集合写真マニュアル

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集合写真マニュアル」を以下のとおり復元します。
**必要なもの
***レンズ
なるべく広角で明るいレンズ(人数、規模による)
***フラッシュ
届く範囲の規模、人数ならばあったほうがよい
届かないならば不要
***その他
必要に応じて、脚立や台、マイクや拡声器

**必要人数
***小中規模(数名~30名程度)
カメラマンが仕切って撮る。必要に応じてセンターと端の目印になってくれる人を募集する。
***大規模(100人以上)

**必要要件
要件によって異なるが、主な例を。
-主賓がセンターとなる(清掃なら監督とかそれ以外ならプロジェクトリーダーとか)
-写る人が見切れていない(歪んでもいいから写っていることが重要)
-なるべくシャープに(特に後列の人)
-場合によっては
--スポーツタオルとか看板が見えるように
--全員で同じポーズをする等

**撮る前の準備
***人数把握
全体規模の把握。映せる範囲、解像度、明るさで限界があるので、必ず把握
***主賓が誰か
中心に持ってくるメンバーを把握
***どこで撮るか
いつどこで何をしたイベントなのかがわかることが重要。背景も考えよう。
主賓の場所をセンターに決めて、必要に応じて両端に目印となってくれる人を立てる。
後は後列に参加者を並べる。
***絵作りを考える
集合写真の用途から逆算して絵作り(演出)を考える。
例:女性陣を前に持ってくる、最前列は寝っ転がる、看板やスポーツタオルを前に持ってくる

**現地下見
※現地下見できればベターだが、実際にそこまでやる必要はないものもたくさん。
***画角
手持ちレンズの画角でどこまで写るかの確認。
画角に対して写す人数が多い(入りきらない)場合は以下を参考に対応を考える
-撮影位置を後退させる
-撮影位置を高くする
-より広角のレンズを使う
***三脚必要かを確認
暗い場合などはあったほうが良いが、進行上セッティングする暇がない場合もあるのでそういう時は諦める。

*実践編
**撮影設定、機材
フルサイズカメラならF5.6~F8くらい。後方の人がボケないように。
**SS
フラッシュ有りの場合:同調速度範囲内で。
フラッシュ無しの場合:被写体ぶれしない程度で。集合写真の場合大抵被写体は止まっていてくれるので、1/焦点距離でイケる。
**ISO
フラッシュ有りの場合:発行でカバーできるならば極力低めで。一部カバーできない場合はその範囲のノイズ量を考慮。
フラッシュ無しの場合:SSでカバーできる最低感度+1/3くらいで。ノイズは後から消せるが、被写体ブレはどうしようもなくなる。

**フォーカス
主賓でフォーカスを取り、後方は被写界深度でカバーする。

**フラッシュ
人数が少ないor近い場合:ディフューザーもしくは天井バウンス。
人数が多いor遠い場合:直あてでもOK。ISO上げてノイズ乗ってもいい暗くて写らないよりは。

**三脚
基本は手持ち。大抵のイベントでは集合写真やると気にさっと現場に飛び込むことが多いので、三脚セッティングに時間が取れないことが殆ど。
三脚セットしたまま固定できるようならば現場だとあると便利なのは言うまでもない。

*撮り方
**スタンバイ
撮影用レンズを装着。絞り/SS/ISO設定確認。
フラッシュを炊く場合はバッテリー、設定の確認。発行のテストも。
脚立や台の移動があるならばそれらが準備されているのか確認。

**集合写真開始
仕切りがカメラマンになった時からがスタート。
脚立、マイクなどを使う場合はそれを使う。

**仕切り開始
まず主賓を誘導してセンター位置を決める。
必ず、「だれに対してどこへ行かせるのか」を明確に指示する。

**後列に並ぶ人を誘導
主賓を囲むように参加者を誘導する。
まずは左右画角の限界値で、左右の幅を指定する。必要とあらば2列、3列にして左右の幅をコンパクトにする。
要所要所でファインダーを見つつ整列を調整する。

**さくっとプレテスト撮り
まだざわざわと整列している最中にサクッと1枚テスト撮影して、すぐプレビューで確認。
事前設定に問題ないかこの時点で見ておく。必要あらば設定微調整。

**ホントのテスト撮影
整列できたら、必ず声をかけた上でテストで1枚撮影。
「まずテストで1枚撮ります」で撮って「お待ち下さい」でプレビューで確認。
-主賓が入っているか?
-左右見切れている人がいないか?
-ある程度広報の人も写っているか?
-手持ちのもの(看板とか)がある場合はテカって(照明とか太陽光とかが反射して)いないか?
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