hanrei @Wiki内検索 / 「H17. 9.27 甲府地方裁判所 平成15年(ワ)第374号 公務災害賠償請求」で検索した結果

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    ...よる損害賠償請求 H17.11.18 和歌山地方裁判所 平成15年(わ)第29号等 収賄、背任 H18. 3.17 青森地方裁判所 平成16年(行ウ)第2号 損害賠償代位請求事件 H18. 2.28 東京地方裁判所 平成13年(行ウ)第150号 行政文書不開示処分取消請求事件? H18. 3.14 甲府地方裁判所 平成17年(行ウ)第7号 損害賠償請求 H18. 2. 9 東京地方裁判所 平成13年(行ウ)第375号,平成15年(行ウ)第555号 公害防止事業費負担決定取消請求事件 H18. 1.18 広島地方裁判所福山支部 平成17年(わ)第198号 殺人被告事件 H18. 3. 9 青森地方裁判所 平成17年(わ)第172号 非現住建造物等放火未遂被告事件 H18. 3. 3 札幌地方裁判所 平成16年(行ウ)第8号 財産管理を怠る事実の...
  • 静岡
    【平成16年裁判例】 Go Back H16.12.28 東京地方裁判所八王子支部 平成16年(わ)第488号 住居侵入 H16.12.28 東京地方裁判所 平成16年刑(わ)第4402号 自己所有建造物等以外放火 H16.12.28 名古屋高等裁判所金沢支部 平成14年(ネ)第134号 売買代金請求控訴事件 H16.12.27 京都地方裁判所 平成11年(ワ)第1040号等 損害賠償請求事件 H16.12.24 東京簡易裁判所 平成16年(少コ)第782号 仲介手数料請求事件 平成16年(ハ)第11534号 損害賠償反訴請求事件 H16.12.22 東京簡易裁判所 平成16年(少コ)第1878号 受講料等返還請求事件 H16.12.22 東京簡易裁判所 平成16年(ハ)第8380号 測量費返還等本訴請求事件 平成16年(ハ)第13580号 測量費支払反訴請求...
  • 平成16年裁判例集
    【平成16年裁判例】 Go Back H16.12.28 東京地方裁判所八王子支部 平成16年(わ)第488号 住居侵入 H16.12.28 東京地方裁判所 平成16年刑(わ)第4402号 自己所有建造物等以外放火 H16.12.28 名古屋高等裁判所金沢支部 平成14年(ネ)第134号 売買代金請求控訴事件 H16.12.27 京都地方裁判所 平成11年(ワ)第1040号等 損害賠償請求事件 H16.12.24 東京簡易裁判所 平成16年(少コ)第782号 仲介手数料請求事件 平成16年(ハ)第11534号 損害賠償反訴請求事件 H16.12.22 東京簡易裁判所 平成16年(少コ)第1878号 受講料等返還請求事件 H16.12.22 東京簡易裁判所 平成16年(ハ)第8380号 測量費返還等本訴請求事件 平成16年(ハ)第13580号 測量費支払反訴請求...
  • 平成15年裁判例集
    【平成15年裁判例】 Go Back H15.12.26 徳島地方裁判所 平成13年(行ウ)第23号(第1事件),平成15年(行ウ)第8号(第2事件),平成15年(行ウ)第17号事件(第3事件) 正規職員の地位確認請求事件 H15.12.26 名古屋高等裁判所 平成15年(ネ)第245号 地位確認等請求控訴事件 H15.12.26 新潟地方裁判所 平成12年(ワ)第384号 損害賠償請求事件 H15.12.26 宇都宮地方裁判所栃木支部 平成15年第181号 強盗殺人被告事件 H15.12.26 名古屋地方裁判所 平成15年(ワ)第1073号 未払賃金請求事件 H15.12.26 名古屋地方裁判所 平成7年(ワ)第4179号,平成8年(ワ)第1423号 中華航空エアバス式B1816機事故損害賠償請求事件 H15.12.26 東京地方裁判所 平成13年(ワ)第1...
  • 平成14年裁判例集2
    ※コンテンツが大きくなると、表示がうまくいかない??? H14. 6.14 名古屋地方裁判所 平成13年(行ウ)第57号 特別土地保有税課税処分取消請求 H14. 6.14 岡山地方裁判所 平成5年(わ)第549号 職業安定法違反,売春防止法違反被告 H14. 6.14 岡山地方裁判所 平成5年(わ)第549号 職業安定法違反,売春防止法違反被告 H14. 6.14 岡山地方裁判所 平成10年(ワ)第1019号,平成12年(ワ)第1218号,平成13年(ワ)第41号,平成13年(ワ)第972号,平成13年(ワ)第1113号 慰謝 #249; H14. 6.14 岡山地方裁判所 平成10年(ワ)第1019号,平成12年(ワ)第1218号,平成13年(ワ)第41号,平成13年(ワ)第972号,平成13年(ワ)第1113号 慰謝 #249; H14. 6.14 札幌地方裁判所 ...
  • 平成14年裁判例集
    【平成14年裁判例】 Go Back H14.12.27 神戸地方裁判所 14わ1155 器物損壊,住居侵入,暴力行為等処罰に関する法律違反被告事件 H14.12.27 神戸地方裁判所 14わ1155 器物損壊,住居侵入,暴力行為等処罰に関する法律違反被告事件 H14.12.27 熊本地方裁判所 平成12年(ワ)第920号 損害賠償等請求事件 H14.12.27 熊本地方裁判所 平成12年(ワ)第920号 損害賠償等請求事件 H14.12.27 神戸地方裁判所 平成13年(わ)第834号,同第887号,同第947号 傷害致死,恐喝,傷害 H14.12.27 神戸地方裁判所 平成13年(わ)第834号,同第887号,同第947号 傷害致死,恐喝,傷害 H14.12.27 名古屋地方裁判所 平成13年(ワ)第1999号 損害賠償等請求 H14.12.27 名古屋地...
  • 平成13年裁判例集(9月~)
    【平成13年裁判例】 Go Back H13.12.28 東京高裁 平成13う2059 児童福祉法違反,児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反被告事件 H13.12.28 横浜地方裁判所 平成11年(ワ)1057号 損害賠償請求 H13.12.28 秋田地方裁判所 平成13年(わ)第177号,第200号 脅迫,毒物及び劇物取締法違反 H13.12.28 京都地方裁判所 平成9年(行ウ)第8号 損害賠償等請求 H13.12.28 奈良地方裁判所 平成13(わ)334 受託収賄等被告 H13.12.27 神戸地方裁判所尼崎支部 平成11年(ワ)第290号,同第381号 損害賠償請求 H13.12.27 福島地方裁判所 平成12年(ワ)第78号 損害賠償請求 H13.12.27 札幌地方裁判所 平成12年(ワ)第2271号 共済金請求...
  • H17. 9.27 甲府地方裁判所 平成15年(ワ)第374号 公務災害賠償請求
    判示事項の要旨:  社会保険庁に勤務していたAが自殺したことについて,「Aの上司は,通常の注意をもってすれば,Aの超過勤務,担当業務及び職場環境の実態を正確に認識することができ,かつ,直ちにこれに対する具体的措置を講ずることが可能であったにもかかわらず,これを漫然と放置したばかりか,悪化しつつあったAのうつ病に配慮することなく,さらに過重な業務を強いられる部署への配属換えをした。」として,被告の安全配慮義務違反が認められた事例 主    文  1 被告は,原告らに対しそれぞれ金3591万6921円及びこれに対する平成15年8月9日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。  2 原告らのその余の請求をいずれも棄却する。  3 訴訟費用は,これを3分し,その1を原告らの負担とし,その2を被告の負担とする。 事実及び理由  第1 請求  1 被告は,原告らに対し...
  • H17. 9.28 甲府地方裁判所 平成16年(ワ)第218号 交通事故による損害賠償請求
    判示事項の要旨:  交通事故で傷害を負って手術を受けた後に脳梗塞を発症し,その後も脳梗塞等の発症をくりかえし1級の身体障害者手帳の交付を受けるまでに悪化した老人について,事故直後の脳梗塞の発症とそれによる後遺症は交通事故によるが,それ以降の脳梗塞等の発症は事故によるとは認められなかった事例 判   決 主   文 1 被告らは各自連帯して  (1) 原告Aに対し562万円とこれに対する平成11年4月27日から支払いずみまで年5%の割合による金員  (2) 原告Bと原告Cに対しそれぞれ281万円とこれに対する平成16年3月22日から支払いずみまで年5%の割合による金員  を支払え。 2 原告らのそのほかの請求をいずれも棄却する。 3 訴訟費用は2分の1を原告らの2分の1を被告らの負担とする。 4 この判決は第1項にかぎり仮執行をすることができる。 事実および理由...
  • H18. 3.24 甲府地方裁判所 平成17年(ワ)第270号 交通事故による損害賠償請求
     幼少時に交通事故にあい,長期間経過した後に症状が固定した女性について,後遺症逸失利益を算定するにあたり,症状固定時の現価ではなく事故時の現価が算定された事例。  判   決 主   文 1 被告は原告に対し2410万円とこれに対する平成2年8月28日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 2 原告のそのほかの請求を棄却する。 3 訴訟費用は40%を原告の60%を被告の負担とする。 4 この判決は第1項にかぎり仮執行をすることができる。 事実および理由 第1 請求  被告は原告に対し3799万5118円とこれに対する平成2年8月28日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要  1 基本的事実関係(当事者間に争いがないか【】内の証拠により認める)  (1) 交通事故の発生  原告(昭和58年9月生まれの女性)は下...
  • H17.10.27 名古屋地方裁判所 平成12年(ワ)第4826号,平成15年(ワ)第1283号,同第1640号,同第1674号,同第1812号 債務不存在確認請求,立替金反訴請求事件
    H17.10.27 名古屋地方裁判所 平成12年(ワ)第4826号,平成15年(ワ)第1283号,同第1640号,同第1674号,同第1812号 債務不存在確認請求,立替金反訴請求事件 事件番号  :平成12年(ワ)第4826号,平成15年(ワ)第1283号,同第1640号,同第1674号,同第1812号 事件名   :債務不存在確認請求,立替金反訴請求事件 裁判年月日 :H17.10.27 裁判所名  :名古屋地方裁判所 部     :民事第4部 判示事項の要旨:  寝具の販売会社との間で,高額な寝具の購入契約と同時に,アンケートへの回答やチラシの配布を行うことで同社から代金を大幅に上回る金員をモニター料として得られるという内容の業務委託契約を締結した者ら(購入者ら)と,信販会社との間での立替金の支払義務の存否をめぐる事案について,販売会社の商法は破綻必至の...
  • H17. 6.21 仙台地方裁判所 平成13年(行ウ)第18号 犯罪捜査報償費返還請求事件
    判示事項の要旨: 本件は,仙台市民オンブズマン及びその支援組織の構成員である原告らが,宮城県警察の犯罪捜査報償費が本来の使途に当てられず,その全額が裏金に回されているとして,地方自治法242条の2第1項4号に基づき,宮城県に代位して,平成12年度宮城県警本部総務室会計課長であった被告に対し,同年度の報償費のうち宮城県警本部の分の全額を,宮城県に損害賠償することを求めた事案(棄却) 平成13年(行ウ)第18号犯罪捜査報償費返還請求事件 主     文 1 原告らの請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告らの負担とする。 事実及び理由 第1 請求 被告は,宮城県に対し,金1954万2594円及びこれに対する平成13年10月12日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要  本件は,仙台市民オンブズマン及びその支援組織の構成員である原告らが,宮城県...
  • H18. 2.28 甲府地方裁判所 平成15年(ワ)第251号 損害賠償請求
     他人名義で開設した預金口座を利用して口座名義人(原告)に支払われるべき保険金を第三者が着服した事件に関し,金融機関たる被告には,第三者による当該口座からの預金払戻請求に際して払戻請求者と口座名義人との同一性を確認すべき注意義務を怠り,第三者の不法行為に加担した過失があったとして,被告の不法行為責任を認めた事例(一部認容)           判    決  当事者の表示 省 略           主    文  1 被告は,原告に対し,金2400万円及びこれに対する平成10年1月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。  2 原告のその余の請求を棄却する。  3 訴訟費用はこれを2分し,その1を原告の,その1を被告の負担とする。  4 この判決は,第1項に限り,仮に執行することができる。           事実及び理由  第1 請求  1 被告...
  • H17. 9. 9 甲府地方裁判所 平成16年(ワ)第29号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨:  有限会社がその会社の取締役に対して損害賠償を請求した訴えが,社員総会の定めた者でない者が会社を代表して訴訟行為をしているとの理由で却下された事例 平成17年9月9日判決言渡 平成16年(ワ)第29号 損害賠償請求事件 (口頭弁論の終結の日 平成17年7月27日) 判   決 主   文 1 本件訴えを却下する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 事実および理由 第1 請求  被告は原告に対し1000万円とこれに対する平成16年2月14日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要  本件は,有限会社である原告が,その事業の執行を担当していた取締役である被告(ただし代表者ではない)に対し,会社の資金1000万円を被告が個人的な目的で費消したと主張して,不法行為に基づき,損害額1000万円とこれに対する不法行為...
  • H17. 7.26 甲府地方裁判所 平成6年(ワ)第139号 損害賠償請求
    判示事項の要旨:  被告Y市の設置・運営する市立病院の医師らは,本件患者の腰椎骨折に対しては手術的治療が最善であると認識しながら,本件患者がHIV感染者であると判明したことから,同患者に対して手術的治療を実施すると,看護師等に二次感染への不安などから動揺が広がるのではないかと危惧し,それを理由に手術的治療を回避したと認められるが,仮に手術的治療を実施していたとしても,同治療が功を奏して症状が改善した高度の蓋然性があるとまでは認められず,前記医師らの不作為と本件患者の後遺障害との間に因果関係を認めることができないとされ,逸失利益等の賠償を求めた主位的請求は棄却されたが,前記手術的治療の回避は,本件患者がHIV感染者であることのみを理由にした医学的根拠のない差別的取扱いであり,本件患者の適切な治療 を受ける期待権及び人格権を侵害するとして,慰謝料100万円の支払が命じられた事例 ...
  • H18. 2.24 東京地方裁判所 平成16年(行ウ)第191号 行政処分取消請求事件
    ◆H18. 2.24 東京地方裁判所 平成16年(行ウ)第191号 行政処分取消請求事件 事件番号  :平成16年(行ウ)第191号 事件名   :行政処分取消請求事件 裁判年月日 :H18. 2.24 裁判所名  :東京地方裁判所 部     :民事第38部 平成18年2月24日判決言渡し 同日原本領収 裁判所書記官 平成16年(行ウ)第191号 行政処分取消請求事件 口頭弁論終結日 平成17年12月26日 判          決   愛知県一宮市       原告         A       訴訟代理人弁護士 岡田泰亮       訴訟復代理人弁護士 加藤興平   東京都千代田区霞が関一丁目2番2号       被告         厚生労働大臣B       指定代理人    市原久幸                  瀬戸 勲...
  • H17.12.27 甲府地方裁判所 平成15年(ワ)第300号,平成16年(ワ)第22号 損害賠償請求,地位確認請求
    山梨県中巨摩郡昭和町教育委員会において期限付き任用の嘱託職員として採用されていた原告X1,X2が,任用期間の終了により職を免ぜられ,再任用をされなかったことに関し,昭和町長である被告Yの発言により名誉を毀損され,また,被告Yの働きかけによって違法不当な免職の処分が行われた等と主張して,被告Y個人に対し,不法行為に基づく損害賠償及び謝罪文の交付等を求め(第1事件),さらに,被告昭和町に対し,嘱託職員としての地位の確認及び国家賠償法1条1項に基づく損害賠償等を求めた(第2事件)事案について,原告両名の被告昭和町に対する国家賠償請求が一部認められた事例 判決 当事者 省 略 主文  1 被告昭和町は,原告両名に対し,それぞれ金120万円及びこれに対する平成16年2月4日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。  2 原告両名の被告昭和町に対するその余の請求,被告Yに対す...
  • H17. 7.28 東京地方裁判所 平成15年(ワ)第17326号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨:  □ 左篩骨洞から左眼窩内にかけての占拠性病変(粘膜嚢腫)を摘出するための開頭手術の後に患者の両眼に視力障害が現れたことについて,担当医師らに責任がないとされた事例  □ 脳神経外科医師2名,眼科医師2名の合計4名の鑑定人によるカンファレンス方式による鑑定が実施された事例 H17.7.28東京地方裁判所平成15年(ワ)第17326号損害賠償請求事件 主文    原告の請求を棄却する。    訴訟費用は原告の負担とする。 事実及び理由 第1 当事者の求めた裁判  1 請求の趣旨   (1) 被告は,原告に対し,1億2784万6477円及びこれに対する平成12年9月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。   (2) 訴訟費用は被告の負担とする。   (3) 仮執行宣言  2 請求の趣旨に対する答弁   (1) ...
  • H17.10.12 甲府地方裁判所 平成15年(ワ)第438号 交通事故による損害賠償請求
    判   決 主   文 1 被告は原告に対し1240万円とこれに対する平成12年3月9日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 2 原告のそのほかの請求を棄却する。 3 訴訟費用は3分の2を原告の3分の1を被告の負担とする。 4 この判決は第1項にかぎり仮執行をすることができる。 事実および理由 第1 請求  被告は原告に対し3357万0674円とこれに対する平成12年3月9日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要  1 基本的事実関係(当事者間に争いがないか,かっこ内の証拠により認める)  (1) 交通事故の発生  原告(昭和44年4月生まれの女性。当時30歳)は以下の交通事故にあった。   発生日時  平成12年3月9日   発生場所  山梨県○○郡○○番地路上   事故概略  被告の運転する普通乗用自動車が...
  • H17.11.25 札幌地方裁判所 平成15年(ワ)第751号 損害賠償請求事件
    本件は,被告が設置する高等学校のボート部に所属していた当時15歳(1年生)の女子生徒が,平成13年9月21日から同月23日の日程で開催された高等学校ボート大会の新人戦に参加し,同月21日,ボート転覆によって溺死した事故につき,同人の両親である原告らが,ボート部の引率教師や被告が設置する高等学校の教諭である新人戦の競漕委員長に安全配慮義務違反があったとして,被告に対し,国家賠償法1条1項に基づき,死亡により生じた損害及び原告ら固有の各損害の賠償金等の請求について,引率教師の過失を認定し,損害賠償請求の一部を認容した事案 主       文 1 被告は,原告らに対し,それぞれ1733万9449円及びこれに対する平成13年9月21日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告らのその余の各請求をいずれも棄却する。 3 訴訟費用は,これを3分し,その1を原告らの,その...
  • H17. 9.29 富山地方裁判所 平成17年(ワ)第73号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨: 貸金業者が,債務者の代理人弁護士から民事再生手続開始申立てを行った旨を知らされた後,債務者に対して行った給与債権の差押えが違法であるとして,債務者からの慰謝料請求が認められた事例 平成17年9月29日判決言渡  平成17年(ワ)第73号 損害賠償請求事件 口頭弁論終結日 平成17年8月25日 主文 1 被告は,原告に対し,7万5000円及びこれに対する平成17年3月3日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余の請求を棄却する。 3 訴訟費用は,これを10分し,その9を原告の負担とし,その1を被告の負担とする。 4 この判決は,原告勝訴部分に限り,仮に執行することができる。           事実及び理由   第1 請求の趣旨   被告は,原告に対し,150万円及びこれに対する平成17年3月3日から支払済みまで年5...
  • H17.11. 2 札幌地方裁判所 平成16年(ワ)第1090号 損害賠償請求事件
    歯科医院における抜歯手術の麻酔に際して使用された注射針が折れて患者の右上顎部組織内に迷入したことにつき,担当した歯科医師に過失があるとして不法行為に基づく損害賠償が認められた事例 主 文 1 被告は,原告に対し,1717万8985円及びこれに対する平成15年1月10日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余の請求を棄却する。 3 訴訟費用は,これを5分し,その2を原告の,その余を被告の各負担とする。 4 この判決は,原告勝訴部分に限り,仮に執行することができる。 事実及び理由 第1 請求   被告は,原告に対し,2903万6708円及びこれに対する平成15年1月10日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要    本件は,被告の開設する歯科医院で原告が被告から抜歯手術を受けた際,麻酔に使用する注射針の選択を誤る...
  • H17. 7.27 宇都宮地方裁判所 平成13年(ワ)第251号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨: 腹腔鏡下胆のう摘出術を受けた患者について,術中の摘出標本の処理を誤って胆のう癌を見落とした診療上の過失があり,患者の癌がいわゆる進行癌の状態にあったとしても医療上の過誤と患者の死亡との間の因果関係が肯定できるとして,遺族から診療を行った病院に対する逸失利益及び慰謝料等の損害賠償を認めた事例 判決 主文  1 被告は,原告に対し,金2241万9212円及びこれに対する平成12年9月5日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余の請求を棄却する。 3 訴訟費用は,これを5分し,その3を原告の負担とし,その余は被告の負担とする。 4 この判決は第1項に限り仮に執行することができる。 事実及び理由 第1 請求    被告は,原告に対し,金6034万6304円及びこれに対する平成12年9月5日から支払済みまで年5分の割合による金員...
  • H18. 2.22 大阪地方裁判所 平成15年(ワ)第4290号 損害賠償請求事件
     銀行が弁護士法23条の2に基づく照会及び調査の嘱託に対して預金口座の開設者の氏名及び住所を報告すべき法的義務があるとされた事例 主          文 1 原告らの請求をいずれも棄却する。 2 訴訟費用は原告らの負担とする。 事実及び理由 第1 請求 1 被告株式会社みずほ銀行は,原告Aに対し,500万円及びこれに対する平成14年5月9日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 2 被告株式会社三井住友銀行は,原告株式会社大東コア技研に対し,300万円及びこれに対する平成14年4月8日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 3 被告株式会社三井住友銀行は,原告Bに対し,150万円及びこれに対する平成14年4月8日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要  本件は, (1) 大阪弁護士会が,原告Aの代理人弁護士...
  • H18. 3.28 甲府地方裁判所 平成15年(ワ)第461号 土地明渡請求
    判示事項の要旨: 土地境界確定訴訟の一事例           主    文  1 別紙物件目録1記載の土地と同目録2記載の土地の境界は,別紙第1図面A2,H5,H4及びC3の各点を順次直線で結んだ線であることを確定する。  2 別紙物件目録1記載の土地と同目録3記載の土地の境界は,別紙第1図面C1とC3を結んだ直線であることを確定する。  3 訴訟費用は被告らの負担とする。           事実及び理由 第1 当事者の求めた裁判  1 請求の趣旨(原告及び参加人ら)    主文同旨  2 請求の趣旨に対する答弁  (1) 別紙物件目録1記載の土地と同目録2記載の土地の境界は,別紙第1図面A2,A4,H1及びA3の各点を順次直線で結んだ線であることを確定する。  (2) 別紙物件目録1記載の土地と同目録3記載の土地の境界は,別紙第1図面A1とA3を結んだ...
  • H17. 9. 2 名古屋地方裁判所 平成14年(ワ)第1004号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨:  先天性心疾患(ファロー四徴症)に伴う慢性心不全の状態にあった患者が急死した事案において,経過観察とした医師の判断には過失はなく,興奮状態を鎮静させるため投与されたハロペリドールには急死との因果関係が認められないなどとして請求が棄却された事例。 主文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 事実及び理由 第1 当事者の求めた裁判  1 原告   (1) 被告は,原告に対し,8861万3556円及びこれに対する平成12年8月2日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。   (2) 訴訟費用は被告の負担とする。   (3) 仮執行宣言  2 被告    主文同旨 第2 事案の概要等 本件は,先天性心疾患であるファロー四徴症に罹患していたA(以下「A」という。)が,被告が開設しているB大学医学部付属病院(以下「被...
  • H17.12.22 山口地方裁判所 平成15年(行ウ)第3号 損害賠償請求
     原告らは民法上の組合契約を締結して行った船舶リース事業による所得が不動産所得に当たるとして,その減価償却費等を他の所得と損益通算して所得税を申告したところ,被告らは原告らの締結した契約は民法上の組合契約ではなく,利益配当契約にすぎないことなどを理由に同事業による収益は雑所得であり,損益通算は許されないとして更正処分等をしたので,原告らがその取消を求めた事案について,原告らの主張を認めて上記処分を取り消した事案 平成17年12月21日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官 平成16年(行ウ)第59号ないし第61号 所得税更正処分等取消請求各事件 (以下,個別にはそれぞれの事件番号に即して「59号事件」のように表記する。) 口頭弁論終結の日 平成17年8月25日            判        決 主        文  1(59号事件) (1) 59号事件被告...
  • H17. 9.16 甲府地方裁判所 本訴平成14年(ワ)第411号 反訴平成15年(ワ)第172号 本訴損害賠償請求事件 反訴建物明渡等請求事件
    判示事項の要旨: 水道の蛇口を閉め忘れたために水が床にあふれて階下の事務室を水浸しにする被害を与えた事件に関し,被害者の加害者に対する損害賠償請求が全額認容され,かつ,加害者の父親と家主も損害賠償債務を連帯保証したとしてその責任が認められた事例 平成17年9月16日判決言渡 本訴 平成14年(ワ)第411号 損害賠償請求事件 反訴 平成15年(ワ)第172号 建物明渡等請求事件 (口頭弁論の終結の日 平成17年7月28日) 判   決 主   文 1 被告らは原告に対し各自連帯して3940万6092円とこれに対する下記の日からいずれも支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 被告M,被告Nは平成14年11月30日 被告Oは平成14年12月2日 2 反訴被告は反訴原告に対し別紙物件目録記載の建物部分を明け渡せ。 3 反訴被告は反訴原告に対し140万円とこ...
  • H17. 7.22 千葉地方裁判所 平成11年(ワ)第2860号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨:  車両導流帯(ゼブラゾーン)に立っていた歩行者が,車に跳ね飛ばされ,車道上に転倒した(第1事故)ところ,さらに別の車に轢かれ(第2事故),死亡した事案につき,第2事故発生当時,被害者が既に死亡していたとまでは認められず,第2事故により致命傷が生じた可能性も否定できないなどとして,第1事故及び第2事故のいずれの加害車両の運転者及び所有者についても,被害者の遺族らに対する損害賠償責任を認めた事例 平成17年6月23日判決言渡 平成11年(ワ)第2860号 損害賠償請求事件 判決 主文 1 被告らは,原告Aに対し,連帯して,3582万8267円及びこれに対する平成11年3月29日から支払済みまで年5分 の割合による金員を支払え。 2 被告らは,原告Bに対し,連帯して,3582万8267円及びこれに対する平成11年3月29日から支払済みまで年5分 の割...
  • H17.10.21 岡山地方裁判所 平成16年(ワ)第402号 損害賠償請求
            1 原告らの請求をいずれも棄却する。         2 訴訟費用は原告らの負担とする。              事実及び理由 第一 当事者の求めた裁判 一 請求の趣旨 1 被告らは連帯して,原告A男に対し,金2775万7536円及びこれに対する被告財団法人は平成16年5月17日から,被告Bは平成16年5月16日から各支払済みまで年5分の割合による金員を,原告C及び同Dに対し,各1382万8768円及びこれに対する被告財団法人は平成16年5月17日から,被告Bは平成16年5月16日から各支払済みまで年5分の割合による金員をそれぞれ支払え。 2 訴訟費用は被告らの負担とする。 3 仮執行宣言 二 請求の趣旨に対する答弁 1 主文同旨 2(予備的)担保を条件とする仮執行免脱宣言 第二 事案の概要  一 前提事実(当事者間に争いがないか挙示する証拠...
  • H17. 6.24 名古屋地方裁判所 平成14年(ワ)第251号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨: 軽費老人ホームを運営する者は,入居契約の債務として,入居者を病院へ搬送する義務までは負わないとされた事例 平成14年(ワ)第251号損害賠償請求事件 判決 主文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 事実及び理由 第1 請求 被告は,原告に対し,2000万円及び平成14年2月2日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要 1 本件は,亡A(大正13年3月20日生,平成12年11月8日死亡)が,被告の運営する軽費老人ホーム「ケアハウス・B」(以下「被告施設」という。)に入居していたところ,体調不良となり,平成12年6月23日,C病院へ搬送され,同病院で急性硬膜下血腫と診断され,緊急手術を受けたが,左半身麻痺,嚥下障害,左眼視力喪失等の後遺症を負い,その後,肺炎を起こして同年11月8日に死亡したこと...
  • H17. 9.30 札幌地方裁判所 平成16年(ワ)第160号 損害賠償請求事件
    事件当時高校1年生であった男子生徒が,平成13年6月14日,他校の1年生男子生徒から暴行を受け,同月15日に死亡するに至ったことにつき,原告ら(亡くなった男子生徒の両親及び姉)の,直接の加害行為を行った男子生徒とその両親並びにその発端となる行為を行ったなどとする女子生徒とその両親に対する不法行為に基づく損害賠償請求について,亡くなった男子生徒の両親の,加害行為を行った男子生徒に対する請求だけを認容し,その他の請求を棄却した事案 主       文 1 被告B1は,原告A1に対し,3962万2717円及び原告A2に対し,3760万4610円並びにそれぞれに対し,平成13年6月15日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告A1及び原告A2のその余の各請求並びに原告A3の各請求をいずれも棄却する。 3 訴訟費用のうち,原告A3と被告らとの間に生じたものは,同原...
  • H17. 9.26 大阪地方裁判所 平成15年(ワ)第4986号等 福祉年金請求事件
    判示事項の要旨:  被告が,退職者との間で締結した福祉年金契約(本件契約)に基づいて支給する,退職金を原資とする企業年金の給付利率について,当該年金に関する定めである福祉年金規程(本件規程)に規定された,将来経済情勢等に大幅な変動があった場合には本件規程の全般的な改定または廃止を社長が行うとの規定(本件改廃規程)に基づいて,原告らを含む一部受給者の同意がなかったにもかかわらず,一律2%の引下げを(本件引下げ)実施したことについて,本件規程が本件契約の内容となっていたことを認定したうえ,経済情勢,被告の経済状態等に照らすと本件引下げの強い必要性が認められ,現役従業員との格差等を勘案すると2%の引下げには内容の相当性も認められ,本件引下げに際して被告が採った手続も不相当とまではいえないことから,本件引下げは本件改廃規程の要件を満たしており許されるとして,請求を棄却した事案   ...
  • H17. 7.21 松山地方裁判所 平成16年(わ)第650号,②同第660号,③同第587号,平成17年(わ)第35号
    ...件 裁判年月日 :H17. 7.21 裁判所名  :松山地方裁判所 部     :刑事部 判決 主文  被告人Aを懲役15年に,被告人Bを懲役13年に,被告人Cを懲役12年に,被告人Dを懲役12年に処する。  未決勾留日数中,被告人A及び被告人Bに対しては各140日を,被告人C及び被告人Dに対しては各120日を,それぞれその刑に算入する。  被告人Aから,松山地方検察庁で保管中のプラスチック袋入り覚せい剤白色結晶性粉末0.838グラム(平成16年領第830号符1号)を没収する。 理由 (犯罪事実) 第1 被告人4名は,共謀の上,平成13年10月31日ころ,愛媛県越智郡a町大字b字(現愛媛県今治市a町b)cd番地の山林において,E(当時24歳)に対し,殺意をもって,同人の頸部にシャツ様の衣類を巻き付け,その両端を引っ張って締め付けるなどし,よって,そのころ...
  • H18. 1.27 甲府地方裁判所 平成17年(ワ)第157号 地位確認請求
    譲渡制限のある株式を譲り受けたと主張する者がその株式会社を相手方として自己が株主であることの確認を求めた請求が棄却された事例 判   決 主   文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 事実および理由 第1 請求  原告が被告の2万2080株の株主であることを確認する。 第2 事案の概要  1 基本的事実関係(当事者間に争いがないか,【】内の証拠により認める)  (1) 被告は株式会社である。被告の定款は,被告の株式を譲渡するには取締役会の承認を受けなければならないと定めている。  (2) A社(当時の代表取締役はB)は,平成10年5月13日当時,被告の発行ずみ株式総数4万4160株のうち2万2080株の株式を有する株主であった(甲4に表象されている株式がこれである。以下「本件株式」という)【甲1,弁論の全趣旨】。 ...
  • H18. 1.24 京都地方裁判所 平成17年(ワ)第341号 損害賠償請求事件
    被告の従業員から浮気調査の対象とされ,居室前にヴィデオカメラを設置されて出入口を撮影された原告のプライバシー侵害を理由とする損害賠償請求が一部認容された例          主         文 1 被告は,原告に対し,50万円及びこれに対する平成15年1月22日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余の請求を棄却する。 3 訴訟費用は,これを10分し,その1を被告の負担とし,その余を原告の負担とする。 4 この判決は,第1項に限り,仮に執行することができる。         事実及び理由 第1 請求   被告は,原告に対し,523万円及びこれに対する平成15年1月22日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要 1 本件は,被告の従業員から浮気調査の対象とされた原告が,違法な行為によって損害を受けたとして,民...
  • H17. 9.30 名古屋地方裁判所 平成17年(ワ)第1348号 損害賠償請求事件
    判示事項の要旨:  刑事裁判手続の当事者が,捜査ないし刑事裁判手続における証拠物の提出,供述,証言,鑑定等を行った当該手続の関与者の行為により真実は無罪であるのに有罪判決を受けたことを損害として,当該関与者に対して民事上の責任を追及する場合には,まず,当該刑事裁判手続における上訴ないし再審により無罪の確定判決を得る必要があり,これを得ずしてその民事上の責任を追及することはおよそ許されない 主文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 事実及び理由 第1 請求 被告は,原告に対し,500万円及びこれに対する平成17年4月18日から支払済みまで,年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要 本件は,上告中の刑事事件の被告人である原告が,同事件の参考人として捜査機関に供述を行い,かつ,同事件の第一審で証言を行った被告に対し,その供述及び証言の...
  • H17.12.20 富山地方裁判所 平成16年(ワ)第289号 損害賠償請求事件
     無煙焼却炉の販売に際し,燃焼中に灰出し口の扉を開けると危険である旨を取扱説明書等に記載せず,かつ口頭でも説明しなかったことが,製造物責任法上の指示・警告上の欠陥に該当するとして,損害賠償請求が認められた事例 平成17年12月20日判決言渡 平成16年(ワ)第289号 損害賠償請求事件 判 決 主 文  1 被告は,原告A株式会社に対し,2000万円及びこれに対する平成16年1月21日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。  2 被告は,原告Bに対し,10万円及びこれに対する平成16年1月21日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 3 訴訟費用は被告の負担とする。 4 この判決は,仮に執行することができる。 事実及び理由 第1 請求    主文と同旨 第2 事案の概要 1 本件は,被告製造の焼却炉を購入して使用していた原告らが,...
  • H17.11.21 東京地方裁判所 平成17年(ワ)第9975号 損害賠償請求事件
    平成17年11月21日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官 平成17年(ワ)第9975号 損害賠償請求事件 口頭弁論終結日 平成17年9月26日 判決 原    告           A 被    告      財団法人 自警会 同代表者理事           B 同訴訟代理人弁護士   児  玉   康  夫 同訴訟代理人弁護士   松  村   太  郎 主文 1 被告は,原告に対し,金34万4750円を支払え。 2 原告のその余の請求を棄却する。 3 訴訟費用は,これを3分し,その1を被告の,その余を原告の各負担とする。 事実及び理由 第1 請求   被告は,原告に対し,金98万0710円を支払え。 第2 事案の概要  本件は,被告の設置する病院で老人性眼瞼下垂症に対する上眼瞼切除術を受けた原告が,担当医師から事前に十分な説明を受けなかったために...
  • H17.12.22 名古屋地方裁判所 平成16年(ワ)第1803号 損害賠償請求事件
     被告病院に准看護婦として勤務していた原告が,同病院から無償で提供を受けた栄養剤を用いてダイエットを実施した後に摂食障害等を発症したのは同病院の医師が原告の身体及び健康の安全に配慮すべき注意義務等に違反したことによるなどと主張してした損害賠償請求が理由のないものとされた事例 平成17年12月22日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官 平成16年(ワ)第1803号 損害賠償請求事件 口頭弁論終結日 平成17年10月6日      判     決      主     文 1原告らの請求をいずれも棄却する。 2訴訟費用は原告らの負担とする。      事実及び理由 第1請求 被告は,原告Aに対し6612万5272円,原告B及び同Cに対し各550万円,並びにこれらに対する平成12年4月1日から支払済みま...
  • H17. 9.16 名古屋地方裁判所 平成15年(ワ)第4903号 残業代金等請求事件
     被告に雇用されていた原告が,被告に対し,法定時間外労働に対する割増賃金の未払があるとして,未払額及び遅延損害金の支払並びに未払額と同額の付加金及び遅延損害金の支払を求め,また,被告の出向命令が存在せず又は無効であるとして,出向先において労働する義務のない地位にあることの確認を求め,さらに,被告の従業員から,セクシャル・ハラスメント行為等を受けたとして,慰謝料及び遅延損害金の支払を求めた事案について,原告の主張がおおむね認められた事例 平成17年9月16日判決言渡 平成15年(ワ)第4903号 残業代金等請求事件       主       文 1 被告は,原告に対し,30万9268円及び内金1万2373円に対する平成13年11月29日から,内金1万7675円に対する同年12月29日から,内金2万7393円に対する平成14年1月29日から,内金2万7749...
  • H18. 1.26 仙台地方裁判所 平成17年(ワ)第46号 損害賠償請求事件
    原告の母親が,勤務先の定期健康診断において撮影した胸部レントゲン写真上に異常な所見があったにもかかわらず,被告が結果を第三者のものと取り違えたために,1年後まで肺癌を発見できず死亡したことが,被告の過失であることを認め,原告の母親が死亡したことによる損害賠償の一部を認めた事例 主    文       1 被告は,原告に対し,7447万8634円及びこれに対する平成16年6月10日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。    2 原告のその余の請求を棄却する。    3 訴訟費用は,これを10分し,その1を原告の負担とし,その余を被告の負担とする。    4 この判決の第1項は仮に執行することができる。 事実及び理由    第1 請求   被告は,原告に対し,金8199万3037円及びこれに対する平成16年6月10日から支払済みまで年5分の割合による金員...
  • H18. 2.23 青森地方裁判所 平成14年(ワ)第43号 損害賠償請求事件
    十二指腸潰瘍穿孔による穿孔性腹膜炎を発症した患者の治療に当たっていた医師が,十二指腸潰瘍穿孔の診断を遅滞したとはいえず,消化性潰瘍の治療に関しても過失が認められないとされた事例。 主文 1 原告らの請求をいずれも棄却する。 2 訴訟費用は原告らの負担とする。 事実及び理由 第1 請求    被告は,原告Aに対し2451万3171円,原告Bに対し1225万6585円,原告Cに対し1225万6585円及びこれらに対する平成10年10月14日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要    本件は,亡DがE病院への入院後に十二指腸潰瘍穿孔による穿孔性腹膜炎を発症し,その後,転院先の病院において呼吸不全,胸水貯留,播種性血管内凝固症候群を併発し,平成10年10月14日,多臓器不全により死亡したことについて,亡Dの相続人である原告らが,E病院を設置経営...
  • H17.12.22 宇都宮地方裁判所 平成16年(ワ)第402号 損害賠償請求事件
    不動産競売において鉱泉地等を買い受けた原告が,土地から温泉が湧出せず,執行官の現況調査及び裁判官の最低売却価額の決定に違法があったとして国家賠償を求めたところ,執行官及び裁判官の職務行為に違法性は認められないとして請求が棄却された事例 主      文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。                 事実及び理由 第1 請求   被告は,原告に対し,3444万3990円及びうち3345万4090円に対する平成16年9月8日から,うち98万9900円に対する平成17年6月18日から,各支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要    本件は,不動産競売において土地建物を買い受けた原告が,物件明細書等には,土地から温泉(以下「本件温泉」という。)が湧出すると記載されていたにもかかわらず,温泉を揚湯できなか...
  • H18. 1.27 名古屋地方裁判所 平成17年(ワ)第1218号 損害賠償請求事件
     拘置所長が,死刑判決の宣告を受けた未決拘禁者あてに差し入れられた冊子のうち死刑執行方法を定めた太政官布告の引用部分を抹消した処分につき,これを閲読させても拘置所内の規律及び秩序維持に障害が生ずる相当程度のがい然性があったとは認められないとして,上記抹消処分の違法性を認め,国に損害賠償が命じられた事例。 主文 1 被告は,原告に対し,金3万円及びこれに対する平成16年10月29日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2 原告のその余の請求を棄却する。 3 訴訟費用はこれを10分し,その3を被告の負担とし,その余は原告の負担とする。 4 この判決は原告勝訴の部分に限り仮に執行することができる。  ただし,被告が金2万円の担保を供するときは,上記仮執行を免れることができる。 事実及び理由 第1 請 求  被告は,原告に対し,...
  • H18. 2.28 青森地方裁判所 平成14年(ワ)第128号 損害賠償請求事件
    地方住宅供給公社の職員による巨額横領事件に関し,横領が行われていた当時の役員又は管理職の善管注意義務違反の有無について判断した事例。 主文 1 被告A8は,原告に対し,386万6905円及びこれに対する平成14年6月6日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 2 被告A16は,原告に対し,662万8010円及びこれに対する平成14年6月6日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 3 被告A17は,原告に対し,1388万0028円及びこれに対する平成14年6月6日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 4 被告A18は,原告に対し,923万0068円及びこれに対する平成14年6月6日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。 5 被告A19は,原告に対し,872万2199円及びこれに対する平成14年6月6日から...
  • H17.10.28 札幌地方裁判所 平成10年(ワ)第1108号,平成11年(ワ)第2461号 損害賠償請求事件
    原告は,被告株式会社B工業との間で工事請負契約を締結し,同契約に基づく施工建物の引渡しを受けたが,当該建物には建築基準法等の建築関連法規に違反するなどの瑕疵があるとして,原告の,(1)上記契約の請負人であった被告B工業に対する,不法行為ないし瑕疵担保,(2)被告B工業の取締役であった被告(兼亡被告B2訴訟承継人)B1及び被告亡B2に対する,商法266条ノ3,(3)上記建物を設計監理したとする被告Dに対する,不法行為,(4)上記工事請負契約の締結を強要などしたとする被告Cに対する,不法行為にそれぞれ基づく,上記建物の補修費相当損害金等の賠償請求について,請負人である被告B工業,同社の取締役である被告B1,設計監理をした被告Dに対する請求だけを認容し,その他の請求を棄却した事案 なお,被告亡B2は,訴え提起後に死亡し,被告B1及び被告B3がその訴訟を承継した。 主       文...
  • H17.12.22 名古屋地方裁判所 平成16年(ワ)第567号 損害賠償請求事件
     大腸癌が肝臓に転移した患者について,被告Y1の開設する病院(被告病院)に勤務する医師の被告Y2が,肝臓を切除する手術を施行した際,不法なリンパ節郭清を行い,また,術前に必要とされる説明がなかったとして,患者の遺族が,Yらに対し,損害賠償を求めた事案において,Y2が行ったリンパ節郭清は医師の合理的な裁量の範囲内として許されるものであり,説明義務違反も認められないとして,請求が棄却された事例。 平成16年(ワ)第567号損害賠償請求事件      判    決      主    文 1原告らの被告らに対する請求をいずれも棄却する。 2訴訟費用は原告らの負担とする。      事実及び理由 第1請求 被告らは各自, (1)原告Aに対し,4148万5000円及びこれに対する平成11年7月26日から支払済みまで年...
  • H17. 9. 8 大阪地方裁判所 平成15年(行ウ)第60号 損害賠償等請求事件
    判示事項の要旨: 市立小中学校の入学式において国歌斉唱時に起立しなかった教職員について調査の実施を指示した教育長の行為が,市に対する不法行為には該当しないとされた事例 主   文 1 原告らの請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告らの負担とする。 事実及び理由 第1 請求   被告は,A(大阪府枚方市B町C丁目D番E号)に対し,7万5100円及びこれに対する平成14年5月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を枚方市に支払うよう請求せよ。 第2 事案の概要  本件は,枚方市の住民である原告らが,枚方市教育委員会(以下「委員会」という。)教育長(以下「教育長」という。)の職にあったAが枚方市立小中学校長(以下「各校長」という。)に平成14年度入学式において国歌斉唱時に起立しなかった教職員について調査の実施を指示した不法行為により,枚方市が調査事務を担当した教職員...
  • H17. 9.28 名古屋違法裁判所 平成16年(ワ)第2625号 損害賠償請求事件
     建築請負契約の締結に際し仲裁契約がなされた事案において,建設工事紛争審査会による仲裁が訴訟に比較して消費者保護に欠けることはない等として,不法行為又は請負人の瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求の訴えを却下した事案 主     文 1 本件訴えを却下する。 2 訴訟費用は,原告の負担とする。 事     実 第1 当事者の求めた裁判 1 請求の趣旨 (1) 被告は,原告に対し,5238万5185円及びこれに対する平成14年2月2日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 (2) 訴訟費用は,被告の負担とする。 2 請求の趣旨に対する答弁(本案前の答弁) 主文同旨。 第2 当事者の主張 1 本案前の主張 (1) 被告の主張 ア 仲裁合意(妨訴抗弁) 原告と被告は,後記2「本案についての主張」(1)ア(ア)の請負契約(以下「本件請負契約」という。)の...
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