***判定の参加人数 リーダーが直接指揮できる人数はメイン技能1レベルごとに3人増えます、つまりメイン技能(戦争なら統率)が3レベルの場合、直接指揮できるのは9人、リーダーを入れると最大十名となります、リーダーに率いられた集団をグループと呼びます 大きな判定(中隊での戦闘など)の場合、複数のグループを1人のリーダー(中隊長、司令など)が指揮する事があります、その場合は自らが直接指揮しているグループ以外に、メイン技能のレベル数のグループまで指揮できます、つまり3レベルなら合計4グループです 例:高峰小隊長の統率は2レベル、彼は七人までの小隊を指揮できる もし彼が中隊長に昇進したならば直接指揮できる七人のグループと、それぞれ小隊長に率いられた2グループの合計3グループ指揮できる事になる ***状況説明 まず裁定者(GM)が掲示板で現在の状況と目的、「目標値」を発表します この目標値をどれだけ削れるかで戦闘結果が決まります 戦闘結果は 「大敗」(25%未満) 「敗北」(25%以上50%未満) 「引き分け」(50%以上75%未満) 「勝利」(75%以上100%未満) 「大勝」(100%達成) の5種類です ***隊長命令(行動分割) リーダーは目的を達成するためにグループに行動指示を行います このとき統率レベルの回数だけグループの行動を分割する事が出来ます(命令回数を増やせます)誰に、どの命令を行わせるのかをリーダーは決定してください 行動指示の内容を複雑にすればするほど、大きく難易度を削れるかもしれませんが、その達成は難しくなります(漠然と「敵を食い止めろ」と言う命令と「隠密裏に敵の後方に回りこみ、友軍とタイミングを合わせて挟撃奇襲、コレを殲滅しろ」と言う命令では後者の方が劇的な効果を見込めますが、実現は遥かに難しくしくなります) 一般的な部隊では一つの命令に二つ以上の行動を盛り込むのは無謀とされます 適切な分割と裁定者が認めた場合、一つの分割につき統率レベル分だけ目標値を削れます 素晴らしい分割であればボーナスが付く時もあります 逆に目的を果たす事のマイナスにしかならない分割の場合はペナルティがつく場合もあります 例:統率2の指揮官が「少数の敵との遭遇戦」ミッションで グループの行動を「踏みとどまって攻撃する」「士気を上げる為に歌う」に分割しました 裁定者は,「踏みとどまって戦う」を適切な分割と認めましたが、「歌う」については不適切であると判断しました、適切な分割は一つなので,統率2レベル分×1で2点目標値から削られました 同じ分割でも、士気崩壊寸前の逆境であれば歌が有効であるとして4点削れたかも知れません 逆に「敵に奇襲をしかける」ミッションであれば,歌う事はミッションの邪魔だと判断され、ペナルティが目標値に加算されるかも知れません ***作戦立案 サポート技能参謀技能を持つ者は参謀技能レベル数まで「ミッションに有利な理由」(コレを(作戦)と呼びます)を提案する事が可能です隊長は自らの参謀技能の倍までの(作戦)を採用する事が出来ます,採用されなかった作戦は情況に変化を与えません 隊長は自分で提案した(作戦)を採用してもかまいません 隊長が採用した(作戦)を有効であると裁定者が認めた場合,提案者の参謀技能レベルだけ目標値が削れます 大変有効であると認めた場合,参謀レベルの2倍削れる場合があり 戦況を一変させかねない秀逸なアイディアの場合には,全目標値の3O%などと言う豪快な削りが発生する場合もあります 逆に状況にそぐわない作戦の場合,却下や,逆にペナルティの発生なども有り得ます たとえロールやGM説明で説明されていたとしても (作戦)として提案されなかった有利要素は有利な影響を与えません 作戦立案はAの魔方陣で言えば前提変換にあたり とても強力なルールです 隊の行動に留まらず,天候や地形など周辺環境、友軍の動向などすら左右できる時がありますが、自由故に難しいルールでもあります GMの状況説明と矛盾する物 データを無視し過ぎるもの あまりにご都合主義な物,ストーリー的な盛り上がりに欠けるもの,何度も同じ内容を繰り返す,などは却下の原因となりやすくなっております ***隊員行動(戦力抽出) 隊長の命令を元に,隊員はそのミッションで使うだろう技能と装備(戦力と呼びます)を宣言します 戦力が状況から見て適切と判断された場合,技能レベルと武器による修正値分だけ目標値が削られます 装備も技能も,同じ物は1ミッションで一回しか宣言できません 複数の技能を持つ物は,それぞれ別の物として提出する事が可能です 同じ装備を複数の技能で同時に使う事は出来ません ----