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不二山 嵐 校内会話 - (2022/01/08 (土) 23:55:57) の編集履歴(バックアップ)



単独

『お願い』

  • 1回目
???「そういうわけだから。悪ぃな。」
〇〇(あ、不二山くんだ。……ん?)
男子生徒「オッス……でも、諦めないっす!」

不二山「〇〇。」
〇〇「どうしたの? いま、男子がすごい勢いで走っていったけど……」
不二山「兄貴になってくれって言われた。」
〇〇「ええ!?」
不二山「断った。」
〇〇「そ、それはそうだよね。」
不二山「弟子を取るような立場じゃねぇし。今の俺じゃ、ムリだ。」
〇〇(そういう問題でもないような……)
  • 2回目
???「そういうわけだから。悪ぃな。」
〇〇(……ん? 今の会話、聞き覚えが……)
男子生徒「オッス……でも、まだまだ諦めないっす!」

不二山「〇〇。」
〇〇「ね、不二山くん。いま走っていったのってもしかして……」
不二山「そう。兄貴になってくれって言いに来たやつ。」
不二山「誤解があったら嫌だから訂正した上で、もう一度お願いしますってさ。」
不二山「兄貴じゃなくて、盃を交わして舎弟にしてくれって言われた。」
〇〇「盃……舎弟!??」
不二山「でも断った。そっち系の作法なんかわかんねーし。絶対ムリ。」
不二山「つーか誤解ってなんだ?おまえわかる?」
〇〇(うーん……これはもう1回くらい来るかな?)
  • 3回目
???「そういうことならかまわねーよ。思う存分、やればいい。」
〇〇(……ん? 今の声は……)
男子生徒「オッス! がんばるっす!」

不二山「〇〇。」
〇〇「今のは……」
不二山「そう、あいつ。」
不二山「試合とか練習見て、俺の舎弟になりてぇっていう同志が増えたらしい。」
不二山「で、そいつらで私設応援団を作ったって報告に来た。」
〇〇「私設?」
不二山「チアはあるけどないだろ? 応援団。」
〇〇「あ、そっか……」
不二山「いずれは部にするのが目標だってさ。」
〇〇「ふぅん……嵐くんみたいだね?」
不二山「まあな。ひとっ走り行ってくる。じゃあな。」
〇〇(嵐くん、うれしいんだろうなぁ)

複数

『昼食』不二山・新名

  • 1回目
新名「え、嵐さん昼そんだけ?」
〇〇(ん? あの声は……)
〇〇「不二山くん、新名くん。」
不二山「〇〇。」
新名「あ。なあ、どう思う? 〇〇さん。」
〇〇「ん?」
新名「嵐さん、昼がソーセージロールと牛乳だけなんてありえなくね?」
新名「少ねぇし、栄養だってさ――」
不二山「これ、三食目。」
新名「ああ、それじゃあ……三食目!?」
不二山「うん。昼休み前に弁当2個食った。」
新名「それは食いすぎ……」
不二山「全然足んねーよ。部活までにまた食うかも。たぶん食う。」
新名「マジっすか……嵐さんマジパネェ……」
〇〇(ほんと、マジパネェだ……)
  • 2回目
〇〇(ん? あそこにいるのは……)
〇〇「不二山くん! 新名くん!」
不二山「よ。」
〇〇「あ、お弁当?」
新名「マジすっげーの、嵐さんの弁当!」
新名「なんか素朴ってかさ、見た目は地味なんだけど栄養ばっちりオフクロの味、みたいな?」
不二山「おまえの弁当のほうがよっぽどウマそうだけど。」
新名「オレのなんて全ッ然! あ~……さっき貰った卵焼きなんて出汁の味がきいててもう……」
〇〇「そんなに美味しかったんだ?」
新名「うん。ウチの母親、料理苦手だからさ。オフクロの味ってマジ憧れ。」
新名「いいなー……もっと食いてぇなー……」
不二山「じゃあ、こんど交換するか?」
新名「マジで!? じゃあじゃあ、お願いします!」
不二山「わかった。」
〇〇(!? 今の笑みは……何か企んでる?)
  • 3回目
〇〇(あっ、いたいた……)
〇〇「不二山くん! 新名くん!」
新名「〇〇ちゃん、ちょりーっす。」
〇〇「ふふっ、ちょりっす。あ、そのお弁当箱……」
新名「そ、交換してもらった! ハァ、マジうまかった……んー、ごちそうさま! んじゃ嵐さん、またよろしくッス。あ、レシピの件も! アンタもまたね。」
〇〇「新名くんのお弁当、どうだった?」
不二山「うまかった。大成功だ。」
〇〇「大成功?」
不二山「洋風弁当、食ってみたかったんだ。ずっと。だからあいつが交換話に乗ってくれて助かった。これでしばらくは弁当で楽しめるな。」
不二山「和風に飢えてた新名も満足、洋風の弁当が食いたかった俺も満足。大団円。な?」
〇〇(不二山くんの一人勝ちのような気がするのはどうしてだろう……)

『脱走』不二山・新名

※柔道部所属限定?
  • 1回目
〇〇(ん? あそこにいるのは……)
〇〇「新名くん!」
新名「いっ!! あっ……アンタか……焦った~……」
〇〇「どうしたの?」
新名「……考えてみたらアンタも敵だな。」
〇〇「敵?」
不二山「見つけた。」
新名「出た! さいなら!」

不二山「逃げ足の速いやつ……」
〇〇「不二山くん。どうしたの?」
不二山「乱取りしてる最中に逃げられた。どうすりゃやる気になるんだ? 対策、練んなきゃな。」
〇〇(うーん、難しそうだなぁ)
  • 2回目
〇〇(あ、不二山くん)
不二山「〇〇。新名、見てねぇ?」
〇〇「新名くん? ううん、見てないけど……」
不二山「そっか。まだ校内にはいるんだな」
〇〇「ひょっとして、また?」
不二山「……見かけたら部室で待ってるって伝えてくれ。じゃあな」
新名「…………ハァ。助かった。あんがと!」
〇〇「不二山くんの顔、見た?」
新名「見たけど?」
〇〇「行かなくていいの?」
新名「……押忍。行く。アンタも早く来てね」
〇〇(やれやれ……)
  • 3回目
不二山「〇〇。行くか、部活」
〇〇「うん」
新名「嵐さん!」
〇〇「新名くん」
不二山「どした?」
新名「そろそろ行くころかなーって。部活」
不二山「3人仲良くってか?」
新名「早く行こうぜ父ちゃん。なあ、母ちゃん」
不二山「おまえみたいな息子願い下げだ」
新名「冷てぇ! あ、ホラ行こうぜ、オレらも」
〇〇「ふふっ、うん!」

『ピアノと瞑想』設楽と不二山(階段前)

  • 1回目
〇〇(ん? あそこにいるのは……)
  • 2回目
〇〇「さてと……あ。不二山くん!」
不二山「ああ。何?」
〇〇「設楽先輩のピアノ聴いてたの?」
不二山「うん。やっぱすげーな、この人の弾くピアノ。」
〇〇「すごい?」
設楽「うるさい。」
〇〇「あ、設楽先輩。」
不二山「押忍。」
設楽「押忍じゃない。そこにいられると気が散る。どっか行ってろ。」
不二山「押忍、すみません。失礼します。」
設楽「……いや、待て。」
不二山「はい?」
設楽「俺のピアノがどうしたって?」
不二山「ああ……俺、練習前に瞑想するんすけど……」
設楽「……瞑想?」
不二山「ときどき設楽さんのピアノが聞こえて、そのまま音を追ってると……急にいろんな感覚が研ぎ澄まされるようなことがあって。ギリギリの試合で稀に掴める、あの感じと同じ。そういうときって俺、ほぼ負けてないんすよ。それを音色で引き出せるのがすげーなって。」
設楽「……おまえ、話が長いんだよ。でもまあ、そういうことか……」
設楽「……とにかく! 聴いててもいいけど、俺の邪魔をするな。わかったか?」
不二山「……押忍!」
〇〇「え? でもさっきはどっか行けって……」
設楽「なんだよ。」
〇〇「……いえ、なんでも。」
設楽「ふん。じゃあな。」
〇〇(あんまり悪い気はしてないのかな?)
  • 3回目
〇〇「さてと……あ。」
〇〇「設楽先輩、もうお帰りですか?」
設楽「帰っちゃ悪いか? 家の用事があるんだよ。」
〇〇「じゃあ、今日はピアノ聴けないんですね……」
設楽「まあな……あ。あいつに会ったらおまえから言っとけ。今日は来ても無駄だって。」
〇〇「あいつ……? あ、不二山くんですか?」
設楽「俺のピアノを毎日聴きに来る物好きなんて、おまえ以外じゃあいつくらいだ。」
〇〇「う……でも、そんなに気にするなんて珍しいですね。」
設楽「……べつに気にしてない。後で文句言われたりしたら面倒くさいってだけだ。」
〇〇「…………」
設楽「……なにがおかしいんだ。ちゃんと言っとけよ? そろそろ来る時間だから。」
〇〇「ふふっ、わかりました!」
設楽「ふん……じゃあな。」
〇〇(なんたかんだで、不二山くんのこと認めてるよね、設楽先輩……)


更新日時:2022/01/08 23:57:46
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