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数字でみるSOS団2」を以下のとおり復元します。
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<p>(数字で見るSOS団を先に読んでおいた方が色々楽かもしれません)</p>
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<p>「数字でみるSOS団~!」</p>
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<p>古泉の威勢のいい掛け声と、</p>
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<p>「いぇーい!」</p>
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ハルヒのはしゃぐ声で、ハルヒ的には一回目、俺達的には二回目の数字で暴露する会が始まった。この前のやつから、俺とハルヒは相思相愛………一般的に言えば、付き合っている、『恋人』という関係だ。あの時は参ったぜ。長門の暴露からの俺の鈍感を指摘し、告白を促すような言動により、後押しされるとはな。</p>
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あの後の古泉から貰った地図によるお陰で、家に辿り着く事は出来ても、その場になって、どう告白するかさえ、全く、全くもって、ミジンコ程も考えていなかったからな。</p>
<p>過去の俺と話が出来たら、今のこの現状を言っても、信じられんだろう。</p>
<p>まあ、何せ、俺は『俺』と話などしていないしな。</p>
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<p>「涼宮さんの<strong>205</strong>!」</p>
<p>古泉の声と共に、ハルヒがこっちを見てくる。何だその目は。</p>
<p>「え~、そうですね」</p>
<p>だからなんだその目は。</p>
<p>「折角だから、あなたにこれを読み上げて貰いましょうか」</p>
<p>は?古泉、お前何を……。</p>
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<p>俺は手渡された紙に書かれた文字を読み上げる。</p>
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<p>「前、休んだ時に見た、夢の合計……?」</p>
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<p>何を書いているんだこいつは。夢の合計?全部?悪夢もか?</p>
<p>「おいハルヒ」</p>
<p>「何よ」</p>
<p>「『何よ』じゃねぇ、何だこれは」</p>
<p>ハルヒは俺を睨みつつ、</p>
<p>「あんたそんなことも分らないの?夢よ夢、全部よ」</p>
<p>溜息をついている。</p>
<p>まあいい。古泉、次だ。</p>
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<p>「お恥ずかしい限りですが、今回はもうありません」</p>
<p>は?</p>
<p>「ですから、もうデータが無いのです」</p>
<p>お前何で仕込んでないんだ?</p>
<p>「いえ、数日前に予行演習をしたので………。</p>
<p>なので、これからはお二人でお楽しみ下さい。あなたの家か、涼宮さんの家かで」</p>
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<p>マジか。</p>
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<p>唐突に終わり。</p>

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