恥子10

hajiko @ ウィキ内検索 / 「恥子10」で検索した結果

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    恥子 第十章 異常者 私はうつろな目で呆然とモニタを見つめていた。 何度見返してもそこに書いてある事は同じだ。 「あなたがこんなに空気の読めない馬鹿だとは 思いませんでした。私を騙していたこと含め 非常に遺憾ですね。正直ウザいですよ。 所詮女なんてこういう生き物ですね。 以後俺に関わらないでください。爆笑」 ……。 言葉が出ない。 こんな事になった経緯を振り返る。 A助様が2chでいつものように闘っていた時 私は彼の力になりたくて、それを してしまったのだ。ううん、初めから コテハンは捨てたのはそれが目的だったのだ。 私は、彼の書き込んだスレッドに擁護の書き込みを して回った。「さすがA助様!!」「名無しは死ねよww」 などまあ、くだらない駄レスだけれども。 正直ゲハ板から離れて飢えていた私は、いつの...
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    ...恥子8 -恥子9 -恥子10 糞コテ恥Wiiことニート恥子の実態を描いた恋愛小説。 涙なしでは読めない感動の話題作! 「ザッピング お兄やん編」作:673氏 未完 お兄やん編 亡霊編 コテの価値は GKコテたちの真実がここにある! PSWに隠された秘密とは・・・? 続きマダー? 「無題(吉田という人物が主人公のお話) 作:いずも◆qxs4bTxme2氏 未完 吉田 後輩にゲームを薦められた男のお話。 はたして吉田の運命やいかに!? 続きマダー? 「無題(『恥子』作中のA助様の心境)」 作:151氏 一発ネタ? 151氏 「無題(エヴァネタ)」 作:81氏  一発ネタ? 81氏 「おれも書いた」 作:おれも書いた氏 一発ネタ やらないか
  • 恥子1
    恥子 第一章 酢豚 カタカタカタカタカタ キーボードを軽快にリズミカルに叩く。 カタカタカタカタカタ 今日の私は調子がいい、ノリノリだ。 カタカタカタカタカタ カチッ 書き込みボタンを、クリック。 「任豚って風呂入ってねえんだろ?(^-^;) くせえんだよお前ら」 そうしてスレッドにレスを一つ刻み込む。更新。 ものの20秒程でレスが付いた、嬉しい。 「それはお前だろ生き恥 さっさと自殺しろ」 お決まりの返答だ、全く馬鹿の名無しは馬鹿の一つ覚えの 馬鹿だから困る。思わずにやける。 顔に掛かった長い髪を手でかき上げ、 なんと返してやろうか思案する。 ベタベタした髪の手触り 前にお風呂入ったのはいつだったっけ・・・ 垢じみた手を一瞥し。 「くせー!任豚くせー!任豚のすっ...
  • 恥子3
    恥子 第三章 輪舞曲 ―A助様@お兄やん ゲハで彼を知らない者は居ない。 遥か遠い昔からゲハに巣くう「怪物」 彼の現れるスレッドには嵐が吹き荒れる。 どんなに穏やかな水面も、彼が足を踏み入れると血に染まる。 なんとか言うゲームライターを手玉にとって 辱めた事件も記憶に新しい。 生きた伝説。それが彼だ。 沢山の名無したちが死に行くカマキリに群がるように 彼に向かっていく― 否、カマキリは生きている。 蟻達は返り討ちにあい食い尽くされる。 彼の論理(ロジック)には何者も太刀打ち出来ない。 見入っていた― 彼の奏でる美しい輪舞曲(ロンド)に。 私という存在の遥か上をいく存在。 私が築き上げてきた「恥Wii」等という名前なぞ 彼の前では一山幾らの駄コテに等しい。 最初のうちは彼に激しく嫉妬した。 いや、ひた隠している...
  • 恥子2
    恥子 第二章 彼 「任天堂の商売は汚い」 と、いうタイトルのスレッドを立ててみた。 今回は久しぶりに食いつきがいい。 リロードする度に5つぐらいレスが付いてる。 1000行くかも、嬉しい。上機嫌で煽る。 ひっきりなしにレスが付く、忙しくて目が回る。 私は矢のように返答し煽る、 自分が何を主張しているのかもよくわからないけど 楽しくて楽しくてしょうがない。 私は中心、私は注目の的なのだ。 集え、名無したち。私が泣かせてあげる。 歯向かう彼らをばっさばっさと切り捨てる。 否、切られてるのは私。 誰が見たって劣勢なのは私。 だけどそんな事はどうでもいいのだ。 私にとってこの行為こそ至福なのだから。 だけど、ちょっと疲れてきた。 さすがにアタマの回転が追いつかないので少し休憩を入れる。 「ほんとお前ら頭悪すぎだろ(^-^;) ...
  • 恥子6
    恥子 第六章 リビドーⅡ 昼間の出来事が蘇る。 私を拒絶した彼。 「お前らって女とマトモに会話できんの?(^-^)」 悔しい。憎い。腹立たしい。 どうして私は― 「ちんこにカビ生えてるぞ童貞クン(^0^)」 ―マトモに恋も出来ないのか。 「僕ちんはギャルとセクロスしまくりだが(^-^;)」 見た目ってそんなに大事? 「任豚は豚みたいなツラを整形すればいいのに(^0^)」 ああわかってる。それはとても大事な事なんだよね? 「やっぱ人間顔が全てでしょ(^-^;)」 ―――だけど 「おちんちんたってきた(^0^)」 性欲を、持て余す。 満たされてないからなのか、それとも私がそういう人間なのか、 セックスに対する感心は人一倍強いと思う。 あの時、「お兄ちゃん」に犯さされたショッキ...
  • 恥子7
    恥子 第七章 サイナラ A助様が今日も嵐を巻き起こしている。 「お前らの稚拙な論理でいくら任天堂を擁護しても 小学生すら納得させれませんよ。ぷ ゲハの重鎮コテである俺のブログは いつも任天堂社員が涙目で監視してますがね。爆笑」 たじたじになって個人攻撃をしだす名無したち。 「50代ニート」「親の年金強奪」 「ハゲ親父」 そんな幼稚な罵倒が繰り返される。 それらを意にも介さず鋭い刃物のような煽りをぶつけるA助様。 そんな彼の様子に思わず見とれてしまっていた。 「いやあA助様は凄いなあ(^-^;) さすがゲハのトップランカー」 返事のかえってこないヨイショレスを添える。 きっと意味などない、なんとなくしたかっただけ。 もしそれに意味があるならば ―私は、A助様に惹かれているからだ。 私の前からいなくな...
  • 恥子9
    恥子 第九章 一般人 ようやく偽装工作、否、 私の願いを成就するための礎が出来た 「SATOちん☆のにちじょー」という名の ブログを一週間分書き上げたのだ。 内容はまあ・・・どこに買物いっただの ナントカにハマってるだのアレが美味しいだの 殆どはグーグルで集めた私にもよくわからない 情報である。時折ゲームネタを織り交ぜて いるが、このさじ加減が難しい。 よく任天堂信者が一般人一般人などと連呼 しているが、なんと滑稽な区別の仕方なんだと思う。 まるで自分が一般的では無いと言ってる様な物ではないか。 まあ・・・私は・・・そうなのだろう。 ネット以外で人との関わりなど無い。 故に「一般人」とやらがどういう毎日を送っているのか 知らない。だけどまあ、多分、A助様もそんなに 詳しくはないと思う。だけどもウソ臭くない一般人像を 出来るだけ自然に...
  • 恥子8
    恥子 第八章 Let s Google! さて、どうしたものか。 思い切ってコテハンを辞めてみたが、 別に後悔はしていない。 コテなんてただの記号でしかなく 書き込みなんてどんな名前でも構わないのだ。 それに、近頃はいささか「恥Wii」という 偽りの人格に入れ込みすぎたと思う。 それは良くない兆候だ、あのままでは ちと不味い、そう思ったのもある。 (偽りい?だから僕ちんこそが聡子なんだって(^-^)) (聡子は僕ちんになるのが病みつきなくせになあ(^0^)) (恋愛ごっこに飽きたらまたガンガン書き込もうぜ(^0^)) ちょっとあんたはしばらく黙ってろ! それよりも、そんなことよりも。 私が今成すべき事、それは・・・ A助様に、近づく事である。 それにはまず、彼とコンタクトを取らなくてはならない。 ...
  • 恥子5
    恥子 第五章 リビドー FF7のセフィロスのテーマが流れる。 メールの着信音だ。 嫌な予感がして携帯を見る。 ごめん^^; 急に用事が出来た(;つД`) また今度連絡するね ヴァイス 「・・・・・・・」 こういうのは慣れっこだし別にいい。 けど会ってもくれないのはやっぱり堪える。 私はなんだか胸が苦しくなって、 ファーストフード店に入りトイレに駆け込んで 胃の中がカラッポになるまで嘔吐した。 来る途中に電車で食べたポッキーと 鼻水と涙でグシャグシャになる。 「うっ・・・ううっ・・・う・・・」 泣く。私は泣く。 あんなに優しい人だと思った彼も やっぱりみんなと同じだったのだ。 「フェミナの事好きだよw」 「会いたいなw遊ぼうよw」 「じゃあ○○駅前で2時ねw」 彼からのメールを読み返...
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    恥子 第四章 面影 中学生の頃、大好きだったお兄ちゃんがいた。 本当のお兄ちゃんではないけれど、 大学生で1人暮らししているお兄ちゃんは私とよく気が合った。 私はそのお兄ちゃんの家によくお邪魔して、 ゲームで遊ばせてもらっていた。 お兄ちゃんは沢山ゲームを持ってて ゲームの薀蓄にも詳しい、私にとってのヒーローだったのだ。 「お兄ちゃん、これなあに?スーパー32Xって? また新しいの買ったんだ」 「メガドラの拡張ハードなんだぜ、セガはこういうの 出すから好きなんだよなあ」 「ふーん、お兄ちゃんってほんとオタクだね」 「う・・・うるさいな・・・・オタクじゃねえよマニア!」 「違いわかんないってばあ」 等と軽口を叩いたりして、いつものように 仲良くゲームをしていたのだが、 その日はたまたま彼の様子がおかしかった。 ソワ...
  • 151氏
    10月。もう俺の住む中国地方はめっきり冷え込むことも多い。 4日ぶりの屋外は全く知らない町に見えた。 大量の食料品を部屋に放ると、すぐにゲハ板を更新した。 ここはこの世で唯一の俺の居場所だ。 そう、俺が前住んでいた街で「罪」を犯してからは・・・。 何もすることがないので、人をイライラさせるようなレスを繰り返すこと数年、俺はここではかなり認知されている。 最近は数人のフォロワーまで生み出している。 俺のスタンスは反任天堂。実はそれ程嫌いではないのだが、俺とは対照的に順調で、華やかであることへの反感もあるし、なによりウケがいい。 今日も、フォロワーの筆頭である、恥というやつが盛んにスレを立てている。 そして俺が書き込むと、恥は尊敬し、懐いてくる。 どうしても、俺は俺をお兄ちゃんのように慕ってくれていたある少女を思い出してしまう。 俺は、昔、彼女を欲...
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