「2011-12-22:標高のカラーマップの作成と地形解析・GRASS GISの初歩」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

2011-12-22:標高のカラーマップの作成と地形解析・GRASS GISの初歩 - (2011/12/22 (木) 19:45:19) のソース

*標高のカラーマップの作成と地形解析・GRASS GISの初歩

**1.標高のカラーマップの作成
前回保存した「&bold(){20111208.qgs}」を立ち上げます。
dem_tsu以外のレイヤの選択を解除してください。(レイヤのtsu_dem以外の×印をクリック)
今は単色だけで何もわかりません。
#ref(1.png,,width=200)
>下図左を参照
>レイヤ「&bold(){tus_dem}」のプロパティを表示します。
>スタイルのタブを選択し、中央にある「ユーザ定義最大値/最小値」をチェックしてください。
>次に下部左の「推定値(高速)」をチェックしたあと、読み込みをクリックしてください。

>下図右を参照
>下部右のコントラスト強調の現在の設定を「最大値・最小値まで引き伸ばす」にしてください。
>OKをクリックしてください。
#ref(2.png,,width=250) #ref(3.png,,width=250)
先ほどの結果は下図左のようになります。
現在の設定を「最大値・最小値まで引き伸ばしとクリップ」にすると、下図右になります。
#ref(4.png,,width=250) #ref(5.png,,width=250)

**2.地形解析(傾斜角度と傾斜方位)
プラグインから「ラスターベース地形解析→ラスターベース地形解析」を選択してください。
>解析手法は傾斜を選択
>入力レイヤはdem_tsu
>出力レイヤはc:\GIS2\DATA\Terrain\slope ※terrainがなければ、作成してください。
>出力形式はGeoTIFF
>結果をプロジェクトに追加するにチェックを入れる。
#ref(6.png,,width=400)
標高のカラーマップと同様にして、表示します。
#ref(7.png,,width=400)
傾斜方位も同様に、
>解析手法は傾斜方位を選択
>入力レイヤはdem_tsu
>出力レイヤはc:\GIS2\DATA\Terrain\aspect ※terrainがなければ、作成してください。
>出力形式はGeoTIFF
>結果をプロジェクトに追加するにチェックを入れる。
#ref(8.png,,width=400)
標高のカラーマップと同様にして、表示します。
#ref(9.png,,width=400)

**3.GRASS GIS
今までは線やポイントからなるベクターデータを扱っていましたが,これからはセル状(面)のラスターデータを扱っていきます.

レイヤのタブのラスタレイヤの追加をクリック(もしくは図の赤部分をクリック)します.
ここで、今回配布したファイルまで移動し「&bold(){dem_tsu.tif}」を選択した状態で「開く」をクリックしてください.


レイヤに「dem_tsu」が追加され,&u(){画面上に灰色の画像}が出ます.

色の変更は,次回行います.
出来上がったGISファイルを「&bold(){20111222.qgs}」で保存してください.
今週はここまでです.お疲れ様でした.