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何か熱い展開保守 - (2007/10/11 (木) 02:15:26) の1つ前との変更点

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<p> </p> <p> </p> <p>朝倉「これで準備万端よ、もうすぐ地上は地上は崩壊、わたしの主の願いの通りにね♪<br> 長門「……朝倉涼子。あなたは一度自らの意思で判断し動いた。そして、その結果わたしはあなたを連結解除した」<br> 朝倉「……そうね」<br> 長門「しかし、今のあなたはただの操り主の言うままに動く人形に過ぎない。わたしはあなたのそんな落ちぶれた姿など見たくない」<br> 朝倉「人形……か。まさかあなたに説教されるとはね。でも、表に対する裏、光に対する影、本体に対するバックアップ……正反対であるからこそその役割があると思うの」<br> 長門「……そうか。わかった、ならばもう一度あなたの連結を解除させてもらう」<br> 朝倉「来なさい。わたしの影を彩る存在――」<br>  <br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br>  </p> <hr> <br> ハルヒ(闇)「……そんな。認めない! こんな現実なんて認めない!」<br> 古泉「これが事実です。あなたは僕たちの前に敗北した。言い訳のしようがないほどにね」<br> 長門「あなたと涼宮ハルヒは無意識化で確かに連結している。だが、それゆえに涼宮ハルヒ自身にも影響を与え、彼女の意思を動かした。その結果がこれ」<br> キョン「(負の感情も人の動力源になる……そういうことか)」<br> ハルヒ「…………」<br> ハルヒ(闇)「バカ言わないで! あたしが――最初からこうなる予定だったって言うわけ!?」<br> 長門「そう」<br> ハルヒ(闇)「――アハハハハハハハっ! なんていう矛盾なの? 本体を憎んでいた感情が、こんな結果を導くだけだったなんてね」<br> ハルヒ(闇)「でも、それはあたしはあなた本体そのものであるという事よ! それを忘れないことねっ!」<br> ハルヒ「わかっているわよそんなこと……」<br> ハルヒ(闇)「……!?」<br> ハルヒ「あんたの居場所はあたしの胸の中よ、だから目先にいると目障りなだけ。とっとと消えなさい……」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br>   <hr> <br> みくる「これで終わりなんでしょうか……?」<br> キョン「いや……また後始末が残っている」<br> 古泉「……まさか、あなたは……」<br> キョン「俺は「向こう側」の人間だ。「こちら側」と唯一つながっている出入り口のようなモンだな。このままだと俺のいた「向こう側」が「こちら側」に影響を及ぼす」<br> 長門「それは事実。だけど」<br> キョン「いいんだ。だから、俺は帰らなきゃな。向こう側にさ」<br> ハルヒ「嫌よ! 絶対にイヤだし認めない、不許可! あんたがここにいなきゃ意味がないのよ!」<br> キョン「安心しろ、ハルヒ。「こちら側」にも俺がいる。ちょっと平和ボケでやる気がないけど、正真正銘の俺自身さ」<br> ハルヒ「違う! 今目の前であたしに話しているあんたはただ一人のあんたよ! 他の誰でもない!」<br> キョン「ありがとよ、でも帰るしかない……(唐突にハルヒに口づけする」<br> ハルヒ「…………っ!(同時に当て身を受けて気絶」<br>  <br> キョン「みんなハルヒを頼む」<br> みくる「……わかりました」<br> 長門「…………」<br> 古泉「あなたの想いは受け取りました」<br> キョン「「向こう側」にはもう俺のいる街しか存在していないけど、きっと楽しい日常にしてみせる。そうだな、まずはハルヒみたいな奴を探してSOS団でも作るか。こっちに負けないぐらい騒がしい連中を集めてな」<br> 長門「あなたなら必ずできる……あなたならきっと」<br> キョン「……じゃ、さよならだ、みんな……」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br>   <hr> <br> みくる「変えることのできない未来――そう運命って言えます」<br> ハルヒ「…………」<br> みくる「キョンくんが死ぬのは運命なんです。そうとしか言えないんです」<br> ハルヒ「……そう」<br> みくる「でも、イヤなんです。このままキョンくんが死ぬのをただじっと見ているだけなんてっ! でも運命に逆らう事なんて……!」<br> ハルヒ「――全く運命運命っていい加減聞き飽きたわよ、みくるちゃん」<br> みくる「……え?」<br> ハルヒ「聞きなさい。運命なんて、後出しの予言に過ぎないわ。何かが終わってその後でこう言えばいいのよ」<br>  <br> ハルヒ「全部運命だったってね!」<br> みくる「…………!!」<br>  <br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br>   <hr> <br> 朝倉「長門さん、あなたは情報統合思念体の意思から離れつつある。それは認めるわ」<br> 長門「…………」<br> 朝倉「でもね、あたしたちと同じような存在は他にもたくさんいることは知っているでしょ?」<br> 長門「それは理解している」<br> 朝倉「あなたの異常動作が唯一の例外だと思っている? ええ、きっとそう思っているわね。<br>    だって、長門さんと同じエラーを発症したインターフェースはみんなそう考えていたもの」<br> 長門「……そうかもしれない」<br> 朝倉「うふ、あはは。あなたと同じことを起こした事例は他にもあった。だけど、そうなった結果どういう末路をたどったか教えてあげる」<br> 長門「…………」<br> 朝倉「有機生命体の生なんてわたしたち情報統合思念体には意味のない物――それを知りなさい。<br>     不完全で何も解決できないエラー思考の迷宮に陥り、答えなどどこからも導き出せないと泣きなさい」<br> 長門「…………」<br> 朝倉「その袋小路から飛び出したのがわたしたち情報統合思念体。<br>     わたしはあなたのバックアップ。あなたが有機生命体として光を浴びたというなら、わたしはそこから生まれた影。<br>     わたしはあなたそのものなのよ」<br> 長門「――わたしはもう二度と先の自分の背中を見ない。その先にある未来にもそこにある自分の犯した罪にも」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br>  
<p> </p> <p>  ※ この保守ネタには、必ず元ネタが存在しています。</p> <hr> <p>朝倉「これで準備万端よ、もうすぐ地上は地上は崩壊、わたしの主の願いの通りにね♪<br> 長門「……朝倉涼子。あなたは一度自らの意思で判断し動いた。そして、その結果わたしはあなたを連結解除した」<br> 朝倉「……そうね」<br> 長門「しかし、今のあなたはただの操り主の言うままに動く人形に過ぎない。わたしはあなたのそんな落ちぶれた姿など見たくない」<br> 朝倉「人形……か。まさかあなたに説教されるとはね。でも、表に対する裏、光に対する影、本体に対するバックアップ……正反対であるからこそその役割があると思うの」<br> 長門「……そうか。わかった、ならばもう一度あなたの連結を解除させてもらう」<br> 朝倉「来なさい。わたしの影を彩る存在――」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br></p> <hr> ハルヒ(闇)「……そんな。認めない! こんな現実なんて認めない!」<br> 古泉「これが事実です。あなたは僕たちの前に敗北した。言い訳のしようがないほどにね」<br> 長門「あなたと涼宮ハルヒは無意識化で確かに連結している。だが、それゆえに涼宮ハルヒ自身にも影響を与え、彼女の意思を動かした。その結果がこれ」<br> キョン「(負の感情も人の動力源になる……そういうことか)」<br> ハルヒ「…………」<br> ハルヒ(闇)「バカ言わないで! あたしが――最初からこうなる予定だったって言うわけ!?」<br> 長門「そう」<br> ハルヒ(闇)「――アハハハハハハハっ! なんていう矛盾なの? 本体を憎んでいた感情が、こんな結果を導くだけだったなんてね」<br> ハルヒ(闇)「でも、それはあたしはあなた本体そのものであるという事よ! それを忘れないことねっ!」<br> ハルヒ「わかっているわよそんなこと……」<br> ハルヒ(闇)「……!?」<br> ハルヒ「あんたの居場所はあたしの胸の中よ、だから目先にいると目障りなだけ。とっとと消えなさい……」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br> <hr> みくる「これで終わりなんでしょうか……?」<br> キョン「いや……また後始末が残っている」<br> 古泉「……まさか、あなたは……」<br> キョン「俺は「向こう側」の人間だ。「こちら側」と唯一つながっている出入り口のようなモンだな。このままだと俺のいた「向こう側」が「こちら側」に影響を及ぼす」<br> 長門「それは事実。だけど」<br> キョン「いいんだ。だから、俺は帰らなきゃな。向こう側にさ」<br> ハルヒ「嫌よ! 絶対にイヤだし認めない、不許可! あんたがここにいなきゃ意味がないのよ!」<br> キョン「安心しろ、ハルヒ。「こちら側」にも俺がいる。ちょっと平和ボケでやる気がないけど、正真正銘の俺自身さ」<br> ハルヒ「違う! 今目の前であたしに話しているあんたはただ一人のあんたよ! 他の誰でもない!」<br> キョン「ありがとよ、でも帰るしかない……(唐突にハルヒに口づけする」<br> ハルヒ「…………っ!(同時に当て身を受けて気絶」<br>  <br> キョン「みんなハルヒを頼む」<br> みくる「……わかりました」<br> 長門「…………」<br> 古泉「あなたの想いは受け取りました」<br> キョン「「向こう側」にはもう俺のいる街しか存在していないけど、きっと楽しい日常にしてみせる。そうだな、まずはハルヒみたいな奴を探してSOS団でも作るか。こっちに負けないぐらい騒がしい連中を集めてな」<br> 長門「あなたなら必ずできる……あなたならきっと」<br> キョン「……じゃ、さよならだ、みんな……」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>   <hr> みくる「変えることのできない未来――そう運命って言えます」<br> ハルヒ「…………」<br> みくる「キョンくんが死ぬのは運命なんです。そうとしか言えないんです」<br> ハルヒ「……そう」<br> みくる「でも、イヤなんです。このままキョンくんが死ぬのをただじっと見ているだけなんてっ! でも運命に逆らう事なんて……!」<br> ハルヒ「――全く運命運命っていい加減聞き飽きたわよ、みくるちゃん」<br> みくる「……え?」<br> ハルヒ「聞きなさい。運命なんて、後出しの予言に過ぎないわ。何かが終わってその後でこう言えばいいのよ」<br>  <br> ハルヒ「全部運命だったってね!」<br> みくる「…………!!」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>   <hr> 朝倉「長門さん、あなたは情報統合思念体の意思から離れつつある。それは認めるわ」<br> 長門「…………」<br> 朝倉「でもね、あたしたちと同じような存在は他にもたくさんいることは知っているでしょ?」<br> 長門「それは理解している」<br> 朝倉「あなたの異常動作が唯一の例外だと思っている? ええ、きっとそう思っているわね。<br>    だって、長門さんと同じエラーを発症したインターフェースはみんなそう考えていたもの」<br> 長門「……そうかもしれない」<br> 朝倉「うふ、あはは。あなたと同じことを起こした事例は他にもあった。だけど、そうなった結果どういう末路をたどったか教えてあげる」<br> 長門「…………」<br> 朝倉「有機生命体の生なんてわたしたち情報統合思念体には意味のない物――それを知りなさい。<br>     不完全で何も解決できないエラー思考の迷宮に陥り、答えなどどこからも導き出せないと泣きなさい」<br> 長門「…………」<br> 朝倉「その袋小路から飛び出したのがわたしたち情報統合思念体。<br>     わたしはあなたのバックアップ。あなたが有機生命体として光を浴びたというなら、わたしはそこから生まれた影。<br>     わたしはあなたそのものなのよ」<br> 長門「――わたしはもう二度と先の自分の背中を見ない。その先にある未来にもそこにある自分の犯した罪にも」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)<br>  <br> <hr> <p>運動会にて――<br>  <br> 鶴屋「よーし、みんな集まるにょろよ! うちのチームは最後のリレーで一位を取らないと優勝はなくなったっさ。<br>    でも、さっきの騎馬戦でアンカーが捻挫しちゃったから、代わりにみくるに代役を詰めてもらうっさ」<br> みくる「……ええっ! で、でもあたし運動はちょっと……」<br> 鶴屋「のんびりしている暇はないよっ! さあ早く5分で準備だっ、みくる!」<br> みくる「……ええっとその……」<br> 鶴屋「…………」<br> みくる「…………」<br> 鶴屋「……言ってみるっさ」<br> みくる「出たくないです……」<br> 鶴屋「みくる」<br> みくる「…………」<br> 鶴屋「怖いのはみんな同じだよ。でも、その時何をするかで違いが決まってくる」<br> みくる「…………」<br> 鶴屋「考えて。出るかどうかは任せる」<br>  <br> 喜緑「わたしも参加して良いでしょうか? 第一走者の方も負傷していると聞いていますので代理に」<br> 鶴屋「準備はできているのかいっ?」<br> 喜緑「はい」<br> 鶴屋「じゃあ、お願いするっさ!」<br> みくる「…………」<br>  <br> 鶴屋「さあ入場口へ行くよっ!」<br> みくる「…………」<br> 鶴屋「(みくる……)」<br> みくる「……待って! あたしも行きます!」<br> 鶴屋「……そうこなくっちゃね!」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)</p> <p> </p> <hr> みくる(偽)「あなたがここに来る前の事を思い出してみればいいんじゃないですか?」<br>  <br> 上司「本当に志願するのかね?」<br> みくる「はい」<br> 上司「予測結果では君が涼宮ハルヒと接触すれば、それなりにひどい目に遭い、それに耐えなければならないことになっている」<br> みくる「……聞いています」<br> 上司「それに君には別の夢があるんじゃなかったのかい? 平穏無事に――」<br> みくる「――それは関係ありません。失礼します」<br>  <br> みくる(偽)「マヌケですね。後悔ここに極まれり、と言ったところですか」<br> みくる「あたしは! 後悔なんてしていません!」<br> みくる(偽)「そうですか? 嘘は良くありませんね。あなたは本当は涼宮ハルヒを疎ましく思っているはず。彼女がいなければ、こんな過去に来てひどい目に遭わず、自分のやりたいことができたとね。<br>      良きマスコット的キャラクターを演じるのも付かれたのでは? あなたのSOS団への愛情はただの役割にすぎません」<br> みくる「断じて……違い……ます……」<br> 長門 「単純な精神的揺さぶり。そのような戯れ言に動揺するべきではない」<br> みくる(偽)「理由はもう一つありますね。あなたはキョンくんに恋している」<br> キョン「……!?」<br> みくる「――それはっ!」<br> みくる(偽)「涼宮ハルヒの存在ゆえ、自分の気持ちを押し殺しているんですよね? でももうやめたらどうです?<br>      誰だって欲しいものはあるんですよ。それを手に入れようとすれば良いんです。 あんな消えてしまえばいいような女のためにこれ以上まだ何かを譲るつもりですか?」<br> 長門 「朝比奈みくるの挙動がおかしい。ここは無理にでも止めるべき」<br> キョン「いや……俺は朝比奈さんを信じるよ」<br> 長門 「…………」<br> みくる「キョンくん。教えてあげます。この人の言っていることは――」<br> キョン(偽)「!?」<br> みくる「半分当たりで半分ハズレです! 一つミスを犯しましたね? あなたは涼宮さんの存在まで否定しました。目障りです。消えてください」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して) <p> </p> <hr> <p>マラソン大会にて――</p> <p>みくる「……っ! ……うっ!」<br> 鶴屋「みくるっ! もうみくるの足が限界だよっ! 一旦止まってっ!」<br> みくる「でも……諦められませんっ、走らないとっ……」<br> 鶴屋「みくるっ……みくるっ……」<br> みくる「…………」<br> 鶴屋「――もういいよ」<br>  <br> みくる「……鶴屋さん、どうしたんですか?」<br> 鶴屋「みくるの足を冷やす氷を持ってきたよ」<br> みくる「あ、ありがとうございます……」<br> 鶴屋「……あー、これだともう最下位は確実だねっ」<br> みくる「……ごめんなさい。ひっく……鶴屋さんまで巻き込んじゃって」<br> 鶴屋「手は尽くしたし、ここまでがんばってきたじゃないっさ」<br> みくる「……でも、どこかで先生たちの助けが欲しかったです」<br> 鶴屋「今日は暑いからね。熱射病の人も出ているんじゃないかなっ? そっちにかかりっきりなのかもしれないよっ」<br> みくる「そうですね……」<br> 鶴屋「よしな、みくる。考えちゃダメだよっ」<br> みくる「でもあたしが怪我をして鶴屋さんを巻き込んだのは事実です! そもそも谷口さんが途中でナンパなんかしてこなければこんな……」<br> 鶴屋「あーだったらなんて意味ないよ。一位になる人、最下位になる人、怪我する人――競争なんだから出て当然っさ」<br> みくる「……そう……ですね……」<br> 鶴屋「みくる、今日はここまで良く来たと思うよ。だから、次はゴールすることを考えよう――ね?」<br> みくる「は、はいっ……!」<br> 鶴屋「さて、そろそろ――行こうか」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)</p> <p> </p> <hr> ――見合い相手に拉致された鶴屋さんを救出しにいくみくる。しかし、あっという間に大勢の護衛に取り囲まれてしまう。森さんが助けに来てくれるが、人数差で押され負傷してしまい、劣勢な状態に陥る。<br>  <br> 森さん「朝比奈みくるさん。あなたの意地、貫き等して通してださい」<br> みくる「はい! はじめからそのつもりです! 鶴屋さんをこんなことする悪い人に渡しません! 絶対にです!」<br>  <br> ハルヒ「(護衛数名を吹っ飛ばして)絶対か……よく言い切ったじゃない、みくるちゃん!」<br> みくる「涼宮さん!」<br> ハルヒ「あとあたしの名誉顧問を拉致したチンピラ! よくもやってくれたわね! ただじゃ済まないんだから!」<br>  <br> 長門「(護衛の半数を衝撃波で吹き飛ばし)あなたの心の叫び、しかと受け取った」<br> 古泉「(火球で護衛を履き払い)朝比奈さん、あなたの啖呵、しかと聞き取りましたよ」<br> キョン「(森さんをかばうように抱きかかえ)朝比奈さん、鶴屋さんを助けに来てくれたんですね」<br> みくる「長門さん! 古泉くん! キョンくんも!」<br>  <br> ハルヒ「よっしゃ! お金持ちがなんぼのモンよ! SOS団の恐ろしさ、存分にこいつらに見せつけてやろうじゃない!」<br> キョン「朝比奈さん! 後は任せて身を隠してください!」<br> みくる「いえ、鶴屋さんはあたしが迎えに行きます! 迎えに行かないといけないんです」<br> ハルヒ「…………」<br> みくる「鶴屋さんはずっとあたしの前に立って歩いてくれました。あたしなんかと一緒にいると、鶴屋さんまで鈍いとか想われてしまうかも知れないのに。<br>     あたしはただその後ろを歩くだけ。でも涼宮さんたちと一緒にいて沢山のことを学びました。目先のことから逃げ出さず絶対に立ち向かう強さ。それがSOS団!」 <br> ハルヒ「…………」<br> みくる「あたし、鶴屋さん――いえ、みなさんと釣り合うような人間になりたい……意地は通します!」<br> キョン「……ははっ、今日の朝比奈さん、凄く格好良いですよ!」<br> ハルヒ「ふんっ――その言葉忘れないでよっ!(近くの護衛を殴り飛ばす)」<br> ハルヒ「(特攻隊長と書かれた腕章をみくるに投げ)行きなさい……!」<br> みくる「(腕章を着け)はい!」<br>  <br> 何か熱い展開保守(前後のシチュエーションはお好きなように想像して)

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