SOS男
<p>これは「涼宮ハルヒの憂鬱」の男性キャラ(特に国木田くん)が好きな自分のコメディー小説です<br /> 見ようとしてくれている人に注意しておきますが・・・「まだ慣れてないから所々で間違いが生じる可能性がある」「本編と設定が違う場合がある」「女性キャラが全然出てこない」このことを肝に銘じてくれるとありがたいです</p> <p><br /> 登場人物<br /><br /> キョンくん・・・正直彼の語りを真似できるか不安です<br /><br /> 古泉くん・・・超能力は使いません<br /><br /> 谷口くん・・・彼には色々迷惑をかけるかもしれません<br /><br /> 国木田くん・・・一番好きなキャラだからがんばりたいと思いますが・・・<br /><br /> 「雪山遭難群」語り手・・・キョン</p> <p>ん? 雪山? 遭難? ちょっと待て、言いたいことは山ほどあるがまずひとつ・・・なんで俺達は吹雪が吹き荒れる雪山になんかいるんだ?<br /> 古泉「恐らく作者の仕業でしょう。僕達が遭難することを望んだみたいですね」<br /> くそ! 根性の悪い作者だ!<br /> 古泉「SSの中では、作者という存在は神のようなもの・・・彼らの気分次第で登場人物は消されてしまう。だからあなたもこれ以上文句を言わない方が・・・」<br /> いきなり足攣ったあ!<br /> 国木田「谷口・・・寝ちゃ駄目だよ・・・」<br /> 谷口「ああ・・・向こうのお花畑で可愛い女の子が手を振ってる・・・」<br /> 国木田「・・・いっそのこと捨てて行こうかな」<br /> 古泉「あっ! 国木田くんは無事でしたか。良かった」<br /> まあ作者のお気に入りだからな・・・<br /> 国木田「キョン、谷口が起きなくて困ってるんだよ」<br /> 谷口も無事だったか。よし、まずはMDプレイヤーを用意! 次にイヤホンを谷口の耳にセット! 最後に音量を最大にしてスイッチオーン!<br /> 谷口「WA~~~~~~~~~~~~~~!」<br /> 良い子は真似するなよ<br /> 国木田「そういえばマーティは今どうしてるんだろう・・・」<br /> ショック療法によって目覚めた谷口を連れて下山していく俺達。<br /> 谷口「(耳いてえ・・・)なあ、本当にこっちであってんのか?」<br /> 古泉「んっふ、ご安心を。僕のコンパスは正確です」<br /> 吹雪が勢いを増してきたな・・・あんまり離れるなよ<br /> 古泉「了解です」<br /> って・・・んなにくっつくな! 俺に密着してきた古泉を全力で突き飛ばす。<br /> 古泉「あはは・・・悪戯が過ぎてしまいましたね」<br /> 国木田「あれ? 古泉くん、コンパスはどうしたの?」<br /> 古泉「え・・・どうやら突き飛ばされたときにどこかへ・・・」<br /> アホオオオオオオオオオオオ!<br /> 谷口「おい、あそこに小屋があるぜ」<br /> 迷いに迷って数分後、谷口が見つけた小屋へ非難する。<br /> 古泉「吹雪が止むまでここで待ちましょう」<br /> 国木田「結構古い小屋だね・・・」<br /> 確かに・・・<br /> 古泉「なんとなく気味が悪いですね」<br /> 谷口「にしても暇だなあ! なんか面白い話とかないのか? このままじゃ眠くなっちまう」<br /> 古泉「では、男色の素晴らしさを・・・」<br /> 語らんでよろしい!<br /> 国木田「いま思いだした話だけど・・・聞く?」<br /> 谷口「おう!」<br /> 国木田「昔ね? 僕達のように雪山で道に迷った父子が、古い小屋を見つけて一晩過ごすことにしたんだって。その夜、外から変な物音が聞こえることに気づいた息子が目を覚ますと、入り口に真っ白い顔をした女が立っていた。女は寝ている父親の傍へ行くと、氷のように冷たい吐息で父親を凍死させてしまったんだ。思わず悲鳴を上げてしまった息子に気付いた女は・・・彼に近づき、お前は」<br /> 谷口「お前は馬鹿かあああああああ! 今そんな話すんじゃねえええええ!」<br /> 怒った谷口が国木田を羽交い絞めにする。<br /> 国木田「こんな話を聞いたら眠れなくなるかと思ったんだよ・・・」<br /> 谷口「よけいなお世話だ!」<br /> 結局・・・国木田の企みも空しく睡魔に襲われた俺達は、ある秘策を実行した。まず4人が隅っこに寝る。最初の1人が隣の隅で寝てる相手を起こし、相手が座っていた場所に寝る。起こされた方は次の相手を起こしに行くという作戦だ。<br /> 古泉「ほら、起きてください。でないとあなたの寝顔に悪戯を・・・」<br /> とりあえずこいつのイケメンにビンタを食らわしておいた。<br /> 国木田「う・・・ん・・・」<br /> 起きろよ、国木田。<br /> 国木田「やめてよ・・・古泉くん・・・」<br /> なに寝ぼけて・・・<br /> 国木田「キョンが・・・振り向いてくれないからって・・・こんなの・・・嫌だよ・・・」<br /> お前は夢ん中でなにをされてんだよおおおおおお!<br /> 国木田「ごめんごめん。さて、次は・・・」<br /> 国木田を起こした俺は、次に古泉が起こしに来たらぶん殴ってやろうと心に刻み込んで眠りについた。<br /> 谷口「もう少し寝かせてくれよ・・・」<br /> 国木田「・・・・・・まずMDプレイヤーを用意、次にイヤホンを谷口の耳にセット、最後に音量を最大まで上げてスイッチオン・・・」<br /> 谷口「WA~~~~~~~~~~~!WA~~~~~~~~~!」<br /> 国キラ「計算通り・・・良い子は真似しちゃ駄目だよ」<br /> 谷口「次は・・・古泉か。ああ眠い・・・ん? 古泉いねえぞ? トイレでも行ったのか? なら大丈夫か・・・寝よう・・・」</p> <p>古泉「す~~~~~~~す~~~~~~~~」</p> <p>キョン「ぐう・・・」</p> <p>国木田「・・・やめてよ・・・キョン・・・」</p> <p>谷口「ZZZ」</p> <p>終わり</p>