あほがき
あれは僕がまだ少年だった頃の話です。<br> いつも遊んでいた友達の家に行く途中に通る公園のベンチに、目を輝かせた<br> オールバックの青年が座っていました。<br> 純粋だった僕はその瞳のプレアデス星団のような光に惹かれて、青年の元へ<br> ふらふらと近付いていきました。<br> すると青年は着ていたツナギのジッパーを下ろし何か一言つぶやきました。<br> その一言が何だったのか覚えていませんが、以後やたら心地いい気分になっ<br> たのを漠然と覚えています。一体彼は何者だったのでしょう。<br> <br> そこから発展する話もないのでゲイの話に移ります。<br> ゲイはいいです。何も考えていないようでいて、頭の中はここでは表記できない<br> あれやこれでいっぱいです。ひとたび男をあたえてやると、定型句となった言葉を<br> 発した後に喜び勇んで飛びかかります。無論跡には何も残りません。<br> <br> やはりそこから発展する話もないのでアナルスレについての話をします。<br> アナルスレは黎明期から覗いていて、ベタベタにならずシュールであり続け、かつ<br> 狂気と自虐性を兼ね備えているあたりが、もう何とも言えず病みつきです。<br> もし退屈を持て余していたら、一度覗いてみるといいのではないでしょうか。<br> ただし、そこで発生した有形無形を問わぬいかなる出来事に、僕は責任を持ちま<br> せんのであしからず。<br> <br> こんなかんじでレスを埋め尽くしているあたりにもう何ともいえぬいっぱいいっぱい<br> 感が漂っていますが、このスレを立ててくださるすべての住人と、保守してくださる<br> アナラーの皆さん、そして何よりレスをつける方々に最大限の感謝をしながら、保守っ。<br> <br> <hr> <br> 人が一生のうちに掘られる数は決まっているのではないかと思うことがあります。<br> だとすれば今その定量を着実に減らしているわけですが、時折僕は自分の定量は<br> 一生のうちに消費しきれるものなのかとも思うので過ぎたるは掘られたるがごとしです。<br> 今回は短編集ということなので、一編一編ごとにコメントをします。<br> <br> <br> アナルはどこに行った?<br> <br> これを生み出すきっかけになったのは誰あろうウホ泉くんの「僕のアナルが!アッー!」<br> という発言に他なりません。<br> まったく失くした貞操を復活させるほうの身にもなってほしいものです。<br> おかげで情熱を三日ほど持て余した挙句に三人ほど男を掘りました。嘘です。<br> <br> <br> 俺の穴☆一直線<br> <br> アナルスレのみんなで乱交パーティをやろうというのは、連載当初から考えていたこと<br> なのですが、結果的にこのスレまで引っ張ることになってしまいました。<br> 思ったとおりウホ泉君が台風の目ですが、果たして本当に目なのだろうか、目と偽った<br> アナルなのではないかと沈思黙考する次第ですが僕に確認する術もないこともないです<br> が皆さんの楽しみを奪うことになりかねないのでこのへんで保守っ!<br> <br> <hr> <br> もうすっかり冬ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。<br> ちなみに僕は冬が大嫌いです。<br> 一度冬をこの世から抹消すべく魔方陣を描いて祝詞を唱えながらやっさいもっさい<br> した経験があるくらいに嫌いです。<br> なぜかと言うと冬は野外で「アッー!」とならないからです。<br> 物語上でも冬というと室内が定番で、定番を崩したいもののそれも奇をてらっている<br> かと思われそうで癪です。あんまり癪なので晩酌しました。吐きました。訴えていいですか。<br> <br> 僕が好きな季節というと即答で夏です。<br> 一度一年中を夏にすべくアロハシャツを着て半額サマーバーゲンの最中でもっさいもっさい<br> した経験があるくらいに好きなのですが、さっきのも含めて意味などないことは太陽の次に<br> 月が昇るくらいに明白なことです。<br> <br> そういえばこういった小説の巻末にはあほがきの掲載が義務付けられており、僕の趣向<br> としては一度アナルスレについて小一時間語った挙句に、僕の家のカレーパーティにスレの皆<br> さんを招待したいくらいなのですが、さすがにここまで適当なことを言っていると編集さんあ<br> たりに掘られそうなのでもっと言います。キリンさんが好きです。でもアナルの方がもっと好き<br> です。<br> <br> ところで今回は本編を書いた覚えがないのですが、それは純然たる僕の記憶違いという<br> ことでおkなのでしょうか?と能書きを垂れつつ保守っ!<br> <br> <hr> <br> 承前。僕の貞操は無事に飛び立っていきました。かしこ。<br> <br> 本来ならここいらでアナル長編が登場するはずだったのですが、またも早漏短編が無節操に<br> 集合した本作が先に出ることになってしまいました。<br> <br> <br> エンドレスナイト<br> <br> ホモ泉君の行動力には毎回目を見張るものがあり、僕も心の師匠としてそろそろ彼のブロマイ<br> ドを神棚にでも飾ろうかと考えている次第です。<br> 終わらない夏の夜の話。僕はどちらかというまでもなく夜型で、先日数ヶ月ぶりに日光を浴び<br> たらあまりのまぶしさに我を忘れて逆立ちで「アナルセックス!」と叫ぶところでした。<br> 世界の中心でアナルを叫ぶ。<br> <br> ウホォーォオ ウホォーォオ アッアアアッアッアッー!症候群<br> <br> ある日アナルスレを見ていたところ、この言葉を目撃して落雷に打たれたかのごとき衝撃を受けた<br> のを覚えています。確かあれはひぐらしのなく頃でした。例によって嘘です。詐欺師じゃないってば!<br> 衝動のままに書きなぐった話なので僕もあまり覚えていません。<br> 実は僕の中には第二の人格が潜んでいて、彼または彼女またはそのどちらでもない人物が<br> 僕の変わりにこれを執筆してくれたのではないでしょうか。そういうことにしておきません?だめ?<br> そのほうがロマンあるじゃん、そうしとけよ!!!<br> <br> といったところで媒体による制限が来そうなのでこの辺で保守っ!<br> <br> <hr> <br> 僕がまだ高校生の頃の話です。<br> アナル部という部が学校にあって、部員はたったひとりだけでした。<br> その部員が僕の先輩で、言うまでもなく同性でした。<br> 僕は他にホスト部とセクシーコマンドー部を兼部していたので、アナル部には<br> なかなか顔を出せなかったのですが、先輩に顔出すくらいならケツ出せこの<br> 野郎とこっぴどく叱られた覚えがないわけでもないです。<br> 先輩は翌年(童貞)卒業してしまい、僕は他の部が忙しくなっていたのでアナル<br> 部をやめてしまったのですが、さてその先輩の名前が思い出せません。<br> でもあの逞しい臀部の感触だけは漠然と覚えています。<br> たぶん、先輩もそうなのではないでしょうか。<br> <br> ひとつでは足りないみたいなので思い出話をもうひとつ。<br> 僕がまだ同性の温かみに目覚めていない不幸な小学生の頃、彼はクラスの<br> 中心的存在で、いつも男子全員をそれはもうはべらせていました。<br> しゅちにくりん、という言葉がぴったりで、後で辞書で引いてorzした覚えがあり<br> ます。彼はあらゆるテクを自身に網羅しており、おかげで教室からはいつもあの<br> 特有の匂いがそれはもう立ち込めていました。<br> <br> いまでは僕がおじいさん。孫にあげるのはもちろんヴェルダースオリジナル。<br> なぜなら彼もまた……アッー!<br> <br> <hr> <br> 気付けば今年も年末で、さて、今年出かけた記憶がほとんどないのに、掘っ<br> て掘られた記憶だけは数え切れないくらいなのはさてなぜなのでしょう。<br> <br> 年末といえばサンタクロースですが、彼はどうしてあそこまで頑なにあの衣<br> 装で現れたがるのでしょうか?<br> 僕は仮説を立てました。思うに雰囲気が重要なのです。言うまでもなくサンタ<br> クロースはゲイに決まっています。僕の直感ですが疑う余地はミジンコの毛ほ<br> どもありません。彼は聖夜をあの格好で盛り立てたいのです。純真無垢な子ど<br> もの前に現れて、その親父さんを食すに決まっているのです。デザートはもちろ<br> んお子さんで、言っておきますが女子には見向きもしません。要するにショタコン<br> です。ですが、このスレの守備範囲から盛大にそれてしまうのでそれについて考察<br> するのはよしたほうがいいでしょう。<br> というか、そろそろこのあほがきもネタがつきてきて、いい加減やめようかと思う<br> のですが、書いた覚えのない本編が最終回を迎えていないのにあほがきを先に<br> 締めくくるのもどうかと思うのです。<br> まぁすべてひっくるめてアナルスレだからいいのでしょうか?<br> それではメリークリスマ保守。<br> <br> <hr> <br> 今の僕は、性的な意味で発射五秒前くらいです。<br> だから、この無為なあほがきなるものをいくらでも書いてくれてかまいませんと<br> 編集さんに言われたところで、嬉しくもなんともないのです。いっそ編集さんとワン<br> ナイトホーリンラヴしたいところなのですが、どうすか、今度一発。<br> <br> 以前に自動筆記がどうこういう話をしましたが、どうやら僕は二重人格ではない<br> ようです。五重人格でした。<br> <br> 一人目はもちろん僕です。アナルスレラヴァーたる僕。世界中の男子に平等な愛を<br> 注ぐ僕。ついでに小説家なんぞをしている僕。<br> <br> 二人目はバシールさんと言いまして、待っててください、今召喚しま……<br> ハーイドウモー!バシールデース!ニホンゴヨクワカリマセーン!HAHAHA-!<br> ニホンジン、ケツノアナチイサイネー!!!<br> <br> 三人目は伊弉諾味噌汁之神、神楽という、何とも僕が今ひねりだしたかのような、<br> 遥か太古の神にあたる人らしいですが、どうやら三才児らしく言葉をまともに使え<br> ないようなのでここでの召喚ははばかられます。<br> <br> 四人目はプリンちゃんという可愛らしい方で、甘い小説を書くのが大好きらしいです。<br> でも僕はアナル原理主義者なので簡単に出てきてもらっては困ります。なのでこの方も<br> 召喚しません。ちなみに世の男性の九割は振り返るだろうプロポーションですが、あい<br> にく憑依しているのが僕の身体な上に実は男なので、まぁそれはそれでいいのかなぁと<br> 思わないでもないです<br> <br> 五人目には名前がありません。彼いわく、名前は記号に過ぎないから誰に何と呼ばれ<br> ようと構わないのだとか。仕方ないので僕はマスオくんと読んでますが、そろそろ飽きて<br> (媒体が尽きました、続きを読むには保守してください)<br> <br> <hr> <br> うほがき<br> <br> ……今回のあとがきは深海5000mからお送りします。<br> なぜ僕が今こんな場所であとがきを書いているのかと言いますと、<br> 話は十日ほど前に遡り……あぁ苦しい、遡ります。<br> <br> 日の光を浴びると秒速ノックダウンしてしまう僕はもちろん夜行性で、<br> その日も新作の執筆のためプロットをこねくり回していました。あぁん、<br> だめ、そこは、いやん……なんでもありません。ともかく練っていたわ<br> けです。<br> すると突然インターホンが鳴りました。<br> 時計を見たところ、午前三時でした。どう考えても人家を訪問する時間<br> ではありません。僕は文句のひとつでも言ってやろうかと思い、来週のデ<br> スノートはどうして総集編なんだバカという準備を万端にして、応答ボタンを<br> 押しました。<br> うちのインターホンは訪問者がモニターできるのですが、これがまたすん<br> ばらしくいい男でした。僕がこれまで身体を交えた男性の中で三本の指に<br> 「あぁっ、らめぇ……」できる感じの、まぁそれはそれはどうしようもないイケ<br> メンだったわけです。色気ムンムン、僕びんびん。<br> 僕はドーラおばさんに脅されたパズーも仰天するスピードでめかしこんで、<br> マッハでドアを開けました。するとそこには<br> <br> ……うっ、水中で書いてたのを忘れていました<br> あぁ、レンタルビデオ返してねぇ……延滞料かかるじゃないか。<br> そういえば今朝食べたきなこもちのチロルチョコ(と男)おいしかったなぁ……<br> <br> (時間が尽きました。力も尽きました。保守するにはここを押してください)<br> <br> <hr> <br> うほがき<br> <br> 僕の小説には萌えキャラがいないという重大事実を、先日実家の親父<br> から聴いてグランドキャニオンからロープレスバンジーしたかのごとく衝撃を<br> 受けました。親父いわく、<br> 「てめぇ!涼宮ハルヒの憂鬱って知ってっか!長門有希を知らないなんて<br> 言った日には勘当してやらぁ!ぺっ」<br> だそうで、親父は残念なことにヘテロなのです。反面教師的に僕がアナルロードを<br> 突っ走ったことは言うまでもありません。ちなみに親父とはいいとこまで行ったん<br> ですがそれこそいいところで妹が乱入してきておしゃかになりました。<br> 妹は無駄に美少女なのですが僕にとってはアメンボが水に浮く仕組みと同じくらい<br> どうでもいいことです。いまだに僕は男子校に行かなかった己が人生にガッデムな<br> 心境ですので。<br> それはともかくとして萌えキャラですが。僕は考えました。朝飯を食べながら、トイレに<br> 篭りながら、アナルでやっさいもっさいしながら。<br> そしてある日、天啓とも言うべきひらめきが舞い降りたのです。<br> 次巻から登場予定の新キャラをここで発表しておきます。<br> 彼の名はアナ川さん。愛すべきウホ泉くんの教師です(それはもう色々な意味で)<br> 親父に言われた萌え要素ももちろん補完済みです。<br> なんと彼には女装趣味があるのです。しかも婦人警官です。フェチズム。スカートから<br> のぞく逞しく荒々しい太もも。ムッキリハァハァです。<br> 男漁りはもちろん日常茶飯事の彼ですが、任務遂行のためなら手段はいとわぬ人間です。<br> 例えbハーイ、コンニチワー!バシールデース!オヒサシブリネシリアナチイサキニッポンジンノ<br> ミナサーン!キョウハー、バシールからヒトツアドバイスネー!<br> シリアナデカクナリタイトキワー、ニンニクツカウトイイヨー!HAHAHAHAHAHAHAー!!!<br> ウホォーォオ ウホォーォオ アッアアアッアッアッー!HAHAHAHAHAHAー!!!!!!!!!!<br> <br> (先生は人格交代なされたようです。次回作にご期待ください保守)<br> <br> <hr> <br> うほがき<br> <br> とうとうアナルスレが500に行ってしまいました。<br> そして僕のアナルもそろそろ逝ってしまいそうです。<br> <br> 前回は僕に潜む別の人格が迷惑をかけたようで、この場を借りてお詫びします。<br> さて、今回はひさびさにゲイについて真夏のハワイより熱く語ろうと思ったのですが、<br> よく考えるまでもなくハワイは熱いのではなく暑いのであって、このへん文筆業に身を<br> 置いているものとしてどうなのかなぁと思わなくもないです。<br> というわけで仕切りなおすべくコンビニに出かけ……そうそう。その行きつけのコンビニ<br> に新しく入った店員さんがすごく可愛いんです。もうなんていうか抱きしめたいくらいで、<br> 抱きしめるだけじゃなくその三手先くらいまでノンストップロードムービーしちゃいたいです。<br> あぁ、言うの忘れてましたがもちろん男ですよ。世に女性はいりません。<br> <br> ですが先日、とんでもない事実が発覚しました。<br> それは今までの僕の人生を覆して余りあるというか、かようにメタ的というか存外というか、<br> すべての理由を説明して余りあるものなのです。<br> 僕はその日一日ご飯を食べていなかったため、あまりの眩暈に病院へ向かいました。<br> そこで検査を受けてその日だけ入院して、後で主治医の人に言われた一言が僕をエンパ<br> イアステートビルの頂上からフライハイさせんばかりの衝撃を与えてくれました。いわく、<br> <br> 「おめでたですよ」<br> <br> ……僕女だったみたいです。衝撃です。「あたしたち、普通の女の子に戻ります」そんな気分<br> です。だからこんなに男が好きだったのかぁー!!!普通じゃ~ん!!!<br> というわけで打ちひしがれつつ保守っ!<br> <br> <hr> <br> うほがき<br> <br> おかげさまで子どもはすくすくと順調に育っているようです。<br> <br> 湿気を含んだ夏の風薫るこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。<br> <br> またまた重大事実の発表です。<br> 今までうほがきを書いていたのは、なんと我が家の飼い猫だったのです。<br> つまりその間僕はまったく仕事をしていなかったわけで、要するに皆様初めまして。<br> きっと我が家の猫は突然変異的進化をしたのでしょう。飼い主に似るって言いますし。<br> 過去のあとがき、あほがき、うほがきなる文章を読み返していたのですが、つまり五重<br> 人格も我が家の飼い猫の中に宿る霊魂のようです。今度祝詞でも唱えてみようかと思<br> います。<br> 後付け設定の何と強力なことか、と、我が状況を当てはめて驚愕している次第です。<br> 本当の僕はもちろん男であり、アナルスレラヴァーなのは飼い猫と変わりませんが、書い<br> ている作品ももう少しましだと思うのですが、それを判断するのは読者様であり、僕のあず<br> かり知るところではないので何とも言いかねます。<br> 我が家の猫が勝手に連載していた文章が、知らぬ間にコアすぎるどなたかの心をくす<br> ぐり、酔狂な趣味に導いてしまったようで、そのあたりこの場を借りて謝っておきます。<br> <br> こんなことを書いていると、いつかまた破綻した時に「第二の飼い猫」とかいう設定が出て<br> 来かねないので、今のうちに僕自らネタを潰しておきます。<br> <br> あとがきとかではなくむしろまえがきじゃないかと自分自身でツッコミを入れながら、初保守っ!<br> <br> <hr> <br> 聖夜もヒッパレ。皆さんいかがお過ごしでしょうか。何川です。<br> <br> そういえば初めて名前を騙った気がします……っておっと、誤字ですよ五時。<br> どうも最近パソコソの聴視がおっぱいブラジャーなんですよ。<br> いやいや、僕お酒なんて呑んでいませんから。下戸ですし、<br> かつて編集さんに呑まされたことがあったんですよ無理矢理似。<br> そしたら頭の中がビューチホワンダホな感じにねってですね、そこから何があったのか<br> まるで覚えてませぬ。ひゃっほぅい。<br> <br> ……という感じの文章を書いていたのを偶然発見してしまい、我ながらどうかと思いつつ<br> こんな場所でしか公開もできないだろうししぶしぶ冒頭部分に用いてしまう僕はもはや物書き<br> 失格なのかもしれません。<br> <br> 僕は日頃できるだけ能天気なことを考えるように心がけているのですが、ある日の脳内探索<br> において目をきらきらさせてファスナーをつけた何者かがこちらを見つめていました。<br> 脳内僕は魅せられるようにその人物に近寄ったのですが、どうにも正体がよく分かりません。<br> するとその者はおもむろに己がファスナーを下ろし始めました。<br> <br> ……中から出てきたのは普通の青年でした。<br> いや別に僕にその気はないので特に何も感想は抱きませんでした。<br> 多分着ぐるみを来て風船配りのバイトか何かしていたのでしょう。<br> <br> と、かなり意味不明なことをかきつつもあくまで目的は保守っ!<br> <br> <hr> <br> うほがきハイテンション<br> <br> ようお前らぁ!何川だ!元気にしてたかぁ!!!!!!<br> <br> 俺んちの猫の話をするぜぇぇぇぇええええええおああああああああああっ!!!<br> うちの猫は三毛猫なんだ!もう可愛すぎて撫で回しすぎて円形脱毛症にしちまったくらいだっ!!!<br> おまけにゴーストライター能力オプション装備なんだぜぇっ!<br> <br> そんなわけでこのハイテンションシリーズは猫に書かせてるんだ!!<br> 俺はあとがきだけ書けばいいってこった!超お得だっしゃっしゃっしゃっしゃ!!!!<br> <br> さらに我が家の猫は全員がガチホモでっ!<br> 近所じゃそれはもう恐れられてるっつかヴイヴイ言わせちゃってるぜ!んだぜ!<br> <br> っつか今真冬な上に暖房蛾ぶっ壊れてるんだっ!!!<br> だから無理矢理にでも空元気というかハイテンションで!文字上だけでもお送りしないと!<br> <br> <br> ……うちの2匹目の猫がやらかしたようです。<br> 以前に自分で釘を刺しておいて過ちを犯してしまったわけです。<br> そんなわけなので上記の文章は全て我が家の飼い猫2号が乱雑筆記したものです。<br> でもせっかくスペース埋めてくれたので彼の労力をムダにしないためにも追記だけして保守っ!<br> <br> <hr> <br> うほがき<br> <br> ……あぁっ、ダメッ、い……いやっ。そんな、そこだけは……あぁぁっ!!<br> <br> あー気持ちいいっすね、マッサージ椅子。あぁベタですか? すいませんね。<br> 遅れましたがどうもこんにちは、何川です。<br> 最近筆が進みません。僕は割合勢いだけで執筆する方なのですが、最近はネタの神様が<br> 先取りで正月に入ってしまったらしく、おかげでこうして購入したマッサージ椅子に座りながら<br> うほがきを書いている次第です。<br> <br> 奇妙な光景を目にした時の話。いやまたですかとかそういう問題じゃないんですよ。<br> 僕はその日例によって公園を通りかかったわけです。あなたいつも公園通ってませんかとかそ<br> んな野暮なツッコミはこのさい封印しておいていただいて、その公園で推定年齢3歳くらいの女<br> の子が2人ほど遊んでいたんです。しかも周囲に保護者らしき人がいないのです。<br> あんまり近付くとあからさまに変質者なので、僕は物陰からそっと二人の様子を見ていました。<br> するとその少女たちはおもむろにこう言い出すのです<br> 「けっとうしようよ!」「うん! きょうこそけっちゃくをつけてやる!」<br> 直後に僕は二人の戦闘数値が6桁に達しているのを見たわけで、そこで繰り広げられた戦いは<br> 筆舌に尽くしがたいと退避語を使うよりほかない有様でした。<br> <br> そんなこんなで数週間後に生まれたのがハイテンションシリーズでした。<br> 果たしてどの程度受け入れられているのかは未知数ですが、この作品を書くきっかけになった<br> あの日の幼女たちの私闘を偶然目撃してしまったことを感謝しつつ、保守っ!<br> <br> <hr> <br> おまけ・うほがき<br> <br> 間もなく除夜の鐘が聞こえてきそうな年末ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか、何川です。<br> 今回は珍しく長編になってしまい、そんな予定はなかったどころか短編にすらするつもりはなく、<br> 1レス単位のネタにしようとおもったのにどういうわけか気がつけばここまで走り抜けていたと<br> いう次第です。作品にまともにうほがきを添付するのは初めてな気がしないでもないのですが、まぁ、<br> それはそれとして。<br> <br> 今回は珍しく長門有希さんのお話でした。僕の作品において彼女の存在感は薄皮一枚程度であり、<br> これまで中々脚光を浴びなかった存在なので、こうしたエピソードを書けたことに感謝します。<br> これも普通の意味でも性的な意味でも寛容なアナルスレだからこそできたことなのだろうなぁとしみじみ<br> 思う次第です。<br> <br> 折角なので家の新しい猫の話をします。皆さん知っていましたか、猫にもゲイはいるんです。そんな<br> レアリティ6つ星くらいのホモセクシャルキャット、ジンベエ君が新しく我が家の愛猫となりました。<br> 彼の特技は散歩といい男検知です。これがどういうことか分かりますよね? 猫なのに散歩する、そこは<br> あまり重要ではありません。散歩の最中に自然にいい男のいる方向へ歩いてくれるのです。至宝です。<br> おかげで今では僕の目もすっかり肥えてしまい、ちょっとやそっとのイケメンではビンときません。<br> ある意味、作中でのウホ泉君の振る舞いは僕の願望充足の一貫であるという見方もできると思います。<br> <br> え? 作中では古泉一樹なる人物が出ていて、ウホ泉などというキャラクターは存在しないですって?<br> やだなぁ、何をおっしゃっているのやら。このうほがきはちゃんと巻末に収められているのでしょうね?<br> 編集さん? 何ニヤニヤしているんですか? あんまり眼光飛ばすと掘りますよ。今夜もヒッパレ。<br> <br> そういうわけでこの「ウホ泉イッキの情熱」楽しんでいただけたでしょうか。もしかして出版の手違いで<br> 原稿が異次元にさまよいこんでしまうこともないとは言い切れず、またそうなっていた場合にこのつたない<br> うほがきは何だったのかということは僕の想像の範疇を軽やかに脱して余りあることなので考察は差し控え<br> させていただきますが、ともあれ、要は楽しんでいただけたのなら幸いなのです。<br> そこですぐに次作要望とか展開批判とかされるともう5人くらい男性と関係を持ちたくなってしまうので<br> やめてくださいね。それでよいお年を迎えることを願いつつ保守っ!<br> <br> <hr>