MAT
帰ってきたウルトラマン大百科@スタビライザー内検索 / 「MAT」で検索した結果
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MAT
本作ドラマの中心になる怪獣攻撃部隊。 MAT(マット)とは Monster Attack Team(怪獣攻撃隊)の略称である。国際連合の地球防衛組織に属し、日本支部は日本政府・地球防衛庁の指揮下にある。 本部はニューヨークに置かれ、世界各国に支部があるが、劇中で他国のMATの活動はほとんど描かれていない。 日本支部は東京湾の海底に主要施設があり、特殊な航空機や潜水艇、宇宙艇などの戦力を有している。また、中央区神田錦二丁目に地上施設が存在する。 基本的に少数精鋭主義で、通信班、整備班、科学班などのスタッフは存在しているが、実戦は隊長を中心とする6名の隊員のみで行っている。 巨大怪獣にとどめを刺すほどの戦果はなかったが、探索活動やウルトラマンへの援護などで多くの功績を残している。組織的な立場は不安定で上層部との対立や解散の危機もあったが、その都度実績を持って乗...
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岸田長官
5話、6話、14話に登場。 MAT日本支部に対して指揮権を持つ地球防衛庁の責任者。 岸田隊員の叔父でもある。 MATに対しては高圧的な態度で臨み、MN爆弾作戦やスパイナー作戦など周囲へのリスクが高い作戦を採用する傾向がある。また、MAT本来の使命よりも組織の対面を重視するような言動も見られる。そのため、MATのメンバーからはあまり良い印象を持たれていない。 しかし、グドン、ツインテールとの戦いでは最終的にMATの熱心な提案を認めて麻酔弾作戦を採用し、シーモンス、シーゴラスとの戦いでは東京都民の立場に言及してMATを叱咤するなど、MATの使命を理解している一面も垣間見せている。
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地球防衛庁
日本政府内におけるMATの上部組織。 MATは国際連合の組織であるが、日本国内での活動については地球防衛庁の指揮下に入っている。 責任者である岸田長官が、社会的に大きな影響のある作戦を立てたりMATの解散を示唆したりしていることから、その権限はかなり大きいと思われる。 劇中では、岸田長官や佐竹参謀がMAT本部に出向いてくるだけで、その組織の実態は描かれていない。
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ナックル星人
...強力火薬サターンZをMATから強奪した。 そして、作戦の詰めとして坂田アキと健を暗殺し、郷=ウルトラマンの心を動揺させた。 その後、研究所長に変身していた指揮官が、星人の姿に戻って巨大化し、ブラックキングと共闘してウルトラマンを倒してナックル星に拉致した。 その後も、宇宙艦隊で宇宙ステーションV1を破壊し、特殊電磁波でMAT基地の機能を麻痺させ、丘以外のMAT全員を意識コントロールするなど、打てる布石をすべて打っていた。 しかし、ウルトラマンが初代ウルトラマンとウルトラセブンに救出されたことで、すべての計画が狂い、主力の宇宙艦隊はスペシウム光線で壊滅、MATを利用した郷の暗殺も一人正気を保っていた丘のために失敗した。 指揮官は、ブラックキングを伴って最後の勝負を挑むが、ウルトラマンとMATの反撃でブラックキングを失ったところを、ウルトラ投げで頭から地面に叩きつけら...
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加藤勝一郎
1話~22話に登場。 MAT日本支部の初代隊長。年齢38歳。設定では、元陸上自衛隊一佐。 1話で復活した郷秀樹の勇気と生命力を見込んでMATにスカウトした。 厳しさの中に温厚さを兼ね備えた人格者。若い隊員たちに接するときには教育者的な側面も見せ、2話では自分の能力におぼれ増長した郷秀樹を見事に立ち直らせている。また、3話では霧吹山での怪獣の存在をめぐる隊員たちの対立を解消するために単身で霧吹山の調査に向かうなど、個性派集団としてトラブルも多かった初期のMATをよくまとめていた。 組織内での立場は磐石ではなく上層部と現場との板ばさみになる苦悩も見せていたが、5話では岸田長官の命令に逆らって民間人救出を優先し、6話では怪獣を東京の街もろとも破壊するスパイナー作戦にMATの立場をかけて反対するなど、MATの本来の使命を理解しそれに従って行動する意志の強さを示していた。 ...
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バット星人
...致して郷秀樹を脅し、MATの出動中にMAT本部の原子炉を爆破して動きを封じるなど、直接対決以外にもウルトラマン打倒のための布石を着々と打っていた。 しかし、予想を超えたMATの抵抗のために人質を奪還され、伊吹隊長のナイフを胸に受けてしまう。反撃のために巨大化し、ゼットンと組んでウルトラマンを痛めつけるが、ウルトラマンの健闘とMATの援護のために苦戦し、ウルトラクロスで胸を貫かれて絶命した。 その直後にゼットンは倒され、設定ではウルトラの星攻略も失敗に終わっている。
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スパイナー
MATが保有する大量破壊兵器。 その実態は劇中では描かれていないが、小型水爆級の威力を持ち、一発で東京を壊滅させることが可能。 第6話で、岸田長官がグドンとツインテールに対して使用することを決断し、その作戦に当たっては東京都民に避難命令が発令されたことから、その破壊力がうかがわれる。 発射準備完了の段階で、MATの説得に応じた岸田長官が使用を延期し、グドンとツインテールはMATとウルトラマンによって倒されたため、未使用に終わった。 『ウルトラセブン』第28話でウルトラ警備隊が同名の超強力火薬を使用したことがある。
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丘ユリ子
1~32話,34~51話に登場。 MAT隊員№5。MAT日本支部でただ一人の女性隊員。主にオペレーターを担当し、他の隊員よりも現場での実戦に関わることが少ない。しかし、能力的には他の隊員と変わるところはない。 剣道4段の腕前を持ち、設定では柔道、茶道、華道、三味線もマスターした才女で、実戦に当たってもかなりの能力を有している。他のMATメンバーがナックル星人に洗脳されたときは単独で対処し、銃殺されかけた郷の危機を救っている。 クールでプライドの高さも垣間見せるキャリアウーマンであるが、割と保守的な一面もあり、内勤が多い自分の立場については「女は家を守るもの」という考えで納得しているらしい。 4話のシナリオでは、郷に個人的関心を寄せるような言動で、アキをやきもきさせていたが、劇中では同僚として以上には意識していなかったらしい。 一度宇宙怪獣フェミゴン?に憑依...
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坂田健
郷がMAT入隊前に働いていた坂田自動車修理工場のオーナー。元はレーサーだったが、レース中の事故で足が不自由になりレーサーとしての夢を郷に託していた。郷にとっては実の兄同様の存在であり、MAT入隊後も様々な助言を行って郷の成長に貢献している。 沈着冷静で寡黙な性格だが、内心にはレースへの情熱と郷や家族への優しさを秘めている好漢である。また、博識で好奇心が強く怪獣事件の渦中に身を置くことも少なくない。35話では日本へ近づく異常現象に興味を持ち、郷と共に調査に向かっている。 技術者としての能力も高く、MATからの依頼を受けてマットビハイクルに装着するスタビライザー(安定翼)を開発している。 郷と共同開発したレーシングカー流星号は、郷が一度死亡したときに供養のために坂田の手で燃やされたが、MATの仕事がないときの郷と共同で後継機「流星2号」の開発を続けていた。 しかし、郷を狙うナ...
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ウルトラの星光る時
...機能を麻痺させられたMATへナックル星人からの降伏勧告が告げられ、さらにそしてMAT隊員たちは次々に罠に落ちて洗脳と、さらなる絶望感がたたみ掛けるように演出される。 しかし、ここまでの絶望感があればこそ初代ウルトラマンとウルトラセブンの来援に始まる逆転劇は、当時の視聴者への衝撃的なクリスマスプレゼントとなった。 坂田兄妹を失った郷の絶望的状況を救ったのが、ウルトラ兄弟の友情であったというカタルシスは、それまで37話まで積み重ねられてきた坂田兄妹と郷との絆、そして本シリーズ以前に存在した2本のシリーズがあればこそのインパクトであり、本エピソードは一期一会の奇跡的なクライマックスであったと断言できる。 ここで登場したウルトラマンとセブンは、それぞれの主題歌をバックに登場し、ハヤタとモロボシの姿や必殺技も披露するなど、かつての作品世界も背負っている。その点においても、数多...
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帰ってきたウルトラマン
...下、物語は怪獣攻撃隊MATに入隊した郷=ウルトラマンと、怪獣や侵略星人との戦いを描きつつ、郷自身の成長も描く青春ドラマとして展開していった。内容的にも正攻法の怪獣物から、怪獣事件にかかわる人間の心理を中心に描いたサスペンスドラマ、怪獣や侵略星人をモチーフにした風刺劇など、バラエティに富んでいる。 第2次怪獣ブームが変身ヒーローブームに変質し、「仮面ライダー」や「宇宙猿人ゴリ」などの競争相手も存在する中で、一定の人気と平均20%以上の高視聴率を獲得し、以後21世紀まで続く長期シリーズを軌道にのせることに成功した記念碑的作品でもある。 誕生まで 1968年に「ウルトラセブン」は終了し、怪獣ブーム以降の路線を開拓すべく登場した「マイティジャック?」「怪奇大作戦?」は新たなブームを作るまでに至らず、円谷プロの番組制作は一時中断する。番組制作が途絶えた同社内では、大規模...
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佐竹参謀
...の参謀を務めている。MAT日本支部へ出向き、地球防衛庁の意向を伝える役割が多い。 初登場時は、岸田長官と共にMATに対して高圧的な態度を取り、岸田長官にスパイナーの使用を進言するなど、タカ派のイメージが強かった。また、マグネドン?との戦いや、キングボックルの陰謀で上野に殺人容疑がかかったときに、MATの解散をほのめかしており、現場に対して権力を行使する傾向が強い。 シナリオではモグネズン出現のきっかけを作った旧日本軍への怒りを語り、彼なりの正義感も持ち合わせていることが示されていたが、本編では描かれなかった。 キャストは『ウルトラQ』の万城目淳、『ウルトラセブン』のタケナカ参謀を演じた佐原健二。撮影中、岸田長官役の藤田進は、佐原が特撮作品における司令官役を担うことを見越して、本来岸田長官のものである台詞をいくつか佐川参謀に譲っていたとのこと。
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グドン
...。鎧のような身体は、MATの通常攻撃はもちろん、MN爆弾も通用しない強度がある。 常食の対象であるツインテールを追って、新宿の造成地に出現し、結果的にツインテールと共闘してウルトラマンを敗北に追い込んだ。 その後、ツインテールを追って都内を徘徊し、東京を壊滅状態に陥れた。 最後には、ツインテールを追って第4埋立地に出現し、MATやウルトラマンとの決戦に及ぶ。MATの攻撃で失明したツインテールの急所に噛みついて、これを絶命させるが、食べることが出来ないままウルトラマンのスペシウム光線で爆死した。 同族が「ファイヤーマン?」第9話に登場し、日本近海で肉食剣竜ネロギラスに補食され、ズタズタにされる。 また、「ウルトラマンメビウス?」では、同族が34年ぶりに出現して、ウルトラマンメビウスやGUYS?と対戦したり、ボガールに補食されたりしている。
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マットアロー1号
MATの主力戦闘機。 通常はMAT海底基地の格納庫で待機しており、出動時にはエレベーターで運ばれて、無人島の海岸に設置された灯台状のゲートから発進する。 VTOL機能と強力な武装を備えた複座式戦闘機で最大速度はマッハ5。武器は主翼の機関砲とミサイル、機首のレーザー砲など。 高い運動性と堅牢な機体が特色で、怪獣への攻撃に威力を発揮していた。 『ウルトラマンメビウス?』では同型のGUYSアローMA1型が登場している。
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宇宙ステーションV1
MATの宇宙ステーション。 その任務内容や地球からの位置などの詳細は語られていないが、劇中の時系列から、地球の衛星軌道を離れた外宇宙に位置していたと考えられる。 第38話でナックル星人の宇宙艦隊に包囲され、なすすべもなく光線砲の集中砲火で破壊されてしまった。 MAT隊員たちの反応から見て、加藤隊長の転任先とは別の宇宙ステーションのようである。
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郷秀樹
全話に登場。 MAT隊員No.6。年齢23歳。坂田自動車修理工場に勤めていたレーサー志望の青年。タッコングの東京襲撃で、少年と子犬をかばって命を落とすが、その行為に感動したウルトラマンから命を託されて復活した。 その勇気と生命力を買われてMATに入隊するが、ウルトラマンとしての超能力ゆえに当初は孤立することも多い。しかし、多くの戦いを経て戦士として、一人の青年として成長していく。 他のウルトラ戦士のような変身アイテムは持たず、人間として全力を尽くしてピンチに陥ったときに自然にウルトラマンに変身する。ただし、ウルトラマンから成長を認められたためか、シリーズ後半では自分の意志による変身も可能になる。 ウルトラマンに変身する前でも、常人以上の視力・聴力とテレパシー能力を持ち、怪獣出現の前兆を感じることや宇宙人との会話が可能であるが、それを他のMAT隊員に伝えることができな...
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上野一平
全話に登場(33話は声のみ)。 MAT隊員No.4。郷と同格の若手隊員。 勤務中に星占いに興じたり、喉が渇いたというだけの理由でパトロールを中断するなど、典型的な不良隊員かつコメディリリーフのイメージがある。また、射撃と柔道の達人である南や、戦術家で科学者でもある岸田と比べると、他の隊員と比べたときの際立った特技がなく、その実力にもかかわらず印象的に損をしている。 しかし、本心では天涯孤独な自分の居場所としてのMATを大切に思い、その任務に命を賭けている。一見不謹慎に見える行動も、MATこそが自分が自分らしくしていられる「家」と思っての安心感から来ているらしく、彼の陽気な言動がチームのムード作りに貢献している面も無視できない。 地底科学の権威・小泉博士の世話になっていた時期があり、博士の娘チドリとも実の兄妹のような仲であるが、それだけに小泉博士が地底人キ...
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南猛
1~32,34~51話に登場。 MAT隊員No.2。MATの副長格。 現場では隊長に代わって指揮をとることが多い。 温厚実直で、誰に対しても優しい態度で接する好人物。入隊当初孤立しがちだった郷をよくフォローした。 その優しさと誠実さは、気が弱く他の子供たちから「じゃみっ子」といじめられていた少年時代の苦悩の裏返しでもあったことが25話で明らかになる。 射撃の金メダリストで柔道も得意とする一級の戦士である。 実家は長野県の牧場で母親が健在。恋人がいることもほのめかされているが、いずれも劇中には登場しない。 おしゃれをして都会の雑踏を歩くのが好きという一面も設定されていた。しかし、劇中での私服姿は32話と37話のみで、いずれも捜査中の姿だった。(主役話 9話、25話)
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マットサブ
...員:2名 MATの小型特殊潜航艇。怪獣攻撃や探索に使用されるMATの唯一の海中戦力。1号と2号が確認されている。 左右の赤いパーツはバラストタンクとエンジンを兼ねており、海水を後方へ噴射して推進する。 主武装は魚雷で、船底に特殊爆弾や水中ミサイルをオプション装備できる。劇中ではZ弾を搭載した。 航続距離が短いため、主に東京湾付近で使用され、設定では遠方への空輸が可能。 第2話の対タッコング戦と第16話での墜落機捜索に使用された。(ただし、16話は2話の映像の再使用)
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マットビハイクル
MATの専用車両。白地に赤のラインを加えたスポーツカータイプの自動車で、主にパトロールと捜査に使用される。 必要に応じて、屋根にパトライトやミサイルランチャーが装着される。また、第32話では迷彩塗装をほどこしたタイプが登場している。 37話で後部に坂田健が開発したスタビライザーが装着され、高速走行時の安定性が向上している。 ほぼ全話に登場し、MATの“足”として様々な場面で活躍した。 撮影用車両はマツダのコスモスポーツを使用しており、後に塗装を変更して『ジャンボーグA』で立花ナオキの自家用車として使用されている。
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スペースアロー
全長:15m 重量:18t 乗員:1名 MATの宇宙戦闘機。 撮影用モデルはマットアロー1号を改造して作られており、当然、形は酷似している。 劇中解釈としては、マットアロー1号を宇宙航行用に改造した機体とも考えられるが特に設定はされていない。 劇中の登場が少なかったため、武装や航行能力については確認されていない。 海岸の岩場をくりぬいて作られた専用のゲートから発進する。 第29話?でMAT無人ステーションNo.5?の点検のために出動したのが、劇中で確認された唯一の使用である。 第38話では、ナックル星宇宙艦隊に包囲された宇宙ステーションV1を救援するために出動しようとするが、敵の妨害電磁波のために発進できなかった。
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横川浩
...る一方、父親を通じてMATに抗議を申し入れる。 由起子の失明や、テロチルスの脅威についてもMATと郷を責めるが、由起子を人質に話し合いを迫る三郎に怯え、逃げ出してしまう。 立場的には明らかに被害者であり、その行動には筋が通っているが、周囲を見下す態度や最後に逃亡したことなどが卑劣さを印象づけている。
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ウルトラ抹殺計画
...ルトラマンを牽制し、MATの海底基地を破壊するなど様々な手を打っていた。しかい、MATの思わぬ抵抗とウルトラマンの健闘によってゼットンと共に葬られてしまう。 M78星雲方面の作戦の結末は劇中では描かれていないが、ウルトラマンが急遽地球を去って救援に向かい、次作「ウルトラマンA」の第1話でウルトラ兄弟全員が元気な姿を見せていることから、失敗に終わったと思われる。
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モグネズン
...ィルムからその存在がMATに知られた。 音に敏感で、騒音の音源を襲う習性がある。 毒ガスの他にも、地底に潜る能力、俊敏な動き、背中のトゲから発する電撃など多くの能力を持ち、毒ガス攻撃でウルトラマンを追い詰めた。 しかし、MATが投下した可燃性ガスをウルトラマンがスペシウム光線で燃焼させたことにより、一帯の毒ガスが中和されてウルトラマンの逆襲に遭い、ウルトラスピンキックの直撃で絶命した。
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グロテス星人
...美奈子を人質に取り、MATの解散とMAT海底基地?の破壊を要求してきた。 さらに、村にあったご神体を巨大化させたコダイゴンを操り、村を攻撃した。 地上から速射砲でコダイゴンを援護していたが、人質を奪還されて形勢不利になると巨大化し、コダイゴンと協力してウルトラマンと対戦した。最後は、ウルトラスパークで身体を真っ二つにされて絶命した。 言葉遣いは地球に順応していて、人間くさい日本語の悪態を語るのが特徴。 彼を人々が「星人」と呼んで以降、ウルトラシリーズでは宇宙からの侵略者を星人と呼ぶことが定着した。
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ゼットン
...いる。 初戦ではMATの航空戦力を壊滅させ、最終決戦ではバット星人との共同作戦でウルトラマンを追い詰めた。 しかし、ウルトラマンを援護するMATの白兵戦攻撃で戦いを五分に持ち込まれてしまう。そして、指揮者であるバット星人がウルトラクロス?で倒された隙に、ウルトラハリケーンで上空へ投げられ、無防備状態のままスペシウム光線を受けて爆発四散した。
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ツインテール
...第4埋立地に出現し、MATやウルトラマンとの決戦に及ぶ。MATの攻撃で失明したところで、急所である上部の発光器をグドンに噛まれて絶命した。 生まれたての個体はエビのような味で美味との設定があるが、劇中では確認されていない。 同族が「ウルトラマンメビウス?」第6話、第9話に登場し、その際に水棲生物であることが確認されている。
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坂田自動車修理工場
郷秀樹がMAT入隊前に勤務していた自動車修理工場。 海に近い下町にあり、坂田家の住居を兼ねている。 事務所と作業場があるだけの小さな工場で、裏手の埋め立て地に古タイヤなどが置かれている。 郷が退社してからは坂田健一人で切り回しているが、その後も郷がしばしば訪れて、本業の傍らでレーシングカー流星2号の組み立てを行っている。 本業についての描写は少ないが、坂田健が忙しそうに作業しているシーンが散見され、MATからマットビハイクルに装着するスタビライザーの製作を依頼されていることなどから、技術的な信頼は得ていると思われる。 また、自動車修理だけではなく、34話では水野一郎から研究機材を支えるスタンドの製作を依頼され、数時間で完成させている。 郷をレーサーとして、自動車レース出場を目指していたが、37話で坂田がナックル星人に暗殺されて以降、閉鎖され...
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シーモンス
...ていた。 MATは、「シーモンスの歌」の内容が未解明であるため攻撃には慎重になっていたが、セメント工場の工場長が自衛隊に攻撃を依頼したため、二度にわたってシーゴラスを呼び寄せた。 角を、シーゴラスの角と同時に発光させることで、竜巻を起こした。また、シーゴラスの角との間で稲妻状のバリアーを張って、ウルトラマンを金縛り状態にした。最後は、MATの攻撃でシーゴラスが角を折られたため形勢不利になり、シーゴラスと共に海へ逃げていった。
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ベムスター
...地球に接近した際に、MATステーション?を丸呑みし、地上に降りてからはガスタンクを好んで食べていた。 頭部の角から発射する破壊光弾と、両手の鋭い一本爪が武器で、空中戦ではMATの航空戦力を半壊させ、格闘戦ではウルトラマンを圧倒。スペシウム光線のエネルギーも吸収し、ウルトラマンを一時撤退に追い込んだ。 しかし、ウルトラセブンからウルトラブレスレットを受け取って帰還したウルトラマンと再戦し、ウルトラスパークで両翼と首を切断されて絶命。その遺体は自爆炎上した(おそらくは体内に蓄えられたエネルギーのため)。 その後、ナックル星人によって再生され、ウルトラマンの戦力調査用として送り込まれるが、以前と同じようにバラバラにされる。(映像流用のため) また、『ウルトラマンタロウ』29話で、異次元人ヤプール?に強化改造されて復活し、ZATとタロウを苦しめるが、塾教師海野の活躍で両目...
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ザニカ
...の意識と言葉を借りてMATに危機を警告した。 バキューモンによってカニ座の星が喰われるたびに苦痛に見舞われ、泡を吹きながら暴れ回ったため、MATやウルトラマンの攻撃を受ける。 ウルトラブレスレットで両手の鋏を切断されたが、真の敵に気が付いたウルトラマンがバキューモンを倒し、カニ座の星々も元に戻ったため苦痛から解放された。 ウルトラマンに感謝するような仕草を見せた後、カニ座に向かって飛び去っていった。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (50)
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麻酔弾
MATバズーカ?の弾頭に強力な麻酔薬を仕込んだ対怪獣用の弾頭。 第6話?でツインテールの両眼に撃ち込まれ、相手を失明させると同時にその動きをにぶらせ、結果的にグドンにツインテールを捕食させることに成功した。
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伊吹葉子
...りもしていた。 MATとウルトラマンの活躍で無事救出された。
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ウルトラ5つの誓い
...ミ子を人質に取られ、MATの戦力の大半を破壊されるという最大のピンチの中で、郷は初代ウルトラマンを倒した最強怪獣ゼットンを迎え撃つことになる。 「戦死」という形でMATの前から姿を消した郷は、次郎とルミ子にだけ別れを告げ、「ウルトラ5つの誓い」を残してウルトラマンとして地球を去って行った。 コメント このエピソードは、ファンの評価は決して高いとは言えない。 全体的な完成度としては『ウルトラセブン』に匹敵し、部分的には『ウルトラマン』をも凌駕し、後のウルトラシリーズへの大きな流れを作り出した『帰ってきたウルトラマン』が、評価的には「地味な通好みの作品」にとどまっている理由はいくつか考えられるが、その中でも最終回のインパクトの弱さは大きなものがある。 最終回のマイナス要因としてまず第一に挙げられるのは、ゼットンのイメージが初代のそれとかけ離れていることである...
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伊吹美奈子
...われ人質にされるが、MATとウルトラマンの活躍で無事救出された。 38話の改訂前シナリオではラストシーンに聖歌隊の一員として登場する予定があり、坂田兄妹暗殺のくだりが追加された後は家族を失い意気消沈する坂田次郎を励ますことになっていたが、いずれのシーンも未制作に終わっている。
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MN爆弾
5,6話に登場。 MATが所有する強力爆弾で、対象物を爆砕しその周囲を炎上させる威力がある。 岸田長官によって、ツインテールの卵を焼却するための使用命令が下されたが、地下道に閉じ込められた市民の安否を気遣う加藤隊長の判断で使用は中止された。 その後、マットアロー1号に搭載されてグドンの爆撃に使用されたが、堅牢な皮膚を持つグドンには通用しなかった。 画面ではその姿は確認されていないが、上空から近距離で発射されているので、空対地ミサイルと推定される。 以後の使用は確認されていない。
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南條純子
...に意識を乗っ取られ、MATの地上施設に現れて郷と丘に地球の危機を警告した。 その後、暗黒怪獣バキューモンによって星々が食い荒らされて行くにつれて精神が不安定になり、カニ座の星が食われたりザニカが攻撃を受けたりするごとに、ザニカの苦痛を受け取って狂乱していた。 事件が解決しザニカが宇宙に去ったことで正気に戻り、本来の明朗な人格を取り戻した。 演者:横山リエ 横山リエ氏公式ブログ
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サターンZ
MATが保有する超強力火薬。 ニトログリセリンの六千倍の威力があり、一滴でタンカーを破壊し、タバコの箱ほどの量で富士山を吹き飛ばすことも可能。核爆発物ではないので放射能は出ない。 中部山岳地帯の一部を崩して、日本海側の温暖化を図るという大規模工事に使用される予定であったが、輸送隊がナックル星人とブラックキングに襲撃され強奪されてしまった。 ナックル星人の活動拠点である宇宙電波研究所に仕掛けられ、すべての作戦が失敗したときに東京を破壊する計画になっていたが、郷秀樹によって回収され事なきを得た。
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怪獣使いと少年
...、郷と伊吹隊長以外のMAT隊員たちが声のみでしか出演していないなどの異色の演出が、ファンに衝撃を与え多くの話題を提供した。
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魔神月に咆える
...子と美奈子を人質に、MATの解散を要求する。 湖畔の農村を舞台に、美奈子の再登場、父親と指揮官の二つの立場に悩む伊吹など、ドラマ的な見所は多い。 その一方で、人間的な小悪党として暗躍するグロテス星人の演技も印象的である。
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ゴーストロン
...現した地底怪獣。 MATの新兵器X弾の標的にされたが、郷のミスで時限装置モードになったX弾が尾部に撃ち込まれてしまう。 そのため、爆発まで十時間の歩く爆弾と化したまま、東京郊外を移動し、青木高原のダイナマイト工場に接近した。 視力は弱いが、聴力は鋭く、郷が鳴らすサイレンの音に誘導された。 最期は、地中から奇襲したウルトラマンによって大気圏外に運ばれ、そこで爆死した。 撮影用スーツはアーストロンを改造した物であるため、アーストロンの弟であるという設定があるが、劇中では語られていない。
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ハヤタ
... 元々のハヤタは、MAT以前に怪獣や宇宙人の脅威に立ち向かっていた科学特捜隊日本支部の隊員である。 科特隊ムラマツ班の副長格で、養成学校をトップで卒業したエリート隊員でもある。 パトロール中の乗機がウルトラマンと衝突した事故で一度死亡するが、ウルトラマンと一心同体になることで復活し、以後はウルトラマンに変身する力を得る。精神はハヤタのままであるが、時々ウルトラマンの意思が表面に出たような言動も見られた。 ハヤタ自身は、ウルトラマンが地球を去る際に、ゾフィから新たな命を与えられてウルトラマンと分離しており、ナックル星での姿はウルトラマンが変身したハヤタのコピーである。よって、オリジナルのハヤタは『帰ってきたウルトラマン』には一切登場していない。
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東亜スタジアム
...。そしてゼットンと、MATおよびウルトラマンとの決戦の場として指定した。 脚本段階では、「古代ローマの剣闘士のように」というバット星人の言葉通りにスタジアム内で決戦が行われ、ウルトラマンとゼットンが格闘の末にスタンドを破壊して街中に戦いの場を移すという演出が予定されていたが、実際には最初から場外での決戦になった。 撮影には、東京都荒川区の東京球場が使用されたが、その後廃業して取り壊され、現在では荒川区総合スポーツセンターになっている。 なお、「残酷!光怪獣プリズ魔?」でも東京球場が使用されているが、劇中設定では特に同一の場所とは語られていない。 東京球場跡地に立つ荒川区総合スポーツセンター
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アーストロン
...辺の山村を焼き払い、MATの攻撃にもひるまなかった。 力も強く、格闘戦で一時はウルトラマンを圧倒するが、自慢の角を折られて退却しようとしたところを頭部にスペシウム光線を受け、火口に落ちて爆死した。 スーツはゴーストロンに改造されたため、番組中での再登場はなかったが、後年の作品に同族が何度かゲスト出演している。
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伊吹竜
22~51話に登場。 MAT日本支部の2代目隊長。年齢45歳。ニューヨーク本部時代に加藤の上官だった人物で、加藤の後任として22話から着任した。 日本でのデビュー戦である対ゴキネズラ?戦で、いきなりマットアロー2号による見事な攻撃を披露し、その実力を見せつけた。 着任時にいきなり郷に出動停止を命じたように、一見厳しい態度で隊員たちに接する。 しかし、内心では隊員たちをよく理解しており、郷からは「父」と慕われている。 妻と娘・美奈子がおり、家庭では良き父親である。 対怪獣戦では自ら前線に立つことも多く、どんな危機にもひるまない強い意志を持つ猛将だが、頭脳戦に不慣れなためか後半の侵略星人との戦いでは敵の詐術に翻弄されることも多かった。(主役話 22話、31話、42話) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, j...
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大怪鳥テロチルスの謎
...の謎に迫っていく郷とMATの捜査や、超生物として描かれるテロチルスの生態など、怪獣ドラマとしての基本もしっかりとおさえられている。 火山島におけるウルトラマンとテロチルスの緊迫した戦いのまま、物語は後編へ続いていく。
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坂田次郎
...に慕っていたが、郷のMAT入隊後は英雄崇拝に近い感情に変わっている。 怪獣に縁があるためか生物への興味・関心は高く、学校では恐竜研究会に所属している。 兄と姉の死後は郷に引き取られ、同じマンションに住むルミ子にも面倒を見られるようになり、郷をめぐる侵略星人の陰謀に巻き込まれながらも勇気と優しさのある少年に成長していく。 郷が地球を去った後も、郷が残した「ウルトラ5つの誓い」を胸にたくましく生きており、『ウルトラマンA』第10話では郷に関わる超獣?事件でTACメンバーと出会っている。 (主役話 19話、29話、41話、『ウルトラマンA』10話) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
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マットジャイロ
...トアロー1号と共に、MATの主力兵器として活躍した。 ホバリングや低速飛行によって、怪獣との接近戦や、輸送、救助などに能力を発揮する。設定では機体下部の格納スペースで車両類を輸送している。また、機体下に機外に大型機材を吊り下げて運ぶことも可能で、17話ではテロチルスの巣を焼き払うための特殊熱線砲車を輸送していた。主な武装はバルカン砲とロケット弾であるが、作戦に応じて様々武器を換装することが可能である。 設定では、球形のドーム型格納庫ごとエレベーターで海底から上昇し、海面で半球形のハッチが後部に開いて発進することになっているが、映像では発進する瞬間にドームの一部が確認できるだけで、詳細な発進プロセスは映像化されていない。 塗装はマットアローと同様に、銀色の機体に赤いラインが基本であるが、第9話では黄色いラインの機体も登場している。
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怪獣総進撃
...霧火山麓での決戦は、MATの活躍、そしてウルトラマン対怪獣というウルトラシリーズ本来のクライマックスをスタンダードに描いて、ウルトラ本来の魅力をアピールしている。 ウルトラマンの登場について誰も語ることがなく、このヒーローが初代ウルトラマンが帰ってきたのかどうか説明を濁している点が、その後のシリーズに功罪両面での影響を与えているが、シリーズの復活と新作の魅力を十全にアピールした秀作であることは間違いない。
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メイツ星人
... 事情を把握したMATは金山と良を保護しようとするが、良を宇宙侵略者と誤解した住民が廃屋を襲撃し、金山はパニックに陥った警官によって射殺された。金山の死によって、封印の解けたムルチが復活し、皮肉にも町に大きな被害をもたらした。 『ウルトラマンメビウス?』で、息子・ビオが父の復讐のために地球を訪れている。
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