#contents *単独 **あいさつ運動 ① #blockquote(){#divclass(hide){(あ、紺野先輩だ) 「おはようございます!おはようございます! 「……紺野先輩? 「○○さん、おはようございます! 「あ、おはようございます! 「今週は”あいさつ運動”週間なんだ。 「あいさつ運動? 「うん。僕の前の代から始めたんじゃなかったかな。 やれやれ……やっと大声を出し続けるのに慣れてきたところだよ。 朝は声が出なくてさ。 女子生徒「おはようございまーす。 紺野「おはようございます! (あいさつ運動か……生徒会執行部っていろんなことに取り組んでるんだなぁ)}} ② #blockquote(){#divclass(hide){ (あ、紺野先輩だ) 「見た目より安定重視で!絶対落ちないように!」 男子生徒「了解!」 「紺野先輩、おはようございます。何やってるんですか?」 「ああ、おはよう。昇降口の内側に鳥が巣を作っちゃったんだ。」 「はぁ、こんなところに……」 「うん。それでまぁ、苦情があまりにも多くて、対策に乗り出したというわけ。」 「あ……」 「そう、鳥のフン。このへん真っ白だろ?」 男子生徒「紺野、クギ~!」 「ああ、悪い。それじゃ。」 (あれも生徒会執行部の仕事になるのかな?)}} ③ #blockquote(){#divclass(hide){ ○○「(ん? 下駄箱前に人だかりが……)」 ○○「(わっ、服装チェックやってる! わたし、大丈夫だよね?)」 紺野「○○さん」 ○○「わっ!」 紺野「ごめん。驚かすつもりはなかったんだ」 ○○「紺野先輩……」 ○○「あの、わたしどこか違反してますか?」 紺野「はは、それで声をかけたわけじゃない。あいつら見なかった?」 ○○「あいつらってもしかして……」 紺野「桜井兄弟」 ○○「……何かしちゃいました?」 紺野「まだ何もしてないよ。ここを通ったら捕まえるつもりだけど」 紺野「ブラックリストのトップなんだ。もうすぐ予鈴が鳴るのに、遅いな……」 ○○「(2人ともとっくに逃げちゃったんじゃないかなぁ……)」}} *複数 **紺野+設楽 図書館 ① #blockquote(){#divclass(hide){ ○○「本を返却っと……」 設楽「別にいいだろ、どういう読み方したって」 紺野「良くないよ。面白さが半減するだろ」 ○○「(あ、設楽先輩と紺野先輩だ)」 ○○「どうしたんですか?」 設楽「……なんだ、おまえか」 設楽「どうもしない、本を返しに来ただけだ」 紺野「設楽、後輩にそういう言い方はよくない」 設楽「何先輩面してんだよ」 紺野「設楽だって威張った様な態度で……」 ○○「あのー……」 紺野「ああ、ごめん」 設楽「………………」 紺野「それがさ、設楽が本はあとがきから読むって言うんだ」 ○○「はぁ……」 設楽「それのどこが悪いんだ。おまえに迷惑かけてるわけじゃないだろ」 紺野「だって結末を先に読むようなもんじゃないか。信じられない」 ○○「ミステリーなんかだと犯人が書かれてることも……」 紺野「だよなぁ。その通りだよ」 設楽「おまえは関係ないだろ。なんで紺野の味方するんだ」 ○○「そ、そんなつもりは……」 紺野「設楽、後輩にそういう言い方はよくない」 設楽「何先輩面してんだよ」 ○○「(ループだ……)」}} ② #blockquote(){#divclass(hide){ ○○「(あ、紺野先輩と設楽先輩だ)」 設楽「………………」 紺野「………………」 ○○「(2人一緒のわりに何もしゃべらない……)」 ○○「こんにちは」 紺野「やあ」 設楽「………………」 ○○「……あの、静かですね?」 設楽「図書館で静かにしてるのがおかしいのか?」 ○○「おかしくはないですけど……」 紺野「設楽、そういう態度良くない」 設楽「そういうってどんなだよ」 紺野「そういう態度だよ」 紺野「後輩の女の子にくらいもう少し柔らかい態度でも……」 設楽「俺は誰にでも平等なんだ」 紺野「また屁理屈を……」 設楽「屁ってなんだ。ただの理屈だ」 紺野「だからそれが……」 司書「しーっ! そこ、さっきからうるさいと言ってるでしょう!」 設楽「………………」 紺野「………………」 ○○「(なるほど、さっきも怒られたんだ……)」}} ③ #blockquote(){#divclass(hide){ ○○「(あ、紺野先輩と設楽先輩だ)」 設楽「……あ」 ○○「こんにちは」 紺野「やあ、君も図書室で勉強?」 ○○「そんなところです。紺野先輩たちは何を?」 紺野「僕は受験勉強、彼は宿題。たまたま会ったんだ」 ○○「たまたまなんですか。それにしては、よくここで2人を見かけるような……」 紺野「まぁ、確かによく会うよ。偶然」 ○○「偶然……」 設楽「………………」 設楽「……終わった」 紺野「あれ、もう? 全部埋められた?」 設楽「半分くらいわからないんだよ。悪かったな」 紺野「悪いなんて言ってないだろ。どれ?」 設楽「これとこれとこれ」 紺野「ああ、定積分の計算か。ちょっと待って、教科書出すから」 ○○「………………」 設楽「……なんだよ」 ○○「いえ、別に……」 ○○「(……偶然?)」}} **紺野+設楽 お笑い ① #blockquote(){#divclass(hide){紺野「えっ、本当に? 一度も? 設楽「悪かったな。 紺野「悪くないけど……少なくとも人生の30パーセントは損してると思うよ。 設楽「多いだろ!? ○○「あの……何の話ですか? 設楽「……なんだおまえ、いきなり。 紺野「そういう言い方はないだろ、大人げない。 設楽「たった一年違いで大人も何もあるか。 ○○「あの…… 紺野「あ、ごめん。そうだ、いいところに。 ○○「? 紺野「”レッドサーキット”って見たことある?お笑い番組の。 ○○「はぁ、聞いたことは…… 設楽「ほら、見てないじゃないか。 紺野「見てなくたって番組名は知ってる。常識だと思うけどなぁ。 設楽「どこがだ。おまえの常識はあてにならない。 紺野「それ、設楽に言われたくない。 ○○(……なんだか2人がお笑いコンビみたい)}} ② #blockquote(){#divclass(hide){○○(あ、玉緒先輩と聖司先輩だ) 紺野「だから、そういうのをツッコミって言うんだよ。 設楽「どれだよ。 紺野「それだよ。 ○○(……またお笑いの話をしてるみたい) 設楽「……○○。 紺野「ああ、こんにちは。 ○○「こんにちは。 設楽「おまえ、今すぐボケてみろ。紺野がツッコミやるから。 ○○「ええっ!? 紺野「いきなりできるわけないだろ。 僕だって無理だ。見るのとやるのとじゃ全然違うんだから…… 設楽「そんなの知るか。 ボケとかツッコミとか言われてもわからないから、見てみようと思ったんだろ。 紺野「お笑い番組教えただろ、”レッドサーキット”。 毎週やってるんだから一度くらい見てみなよ。 設楽「俺にはテレビをみる習慣がない。 紺野「一度だけでいいから。面白いって、絶対。 設楽「嫌だ。 紺野「なんでそこでそう頑固なんだよ。 設楽「嫌なものは嫌だ。 ○○(玉緒先輩がツッコミで聖司先輩がボケ……かな?)}} ③ #blockquote(){#divclass(hide){○○(あ、玉緒先輩と聖司先輩だ) 設楽「しょうがないだろ、全然理解できなかったんだから。 紺野「なんでかなぁ……あんなに面白いのに…… ○○「お笑いの話、ですか? 紺野「○○さん、そうなんだよ。設楽がちっともわかってくれなくてさ。 設楽「”レッドサーキット”とかいうお笑い番組を見てやったんだ。 わざわざその時間に電話で知らせてくるから…… ○○「どうでした? 設楽「……バカバカしいだけだった。 ○○「お笑いですから…… 紺野「まぁ、芸人にもいろんなタイプがいるからなぁ。たまたま設楽の好みを外したのかな。 それなら今度、”ソーメンズ” のDVD貸すよ。これは絶対面白いから。 設楽「いい。 紺野「遠慮しなくていいから。 設楽「遠慮してるように見えるか?全然してないよ、むしろ嫌がってる。 そんなに言うなら俺だって”ショパン全曲集” 全6巻貸すぞ。 紺野「……いい。 設楽「遠慮するな。 ○○(……2人のお笑いなら見てみたいかも……)}} *特別 **卒業(友好限定) #blockquote(){#divclass(hide){ 「○○さん。」 「玉緒先輩、卒業おめでとうございます。」 「ありがとう。」 「やれやれ、ここまで来るのにずいぶん時間がかかった。」 「モテモテでしたね?」 「やめてくれよ……生徒会長だったからってこんなときばかり持ち上げるんだ。 ……でも、そう呼ばれるのも最後だと思うと、やっぱり寂しいな。」 「玉緒先輩……」 女子生徒「紺野くん!先生囲んで写真撮るからおいでよ~! 「……あ、クラスメイトが呼んでるから行ってくる。最後だしね。 また連絡するよ。卒業してからも、よろしく。」 「はい!」 (玉緒先輩、とうとう卒業しちゃうんだ……)}} 更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s) &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ---- **メモ欄 -枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 - #comment(noname,title_msg=メモ,vsize=2) ---- &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ----