「涼宮ハルキの熱血」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
涼宮ハルキの熱血」を以下のとおり復元します。
<p>ハルキ「東中出身、涼宮ハルキだああああああ!!!!俺は只の人間に興味はねえ!!!!<br>
    この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が居たら、俺んとこに来いっ!以上だ」<br>
キョウ「!?」<br>
ハルキ「……なんだ?てめえ、用でもあんのか?」<br>
キョウ「な、ないけど……(うわあ、無駄に熱いカッコいい人だなあ……)」<br>
ハルキ「ふんっ」<br>
 <br>
キョウ「ね、ねえ!初っ端の自己紹介のアレ、何処まで本気だったの?」<br>
ハルキ「自己紹介のアレってなんだ」<br>
キョウ「だから、その、宇宙人がどう、とか」<br>
ハルキ「お前、宇宙人なのか?」<br>
キョウ「……違うけどさ」<br>
ハルキ「違うけど、何だ」<br>
キョウ「……何でもないです」<br>
ハルキ「だったら話しかけんな。時間の無駄だ」<br>
 <br>
WAWA子「ちょっと、キョウ。あんた、この前涼宮君に話しかけてたわよね?」<br>
キョウ「え……う、うん」<br>
WAWA子「止めておいたほうがいいわよ、アイツ。どうしようもない変人だから」<br>
キョウ「そ。変人。校庭にさ、『NERV』のエンブレム描いたり――」<br>
くに子「あー、それ知ってる!新聞に出てたよね、確か」<br>
WAWA子「そうそう!あの時はもうびっくりしたわよお。それでね――」<br>
キョウ(WAWA子って、無理があるわよね?)<br>
 <br>
キョウ「ねえねえ」<br>
ハルキ「何だ」<br>
キョウ「ハチマキの色が毎日違うのって、宇宙人対策?」<br>
ハルキ「……いつ気付いた」<br>
キョウ「毎日見てるんだもん。わかるよ、それぐらい」<br>
ハルキ「そうか。……ほう。そうかそうか…………ん?」<br>
キョウ「へっ?どうしたの、まじまじと顔なんか見て……」<br>
ハルキ「俺は、お前と何処かで契りを交わさなかったか?」<br>
キョウ「ちちち、契りぃ?な、ないわよ、そんなこと」<br>
ハルキ「な、何ッ!?」<br>
キョウ(そんなに充血した目を見開かないでよ……)<br>
 <br>
キョウ「告白して来た女の子全部振っちゃったって、本当?」<br>
ハルキ「誰に聞いた?……どうせWAWA子か誰かだろうが、本当だ」<br>
キョウ「一人くらい、付き合ったらよかったのに。カッコいいんだし」<br>
ハルキ「お前にとやかく言われたくないが……正直、奴らは普通すぎだ。つまらんのにも程がある」<br>
キョウ「そうなの?」<br>
ハルキ「ああ。俺の求める者とは大きく違っていた。やはり宇宙人かそれに準ずるなにかでないと、燃えねえ」<br>
キョウ「は、はあ……(やっぱりカオスね、この人)」<br>
 <br>
WAWA子「キョウ!あんた、何の魔法使ったのよお!」<br>
キョウ「なによイキナリ」<br>
WAWA子「アタシ、涼宮君があんなに長く話しているの見た事無いわよ」<br>
キョウ「そ、そうなの?」<br>
WAWA子「驚天動地ね……」<br>
くに子「ま、キョウは昔から変な男の子が好きだからねえ」<br>
キョウ「ちょ、ちょっと!」<br>
くに子「なんか、秘訣でもあるの?」<br>
キョウ「秘訣う?」<br>
朝倉涼太「だったら、僕にも教えてくれないかい?」<br>
キョウ(委員長、眉毛太い!!)<br>
 <br>
ハルキ「部活?」<br>
キョウ「うん。全部に仮入部したんでしょ?なんかいいのあったらさ、教えてよ。参考までに」<br>
ハルキ「ダメだ」<br>
キョウ「ええっ!?……なんで?」<br>
ハルキ「そうじゃない。どの部も中身がまるでダメだ」<br>
キョウ「そうなの?」<br>
ハルキ「ああ。高校にも入ればちょっとはマシになると思ったんだが、これじゃあ中学ン時と変わりねえ」<br>
キョウ「でもさ、今ある部活で満足しないでどうするのさ」<br>
ハルキ「あ?」<br>
キョウ「うっ…(怖い顔!!)…えと、だからね、(以下略」<br>
ハルキ「あー、うるせえな。んなこと知るか!」<br>
キョウ「もうっ……やれやれだわ……」<br>
 <br>
ハルキ「うおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!これだあああああああああああああああっっっ!!!!!!」<br>
キョウ「って、うわあああ!(ゴチン)」<br>
ハルキ「ククク、わかったぜ。なぜ俺はこの様な単純な事に気付かなかったのだろうか!」<br>
キョウ「うう……頭痛いじゃないの……」<br>
ハルキ「うるせえ。クククク……そう。無いんだったら自分で作ればいいんだああああああああああああああ!!!!!」<br>
キョウ「何を?」<br>
ハルキ「部活に決まってるじゃねえか!」<br>
キョウ「……そ、そう……」<br>
ハルキ「なんだなんだあ?もっと喜べよお!この熱い発見を!みなぎってきたあああああああああ!!!!!」<br>
キョウ「今授業中なんだから静かにしてよお……」<br>
 <br>
キョウ「もうっ!こんな所に呼び出して何よっ!」<br>
ハルキ「ふっふっふっふ。俺に協力しろ、キョウとやら」<br>
キョウ「へ?」<br>
ハルキ「俺は部室を見つけ、所属する熱い人員を発掘する」<br>
キョウ「……」<br>
ハルキ「キョウは手続き関係の云々を揃えてくれ。分かったか!」<br>
キョウ「……」<br>
ハルキ「返事わあっ!」<br>
キョウ「は、はいいっ!」<br>
ハルキ「よろしい。では、放課後に」<br>
キョウ(だから怖い顔しないでよお……)<br>
 <br>
キョウ「セーラーの襟掴むなんて、デリカシー無いんじゃないのお!?」<br>
ハルキ「うっせえ!それより、部室が決まったのだ!」<br>
キョウ「どこよ」<br>
ハルキ「ここだああああああああっ!!!!!」<br>
(ばたあんっ!)<br>
キョウ「ここって……」<br>
ハルキ「文芸部だぜっ!」<br>
キョウ「……略奪したの?」<br>
ハルキ「バカを言うな。ここの責任者とはきちんと漢の契りを交わしたぜ。紹介するぞっ!」<br>
長門 「……長門勇気だ。」<br>
キョウ「(物静かな男の子ね。本読んでるし)えと、いいの?もらっちゃっても」<br>
長門 「構わない」<br>
キョウ「そ、そう……」<br>
ハルキ「つーわけで、明日からここに集合だからな!こなかったら、ぶっ飛ばす」<br>
キョウ「女の子に言う台詞じゃないでしょ、それ」<br>
 <br>
翌日。<br>
キョウ「えっと、長門君」<br>
長門 「……」<br>
キョウ「何、読んでるの?」<br>
長門 「(魁!男塾)」<br>
キョウ「おもしろい?」<br>
長門 「熱い……。実に熱い」<br>
キョウ(長門君もなの?帰っていいかしら、私……)<br>
ハルキ「待たせたなあ、諸君!!!!!」<br>
キョウ「!?!?」<br>
長門(相変わらず……熱い)<br>
キョウ「い、イキナリびっくりするじゃないの!」<br>
ハルキ「黙れ」<br>
キョウ「うっ……(だから怖いっての!)」<br>
ハルキ「今日は新メンバーを連れて来たぜ!こいつだああああああああっ!」<br>
※※※「あがあっ!せ、背中を押さないで!」<br>
キョウ(なによ!めっちゃ美形じゃん!!!!じゅるる)<br>
ハルキ「紹介しよう。二年の教室で女子共とうつつをぬかしていた、」<br>
みちお「えと、朝比奈みちおって言うんだけど……って!なんで鍵を閉める!」<br>
ハルキ「黙れ、よれよれもやし」<br>
みちお「なにいっ!?」<br>
ハルキ「つーことで、俺がリーダーのハルキ。色は赤だ。後はあっちの長門。色は青。コイツはキョウ。色は……ベージュ?」<br>
キョウ「ベージュて!てか、色って何よ、涼宮君!」<br>
ハルキ「ちなみに、みちおはサーモンピンクだからな」<br>
みちお「……はあっ!?」<br>
キョウ「ちょ、ちょっと!なに言って――」<br>
みちお「いい」<br>
キョウ「へ?」<br>
みちお「なかなかいいですね」<br>
キョウ・長門(こいつもか!!!!!)<br>
 <br>
ハルキ「コイツも熱い奴に違いないから連れてきたのだ」<br>
キョウ「あきれて物も言えないわ……」<br>
長門 「塾長!!!!」<br>
一同 「……」<br>
長門 「……続けてくれ」<br>
みちお「決めた。入るよ。これがこの時間平面上での必然っぽいし」<br>
キョウ「即決ね……(時間平面て、何?)」<br>
みちお「しかし、文芸部って、何をするところなんです?」<br>
ハルキ「ここは、文芸部じゃねええええええええええええええええっ!!!!!!!(バキッ)」<br>
キョウ「こ、黒板にヒビが……え、えと、とりあえず、違うそうです。<br>
    ――ホントに何するの?」<br>
ハルキ「まだ秘密だ。五人目の戦士が集まっていないからな」<br>
キョウ・みちお「はあ……」<br>
ハルキ「しかし、名前なら考えた!」<br>
長門 「シャッフル同盟?」<br>
一同 「……」<br>
長門 「……続けてくれ」<br>
ハルキ「コホン。発表しよう……<br>
    『世界を大いに暑苦しくするための涼宮ハルキの男組』!!!!!!<br>
    略して、『チーム・SOS』だああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」<br>
キョウ(もう少しひねるとかしないの、涼宮君……?)<br>
みちお・長門(熱い……!!!!!)<br>
 <br>
ハルキ「つーことで、ウェブサイト作るか!」<br>
キョウ「は?」<br>
みちお「ウェブ?なにそれ?旨いの?」<br>
長門 「……(今日の本は『琉球カラテ虎の巻』)」<br>
キョウ「えーと、パソコンも何にもないのよ?無理でしょうが」<br>
ハルキ「俺に任せとけ。みちお!キョウ!殴り込みだああああああああああああああ!!!!!!!」<br>
みちお「う、うわあああああっ!!!!!」<br>
キョウ「襟は止めてくれたのね。何故だか小脇に抱えられてるけど……(///)」<br>
 <br>
ハルキ「うおらあああああっ!珠沢ぁ(?)!!!!出てこいや!!!!!」<br>
コンピ研「な、なんですかああ!?」<br>
キョウ「す、すいませ~ん」<br>
みちお「(失神)」<br>
ハルキ「俺は回りくどいのが嫌いだ!よって、ここに要求する!おとなしく俺達のパソコンを返せ!!!!!」<br>
一同 「な、なんだってーーーーー!?」<br>
コンピ研「ちょ、ちょっとまってよ!アタシ達のパソコンなんだからねっ!馬鹿な事言わないで!」<br>
ハルキ「黙れ、キシリア・ザビ!」<br>
コンピ研「は?」<br>
ハルキ「てことで、出撃だ。サーモンピンク」<br>
みちお「え?あ、ああ。そこのお嬢さん?」<br>
コンピ研「あ、アタシ?(///)」<br>
みちお「そう。キミだ……ちょっと、パソコンが欲しいんだよね、僕達」<br>
コンピ研「えっっと……いいよっ!」<br>
ハルキ・キョウ「さすが美形」<br>
 <br>
 キョウ「なんだかんだで、サイト作ったわ。えっへん」<br>
ハルキ「ない胸を張るな」<br>
キョウ「むか#」<br>
ハルキ「……ほう、なかなかいい出来だ」<br>
みちお「さすがキョウちゃんだね」<br>
長門 「……GJ」<br>
キョウ「えへへ、照れるなあ♪」<br>
ハルキ「うおっし、んじゃあ、サーモンピンク!着替えるぞ!」<br>
みちお「へ?うわ!やめろ!ズボンはまずいって!アッー!」<br>
キョウ「ちょっと!何やってんのよっ!きゃああああっ!」<br>
長門 「廊下に出ているといい……って、言う前に行っちゃった」<br>
ハルキ「男なら、フンドシ一丁に限る!なあ、サーモン!」<br>
みちお「……もうお婿に行けない……」<br>
 <br>
キョウ「で、そんな妙な格好で『チーム・SOS』所信表明のビラを配りに行った、と」<br>
ハルキ「おうよ!」<br>
みちお「……死にたい……」<br>
キョウ「で、担任の岡部他数名に止められた、と」<br>
ハルキ「ああ。あいつらは、俺達の熱さがわかってないのさ。クソがああああああああ!」<br>
キョウ「発狂しないの。やれやれ」<br>
長門 「……カマキリ拳法……実用性に欠ける」<br>
一同 「………」<br>
長門 「続けてくれ」<br>
ハルキ「あ~~~~~~~~~つまらん!俺は帰るぞ!だっふんだ!」<br>
キョウ(慣れていくのね……自分でもわかるわ)<br>
みちお「ああ、青春は何処へ……」<br>
 <br>
ハルキ「転校生、ダーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」<br>
キョウ「うひゃあっ!?び、びっくりさせないでよ!」<br>
ハルキ「いやあ、転校生が来ないものかと思っていたのだが、本当にきたらしいぞ」<br>
キョウ「はあ……」<br>
ハルキ「じゃ、ちょっくら引き入れてくる」<br>
キョウ「え、ちょっと!……行っちゃった」<br>
長門 「やはり、熱い……」<br>
みちお「だな」<br>
キョウ「どっから沸いて出た」<br>
 <br>
キョウ「涼宮君、おそいなあ」<br>
みちお「転校生を引きずり回してんだろ?たぶん」<br>
キョウ「そうなのかなあ?……あ、役満じゃん!」<br>
みちお「あれれっ?負けちゃったよ……いくらだっけ?」<br>
キョウ「五万円」<br>
みちお「高いよ……」<br>
ハルキ「へええええええええええいいいいっ!!!!ゥおまちいいいいい!!!!!!即戦力の転校生を連れて来たぞ、メンバー諸君!!!!!その名も――」<br>
古泉百合子「えと、古泉百合子ですっ!ガチレズじゃないです!」<br>
 <br>
キョウ(お、女の子!?)<br>
みちお「ほほう。へえ。ふうん」<br>
長門 「ホルスタイン……」<br>
ハルキ「こいつもSOSに加入してくれるそうだ!!!つーか、加入しろ!!!あ、色は黒な。黒百合。ブラックサレナ」<br>
百合子「でも、ここって、何する所なんです?」<br>
キョウ「そうよ。私達も知らないんだから、そろそろ教えてちょうだいよ」<br>
みちお「うむ」<br>
長門 「許可を」<br>
ハルキ「おお、みんな、やる気だなあ!よおし、発表するぜぇ!我々『世界を大いに暑苦しくするための涼宮ハルキの男組』の<br>
    活動目的は……<br>
キョウ(男組なのに女が居るのは突っ込んだらダメよ)<br>
ハルキ「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者を見つけ出し、共に闘う事だアアアアアアアアアアああ!!!!!!!!」<br>
キョウ「全世界沈黙なんて、私、言わないわよ、杉田さん!!!!!」<br>
 <br>
 <br>
ハルキ「つーことで、今週末はみんなでアドベンチャーだかんな!!!!」<br>
キョウ「はいっ!?」<br>
 <br>
 <br>
長門 「これ」<br>
キョウ「?貸してくれるの?」<br>
長門 (コクリ)<br>
キョウ「あ、ありがとう……」<br>
長門 「じゃ、よろしく」<br>
キョウ「かえっちゃった……(この百合漫画、どうしろっての?)」<br>
 </p>

復元してよろしいですか?