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桜井 琉夏 下校会話」を以下のとおり復元します。
#contents

**下校
***普通以下
・誘う/下校
#blockquote(){#divclass(hide){「琉夏くん。」
「○○ちゃん。」
「よかったら、一緒に帰らない?」}}
※OK
#blockquote(){#divclass(hide){「俺と? そうだな……うん、オッケー。」
「それじゃ、行こう!」}}
※NG
#blockquote(){#divclass(hide){「無理。」
「そう、残念。」
「うん、残念。 バイバイ。」
(……仕方ない、ひとりで帰ろう……)}}
・誘う/喫茶店
#blockquote(){#divclass(hide){「琉夏くん。ねえ、お茶して帰らない?」}}
※OK
#blockquote(){#divclass(hide){「いいよ。 俺、なんか食おう。」
「ふふ、じゃ、行こう。」}}
※NG
#blockquote(){#divclass(hide){「あぁ……そういうのは無理。ゴメン。」
(……仕方ない、ひとりで帰ろう)}}
***友好
・誘う/下校
#blockquote(){#divclass(hide){「琉夏くん。」
「○○ちゃん。いま帰るとこ?」
「うん。琉夏くん、一緒に帰らない?」}}
※OK
#blockquote(){#divclass(hide){「オッケー。じゃあ、行こう。」
「うん、行こう!」}}
※NG
・誘う/喫茶店
#blockquote(){#divclass(hide){「琉夏くん。ねえ、お茶して帰らない?」}}
※OK
#blockquote(){#divclass(hide){「それだ。俺、なんか甘いの食う。オマエは?」
「わたし? わたしはね……」
「ほら、早く行こう!」}}
※NG
#blockquote(){#divclass(hide){「あぁ、そっか。えぇと……」
「?」
「ゴメン。今日はちょっと、財布がピンチで。」
「そっか。自活してるんだもんね?」
「まあね。じゃあ、また。」
(……仕方ない、ひとりで帰ろっかな)}}

・誘われる
#blockquote(){#divclass(hide){琉夏「○○ちゃん、見っけ。」
○○「あ、琉夏くん。」
琉夏「一緒に帰んない?」}}
『うん。一緒に帰ろう』
#blockquote(){#divclass(hide){琉夏「よし。じゃあ、行こうぜ。」}}
『じゃあ、お茶して帰ろうよ』
#blockquote(){#divclass(hide){「それだ。ちょうど、腹減ってた。」}}
『ごめんね、今日は用事があるから』
#blockquote(){#divclass(hide){「そっか、残念。じゃあ。」
(せっかく待っててくれたのに悪いことしちゃったかな……)}}

***好き以上
・誘う/下校
#blockquote(){#divclass(hide){「ルカ。」
「あれ……オマエ、まだ帰ってなかったのか。」
「うん、今帰るところ。途中まで一緒に帰らない?」}}
※OK
#blockquote(){#divclass(hide){「いいよ。そのままドライブだ。単車で。」
「それは、遠慮しよっかな。」
「ちぇっ。 それじゃ、のんびり歩いてこう?」}}
※NG
・誘う/喫茶店
#blockquote(){#divclass(hide){「ルカ。ねえ、お茶して帰らない?」}}
※OK
#blockquote(){#divclass(hide){「それそれ。いま言おうと思った。」
「よかった!」
「なんか、甘いの食おう。でさ、半分こしよう。」
「ふふっ、いいよ?」}}
※NG
#blockquote(){#divclass(hide){}}

・誘われる
#blockquote(){#divclass(hide){「○○。」
「あ、ルカ。いまから帰るところ?」
「オマエがそうなら。」
「あ、もしかして、待っててくれたの?」
「ちょっとね? ほら、行こうぜ?」}}

『うん。一緒に帰ろう』
#blockquote(){#divclass(hide){琉夏「いいな、こういうの。」
○○「こういうの?」
琉夏「青春って感じ?」
○○「ふふ、そうだね。」}}

『じゃあ、お茶して帰ろうよ』
#blockquote(){#divclass(hide){「それだ。昼飯抜いたから、腹ペコでさ。」}}

『ごめん、今日は・・・』
#blockquote(){#divclass(hide){「えぇ……腹ペコを我慢して昼飯代浮かせたのに……」
「そうなの!? ゴメン……」
「冗談だ。 また今度、な?」
(せっかく待っててくれたのに悪いことしちゃったかな……)}}

**NGな呼び方
***普通以下
#blockquote(){#divclass(hide){「ケンカ売ってる?」
(この呼び方じゃダメだったみたい……)}}
***友好
#blockquote(){#divclass(hide){「今、なんて?」
「××……この呼び方、ダメ?」
「そうだな……ぜんぜんダメ。ごく控えめに言って。」
(この呼び方じゃダメだったみたい……)}}
***好き以上
#blockquote(){#divclass(hide){}}


**下校会話
***体育祭前
#blockquote(){#divclass(hide){「もうすぐ体育祭だね?」
「そうそう。」
「・・・・・・・・・」
「ん?」
「ホントにわかってる?」
「わかってる。体育祭だろ?」
「うん・・・・・・じゃあ、琉夏くん、どんな競技に出るの?」
「え、俺?」
「うん。」
「俺は・・・・・・あれ。ほら、棒の・・・・・・」
「棒倒しなんて無いよ?」
「じゃない方の・・・ほら、飛ぶ感じの。」
「棒高跳びもないよ?」
「じゃあ、突いちゃえ。エイ、とか言って。」
「もう!ちゃんと参加しなきゃダメだよ!?」
「はぁい。」
「(大丈夫かな・・・)」}}

***文化祭前(学園演劇以外)
#blockquote(){#divclass(hide){「文化祭まであとちょっとだね?」
「まあね。」
「琉夏くん達のクラス、なんかやるの?」
「うち?うちはスゴイよ?」
「なになに?」
「評論家。」
「???」
「いろんなクラスを回って、出展に点数をつける。」
「それが出展なの?」
「そう。それで、星三つとか、シールを貼ってく。」
「あ、じゃあ星が多いと何かもらえるとか?」
「名誉がもらえる。星三つ、偉い!そんな感じ。」
「なんか納得いかないけど・・・・・・じゃあ、琉夏くんも評論家なんだ?」
「俺はやんないよ?ただの発案者。」
「(みんなまんまと琉夏くんに騙されたんだ・・・・・・)」}}

***文化祭前(学園演劇)
#blockquote(){#divclass(hide){
「もうすぐ文化祭か……今年も学園演劇、あるみたいだね?主役の投票が始まったって。」
「あぁ、それか……」
「なに?」
「クラスの子に、一票入れたって言われた。」
「琉夏くん、モテモテだもんね?」
「外側はカッコいいからね。」
「ふふっ、主役に選ばれるといいね?」
「ヤダ。」
「えぇっ!?なんで?」
「チューとかさせられるだろ?きっと。」
「ふりだけだと思うよ?でも、琉夏くん、そういうの平気かと思った。」
「あれ、俺ってそんな?」
「だって、よく平気で、ほら……」
「平気じゃないよ?」
「……本当かなぁ?」
「○○。オマエは、主役やりたい?」
「まさか、選ばれないよ!でも……もし選ばれたら、やっぱり、いい思い出になるし……」
「そっか……じゃあ、俺も考え直さなきゃ。」
(……?)}}

***修学旅行前
#blockquote(){#divclass(hide){「もうすぐ修学旅行だね?」
「俺、修学旅行はサボんないよ?」
「当たり前でしょ・・・・・・でも、北海道か!どこか行きたいところある?」
「行きたいところ・・・・・・」
「?」
「うん・・・・・・やっぱ行かなきゃな。」
「・・・・・・琉夏くん、行かなきゃって?」
「え?あぁ、カニのこと。」
「カニ?」
「カニ食いに行かなきゃ。なにしろ北海道だから。」
「ふふっ、ヘンなの!」}}

***琉夏誕生日前
#blockquote(){#divclass(hide){「そういえば琉夏くんの誕生日、もうすぐだっけ?」
「あれ?そうか……もう夏だもんな。」
「あ、琉夏くん、忘れてたでしょ?」
「まあね。」
「もう……」
「誕生日、覚えてるといいことある?」
「いいこと?そうだな……」
「誕生日、覚えてても、いいことないよ。」
「そうかな?どうして?」
「例えば……まあ、いいや。」
「あ、ずるい!教えて?」
「誕生日って、一緒に居てくれた人のこと、思い出すだろ?」
「うん、そうかも。」
「普通の日は何でもないのに、その人が側にいないことが、急に悲しくなる。
 だから、いつの間にか終わってた方がいい。」
(琉夏くん……)}}

***春休み前
#blockquote(){#divclass(hide){「琉夏くん、春休みはどうする予定?あ、バイト以外で、っていう意味だけど。」
「バイト以外?」
「そう。」
「…………」
(まさか、何もない、とか……)
「ちょっと、野暮用。」
「野暮用って?」
「野暮用は野暮用。」
「教えてくれないの?」
「まあね。」
「ふぅん……そっか。」
「あれ?」
「…………」
「ねぇってば。」
「…………」
「いや、テラスのペンキ塗りと、キッチンの配線工事を……言わない方がミステリアスだったのに。」
(ゴメン……)}}
***夏休み前
#blockquote(){#divclass(hide){「もうすぐ夏休みだね……ルカはどうするの?」
「花屋のバイト。」
「そっか。じゃあ、バイト以外の日は?」
「バイト入れた。生活に夏休みは無いからね。」
「なんだか世知辛いね……もっとこう、楽しいことは?せっかくの夏休みなのに。」
「楽しいか……あ、そうだ、あれ。」
「なに?」
「雨どいの掃除。」
「……楽しい?」
「それがさ、超楽しい。嘘だと思ったら、手伝ってみる?」
(絶対ウソだと思う……)}}
***冬休み前
#blockquote(){#divclass(hide){「ルカって、冬休みはどうしてるの?」
「花屋のバイト。」
「そっかそっか。年末年始は忙しいもんね。……えぇと、ところでーー」
「実家に帰るか?」
「……うん。お正月くらいは、帰った方がいいよ。」
「大丈夫、帰るよ。ていうか、コウに連行される。」
「ルカ、やっぱりまだ家に戻らないの?」
「戻らない。……べつに、仲が悪いとか、そういうんじゃない。」
「でも、戻らないんだ。どうして?」
「どうしてだろう。よく、わかんない。ただ……」
「?」
「その方がいい、きっとね。コウ達にとっても、俺にとっても。」
「‪”コウ達‬‪”‬って……家族なのにそんな言い方、おかしいよ。」
「……〇〇。」
「なに?」
「……いや。なんでも?」
「でも、今ーー」
「呼んでみただけ!なんちて。」
(ルカ、本当は何か悩んでるんだよね……)}}
***期末試験前
#blockquote(){#divclass(hide){「もうすぐ期末テストだね?」
「そうだね。」
「なんか余裕っぽい……すごいなぁ!」
「まぁね。」
「ルカって、普段、ぜんぜん勉強しないでしょ?どうしてそんなに頭がいいの?」
「アタマいい?イカレてるって言われるけど。……まあ、勉強は得意か。」
「得意っていうのは、やっぱり秘訣がある……とか?」
「そんなとこ。」
「教えて!」
「ぜんぜんダメ。もっとカワユク、こう、首をかしげて。」
「…………」
「どうぞ。」
「……教えてv」
「いい……もう一回。」
「もう!」
「しょうがない。授業中って大抵ひまだろ?その時に教科書を全部読んじゃうんだ。」
「全部?」
「そう。先に全部覚えちゃう。そうすると、大体いい点取れるよ?」
「まあ、それが出来る人は、そうだろうね……じゃあ、数学は?」
「数学? あぁ、あれは……なんとなく出来ちゃう。」
「今のところ、ぜんぜん秘訣じゃないよ……じゃあ、現国は?暗記してもダメでしょ?」
「そう。だから、いつも赤点。」
(ちゃんと勉強しよう……)}}
***卒業前
#blockquote(){#divclass(hide){「あれ?なんか、浮かない顔してる?」
「もうすぐ卒業なんだなって。ハァ……寂しいな。」
「どうして?」
「だって、それは……ルカは寂しくないの?」
「寂しい。だから、なんでだろうって考えてた。」
「?」
「俺、中学を卒業する時はさ、何も感じなかったんだ。高校も、メンドクセーとしか思わなかった。」
「そうだったんだ……」
「でも、入学式の前の日、オマエを見つけて……あの日から色んなことが変わり始めた。」
「そう。どんなふうに?」
「少しずつ、いい方に……ちょうど今、毎日少しずつ春になってくみたいに。俺さ、高校生、楽しかったよ。」
「ルカ……」
「きっと、寂しいってことは、確かに自分が幸せだった証拠だ。」
「……そうだね、きっと。」
「だから、笑おう。」
「うん!」
(わたしの三年間、あともう少し。大切にしなきゃ……)}}
***教会の伝説①
#blockquote(){#divclass(hide){「ねぇ、学校の教会に伝説があるって、知ってる?」
「伝説? ああ……」
「……?」
「知ってる……ような?どんなの?」
「ステンドグラスがあるでしょ?あそこに描かれてる絵が、伝説のヒントなんだって。」
「そっちか。」
「???」
「王子様が迎えに来るってヤツだろ?」
「そう! それで、本当に結ばれたカップルがいるんだって。」
「らしいね。」
「でも、あそこのドア、ずっと閉まったままだよね?」
「鍵が必要なんだ。」
「それはそうだけど、鍵なんてどこにも――」
「あるよ。誰でも一生に一度だけ使えるカギ。」
「ルカ、もしかして入ったことあるの?」
「どうだっけな……忘れた。」
(ルカ、なんか知ってるのかな……)}}
***教会の伝説②
#blockquote(){#divclass(hide){「そうだ、教会の新伝説、聞いてきた。」
「新伝説!?……どんなの?」
「秘密結社編。」
「……編?」
「ステンドグラスがあるだろ?あれが実は秘密のコードになってる。」
「コードって、暗号とか?」
「そういうこと。それを秘密結社が守ってる。」
「ずいぶん、秘密が多いんだね……」
「そりゃそうだ。バレたら全米が震撼するからね。」
「映画の宣伝みたいな話になってきた……」
「映画?……ありだな。」
「ないと思う。」
「夢がないなぁ……せっかく考えたのに。」
(ルカが考えたんだ……)}}
***教会の伝説③
#blockquote(){#divclass(hide){「ねぇ、教会の伝説聞いた?」
「王子様とお姫様のヤツ?」
「そうなんだけど、色いろ伝説があって、もう何が何やら……」
「あっ、閃いた……」
「なに?」
「葉月珪っているじゃん、モデルでさ、ウチの卒業生の人。」
「うん、有名だよね。」
「王子って呼ばれてたらしい。」
「あ、じゃあ、葉月珪が王子様ってこと?お姫さまは、その恋人?」
「それだ。案外、最近の話だな。」
「でも、あの教会、ずいぶん古いよね?そんな最近の話、伝説になるかな……」
「そんな伝説忘れて、自分の伝説を作りゃいい……そうだろ?」
「う~ん……カッコよく言われてもなぁ……」
「あれ?」
(……と、いうようなことを話しながら下校した)
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