魔王ハルトシュラー @ ウィキ内検索 / 「その他キャラクター」で検索した結果

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  • その他キャラクター
    創発発キャラクター 創作発表板発祥のキャラクター達で、ハルトシュラーとは直接絡む機会がないキャラもいるが 世界観を共有しており、それぞれのキャラ達で繋がりがある。 【 ジークリンデ・ジークフリード姉弟 】 裕福な家系に生まれた貴族の姉弟 ジークリンデ・ハルトシュラー 十二歳。 好奇心が強く、お転婆な性格で周りを悩ませてはいるが性根は優しい。 妖精を湖に突き落としたり年上の男性をからかったりするが、性根は優しい。 好きな異性のタイプは包容力のある男性。 俳優で例えるなら、クリストファー・リーやショーン・コネリー。 弟をはじめ他のキャラクター達からS・ハルトシュラーと瓜二つな容姿と指摘されているが…? ジークフリード・ハルトシュラー 十一歳 おとなしく、絵や本を好む内向的な性格。元気な姉に振り回されるが それでも彼女を「お姉ちゃん」と呼び慕ってい...
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  • 動画
    本スレ 810に投下された作品。ロボスレのキャラも登場 http //www.nicovideo.jp/watch/sm20319491 その他 ニコニコ動画にて「創発の野望」シリーズが連載中。ハルト閣下はもちろん倉刀その他キャラも出演しています。 創発の野望リスト youtubeにて投下されたフラッシュ http //www.youtube.com/watch?v=VraqjUHE8V8 http //www.youtube.com/watch?v=oOlCLl-iKlU
  • 別スレ作品
    ★は外部wikiに移行します 創発発のキャラクター総合スレ★ ハルトシュラー関連以外の創発キャラクターがメインの作品はこのスレに投下されている 【その他創発スレ】 ルパン「とんでもねぇお宝だぜジゲ~ン」★ アニメでおなじみのルパンがハルトシュラーの屋敷へお宝を探しに潜入するというお話。 なおスレの中盤で話が完結し、その後別の作者により下記「創発トーナメント」が開催された。 ルパン「とんでもねぇ大会だぜジゲ~ン」★ 第二回創発キャラトーナメントバトル★ 創作発表板の各スレから集まったキャラクター達のバトル大会。閣下ももちろん出場。 登場キャラの性格や設定等は、元スレとは多少違っているので注意。一方でこのスレで設定を確立したキャラもいる。 箱庭モノ★ 創発キャラがとある館に集まってドタバタライフ。最初に入館するのはもちろん閣下 童話と民話創作 童話・民話を...
  • 裏ハルトシュラー
    裏ハルトシュラー 「あー創作だりー」 駄目人間。 その一言で彼女の事を説明するのには十分だろうか。はい、十分です。 絵画や音楽、彫刻や文章、この世に存在するありとあらゆる物を 創作できたりするわけもない、ごくごく普通の、ちょっとだけ駄目な人。 しかしながら、稀に本気を出した際には、各種創作知識に通じている所を 披露したり、意外と油断できない一面を持つ。が、長続きしない為、滅多に形にはならない。 当時創発に存在していた 地味に創作発表板を盛り上げるために元気に頑張るゴキ集団、通称GGG団のアンチスレに 何故か忽然と現れ、裏ハルトシュラー主義なる適当な主義主張を 掲げたり掲げなかったりしながら、後述の弟子、裏刀と漫談を繰り広げる毎日。 外見が、創作発表板において認識されるハルトシュラーの姿に酷似している為、 裏ハルトシ...
  • 田中の翁
    田中之翁 (でんちゅうのおきな) すべての力を創作(人形彫刻)に傾けた創作仙人。 ひとびとからは尊敬の意をこめて「翁」とよばれる。 齢一〇〇を越えても、創作に対する熱情は衰えることを知らなかった。 深みのある以下の名言はあまりにも有名―― 「人間いたずらに多事、人生いたずらに年をとる、いまやらねばいつできる、 わしがやらねばだれがやる」 登場が稀なレアキャラだが、創発には珍しい老人キャラとして認知されている 性格は威厳を感じさせつつも、賄賂に弱い俗っぽい所も。 今の所美作以外に他のキャラクターと絡んだ描写はあまり無し。 容姿は禿げ頭に長い髭、作務衣を着用している。
  • GGG団
    『地味に創作発表板を盛り上げる為に元気に頑張るゴキ集団』の略。一般兵のGの他、個性的な幹部が存在する。 創発板初期から活動しており、ハルトシュラーより古株なキャラクターもいる バンディッド霧崎 「わらわの旗揚げに邪魔者は蹴散らすぞよ! ほっほっほ」 GGG団トップと目される伝説のロリババァ。大きな黒い帽子に長い黒髪、白いワンピースを着た眼鏡っ子 部下たちには厳しく、気まぐれで折檻される事も 一説によればその年齢は90世紀とも言われる(本人は否定)。トナメでは召喚術で戦う姿が見られた。 ハルトシュラーとはトナメにて会話したり最終戦にて戦ったりした。 創発亭 串子 「はいよっ! 生ひとつ!」 GGG団幹部。おだんご頭に中華服を着た少女。部下の信頼は厚いらしい。トナメにて多彩な体術による格闘を披露 焼き鳥屋を経営しており、時折スレに現れては自慢の串焼きを振る舞う。(...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - ...
  • 柏木
    柏木 ( かしわぎ ) 本名不詳。前半生不明。生年も出身地も定かでない。 ハルトシュラーの好敵手的存在。 人類史上屈指の天才と呼ばれる作家であり、さまざまな分野で活躍。 小説家、エッセイ作家、ノンフィクション作家、放送作家、詩人、作詞家、デザイナー、写真家、画家、 人形作家、彫刻家、脚本家、映像作家、作曲家 etc …… 「柏木夕」「柏木巡」「柏木茜」「柏木轍」など、確認できるだけで15を越える筆名を持ち、ジャンルによって使い分けている。 ノーベル文学賞、平和賞をはじめ数々の栄誉を受けたが、賞金については全て辞退。 また作品に対する報酬も受け取らないか、ほとんどを寄付に充ててしまったという。 創作に対する主義はハルトシュラーとは相容れず、“正しい解釈”を促すために自らの作品について語ることも辞さない。 柏木の筆名→分野 対応表   ※2スレ目...
  • イラスト
    スレに投下されたイラスト作品 1スレ目 2スレ目 3スレ目 その他
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    創発の魔王ハルトシュラーwikiへようこそ ここは2ちゃんねる創作発表板の真の支配者にして創作の魔王、ハルトシュラー閣下のまとめwikiです。 現行スレ 【魔王】ハルトシュラーで創作発表するスレ 3作目 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1283782080/l50 過去スレ 【魔王】ハルトシュラーで創作発表するスレ 2作目 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1241082450/ 【作曲家】ハルトシュラーで創作発表するスレ http //namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1227627208/ - - @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールで...
  • ツイッター
    https //twitter.com/#!/Hartschuller ハルトシュラー閣下のbot。過去スレの名言・名台詞の数々が再現されている。 一方投げやりな発言や板url更新をめんどくさがったりするなどややネタ成分多め。
  • 936
    作者:ID 2N9ghSlS 「師匠ってどんな本を読んでいるんですか?」  僕はある日の夕暮れ、安楽椅子に腰掛け優雅に読書をしているハルトシュラー にそう訊いた。  彼女の椅子の脇では床から積み上げられた様々な本たちが絶妙なバランスをと りながらそびえている。  彼女は本を閉じず、横目で僕を見た。 「読みたければ読んでかまわない。ただし、気をつけることだ。」  僕は彼女のその言い方が気にかかったが、構わずに礼を言って、積み上げられ た一番上の本を手にとった。  変な本だった。  装丁こそ立派だが、中の紙は大きさも質もバラバラで、そこら辺の紙をかき集 めて無理矢理本にした、という印象だった。  中を見ると、どうやら手書きらしい文字が踊るページと、なにやら『特売日!』 『二割引き!』等と書かれた、雑多なものの写真が印刷されたページがあ...
  • 132-133
    作者:ID 5AIS734H ハルト邸、夏。 迷い家にも四季はある。 美作「あ~つ~い~」 倉刀「……」 美作「じ~ぬ~」 倉刀「……うん。」 美作「ギブミークーラー~」 倉刀「……わかったからもう言わないでくれ。暑いのは皆同じだって。」 美作「倉刀は良いよね~薄着でもなんも言われないし~」 倉刀「美作も負けず劣らず薄着だろ。」 美作「それでも倉刀より一枚多いぃ~」 倉刀「さっきから氷もかじってるし。」 美作「あげないよ~」 倉刀「……そんなに暑いのが嫌ならギャラリー行けばいいじゃないか。あそこならクーラーあるよ。」 美作「あそこつまんない。」 倉刀「……仮にも芸術家を志してる人間がそれでいいのか?」 美作「それとこれとは別問だー...
  • 721-723
    作者:ID g42+5/qO 世界の果てにあると伝えられる一軒の館がある。 そこに行こうと思っても決してたどり着けないが、例えば学者が研究上の問題で行き詰ったとき、画家が満足のいく作品を仕上げられない自分に絶望しかけたとき、 学生が自分の修めようとしている道のあまりの遠大さに途方にくれた時などに、ふと迷い込むことがあるという。 この世のあらゆる知が収められていると言っても過言では無いかもしれない巨大な図書館。 ぎっしりと本が詰まった本棚が規則性も無く乱雑に並んでいる様は、さながら本の森か、あるいは海か。 掃除をする者などいるはずもないのに、本も床も埃一つ付いていない。 そんな海の底、四方を本棚に囲まれた床に上にこの館の主である男が座っていた。 青年にも見えるし、老人にも見えなくも無い。国籍も不肖なら、外見からその気質を覗うこともできない。 そん...
  • 春闘少女マジカ☆本気か
    作者:◆exs5bssAls 春闘少女マジカ☆本気かOPテーマ 『倭亜威』 ナレーション 「風が舞う、殺気が走る、きらめく刃が闇を裂く。創発板八百八スレが眠る頃、隠密作家 推参仕る」 周りの好奇心 振り払い 君は戦う人になれ 傷つくことを恐れたら 創発は悪の手に沈む Wake Up! The わぁい! 萌えあがれ 光と闇の果てしないバトル Wake Up! The わぁい! 師匠よ 僕に勇気を与えてくれ 漢娘(おとこ)倉刀 フリルドレス 漢娘(おとこ)倉刀 もう何も怖くない 漢娘(おとこ)倉刀 作 華麗に参上 ナレーション 「ハルト主義者心得の条 我が命我が物と思わず 創作の儀、あくまで陰にて 己の器量伏し、ご投下如何にても果すべし  なお dat落ちしてログ拾う者なし dat落ちしてログ拾う者な...
  • 273-274
    273 創る名無しに見る名無し 2008/12/14(日) 00 57 28 ID yXx6x7Aw [1/1回発言] シューラ=ハルトマン 274 創る名無しに見る名無し 2008/12/14(日) 02 59 03 ID kY58KEH0 [1/1回発言] 273 ハルト「その名は私が男の時に使ったことがあるな」 倉刀「えっ、マスターって男になったりするんですか?」 ハルト「……あのな、そんなに簡単に性別が変わってたまるか」 倉刀「でもお湯をかぶったら男に……」 ハルト「ならん。名義だ名義。世界の名探偵も名前が三つあるだろう」 倉刀「なるほど、じゃああと一つは?」 ハルト「私の名前は“いっぱいあってなぁ”」 倉刀「へー、いっぱいあるんですね」 ハルト「おい!」 ...
  • 73-77
    作者:ID 9mPVBEMs 「お師匠さま、僕、死にそうです。」  やっとのことでそう言ったが、ハルトシュラーはさほど驚きもしなかった。 「そうだな。」  彼女はそうとだけ言って読んでいる分厚い本を閉じる。 「たしかに今、お前はピンチだ。」  彼女は全てわかっているようだった。しかし少しも慌てるような素振りは見せ ず、椅子から降り、本を抱えて棚へと向かう。  目で彼女を追いかけ、何か反応を返してくれるのを待ったが、彼女は僕のこと はお構い無しに新たに本棚から一冊取りだし、中身を確認し始めた。  僕は頼んだ。 「なんとかしていただくことは……?」 「それはお前の問題だろう?自分で何とかしてみろ。」  彼女は横目でこちらを見、悪戯っぽく笑った。  僕は肩を落とす。 「はぁ……どうしろっていうんですか……」 「本人に聞けばいいだ...
  • 固茹で卵な半熟卵 幕切れ
    作者:◆gGWjPaYNPw 俺は警察から出て行って、暫く街を歩く 不味いな、眠い こりゃ駄目だ、寝よう そう判断して公園に向かい、一つベンチを占領してごろりと寝転がった 木枯らしが吹く寒い方が良く寝れるぜ オヤスミ ………………………… ………………………… ………………………… ボグッ 「ぐえっ!?」 誰だよ一体?腹に全体重を乗っけたエルボーかましやがった 「あんた、何こんな所で寝てるのよ?」 この声は、あの女だ 「るせぇ、俺は宿無しだ。公園で寝て何が悪い?」 「悪いわよ、あいつに遭遇したんでしょ?」 「…何で知ってる?」 「風の噂で」 もう噂になってんのかよ? 「俺にも休息は必要なんだ。邪魔すんな、寝るぞ」 「こんな無防備な所狙われたら、一発でお陀仏じゃない」 ……言われてみりゃそうだな。そ...
  • 104-105
    作者:ID DUDdNFd4 ハルト「やっぱり色々とやってみるべきだと思う。」 倉刀「何の話ですか?」 ハルト「音楽の話だ。いつもはクラシックが中心だが……」 倉刀「別ジャンルにも挑戦したいということですか?」 ハルト「いくざくとりぃ」 倉刀「……何か考えはあるんですか?」 ハルト「ヒップホップに挑戦したい。」 倉刀「おお、いいじゃないですか。出来たらカッコいいですよね。」 ハルト「うん。だが一つ問題がある。」 倉刀「何ですか?」 ハルト「私はパーカーをもってない。あとダブダブズボン。」 倉刀「……は?」 ハルト「まず何をすればいいのかわからないからとりあえず形から入ってみるこ とに。」 倉刀「別にヒップホップやってる人が皆その格好ってわけじゃあ……...
  • 298-299
    作者:ID vGlUUeRs それは、ある朝のこと。 「あれ? いないのかな、師匠。もう朝ごはん作っちゃったのに……」 僕……すなわち倉刀作は、ちょっとばかり困っていた。 せっかく腕によりをかけて朝ごはんを作ったのに、それを食べてもらう師匠が見当たらないのだ。 まあ師匠はまったく行動パターンのつかめない人だから、こういうことも今回が初めてじゃない。 でも、せっかく作った料理は冷めないうちに食べてほしいのが人情というものだ。 特に今日のは自信作だし。 屋敷の中は、探せる範囲内で全て探した。でも見つからない。 「探せる範囲内で」というのは、この屋敷には僕が立ち入りを禁じられていたりそもそも危なくて入れなかったりする区画がいくつかあるからだ。 そういう所に師匠がいたのでは探しようがないので、お手上げとしか言いようがない。 だからその可能...
  • 固茹で卵な半熟卵 お付き合い
    作者:◆gGWjPaYNPw 今俺は、指定された喫茶店にいる しかも、もう一時間は待たされてる で、文無しだし、実は水以外はあんま飲めない。コーヒーなんぞ御法度だ。まだ酒の方がイケるぜ で、水だけで待つと店員の目が非常に冷たい 悪かったな、海老フライでも頼めりゃ頼むっての ってか、もう待たなくて良いだろ? 「止めだ止め。河原に行くか」 ガタッと椅子に音を立てて立ち上がり、店員に話す 「昨日無理矢理待ち合わせに指定されたんだが、すっぽかされたみたいだな。帰るわ、邪魔した」 「あぁ、そういう理由でしたか。いやぁ、アジョ中さんがコーヒー飲む訳無いのに、何で居るのか首を傾げましてねぇ」 キュッキュッとグラスを磨いて対応するマスター 「ま、夜の部にでも来て下さいよ」 この店、夜はショットバーになんだよな 「あぁ、今受けてる仕事終わりゃ、金...
  • 固茹で卵な半熟卵プロローグ
    作者:◆gGWjPaYNPw 「ちっ、今月も収入無しか……」 俺はそう言って、舌打ちらしい物ををする どう見ても、エラしか動いてねぇのは愛嬌だ こうして街の中を歩いて何をしてるかと言うと、道端に落ちてる小銭目当てって奴だ 自販機を見付けたら、取りあえず下を覗くのは最早日課だ。悪かったな、俺なりの生きる努力だよ 「おっ、ラッキー、500円玉じゃねぇか」 遂に収穫ゲット しかし、目立つ容姿のせいで俺には誰も近付かない まぁ、仕方ねぇ なんせ、人外だからな俺は ポケットに手を突っ込んで、小銭を確認する 「良し、取りあえず何時ものは買えるか……」 そして俺は、行き付けの鑑賞魚店の暖簾をくぐった 一気に俺にはとても良い匂いが立ち込める そう、水の匂いだ 「親父、何時ものくれ」 「あいよ、アジョ中さん、何時ものスイミー徳用パックで...
  • 869-876
    作者:ID QeuCU6On  僕はペンを止めた。 それから椅子の背もたれに体を預け、曲がっていた背骨をグイと伸ばす。 そして一呼吸ついて、すっかり冷えた、コーヒーを溶媒にした砂糖の飽和水溶 液を飲み干した。 僕は首を鳴らしながら机の上の原稿用紙からその上に転がる万年筆、さらにそ の横に開かれた植物図鑑へと順に目をやった。 襟元を正して椅子から立ち上がり、その図鑑を閉じて脇に抱える。 帽子かけの帽子を行きがけに手にとって、僕は書斎を出ていった。 ハルト邸には謎が多い。いつの時代にも、どんな場所にも存在するその場所の不安定さのせいか、この館 の中ではしばしば不思議なことが起こるのだ。 いや館の中だけではない、館を囲む、まるで木の影だけが立体となったものが 沢山地面に刺さっているかのようなあの暗く静かな森でもそうだ。 僕は一度あの...
  • 696-699
    作者:ID 73g3Q0Hb 年齢不詳の男だった。 二十代でも十分通用するだろうが、五十代と言われても納得はしてしまう。 東洋人なのは明らかだが、見に付けている服や小物を見てもそこに何らかの嗜好や方向性を見出すのは難しい。 徹底した。強烈なといってもいい無個性。せいぜい東洋人としてもかわり矮躯であることくらい。 それが彼が周囲に与える第一印象だ。 それでも彼は、世界中の誰もが知る男だった。 世界中の人が彼の顔を知っていたし、その業績の一片を知っていた。 それはもちろん、とある小さな国のとある小さな町のとある小さな宿屋の地下のバーで、 たまたま彼の隣に座ることになった一人の若い女にとっても同様だった。 薄暗いバーだった。照明が抑えられているせいばかりではない。 狭い上に、それに見合うだけの客もいない。料理と酒もそんな昏い空間に華を添...
  • 固茹で卵な半熟卵 共闘
    作者:◆gGWjPaYNPw 俺はまた木枯らしが吹く中、街を闊歩している 何処に行けば良いやらだ 「あ、アジョ中さん居た!」 ちっ、警官に見つかった 逃げるか 「待って下さいよ。アジョさん捜索の仕事請けてるって、聞いてますよ?警察と情報交換しませんか?」 俺はぴたりと立ち止まる 情報は有るに越した事は無い 「公務執行妨害は良いのか?」 「野を行く獣に、法律は適用されません。人に害を成す場合のみ、駆除されます。貴方は言わば獣ですからね。獣が通り道を通った時に、偶々我々が居た。そうでしょう?」 そう言って笑ってくれた 「あぁ、そうだな」 本当に融通きくな 「そう言ってくれると助かる」 「何時も的になってくれてますからね。お陰でうちの署、射撃競技の成績全国でも良いんですよ。署長も鼻が高いらしくて」 「痛ぇんだぞ?あれ」 「...
  • 本当にあった?怖い話
    作者:ID caFRxlgo  それは蒸し暑い夏の夜のことでした。  作業に熱中していてすっかり時間のことを忘れていた僕は、時計を見て驚きました。なんともう深夜三時をまわっています。  席を立ち、キッチンで何か水でも飲んでから眠ろうと思い、部屋を出ました。  僕の部屋は、大体は二階にあります。この館では階数なんかあてになりませんが。  廊下は暗かったです。しかし窓のよろい戸は下りていないので、月明かりが差し込んでいました。  そのせいでなにもかもが虚ろに感じます。何もかもがぼんやりとしています。  まるで異世界に迷い込んだかの様でした。  僕は蝋燭は要らないと思い、手ぶらで廊下を歩みました。  廊下には足音だけが響きます。こつ、こつ。  もしその音が絶えたら、もう二度と動けなくなるんじゃないか。そんな思いさえ抱かせるほどに、あまりにも館は静かすぎ...
  • 固茹で卵な半熟卵 謎
    作者:◆gGWjPaYNPw 「ふぅ、やっと撒いたか」 警官を撒く為に二人で走り回って、ぜぇはぁぜぇはぁエラをぱくぱくさせている って言っても重要参考人には違いないから、警官に職質されるには違いない オマケに公務執行妨害だ 最も、俺には人権が無い代わりに法治も及ばない。俺は人外故に法の束縛を受けない 簡単に言うと獣扱いなのさ。だから、簡単に銃撃されるって訳だ 街の住人がアレなのは、きちんと理由が有るって訳 「…でよ、アンタの捜し人は……居ねぇ」 ……ちょっと待て、360゜の視界の俺に気付かせずに消えるだと? 風が吹く中、俺は棒立ちになっちまった 「くっそ、本当に何なんだ?」 そんな中、風に拐われた一枚の紙 その紙が舞い上がって行く 「だぁっ!?あの紙、待ちやがれ!」 俺はそのまま駆け出した 建物の影に隠れて中々視認出来ない...
  • S・ハルトシュラー
    S・ハルトシュラー 「全霊を込めて創作しているのなら、優劣などつけられぬはずだ」 創作のエネルギーが集まって誕生した創造と発現の神。 “創発の魔王”の異名を持つが、その姿は女性である。 創作物にして創造主というその性質のため、自身の“設定”すら変えることができるという。 ちなみに現在の設定は──   ハルトシュラー S. Hartschuller (1988~1990)   始めは、ただの言葉に過ぎなかった。   しかし──その言葉に命を吹き込んだ者たちがいた。   言葉は彼らの手によって力を得、形を成し、そして動き出した。   そして彼女は、彼らの望みを叶え、彼らの魔王となった。   謎の芸術家。   出身地や生没年代はおろか、性別すら不明で諸説ある。   小説、絵画、音楽、料理に至るまで様々な分野で膨大な量の作...
  • 【3】
    霧はどんどん濃くなって、なにも見えません。 はなれないように、ふたりは手をつなぎながら先へすすみます。 「お姉ちゃん、そこにいる?」 「ここにいるわよ、ジーク」 「お姉ちゃん、そこにいる?」 「ここにいるわよ、ジーク」 「お姉ちゃん、そこにいる?」 「あなたがつかんでるのはなにかしら、手をはなすわよ、ジーク」 ふたりが霧のなかをぬけると、ちいさな小屋をみつけました。 くるくると小屋のまわりをまわって見ますが、やっぱりちいさいです。 「こんなところに人がすんでるのかしら。山のてっぺんに、ブタ小屋があるとはおもえないし」 とりあえず、ノックをしてみる事にしました。 ガンガンガン、ガンガンガン。 するとどうでしょう、中からしわがれた声がかえってきました。 「あいてるよ、どうぞ」 ...
  • 267
    作者:ID 8hy+hQU0 空に月が輝いていた。 その月下に琴の音がひとつ。 台座に赤敷物を敷いて美作が和琴を奏でていた。 その傍らで倉刀が茶を点てている。 二人とも和服が様になっていた。 そして、彼らから離れた先の赤敷物に少女が一人。 月光に劣らぬ銀髪をさらさらと風になびかせ、倉刀が点てた茶を頂いていた。 この少女も着物、身を整えて周りの桜を眺めている。 ハルトシュラーである。 ここは迷い家の庭、ハルトの敷地内だ。 師の提案により、夜桜の花見としゃれこんでいたのであった。 普段と違い、和服正装なのは風情を介するハルトゆえか。 「桜が綺麗だな、倉刀」 飲み干した椀を置き、ハルトは呟いた。 湯の加減をみながら倉刀は頷いた。 「左様で」 「なぜ綺麗か分かるか?」 師の問いに、しばし考える倉刀。...
  • 331
    作者:ID PhQdyudn むかしむかし、まだ人の世の間もないころ、 西に創造神クリーシェ 東に破壊神夕鶴 中央にはそのふたつを併せ持つ混沌の神ハルトシュラーが居ました クリーシェと夕鶴はハルトシュラーの場所に出向き ハルトシュラーは2人をたびたびもてなしていました 「我々ばかり遇されるのも心苦しい どうだろう、人間界にはマックスコーヒーという甘露がある それをこれから遇される度に持ってこようではないか」 それから2人はハルトシュラーへ出向く度に、マックスコーヒーを持ってきました ハルトシュラーも2人の贈り物を快く飲み干しました しかし2人が持ち寄ってきてから一週間 いつものようにハルトシュラーを尋ねると、様子が変です 宴を開こうともせず、マックスコーヒーばかり飲んでいます 2人が声をかけても、無気力そのも...
  • 48-52
    作者:ID hVEbvsZ3 青空から照りつける日差しが砂浜を焼く。 人々はその熱さを物ともせず、思い思いに興じていた。 水辺で戯れる者。 日陰で涼んでいる者。 砂浜で球技を楽しむ者。 今は夏、夏本番。海日和といった日だ。 「いいねえいいねえ。この風、この肌触りこそ海水浴よ!」 美作 創は、身体全体で心地良い風を感じながら大きく伸びをした。 タンクトップと短パンのスポーティーな服装。露になっている肌は健康的に引き締まっている。 着痩せする胸を見せつけるかのように深呼吸すると、美作は振り返った。 「いやー、まさか婆ちゃんが急に海行こーなんてねー、意外だわー」 「そうか」 美作の太陽のような笑みをうけて、ハルトも笑った。 こちらは白いチューブトップに花柄のパレオ。日差しがキツイのかサングラスをかけている。 ...
  • 【2】
    ずんずん、ずんずんとジークリンデはさきに歩いていきます。 ジークフリードは、そんな姉にききました。 「お姉ちゃん、ところで、どこへいけばいいか知ってるの?」 「さあ? このまま歩けばそのうちどこかにつくんじゃないの?」 ジークフリードは、目の前がまっくらになりましたが、そこは男の子です。 たおれそうになるのをがまんして、ジークリンデにいいました。 「あてずっぽうじゃだめだよ、お姉ちゃん。だれか、知ってる人をさがそうよ」 「その知ってる人ってどこにいるの?」 そんなことをはなしながら道を歩いていくと、ひとつの街がみえました。 人がたくさんいますので、なにか知ってる人もいるかもしれません。 「ちょうどよかったわ。あそこで、何かきいてみましょう」 ふたりは街にはいって、人がおおそうな場所をさがしました。 ...
  • 【4】
    ふたりが枯れ木棒をほうりなげながらすすんでいくと、おおきな湖がみえました。 湖の近くには、ちいさな小屋がありました。 「枯れ木棒、枯れ木棒、黒い男はどこにいる」 たおれた棒はぴったりと、その小屋にむかってたおれました。 「お姉ちゃん、きっと小屋の中に男はいるよ」 「そうね、ジーク。ここまで来るのにだいぶかかったわ。無駄足だったら小屋に  火でもはなちましょう」 ジークリンデは小屋の戸をドンドンとたたきました。 カツカツと靴の音がしてひらきます。 あらわれたのは、上から下まで黒づくめの男でした。 「こどもがふたり、わたしに何のようかな」 ジークリンデとジークフリードはこたえます。 「わたしたち、お母さまの病をなおせる人をさがしているの」 「おじさん、なおしかたを知っていますか。それならお...
  • 349
    作者:ID /YeUgCZn 詩人の男はリア充憎んで 山の奥に住む 若くして捨てた童貞の為に 詩をつづった その言葉は風にのって 森をぬけて 街に降って 蝶の群れとなり 蝶の群れは紫の色に 空を覆った 紫の色に触れた者はみな 気がふれてしまった 怯える者たちは 詩人を追った 森をぬけて 詩人は海へ ボートに乗って 倉刀! 倉刀! 詩人は眉を剃って 倉刀! 倉刀! 新月の夜も休まず 倉刀! 倉刀! 詩をつづろう 倉刀! 倉刀! リア充を憎む詩を! 詩人はやがて小島にたどり着いた 美作とおる太と裏刀が彼を迎えた 「私はリア充を憎む。憎んでも憎んでもおさまらない この世界を言葉で焼き付くしてみせよう。力をかしてほしい」 だか怯えたおる太の密告によって 詩人は警官隊の銃弾に倒れた その...
  • 12
    作者:ID m6QetncY 中学生の時、2ちゃんねるの創発板で見せられたスレの話 師匠と弟子二人がPCを前にモデルを囲んでいる。 師匠と弟子の一人はペンタブで線をひいているが、もう一人の弟子は描く様子がない。 ハルト「ちゃんと描け」 倉刀「だってトラックボールなんかじゃ描けませんよ」 ハルト「どうしてトラックボールで描けない?私も美作もちゃんと描けているぞ」 倉刀「トラックボールなんかじゃ描けないもん!」 弟子が叫んで近くの机の下に隠れる。 ハルト「どうしてそんなわがままを言う!みんな描いているだろうが」 美作「そうだぞ、わがまま言わないでちゃんと描け」 倉刀「(泣きながら)トラックボールなんかじゃ描けないもん!」 ナレーター「師匠の理不尽な要求に、泣きながら反発する。」 ナレーター「これが、倉刀です。...
  • 327-328
    作者:◆5aBFKJ2h96 迷い家、というものがある。 山中に迷い込んだ旅人が人気のない屋敷にたどり着くという話だ。 箸のひとつでも持ち帰れば裕福になれるという。 そのような伝承を知ってか知らずか、一人の男が迷い込んだ。 男の名前は倉刀 作(くらとう さく)。 彼が見たのは空腹がみせた幻だったのだろうか。 いや、確かにそれは現実だった。 屋敷の前で憔悴しきっていた倉刀を、屋敷の主人が出迎えたのだった。 その女主人の名は、ハルトシュラーといった。 これはハルトシュラーと倉刀の、ちょっとした物語。 小さな和室に、男女が囲炉裏に向かいあって座っていた。 男は倉刀、女はハルトシュラーである。 ハルトシュラーは、部屋の障子の下半分を開けさせ、外の景色を眺めていた。 窓の外では降り積もる雪が地面をおおい隠してはじめている。 ...
  • ある日の会話
    作者:ID w4kjtBnk 倉刀「師匠って友達いるんですか?」 ハルト「そんなに死にたいか。」 倉刀「いえ、そういうことではないんですけど、ちょっと気になりまして。」 ハルト「まったく失礼な。私にも友人の一人や二人や数百人は居るに決まっているだろう。」 倉刀「やっぱりそうですよね。すいませんでした。」 ハルト「まぁいい。で、何故そんなことを訊いた?」 倉刀「いえ、実は今朝倉庫を漁っていましたら、アルバムのようなものを見つけ まして。」 ハルト「アルバム?」 倉刀「ほら、これです。」 ハルト「あ、それは……」 倉刀「勝手に覗かせていただいたんですが、このアルバム、入っているのは写真 では無くて、絵ばかりなんですよ。それが気になりまして。」 ハルト「か、返せ!」 ...
  • 固茹で卵な半熟卵 エピローグ
    作者:◆gGWjPaYNPw 俺は余りに呆気ない終わりを警察に報告する為に訪れ、夜明け迄事情聴取に付き合わされた まぁ、しょうがない きちんと鱗の擦過跡と、剥がされた部分迄、念入りに調べられたぜ 暫くすると再生しちまうからな、証拠が無くなっちまう まぁ、いきなり終わるとは思ってなかった警察も、不審げなのはしょうがない で、俺と証拠品の取り合いだ 「その紙、証拠品だから渡して下さい」 「無理。こいつは俺と同じく、人間には扱いきれねぇ代物だ。また出現したらどうする?封印出来る奴に渡すのが一番だ。それに依頼の品だし、渡せねぇよ」 そう言って俺は断固拒否 そうしてる間に、紙が俺達の見てる間に手を形成し始めて、思わず証拠写真を撮った警察が 「……復活しようとしてますね」 「……だな。ダメージ負った分の回復迄考えると……」 警察も言わずとも解っ...
  • 倉刀 作
    倉刀 作 (くらとう さく) ハルトシュラーの下で棲みこみで修行しているハルトシュラーの一番弟子。 外国人からはクラトゥとして親しまれている。 塑像、彫刻などの立体芸術が得意だが、料理は苦手。絵画は一応こなせる。 よく「創刀」「石刀」などと名前を間違われる。 一説によると、「倉刀作」なる者は慶長八年(西暦1603年)に、とある旗本の家系に生まれたとされる。 しかしその家系は同時代に(恐らく御家取り潰しのため)断絶しており、詳細は分かっていない。 また慶応2年(西暦1867年)には同名の人物が贋作容疑で逮捕された記録が残っているという。 性格は作者によりヘタレだったりもののふだったりと様々だが、基本的に師匠に憧れる努力家。 ハルトシュラーの元でかなり長い年月棲みこみ修行しているらしいが、詳細不明。 女性と接する機会が少なかった為かハルトシュ...
  • 適当妄想
    作者:AbM5o1Oa    僕はとうとう、あの伝説の作曲家、ハルトシュラー氏の居場所を突き止めた。  幼い頃に耳にしたあの旋律。それだけを頼りにたどり着いた先は、なにやら妙な感じの建物だった。  ドイツの辺境にそびえたつ館。しかしそれはまだ未完成のようにも見える。梁や柱が外に飛び出したりしているのだ。  扉には東洋の「カンジ」……だったか。「創作発表板」と刻まれたプレートが下がっている。  僕は興奮を押さえきれず、少し乱暴にベルを鳴らした。  それから少し待つ。  館の外壁を見上げたとき、僕はハルトシュラー氏の経歴をふと思い出した。  性別、年齢、一切不明。彼(彼女?)はほとんど人前に姿を見せず、ただただ作品を発表し続けた。  だがその期間は非常に短い。わずかに二年だ。  一説には既に亡くなったとも言われているが―――僕は突き止めた。  ...
  • 【5】
    妖精は足元にあった小さな石を拾い上げました。 ジークリンデは側にあった大きな大きな石をかかえ上げました。 自分の半分もある大きな石です。 それを見て妖精はわらいました。 「はっはっはっ、オマエ、水切りをやったことがないのか? おおきければいいって  わけじゃないぞ?」 「あら、やってみなくちゃわからないわ」 そういってジークリンデは石を頭の上にかかえ上げました。 「まあオマエがそういなら仕方がない、いちにのさんで、いっしょに投げるぞ」 「わかったわ」 ジークリンデと妖精は、湖のまえへと立ちました。 「それじゃあいくぞ、イチ、ニの―――」 「さん!」 かけ声といっしょに、ジークリンデは持っていた石を妖精にむかってほうりなげました。 妖精は石にあたって、そのままいっしょに湖へと沈んでい...
  • 固茹で卵な半熟卵 真摯
    作者:◆gGWjPaYNPw 「良く聞こえなかったな?もう一度言ってみろ?あぁん?」 今、俺は魚屋の親父に土下座をしていて、親父は俺に鮪包丁の鎬をぺたぺたとエラ蓋にやっている はっきり言おう、滅茶苦茶怖ぇ 「言いたい事は分かってる。荒事なんだ、補給が必要なんだよ。じゃないと勝てねぇ。頼む!」 「……アジョ中さんよ。あんた、何時もは逃げ回ってっけど、本当は相当強いだろ?ヤクザもんやチンピラがアンタの事怖がってんのは、コッチにも届いてんだが?」 「そんなんじゃねぇ。相手は俺と同じく化物だ。連続殺人事件にも、関係有りそうなんだよ!」 親父が包丁を離すと、頭をボリボリ掻いている 「…ツケ、五分増しだ」 「済まねぇ!恩に着る」 「そん代わり、きっちりカタ付けねぇと、五割増しだ。良いな?」 「済まねぇ!本当にきっちりやって、払いに来るから待っててくれ!...
  • 303
    他の色は認めないよ派   ┣閣下は銀髪だよ派   ┃   ┣ロリババァだから白髪だよ派(ロリババァ派)   ┃   ┣閣下はアルビノだよ派(アルビノ派)   ┃   ┗有名な絵師は銀髪で描いてるよ派(権威主義派)   ┃   ┗閣下は金髪だよ派        ┣ゲルマン系だから金髪だよ派(オールハイル派)        ┣銀髪だと中二病臭くて嫌だよ派(高二病派)        ┗最初のカラーイラストが金髪だよ派(原理主義派) 両方正しいよ派   ┣その時々によって違うよ派   ┃   ┣イメチェンのために染め直したんだよ派(染髪派)   ┃   ┣光の当たる角度によって金髪にも銀髪にも見えるよ派(玉虫派)   ┃   ┣自分の設定すら創り直せるんだから当然だよ派(創発の魔王派)   ┃   ┗見る人の深層心理を投影してるんだ...
  • 675-676
    作者ID uoofJVf1 「やい倉刀よ。早くマックスコーヒーを注文しろ。そろそろストックが切れてきたぞ」 「もう今週で段ボール五箱分は頼んだじゃないですか。真面目に糖尿病になりますよ」 「私の血肉はマックスコーヒーで出来ているんだぞ。もしマックスコーヒーが途切れたら干からびてしまう。良いのか? ロリじゃなく只のババァになった私がみたいのか?」 「はいはい分かりましたよ……早急に注文しておきます……」 「所で今日って何の日か知ってますか? ハルト様」 「この私が知らない事があると思っているのか愚か者め。今日はマックスコーヒーを飲み続けて10年経った日じゃないか!」 「(コイツの頭の中は珈琲で出来ているのだろうか)そうじゃなくて、七夕ですよ七夕。七月七日と書いて、七夕です」 「そうか……食えるのか?」 「食えません。この日は短冊っていう紙に願い事...
  • 554-555
    作者:ID 5mXxboa4  早朝、倉刀が館の廊下を歩いていると、美作が慌てた様子で部屋から飛び出してきた。 その顔は涙でくしゃくしゃだ。 「大変だよ!倉刀!」 「いったいなんだ?」 「ばっちゃんが猫になっちゃった!」 「……は?」 ~~2月22日、ハルト邸にて~~  まだうすら寒い談話室は暖炉の火に暖かく照らされていた。  小さなテーブルを挟むようにして倉刀と美作のふたりは座り、ぼんやりと紅茶などをすすっている。  美作はだいぶ落ち着いたようだった。まだ目は赤いが、もう涙は浮かんでいない。  倉刀はそんな彼女のカップにお代わりを注いでやりながら言った。 「……落ち着いた?」  美作は頷く。 「よし、それじゃあ、最初から順を追って説明してほしいんだけれど、大丈夫?」 「……うん、へいき。」 「じゃあ、お願い。...
  • 860
    作者:ID +WKs6Scx 倉「あれ師匠、何読んでるんです?」 ハ「倉刀か。今良いところなんだ、邪魔をするな」 倉「って、ししし師匠が漫画読んでるーっ!?」(ガビーン!) ハ「む。何だその反応は。漫画も立派な作品だぞ」 倉「そ、そうですよね、失礼しました。   ……で、何読んでるんです?」 ハ「…………。これだ」 倉「すごいよマサルさんだーっ!!」(ガビーン!) ハ「倉刀、ギャグマンガをバカにするな。   人は泣かせるよりも、笑わせる方が難しいのだぞ」 倉「え、あ、そ、そうですよね」 ハ「分かったら邪魔をするな」(ぺらっ) 倉(……師匠が漫画か。イメージから遠いなぁ)(ちらっ) ハ「…………」(ぺらっ) 倉(しかもマサルさんって。あまりに予想外すぎるって...
  • 裏刀 作
    裏刀作 「俺は……多分、ただの出来損ないですよ。遊び半分に師匠が創った、パチモノでしょう」 ウラトの弟子、しかし師匠と直接の面識はない。師匠よりはるかにマトモかつ有能である。 倉刀とは同人仲間で自分たちの師匠をネタにした薄い本を製作していたりする。 ハルト・倉刀の師弟コンビとは逆に、こちらはダメダメな師匠としっかり者の弟子という不思議コンビ そもそも裏刀自身、自分がなぜウラトに弟子入りしているのか分からず、自分はウラトに気まぐれで作られた 倉刀 作のデッドコピーなのでは?と疑っている。 ウラトと掛け合い漫才みたいな事をしているが上記の通りリアルでの面識はない。 倉刀とはリアルでも交流があり、共に同人誌を作るなど仲が良いが、倉刀は機械類の扱いが苦手らしく 使っているパソコンにウイルスをもらって慌てたりしている。 また、桃花の妹、無限彼方と仲がよかっ...
  • ハルトシュラーと俺
    作者:◆NIKUcB1AGw 「よし、更新完了。執筆に戻るか」 深夜の自室。俺はパソコンから自分のブログを更新し、一息ついていた。 今日の俺は、実に調子がいい。執筆スピードがいつもの三割増しといったところであろうか。 これなら、予約期限をたっぷりと残してSSを完成させることが出来そうだ。 まあ、もとより予約期限を使い切ったことはまだないが。 ん? ちょっと待て。俺、誰に向かってこんな説明してるんだ? これじゃまるで……。 「SSの一人称視点みたいだ、か?」 突然、部屋の中に俺以外の声が響く。しかも、どう考えたって家族の声じゃない。 慌てて振り向くと、そこにはゴスロリ服を着たブロンドヘアの幼女が立っていた。 ……あー、何だ。そろそろ寝なくちゃまずいか。調子がいいからって無理して大変なことになってもあれだしな。 しかし...
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