1197年 神聖ローマ決戦
&bold(){1197} ベネチアの城壁修繕がようやく一息ついたけど、馬の特産地を神聖ローマのジェノバ領にもっていかれてしまったから、こちらの支配範囲に馬がいない。 イコール、ベネチアでは騎士団を編成できない。 たいへん、困るw 幸いハンガリー領が同盟になったから、ケルンとハンガリーをつなぐ街道を完成させれば、重歩兵や十字軍、長弓兵は街道を通じてイギリス本国の文化で編成できるようにはなる。 街道工事を最優先で済ませ、リチャードは再軍備に取り掛かった。 もちろん標的はジェノバで、陥落はできないまでも、支配範囲をすこしでも削れれば、いま奪われている国境地帯の馬の特産地を取り戻せる。 そしてリチャードに騎士団さえ持たせれば、野戦では負けない。 そこから決戦の準備をしよう。まずは馬の確保だ。 イギリス・ハンガリーの街道が整い、夏には歩兵のみだけど、現地の新規兵を加えて、11000人を集めた。 いざ、盛夏には出陣しようかというときに、神聖ローマのほうが動いた。 1197年盛夏、皇族ハインリヒとフィリップ、ダンドロの3軍がパリへ侵攻を開始。その数11000人。 うはぁw これジェノバにまだ3万以上の兵がいるから、後発部隊も出てくるよねw まあ1年半も見逃してくれたほうが奇跡的なんだけど・・・。 来るときが来たかと、ついつぶやくリチャード。 パリにはロビンフッドがいるとはいえ、さすがに4000少々の兵ではきつそう。 ひとまずコーンウォール伯爵もケルンからパリへ全軍を引き連れて急行。なんか今は伯爵でも頼もしく見えるなw ベネチアのリチャードの動きとしては、後背攻撃でパリを援護するしかない、かな? 防衛があまりに薄そうならジェノバを急襲する手があるけど、赤ヒゲのおっさんが居座ってる間は、兵力2万を切らないと危険かな。巻き戻ししていいなら勝てるけど、NGだからなーw せっかくジェノバ攻撃のために整えた戦力が、パリ防衛で消えそうだw リチャード敗れる 秋には交戦に入り、ベネチアからの援軍はリチャード軍をフィリップ軍に、コンラド軍をダンドロ軍に、それぞれぶつける。 コンラドはダンドロ相手によく戦った。地上なら五分五分でいける感じだ。互いに知略が高いため混乱計略も火計も決まらず、歩兵同士の伏兵のしあいという華のない戦闘になったものの、両軍共に決定打を欠き引き分けに終わる。 奇襲を受けた歩兵1部隊が矢の雨を浴びて壊滅したけど、姿を現した弓隊2つを総攻撃して潰せたのは大きい。 うんうん、さすが名将コンラド。ダンドロ相手の戦果としては十分かな。 そしてリチャード。ライバルのフィリップと激突だ。まさかこんな形で出会うとはw ただフィリップはいまや一介の将軍。保有兵力に差がある。リチャードとしては、プライドに賭けて、ここは絶対に負けられない。 ところが・・・ 正面からの殴り合いの中、フィリップの火矢でリチャードの第一部隊が燃え出した。 ちょ・・・なんだってー!?ww 1ターン、2ターン・・・火が消えないw 第二第三部隊の歩兵部隊もフィリップの計略にかかり混乱を始めた。 第一部隊が残り兵力38というまさにギリギリで何とか火を消し止めたものの、ZOCでロクに後退できない・・・敵いしゆみの射程から出られないwww え?ww まずくねww ロビンフッド&コーンウォール伯爵はパリを必死に守る。