放映No.16 脚本 [[上原正三]] 監督 [[山際永三]] 特殊技術 [[高野宏一]] 始祖怪鳥[[テロチルス]]登場 放映年月日 1971年7月16日 内容 怪獣事件に、本来怪獣とは無関係な大人同士の愛憎劇を加えた本作ならではの力作前後編。 都会の生活に挫折した青年が、富豪と婚約した元恋人を恨んで起こした爆弾事件が、偶然飛来したテロチルスによって複雑化した。 ドラマ前半は、東映映画や『特別機動捜査隊』などで刑事役を多く演じた南川直を刑事役に迎え、通常の犯罪ドラマに近いテイストで演出されている。 また、他人(特に女性)の心情に疎いという[[郷>郷秀樹]]の設定が前面に出て、郷、[[アキ>坂田アキ]]、[[浩>横川浩]]、[[由起子>小野由起子]]の関係を揺さぶることによりドラマを進めている。 その一方で、様々な手がかりからテロチルスの謎に迫っていく郷と[[MAT]]の捜査や、超生物として描かれるテロチルスの生態など、怪獣ドラマとしての基本もしっかりとおさえられている。 火山島における[[ウルトラマン>ウルトラマンジャック]]とテロチルスの緊迫した戦いのまま、物語は[[後編>怪鳥テロチルス東京大空爆]]へ続いていく。