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紺野 玉緒 外出会話 - (2013/02/15 (金) 06:33:41) のソース

#contents

**紺野・琉夏 繁華街
#blockquote(){#divclass(hide){琉夏「そうそう・・・さすがカイチョー、わかってんね。もう一回言って?」
紺野「何度でも。つまり君は――」
○○「紺野先輩と琉夏くん。」
紺野「○○。」
琉夏「あ、○○」
○○「もしかして・・・琉夏くんがまた何か?」
琉夏「えぇー・・・・・・カイチョー、言ってやって。ほら、さっきの。」
紺野「いいよ?今、琉夏くんの暮らしぶりの話を聞いてたんだ。本当に立派だと思うよ」
  「働いて、自活して、学校にも通ってる。・・・まあ、100点じゃないにしてもね。」
○○「そっか・・・」
琉夏「それから?なんだっけ?」
紺野「それから、自由な精神を持ってる。多少、はき違えているにしても。」
  「僕には学校のみんなが、君をヒーロー扱いするのもわかる。」
琉夏「聞いた?」
○○「聞いたよ。ヒーローか、なるほど・・・」
紺野「だから――」
琉夏「いけね、俺、バイトだ。そんじゃね!」
紺野「いやちょっと、話はここから―― 逃げられた。」
○○「先輩?」
紺野「“だから、君ならきっとみんなの模範になれる。そうは思わないか?”そう言いたかったんだ。」
○○「そうだったんですか・・・・・・もう、琉夏くん!」
紺野「また捕まえるさ。毎日声をかけてれば、いつか本当の話が出来るんじゃないかって思ってるから。」
○○「本当の話、ですか?」
紺野「そう。僕にはね、彼が人を脅して乱暴なだけの、いわゆる不良だとは思えない。・・・やっぱり、甘いかな?」}}
  
**紺野・新名 繁華街
#blockquote(){#divclass(hide){○○(あ、紺野先輩とニーナだ。珍しい組み合わせ……)
紺野「へぇ、詳しいんだな!テレビにはこの前出たばかりなのに。」
新名「ネットだと割と前から人気あったんスよ、あのコンビ。レギュラーも一本持ってるし。オレはそれで。」
紺野「ネットか。僕も気になってるんだけど、そこまでチェックしきれなくて……」
○○「紺野先輩、ニーナ!」
新名「○○。チーッス。」
○○「ふふっ、チーッス。何の話、してたの?」
新名「お笑いの話。玉緒さんがDVD買ったっていうからさ。ね、玉緒さん。」
紺野「ああ、うん、そうなんだ。彼がやたらと詳しくてね。僕より詳しいくらい。
僕の周りでここまで話せるのは新名君くらいのもんだよ。嬉しいなぁ。」
○○「へぇ~……でも、どうしてこんな所でそんな話に?」
新名「それはまあホラ、いいじゃんそのことは! ね!」
○○「?」
紺野「……あっ、そうだ!この前の服装検査で逃げただろ、君。さらに、その前も。」
新名「アハハ……まあ、その前の前もかなー、みたいな?」
紺野「みたいな? って……
それで、偶然見かけたから週明けに直してくるように厳重注意をしようと思って声をかけたんだ。」
○○「なのにいつの間にかお笑いの話に……」
紺野「危うく流されるところだった。じゃあ新名君、本題にーー」
新名「お疲れっした!さいなら!」
紺野「あっ、待て、何度も逃がすか!今日こそは……!」
新名「うまく話題を逸らしたと思ったのに~!」
○○(ごめん、ニーナ……
それにしても……紺野先輩、違反した生徒の履歴をみんな覚えてるのかなぁ)}}

**紺野・設楽 公園通り「待ち合わせ」
#blockquote(){#divclass(hide){紺野「前も言ったろ。ああいうのに応えちゃ駄目なんだって。」
設楽「ああいうのってどういうのだよ。具体的に説明してみろ。」
紺野「だからー……」
○○(紺野先輩と聖司先輩だ。……ケンカしてる?)
○○「あの、こんにちは。何かあったんですか?」
紺野「やあ、こんにちは。それがさ……」
設楽「こいつが遅れて来たから変な奴に捉まってた。」
紺野「僕のせいだけじゃないだろ。」
○○「変な……?」
紺野「キャッチセールスだよ。布団売られそうになってた。」
○○「……なるほど。この辺多いですもんね。」
設楽「ただ話聞いてただけだ。布団は間に合ってるから買ったりしない。」
紺野「間に合ってるとかそういう問題じゃないよ。」
設楽「だから、おまえが遅れて来なけりゃ、あんなのに捉まらなかったんだ。」
紺野「遅れたのは確かに悪かったけど電車が遅れてたんだからしょうがないじゃないか。」
  「連絡取ろうとしたのに携帯電話がつながらないし……」
設楽「持ってきてないからな。」
紺野「はぁ、いつもこれだ……いざという時に困るから、ちゃんと携帯しろって言ったろ。」
設楽「うるさいな、俺のは不携帯電話なんだ。」
紺野「意味がわからないよ。」
○○「あのー……一体何時に待ち合わせてたんですか?」
紺野「……2時。」
○○「えっ!?もう3時になりますけど……」
設楽「ああもう、紺野がごちゃごちゃ言うから1時間損したじゃないか!」
紺野「設楽がいちいち話をまぜ返すからだろ!」
○○「と、とりあえず移動しませんか?喫茶店とか……」
設楽「……行く。こいつのせいで喉が渇いた。」
紺野「設楽が携帯を持ってればこんな無駄な時間は……」
○○「さあ2人とも、どのお店にしますかっ!?」
  (はぁ……)}}

**紺野・設楽 ショッピングモール「模試帰り」
#blockquote(){#divclass(hide){○○(あ、紺野先輩と設楽先輩だ)
紺野「やあ、こんにちは。」
○○「こんにちは。」
設楽「…………」
○○「……どうしたんですか?設楽先輩、疲れてるみたいですけど……」
設楽「実際疲れてるんだよ。全国模試の帰りだ。」
○○「わぁ、お疲れ様です。」
紺野「僕の通う塾で毎月全国模試をやっててさ、塾生じゃなくても参加できるから、誘ったんだ。」
設楽「結果、貴重な休みを潰した。」
紺野「受験生の言葉とは思えないな……」
○○「全国模試、初めてなんですか?」
設楽「悪かったな。塾に行ったことないんだよ。」
紺野「家庭教師がついてるのかと思ったら、それもないんだって。」
○○「なるほど……独学なんですね?」
設楽「……まぁ、そうだ。」
紺野「…………」
設楽「なんだよ。」
紺野「いや、設楽の成績知ってるから。」
設楽「悪くて悪かったな。」
紺野「勉強してないんだから当然だな。ピアノが上手いわけだよ。」
設楽「…………」
紺野「○○。」
○○「は、はいっ?」
紺野「せっかくだから一緒にお茶でもどう?」
○○「……いいんですか?」
設楽「紺野がおごるってさ。」
紺野「えっ、そんなこと言ってないだろ。」
設楽「男に二言はない。」
紺野「設楽が言ったんじゃないか!」
○○(……ちょっとハラハラしちゃった)}}

**紺野・宇賀神 本屋「占い」
#blockquote(){#divclass(hide){???「蓄積された結果と、新たに収集した情報。あとは星が導いてくれる。」
???「星か……問題はそこなんだよな。」
○○(あれ?あそこにいるのは……)
  「ミヨ!紺野先輩!」
ミヨ「バンビ。」
紺野「○○。」
○○「何話してたんですか?」
紺野「宇賀神さんに、占いについて聞いてたんだ。なかなか興味深い話が聞けたよ。」
○○「へえ……紺野先輩も、星の導きをしんじてるんですか?」
ミヨ「ぜんぜん。頭から疑ってかかってる。占いに科学的な証明を求めるのが、その証拠。」
○○「なるほど……」
紺野「うーん、僕なりに理解しようと思っただけなんだけど。」
ミヨ「頭で理解するんじゃなくて、心で理解しなきゃダメ。」
紺野「心か……」
  「そうだな、僕には難しそうだ。でも、君の話は面白かったよ。これは本当。」
ミヨ「はい。」
紺野「今日は貴重な話をありがとう。不愉快な思いをさせてたら、ごめん。それじゃ。」
ミヨ「…………」
○○「ミヨ?」
ミヨ「紺野玉緒。やぎ座、O型。はばたき学園生徒会会長。温厚で面倒見のいい優等生。」
  「彼の並外れた忍耐力は姉と友人付き合いの賜物。」
○○「えっ?」
  (今のは星の導きによる答えなのかな……)}}

**紺野・花椿 本屋
#blockquote(){#divclass(hide){○○(あ、本屋の前にいるの……紺野先輩とカレン?」
花椿「えっ、ホントに!?それちょっとヤバいですよ。」
紺野「そうかな、必要だと思ったことがないから……」
花椿「ダメです!もったいないですよ!」
○○「カレン、どうしたの?大きな声で……」
花椿「あ、バンビ〜!どしたの?買い物?」
○○「うん、そんなとこ。こんにちは紺野先輩。」
紺野「やあ、○○。」
花椿「そーだ、バンビ。会長のことどう思う?」
○○「えっ!どうって……?」
花椿「無いよね?このカッコは。」
紺野「………………」
○○「えっ……!?」
花椿「制服のときは、ビシッとカッコいいのになー。」
  「ハンサムなんだから、ファッションに気をつければもっとモテちゃいますよ?」
紺野「モテ……いや、僕は別にーー」
花椿「モテましょう!じゃあ今度、うちのお店に来てくださいね?」
紺野「あ、ああ……それじゃあ、またね。……雑貨屋シモン、か。」
○○「は、はい……さようなら。」
花椿「……あれ?」
○○「どうしたの?」
花椿「そこでバッタリ会って、オススメ参考書を教えてもらうはずだったのに……」
  「なんでファッションの話になったんだっけ?」
○○「知らないよ、もう……」
  (カレンにかかると紺野先輩もタジタジだなぁ)}}

**紺野・設楽(卒業後) 「サークル」
#blockquote(){#divclass(hide){設楽「……あ。」
紺野「○○。」
○○「あ、紺野先輩、聖司さん。どこ行くんですか?」
紺野「大学だよ。サークル。」
○○「聖司さんも?」
設楽「まぁ、そう。」
○○「?」
紺野「チェスサークルを探すんだってさ。一流大学なら多分あると思うから。」
設楽「うちの音大、ろくなサークルがないんだ。」
○○「でも、他の大学の生徒が入れるんですか?」
紺野「誰でも入れるよ。僕が所属してるテニスサークルもインカレだし。」
○○「……いんかれ?」
紺野「あ、ごめん。いろんな学校の生徒で構成されてるサークルってこと。」
○○「へぇ……」
  「もしわたしが違う大学に進学しても、同じサークルに入れるんですね。」
紺野「うちのテニスサークルなら大歓迎だよ。」
設楽「チェスやれよ。あまりやる奴いないから相手探すの大変なんだ。」
紺野「勧誘するならサークルを見つけてからにしろよ。」
設楽「テニスサークルなんかテニスやるフリして騒いでるだけの、浮かれた集団だぞ。」
紺野「偏見だ。うちはちゃんと練習してる。」
設楽「どうだか。」
○○「えーと……」
  (勧誘合戦が始まっちゃった)}}





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