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桜井 琥一 文化祭 - (2015/05/08 (金) 19:50:42) の最新版との変更点

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#contents *文化祭会話/用心棒琥一 ・1年目 #blockquote(){#divclass(hide){「(あ、コウくんだ)」 「○○。」 「コウくんも出展の見物?」 「誰がだ、メンドクセー。会長にやらされてんだよ。」 「やらされてるって、見物を?」 「よそからパーティー荒らしが入って来ねぇか見張んだと。色いろ握られてるからよ・・・」 「なるほど。ちゃんと見張ってる?」 「知るか。形だけブラついてりゃいいんじゃねぇか?」 「いい加減だなぁ・・・・・・ちゃんと用心棒になってくれなきゃ。」 「用心棒だ?」 「だって、つまりそういうことでしょ?」 「おぉ・・・そうとも言うな。」 「コウくんが用心棒なら、安心だもんね?」 「まあ、妙な連中に好き勝手させやしねぇけどよ?」 「そうだよ。がんばって!」 「じゃ、ちっと行って来るわ。  用心棒かよ。・・・・・・ククッ、悪かねぇ」 「(わかりやすいな・・・コウくん)」}} ・2年目 #blockquote(){#divclass(hide){「○○、おい。」 「ん?あ、コウくん。」 「よぉ、なんか揉めてねぇか?」 「大丈夫だよ?今年も用心棒?」 「まあな。」 「がんばってる?」 「頑張りようがねぇんだよ。なんも起こりゃしねぇ・・・」 「ふふっ、いいことだよ。」 「そうかもしんねぇけどよ、なんつーかこう・・・・・・いっそのこと余多高の馬鹿でも来ねぇかな。」 「嫌なこと言わないでよ・・・」 「ハァ~ア。愚痴ってもしょうがねぇ。もっとよく探してくるわ。」 「(・・・・・・くれぐれも、コウくんが揉めごと起こさないようにね)」}} ・3年目 #blockquote(){#divclass(hide){「○○、おい。」 「あ、琥一くん! 今年も用心棒?」 「まあな。なんも起こりゃしねぇけどよ。」 「そっか。でも、平和が一番だよ?」 「どうだかな。生まれる時代が遅すぎたってヤツだ。」 「ふふっ……あれ?」 男子A「琥一! ここに居たのか!」 「おぉ、どした?」 男子B「他校の変なのが、校門にたむろしてんだよ!」 「おっ? 来やがったな、コラ!」 「琥一くん、ケンカじゃないからね? 注意するだけだよ?」 「わかったわかった。じゃあ、ちっと行って来るわ!」 「気をつけてね!」 男子A「先に行くぞ!」 「待て待て! 俺が行くまで手ぇ出すんじゃねぇ!」 「(大丈夫かな……でも、琥一くん、みんなに頼られてるんだな)」}} *クラス・クラブ出展 **クラス出展 ***【1年目・メイド喫茶】 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){「紅茶とサンドイッチ、お待たせしました!(ハァ~、忙しい……こんなにお客が来るなんて想像してなかったよ)」 「おぉ!?」 「あっ、琥一くん! いらっしゃいませ!」 「オマエ、なんつーカッコしてんだよ……」 「メイドさんだよ。何か食べていって!」 「じゃあ、ピザとコーヒー。」 「ピザはないけど……イングリッシュマフィンはいかが?」 「イングーーメンドクセーな……じゃ、それ3つだ。」 「1つで十分だよ?」 「腹減ってんだよ。いいんだ3つで。3つだ。」 「もう……イングリッシュマフィン、スリーとホットコーヒー入りました!」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){「スコーンとサンドイッチ、お待たせしました。」 (ハァ~、忙しい・・・・・・こんなにお客が来るなんて想像してなかったよ) 「おい。」 「あっ、コウくん!いらっしゃいませ!」 「オマエ・・・・・・その格好。」 「メイドさんだよ。似合う?」 「馬鹿オマエ――馬鹿。」 「・・・なに?」 男子「あっ、可愛いメイドさんいんじゃん!男2人、入れる?」 「はい、ただい――」 「あぁ?悪ぃけど入れねぇなあ!」 男子「す、すいません!!」 「あ、ちょっと・・・・・・もう、コウくん!」 「俺が3人前食や、文句ねぇだろうが。」 「スコーンとサンドイッチとイングリッシュマフィンとコーヒースリー入ります!」 「・・・・・・マジで?」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「食った・・・・・・」 「お味はいかがでしたか?」 「味?おぉ、悪かねぇ。ウマかった。」 「わっ、全部食べちゃったの!?」 「まあな。いくらだ?」 「えぇと・・・・・・お会計が5リッチになります。」 「へぇ・・・・・・お友達料金でもか?」 「(払えるのかな・・・・・・でも、喜んでるみたい!大成功かな?)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「・・・・・・おい。」 「あ、コウくん、お味はいかがでしたか?」 「いかがじゃねんだよ・・・・・・オマエこれ、食ってみたか?」 「まだだけど・・・美味しくなかった?」 「ルカが作ってもこうはならねぇぞ?」 「どれどれ・・・・・・」 「な?」 「(うっ、これは、無いかな・・・・・・大失敗・・・)」}} ***【2年目・お化け屋敷】 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){「世にも恐ろしいよ~お化け屋敷だよ~(ふぅ……お化けになって客寄せは大変だ……)」 「おい。」 「あ、琥一くん! お化け屋敷だよ〜どう?」 「入らねぇよ。つーかオマエ……毎年なにやってんだ?」 「可哀想だと思ったら入ってよ!」 「ま、同情はするけどな?」 「じゃあ、お客様1名、入りまーす!」 「……おい。」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){「世にも恐ろしいよ~ お化け屋敷だよ~ (ふぅ・・・・・・お化けになって客寄せは大変だ・・・)」 「よぉ、やってんな。お化け。」 「あっ、コウくん。入って行って?」 「馬鹿。入んねぇよ。」 「そんなこと言わないで、ちょっとだけ!ね?」 男子「あ、カワイイお化けぇ~!お化けちゃんも一緒に入ってくれるの?」 「あ、いらっしゃいま――」 「ついて来ねーんだそれが!悪ぃな?」 男子「す、すいませんでした・・・」 「コウくん!」 「入りゃいいんだろが・・・・・・」 「お客様1名、入りまーす!」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){(コウの声)「オ゛ォーー!!」 男性客「オワッ!?た、助けてーー!!」 「???」 「ハハハッ!おい、楽しいじゃねぇか、ここ。悪かねぇぞ?」 「・・・・・・・・・ (まあ・・・・・・やった!コウくんは楽しんでくれたみたい!)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「なぁ、おい。」 「あ、コウくん!どうだった?」 「そんなことより、ちょっと暴れたら、壁が倒れたぞ?危ねぇな、オイ。」 「(大変っ!もっとしっかり準備すれば良かった・・・)」}} ***【3年目・学園演劇】 ・主役 ※友好(親友)/本番前(本番は好き以上と同じ) #blockquote(){#divclass(hide){「おい。」 「あ、琥一くん。わぁ! 衣装、似合ってるよ?」 「バカ。嬉しかねぇんだよ。まるでピエロじゃねーか。」 「そんなことない、カッコいいよ。」 「ウルセー。オマエこそなぁ、それ、その服はーー」 「……どう? 変じゃない?」 「あぁ……まあ……いや、どうってよ……悪かねぇよ。ああ。」 放送「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」 「あっ、始まる!がんばろうね?」 「あいよ。」}} ※好き以上/本番前 ※本番後 #blockquote(){#divclass(hide){「踊っていただけますか?」 「えぇ、もちろんですわ!」 「(大丈夫かな……琥一くん、すごく緊張してるみたいだけど)」 「えぇと……また会った。知らない……でしょう。三日前、橋の上で、その……会いました。」 「(うわぁ……予想以上かも……)」 「知っているわ。あなたは川面を見ていたでしょ?」 「…………」 「(“本当ですか! 僕はあれからずっと……”)」 「本当ですか! ボクはあれから、ずっと……オマエを追いかけて……あぁ……大体でいいだろ? スジは憶えてんだ。な?」 「もう……じゃあ、出来るだけ丁寧に! わかった?」 「上等。」 「(気を取り直して、えぇと……)」 「そんなお世辞はおっしゃらないで?」 「お世辞じゃねぇ。俺はあの日から毎朝、森に……あぁ、“スズカケ”だ。まあ、その森であなたに会えるように、願掛けです。」 「ま、まあ! すれ違いね。わたしは、毎日お昼にあの森へ……」 「待てよ。じゃあオマエには、心に決めたヤツがいるんですか?」 「……えぇ。」 「そんなヤローは、俺がぶん殴ってーー」 「(もうっ! 丁寧にっ!)」 「ああ……えぇと、その幸せ者を殴ってやりたい!」 「それは出来ないわ。だってその方は……」 「どうして? そんなにすげぇヤツ……ですかい?」 「(あぁ……なんてガラの悪いロミオ……わたしだけでも頑張る!)」 「はい……とても素敵な方ですわ。三日前、端の上でお見かけしてから、もうずっと、わたしの心はその方のもの。」 「ふざけてんですか? こっちはマジで聞いてんだぞ?」 「わたしだって!」 「じゃあ教えてくれ。そいつの名前を。」 「口に出さなくてはだめ?」 「言いたくなきゃいい。その代わり……それが俺の事なら……あぁ……わかってるな?」 「(もう無理……)」 「ちゃんと言ってくれなきゃ、ぜんぜん分かりません!」 「おい、怒んなって……言うから。」 「…………」 「もしそれが俺のことなら……キス、させろ。いいな?」 「(なんだか琥一くんに言われてるみたい……)」}} ・裏方 #blockquote(){#divclass(hide){「(これをこうして……うん、よしっ。間に合ったみたい!)」 「おぅ、どうだ?」 「あ、琥一くん。こっちは平気。そっちは?」 「なんとかな。これで俺らはお役ご免だ。」 「じゃあ、あとはゆっくり見物するだけだね。」 「そういうこった。」 アナウンス「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」 「とうとう始まるんだね……」 「来い、裏方は消えようぜ?」 … ロミオ「あなたは知らないでしょう? 三日前、橋の上で、僕らは出会っています。」 ジュリエット「知っているわ。あなたは川面を見ていた……」 「(いい感じ。お客さんも聞き入ってるし……)」 「よぉ。」 「あ、琥一くん!」 「どんな感じだ?」 「今のところ大成功だよ?」 「へぇ……」 ロミオ「僕はあれから、ずっとあなたに焦れつづけていました。」 ジュリエット「そんな、お世辞なんて……」 ロミオ「お世辞じゃない!」 「……なぁ、オマエもやっぱり、ああいう台詞、言われてみてぇのか?」 「それは、もちろん、うれしいと思うよ? 恥ずかしいかもしれないけど。」 「ハァ……なるほどねぇ。」 ロミオ「あぁ、その幸せ者を殴ってやりたい!」 「お、それなら、俺もできそうだな。」 「もう……茶化しちゃダメだよ。二人は命がけで恋してるんだから。」 「そうだな。歯の浮くような台詞も命がけだから言えんのかも知れねぇな。少しは俺も、見習うか……」 「?」 「いや? なんでも?」 ジュリエット「その人の名を口に出さなくてはだめ?」 ロミオ「いいえ。もし、その答えが僕の望みと同じならば。この唇を咎めないで……」 「クッ……悪ぃ。やっぱり俺は一生ロミオにはなれそうにねぇよ。」 「(……琥一くん?)」}} **吹奏楽部 ***一回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ (そろそろ出番。今年はオーソドックスなスタンダードナンバーだけど、緊張するな……) 「○○。」 「あれ?琥一くん。」 「どうしてこんなところに?」 「俺か?まあ、ほら、アレだ。たまたまだ。」 「そっか……」 「ホントはな?オマエがガチガチになってやしねぇかって、な。」 「ありがとう……たぶん、大丈夫。」 「せっかくの初舞台だ。いいじゃねぇか、ダーッと行け。いいな?」 「あ、もう出番みたい。行って来る!」 「あいよ。」 (よし!がんばろう!)}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){ (やった!大成功!) 「○○。」 「あ、琥一くん!聴いてくれた?」 「まあな?」 「……どうだった?」 「あぁ、そうだな……」 「うん。」 「スゲェよ。驚いた。オマエら全員カッコよかったぜ?」 (やった!日頃の練習の成果だね!)}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){}} ***二回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){}} ***三回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){}} **美術部 ***一回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){「(今年はデッサン展。たくさんの人に見て欲しいな)」 「…………」 「あっ、琥一くん、いらっしゃい。」 「……何やってんだ?」 「デッサンを展示してるんだよ。」 「なるほどな、そういうことかよ。……地味だな、おい。」 「見ていかない?」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){(今年はデッサン展。たくさんの人に見て欲しいな) 「よぉ。」 「あっ、琥一くん。」 「暇そうだな、ここ。」 「今年はデッサンの展示だしね……」 「なるほどな?じゃ、サクラでもやってやる。」 「ありがとう!」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「…………」 「どうだった?」 「どうって言われてもよ。まあ、絵だわな。」 「う〜ん……」 「オマエの描いたのは、他のよりちょっぴり良かったかもしれねぇぞ?」 「(やった! 琥一くんにほめられた!)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「どうだった?」 「俺に聞かれてもよ……あ、そういや、オマエの目立ってたぞ?」 「ホント?」 「もうちっと練習しろ?」 「(ううっ……もっと丁寧に描くんだった……)」}} ***二回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){「(今年は油彩展示……花椿さんがモデルになってくれたから、お客さんも多いみたい……)」 「○○。」 「あっ、琥一くん。」 「おっ、油絵か? 芸術じゃねぇか。」 「そう。花椿さんの肖像画。抽象画にした人もいるよ。」 「チューショーな? あれだ、つまり……オマエ、説明しろ。」 「うん、いいよ。」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「どうだった?」 「どうって言われてもな、俺に分かるワケねぇだろ。でもよーーオマエのは、悪かねぇ。  こう、よ。素直で、オマエが描いたって感じがしたぜ。」 「(やった! 琥一くんにほめられた!)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「………………」 「どうだった?」 「どうもこうもオマエ……」 「えぇと……」 「オマエのは、こう……芸術すぎなんじゃねぇか? もうちっと普通じゃねぇと、わかんねーだろ。」 「(ううっ……もっと丁寧に描くんだった……)」}} ***三回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){「(今年はみんなで作った壁画展示。サクラソウの花畑、きれいにできたなぁ……)」 「○○、いるか?」 「あっ、琥一くん。」 「大盛況じゃねぇか、良かったな?」 「ありがとう! 今年は大作だからね!」 「壁画だろーが。ちゃんと知ってんだよ、俺だってよ。」 「ふふっ! マチエールがいい感じだから、近くで観てよ!」 「マチエーーおぉ、あれな? ……解説たのむわ。」 「うん、いいよ。」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「どうだった?」 「おぉ、スゲェよ。マチエールな? プロみてぇだったぜ。」 「みんな頑張ったから……」 「美術部なんてよ、オマエが入ってでもなきゃ、俺には一生縁がなかったろうからな。」 「そっか、良かった。」 「おかげでこの俺も、ちっとは芸術的になったんじゃねぇか?」 「(良かった……琥一くん、気に入ってくれたみたい)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「どう?」 「あぁ、あれだ、抽象画っつーんだろ?」 「え? 違うよ?」 「でもよ、ほら、あそこだけ、こう、グチャっとしてよ抽象画だろうが。」 「そこ、わたしの担当……」 「あぁ……そういうこと、な。」 「(ううっ……もっと丁寧に描くんだった……)」}} **生徒会執行部 ***一回目 #blockquote(){#divclass(hide){「全校生徒の皆さん、開場まで、あと30分です。繰り返します。開場まで、あと30分です。」  (ふぅ……雑用、連絡係って予想以上の忙しさかも……)}} ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 「よぉ。」 「あ、琥一くん。」 「今の放送、オマエか。猫なで声出しやがって。」 「もう、うるさいなぁ! ……なにか用事?」 「おぉ、それだ。これ頼むわ。」 「なに?」 「大迫からだ。呼び出しだと。」 「はいはい、呼び出しね? ええっと……」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 「○○。」 「あ、琥一くん。」 「今の放送オマエだろ。よそ行きの声出しやがって。サマになってんじゃねぇか。」 「そ、そうかな?ありがとう。……なにか用?」 「おぉ、それだ。このリストに載ってる奴、職員室に呼び出してくれ。」 「はいはい、呼び出しね?ええっと……」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「……よし、と。これで全部?」 「おぅ。やるじゃねぇか。」 「まあね?」 「オマエ、あれか? さては、女子アナ目指してんのか?」 「(やった! 琥一くんにほめられた!)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「……ふぅ。」 「なんだかつっかえまくりだな、おい……あれじゃ分かんねぇぞ。」 「緊張しちゃって……」 「マイク貸せ。」 「1-Aの谷口、松岡、田中。ちょっと、職員室来いや。」 「(ハァ……大失敗……)」}} ***二回目 ・友好 ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){「ペンキの予備はそっちの戸棚の中です。(ふぅ……資材担当って、こんなに大変なんだ……)」 「○○。」 「あ、琥一くん。どうしたの? 何か用事?」 「俺か? あぁ……いや。ただの冷やかしだ。……なんか、手伝うか?」 「本当? 助かる!」 「どってことねぇよ。……それ、運びゃいいのか?」 「えぇと……」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「はい。じゃあこのリストに従って、配布してください。受領のサインは、そこね?」 「あいよ。」 「ありがとう。助かっちゃった。」 「おぅ。それにしてもオマエ……手際いいな?」 「そうかな?」 「さてはあれか? キャリアウーマンか?」 「(よく分かんないけど……でも、琥一くんにほめられた!)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「えぇっと……足りないのはガムテープ……あっ、あとマジックも……」 「おい……まだかよ?」 「ちょっと待ってよ! あれ、何個ずつだっけ?」 「オマエな。そんなんじゃよ、キャリアウーマン出来ねぇぞ?」 「(ハァ……大失敗……)」}} ***三回目 ・友好 ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){女子「フロア担当! 2-A と 2-Bがまた揉めてるよ? 今度はケンカになりそう……」 「えぇ、また!? 困ったな、男子はみんな出ちゃってるし……」 「○○。」 「あ、琥一くん、いいところに!」 「みてぇだな。モメごとか?」 「ちょっと一緒に来て!」 「あいよ。」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「はい、これでお互い様。どっちも納得できた?」 男子A「まあ、そういうことなら。」 「次に問題が起こったら出展停止です。いい?」 男子B「おぅ、わかったよ。」 … 「へぇ……やるじゃねぇか。」 「琥一くんが、居てくれたから。女子だけじゃこうはいかないよ。」 「俺は突っ立ってただけだ。……前から思ってたけどよ、オマエ、アレだな?」 「なに?」 「人に言うこと聞かせんの、上手ぇな。親分肌って奴だ。」 「(親分……でも、生徒会を三年間、がんばって良かった!)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){「えぇと……じゃあ、そういうことで、お願いします。」 男子A「ふざけんなよ! それじゃA組が損するだろ!」 男子B「ぜんぜん納得いかねぇよ!」 「で、でも……」 「がたがたウルセーぞコラ!!」 男子A「ヒッ!!」 「テメェら生徒会ナメてんのか、あぁ?」 男子B「す、すいません!!」 「(結局、こうなっちゃった……三年間、頑張ったんだけど)」}} **手芸部 ***一回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ (自分の作った服を着てファッションショー。ちょっと緊張する……) 「おい。」 「あっ、琥一くん。」 「なんだ、その服?それ着て出んのか?」 「そう。自分で作ったんだよ?」 「じゃ、モデルかよ。オマエがねぇ……」 「あっ、始まる。行ってくるね。」 「おう。まあ、コケねぇようにな。」 (よーし、がんばるぞ!)}} ・好き以上 ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){ (よかった、大成功!) 「おう、観てたぞ。」 「どうだった?」 「俺にはわかんねぇ。でもまあ、オマエは悪かなかったぞ。」 (やった!琥一くんにほめられた!)}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){ (大失敗……転んじゃったよ……) 「おい!」 「あ、琥一くん。」 「オイ、見てたぞ。ウケたじゃねぇか?」 「ハァ……」 「……違うのか?」 (大失敗……)}} ***二回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ (今年のショーはパーティードレス。がんばったつもりだけど……) 「おい。」 「あっ、琥一くん。」 「"あ"、じゃねぇんだよ……オマエ、ほら、アレだ。つまりよ……、見せ過ぎじゃねぇか?」 「だって、パーティー用のドレスだし――」 「でもよ、そんなカッコで暴れたら、オマエ――」 「あっ、始まる。行ってくるね!」 「おう、暴れんな?そっとな?」 (よーし、がんばるぞ!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ (今年のショーはパーティードレス。がんばったつもりだけど……) 「○○。」 「あっ、琥一くん。」 「おっ?なんだかオマエ……」 「このドレス、パーティードレスなんだよ?」 「ドレス?あぁ、そうか。いやオマエ、その顔……」 「あ、バッチリお化粧してるから――おかしい?」 「悪くねぇ。へぇ、そうかよ……」 「じゃあ、行ってくるね!」 「お、おう!」 (よーし、がんばるぞ!)}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){ (よかった、大成功!) 「ヒヤヒヤしたぜ……」 「あっ琥一くん、どうだった?」 「悪かねぇ。ほら、やってみろさっきの。クルッて回るやつよ。」 (やった!琥一くんにほめられた!)}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){ (大失敗……転んじゃうなんて……) 「おい!」 「あ、琥一くん。」 「派手にコケやがって……ケガは?」 「大丈夫。」 「だから、そっと歩けってよ……ほら、つかまれ。」 (ハァ……大失敗……)}} ***三回目 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ (高校最後のショーは伝統のウェディングドレス。緊張するな……) 「オマエ……」 「あっ、琥一くん。」 「スゲェことになってんな……」 「うん。これ自分で作ったんだよ?」 「へぇ……スゲェぞ。もっとよく見せろ。」 「え?ちょっと恥ずかしいよ……」 「お、おう、悪ぃ。」 「あっ、始まる。行ってくるね!」 「おう。」 (よーし、がんばるぞ!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){「(高校最後のショーは伝統のウェディングドレス。緊張するな……)」 「スゲェ……」 「え? あっ、コウくん。」 「オマエ、花嫁か?」 「うん。今年はウェディングドレスだから。これ、自分で作ったんだよ?」 「そうか……」 「あ、いや、悪かねぇけどよ。でもオマエ……いや……、」 「なに?」 「ほら、始まるぞ。」 「ホント! 行ってくるね。」 「おう。」 「よーし、がんばるぞ!」}} ※成功 #blockquote(){#divclass(hide){「(よかった、大成功!)」 「おう、観てたぜ。」 「あ、コウくん。……どうだった?」 「そうだな……正直に言えば―― 一発殴りたくなった。」 「えっ?」 「いつか、そのドレスのオマエの横に、立つヤローを。」 「あ、ヤキモチ?」 「まあな? ほら、もういいんだろ?早く着換えろよ。」 「(3年間続けてきた成果!いい思い出になったな……)」}} ※失敗 #blockquote(){#divclass(hide){ (ハァ、大失敗……最後のショーだったのに……) 「コラ。」 「あ、琥一くん……」 「いいじゃねぇか。まあ、オマエにはまだ、早ぇってことだ。」 「うん……」 「ほら、泣くな!なんか食わせてやる。なんだ、甘いもんか?」 (ハァ……3年間続けてきたのに。これも思い出になるのかな……」}} 更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s) &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ---- ・メモ欄 -枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 - #comment(noname,title_msg=メモ,vsize=2) ---- &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ----
#contents *文化祭会話 ***1年目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あ、琥一くんだ) 琥一「〇〇。」 〇〇「琥一くんも出展の見物?」 琥一「誰がだ、メンドクセー。会長にやらされてんだよ。」 〇〇「やらされてるって、見物を?」 琥一「よそからパーティー荒らしが入って来ねぇか見張んだと。色いろ握られてるからよ……」 〇〇「なるほど。ちゃんと見張ってる?」 琥一「知るか。形だけブラついてりゃいいんじゃねぇか?」 〇〇「いい加減だなぁ……ちゃんと用心棒になってくれなきゃ。」 琥一「用心棒だ?」 〇〇「だって、つまりそういうことでしょ?」 琥一「おぉ……そうとも言うな。」 〇〇「琥一くんが用心棒なら、安心だもんね?」 琥一「まあ、妙な連中に好き勝手させやしねぇけどよ?」 〇〇「そうだよ。がんばって!」 琥一「じゃ、ちっと行って来るわ。」 琥一「用心棒かよ。……ククッ、悪かねぇ。」 〇〇(わかりやすいな……琥一くん)}} ***2年目 #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「〇〇、おい。」 〇〇「ん? あ、琥一くん。」 琥一「よぉ、なんか揉めてねぇか?」 〇〇「大丈夫だよ? 今年も用心棒?」 琥一「まあな。」 〇〇「がんばってる?」 琥一「頑張りようがねぇんだよ。なんも起こりゃしねぇ……」 〇〇「ふふっ、いいことだよ。」 琥一「そうかもしんねぇけどよ、なんつーかこう……いっそのこと余多高の馬鹿でも来ねぇかな。」 〇〇「嫌なこと言わないでよ……」 琥一「ハァ~ア。愚痴ってもしょうがねぇ。もっとよく探してくるわ。」 〇〇(……くれぐれも琥一くんが揉めごと起こさないようにね)}} ***3年目 #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「〇〇、おい。」 〇〇「あ、琥一くん! 今年も用心棒?」 琥一「まあな。なんも起こりゃしねぇけどよ。」 〇〇「そっか。でも、平和が一番だよ?」 琥一「どうだかな。生まれる時代が遅すぎたってヤツだ。」 〇〇「ふふっ……あれ?」 男子A「琥一! ここに居たのか!」 琥一「おぉ、どした?」 男子B「他校の変なのが、校門にたむろしてんだよ!」 琥一「おっ? 来やがったな、コラ!」 〇〇「琥一くん、ケンカじゃないからね? 注意するだけだよ?」 琥一「わかったわかった。じゃあ、ちっと行って来るわ!」 〇〇「気をつけてね!」 男子A「先に行くぞ!」 琥一「待て待て! 俺が行くまで手ぇ出すんじゃねぇ!」 〇〇(大丈夫かな……でも、琥一くん、みんなに頼られてるんだな。)}} *出展 **クラス出展 ***1年目・メイド喫茶 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「紅茶とサンドイッチ、お待たせしました!」 〇〇(ハァ~、忙しい……こんなにお客が来るなんて想像してなかったよ) 琥一「おぉ!?」 〇〇「あっ、琥一くん! いらっしゃいませ!」 琥一「オマエ、なんつーカッコしてんだよ……」 〇〇「メイドさんだよ。何か食べていって!」 琥一「じゃあ、ピザとコーヒー。」 〇〇「ピザはないけど……イングリッシュマフィンはいかが?」 琥一「イング――メンドクセーな……じゃ、それ3つだ。」 〇〇「1つで十分だよ?」 琥一「腹減ってんだよ。いいんだ3つで。3つだ。」 〇〇「もう……イングリッシュマフィン、スリーとホットコーヒー入りました!」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「スコーンとサンドイッチ、お待たせしました。」 〇〇(ハァ~、忙しい……こんなにお客が来るなんて想像してなかったよ) 琥一「おい。」 〇〇「あっ、琥一くん! いらっしゃいませ!」 琥一「オマエ……その格好。」 〇〇「メイドさんだよ。似合う?」 琥一「馬鹿オマエ――馬鹿。」 〇〇「……なに?」 男子「あっ、可愛いメイドさんいんじゃん! 男2人、入れる?」 〇〇「はい、ただい――」 琥一「あぁ? 悪ぃけど入れねぇなあ!」 男子「す、すいません!!」 〇〇「あ、ちょっと……もう、琥一くん!」 琥一「俺が3人前食や、文句ねぇだろうが。」 〇〇「スコーンとサンドイッチとイングリッシュマフィンとコーヒースリー入ります!」 琥一「……マジで?」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「食った……」 〇〇「お味はいかがでしたか?」 琥一「味? おぉ、悪かねぇ。ウマかった。」 〇〇「わっ、全部食べちゃったの!?」 琥一「まあな。いくらだ?」 〇〇「えぇと……お会計が5リッチになります。」 琥一「へぇ……お友達料金でもか?」 〇〇(払えるのかな……でも、喜んでるみたい! 大成功かな?)」}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「……おい。」 〇〇「あ、琥一くん、お味はいかがでしたか?」 琥一「いかがじゃねんだよ……オマエこれ、食ってみたか?」 〇〇「まだだけど……美味しくなかった?」 琥一「ルカが作ってもこうはならねぇぞ?」 〇〇「どれどれ……」 琥一「な?」 〇〇(うっ、これは、無いかな……大失敗……)}} ***2年目・お化け屋敷 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「世にも恐ろしいよ~お化け屋敷だよ~」 〇〇(ふぅ……お化けになって客寄せは大変だ……) 琥一「おい。」 〇〇「あ、琥一くん! お化け屋敷だよ~」 〇〇「どう?」 琥一「入らねぇよ。つーかオマエ……毎年なにやってんだ?」 〇〇「可哀想だと思ったら入ってよ!」 琥一「ま、同情はするけどな?」 〇〇「じゃあ、お客様1名、入りまーす!」 琥一「……おい。」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「世にも恐ろしいよ~お化け屋敷だよ~」 〇〇(ふぅ……お化けになって客寄せは大変だ……) 琥一「よぉ、やってんな。お化け。」 〇〇「あっ、琥一くん。入って行って?」 琥一「馬鹿。入んねぇよ。」 〇〇「そんなこと言わないで、ちょっとだけ! ね?」 男子「あ、カワイイお化けぇ~! お化けちゃんも一緒に入ってくれるの?」 〇〇「あ、いらっしゃいま――」 琥一「ついて来ねーんだそれが! 悪ぃな?」 男子「す、すいませんでした……」 〇〇「琥一くん!」 琥一「入りゃいいんだろが……」 〇〇「お客様1名、入りまーす!」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ ???「オ゛ォーー!!」 男性客「オワッ!? た、助けて――!!」 〇〇「???」 琥一「ハハハッ! おい、楽しいじゃねぇか、ここ。悪かねぇぞ?」 〇〇「……」 〇〇(まあ……やった! 琥一くんは楽しんでくれたみたい!)」}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「なぁ、おい。」 〇〇「あ、琥一くん! どうだった?」 琥一「そんなことより、ちょっと暴れたら、壁が倒れたぞ? 危ねぇな、オイ。」 〇〇(大変っ! もっとしっかり準備すれば良かった……)}} **吹奏楽部 ***1年目・クラシック #blockquote(){#divclass(hide){ ・友好 〇〇(そろそろ出番。今年はオーソドックスなスタンダードナンバーだけど、緊張するな……) 〇〇「あれ? 琥一くん。」 琥一「あ?」 〇〇「どうしてこんなところに?」 琥一「あぁ……まあ、ちょっとな? オマエも出んのかよ。ドンチャカに。」 〇〇「ドンチャカ……そうだよ? 演奏会だけど。」 琥一「そうか、まあ、がんばれ。」 〇〇「あ、もう出番みたい。聴いて行ってね!」 琥一「あいよ。」 〇〇(よし! がんばろう!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(そろそろ出番。今年はオーソドックスなスタンダードナンバーだけど、緊張するな……) 琥一「〇〇。」 〇〇「あれ? 琥一くん。」 〇〇「どうしてこんなところに?」 琥一「俺か? まあ、ほら、アレだ。たまたまだ。」 〇〇「そっか……」 琥一「ホントはな? オマエがガチガチになってやしねぇかって、な。」 〇〇「ありがとう……たぶん、大丈夫。」 琥一「せっかくの初舞台だ。いいじゃねぇか、ダーッと行け。いいな?」 〇〇「あ、もう出番みたい。行って来る!」 琥一「あいよ。」 〇〇(よし! がんばろう!)}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(やった! 大成功!) 琥一「〇〇。」 〇〇「あ、琥一くん! 聴いてくれた?」 琥一「まあな?」 〇〇「……どうだった?」 琥一「あぁ、そうだな……」 〇〇「うん。」 琥一「スゲェよ。驚いた。オマエら全員カッコよかったぜ?」 〇〇(やった! 日頃の練習の成果だね!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ハァ……大失敗……) 琥一「コラ。なんだ、ありゃ?」 〇〇「あ、琥一くん……」 琥一「しけた面すんな。」 〇〇「でも……」 琥一「そう簡単に上手く行くかよ。音楽なめんな。」 〇〇「ホント、そうだよね……」 琥一「だからよ……しょうがねぇ、なんかおごってやる。行くぞ。」 〇〇(う~っ、もっと練習しとけば良かった……)}} ***2年目・ゲームミュージック ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(そろそろ出番。今年はみんなで選んだゲームのテーマだけど、上手くいくかな……) 〇〇「あれ? 琥一くん。」 琥一「おう。」 〇〇「どうしたの、こんなところで?」 琥一「そりゃオマエ、オマエらのドンチャカも、去年からちった進歩してねぇかと、よ。」 〇〇「ドンチャカ……でも、ちゃんと聴きに来てくれたんだ!」 琥一「そんなとこだ。まあ、がんばれ。」 〇〇「じゃあ、行って来るね!」 琥一「おう、行って来い。」 〇〇(よし! がんばろう!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(そろそろ出番。今年はみんなで選んだゲームのテーマだけど、上手くいくかな……) 琥一「〇〇。どんな調子だ?」 〇〇「あ、琥一くん。うん、やっぱりちょっと緊張するかな……」 琥一「そんなこったろうと、思ってよ。」 〇〇「?」 琥一「いいか?手の平の真ん中をよ、ギュッと押せ。」 〇〇「こう、かな?」 琥一「リラックスしたか? 店の常連の医者に聞いたから、間違いねぇ。……どうだ?」 〇〇「え? えぇと……」 〇〇「あ、もう出番みたい。行って来る!」 琥一「おう、もう大丈夫だからな!」 〇〇(琥一くん、ありがとう……よーし、がんばろう!)}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(良かった! みんな、喜んでくれたみたい!) 琥一「おぅ、かぶりつきで聴いてたぞ。」 〇〇「あ、琥一くん!」 琥一「スゲェじゃねぇか、オイ! ビッグバンドみてぇだった。やるな、オマエら!」 〇〇(やった! 琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ハァ……大失敗……) 琥一「ハァ……」 〇〇「あ、琥一くん……」 琥一「まあ、なんだ。人間ダメな時はダメよ。」 〇〇「うん……」 琥一「ほら、来い。氷室のヤローも、命までは取らねぇだろ。」 〇〇(う~っ、もっと練習しとけば良かった……)}} ***3年目・サード・ストーリー ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(これで高校生活最後の演奏。みんなで作ったオリジナル曲、なんとしても成功させなきゃ……) 琥一「とうとうこれで最後だな?」 〇〇「琥一くん。そうだね……」 琥一「いいじゃねぇか? 三年間続けたんだ、後はもう、楽しめ。いいな?」 〇〇「うん、そうする!」 琥一「よし、行って来い!」 〇〇(よーし、三年間の集大成! やるぞ!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(これで高校生活最後の演奏。みんなで作ったオリジナル曲、なんとしても成功させなきゃ……) 琥一「〇〇。」 〇〇「琥一くん。」 琥一「緊張してるか?」 〇〇「やっぱり、ちょっとね。」 琥一「そうか。出来ることなら、替わってやりてぇけど、こればっかりはな。」 〇〇「琥一くん……ありがとう。」 琥一「どんなことになってもよ、俺だけは最後の最後まで、ここでちゃんと聴いてやる。覚えとけ、いいな?」 〇〇「うん、そうするよ!」 琥一「よし、行け!」 〇〇(よーし、三年間の集大成! やるぞ!)}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(やった、大成功!!) 琥一「〇〇。カッコ良かったぜ?」 〇〇「琥一くん! ありがとう!」 琥一「バカ、例を言うのはこっちだ。」(原文ママ) 琥一「正直、何が楽しくて、三年間部活なんてやんだと思ってたけどよ、今わかった。オマエらが教えてくれた。」 〇〇(やった!! 三年間続けて、本当によかったな……)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(最後だったのに大失敗だなんて……) 琥一「〇〇。」 〇〇「琥一くん……」 琥一「あぁ……なかなか良かったんじゃねぇかと思うぞ?」 〇〇「……ウソ。」 琥一「ダメか。まあ、聞けよ。」 琥一「正直、何が楽しくて、三年間部活なんてやんだと俺は、思ってた。けどよ、オマエら見てて今わかった。」 琥一「三年間一緒に泣いたり笑ったり……そういうの全部、誰にも触れない大事なモンなんだろうってな。」 〇〇(最後に失敗しちゃったけど、吹奏楽部の三年間、いい思い出になったな……)}} **美術部 ***1年目・デッサン展 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年はデッサン展。たくさんの人に見て欲しいな) 琥一「…………」 〇〇「あっ、琥一くん、いらっしゃい。」 琥一「……何やってんだ?」 〇〇「デッサンを展示してるんだよ。」 琥一「なるほどな、そういうことかよ。……地味だな、おい。」 〇〇「見ていかない?」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年はデッサン展。たくさんの人に見て欲しいな) 琥一「よぉ。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「暇そうだな、ここ。」 〇〇「今年はデッサンの展示だしね……」 琥一「なるほどな? じゃ、サクラでもやってやる。」 〇〇「ありがとう!」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「…………」 〇〇「どうだった?」 琥一「どうって言われてもよ。まあ、絵だわな。」 〇〇「う~ん……」 琥一「オマエの描いたのは、他のよりちょっぴり良かったかもしれねぇぞ?」 〇〇(やった! 琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「どうだった?」 琥一「俺に聞かれてもよ……あ、そういや、オマエの目立ってたぞ?」 〇〇「ホント?」 琥一「もうちっと練習しろ?」 〇〇(ううっ……もっと丁寧に描くんだった……)}} ***2年目・油絵展 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年は油彩展示……花椿さんがモデルになってくれたから、お客さんも多いみたい……) 琥一「……おい。」 〇〇「あっ、琥一くん。いらっしゃい。」 琥一「油絵か?」 〇〇「そうだよ? 見ていかない?」 琥一「いいけどよ、観てもわかんねぇからな、俺は。」 〇〇「うん!」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年は油彩展示……花椿さんがモデルになってくれたから、お客さんも多いみたい……) 琥一「〇〇。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「おっ、油絵か? 芸術じゃねぇか。」 〇〇「そう。花椿さんの肖像画。抽象画にした人もいるよ。」 琥一「チューショーな? あれだ、つまり……オマエ、説明しろ。」 〇〇「うん、いいよ。」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「どうだった?」 琥一「どうって言われてもな、俺に分かるワケねぇだろ。でもよ――オマエのは、悪かねぇ。」 琥一「こう、よ。素直で、オマエが描いたって感じがしたぜ。」 〇〇(やった! 琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「………………」 〇〇「どうだった?」 琥一「どうもこうもオマエ……」 〇〇「えぇと……」 琥一「オマエのは、こう……芸術すぎなんじゃねぇか? もうちっと普通じゃねぇと、わかんねーだろ。」 〇〇(ううっ……もっと丁寧に描くんだった……)}} ***3年目・壁画展 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年はみんなで作った壁画展示。サクラソウの花畑、きれいにできたなぁ……) 琥一「おい。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「美術部のくせに、ずいぶん賑わってんじゃねぇか。」 〇〇「まあね! 今年は壁画を作ったんだよ?」 琥一「おぉ、じゃあ、あの人だかりか?」 〇〇「そう、琥一くんも観て行きなよ!」 琥一「言っとくけどよ、観ても分かんねぇぞ、俺は?」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年はみんなで作った壁画展示。サクラソウの花畑、きれいにできたなぁ……) 琥一「〇〇、いるか?」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「大盛況じゃねぇか、良かったな?」 〇〇「ありがとう! 今年は大作だからね!」 琥一「壁画だろーが。ちゃんと知ってんだよ、俺だってよ。」 〇〇「ふふっ! マチエールがいい感じだから、近くで観てよ!」 琥一「マチエ――おぉ、あれな? ……解説たのむわ。」 〇〇「うん、いいよ。」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「どうだった?」 琥一「おぉ、スゲェよ。マチエールな? プロみてぇだったぜ。」 〇〇「みんな頑張ったから……」 琥一「美術部なんてよ、オマエが入ってでもなきゃ、俺には一生縁がなかったろうからな。」 〇〇「そっか、良かった。」 琥一「おかげでこの俺も、ちっとは芸術的になったんじゃねぇか?」 〇〇(良かった……琥一くん、気に入ってくれたみたい)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「どう?」 琥一「あぁ、あれだ、抽象画っつーんだろ?」 〇〇「え? 違うよ?」 琥一「でもよ、ほら、あそこだけ、こう、グチャっとしてよ抽象画だろうが。」 〇〇「そこ、わたしの担当……」 琥一「あぁ……そういうこと、な。」 〇〇(ううっ……もっと丁寧に描くんだった……)}} **生徒会執行部 ***1年目・雑用 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「全校生徒の皆さん、開場まで、あと30分です。繰り返します。開場まで、あと30分です。」 〇〇(ふぅ……雑用、連絡係って予想以上の忙しさかも……) 琥一「よぉ。」 〇〇「あ、琥一くん。」 琥一「今の放送、オマエか。猫なで声出しやがって。」 〇〇「もう、うるさいなぁ! ……なにか用事?」 琥一「おぉ、それだ。これ頼むわ。」 〇〇「なに?」 琥一「大迫からだ。呼び出しだと。」 〇〇「はいはい、呼び出しね? ええっと……」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「全校生徒の皆さん、開場まで、あと30分です。繰り返します。開場まで、あと30分です。」 〇〇(ふぅ……雑用、連絡係って予想以上の忙しさかも……) 琥一「〇〇。」 〇〇「あ、琥一くん。」 琥一「今の放送オマエだろ。よそ行きの声出しやがって。サマになってんじゃねぇか。」 〇〇「そ、そうかな? ありがとう。……なにか用?」 琥一「おぉ、それだ。このリストに載ってる奴、職員室に呼び出してくれ。」 〇〇「はいはい、呼び出しね? ええっと……」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「……よし、と。これで全部?」 琥一「おぅ。やるじゃねぇか。」 〇〇「まあね?」 琥一「オマエ、あれか? さては、女子アナ目指してんのか?」 〇〇(やった! 琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「……ふぅ。」 琥一「なんだかつっかえまくりだな、おい……あれじゃ分かんねぇぞ。」 〇〇「緊張しちゃって……」 琥一「マイク貸せ。」 琥一「1-Aの谷口、松岡、田中。ちょっと、職員室来いや。」 〇〇(ハァ……大失敗……)}} ***2年目・資材担当 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「ペンキの予備はそっちの戸棚の中です。」 〇〇(ふぅ……資材担当って、こんなに大変なんだ……) 琥一「おぅ、働いてんな。」 〇〇「あ、琥一くん。どうしたの? 何か用事?」 琥一「プラプラしてると、大迫にこき使われるからよ、サボりに来た。」 〇〇「もう……そうだ、じゃあちょっと手伝って?」 琥一「チッ……メンドクセーな、なんだよ?」 〇〇「えぇと……」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「ペンキの予備はそっちの戸棚の中です。」 〇〇(ふぅ……資材担当って、こんなに大変なんだ……) 琥一「〇〇。」 〇〇「あ、琥一くん。どうしたの? 何か用事?」 琥一「俺か? あぁ……いや。ただの冷やかしだ。……なんか、手伝うか?」 〇〇「本当? 助かる!」 琥一「どってことねぇよ。……それ、運びゃいいのか?」 〇〇「えぇと……」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「はい。じゃあこのリストに従って、配布してください。受領のサインは、そこね?」 琥一「あいよ。」 〇〇「ありがとう。助かっちゃった。」 琥一「おぅ。それにしてもオマエ……手際いいな?」 〇〇「そうかな?」 琥一「さてはあれか? キャリアウーマンか?」 〇〇(よく分かんないけど……でも、琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「えぇっと……足りないのはガムテープ……あっ、あとマジックも……」 琥一「おい……まだかよ?」 〇〇「ちょっと待ってよ! あれ、何個ずつだっけ?」 琥一「オマエな。そんなんじゃよ、キャリアウーマン出来ねぇぞ?」 〇〇(ハァ……大失敗……)}} ***3年目・フロア担当 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 女子「フロア担当! 2-Aと2-Bがまた揉めてるよ? 今度はケンカになりそう……」 〇〇「えぇ、また!? 困ったな、男子はみんな出ちゃってるし……」 琥一「おぅ。」 〇〇「あ、琥一くん、いいところに!」 琥一「……つまり、メンドクセー用事だな? で、なんだ?」 〇〇「ちょっと一緒に来て!」}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 女子「フロア担当! 2-Aと2-Bがまた揉めてるよ? 今度はケンカになりそう……」 〇〇「えぇ、また!? 困ったな、男子はみんな出ちゃってるし……」 琥一「〇〇。」 〇〇「あ、琥一くん、いいところに!」 琥一「みてぇだな。モメごとか?」 〇〇「ちょっと一緒に来て!」 琥一「あいよ。」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「はい、これでお互い様。どっちも納得できた?」 男子A「まあ、そういうことなら。」 〇〇「次に問題が起こったら出展停止です。いい?」 男子B「おぅ、わかったよ。」 : 琥一「へぇ……やるじゃねぇか。」 〇〇「琥一くんが、居てくれたから。女子だけじゃこうはいかないよ。」 琥一「俺は突っ立ってただけだ。……前から思ってたけどよ、オマエ、アレだな?」 〇〇「なに?」 琥一「人に言うこと聞かせんの、上手ぇな。親分肌って奴だ。」 〇〇(親分……でも、生徒会を三年間、がんばって良かった!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「えぇと……じゃあ、そういうことで、お願いします。」 男子A「ふざけんなよ! それじゃA組が損するだろ!」 男子B「ぜんぜん納得いかねぇよ!」 〇〇「で、でも……」 琥一「がたがたウルセーぞコラ!!」 男子A「ヒッ!!」 琥一「テメェら生徒会ナメてんのか、あぁ?」 男子B「す、すいません!!」 〇〇(結局、こうなっちゃった……三年間、頑張ったんだけど)}} **手芸部 ***1年目・カジュアル服 ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(自分の作った服を着てファッションショー。ちょっと緊張する……) 琥一「おい。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「なんだ、その服? それ着て出んのか?」 〇〇「そう。自分で作ったんだよ?」 琥一「じゃ、モデルかよ。オマエがねぇ……」 〇〇「あっ、始まる。行ってくるね。」 琥一「おう。まあ、コケねぇようにな。」 〇〇(よーし、がんばるぞ!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(自分の作った服を着てファッションショー。ちょっと緊張する……) 琥一「〇〇。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「なんだ、ビビってんのか?」 〇〇「ちょっとね。緊張しちゃって。」 琥一「大丈夫だ。悪かねぇぞ、そのカッコ。」 〇〇「そう思う?」 〇〇「あっ、始まる。行ってくるね。」 琥一「おう、行ってこい。」 〇〇(よーし、がんばるぞ!)}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(よかった、大成功!) 琥一「おう、観てたぞ。」 〇〇「どうだった?」 琥一「俺にはわかんねぇ。でもまあ、オマエは悪かなかったぞ。」 〇〇(やった! 琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(大失敗……転んじゃったよ……) 琥一「おい!」 〇〇「あ、琥一くん。」 琥一「オイ、見てたぞ。ウケたじゃねぇか?」 〇〇「ハァ……」 琥一「……違うのか?」 〇〇(大失敗……)}} ***2年目・パーティードレス ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年のショーはパーティードレス。がんばったつもりだけど……) 琥一「おい。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「”あ”、じゃねぇんだよ……オマエ、ほら、アレだ。つまりよ……、見せ過ぎじゃねぇか?」 〇〇「だって、パーティー用のドレスだし――」 琥一「でもよ、そんなカッコで暴れたら、オマエ――」 〇〇「あっ、始まる。行ってくるね!」 琥一「おう、暴れんな? そっとな?」 〇〇(よーし、がんばるぞ!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(今年のショーはパーティードレス。がんばったつもりだけど……) 琥一「〇〇。」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「おっ? なんだかオマエ……」 〇〇「このドレス、パーティードレスなんだよ?」 琥一「ドレス? あぁ、そうか。いやオマエ、その顔……」 〇〇「あ、バッチリお化粧してるから――おかしい?」 琥一「悪くねぇ。へぇ、そうかよ……」 〇〇「じゃあ、行ってくるね!」 琥一「お、おう!」 〇〇(よーし、がんばるぞ!)}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(よかった、大成功!) 琥一「ヒヤヒヤしたぜ……」 〇〇「あっ琥一くん、どうだった?」 琥一「悪かねぇ。ほら、やってみろさっきの。クルッて回るやつよ。」 〇〇(やった! 琥一くんにほめられた!)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(大失敗……転んじゃうなんて……) 琥一「おい!」 〇〇「あ、琥一くん。」 琥一「派手にコケやがって……ケガは?」 〇〇「大丈夫。」 琥一「だから、そっと歩けってよ……ほら、つかまれ。」 〇〇(ハァ……大失敗……)}} ***3年目・ウェディングドレス ・友好 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(高校最後のショーは伝統のウェディングドレス。緊張するな……) 琥一「オマエ……」 〇〇「あっ、琥一くん。」 琥一「スゲェことになってんな……」 〇〇「うん。これ自分で作ったんだよ?」 琥一「へぇ……スゲェぞ。もっとよく見せろ。」 〇〇「え? ちょっと恥ずかしいよ……」 琥一「お、おう、悪ぃ。」 〇〇「あっ、始まる。行ってくるね!」 琥一「おう。」 〇〇(よーし、がんばるぞ!)}} ・好き以上 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(高校最後のショーは伝統のウェディングドレス。緊張するな……) 琥一「スゲェ……」 〇〇「え? あっ、琥一くん。」 琥一「オマエ、花嫁か?」 〇〇「うん。今年はウェディングドレスだから。これ、自分で作ったんだよ?」 琥一「そうか……」 琥一「あ、いや、悪かねぇけどよ。でもオマエ……いや……、」 〇〇「なに?」 琥一「ほら、始まるぞ。」 〇〇「ホント! 行ってくるね。」 琥一「おう。」 〇〇「よーし、がんばるぞ!」}} &bold(){成功} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(よかった、大成功!) 琥一「おう、観てたぜ。」 〇〇「あ、琥一くん。……どうだった?」 琥一「そうだな……正直に言えば――」 琥一「一発殴りたくなった。」 〇〇「えっ?」 琥一「いつか、そのドレスのオマエの横に、立つヤローを。」 〇〇「あ、ヤキモチ?」 琥一「まあな? ほら、もういいんだろ? 早く着換えろよ。」 〇〇(3年間続けてきた成果! いい思い出になったな……)}} &bold(){失敗} #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ハァ、大失敗……最後のショーだったのに……) 琥一「コラ。」 〇〇「あ、琥一くん……」 琥一「いいじゃねぇか。まあ、オマエにはまだ、早ぇってことだ。」 〇〇「うん……」 琥一「ほら、泣くな! なんか食わせてやる。なんだ、甘いもんか?」 〇〇(ハァ……3年間続けてきたのに。これも思い出になるのかな……)}} *学園演劇 **主役 #blockquote(){#divclass(hide){ 琥一「おい。」 〇〇「あ、琥一くん。わぁ! 衣装、似合ってるよ?」 琥一「バカ。嬉しかねぇんだよ。まるでピエロじゃねーか。」 〇〇「そんなことない、カッコいいよ。」 琥一「ウルセー。オマエこそなぁ、それ、その服は――」 〇〇「……どう? 変じゃない?」 琥一「あぁ……まあ……いや、どうってよ……悪かねぇよ。ああ。」 放送「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」 〇〇「あっ、始まる! がんばろうね?」 琥一「あいよ。」 : 琥一「踊っていただけますか?」 〇〇「えぇ、もちろんですわ!」 〇〇(大丈夫かな……琥一くん、すごく緊張してるみたいだけど) 琥一「えぇと……また会った。知らない……でしょう。三日前、橋の上で、その……会いました。」 〇〇(うわぁ……予想以上かも……) 〇〇「知っているわ。あなたは川面を見ていたでしょ?」 琥一「…………」 〇〇(”本当ですか! 僕はあれからずっと……”) 琥一「本当ですか! ボクはあれから、ずっと……オマエを追いかけて……あぁ……」 琥一「大体でいいだろ? スジは憶えてんだ。な?」 〇〇「もう……じゃあ、出来るだけ丁寧に! わかった?」 琥一「上等。」 〇〇(気を取り直して、えぇと……) 〇〇「そんなお世辞はおっしゃらないで?」 琥一「お世辞じゃねぇ。俺はあの日から毎朝、森に……あぁ、”スズカケ”だ。まあ、その森であなたに会えるように、願掛けです。」 〇〇「ま、まあ! すれ違いね。わたしは、毎日お昼にあの森へ……」 琥一「待てよ。じゃあオマエには、心に決めたヤツがいるんですか?」 〇〇「……えぇ。」 琥一「そんなヤローは、俺がぶん殴って――」 〇〇(もうっ! 丁寧にっ!) 琥一「ああ……えぇと、その幸せ者を殴ってやりたい!」 〇〇「それは出来ないわ。だってその方は……」 琥一「どうして? そんなにすげぇヤツ……ですかい?」 〇〇(あぁ……なんてガラの悪いロミオ……わたしだけでも頑張る!) 〇〇「はい……とても素敵な方ですわ。三日前、端の上でお見かけしてから、もうずっと、わたしの心はその方のもの。」 琥一「ふざけてんですか? こっちはマジで聞いてんだぞ?」 〇〇「わたしだって!」 琥一「じゃあ教えてくれ。そいつの名前を。」 〇〇「口に出さなくてはだめ?」 琥一「言いたくなきゃいい。その代わり……それが俺の事なら……あぁ……わかってるな?」 〇〇(もう無理……) 〇〇「ちゃんと言ってくれなきゃ、ぜんぜん分かりません!」 琥一「おい、怒んなって……言うから。」 〇〇「…………」 琥一「もしそれが俺のことなら……キス、させろ。いいな?」 〇〇(なんだか琥一くんに言われてるみたい……)}} **裏方 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(これをこうして……うん、よしっ。間に合ったみたい!)」 琥一「おう、どうだ?」 〇〇「あ、琥一くん。こっちは平気。そっちは?」 琥一「なんとかな。これで俺らはお役ご免だ。」 〇〇「じゃあ、あとはゆっくり見物するだけだね。」 琥一「そういうこった。」 放送「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」 〇〇「とうとう始まるんだね……」 琥一「来い、裏方は消えようぜ?」 : ロミオ「あなたは知らないでしょう? 三日前、橋の上で、僕らは出会っています。」 ジュリエット「知っているわ。あなたは川面を見ていた……」 〇〇(いい感じ。お客さんも聞き入ってるし……) 琥一「よぉ。」 〇〇「あ、琥一くん!」 琥一「どんな感じだ?」 〇〇「今のところ大成功だよ?」 琥一「へぇ……」 ロミオ「僕はあれから、ずっとあなたに焦れつづけていました。」 ジュリエット「そんな、お世辞なんて……」 ロミオ「お世辞じゃない!」 琥一「……なぁ、オマエもやっぱり、ああいう台詞、言われてみてぇのか?」 〇〇「それは、もちろん、うれしいと思うよ? 恥ずかしいかもしれないけど。」 琥一「ハァ……なるほどねぇ。」 ロミオ「あぁ、その幸せ者を殴ってやりたい!」 琥一「お、それなら、俺もできそうだな。」 〇〇「もう……茶化しちゃダメだよ。二人は命がけで恋してるんだから。」 琥一「そうだな。歯の浮くような台詞も命がけだから言えんのかも知れねぇな。少しは俺も、見習うか……」 〇〇「?」 琥一「いや? なんでも?」 ジュリエット「その人の名を口に出さなくてはだめ?」 ロミオ「いいえ。もし、その答えが僕の望みと同じならば。この唇を咎めないで……」 琥一「クッ……悪ぃ。やっぱり俺は一生ロミオにはなれそうにねぇよ。」 〇〇(……琥一くん?)}}

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