民主党の前原誠司政策調査会長は12日、原発事故の視察で訪れた
福島県で記者団に対し、野田政権になって廃止した党の原発事故影響対策プロジェクトチーム(PT)を「原発事故収束対策PT」として復活させると述べた。座長に荒井聰元国家戦略相、事務局長に川内博史衆院議員が就く。
前原氏は当初、原発事故PTを廃止する一方で、エネルギーPTを新設した。だが、原発推進の色合いが濃く、党内の脱原発派が強く反発。復活により推進派とのバランスを取った。
また、民主党政調は調査会級の「新しい公共推進会議」を設け、議長に鳩山由紀夫元首相を充てる方針を固めた。事務局長には逢坂誠二衆院議員が就く。13日の政調役員会で正式に決める。
最終更新:2012年12月11日 22:15