「古泉一樹の観察日記」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
古泉一樹の観察日記 - (2007/02/10 (土) 03:51:13) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
古泉一樹の観察日記<br>
<br>
○月○日<br>
突然転校することになった。どうやら涼宮ハルヒがそう願ったらしい。<br>
あぁ、この時期に転校か・・・。せっかく友達作ったのに・・・。<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記2<br>
<br>
○月□日<br>
いきなり世界が改変されていた。どうやら涼宮さんが世界をぶっ壊して新しい世界を作ろうとしているようだ。<br>
どうせならブリタニアをぶっ壊してくれれば良いのに。<br>
って僕の姿が●じゃん!<br>
酷い!これじゃあお嫁にいけない!責任とってくださいキョン君!<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記3<br>
<br>
○月△日<br>
団長がこんなことを言い出した。<br>
「みんな、映画をとるわよ!」<br>
思わずキョン君の顔を見た。予想通り頭が痛そうな顔をしている。時折思うんだが、彼はそんな顔をしつつも楽しんでいる。<br>
だから彼はMなんじゃないかと思う。変態め。<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記4<br>
<br>
△月○日<br>
マユゲがステキな女性に出会った。おでんをしきりにすすめられた。TFEIはおでんとかカレーとか、何か予想の裏をつくものを好むようだ。<br>
ってことは生徒会の書記の人はきっとラーメンが好きなんじゃないだろうか。部屋中にカップラーメンの空が転がってたり・・・。部屋とか意外に汚そうだし・・・。<br>
「知ってしまったわね、私の秘密。情報連結開始・・・」<br>
あれ、後ろで聞き覚えのある声が・・・<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記5<br>
<br>
△月△日<br>
キョン君が部室でなにやら姿勢を低くして座っている。<br>
「何してるんですか?」いつも通りの優等生面して声をかけてみた。<br>
「しっ。この姿勢ならハルヒのパンチラが見れる」<br>
・・・ダメだこいつ。はやくなんとかしないと・・・。<br>
<br>
そうこうしている内に涼宮さんがやってきた。いつも通り、団長デスクに座り足を投げ出す。<br>
どうするんだろうと思ってたら、キョン君は悲しい顔をして僕の顔を見てきた。<br>
「・・・じゃない」彼の声は今にも泣き出しそうだった。<br>
「どうしたんです?見れなかったんですか?」<br>
「水玉パンツじゃない!」<br>
「知らねぇよ」<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記6<br>
<br>
△月□日<br>
部室に久しぶりに一番乗りしたかと思ったら、おでん殺しの犯人こと長門さんがいた。<br>
「今日も早いですね。何を読んでいるんですか?」<br>
この人にはお世話になってる。挨拶はきっちりしておかないと。<br>
「これ」そう言って長門さんは本のカバーを見せてくれた。<br>
『電車男』意外と世間に流されていらっしゃる。いや、ある意味時代遅れなのか?<br>
「あっ」そんなことを考えていると、長門さんが本を落としてしまった。その時、本のページが見えた。<br>
「・・・見た?」<br>
「いえ、ナニモミテマセン」<br>
僕とキョン君が絡んでいた・・・。<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記7<br>
<br>
×月×日<br>
今日は市内探索。朝比奈さんと一緒になった。この人はまともだから正直助かる。<br>
「どこか行きたいところとかありますか?」<br>
「・・・メイド」ポツリと朝比奈さんが答えた。<br>
「おや、これは意外。今後の研究か何かですか?」本当にまじめな人だ。<br>
「違います。冥土です」<br>
前言撤回。痛い人だ。<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記8<br>
<br>
×月○日<br>
あまりにも変態揃いのSOS団、新川さんにグチを聞いてもらった。<br>
「どうしてあの人たちは揃ってまともな人がいないんでしょう?」<br>
「そうであるかもしれません」<br>
「まともなの僕だけです。涼宮さんがまともに見えてしまいますよ」<br>
「そうであるかもしれません」<br>
・・・仲間に恵まれねぇな。<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記9<br>
<br>
×月□日<br>
部室に行こうとしたら、途中で涼宮さんに会ったので一緒に行くことにした。<br>
「最近どうも人につけられてる気がするのよ。」<br>
「どうしてそう思うのですか?」<br>
「帰り道とか誰もいない道を通る時、後ろから足音がすんの。聞き間違いじゃないと思うけど・・・」<br>
そう言った涼宮さんは不安そうな顔をした。神経はやっぱまともなんだな、と安心した。<br>
「あぁ~、こうゆうのって何かぞくぞくするわよね」<br>
・・・あれ?<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記10<br>
<br>
×月○日<br>
涼宮さんが後をつけられていることをキョン君に話してみた。<br>
「何!谷口め、モテないからといって遂に犯罪に走ったか!」<br>
「どうしてそこで彼の名前が?」<br>
「いや、この前あいつと一緒にハルヒを尾行したんだ・・・ょ」<br>
犯人こいつかよ!<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記11<br>
<br>
□月○日<br>
「おや~、古泉君じゃないかっ!」スモークチーズが好きな人が話しかけてきた。<br>
「どうしたんです?」<br>
「いや~、あのメンバーの中にいて良く正気を保てているね~!」<br>
「はぁ、それはどうも」<br>
「ところで、スモーk」<br>
「ありません」<br>
「にょろ~ん」<br>
<br>
<hr size="2" width="100%">
<br>
<br>
古泉一樹の観察日記12<br>
<br>
□月□日<br>
部室に入るなり、僕は胃と頭が痛くなってきた。<br>
「鏡を使う植草式を導入すればパンツが見れる・・・」<br>
「天使さんが迎えに来てくれないかな」<br>
「ウホッ」<br>
・・・ダメだ。この部室は完全にアウェーだ。<br>
「何してるの古泉君」<br>
後ろから涼宮さんが話しかけてきた。<br>
「いえ、少しボーっとしただけです」<br>
「そう、それならいいけど」涼宮さんはそう言って笑った。<br>
何だかんだ言って、慣れてしまった僕がいるわけで・・・。<br>
今日も一日、この変態どもに付き合ってやるか。<br>
<br>
「そういえば古泉言いたいことがあるんだが言ってもいいか?」<br>
「どうぞ」<br>
キョン&ハルヒ&長門&みくる「裸で歩き回るな!」<br>
「これだけは譲れませんよ」<br>
アッハッハッハ!<br>
<br>
古泉樹の観察日記~完~