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兄弟△ W大接近スキンシップ会話 - (2023/04/30 (日) 02:10:19) の編集履歴(バックアップ)
W大接近スキンシップ
スキンシップ反応(タッチ)
琉夏
「いつもオマエとホットケーキのことでいっぱいだよ?」
「撫でてくれるんだ?ありがとう。」
「オマエの髪も綺麗だ。」
「背伸びしちゃって。届かないんだ?」
「もう少し下……チューの準備だろ?あれ、違う?」
「ガキの頃と全然変わってない。オマエの話し方。」
「オマエの瞳の中に俺がいる。」
「俺の瞳には誰が映ってる?」
「いいよ、もっとラブラブしてコウをいじめよう。」
「やっぱ女の子の手って小せぇ。」
「あっ……ツボ入った、今の。ほら、元気復活だ。」
「鍛えてないけど強いんだ。ヒーローだからさ?」
「……」
「…………」
「はいはい。」
「いいけどね?」
「また。」
「やめて。」
「みんな見てる。」
「ダメだって。」
「いいよ。」
「まったく……」
「う〜ん……」
「ゴメン。」
「あのさ。」
「コラッ。」
「やめよう?」
「またそれ?」
「……ん?」
「…………んん?」
「ええっと……どうしたらいい?」
「怒ってるのかな……俺のせい?」
「もしかして……寝てる?」
「ハァ……放置プレイだ、俺たち。」
「……?大丈夫?白けちゃったな……」
「……大丈夫? 生きてる?」
「ダンマリはな……」
琥一
「へぇ……届くのか?」
「やめとけ、手にワックスがついちまう。」
「こいつもポリシーってヤツだ。……わかるか?」
「誰にでも触らせるわけじゃねぇぞ?」
「オイ!先制攻撃かよ?」
「コラ、つつくな。反撃されてぇのか?」
「指、喰っちまうぞ?」
「ガンとばしてやがんのか?ククッ、上等だ。」
「体が資本、ってやつだ。」
「ククッ、オマエなら片腕で持ち上がんぞ?」
「オイ! 人が見てんだろうが?」
「ビンテージ物に興味あんのか?」
「……」
「…………」
「……コラ。」
「オマエな……」
「勝手にしろ。」
「ヤレヤレ。」
「ククッ。」
「いいけどよ。」
「見られてんだろ。」
「またかよ。」
「オ、オイ……」
「ったく……」
「よせって。」
「バカ、よせ。」
「チッ。」
「またか。」
「イテェな。」
「コラ。」
「ンだよ?」
「やめろ。」
「オイ。」
「オイオイ……参ったな。」
「寝て……ねぇよな。」
「オイ、間が持たねぇぞ。」
「フア……っと。」
「やっぱ寝てねぇか、オマエ?」
「苦手なんだよ、こういうのはよ……」
「コラ、寝てんのか?黙られると困るんだよ……」
「ダメだ。耐えらんねぇぞ、こりゃ。」
「怒らせたか?分かんねぇんだよ……」
スキンシップ反応(その他)
琉夏
「うん。」
「ああ。」
「ん?」
「なになに?」
「いや。」
「ほら。次、行ってみよう。」
「容赦ないね、〇〇ちゃん。」
「面白ぇ。コウがニッコニコだ。」
「ん……俺、置いてかれた?」
「ラブラブだ……スゲェ。」
「コウが押されてる。珍しい。」
「……痛いな、胸。」
「……ヤレヤレ。」
「あのさ――ううん、なんでもない。」
「……イテェ。」「見えてないか、周り。」(愛情のみ)
琉夏「コウ、そろそろ交代。」
琥一「ん? あぁ。」
琉夏「……コウ。」
琥一「ハァ……分かってんよ。行け。」
「ほら、次は何すんの?」
「一日じゃ楽しみきれないな。」
「オマエ、本当に面白い。」
「なぁ。今度はオマエのこと、話して?」
「ハァ……いいテンション。楽しい。」
「ねぇ、帰るのやめない?……ウソウソ。」
「……困った。時間が全然足りないや。」
「もっと話したい。こっち来て?」
「ヤバ……帰すのやだな。」
琥一
「あ?」
「いや。」
「なんだ?」
「ああ。」
「おう。」
「落ち着け、みっともねぇ。」
「ハァ……はしゃぎすぎだ。」
「チッ……ガキどもめ。」
「おい、人をネタにしてんじゃねぇだろうな?」
「見てるこっちが疲れんぞ……」
「オイ、その辺にしとけ?」
「……目も当てらんねぇ。」
「オマエら、よくそんなに騒げんな……」
「チッ……」
「……おいコラ。」「……ていうかよ。どうすりゃよ……ハァ。」(愛情のみ)
「もうちょい付き合え。」
「帰るにはまだ早ぇ。」
「ククッ。面白ぇな、オマエ。」
「まだ平気なんだろ?」
「笑いすぎた。顔が痛ぇや。」
「飽きねぇ。もっと話せよ。」
「まだイケんだろ、時間?」
「まだ帰れねぇぞ、いいな?」
「これでも楽しんでんだ。心配すんな。」
「チッ……時間、全然足んねぇな。」
スキンシップ会話
琉夏
琉夏「わっ、ビックリした。なに?」
〇〇「ふふっ、よそ見してるからだよ。」
琥一「……チッ。」
琉夏「ん? なにか付いてた?」
〇〇「髪、柔らかくてうらやましいな。」
琉夏「そう?オマエの髪も綺麗だよ?」
〇〇「いい毛並みだね。」
琉夏「毛並み……アニマルみたいな例えだな。」
琥一「ククッ……似たようなもんじゃねぇか。」
琉夏「それは……いい子いい子?なんで?」
琥一「ガキみたいに騒いでるからだろ。」
琉夏「なるほど。じゃあ俺、ガキでいいや。」
琉夏「背比べ?いいよ、しよう。」
琥一「……なんで向かい合わせになってんだよ?」
琉夏「そりゃせっかくだし……」
琉夏「気持ちいいね、それ。俺もしてやる。」
琥一「……コラ、そんなとこで何やってやがる。」
琉夏「ラブラブだ。コウには無理だろ?」
琉夏「いただきます。」
〇〇「きゃっ!」
琥一「……なにやってんだ、オマエら?」
琥一「なぁ……なにやってんだ?」
琉夏「ほっぺた、指でつつかれてる。……なんで?」
〇〇「……なんとなく、かな?」
琉夏「あぁ……気持ちいいな。もう一回して。」
琥一「んじゃ、俺もやってやる。」
琉夏「えぇ〜……ハァ、台無し。」
琉夏「熱? ないよ。」
琥一「ああ。コイツは風邪ひいたことねぇ。」
琉夏「うん、コウもないよね?」
琉夏「チューしてほしい?よし、どこからでも来い。」
琥一「アホか。顔洗って出直してこい。」
琉夏「顔も歯磨きもバッチリだ!来い!」
琉夏「お礼。オマエのほっぺも撫でてやる。」
琥一「アァ?いいわけねぇだろうが。」
琉夏「コウ、KY。」
琥一「……それ、セクハラじゃねぇか?」
〇〇「えっ!?」
琉夏「平気。俺はイヤがってないからギリギリセーフ。」
琉夏「やったな!コチョコチョ返しだ!」
琥一「……オイ、なんで俺なんだよ?」
琉夏「手元が狂った……ほんの少しの理性で。」
琉夏「どうだ、俺の力コブ!」
琥一「大したことねぇな?ふん!」
〇〇(マッチョ兄弟……)
琉夏「スイッチ、オン。覚悟しろ?」
〇〇「ええっ!?」
琉夏「ゴメン、歩くの早かったよな。」
琥一「ゆっくり歩くか。」
琉夏「ああ。急いだらもったいない。」
琉夏「オマエからばかり。……俺からもしていい?」
琥一「ククッ……命知らずだな、オイ?」
琉夏「コウ、同じことされてみれば分かる。……こりゃ相当だ。」
琉夏「ここで一気に急接近だ。手、貸して。」
〇〇「えっ!?」
琥一「上等だ。そっちの手貸せ、〇〇。」
〇〇「ええっ!?」
琉夏「……触り方がハンパねぇ。どこで覚えたの?」
〇〇「えっ!?どこでって、別に……」
琥一「……ハァ、その質問、誰がトクすんだ?」
琥一
琥一「触って面白ぇのかよ?」
〇〇「えっと……」
琉夏「手が離れなくなるよ、ワックスで。」
琥一「おいコラ。俺はペットじゃねぇ。」
琉夏「ペット?野獣だろ?」
琥一「そりゃテメェだろ。」
琥一「オイッ!何なんだテメェは……」
琉夏「〇〇ちゃん、耳が弱点ぽいぜ?」
琥一「クッ……弱点なんかねぇんだよ、俺は。」
琥一「やめろって。くすぐってぇんだよ!」
琉夏「ウソつけ。嬉しそうだぜ?」
琥一「あ?適当なこと言ってんじゃねぇぞコラ。」
琥一「……オイ、撫でんな。」
琉夏「じゃあ俺を撫でて。〇〇ちゃん。」
琥一「……前言撤回だ。そうしてろ。」
琥一「クッ…………」
琉夏「耐えてる……面白ぇ。」
琥一「これを横目で見るよりはマシだ。」
琥一「!?……オイ、俺が何かしたか?」
琉夏「もう、心配ばかり掛けて!……だろ? 〇〇ちゃん。」
琥一「ククッ……テメェに言われたかねぇけどな?」
琥一「! なんだぁ!?」
琉夏「猛犬にいきなり手を出したら噛まれるぞ?」
琥一「犬じゃねぇ。」
琥一「おいコラ。」
琉夏「……そうやってすぐ怒らない。」
琥一「ハァ!?どこがだよ? あぁ?」
琉夏「〇〇ちゃん。そのまま鼻つまめ!」
琥一「……ムリだ、コイツにゃ届かねぇ。」
琉夏「ホントだ……ちょっと、モエ。」……ちょっと、モエ。」
琥一「オイ……なんで顔触ってんだ?」
琉夏「パパのヒゲがチクチクするからイヤなんだ、きっと。」
琥一「なら触んねぇだろ。つーかネェんだよ。パパでもネェ。」
琥一「チッ……ンな顔して触られるとよ……」
琉夏「そう、ヤバいんだ。見上げる顔。」
琥一「ネジがブッ飛ぶな、こりゃ。」
琥一「……なぁ、〇〇。」
〇〇「あっ、ゴメン。イヤだった……?」
琥一「いや、いい。たまには素直に取っとく。」
琥一「オワッ!?なんだ、急によ?」
〇〇「ふふっ、びっくりした?」
琥一「べつにしてねぇけどよ……ハァ。」
琥一「おい……そりゃケンカ売ってんのか?」
琉夏「叩き売りレベルだね。コウ、買わなきゃ。」
琥一「上等だコラ。」
琥一「なんだよ、何も隠しちゃいねぇよ。」
琉夏「ズボンの右ポケットに飴ちゃんがいる……」
琥一「そりゃテメェだろが。」
琥一「急に触んな。くすぐってぇんだよ。」
〇〇「あっ、ごめん!」
琉夏「コウより俺のほうがしなやかボディだぜ?」
琥一「あ? テメェはただのガリだ。俺のほうがな――」
〇〇「わぁ!?ここで脱がないで!……もう。」
琥一「あぁ……俺らの歩幅じゃ早かったよな。悪ぃ。」
〇〇「ふふ、心配しなくても大丈夫。」
琥一「おう……我慢とかすんな?」
琉夏「優しいな、お兄ちゃん。」
琥一「なぁオマエ……もしかして手繋ぎ――」
琉夏「コウ。ハンターの目になってる。」
琥一「……チッ。見てんじゃねぇ。」
見つめる会話
琉夏
琉夏「そろそろ色、抜かなきゃな……」
琥一「今月、もう金ねぇぞ?」
琉夏「マジ?……俺のせいじゃねえよ?」
琉夏「〇〇ちゃん、こういう髪型は好き?」
琥一「チッ……うっとおしいんだよ、さっさと切っちまえ。」
琉夏「コウには聞いてない。」
琉夏「その目……俺の背後の何かを見てる。」
琥一「……やめとけ、コラ。」
琉夏「ほら、見上げてばかりいると転ぶよ。」
〇〇「あ、うん。」
琉夏「俺さ、身長はコウより少し足りないけど……」
琥一「あ?“けど”、なんだよ?」
琉夏「気になる?……教えねー。」
琉夏「髪に触れたい?いいよ、コウは気にしなくて。」
琥一「あ?なに言ってんだ、コラ。」
琉夏「妬いてんだ、お兄ちゃん。」
琉夏「ああ、光が差すと毛先がキラキラして綺麗だろ?」
琥一「あ?俺だってキラキラしてんぞ?」
琉夏「……それはテカテカだろ?」
琉夏「口元に何か――あ、今朝食べたキャビアが付いてた?」
琥一「……いつも通り、ホットケーキしか喰ってねぇだろ。」
琉夏「あ……目が合った。意識してるんだ?」
〇〇「えっ……」
琉夏「やれやれ、困った子だ。それじゃチューしよっか?」
琥一「ハァ……バカが。」
琉夏「ん?見つめられてる?」
琥一「ククッ……ケンカ売られてんじゃねぇのか?」
琉夏「マジ?……強敵が現れたな、こりゃ。」
琉夏「〇〇ちゃん。穴が開く、顔に。」
〇〇「あ、ごめん!つい……」
琥一「開けてやれ、ドリルでな?」
琉夏「その瞳の誘惑には勝てない。もっと近づいて――」
〇〇「ちょ……琉夏くん!?」
琉夏「……なんてね。コワイお兄ちゃんがいるから今はやめとく。」
琉夏「チューのおねだり?じゃあ、事故を装って――」
琥一「……思いっきり聞こえてんぞ。」
琉夏「あれ、未然に防がれちゃった。」
琉夏「手、繋ぎたくなったらいつでもどうぞ。」
〇〇「えっ、うん。(思わず、うんって言っちゃった……)」
琥一「ルカ、なんか見られてんぞ?」
琉夏「たくましい腕……抱かれたい♡……そう?」
〇〇「思ってません。」
琉夏「ガチでなら、俺の方が強い。」
琥一「あ? 上等だ、試してみるか?」
琉夏「ホットケーキ大食い勝負。」
琥一「………………」
琉夏「〇〇ちゃん。いま、俺にトキメいてるだろ?」
琥一「ハァ……なんでそうなるんだよ。」
琉夏「……目つきがヤバイんだ。狩られそう。」
琉夏「疲れた?もっとこっちおいで?」
琥一「……なんか悪巧みのニオイがすんぞ?」
琉夏「シッー。……コウ、そういうのは読めても言っちゃダメだ。」
琉夏「手がいい?それとも腕組む?抱っこしてあげてもいいよ。〇〇ちゃん。」
琥一「ハァ?んなわけねぇだろ。」
琉夏「コウの鈍感はガチだからわからないよ、一生。」
琉夏「……見るだけ?触って、ほら。どこでも。」
〇〇「えっ……!?」
琥一「チッ……このエロルカが。」
琥一
琥一「オマエも試してみるか?リーゼント。」
琉夏「リーゼントは無いね。俺は縦ロールが見たい。」
〇〇「ええっ?」
琥一「男はいつでもビシッとキメとかねぇとな。」
琉夏「コウは毎朝アタマに時間かけすぎ。」
琥一「ウルセーな。俺のアタマだ、ほっとけ。」
琥一「この髪型はポリシーだ。……文句は認めねぇ。」
〇〇「なにも言ってないよ!」
琥一「……そんなに気になんなら、リーゼントについて、とことん教えてやんよ?」
〇〇「えっ?」
琉夏「コウ、それはあり得ない。……想像してみ?」
琥一「お?悪ぃ、歩くの早かったか?」
〇〇「ううん、大丈夫だよ!」
琥一「大丈夫か?ずっと見上げてっと、首が疲れんだろ?」
琉夏「そうそう。俺を見よう、〇〇ちゃん。」
琥一「そこで張り合ってどうすんだ……」
琉夏「コウ、ガン見されてる。」
琥一「……やっぱり見られてるか。」
琥一「なぁ……俺、オマエになんかしたか?」
琥一「ククッ……和む顔してやがんな、オマエは。」
〇〇「えっ……そうかな?」
琉夏「俺たち兄弟には抜群の癒し系、オマエ。」
琥一「オイ……さっきからなに見てんだ?」
琉夏「照れてる。」
琥一「バーカ。なに言ってやがる。」
琥一「ん?ガム、喰うか?」
琉夏「喰う。あーん。」
琥一「……テメェは一生そうやってろ。」
琥一「オウ?楽しんでるか?」
〇〇「うん! 楽しいよ。」
琥一「おい……俺の顔、そんなに怖ぇか?」
琉夏「よく見るとカワイイよ?羊に似てるんだ、コウは。」
琥一「他のヤツには、どう思われようがカンケーねぇけどな……」
琥一「腕立てとダンベルは基本だな。」
琉夏「毎日毎日、飽きずによくやるよ……」
琥一「……お守りがすっかり染み付いちまったんだよ。」
琥一「腕っぷしなら、ルカより上だ。」
琉夏「あれ?50勝49敗で俺が勝ち越しだったよね?」
琥一「あ?テメェの脳ミソ、溶けちまってるんじゃねぇか?」
〇〇(やれやれ……)
琥一「細ぇ腕だな、オマエ。」
琉夏「コウの腕はゴリラ並だもんね。」
琥一「絞め落とすぞコラ?」
琥一「あ?手がどうかしたのかよ?」
〇〇「ううん、なんでもない。」
琥一「ククッ、もうバテたのかよ。」
琉夏「コウがおんぶしたいって。エッチだから。」
琥一「言ってねぇ!つーかテメェと一緒にすんな!」
琥一「女ってのは簡単に壊れちまいそうだな……」
琉夏「コウ、耐えろ。まだだ。」
琥一「……バカ。俺にゃそんな度胸ねぇよ。」
話題会話
琉夏(友情)
琉夏「やっぱり3人でいると楽しい。」
〇〇「そうだね!」
琥一「こういう時間はガキの頃と変わんねぇな。」
琉夏「煩わしいことを忘れて無邪気になれるからね。」
琥一「オゥ、なるほどな?」
琉夏「だからさ、またガキに戻れる日を作ろう。」
〇〇「うん。」
琉夏「オマエといると、コウはよく喋るんだ。」
〇〇「そうなの?」
琉夏「うん。普段は「あぁ」か「オイ」か「コラ」が基本だから。」
〇〇「ふふっ、そう言われればそうかも。」
琥一「あぁ?」
琉夏「ね?」
〇〇「琉夏くんと琥一くんて不思議な兄弟だよね……」
琉夏「不思議?」
〇〇「うん。……どう言っていいかわからないけど。」
琉夏「どっちが兄貴だかわからないとか?」
〇〇「ふふっ。やっぱり琥一くんがお兄ちゃんだよ。」
琉夏「あれ?そっか。」
琉夏「……そうだな。そこは一生変わらないな。」
〇〇(?)
琉夏「……おい、コウ。」
琥一「…………あ?」
〇〇「どうかした? 琥一くん。」
琥一「なんでもねぇ、考え事だ。」
琉夏「なにを?」
琥一「……もう忘れた。ほっとけ。」
〇〇(琥一くん?)
琉夏「ね。手繋いでもいい?」
〇〇「いいよ?」
琉夏「やった。……そっちの手、コウとも繋いどく?」
琥一「チッ……余計なこと聞いてんじゃねぇ。」
琉夏「やっぱ妬いてる。アハハ!」
琉夏「〇〇ちゃん。」
〇〇「なに?」
琉夏「次のデートはコウ抜きだ。」
〇〇「えっ?」
琉夏「えっ、て言わないでよ……“うん”って言って。」
〇〇「ふふっ。どうしようかな?」
琉夏「ちょっといい?」
琥一「あン?」
琉夏「場所替わって。」
琥一「あぁ。」
琉夏(愛情)
琉夏「オマエとコウはさ、2人でいると夫婦みたいだ。」
〇〇「えぇっ?」
琥一「アホかテメェ。」
琉夏「だって、「あぁ」とか「オウ」で解り合ってるしさ。」
〇〇「ふふっ、そういえば。……なんでだろう?」
琉夏「俺、なんかヤキモチ。」
琥一「ククッ、妬け妬け。」
琉夏「〇〇ちゃん。俺たちは新婚さんみたいな会話しよう。」
琥一「…………」
琉夏「やっぱり俺たちはこれがいいのかな。」
琥一「あン?」
琉夏「3人でいること。」
琥一「あぁ……どうなんだろうな。」
琉夏「最近さ、ちょっとわからなくなった。」
琥一「…………」
琉夏「……悪い。今はいいんだって思っておくから。」
〇〇「?」
琉夏「オマエはさ。」
〇〇「ん?」
琉夏「オマエはここの居心地、どう感じてる?」
〇〇「ここって……琉夏くんと琥一くんといるときってこと?」
琥一「…………」
琉夏「ガキのままだったら友達止まりだ。でも、これからは――」
〇〇「……琉夏くん?」
琉夏「……ゴメン。白けちゃったな。忘れて。」
琉夏「最近はコウと話すのがちょっと苦手。」
〇〇「えっ、なにかあったの?」
琉夏「オマエの話題になると会話が続かないんだ。」
〇〇「えっ!?わたし、琥一くんに何かした……?」
琥一「……してねぇよ。」
琥一「だいたい、困らせんのはルカ、テメェの方だろが。」
琉夏「あれ、そうだっけ?」
〇〇「……よくわからないけどごめんね?わたしのせいなんだよね?」
琉夏「違う!そうじゃないんだ。」
琥一「ハァ……墓穴掘ったな。」
琉夏「……少し冷えてきた。〇〇ちゃん。」
〇〇「なに?」
琉夏「そばに来て。」
〇〇「……えっ。」
琉夏「お願い。」
琥一「…………おい。」
琉夏「下心じゃないぞ?本当に冷えたんだ、少しだけ。……俺が。」
琥一「へいへい、そうかよ。」
琉夏「……なぁ、コウ。」
琥一「……あ?」
琉夏「余計な気遣いは無しだ。そうだろ?」
琥一「何言ってんだかわかんねーな。」
琉夏「俺は遠慮しないからな?」
琥一「クッ、そうかよ?いいんじゃねーか?」
〇〇(琥一くん、ご機嫌斜め……?)
琉夏「手、繋ぎたい。……いい?」
〇〇「うん。」
琉夏「…………」
〇〇「琉夏くん?」
琉夏「シッ。何も言わないで。」
〇〇「う、うん……」
琉夏「……ゴメン。幸せすぎてワガママになっちゃった。」
琉夏「〇〇ちゃん。……ちょっとこっち。」
〇〇「えっ、なに?」
琉夏「今度は2人きりでデートしよう。」
〇〇「えっ?」
琉夏「2人きりになりたいんだ。……だめ?」
〇〇「そんなことないけど……」
琥一「オイそこ、コソコソ喋ってんな。」
琉夏「……見つかっちゃった。やれやれ。」
琉夏「コウ。」
琥一「あ?」
琉夏「独り占めはそこまで。」
琥一「バカ、してねぇよ。」
琉夏「してるんだ。はい、交代。」
琥一「……へいへい。」
琥一「ルカ。」
琉夏「なに?」
琥一「…………」
琉夏「………」
〇〇「ね、ねぇ。2人ともどうしたの?」
琉夏「陣取り合戦。俺の勝ち。」
琥一「……チッ。今は負けておいてやる。」
〇〇「???」
琥一(友情)
琥一「ルカも役に立つだろ。退屈しねぇで済む。」
〇〇「ふふっ、そうだね。ふざけてばかりだけどね?」
琥一「あちこちで問題ばっか起こしやがるしな?」
琉夏「あれ?褒めてくれるんじゃないんだ。」
琥一「褒めねぇよ。どこ褒めりゃいいんだよオイ。」
〇〇「ふふっ!」
琉夏「2人して笑うな。」
琥一「ククッ……面白ぇ。」
〇〇「コウくん? どうかした?」
琥一「いや、ルカがな。アイツ、オマエ以外の女と話してるときとツラ構えが全然違う。」
〇〇「そう? うーん。」
琥一「やっぱオマエは特別なんだ。ルカの気持ちを――」
琉夏「ん? 呼んだ?」
琥一「呼んでねーよ。バカ。」
琥一「ハァ……バカップルってのはテメェらみたいのを言うんだろ?」
〇〇「ええっ!?」
琉夏「……その反応は冷たい。ひどい、〇〇ちゃん。」
琥一「あぁ、冷てぇな。」
〇〇「ちょっと……2人して。」
琉夏「ほら、やり直し。次は「そうかな?」って答えるんだ。コウ、もう一回聞いて。」
琥一「ハァ?言わせんなら聞かねぇよ。」
琥一「……おいルカ。」
琉夏「……なに。」
琥一「テメェが静かにしてると調子狂うんだよ。」
琉夏「……そうかよ。スイッチ切ってたんだ。」
〇〇「?」
琥一「ホント小せぇよな、手。合わせてみろ、ほら。」
〇〇「やっぱり琥一くんの手は大きいね。」
琉夏「さり気なくずるいことしてるな、コウ。」
琥一「ハァ?」
琉夏「手、繋ぎたいなら素直にそう言えって。」
琥一「バカ、違ぇよ!」
琉夏「コウって実はムッツリだ。ムッツリスケベ。」
琥一「テメェに言われたかねぇ。」
琥一「……オイ。」
〇〇「なに?」
琥一「また、どっか行かねぇか。」
〇〇「そうだね。3人が都合のいい日に――」
琥一「いや、その……たまには2人で、よ。」
〇〇「ふふっ。うん、いいよ。」
琥一「オイ、ちっといいか?」
琉夏「なに?」
琥一「話があんだ、コイツに。替われ。」
琉夏「あぁ、そっか。はいはい。」
琉夏「コウ、場所替わって。」
琥一「ちっと待て。」
琉夏「……珍しい。じゃ、いっか。」
琥一(愛情)
琥一「そういや最近減ったな、兄弟ゲンカ。」
〇〇「ふぅん、そうなんだ……いいことだけど、どうして?」
琉夏「……それどころじゃないから。」
〇〇「えっ?」
琥一「……それどころじゃねぇよな?」
〇〇(ええっと……とりあえず、よかった……のかな?)
琥一「オマエとルカは付き合ってんのかって、クラスのヤツに聞かれた。」
琉夏「……マジ?」
〇〇「ええっ?」
琥一「……仲良すぎんだ、オマエら。そう思われて困るなら気ィつけろ?」
琉夏「なら、このままでいいや。」
〇〇「えっ?」
琥一「……チッ、勝手にしろ。」
琉夏「コウ、困ってんのはどっちだ?」
〇〇(???)
琥一「兄弟でも、アイツと俺は全然違うだろ。」
〇〇「えっ?……うん、そうだね」
琥一「そんなデコボコなところがお互いの隙間を埋めてる。」
琥一「出っ張りすぎたところはちっとジャマだけどよ?無きゃ無いで腑抜けなモンだ。」
〇〇「……琥一くん?」
琥一「まったく……兄貴のメンツ丸つぶれだ。」
琉夏「また俺の悪口言ってんの?コウ、タチ悪ぃぞ。」
琥一「おう、よくわかってんじゃねえか。」
〇〇(琥一くん……)
琥一「風が出てきた。」
〇〇「うん、ちょっと寒いね。」
琥一「オマエ、俺の後ろ歩け。ちったあマシだろ。」
〇〇「ふふ、ありがとう。でも大丈夫だよ?」
琥一「バカ、大丈夫じゃねぇんだよ。」
琉夏「コウ、優しく。俺がお手本見せてやろうか?」
琥一「ウルセー。テメェも俺と並んで風除けだ。」
琉夏「はいはい、お兄ちゃん。」
〇〇(琥一くん、気を遣ってくれたのかな……?)
琥一「……おい。」
琉夏「…………」
琥一「ルカ。」
琉夏「……なんだよ。」
琥一「逃げんな。」
琉夏「逃げてねえよ。」
〇〇(?)
琥一「次はよ……。」
〇〇「えっ?」
琥一「今度は2人で出かけねぇか?オマエが良けりゃ、だけどよ。」
〇〇「えっと……琉夏くんは?」
琥一「……いつまでも3人セットってのもな。それに――」
琉夏「内緒話?コウ、成長したな?」
琥一「ウルセーよ。チッ……」
〇〇(琥一くん?)
琥一「おい。」
琉夏「ん?」
琥一「替われ。」
琉夏「……もう少し。」
琥一「テメェだけのもんじゃねぇんだ。」
琉夏「分かってるよ。」
琉夏「コウ。」
琥一「あ?」
琉夏「…………」
琥一「…………」
〇〇「あの……2人とも、どうしたの?」
琥一「陣取りだ。」
琉夏「……いい、わかった。コウを立ててやる。」
〇〇「???」
ナイショ話
琉夏
〇〇「そういえば、2人はよく学校から抜け出してるみたいだけど、どこに行ってるの?」
琉夏「あぁ……悪者から街を守りにね?」
琉夏「悪はいつ何時現れるかわからない。ハァ、困った困った。」
〇〇「…………」
〇〇「ね、琥一くんて家にいるとき何してるの?」
琉夏「コウ?しょっちゅう古そうなレコードかけてるよ。」
琉夏「あとはメシ作ったり掃除したり、バイクのメンテしてるな。」
〇〇「ふぅん……琉夏くんは?」
琉夏「俺? それを見てる。」
〇〇「…………」
琉夏「ねえ。お弁当作るのって好き?」
〇〇「好きっていうか、普通に作るよ?」
琉夏「じゃあたまにさ、俺の分も普通に作ってみない?」
琉夏「できればおにぎりで。勝手に期待してます♡」
琉夏「ねえ、オマエの弱点教えて?」
〇〇「琉夏くん。弱点は教えるものじゃないよね?」
琉夏「チェッ。じゃあさ、コウの弱点教えてあげる。」
〇〇「ええっ!?いいよ、言わなくて!」
琉夏「あれ?知りたくない?」
〇〇「…………」
琉夏「やっぱり女の子ってかわいいって言われると嬉しい?」
〇〇「えっ?それは……」
琉夏「〇〇ちゃん、可愛いよ。」
〇〇「!!もう……!」
琉夏「照れてる。カワイイ~。」
〇〇「今日は楽しかったね。」
琉夏「オマエと居ればいつでも楽しいよ。」
〇〇「ふふっ、そう?」
琉夏「2人きりならもっとそう思えるよ、俺。」
琉夏「もしも世界でオマエと俺とコウの3人だけになったら。」
〇〇「えっ?」
琉夏「オマエはどっちをとる?俺とコウ。」
琉夏「……違うな。こっちがどうするか、か。」
〇〇(琉夏くん……?)
琥一
〇〇「琥一くんたちってさ、雰囲気は少し近寄りがたいけれど、お友達が多いよね?」
琥一「ハァ……なんだそりゃ? メンドクセーな。」
〇〇「あ、照れてる?」
琥一「……ウルセー」
〇〇「ねえ、2人は普段どんなことを話してるの?」
琥一「飯のこと、バイクのこと。あとは……バイトと――」
〇〇「ね、ねぇ。学校のことは?」
琥一「あぁ、話すな。昼メシのこととか、抜け道のことなんかをな――」
○○(ダメだこりゃ……)
〇〇「琥一くん、お料理上手なんだよね? 得意なのとか、ある?」
琥一「必要に迫られてやってるだけだ。得意っつーか、好きなのは肉だな。」
〇〇「例えば? 肉料理にもいろいろあるよ?」
琥一「……肉だ。」
〇〇「ねえ、琉夏くんってさ、小さい頃はどんなだったの?」
琥一「アイツか? まぁ……今とたいして変わんねーよ。」
琥一「少なくとも今よりはかなり素直だったけどな?」
〇〇「そっか。かわいかったんだろうな。」
琥一「……そうなのかもな。」
琥一「……なぁ。」
〇〇「うん?」
琥一「俺らみてぇのは、やっぱ傍から見りゃ悪ぃ虫みてぇなモンなのかって思ってよ……」
〇〇「そんな……」
琥一「俺ら兄弟ははみ出しだ。でもな、オマエに迷惑がかかるようなことはしたくねぇ。」
琥一「誓ってそう言える。俺も、ルカもな。」
琥一「……天秤。」
〇〇「ん?琥一くん、なにか言った?」
琥一「オマエがどっちにどれだけ錘を置くのか。」
琥一「表面はあっちにかけろって思ってる。でも本心は……正直微妙だ。」
〇〇「琥一くん?ねぇ、話がよくわからないよ?」
琥一「いいんだよ、わかんなくて。オマエはな?」
終了
WドキドキMAX
琉夏「ハァ……コウ、どう思う?」
琥一「はしゃぎ過ぎだ。」
琉夏「だよな?」
〇〇「え? えぇと、あの……」
琥一「〇〇、覚悟はできてんな?」
琉夏「今回はマジだよ?」
〇〇「……マジ、なの?」
琥一「やれ!」
琉夏「Wコチョコチョだ!」
〇〇「や、待って! ゴメン!!」
琥一「オイ待て! その辺にしとけ。」
琉夏「〇〇ちゃん、頼むよ……」
〇〇「えっ、あの……」
琥一「…………」
琉夏「…………」
〇〇「2人とも……怒ってる?」
琉夏「怒ってる? ……コウは?」
琥一「俺か? まぁ……怒ってんな?」
琉夏「やっぱ? 俺も。」
〇〇「あの……ゴメンね。」
琥一「ルカ、どうするよ?」
琉夏「そうだな……じゃあ、手を合わせてほっぺの横。」
〇〇「……こう?」
琥一「なるほどな? で、次どうする?」
琉夏「首をかしげて……そうだ、ウインク。」
〇〇「……こ、こう?」
琥一「ま、そう来るわな? で、とどめは?」
琉夏「ゴメンね、テヘ♡」
〇〇「えぇ……」
琥一「やれ。」
琉夏「やるんだ。」
〇〇「……ゴメンね、テヘ♡」
琉夏「いい……」
琥一「だな……」
琉夏「ストップ、ストップだ!」
〇〇「あ、ゴメン!」
琥一「…………」
〇〇「あの……」
琉夏「こういうのさ、楽しい?」
〇〇「こういうのって……」
琥一「トボケんな。分かっててやってんだろうが?」
〇〇「琥一くん、琉夏くん、わたし……」
琉夏「俺とコウ、どっちがいいの?」
〇〇「!!」
琥一「今回ばかりは、白黒つけてもらうぜ?」
〇〇「どっちって、わたし……」
琉夏「そっか。そっちがその気なら……」
琥一「ダブルだな。」
〇〇「えっ、もしかして……」
琉夏「WコチョコチョMAX! 捕まえろ!」
琥一「あいよ!」
〇〇「やだぁー! ゴメン、ごめんなさいっ!!」
琉夏>琥一
琥一「悪ぃな、俺は退散だ。」
︙
〇〇「送ってくれてありがとう。」
琉夏「こっちこそありがとう。なんか、得した。」
琉夏「そんで……ごめんね? これはコウの分。」
琉夏「悪気はないんだ。ただ……ちょっとカッコつけだからアイツ。じゃあね。」
〇〇(琥一くんに悪かったかな……次は気を付けよう)
琥一「オマエらなぁ……」
〇〇「え?」
琉夏「え?」
琥一「ダブルかよ……言いたかねぇけどな、俺がいること忘れてねぇか?」
〇〇「そんなこと……」
琉夏「ゴメン、忘れてたかも……」
琥一「あぁ、そうかい。帰るべ……」
琥一「一応、忠告しとくけどな……」
〇〇「なに?」
琉夏「あ?」
琥一「オマエら、人前でそれはねーぞ?」
〇〇「えっと……」
琉夏「それって?」
琥一「自覚ねぇのかよ……あんまベタベタすんなっつってんだよ。みっともねぇ。」
〇〇「あの……ゴメン。」
琉夏「いいよ、コウは妬いてるんだ。」
〇〇「そうなの?」
琉夏「そうなの。俺たちがあんまりラブラブだから。秘密だけどね?」
〇〇「ふふっ、うん、秘密ね?」
琉夏「秘密ね?」
琥一「ウゼェー!全部聞こえてんだよ!」
琥一>琉夏
琉夏「帰るよ、俺。じゃ……」
︙
〇〇「送ってくれてありがとう。」
琥一「いや、まあ、どってことねぇ。それよりよ……」
琥一「悪かったな、ルカ、機嫌悪くて。」
琥一「俺からも言っとく。オマエもちっと、気にかけてやってくれ。そんじゃ。」
〇〇(琉夏くんに悪かったかな……次は気を付けよう)
琉夏「ハァ……もういいや」
琥一「あ? なんだいきなり?」
〇〇「琉夏くん、どうしたの?」
琉夏「どうしたのって……ラブラブじゃん、2人。」
琥一「あぁ!? バカ、テメェなにを――」
琉夏「はいはいバカだよ。帰ろうかな俺……」
〇〇「琉夏くん……」
琥一「ガキみてぇなこと言ってんな。」
琉夏「バブゥ。」
琥一「テメェ……」
〇〇「やめて、2人とも!」
琉夏「はい、パパ、ママ。」
琥一「…………」
琉夏「キーック!!」
琥一「ドワッ!!」
〇〇「琥一くん!!大丈夫!?」
琥一「イッテーな……なんなんだ、いきなりテメェはよ!?」
琉夏「ストップストップ!……ほらな?」
琥一「だからなんだ!」
琉夏「〇〇、今のシーン再現してみ?どっちの名前呼んだ?」
〇〇「琥一くん?」
琉夏「ほら見ろ。やっぱ、コウばっかヒイキだ。」
琥一「はぁ!?」
〇〇「だって、琉夏くんがいきなり――」
琉夏「カンケーないね。ヒイキだね。」
〇〇「もう……」
琥一「くだらねぇ……ほっとけ、行くぞ?」
琉夏「行くぞ、だってよ。亭主関白かよ。」
琥一「ウルセー!」
琉夏「わかったわかった。もう、いいよ。」
琥一「あ?」
〇〇「なに、琉夏くん?」
琉夏「いいから2人とも、ほら、くっついて。」
琥一「バ――何言ってんだ、テメェ……」
琉夏「照れてる……これだからコウは。ね?」
〇〇「えっと、あの……」
琉夏「あら、こっちもだ。……しょうがねぇなぁ。」
琥一「なに絡んでんだ、テメェは。」
琉夏「ウルセー。くっつけくっつけ。」
〇〇「もう、琉夏くん!」
琥一「ルカ。テメェ、大概にしとけよ?」
琉夏「そうするか。2人とも、顔真っ赤だし。」
琥一「…………」
その他
※2人ともドキドキMAXではない状態。W大接近での2人のゲージの状態に応じて組み合わせ選択される
優勢
「ゴメン、コウ。ちょっとラブラブ過ぎ?」
「楽しかったー! 俺は。」
「見てみて、コウ、妬いてる。」
平等
「ちょっとはしゃぎ過ぎ? オマエらもだろ?」
「あれ、もう着いちゃった。3人だと、ガキの頃みたいに盛り上がるな?」
「ハァ~ア! やっぱ3人だと、はしゃいじゃうな?」
「なんかさ、まだ帰りたくなくない? いや、なくなくない? あれ?」
「ハァ! いい一日だ……でも短すぎる。だろ?」
「3人だとさ、やっぱ、時間たつの早ぇ。」
「楽しかった! また行こうぜ、3人でさ。」
「ハァ〜遊んだ遊んだ!」
劣勢
「閃いた。……次はさ、コウ達2人で行けばよくない?」
「そりゃ楽しかったよな、コウは……」
「ヒイキだ、ぜったいヒイキだ……」
優勢
「あぁ……こういうのも、悪かねぇな。ガラじゃねぇか。」
「ハァーア、と! ま、悪かねぇ一日だった。」
「おいルカ、しけたツラすんな。」
平等
「一日が短いんじゃねぇ、俺らがはしゃぎすぎなんだ。だろ?」
「時間たつのが早ぇな。まぁ、俺ら3人一緒じゃ、こうなるわな?」
「オマエら、ガキじゃねぇんだからよ。まあ、俺もか。3人だと、こうなっちまうな?」
「おい、3人でつるむのも悪かねぇな?」
「こんなに笑ったのよ、ガキの頃以来か?」
「やっぱ3人が丁度いいんだ。俺らにはな。」
「オマエラな、はしゃぎすぎだ。」
「3人だとよ、どうにも、はしゃいじまうな?」
劣勢
「オマエらな……遠慮ってもんを知れ。」
「へぇへぇ……よかったな、ルカ?」
「いいんじゃねぇか?ラブラブでよ?」
「はぁ〜あ、と……よくわかんねぇ日だった。」