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Identity Synchronization for Windows Solaris - (2008/09/24 (水) 04:44:52) の最新版との変更点

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Solarisコンテナ等にインストールする場合はVNCを設定したほうが簡単です。 *Message Queueのインストール(ID Syncサーバ) DSのPKG版のインストーラを起動し、Message Queueをインストールします。 (Communications SuiteのパッケージにもMessage Queueが入っていますが、NGですのでDSのものを使います。) # $java_es-5/Solarisx86/installer メニューに従いMessage Queue3.7UR2を選択し、インストールします。 *ID Syncのインストール(ID Syncサーバ) DSのZIP版を展開し、インストーラを起動します。 # $DSEE/DSEE_Identity_Synchronization_for_Windows/installer/runInstaller.sh 設定ディレクトリホスト:はFQDNを記述します。 (ターミナル内でインストールする場合は、「ldap://FQDN:389」で指定。) 設定パスワード:は、Serverコンソール(後述)のパスワードを入力します。 *Serverコンソールの設定(ID Syncサーバ) ***Serverコンソールの起動 ID Syncのインストール後、Serverコンソール画面が立ち上がらない場合、以下で起動します。 # /var/mps/serverroot/startconsole ユーザID:admin、パスワード:pass でログインします。 ***ディレクトリリソースの設定 左ペインのサーバ一覧からID Syncサーバを指定し、[Server Group]→[Identity Synchronization・・・]を開きます。 右上の[開く]ボタンを押し、ID Syncの設定ウィンドウを起動します。 [設定]タブを開き、画面中左ペインの[ディレクトリリソース]を選択します。 メニューから[新規Sunディレクトリリソース][新規Active Directoryソース]を順に設定します。 (ウィザード形式のためだいたい問題なく設定できるはず)  [新規Active Directoryソース]では接続用ユーザとしてAdministratorを指定しますが、実際のユーザDNとあっていない場合がありますので注意が必要です。 ***ユーザ属性の選択とマッピング [設定タブ]の左ペインのメニューから[Identity Synchronization・・・]を選択し、右側の[属性]タブを選択します。 同期の対象となる属性を選択します。ここでは以下の通り設定した。 Sun DS→MS AD mail→mail cn→cn uid→samaccountname sn→sn その他のタブも設定します。 [属性の修正][オブジェクトの削除]はWindows→Sun DSに伝播するよう設定。 [オブジェクトの作成]タブもWindows→Sun DSに伝播するよう設定しさらに[作成属性]は、以下のように設定する。 Sun DS→MS AD mail→mail cn→cn uid→samaccountname sn→sn ***同期リストの設定 左ペインの[同期リスト]メニューから作成された[SUL1]を選択し、右側の内容を変更する。 [Windows]タブは[ベースDN:cn=users,dc=aaaa,dc=local]とする。 [Sun Java System]タブは、[ベースDN:ou=People,o=isp]とし、[作成式:uid=%uid%]とする。 設定が終わったら、[保存]ボタンを押す。 *初期同期を行う(ID Syncサーバ) コマンドにて初期同期を行う。 # /opt/SUNWisw/bin/idsync resync -D "cn=Directory Manager" -w pass -q password -h ds -p 389 -c (DS側に存在しないユーザを作成) # /opt/SUNWisw/bin/idsync resync -D "cn=Directory Manager" -w pass -q password -h ds -p 389 -i ALL_USERS(DS側に存在するユーザを修正) DSCC等で確認し、反映されていれば完成です。 エラーがあった場合は、/var/opt/SUNWisw/logs/central配下にログがありますのでエラー内容を確認します。
Solarisコンテナ等にインストールする場合はVNCを設定したほうが簡単です。 *Message Queueのインストール(ID Syncサーバ) DSのPKG版のインストーラを起動し、Message Queueをインストールします。 (Communications SuiteのパッケージにもMessage Queueが入っていますが、NGですのでDSのものを使います。) # $java_es-5/Solarisx86/installer メニューに従いMessage Queue3.7UR2を選択し、インストールします。 *ID Syncのインストール(ID Syncサーバ) DSのZIP版を展開し、インストーラを起動します。 # $DSEE/DSEE_Identity_Synchronization_for_Windows/installer/runInstaller.sh 設定ディレクトリホスト:はFQDNを記述します。 (ターミナル内でインストールする場合は、「ldap://FQDN:389」で指定。) 設定パスワード:は、Serverコンソール(後述)のパスワードを入力します。 *Serverコンソールの設定(1)(ID Syncサーバ) ***Serverコンソールの起動 ID Syncのインストール後、Serverコンソール画面が立ち上がらない場合、以下で起動します。 # /var/mps/serverroot/startconsole ユーザID:admin、パスワード:pass でログインします。 左ペインのサーバ一覧からID Syncサーバを指定し、[Server Group]→[Identity Synchronization・・・]を開きます。 右上の[開く]ボタンを押し、ID Syncの設定ウィンドウを起動します。 ***ディレクトリリソースの設定 [設定]タブを開き、画面中左ペインの[ディレクトリリソース]を選択します。 メニューから[新規Sunディレクトリリソース][新規Active Directoryソース]を順に設定します。 (ウィザード形式のためだいたい問題なく設定できるはず)  [新規Active Directoryソース]では接続用ユーザとしてhamaを指定しますが、実際のユーザDNとあっていない場合がありますので注意が必要です。 ○ActiveDirectoryソース:mailtest.test ドメインコントローラ ad.mailtest.test:389 再同期間隔 1000ミリ秒 ディレクトリソースのクレデンシャル ユーザDN cn=hama,cn=Users,dc=mailtest,dc=jp パスワード **** ○SunDirectoryソース:o=isp 優先マスター ms:389 再同期間隔 1000ミリ秒 ***同期リストの設定(SUL1) Windowsタブ ベースDN:cn=users,dc=mailtest,dc=jp Sun Java Systemタブ ベースDN:ou=people,o=mailtest.test,o=isp←選択で表示されないため入力フォームにそのまま書いた。 作成式:uid=%uid% ***ユーザ属性の選択とマッピング [設定タブ]の左ペインのメニューから[Identity Synchronization・・・]を選択し、右側の[属性]タブを選択します。 同期の対象となる属性を選択します。ここでは以下の通り設定した。 属性タブ DS AD userappword unicodepwd 属性の修正タブ 属性の修正はWindowsからSun Java System Directory Serverに伝播される。 オブジェクトの作成タブ オブジェクトの作成はWindowsからSun Java System Directory Serverに伝播される。にチェックを入れる。 作成属性ボタンを押す。 DS AD 値 dspswvalidate true mail mail mailautoreplymode echo maiuserstatus active maihost ms.mailtest.test maildeferprocessing No inetuserstatus Active givenname givenname sn sn cn cn maildeliveryoption mailbox iplanet-am-modifilable cn=Top-level Admin Role,o=isp uid samaccountname また、新たな属性を追加するときは「新規属性」ボタンを押し、「スキーマの読み込み」ボタンを押す。 追加するスキーマは以下の通り。(DSCCで既に作成されたアカウントの状態を見ればよい) ipUser, iplanet-am-managed-person, iplanet-am-user-service, iPlanetPreferences, (inetOrgPerson) inetAdmin, inetMailUser, sunAMAuthAccountLockout, dspswuser(dspswdeleteuser), userPresenceProfile inetLocalMailRecipient, inetSubscriber, inetUser オブジェクトの削除タブ オブジェクトの削除はWindowsからSun Java System Directory Serverに伝播される。にチェックを入れる。 設定が終わったら、[保存]ボタンを押す。 *コネクタ、プラグインのインストール(ID Syncサーバ) SunDSコネクタ、ADコネクタとSunDSプラグインをインストールします。 ID Syncのインストール時と同様にインストーラを起動します。 # $DSEE/DSEE_Identity_Synchronization_for_Windows/installer/runInstaller.sh [設定ディレクトリホスト]等入力し、ウィザードを進めるとコネクタの選択画面に変わります。 ウィザードに従い、コネクタをインストールします。(実際には2回繰り返します。) SunDSコネクタの最終設定でSunDSプラグインの設定を行うか確認されますので、そのまま設定します。 *初期同期を行う(ID Syncサーバ) コマンドにて初期同期を行う。 # /opt/SUNWisw/bin/idsync resync -D "cn=Directory Manager" -w pass -q password -h ds -p 389 -c (DS側に存在しないユーザを作成) # /opt/SUNWisw/bin/idsync resync -D "cn=Directory Manager" -w pass -q password -h ds -p 389 -i ALL_USERS(DS側に存在するユーザを修正) DSCC等で確認し、反映されていれば完成です。 エラーがあった場合は、/var/opt/SUNWisw/logs/central配下にログがありますのでエラー内容を確認します。 (注) WindowsServer2003SP1以降では更新後のパスワードを1時間保持します。 したがって、Windowsのパスワードを変更後に古いパスワードのままメールクライアントでログインするとメール側は古いパスワードを保持します。 したがってWindows側のパスワード有効期間を変更する必要があります。 <変更方法> ドメイン コントローラの次のレジストリ サブキーに OldPasswordAllowedPeriod という名前の DWORD 値を追加します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa この操作を行うには、以下の手順を実行します。 [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に regedit と入力し、[OK] をクリックします。 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。 DWORD 値の名前として OldPasswordAllowedPeriod と入力し、Enter キーを押します。 [OldPasswordAllowedPeriod] を右クリックし、[修正] をクリックします。 [値のデータ] ボックスに、使用する値を分単位で入力して、[OK] をクリックします。 有効期間は分単位で設定します。 ***IDSyncとMQの起動 /etc/init.d/isw start /etc/init.d/imq start 停止の際は、startをstopに置き換えてください。

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