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2011-12-08:高齢化率フィールドの作成とラスターデータの読み込み - (2011/12/21 (水) 18:13:00) の編集履歴(バックアップ)


高齢化率フィールドの作成とラスターデータの読み込み


1.高齢化率フィールドの作成

まず,前回保存した「20111201.qgs」を立ち上げます.
このとき,ラベル(市町村名)が表示されている場合は,今回は必要ないのでレイヤの選択を解除してもらって構いません.(レイヤ津市2005の×印をクリックすればOK)

次に,前回の作業ができているか確認します.レイヤ「旧津市5歳階級人口」をダブルクリックし属性テーブルを表示します.
属性テーブルの右方に,前回統合した5歳ごとの人口分布データが入っていれば大丈夫です.


ここからは,人口密度の属性データを作った時と同じように,高齢化率の値を計算していきます.

属性テーブル下の「編集モードの変更(赤)」をクリックし,編集モードに変更します.
次に電卓のマーク(橙)をクリックし,フィールド計算機を起動させます.


出力フィールド名「RatioAged」
  (11文字以下,先頭が英文字,高齢化率を表す単語ならOKです)
出力フィールドタイプ「小数点付き数値(real)」
出力フィールド幅「4」精度「1」
  (幅は桁数,精度は小数点以下の桁数を表す…今回は100.0%が最大のため4と1になる)
フィールド計算式「AGE65OVER * 100.0 / JINKO」
  (高齢化率 = 全人口に対する65歳以上の人の人口比率)
  ※式は人口密度の計算と同じ手順で入力してください


画像のようになっていることを確認し,OKをクリックしてください.
属性テーブル右端を見ると,計算された「RatioAged」があります.


確認ができたら「編集モードの変更」をクリックし,変更を保存します.
属性テーブルも閉じてもらって構いません.

次に色分けを行っていきます

先ほどの「旧津市5歳階級人口」をダブルクリックし,レイヤプロパティを開きます.
スタイルタブの中の「共通シンボル」を「段階的に分けられた」に変更し、以下のように変更してください.
カラム「RatioAged」
分類数「6」
モード「等間隔」
色階調「red-yellow」
このように選択したら「分類」をクリックしてください.


色分けが表示されたら範囲とラベルを変更します.
0-10   10%以下
10-20   10-20%
20-30   20-30%
30-40   30-40%
40-50   40-50%
50-59.3  50%以上


OKをクリックすれば高齢化率の表示が完成です.
地物情報を見る(赤)」のタブを選択した状態でレイヤをクリックすれば,それぞれの情報が見れます.


2.ラスターデータの読み込み

今までは線やポイントからなるベクターデータを扱っていましたが,これからはセル状(面)のラスターデータを扱っていきます.

レイヤのタブのラスタレイヤの追加をクリック(もしくは図の赤部分をクリック)します.
ここで、今回配布したファイルまで移動し「dem_tsu.tif」を選択した状態で「開く」をクリックしてください.


レイヤに「dem_tsu」が追加され,画面上に灰色の画像が出ます.

色の変更は,次回行います.
今週はここまでです.お疲れ様でした.