないこともできる。車も携帯電話もそうだ。
183 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:54:00.30 ID:8ppZoFEC0 [5/8]
155
311により、結果が出て、中西の誤解が明らかになりました。
こと原発に関しては、リスク評価は駄目だと判明しました。
253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 07:55:55.38 ID:+2jGqURS0 [2/2]
中西準子の検証どうもです。
183
こと原発に関しては、リスク評価は駄目だと判明しました。
リスク評価という手法の是非はともかく、ここでの
「中西さんによる原発の」リスク評価は見当はずれでしたね。
ちなみに>>143と>>150の下敷きとおぼしきコラムを本人のホームページで見つけました。
「原子力と環境」(
中村政雄)と「CO2温暖化説は間違っている」(
槌田敦)
を読んだ感想に続いて、ご本人の原発についての意見。
原子力発電は?日本では使わざるを得ないと思っている。
温暖化もひとつの理由だが、エネルギー安全保障もその理由だし、
石炭が使えるようになる時代がくるのではないかという期待もあり、
それまでのつなぎにもなると考える。原子力発電所のトラブルだけが
異常に大きく報道される現状もおかしいと思う、それは、「原子力と報道」
(ニュースレター)で書かれているとおりだ。しかし、だからと言って、
温暖化問題は、どんどんキャンペーンすればいいという状況でもない。
155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 23:58:51.81 ID:3lpPOkSI0 [9/9]
150のつづき
---P247~248から引用---
リスク評価というのは、その時点で言うことが大事です。
後になれば、誰でもわかるのです。
結果が出ないときに、どのくらい予測できるか、
それでリスク評価の価値は決まるのです。
まだ、わからない時点で、リスク予測をし、皆の誤解を指摘し、
社会に訴える、それこそが価値となります。
ここにあるいくつかの文章を読んで、いつ、
どういう予測ができたか、それは後になってどのくらい正しく、
どのくらい間違っていたか、つまり、
リスク評価の”評価”をして頂きたいと思います。
その上で、リスク評価を羅針盤として使っていけるのか、
それとも駄目なのかを判断して頂きたいと思います。
---引用終わり---
181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:51:02.83 ID:8ppZoFEC0 [4/8]
150
車と原子力のリスクを横並びで比較するのは、
まったく意味がないと思う。
「市民はずるい」と言う感覚も、どうかしている。
学者は、中西を含めて、もっとずるい。
X「市民はずるいから、これらの商品の魅力が大きいために、
リスクに今は言及しない、考えないことにしているだけであって、
もう少し落ち着けば、問題は過去の分まで含めて出てくるのである。」
O「学者はずるいから、原発に肯定的な態度をとれば
出世できたり研究費をたくさんもらえるので、
リスクに今は言及しない、考えないことにしているだけであって、
地震が来れば、問題は過去の分まで含めて出てくるのである。」
162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:15:12.48 ID:8ppZoFEC0 [1/8]
155のつづき
ここから、本の前のほうの内容からの引用に変わります。
---P74から引用---
「思想派」と「事実派」とに仮に人を分けるとすれば、
さしずめ私は「事実派」の末席をけがす人間だろう。
思想を語る資格もないし、語る必要もないような気がする。
---引用終わり---
---P77から引用---
私は自分の出す資料からあらゆる思想的な言葉を削ぎ取りました。
思想の闘争になれば、いつまでも対立が解けない。
出すべきは事実、思想の違いを超えて認めることができる事実、
こうして私はファクトを出すことにこだわりました。
---引用終わり---
---P81から引用---
この解析は仮定も多いけれど、確実なものだけを
頼りにしていた解析では見えないものを見えるようにしてくれます。
私はリスク評価の研究のなかで、この新しく開かれた世界に
ひどく感銘を受けました。・・・
ファクトという縛りを離れて、
もう少し自分の思考を自由にさせようと思うようになっています。
---引用終わり---
168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:31:53.65 ID:8ppZoFEC0 [2/8]
162のつづき
---P105~106から引用---
リスク評価に対する批判は、リスク評価そのものを知って
批判しているのではなく、政治的なものではないかという疑いが
根底にあるという感じがしています。
一九六〇年代に・・・市民団体がBOD反対、COD反対、・・・
アセスメントが出てくれば、開発を合理化するためだけだから、
アセスメント反対。
日本の反対運動とか市民運動には、自分たちが治める場合
どうするかという発想がないのです。
---引用終わり---
---P109から引用---
ここで重要なのは、自分たちで決定するということです。
自分でリスク計算することは重要です。市民団体も計算してほしい。
自分たちでリスクを予測すれば、やたらと批判できないことがわかります。
---引用終わり---
---P110から引用---
リスク評価のなかでいちばん大事なことは、
新しいリスクを見つけることだと私は常に言っています。
人が気のつかない新しいリスクを見つけ・・・評価するのはその次のこと・・・
---引用終わり---
185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:58:59.17 ID:8ppZoFEC0 [6/8]
162
日本の教育課程の中で、
普通に自然科学に入っていけば、
はじめに思想が入ってきたりしません。
出発点で思想がどうこう言ってる中西の
イニシャル状態がおかしかったんじゃないの?
事実を大切にするなんて、当たり前じゃん。
福一があれだけ壊れたという事実も、大切にしないとね。
187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 01:07:48.83 ID:8ppZoFEC0 [7/8]
168
中西が市民を嫌いなのは分かったが、
中西の立ち位置はどこなんだ?
行政なのか、市民なのか、御用学者なのか。
手持ちの情報量に圧倒的な差があって、
アセスメントは御用学者がやるものと相場が決まっている日本で、
市民に計算を要求するなら、情報も出せと。
そこは言わないんだな。
新しいリスクを見つけろと言いながら、
原発やアスベストなどの古いリスクさえ評価できなかった中西は、
「リスク学」を根本的に見直すべきだろう。
『「リスク学」のリスク』を評価する必要を感じる。
結局、反権力から、反市民に軸足を移したということだけ、分かった。
173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 00:41:02.35 ID:8ppZoFEC0 [3/8]
146
まったく同意。
中西、原発の評価は、まったく狂ってると思う。
この本が書かれた2004年時点で、
プルサーマル燃料のデータ改ざんとか、
シュラウドの亀裂隠ぺいとか、
とにかく隠す、騙すということが日常的に横行していた。
X「今のような管理技術を考えれば、もう少し利用されてもいいと思う。」
O「今のような管理体制では、とてもじゃないが、利用できないと思う。」
これくらい、簡単な結論は導けたはずだ。
254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 08:17:22.31 ID:7TlEy8+di
隠語文化と封建的抑圧体制は表裏一体の共犯関係にある。
隠語使用で悦に入る輩は、サブカル的な、または江戸時代の町人のような
遊びを装って抑圧体制を全力で支える奴隷と自らを規定しているわけだ。
こういう隠微なエア御用に比べたら、女性差別と就職のなさにくるしんだ末に、
リスク管理のコンセプトを常に体制側にとって有利に展開するという手法を開発
その業績で今日に至った事が学会的に広く知られ、それを隠すわけでもない
中西氏の偉大さがよくわかる。もちろん学者として市民として終わっているが。
263 自分:御用聞き 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (東京都)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 09:49:48.04 ID:VVKtlCr/0 [6/6]
中西準子って菊池みたいなのの精神的支柱みたいな存在だと思ってたが、やはりこうか。
左翼・市民運動への嫌悪、科学賛美と危険軽視か。
これで環境リスク学とは笑わせる。
253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 07:55:55.38 ID:+2jGqURS0 [2/2]
中西準子の検証どうもです。
183
こと原発に関しては、リスク評価は駄目だと判明しました。
リスク評価という手法の是非はともかく、ここでの
「中西さんによる原発の」リスク評価は見当はずれでしたね。
ちなみに>>143と>>150の下敷きとおぼしきコラムを本人のホームページで見つけました。
「原子力と環境」(中村政雄)と「CO2温暖化説は間違っている」(槌田敦)
を読んだ感想に続いて、ご本人の原発についての意見。
原子力発電は?日本では使わざるを得ないと思っている。
温暖化もひとつの理由だが、エネルギー安全保障もその理由だし、
石炭が使えるようになる時代がくるのではないかという期待もあり、
それまでのつなぎにもなると考える。原子力発電所のトラブルだけが
異常に大きく報道される現状もおかしいと思う、それは、「原子力と報道」
(ニュースレター)で書かれているとおりだ。しかし、だからと言って、
温暖化問題は、どんどんキャンペーンすればいいという状況でもない。
275 自分:御用聞き 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (東京都)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 11:04:14.73 ID:VVKtlCr/0 [8/12]
253
原子力発電は?日本では使わざるを得ないと思っている。
温暖化もひとつの理由だが、エネルギー安全保障もその理由だし、
石炭が使えるようになる時代がくるのではないかという期待もあり、
それまでのつなぎにもなると考える。原子力発電所のトラブルだけが
異常に大きく報道される現状もおかしいと思う
エネルギー安全保障と良く言われるけど、素材として石油は必要だし
どのみち日本単独ですべてをまかなうわけにいかない。
原子力発電所のトラブルは、どれだけ大きく取り上げても足りないぐらいだ。
中西氏はしっかり反省表明すべきだと思う。
279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 11:33:48.44 ID:Bk79ZsbQ0 [3/4]
277
落ち着け、2006年。
ただこういう主張見ると、リスクの専門家とは認められない。
これに対して、リスクが完全に否定できないから、予防原則に則り使用を中止せよという主張があります。
しかし、この主張に従うと、新しい技術は全く生まれなくなるでしょう。
新しい技術なしに、人類が生き残る道があるでしょうか? ないと思います。
でも、水俣病みたいなことが起きるのではという主張を耳にします。これも随分現実から飛躍した議論です。
完全にリスクのことが分からないとしても、一定の検査は行われています。
280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 11:39:38.80 ID:cC49T6AvP [2/3]
279
疫学や工学的リスクはそういう考えの方が一般的なのかもしれませんよ。
要するに大多数が便利になるんなら、少数の犠牲は仕方ない、という。
281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(長屋)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 11:47:08.34 ID:FWXQNxqK0
279
最大のリスクは技術じゃなくて人間
282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(USA)[] 投稿日:2011/06/07(火) 11:49:36.91 ID:/RrLjb/D0
280 少数ではないから問題なのでは?因果関係が立証不能なので実数は分から
ないけど、チェルノブイリでは4000人ともそれ以上とも言われる犠牲者が出ている。
また閉鎖された区域やヨーロッパで広範囲に時限的に農業に大打撃を与えた。福島
がチェルノブイリ級であれば同程度の被害があって自然。少なくとも日本の信用は
がた落ちで、その打撃は計り知れない。
284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 11:53:50.84 ID:cC49T6AvP [3/3]
282
個人的には犠牲を強いられるのが 1人でも4000人でも本質的には変わらないと思うんですけどね。
誰かに犠牲を強いるような「新しい技術」って何だろう?と。
それは本当に必要な技術なのかと。
285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 12:03:03.73 ID:Bk79ZsbQ0 [4/4]
すごい言葉だ、墓標安全。
福島原発もユッケも犠牲者が出て初めて対応する墓標安全。
RAに基づき犠牲なしに事前に安全を組み立てる予防安全が国際標準。
中西のは原発じゃなくナノテクの話だけど、水俣病では水銀流している最中に水産物安全宣言出されたからね。
現実から飛躍どころか、水俣病から何も学んでいないところを見せつけてる。
286 自分:御用聞き 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (東京都)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 12:05:26.57 ID:VVKtlCr/0 [10/12]
283
リスクの専門家
「技術の進歩のために、社会はどれだけリスクを許容すべきか」
を研究してるのかな。
287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 12:06:38.22 ID:78L0ekBn0 [3/3]
日本は放射能に強い国
日本の力を信じてる
288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(広西チワン族自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 12:11:10.19 ID:rXUej5/YO [2/2]
御用ら原発推進派にとっては庶民がいくら病気になろうが、死のうが大した問題ではないんだろう。
ただ搾取する対象=庶民がゼロになっては困る。
適度に必要。
294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 12:46:01.34 ID:3kRmzl6Q0
菊池話が気に食わない奴がいるようだが
、菊池界隈から中西準子という大物御用がちゃんと出てるじゃないか。
環境科学者の立場で原発推進発言をして反対派を非難するのは素人の御用発言とは訳が違う。
263 自分:御用聞き 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (東京都)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 09:49:48.04 ID:VVKtlCr/0 [6/30]
中西準子って菊池みたいなのの精神的支柱みたいな存在だと思ってたが、やはりこうか。
左翼・市民運動への嫌悪、科学賛美と危険軽視か。
これで環境リスク学とは笑わせる。
386 返信:名無しさん@お腹いっぱい。(京都府)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22:01:12.59 ID:YBLCUhWJ0 [2/2]
263
中西の親は共産党の活動家で、構造改革派として除名されたからな。
その後は、生活も大変だったろう。
だから、左翼活動には色々思いがあるんだろう。
404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:04:20.38 ID:RMc5lzZe0 [3/9]
279
まいったな。トレードオフに過ぎないこともワカランでリスク学かよ。
419 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:42:44.84 ID:DCLELsjD0 [2/5]
リンクの3月26日の日記参照。
中西準子ヒドス
30年ほど前に,水環境の研究では定評のあった(過去形),
中西準子氏が書いた『環境リスク学』(日本評論社)です。
- 環境リスク学の専門家としての,原子力に関する見解・・・
実際は安全なのに,残念なことに市民がリスクに関して勉強不足で原子力に不安を持っているので,
原子力発電所の建設が拒否されている,というニュアンスの一文・・・
言い換えれば,原子力はリスクが小さくベネフィットが大きい,市民はそこを誤解している,
ということです。
驚くべきことに,この本を隅から隅まで仔細に検討しても,そのことに関する「根拠」が見当たりません。
この本は2004年9月の出版で,筆者はこの本を2005年の3月に読みました。
そのとき,「原子力に関して何も知らない人(素人)が書く典型的な文章」と感じました。
理由は簡単です。・・・
しかし,素人なら,何も知りませんので,事業者からのデータだけをみて,「安全」「安全」を繰り返すことができます。
そしてこの,中西準子氏は,一時期,1997年頃,
原子力委員会の委員を務めています。
筆者から見れば,中西準子氏が原子力に関する素人なのは明らかですが(昔から知っている人なので…),
この人はとても正直で,自分が素人であることをこちらでちゃんと告白しています。
ウラン資源の寿命やプルサーマルの意味とか、そのことと放射性廃棄物との関係など、私はあまり知らなかったので、この本で教えられた。(2006.6.13)
つまり,原子力委員会の委員を務めていたときも,『環境リスク学』を出版したときも,
原子力問題に関しては,新書一冊で得られる程度の知識も持っていなかったわけです。
422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:45:05.26 ID:DCLELsjD0 [3/5]
419のつづき
ちなみに,中西準子氏は,環境リスク学の専門家としての活動が評価され,
紫綬褒章(2003年)を受章したのちに,2010年には文化功労者の称号も得ています。
文化功労者には,年間350万円のお金が終身支給されます。
いやー,専門家って,本当に素晴らしいですね(撮影/MWS)。
424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:47:07.83 ID:9OABq5wZ0 [7/7]
中西って反骨万年助手じゃなかったの?
いつからこんな転向を?
425 返信:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:49:35.98 ID:DCLELsjD0 [4/5]
中西が原子力委員会の委員をやっていた当時の
活動内容はWEBではみつけられなかったが、
辞任したときの痕跡だけ検索できた。
1997年 5月 9日
原子力委員会
1.原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会の構成員のうち、
中尾欣四郎、中西準子、森 一久の辞任を認め、新たに田中 知、森山裕丈、
一政満子、坂本 俊を任命することとする。
2.上記に伴い、所要の手続きを取ることとする。
以上
○原子力委員会の概要
原子力委員会は、
1)原子力研究、開発及び利用の基本方針を策定すること、
2)原子力関係経費の配分計画を策 定すること、
3)原子等規制法に規定する許可基準の適用について所管大臣に意見を述べること、
4)関係行政機関の原子力の研究、開発及び利用に関する事務 を調整すること
等について企画し、審議し、決定することを所掌しています。
この所掌事務を実施するために、「原子力委員会及び
原子力安全委員会設置法」に基づき、
調査権、勧告権等があります。
また委員会は、これらの参考になる関係者の意見聴取、事務局によって作成された決定文案の審議、
それの決定を原則として公開の会議で行っています。
シロートを集めて、調査や勧告されてもなあ、、、
現場はいたたまれないね。
97年に中西がつとまったんだったら、
現在の
菊池誠や
黒木玄でも、十分つとまるんじゃね?
429 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(中部地方)[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 00:08:40.33 ID:WmreDlST0
バックエンド専門部会って、なにやってんだかわかりづらいが、核リサイクルを含め核廃棄物を
扱うかなり重要な部会だったはずだぞ
特に97年あたりはプルサーマル推進が閣議決定されてかなりキーポイントになった年
435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 00:30:10.59 ID:0cqjRdG50 [1/2]
429
そんな重要な時期の、重要な工程の専門委員だったのか。
就任した記録が見つからず、
委員会に出席した記録も見つからず、
辞任した記録だけある。
これは何なんだ?名義貸しのようなことでもあったのかね??
439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 00:50:08.28 ID:0cqjRdG50 [2/2]
386
父親のことは、横浜国立大の最終講義でも触れたようだ。
本の中の、最終講義をまとめた章に、書いてある。
父、中西功は満鉄調査部勤務。準子は1938年大連市生まれ。
父は1942年検挙。死刑判決を受けるが、
1945年10月釈放。
47年、共産党参議院議員。50年、路線対立により共産党から除名。
思想論争では、どちらが正しいという決着をつけられないものだ
ということを肌で感じました。
小学校5年からマルクスを読む。
技術革新で生活が良くなったことに興味をもち、
横浜国立大の化学工業科へ進んだが、いつでも経済学に戻るつもりだった。
卒業研究で「仮説を立てて実験をすれば、仮説の証明ができ、
ファクトとして認定され、だれも否定できず、議論に決着がつく」
ことを知り、自然科学の良い点に気付く。
その後、自然科学的な事実・ファクトにこだわり、
自然科学によって思想闘争の対立を解いていこうと考える。
要約すればこんな感じだ。
長すぎて全部は引用できない。
稚拙なまとめ文は、ご容赦を。
443 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 01:09:56.04 ID:ug1qefR20
439
全体の流れを見ると、
父親の過酷な体験から、自分も文系志向だったのに、
軽いきっかけで、科学賛美に入っていったのも、理解できなくはない。
途中まで反権力で頑張りながら、
反・反権力、反市民的な方向に流れていったのも、
父と共産党の影響は無視できないだろう。
90年代後半の、ダイオキシンとか環境ホルモンの騒ぎのとき、
いちはやく「大したリスクではない」と表明して、成功したことが、
現在の中西を最終決定したように見える。
その成功体験が強すぎて、
たぶん大丈夫でしょって感じで、原発にも言及しちゃったのだろう。
で、中西のそういう立ち位置に、
70年以降、(正統派?)左翼と接する機会がなかった
若い学者がシンパシーを持ったことも、気持ち的には分かる。
俺もそうだから。
漂流する左翼崩れが、漂着する御用汽船といったとこか。
しかし、御用汽船の羅針盤は、地獄を指していたわけだが。
654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(中部地方)[] 投稿日:2011/07/05(火) 01:33:55.20 ID:VvpKXShN0 [1/3]
松永和紀は環境学の
安井至が信用できる数少ないジャーナリストだと
持ち上げてる人物。
環境学というと、中西準子が復活して原発について
何か書いてるようですが有料なので中身がみれません。
ttp://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2011062500004.html
スピーチをするときに「温暖化のリスクと原子力発電のリスクは
トレードオフの関係にある。・・・・・・・
今回、まさに制御不能に陥っている原発の姿を見て驚き、
己の不明を恥じ、同時に、リスク評価研究の対象とし
てこの問題に向き合うべきだと考えるようになった。
657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 01:44:37.36 ID:LHa9hYBw0 [2/5]
654
中西は多少は反省したのかね。
しかし、懺悔を有料で読ませようとは・・・
中谷巌もそうなんだが、懺悔で儲けようとするのは、
何がそうさせるのかねえ。
学者として、誤った言説を広めてきた責任を感じるなら、
無料で公開して、過ちを取り返すための活動を、ボランティアでやれよと。
656
そこの部分は、過去の主張だったと書いてるから、
今は変わったかも知れない。しかし詳細は有料。
659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(岡山県)[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 01:49:13.33 ID:9M9N5olU0 [2/7]
657
まともな懺悔になってる文章を見たことがないのだが
大抵は言い訳と しかし体制には逆らわないという決意表明ばかり
読めば読むほどイライラしてくる
660 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 01:49:19.90 ID:1vLy5qDe0 [1/11]
657
タイトルからして反省はしていないと見た。
『自然エネルギー、地に着いた議論がしたい――経済リスクも見落とせない』
670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 02:28:39.80 ID:URBlx77r0
657
懺悔を有料で読ませるような人間はアリバイ作りのためだろうから
相手にする必要もあるまい。
668
別に困っていないなら節電する必要はないだろうが、節電している
府民から苦情でもきたか?
たしかに家庭などの小口は他から買えないから、関電に供給能力を
上げるように圧力をかける方が有益と言えば有益だろうが…
665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(中部地方)[] 投稿日:2011/07/05(火) 02:05:57.87 ID:VvpKXShN0 [2/3]
656
読む気にもならんのはわかるが
読まないと地震前と地震後でどう考えがかわったのか
かわっていないのかわからないだろう。
このスレでは中西準子や
安井至については前に少しだけ話が
でてるが、この二人が地震前まで原発安全だと熱心に市民に
啓蒙していたことは大きな問題だろう。
原子力ムラの連中と
同じレベルで責任追求されるべき問題。
リスク学で有名なこの二人が原発を安全だと
見積もっていたということはリスク学という学問じたいに
大きな欠陥があると考えないといけない。
667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 02:14:24.17 ID:LHa9hYBw0 [4/5]
665
リスク学で有名なこの二人が原発を安全だと
見積もっていたということはリスク学という学問じたいに
大きな欠陥があると考えないといけない。
既に、学問としての体をなしていないと思うが。
事態を未然に防いだり、
被害を最小限に食い止めてこその、リスク学であって、
それに失敗した、体制を追認するだけの評論を、
学問とみなす理由が見つからない。
89 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 23:33:20.48 ID:tOV+9k9V0 [4/4]
中西準子、朝日本紙に載ってるようだ。
95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/07/08(金) 00:25:18.30 ID:7YcO+1+A0 [1/2]
89
有料ページに掲載だから、
朝日としてはチラ見せして儲けたいんだろ。
災害を利用して儲けようと。中西も朝日もどうかしてるよ。
隣の入り江から見ると無防備と思えるほど、施設が入り江側には開放的だったことである。
これ、大丈夫?という声が思わず挙がった。テロ対策などは施されているだろうとは思うが、
少し心配になった。
海から冷却水をとるという基本的なことを忘れてないか?
浜岡原発 クラゲ大量付着で出力抑制
中部電力は19日、静岡県御前崎市の浜岡原発3、4号機の出力(計約220万キロワット)を
一時的に6~7割に抑制したと発表した。タービン通過後の蒸気冷却用の海水取水槽の
ごみ除去装置に大量のクラゲが付着したためで、同原発がクラゲの影響を受けたのは初。
井戸端会議ならともかく、リスク評価の専門家(!?)がこの調子ではね。
中西自身の著書が、聞いて呆れるだろ。
つらつらと考えて見るに、我々の周囲にはリスク不安が大きくて、
その利用が極度に制限されている技術がある。
リスク評価というのは、その時点で言うことが大事です。
後になれば、誰でもわかるのです。
結果が出ないときに、どのくらい予測できるか、
それでリスク評価の価値は決まるのです。
100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[] 投稿日:2011/07/08(金) 00:37:40.28 ID:mMW4RKwC0 [1/6]
89
ずいぶんと感傷的だね。それに津波の威力の感想が「思わず、“これって想定外としか言いようがない”と叫んでいた」じゃ中高生の作文なみ。
おまけに結論が「こういう津波に対して、リスク評価はどう立ち向かうべきか、東電の言う“想定外”は妥当かなど、口ごもりつつ意見を言い合った。
このことを、この日の経験として、頭と体にしみこませて、今後考え続けることになると思う」ときた。
女川原発は東北電力の施設であり、福島第一原発の全電源喪失は津波以前に起きたことはもはや周知の事実。3ヶ月半も待たせておいてこの程度のまさに「雑感」。
もうリスク評価についての見解はお呼びでない。
「今後考え続けることになると思う」それはご家族と二人の御孫さんの成長に専念して下さい。本当にお呼びでない。
630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(中部地方)[] 投稿日:2011/07/10(日) 17:07:36.90 ID:FXoEfS1h0
114
中西準子のを掲載してくれた人ありがとう。
中西は原発が大きな事故を起こすリスクについては
そもそも全く考えていなかったということなんだろうか?
稼働中のリスクが大きいとは思っていなかった。
なぜリスクを考える立場でいながら
事故のリスクは全く考えなかったのか
中西にはこの部分をもっと語って欲しいところ。
他は中西が普段から語っているごくごく
一般的なリスクについての考え方の話をしてるだけのよう。
中西には再生可能エネルギーのリスク評価など
やってもらわなくていいからそれは他の人にまかせておけばよい。
それよりやるべきことはあるだろう。
最終更新:2012年12月11日 15:18