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不二山 嵐 大接近 - (2011/01/13 (木) 20:41:41) の1つ前との変更点
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#contents
**1回目
#blockquote(){#divclass(hide){「それ」
「? それって?」
「人との距離を縮めるためには有効らしいな。スキンシップって」
「うん。それがどうかした?」
「…………そんなに遠いか? 俺らの距離って」
「えっ……」
「だってそうだろ? 毎回毎回、どっかしら触ってくるってことは」
「ん? だとしたら、俺からもしたほうがいいのか?」
「ええっ」
「…………俺からはダメなんか。難しいな」
「あの……迷惑だった?」
「そう思ったら言う。…………」
「嵐くん?」
「俺は、あんまり気の利いたこと言ってやれねーけど」
「おまから触られるの、悪ぃ気はしてない。だから迷惑とか考えんな」
「じゃあな」
(嵐くん……)}}
**2回目
#blockquote(){#divclass(hide){「今日は激しいな」
「あ! ご、ごめん、わたしまた……」
「…………」
「?」
「おまえにそうされるとさ。なんだろうな。ヘンな気分になる」
「ヘンな気分?」
「うん。もっと近づきたいような、でも離れてなきゃダメなような」
「こう、さ。手首とか掴んで――」
「…………」
「嵐くん?」
「なんだ今の」
「え?」
「…………ダメだ。頭回んねぇ」
「今日はもう帰る。じゃあな」
「あっ、嵐くん!」
(行っちゃった……)}}
**3回目
#blockquote(){#divclass(hide){「…………」
「どうかしたの?」
「おまえ、受け身を覚えろ」
「え!? 受け身?」
「前に行ったろ。ヘンな気分になるって」
「う、うん」
「背中がゾクッとして、ヤバイって警報が頭ん中でガンガン……」
「で、体が反応しそうになる、勝手に」
「なるべく抑えるけど、こればっかりは保障できねぇと思う」
「……うん」
「独学が無理なようなら、俺が教えてやる。つきっきりで」
「だから――」
「…………」
「嵐くん?」
「やっぱダメだ。教えてやれねぇや」
「えっ、どうして?」
「もっとヤバイ気がする。わかんねーけど」
「ハァ……なんだこれ。モヤモヤして気持ち悪ぃ」
「とにかく気をつけろ。俺に押し倒されたりしないように」
「えっ!」
「ん?」
「う、ううん」
「? じゃあな」
(さらりと凄いことを言われたような……)}}
**4回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……おまえ、受け身覚えてきた?」
「えっ!」
「だよな。一人でできるワケねーか」
「教えてやりたいけどムリだし……」
「あの……ごめんね?」
「いい。それより……」
「こういうこと、まさか他のヤツ、に……」
「…………」
「嵐くん?」
「ちょっと待て……」
「嵐くん、大丈夫?」
「!!!」
「……わかった。なんとなく。モヤモヤがなんなのか」
「え?」
「おまえはいい。わかんなくて」
「???」
「帰る……またな……」
(大丈夫かな、嵐くん……)}}
**5回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……」
「迷惑じゃねぇって前に言ったけど。もう今日は触んな」
「あ……ごめん……」
「…………」
「…………」
「…………」
「あの……送ってくれてありがとう。わたし、ここで……」
「待て」
「えっ?」
「もうちょい、いろ。少しでいい」
「……うん」
「触んなっつったり、いろっつったり……バカなこと言ってんな、俺」
「おまえもバカだ。俺の言うこと聞いたりして」
「バカだ……ホント」
(嵐くん……)}}
**6回目
#blockquote(){#divclass(hide){「ハァ……」
「うん?」
「おまえが受け身覚えたくらいじゃどうしようもねーや。これ」
「えっ?」
「…………」
「俺が本気でおまえを抑えにかかったら、どんだけ暴れようと逃げらんねぇってこと」
「言ってる意味、わかるか? つーか、わかれ」
「じゃねーと、もうおまえとはこんな風には帰れねぇ」
「嵐くん……」
「わかったって言え。……ウソでもいい」
「…………」
「○○」
「……うん。わかった」
「……よし」
「じゃあ、またな」
(嵐くん……)}}
**寸止め会話
・「やっぱ女だな……手、小っちぇえ」
「ふふっ、そうだね」
「&color(#ffffff){その手で触れられるとさ、ギュッて握りたくなる}」
「嵐くんが大きいんだよ」
「&color(#ffffff){そりゃそうだ。おまえのがでかかったらちょっとビックリ}」
・「悪ぃ。俺、近づきすぎたか?」
「ちょっと……」
「&color(#ffffff){おまえがよく触るからさ、近い方がいいんかと思った}」
「そんなことないよ」
「&color(#ffffff){そっか。俺も嫌じゃねーけど、あんまり近づきすぎるとヘンな気持ち}」
・「恋愛って、メンドクセェのかもな……」
「そうなのかもね……」
「&color(#ffffff){苦しまねぇと幸せになれねーとか? 柔道の修行と一緒だな……}」
「そうかな?」
「&color(#ffffff){おまえ見てると、真面目に言った俺が情けねぇ気がする。……でも、助かるな}」
・「なにか聞きたいことでもあるのか? 俺に」
「今の気持ち……」
「&color(#ffffff){言ってもいいのか? ……なんてな。まだ言いたくねぇ}」
「べつにないけど……」
「&color(#ffffff){なら、おとなしくしてろ。俺が困る}」
・「あんまりジッと見るなって。困る、なんか」
「苦手なんだ?」
「&color(#ffffff){そうじゃねーよ。見つめんなら理由を言え。そしたらたぶん平気}」
「だって……」
「&color(#ffffff){いいんだけどさ。……俺もそうするぞ。いいか?}」
・「! 今のはちょっとくすぐったかった……」
「じゃあ、もう一回……」
「&color(#ffffff){同じ手は食らわねーよ}」
「弱点、見っけv」
「&color(#ffffff){いいよ、おまえになら知られても。……あんまりやるなよ?」}」
・「さっきからゴソゴソと……何してぇの?」
「くすぐり!」
「&color(#ffffff){俺は強いぞ? なら、おまえにも……しちゃマズイな。うん}」
「イヤだった?」
「&color(#ffffff){イヤっていうか、おまえが何してぇのか知りたいだけ。なに?}」
・「そんなに気になるか? 俺の身体」
「うん!」
「&color(#ffffff){腕、硬ぇだろ? ガキの頃とは比べものになんねーくらい育った}」
「べつに?」
「&color(#ffffff){そっか。……なら、なんでそんなに触るんだ?}」
・「夜の空気って澄んでる気がしねぇ?」
「そんな気がする」
「&color(#ffffff){気のせいかもだけどな? 俺の頭ン中もスッキリさせてくんねーかな……}」
「昼とかわらないよ」
「&color(#ffffff){そっか。……ちょっとはそう思わねぇ?}」
・「俺、今ヘンな感じだ……」
「わたしも……」
「&color(#ffffff){そっか。でも、嫌な感じじゃねぇよ? ……おまえは?}」
「熱でもあるの?」
「&color(#ffffff){ねえよ。……もしかして、あるのか?}」
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**1回目
#blockquote(){#divclass(hide){「それ」
「? それって?」
「人との距離を縮めるためには有効らしいな。スキンシップって」
「うん。それがどうかした?」
「…………そんなに遠いか? 俺らの距離って」
「えっ……」
「だってそうだろ? 毎回毎回、どっかしら触ってくるってことは」
「ん? だとしたら、俺からもしたほうがいいのか?」
「ええっ」
「…………俺からはダメなんか。難しいな」
「あの……迷惑だった?」
「そう思ったら言う。…………」
「嵐くん?」
「俺は、あんまり気の利いたこと言ってやれねーけど」
「おまから触られるの、悪ぃ気はしてない。だから迷惑とか考えんな」
「じゃあな」
(嵐くん……)}}
**2回目
#blockquote(){#divclass(hide){「今日は激しいな」
「あ! ご、ごめん、わたしまた……」
「…………」
「?」
「おまえにそうされるとさ。なんだろうな。ヘンな気分になる」
「ヘンな気分?」
「うん。もっと近づきたいような、でも離れてなきゃダメなような」
「こう、さ。手首とか掴んで――」
「…………」
「嵐くん?」
「なんだ今の」
「え?」
「…………ダメだ。頭回んねぇ」
「今日はもう帰る。じゃあな」
「あっ、嵐くん!」
(行っちゃった……)}}
**3回目
#blockquote(){#divclass(hide){「…………」
「どうかしたの?」
「おまえ、受け身を覚えろ」
「え!? 受け身?」
「前に行ったろ。ヘンな気分になるって」
「う、うん」
「背中がゾクッとして、ヤバイって警報が頭ん中でガンガン……」
「で、体が反応しそうになる、勝手に」
「なるべく抑えるけど、こればっかりは保障できねぇと思う」
「……うん」
「独学が無理なようなら、俺が教えてやる。つきっきりで」
「だから――」
「…………」
「嵐くん?」
「やっぱダメだ。教えてやれねぇや」
「えっ、どうして?」
「もっとヤバイ気がする。わかんねーけど」
「ハァ……なんだこれ。モヤモヤして気持ち悪ぃ」
「とにかく気をつけろ。俺に押し倒されたりしないように」
「えっ!」
「ん?」
「う、ううん」
「? じゃあな」
(さらりと凄いことを言われたような……)}}
**4回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……おまえ、受け身覚えてきた?」
「えっ!」
「だよな。一人でできるワケねーか」
「教えてやりたいけどムリだし……」
「あの……ごめんね?」
「いい。それより……」
「こういうこと、まさか他のヤツ、に……」
「…………」
「嵐くん?」
「ちょっと待て……」
「嵐くん、大丈夫?」
「!!!」
「……わかった。なんとなく。モヤモヤがなんなのか」
「え?」
「おまえはいい。わかんなくて」
「???」
「帰る……またな……」
(大丈夫かな、嵐くん……)}}
**5回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……」
「迷惑じゃねぇって前に言ったけど。もう今日は触んな」
「あ……ごめん……」
「…………」
「…………」
「…………」
「あの……送ってくれてありがとう。わたし、ここで……」
「待て」
「えっ?」
「もうちょい、いろ。少しでいい」
「……うん」
「触んなっつったり、いろっつったり……バカなこと言ってんな、俺」
「おまえもバカだ。俺の言うこと聞いたりして」
「バカだ……ホント」
(嵐くん……)}}
**6回目
#blockquote(){#divclass(hide){「ハァ……」
「うん?」
「おまえが受け身覚えたくらいじゃどうしようもねーや。これ」
「えっ?」
「…………」
「俺が本気でおまえを抑えにかかったら、どんだけ暴れようと逃げらんねぇってこと」
「言ってる意味、わかるか? つーか、わかれ」
「じゃねーと、もうおまえとはこんな風には帰れねぇ」
「嵐くん……」
「わかったって言え。……ウソでもいい」
「…………」
「○○」
「……うん。わかった」
「……よし」
「じゃあ、またな」
(嵐くん……)}}
**寸止め会話
・「やっぱ女だな……手、小っちぇえ」
「ふふっ、そうだね」
「&color(#ffffff){その手で触れられるとさ、ギュッて握りたくなる}」
「嵐くんが大きいんだよ」
「&color(#ffffff){そりゃそうだ。おまえのがでかかったらちょっとビックリ}」
・「悪ぃ。俺、近づきすぎたか?」
「ちょっと……」
「&color(#ffffff){おまえがよく触るからさ、近い方がいいんかと思った}」
「そんなことないよ」
「&color(#ffffff){そっか。俺も嫌じゃねーけど、あんまり近づきすぎるとヘンな気持ち}」
・「恋愛って、メンドクセェのかもな……」
「そうなのかもね……」
「&color(#ffffff){苦しまねぇと幸せになれねーとか? 柔道の修行と一緒だな……}」
「そうかな?」
「&color(#ffffff){おまえ見てると、真面目に言った俺が情けねぇ気がする。……でも、助かるな}」
・「なにか聞きたいことでもあるのか? 俺に」
「今の気持ち……」
「&color(#ffffff){言ってもいいのか? ……なんてな。まだ言いたくねぇ}」
「べつにないけど……」
「&color(#ffffff){なら、おとなしくしてろ。俺が困る}」
・「あんまりジッと見るなって。困る、なんか」
「苦手なんだ?」
「&color(#ffffff){そうじゃねーよ。見つめんなら理由を言え。そしたらたぶん平気}」
「だって……」
「&color(#ffffff){いいんだけどさ。……俺もそうするぞ。いいか?}」
・「! 今のはちょっとくすぐったかった……」
「じゃあ、もう一回……」
「&color(#ffffff){同じ手は食らわねーよ}」
「弱点、見っけv」
「&color(#ffffff){いいよ、おまえになら知られても。……あんまりやるなよ?」}」
・「さっきからゴソゴソと……何してぇの?」
「くすぐり!」
「&color(#ffffff){俺は強いぞ? なら、おまえにも……しちゃマズイな。うん}」
「イヤだった?」
「&color(#ffffff){イヤっていうか、おまえが何してぇのか知りたいだけ。なに?}」
・「そんなに気になるか? 俺の身体」
「うん!」
「&color(#ffffff){腕、硬ぇだろ? ガキの頃とは比べものになんねーくらい育った}」
「べつに?」
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「そんな気がする」
「&color(#ffffff){気のせいかもだけどな? 俺の頭ン中もスッキリさせてくんねーかな……}」
「昼とかわらないよ」
「&color(#ffffff){そっか。……ちょっとはそう思わねぇ?}」
・「俺、今ヘンな感じだ……」
「わたしも……」
「&color(#ffffff){そっか。でも、嫌な感じじゃねぇよ? ……おまえは?}」
「熱でもあるの?」
「&color(#ffffff){ねえよ。……もしかして、あるのか?}」
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